JP2006072015A - カラーホイールのモータへの固定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 カラーホイールのモータへの取付け強度や位置精度を高めつつ、カラーホイール固定後のモータの精度を確保する。
【解決手段】 まず、モータへと組み込む前のハブ105と、カラーホイール10とを、互いに固定する。この際、ハブ105の回転精度に影響を与えない部位を、適切なクランプ手段や載置冶具等によって保持して、ハブ105に対しカラーホイール10を固定する。したがって、ハブ105に対しカラーホイール10を固定する際には、モータ106の軸受へと過大な応力や熱が加わることがなくなる。その後に、カラーホイール10が固定されたハブ105を、モータ106を構成する他の部材と一体化する。
【選択図】 図1
【解決手段】 まず、モータへと組み込む前のハブ105と、カラーホイール10とを、互いに固定する。この際、ハブ105の回転精度に影響を与えない部位を、適切なクランプ手段や載置冶具等によって保持して、ハブ105に対しカラーホイール10を固定する。したがって、ハブ105に対しカラーホイール10を固定する際には、モータ106の軸受へと過大な応力や熱が加わることがなくなる。その後に、カラーホイール10が固定されたハブ105を、モータ106を構成する他の部材と一体化する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、時分割型の分光装置のフィルタ素子として好適なカラーホイールの、モータへの固定方法に関するものである。
従来、投射型の画像表示装置における色合成の方式は、画素毎の光量を調節して画像を生成するライトバルブ素子を1つ使用し、画素ごとにR(赤色)光、G(緑色)光、B(青色)光に分光する単板式、R光用、G光用、B光用にライトバルブ素子を3つ使用して並列に生成したR画像、G画像、B画像を合成する3板式などの方式が一般的であった。近年、たとえば強誘電性液晶表示素子やデジタルマイクロミラーデバイスなどの高速スイッチング可能なライトバルブ素子が実用化されるにつれて、1つのライトバルブ素子にR光、G光、B光を順次入射させ、そのライトバルブ素子を入射光の切り替えに同期させて駆動してR画像、G画像、B画像を時系列的に生成し、それらを順次スクリーン等に投射する時分割型の単板方式が広く使用されるようになってきている。この場合、画像の色合成はいわゆる残像効果により観察者の視覚系において実行されるものである。この方式によれば、比較的単純な光学系を用いて装置の小型化、軽量化を達成できるため、投射型の画像表示装置を低コストで実現する上で好適な方式である。カラーホイールは、このような画像表示装置において、白色光源から出射する光を、R、G、Bそれぞれの波長帯域の光に順次分光する時分割型分光装置用のフィルタ素子として、好適に使用されるものである。
このようなカラーホイールを備えた時分割型の分光装置の例を図6に示す。図6におい
て、分光装置200はカラーホイール100と、モータ106とを備えている。カラーホイール100は、たとえば光学ガラスなどの光透過性材料からなる円盤状の基板101上に、たとえばR光のみを透過させるフィルタ領域102、G光のみを透過させるフィルタ領域103、B光のみを透過させるフィルタ領域104が形成され、モータ106の構成部材であるハブ105に対し、カラーホイール100が固定されている。この分光装置200は、モータ106の回転につれてカラーホイール100が高速回転し、カラーホイール100に入射する白色光Sの入射面に対するフィルタ領域がR透過フィルタ領域102、G透過フィルタ領域103、B透過フィルタ領域104と順次切り替ることによって、入射白色光SをそれぞれR光、G光、B光に順次分光するものである。
て、分光装置200はカラーホイール100と、モータ106とを備えている。カラーホイール100は、たとえば光学ガラスなどの光透過性材料からなる円盤状の基板101上に、たとえばR光のみを透過させるフィルタ領域102、G光のみを透過させるフィルタ領域103、B光のみを透過させるフィルタ領域104が形成され、モータ106の構成部材であるハブ105に対し、カラーホイール100が固定されている。この分光装置200は、モータ106の回転につれてカラーホイール100が高速回転し、カラーホイール100に入射する白色光Sの入射面に対するフィルタ領域がR透過フィルタ領域102、G透過フィルタ領域103、B透過フィルタ領域104と順次切り替ることによって、入射白色光SをそれぞれR光、G光、B光に順次分光するものである。
