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JP2006070030A - ポリマーの組合せを含む毛髪処理剤 - Google Patents

ポリマーの組合せを含む毛髪処理剤 Download PDF

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JP2006070030A
JP2006070030A JP2005238913A JP2005238913A JP2006070030A JP 2006070030 A JP2006070030 A JP 2006070030A JP 2005238913 A JP2005238913 A JP 2005238913A JP 2005238913 A JP2005238913 A JP 2005238913A JP 2006070030 A JP2006070030 A JP 2006070030A
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Andrea Walter
ヴァルテル アンドレア
Martina Runge
ルンゲ マルティナ
Susanne Birkel
ズーザンネ ビルケル
Iris Haselbauer
ハーゼルバウエル イーリス
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Wella GmbH
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Abstract

【課題】湿った毛髪にボリューム付与効果を示し、乾燥した毛髪にヘアスタイルを構造づける効果を有するヘアスタイリング剤の提供。
【解決手段】非イオン性またはアニオン性ポリサッカライドに基づくヒドロコロイドからなる第一のポリマー、アクリル-またはメタアクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩から構成される第二のポリマー、および両親媒性ポリマーである第三のポリマーの組合せを含有するヘアスタイリングゲルであり、特に、第一のポリマーとしてキサンタン、第二のポリマーとしてアンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/ビニルピロリドン・コポリマー、および(メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸のC10-〜C30-アルキルエステルから構成される網状に連結したコポリマーを含有するヘアスタイリングゲル。
【選択図】なし