さて、図7、図8には、別々に作成された複数の扇形カラーフィルタセグメントを同心円状に配列して、互いに固定することにより構成された「セグメントタイプ」のカラーホイール160の構造例を示している。このカラーホイールは、複数(図7では4つ)の独立した扇形カラーフィルタセグメント112、114、116、118を、支持体120および保持リング122を用いて固定することによって、カラーホイール160を構成したものである。
図7のカラーホイール160は、図8に分解断面図でも示すように、支持体120の小径円筒部120aに対し、各扇形カラーフィルタセグメント112〜118の内周辺112a〜118aを当接させることによって、各扇形カラーフィルタセグメントの、(カラーホイールの)半径方向の位置決めを行い、かつ、支持体120の環状座部120bに対し、各扇形カラーフィルタセグメント112〜118の内周辺寄りの側面を当接させることにより、各扇形カラーフィルタセグメントの厚み方向の位置合わせを行うものである。
図7のカラーホイール160は、図8に分解断面図でも示すように、支持体120の小径円筒部120aに対し、各扇形カラーフィルタセグメント112〜118の内周辺112a〜118aを当接させることによって、各扇形カラーフィルタセグメントの、(カラーホイールの)半径方向の位置決めを行い、かつ、支持体120の環状座部120bに対し、各扇形カラーフィルタセグメント112〜118の内周辺寄りの側面を当接させることにより、各扇形カラーフィルタセグメントの厚み方向の位置合わせを行うものである。
さらに、支持体120の中心穴120cに対し、保持リング122の小径部122aを嵌合させ、保持リング122の環状座部122bと支持体120の環状座部120bとで、各扇形カラーフィルタセグメント112〜118の内周辺寄りの側面を挟持し、さらに、各扇形カラーフィルタセグメント112〜118と支持体120とカバー112とを接着固定することにより、各扇形カラーフィルタセグメント112〜118は一体化される。そして、保持リング122の中心穴122cを、図6に示すハブ105に挿通して固定することにより、モータ106に対して固定される(例えば、特許文献1、2参照。)。
図9には、図6に示すモータ106の一例として、ハブ105と回転軸107とが一体に固定され、回転軸107が軸受108を介してハウジング109に軸支された、いわゆる「軸回転タイプ」のモータを示している。なお、ハブ105の外周円筒部105aの内壁にはロータマグネット110が固定され、ハウジング109にはステータ111が固定され、ステータ111にコイル111aが支持されている。
さて、従来のカラーホイール160のモータへの固定方法は、以上のように、モータ106に組み込まれたハブ105に対して、カラーホイール160を接着固定する手順を採っている。ここで、上記モータ106のハブ105に対し、カラーホイール160を接着する工程において、その接着強度を十分なものとするため十分な圧接力を付与し、かつ、ハブ105に対するカラーホイール160の位置精度を高めるために、微調整を行うこと等により、精密部品であるモータ106の軸受108に対し過大な応力や熱を加えることとなる。その結果として、モータ106の軸受108の精度を低下させ、カラーホイール160を固定した後のモータ106に、回転時の騒音発生や、重心位置のずれを発生させる一因となっていた。
さて、従来のカラーホイール160のモータへの固定方法は、以上のように、モータ106に組み込まれたハブ105に対して、カラーホイール160を接着固定する手順を採っている。ここで、上記モータ106のハブ105に対し、カラーホイール160を接着する工程において、その接着強度を十分なものとするため十分な圧接力を付与し、かつ、ハブ105に対するカラーホイール160の位置精度を高めるために、微調整を行うこと等により、精密部品であるモータ106の軸受108に対し過大な応力や熱を加えることとなる。その結果として、モータ106の軸受108の精度を低下させ、カラーホイール160を固定した後のモータ106に、回転時の騒音発生や、重心位置のずれを発生させる一因となっていた。
なお、かかる問題は、図7、図8に示すセグメントタイプのカラーホイール160と異なり、当初から一体のディスク上に各色フィルタが形成され、支持体を持たない「モノリシックタイプ」のカラーホイールを、モータ106に固定する場合も同様に生じ得るものであり、モータ106の精度低下を防ぐことが可能な、カラーホイールのモータへの固定方法が求められていたところである。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カラーホイールのモータへの取付け強度や位置精度を高めつつ、カラーホイール固定後のモータの精度を確保することにある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カラーホイールのモータへの取付け強度や位置精度を高めつつ、カラーホイール固定後のモータの精度を確保することにある。
上記課題を解決するための、本発明の請求項1に係るカラーホイールのモータへの固定方法は、異なる波長帯域の光を透過または反射する複数のフィルタ領域が形成されたカラーホイールを、モータに固定する方法であって、前記カラーホイールを、前記モータを構成するハブに取り付けた後に、該ハブを、前記モータを構成する他の部材と一体化することを特徴とするものである。
本発明によれば、ハブに対しモータの軸受が固定されていない状態で、ハブの、回転精度に影響を与えない部位を、適切なクランプ手段や載置冶具等によって保持して、ハブに対しカラーホイールを固定する。したがって、ハブに対しカラーホイールを固定する際には、モータの軸受へと過大な応力や熱が加わることがなくなる。かかる固定作業の後、カラーホイールが固定されたハブを、軸受と共にモータの他の部分に組み込み、モータとして一体化することで、所望のモータ精度を確保することができる。
本発明によれば、ハブに対しモータの軸受が固定されていない状態で、ハブの、回転精度に影響を与えない部位を、適切なクランプ手段や載置冶具等によって保持して、ハブに対しカラーホイールを固定する。したがって、ハブに対しカラーホイールを固定する際には、モータの軸受へと過大な応力や熱が加わることがなくなる。かかる固定作業の後、カラーホイールが固定されたハブを、軸受と共にモータの他の部分に組み込み、モータとして一体化することで、所望のモータ精度を確保することができる。
また、本発明の請求項2に係る方法は、請求項1記載の方法において複数のカラーフィルタセグメントを同心円状に配列して、前記ハブに直接固定するものである。
すなわち、前述のセグメントタイプのカラーホイールをハブに固定する際に、モータの軸受が組み立てられていない状態で、ハブの、回転精度に影響を与えない部位を適切な保持手段により保持して、ハブに対しカラーホイールを固定する。したがって、ハブに対し複数のカラーフィルタセグメントを固定する際には、モータの軸受への過大な応力や熱が加わることを無くすことができる。そして、セグメントタイプのカラーホイールが固定されたハブを、軸受と共にモータの他の部分に組み込むことで、セグメントタイプのカラーホイールが固定されたモータに、所望の精度を確保することができる。
すなわち、前述のセグメントタイプのカラーホイールをハブに固定する際に、モータの軸受が組み立てられていない状態で、ハブの、回転精度に影響を与えない部位を適切な保持手段により保持して、ハブに対しカラーホイールを固定する。したがって、ハブに対し複数のカラーフィルタセグメントを固定する際には、モータの軸受への過大な応力や熱が加わることを無くすことができる。そして、セグメントタイプのカラーホイールが固定されたハブを、軸受と共にモータの他の部分に組み込むことで、セグメントタイプのカラーホイールが固定されたモータに、所望の精度を確保することができる。
また、本発明の請求項3に係る方法は、請求項2記載の方法において、前記ハブから突出する凸部を設けると共に、前記カラーフィルタセグメントに前記凸部を受け入れるための凹部または貫通穴を形成し、該凹部または貫通穴に対し前記ハブから突出する凸部を係合させることとしたものである。
この方法によれば、上記作用に加え、ハブから突出する凸部が、カラーフィルタセグメントに形成された凹部または貫通穴と係合することで、ハブに対する各カラーフィルタセグメントの半径方向の位置決めがなされることとなる。よって、カラーホイールが高速回転する際に、各カラーフィルタセグメントに作用する遠心力に抗して、各カラーフィルタセグメントの飛散を確実に防止することができる。しかも、ハブと各カラーフィルタセグメントとの固定に際し、これらと独立した固定用の部品を用いることなく、確実に両者を固定することが可能となる。
この方法によれば、上記作用に加え、ハブから突出する凸部が、カラーフィルタセグメントに形成された凹部または貫通穴と係合することで、ハブに対する各カラーフィルタセグメントの半径方向の位置決めがなされることとなる。よって、カラーホイールが高速回転する際に、各カラーフィルタセグメントに作用する遠心力に抗して、各カラーフィルタセグメントの飛散を確実に防止することができる。しかも、ハブと各カラーフィルタセグメントとの固定に際し、これらと独立した固定用の部品を用いることなく、確実に両者を固定することが可能となる。
一方、本発明の請求項4に係る方法は、請求項2記載の方法において、複数のカラーフィルタセグメントを、環状フランジ部を備える支持体に対し同心円状に配列して固定し、該支持体を前記ハブに固定することとしたものである。
したがって、各カラーフィルタセグメントの固定に支持体を用いた、セグメントタイプのカラーホイールをハブに固定する際にも、ハブに軸受が組み立てられていない状態で、ハブの、回転精度に影響を与えない部位を適切な保持手段により保持して、ハブに対しカラーホイールを固定することで、かかる固定作業の際に、モータの軸受への過大な応力や熱が加わることを無くすことができる。そして、セグメントタイプのカラーホイールが固定されたハブを、軸受と共にモータの他の部分に組み込むことで、所望のモータ精度を確保することができる。
したがって、各カラーフィルタセグメントの固定に支持体を用いた、セグメントタイプのカラーホイールをハブに固定する際にも、ハブに軸受が組み立てられていない状態で、ハブの、回転精度に影響を与えない部位を適切な保持手段により保持して、ハブに対しカラーホイールを固定することで、かかる固定作業の際に、モータの軸受への過大な応力や熱が加わることを無くすことができる。そして、セグメントタイプのカラーホイールが固定されたハブを、軸受と共にモータの他の部分に組み込むことで、所望のモータ精度を確保することができる。
また、本発明の請求項5に係る方法は、請求項4記載の方法において、前記支持体の環状フランジ部から突出する凸部を設けると共に、前記カラーフィルタセグメントに前記凸部を受け入れるための凹部または貫通穴を形成し、該凹部または貫通穴に対し前記支持体の環状フランジ部から突出する凸部を係合させるものである。
そして、上記作用に加え、支持体の環状フランジ部から突出する凸部が、カラーフィルタセグメントに形成された凹部または貫通穴と係合することで、支持体に対する各カラーフィルタセグメントの半径方向の位置決めがなされることとなる。よって、カラーホイールが高速回転する際に、各カラーフィルタセグメントに作用する遠心力に抗して、各カラーフィルタセグメントの飛散を確実に防止することができる。
そして、上記作用に加え、支持体の環状フランジ部から突出する凸部が、カラーフィルタセグメントに形成された凹部または貫通穴と係合することで、支持体に対する各カラーフィルタセグメントの半径方向の位置決めがなされることとなる。よって、カラーホイールが高速回転する際に、各カラーフィルタセグメントに作用する遠心力に抗して、各カラーフィルタセグメントの飛散を確実に防止することができる。
また、本発明の請求項6に係る方法は、請求項2から5のいずれか1項記載の方法において、前記複数のカラーフィルタセグメントからなるカラーホイールを、接着により前記ハブに固定することとしたものであり、本発明の請求項7に係る方法は、請求項2から6のいずれか1項記載の方法において、前記複数のカラーフィルタセグメントからなるカラーホイールを、クランプにより前記ハブに固定することとしたものである。
このように、複数のカラーフィルタセグメントからなる、セグメントタイプのカラーホイールを、接着による固定方法もしくはクランプによる機械的固定方法の少なくとも一方を用いて、モータの軸受が固定されていない状態のハブに対し確実に固定する。そして、当該ハブを軸受と共にモータの他の部分に組み込むことで、所望のモータ精度を確保することができる。
このように、複数のカラーフィルタセグメントからなる、セグメントタイプのカラーホイールを、接着による固定方法もしくはクランプによる機械的固定方法の少なくとも一方を用いて、モータの軸受が固定されていない状態のハブに対し確実に固定する。そして、当該ハブを軸受と共にモータの他の部分に組み込むことで、所望のモータ精度を確保することができる。
また、本発明の請求項8に係る方法は、請求項1記載のカラーホイールのモータへの固定方法において、前記カラーホイールは一体の円盤状基板に、前記複数のフィルタ領域を形成したものである。
この方法によれば、前述のモノリシックタイプのカラーホイールをハブに固定する際に、ハブにモータの軸受が組み立てられていない状態で、ハブの、回転精度に影響を与えない部位を適切な保持手段により保持し、ハブに対しカラーホイールを固定することで、かかる固定作業の際に、モータの軸受への過大な応力や熱が加わることを無くすことができる。そして、カラーホイールが固定されたハブを、軸受と共にモータの他の部分に組み込むことで、モノリシックタイプのカラーホイールが固定されたモータに、所望の精度を確保することができる。
この方法によれば、前述のモノリシックタイプのカラーホイールをハブに固定する際に、ハブにモータの軸受が組み立てられていない状態で、ハブの、回転精度に影響を与えない部位を適切な保持手段により保持し、ハブに対しカラーホイールを固定することで、かかる固定作業の際に、モータの軸受への過大な応力や熱が加わることを無くすことができる。そして、カラーホイールが固定されたハブを、軸受と共にモータの他の部分に組み込むことで、モノリシックタイプのカラーホイールが固定されたモータに、所望の精度を確保することができる。
また、本発明の請求項9に係る方法は、請求項8記載の方法において、前記カラーホイールを、接着により前記ハブに固定することとしたものであり、本発明の請求項10に係る方法は、請求項8または9記載の方法において、前記カラーホイールを、クランプにより前記ハブに固定することとしたものである。
このように、接着による固定方法もしくはクランプによる機械的固定方法の少なくとも一方を用いて、モータの軸受が固定されていない状態のハブに対し、モノリシックタイプのカラーホイールを確実に固定する。そして、当該ハブを軸受と共にモータの他の部分に組み込むことで、所望のモータ精度を確保することができる。
このように、接着による固定方法もしくはクランプによる機械的固定方法の少なくとも一方を用いて、モータの軸受が固定されていない状態のハブに対し、モノリシックタイプのカラーホイールを確実に固定する。そして、当該ハブを軸受と共にモータの他の部分に組み込むことで、所望のモータ精度を確保することができる。
また、上記各発明において、前記ハブにロータマグネットを固定すると同時に、前記ハブに前記カラーホイールを固定することとしても良い。それぞれの接着工程を共通化することにより、製造工程の削減を図ることができる。
本発明はこのように構成したので、カラーホイールのモータへの取付け強度や位置精度を高めつつ、カラーホイール固定後のモータの精度を確保することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、従来技術と同一部分、若しくは相当する部分については、同一の符号を付して、詳しい説明を省略する。
本発明の実施の形態に係るカラーホイールのモータへの固定方法は、まず、図1の上段に示すように、モータへと組み込む前のハブ105とカラーホイール10とを、図1の中段に示すように互いに固定するものである。その後に、図1の下段に示すように、カラーホイール10が固定されたハブ105を、モータ106を構成する他の部材と一体化するものである。
なお、ハブ105に対しカラーホイール10を固定する際には、ハブ105の回転精度に影響を与えない部位を、適切なクランプ手段や載置冶具等によって保持して、ハブ105に対しカラーホイール10を固定する。また、かかる固定の際には、接着による固定方法、もしくは、従来からハードディスクドライブに用いられていたディスククランプ等と同様に、カラーホイール10の中心部から一定の範囲を抑え付けることが可能なクランププレートを、ハブ105に対しねじ等を用いて固定するもの等、機械的固定方法の、一方若しくは両方を用いることが可能である。なお、図1の例は、カラーホイール10にモノリシックタイプを用い、ハブ105に対する固定手段として接着剤を用いたものである。
本発明の実施の形態に係るカラーホイールのモータへの固定方法は、まず、図1の上段に示すように、モータへと組み込む前のハブ105とカラーホイール10とを、図1の中段に示すように互いに固定するものである。その後に、図1の下段に示すように、カラーホイール10が固定されたハブ105を、モータ106を構成する他の部材と一体化するものである。
なお、ハブ105に対しカラーホイール10を固定する際には、ハブ105の回転精度に影響を与えない部位を、適切なクランプ手段や載置冶具等によって保持して、ハブ105に対しカラーホイール10を固定する。また、かかる固定の際には、接着による固定方法、もしくは、従来からハードディスクドライブに用いられていたディスククランプ等と同様に、カラーホイール10の中心部から一定の範囲を抑え付けることが可能なクランププレートを、ハブ105に対しねじ等を用いて固定するもの等、機械的固定方法の、一方若しくは両方を用いることが可能である。なお、図1の例は、カラーホイール10にモノリシックタイプを用い、ハブ105に対する固定手段として接着剤を用いたものである。
また、本発明の実施の形態において、ハブ105にロータマグネット110を固定する手順は、図1の例では、ハブ105にカラーホイール10を固定する以前に、ロータマグネット110をハブ105に固定しているが、本発明においては、ハブ105にロータマグネット110を固定すると同時に、ハブ105にカラーホイール10を固定することが可能となり、従来技術においてはそれぞれ別工程とせざるを得なかった各接着工程を共通化することができる。
一方、セグメントタイプのカラーホイール(図3のカラーホイール11を参照)を用いる場合であっても、モータへと組み込む前のハブ105に対して、カラーホイール11を固定し、その後に、ハブ105を、モータ106を構成する他の部材と一体化する手順とする。また、セグメントタイプのカラーホイールの場合には、図2に示すように、ハブ105から凸部としてのピン18を突出させると共に、カラーフィルタセグメント12(以下、単に「セグメント」ともいう。)に、ピン18を受け入れるための凹部または貫通穴20(図示の例では貫通穴)を形成し、ピン18を貫通穴20に一致させて、カラーフィルタセグメント12をハブ105に接着固定することが望ましい。
なお、図2では、一つのセグメント12のみ図示しているが、実際には、図3に示すように、複数のセグメント12、13、14、15によって、円形のカラーホイール11が形成されるものである。また、各セグメント毎に、ピン18と貫通穴20とが配置される。さらに、1つのセグメント毎のピン18および貫通穴20の数は、図2の二つに限らず、必要に応じて一つとしても良く、三つ以上のピン18および貫通穴20を設けることとしても良い。
また、ピン18は、図2のように単純な円柱状のものを用いるのみならず、その先端部に面取りが施されたピンを用いることとしても良く、ピンは半球状に形成されていても良い。さらに、ピン18に替えて、ハブ105からベアリングボール等のボール24(図3参照)を突出させることとしても良い。また、ハブ105に対する、ピン18等の凸部の固定方法は、ハブに形成した凹部または貫通穴に対し、ピン18を圧入することによって固定しても良く、また、ハブに形成した凹部または貫通穴に対し隙間嵌め状態でピン18を挿入し、接着剤を用いてこれを接着固定しても良い。
なお、セグメント12、13、14、15の基材としてはガラス材が一般的に用いられているが、このガラス材に凹部または貫通穴を形成するには、通常の機械加工によっても行うことができるが、それ以外にも超音波加工、ブラスト加工またはレーザ加工等の方法が適用可能できる。
なお、セグメント12、13、14、15の基材としてはガラス材が一般的に用いられているが、このガラス材に凹部または貫通穴を形成するには、通常の機械加工によっても行うことができるが、それ以外にも超音波加工、ブラスト加工またはレーザ加工等の方法が適用可能できる。
また、セグメント12をハブ105に取付けるに際し、ピン18を備えないハブ105とセグメント12とを重ね合わせ、ハブ105に形成されたピン穴と、セグメント12の貫通穴20とを一致させた状態で、ピン18をセグメント12の貫通穴20およびハブ105のピン穴に圧入固定し、または挿入して接着固定することとしてもよい。そして、何れの場合においても、ハブ105から突出するピン18が、最終的な完成状態において、セグメント12に形成された貫通穴20と係合することで、ハブ105に対する各セグメント12の半径方向の位置決めがなされる。
なお、ピン18とセグメント12の貫通穴20との固定方法についても、ピン18を、セグメント12の貫通穴20に対し圧入固定するものであってもよく、ピン18を、隙間嵌め状態で貫通穴20に挿入し、ピン18をセグメント12の貫通穴20に対し接着固定するものであってもよい。
なお、ピン18とセグメント12の貫通穴20との固定方法についても、ピン18を、セグメント12の貫通穴20に対し圧入固定するものであってもよく、ピン18を、隙間嵌め状態で貫通穴20に挿入し、ピン18をセグメント12の貫通穴20に対し接着固定するものであってもよい。
さらに、ピン18に替えてボール(ベアリングボール等)を用いる場合の応用例として、図3に斜視図で示すように、ハブ105の各セグメント12、13、14、15との当接面に、ボール24を受け入れるための環状の溝30を形成することとしても良く、また、環状の溝30を所定の長さに分断して、円弧状の溝を構成することとしてもよい。そして、これらの構成によれば、ハブ105とカラーフィルタセグメント12、13、14、15とを接着させる際に、ボール24をハブ105に形成された円弧上の溝30若しくは環状の溝に係合させて移動または転動させることができることから、ハブ105とカラーフィルタセグメント12、13、14、15とを当接させた状態で、両者の円周方向の相対位置を変化させて、いわゆる摺り合わせによる接着剤の延ばしを行うことが可能となる。
また、ハブ105の凸部18、24と、カラーフィルタセグメント12の凹部または貫通穴20とが、圧入固定されているものとしても良く、ハブ105の凸部18、24と、カラーフィルタセグメント12の凹部または貫通穴20とが挿入状態で、ハブ105とカラーフィルタセグメント12とが接着されていても良い。
以上の、セグメントタイプのカラーホイール11をハブ105へ固定する方法は、いずれも、カラーホイール11をハブ105に直接的に固定する方法であるが、図4に示すように、複数のセグメントを同心円状に配列して固定するための環状フランジ部16aを備える支持体16(図示の例では、支持体16は、単純な円盤状に形成されている。)を用いて、各セグメント12〜15を固定し、セグメントタイプのカラーホイール11として完成させた後、カラーホイール11をハブ105に固定することとしても良い。
この場合にも、支持体16の環状フランジ部16aからピン18を突出させると共に、セグメント12に、ピン18を受け入れるための凹部または貫通穴20(図示の例では貫通穴)を形成し、ピン18を貫通穴20に一致させることが望ましい。
この場合にも、支持体16の環状フランジ部16aからピン18を突出させると共に、セグメント12に、ピン18を受け入れるための凹部または貫通穴20(図示の例では貫通穴)を形成し、ピン18を貫通穴20に一致させることが望ましい。
また、図5(a)、図5(b)に示すように、支持体16からボール24を突出させることとしても良い。なお、図5(a)は、支持体16の環状フランジ部16aに、球面状の凹部26を形成して、ここにボール26を圧入して凸部を形成した場合を示したものであり、図5(b)は、球面状の凹部26に替えて、図4の例と同様に、支持体16の環状フランジ部16aに穴22を設け、穴22にボール24を圧入して凸部を形成した場合を示したものである。さらに、図5(a)、図5(b)の何れの場合も、支持体16の環状フランジ部16aに形成された球面状の凹部26若しくは穴22に対し、ボール24を圧入固定し、若しくは、隙間嵌め状態で挿入し、接着剤で支持体16に対しボール24を接着固定することとしても良い。
以上のごとく、支持体16を用いて各セグメントを固定したセグメントタイプのカラーホイール11の場合も、ハブ105に対しカラーホイール11を固定する際には、接着による固定方法、もしくは、クランプを用いた機械的固定方法の一方若しくは両方を用いることが可能である。
以上のごとく、支持体16を用いて各セグメントを固定したセグメントタイプのカラーホイール11の場合も、ハブ105に対しカラーホイール11を固定する際には、接着による固定方法、もしくは、クランプを用いた機械的固定方法の一方若しくは両方を用いることが可能である。
更なる別例としては、ハブ105または支持体16を鋳造品とし、ハブ105から突出するピンを、ハブ105または支持体16の他の部分と一体に鋳造成形しても良い。また、ハブ105または支持体16をプレス成形品とし、プレス加工により、ハブ105または支持体16から突出する凸部を成形することとしても良い。
上記構成をなす、本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能である。すなわち、本発明の実施の形態にかかるカラーホイールのモータへの固定方法によれば、ハブ105に対しモータ106の軸受108(図9参照)が固定されていない状態で、ハブ105の、回転精度に影響を与えない部位を、適切なクランプ手段や載置冶具等によって保持して、ハブ105に対しカラーホイール10、11を固定するものである。したがって、ハブ105に対しカラーホイール10、11を固定する際には、モータ106の軸受108へと過大な応力や熱が加わることがなくなる。そして、かかる固定作業の後、カラーホイール10、11が固定されたハブ105を、軸受108と共にモータ106の他の部分に組み込み、モータ106として一体化することで、所望のモータ精度を確保することができる。
以上の、カラーホイールのモータへの固定方法は、モータ106固定するカラーホイールがモノリシックタイプのカラーホイール10であるか、セグメントタイプのカラーホイール11であるかを問わず適用可能である。また、セグメントタイプのカラーホイール11の場合には、ハブ105に対し直接的にカラーフィルタセグメント12、13、14、15を固定する場合であっても、支持体16にカラーフィルタセグメント12、13、14、15を固定した後に、ハブ105に対し固定する場合であっても適用可能である。
また、ハブ105または支持体16に凸部18を設けると共に、各カラーフィルタセグメント12、13、14、15に凸部18を受け入れるための凹部または貫通穴20を形成し、凹部または貫通穴20に対し凸部18を係合させることとすれば、ハブ105または支持体16に対する各カラーフィルタセグメント12、13、14、15の半径方向の位置決めがなされることとなる。よって、カラーホイール11が高速回転する際に、各カラーフィルタセグメント12、13、14、15に作用する遠心力に抗して、各カラーフィルタセグメントの飛散を確実に防止することができる。
さらに、カラーホイール10、11をハブ105に固定する方法を、接着による固定方法もしくはクランプによる機械的固定方法の一方または双方を用いて固定することにより、モータの軸受が固定されていない状態のハブに対し、カラーホイール10、11を確実に固定することが可能となる。そして、カラーホイール10、11が固定されたハブ105を、軸受108(図9参照)と共にモータ106の他の部分に組み込むことで、所望のモータ精度を確保することができる。さらに、ハブ105に対し、カラーホイール10、11とロータマグネット110とを固定する順序の前後にかかわらず、上記作用効果を得ることが可能である。
なお、本発明の実施の形態に係る方法は、カラーホイール10、11を固定するモータの構造についても、例示した軸回転タイプのモータにその適用が限定されるものではなく、ハウジングに固定された軸とハブ105との間に軸受を配置した、いわゆる「軸固定タイプ」のモータにも適用可能であることは、理解されるであろう。
10、11:カラーホイール、12、13、14、15:カラーフィルタセグメント、16:支持体、18:ピン、20:貫通穴、24:ボール、105:ハブ、106:モータ
Claims (11)
- 異なる波長帯域の光を透過または反射する複数のフィルタ領域が形成されたカラーホイールを、モータに固定する方法であって、
前記カラーホイールを、前記モータを構成するハブに取り付けた後に、該ハブを、前記モータを構成する他の部材と一体化することを特徴とするカラーホイールのモータへの固定方法。 - 複数のカラーフィルタセグメントを同心円状に配列して、前記ハブに直接固定することを特徴とする請求項1記載のカラーホイールのモータへの固定方法。
- 前記ハブから突出する凸部を設けると共に、前記カラーフィルタセグメントに前記凸部を受け入れるための凹部または貫通穴を形成し、該凹部または貫通穴に対し前記ハブから突出する凸部を係合させることを特徴とする請求項2記載のカラーホイールのモータへの固定方法。
- 複数のカラーフィルタセグメントを、環状フランジ部を備える支持体に対し同心円状に配列して固定し、該支持体を前記ハブに固定することを特徴とする請求項2記載のカラーホイールのモータへの固定方法。
- 前記支持体の環状フランジ部から突出する凸部を設けると共に、前記カラーフィルタセグメントに前記凸部を受け入れるための凹部または貫通穴を形成し、該凹部または貫通穴に対し前記支持体の環状フランジ部から突出する凸部を係合させることを特徴とする請求項4記載のカラーホイールのモータへの固定方法。
- 前記複数のカラーフィルタセグメントからなるカラーホイールを、接着により前記ハブに固定することを特徴とする請求項2から5のいずれか1項記載のカラーホイールのモータへの固定方法。
- 前記複数のカラーフィルタセグメントからなるカラーホイールを、クランプにより前記ハブに固定することを特徴とする請求項2から6のいずれか1項記載のカラーホイールのモータへの固定方法。
- 前記カラーホイールは一体の円盤状基板に、前記複数のフィルタ領域を形成したものであることを特徴とする請求項1記載のカラーホイールのモータへの固定方法。
- 前記カラーホイールを、接着により前記ハブに固定することを特徴とする請求項8記載のカラーホイールのモータへの固定方法。
- 前記カラーホイールを、クランプにより前記ハブに固定することを特徴とする請求項8または9記載のカラーホイールのモータへの固定方法。
- 前記ハブにロータマグネットを固定すると同時に、前記ハブに前記カラーホイールを固定することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載のカラーホイールのモータへの固定方法。
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