Description

本発明の対象は、少なくとも3種のポリマー、詳しくは、アニオン性ポリサッカライド;アクリル-またはメタクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩から構成されるホモ−ないしコポリマー;および両親媒性ポリマー、の組み合わせを含有する毛髪処理剤である。この剤は、特にキサンタン、アンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/ビニルピロリドンコポリマー、および(メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸のC10〜C30-アルキルエステルから作成される網状に連結した(vernetzten)コポリマーを含有するヘアスタイリング剤のためのものである。
公知のヘアスタイリングゲルは、異なる特定の含有物質によって引き起こされる有効性およびこれに伴い異なる使用法により、2つのグループに区分される。一つは、いわゆるフィニッシュ−ゲル(Finish-Gele)であり、これは乾燥した毛髪に、熱作用を付与することなく使用して、毛髪に定型性(Definition)、構造、支持(Halt)、ウエット−ルックおよび/または光沢を与えるものである。もう一つは、湿った毛髪に用いるいわゆるフェーン−ゲル(Foen-Gele)であり、処理した毛髪を後でドライヤーを用いた熱作用下に乾燥し、髪型にボリューム効果を得るものである。通常のフィニッシュ-ゲルは通常、湿った毛髪に使用するには適当でないか、ないしそのような状態にはなく、又、ボリューム効果を得ることができないものである。全く同様に通常のフェーン−ゲルは通常、乾燥した毛髪に使用する状態にはなく、フィニッシュ−ゲルの前記特徴的な作用は得られない。
それゆえ、湿った毛髪にフェーン−ゲルとして使用した場合にはボリューム付与効果を示し、一方で乾燥した毛髪にフィニッシュ−ゲルとして使用した場合は、毛髪というよりはむしろヘアスタイルを構造づける効果を有する2−イン−1−プロダクト(2-in-1-Produkt)を自由に使用できるようにするという課題がある。
その他、化粧品の領域および、特に迅速かつ大きく流行を左右するヘアスタイリング製品の領域では、優れた使用特性および製品効果による以外に、使用に好ましいこれ以上の特性、例えば特に新たなないし優れた製品コンシステンシーを呈する製品が必要である。問題は、異常なコンシステンシー、すなわち、異常なレオロジー性が頻繁に生じ、使用ないし主たる使用作用の低下を伴う点にある。さらなる課題は、使用特性または製品の性能を許容し難く損うことなく、従来のスタイリング剤と比較して魅力的な、並ならぬコンシステンシーを有するヘアスタイリング剤を自由に使用できるようにするという点にある。
3つのポリマータイプの所定の組み合わせを用いて、2−イン−1−ヘアスタイリング剤が製造され得ること、およびこれらのヘアスタイリング剤は、並ならぬ所定の製造方法を使用して、並ならぬ魅力的なコンシステンシーを得ることができ、製品の性能を許容し難く損なうことがないことが、今回見出された。
本発明の対象は、
(A)アニオン性ポリサッカライドから選択される少なくとも一つの第一のポリマー、
(B)アクリル−またはメタクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩から選択される少なくとも一つのモノマー単位(Monomerart)から構成されるホモ−またはコポリマーから選択される少なくとも一つの第二のポリマー、および
(C)両親媒性ポリマーから選択される、少なくとも一つの第三の、(A)および(B)とは異なるポリマー
の組み合わせを含有する毛髪処理剤である。
アニオン性ポリサッカライド(A)は好ましくは、0.05〜5重量%または0.1〜1重量%、特に0.2〜0.5重量%の量で含有される。第二のポリマー(B)は好ましくは、0.1〜10重量%または0.2〜5重量%、特に0.3〜2重量%の量で含有される。第三のポリマー(C)は好ましくは、0.01〜5重量%または0.05〜2重量%、特に0.1〜0.5重量%の量で含有される。
アニオン性ポリサッカライド(A)
ポリサッカライドに基づくヒドロコロイドは、サッカライドモノマーから合成されたポリマーであり、このポリマーは、例えばヒドロキシ基のエーテル結合により、誘導することができる。アニオン性ポリサッカライドは、適切な中和剤を用いて中和することができる酸性基を有する、サッカライドモノマーから合成されたポリマーである。非イオン性ポリサッカライドは、酸性基を一つも有しない。ポリマー(A)は例えば、キサンタン、ゲラン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピル-メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、アガー−アガー、カラギーナン、アルギネート、イナゴマメ粉(Johannisbrotbaumkernmehl)、グアー・ガム、アラビア・ガム、カラヤガム、トラガント、ガティガム、ペクチンおよびヒドロキシプロピルグアーから選択することができる。好ましいアニオン性ポリサッカライドは、キサンタン(INCI-名称:キサンタンガム)である。キサンタンは、水溶性の天然ポリサッカライドであり、構成要素としてD-グルコース、D-マンノースおよびD-グルクロン酸およびさらにアセチル−およびピルビル基を含む。これは、グルコース分子の3位が、2つのマンノースおよび1つのグルクロン酸から構成される側鎖で連結したβ(1,4)-グルカン鎖である。その分子量MRは好ましくは、およそ105〜108、特に好ましくは〜107の範囲にある。
(メタ)アクリルアミドアルキルスルホン酸ポリマー(B)
本発明に従い使用される第二のポリマーは、アクリル−またはメタクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩から選択される少なくとも一つのモノマー単位から構成されるホモ−またはコポリマーである。適切な塩は、例えばアンモニウム−、アルカリ金属−またはアルカリ土類金属カチオンとの塩である。このポリマーは、好ましくは、一般式H2C=CH-C(=O)-NH-A-SO3Hまたはその塩(式中、Aは二価のC2-〜C6-を意味し、好ましくはC3-またはC4-炭化水素基であり、特に好ましくは-C(CH3)2-CH2-基である)のモノマーから構成される。これらのモノマーは好ましくは、少なくとも一つの非イオン性の、ラジカル共重合可能なモノマー、特にビニルラクタム、特に好ましくはビニルピロリドンと共重合する。一の特に好ましいポリマーは、INCI-名称、アンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/VPコポリマーを有するものである。一の好ましい製品は、Aristoflex(登録商標)AVCである。
両親媒性ポリマー(C)
両親媒性ポリマーは、少なくとも一つの親水基および少なくとも一つの疎水基、例えば脂肪鎖を含む。脂肪鎖は、例えば8〜30または10〜22個のC原子を有する炭化水素基であってよい。両親媒性ポリマーとしては、会合性増粘剤が含まれ得る。両親媒性ポリマーにおいては、疎水性分子の範囲をポリマー鎖の残りに対して数の上で少なくすることができる。鎖が、統計則に従って分布したものや(統計的コポリマー;Statistische Copolymere)、ブロックの形態で分布した形態(ブロックコポリマーまたは立体ポリマー)または接木した形で分布したもの(グラフトポリマー)があり得る。両親媒性ポリマーは、水溶性であり、水分散性であり、または水吸収により膨張性であり得る。これは、場合により変成された天然起源のポリマーまたは合成ポリマーであってよい。合成ポリマーは、例えばラジカルポリメライゼーション(例えば、ビニル−またはアクリレートポリマー)または重縮合(例えば、ポリエステルまたはポリウレタン)により、作成することができる。これは、前記ポリマーの混合物も含むことができる。両親媒性ポリマーはイオン性または非イオン性であり得、アニオン性および非イオン性のものが好ましい。
両親媒性ポリマー(C)は好ましくは、以下のものから選択される。
(1)アクリル−またはメタクリル酸と、少なくとも1つの脂肪鎖を有するモノマーのコポリマー;このタイプのコポリマーには例えば、以下のものが挙げられる。
−網状に連結したアクリル酸/C10-C30-アルキルアクリレート・コポリマー、例えばPemulen(登録商標)TR1、Pemulen(登録商標)TR2、Carbopol(登録商標)1382、Carbopol(登録商標)1342、Carbopol(登録商標)ETD2020;
−(メタ)アクリル酸/エチルアクリレート/アルキルアクリレート・コポリマー、例えばAcusol(登録商標)823、Imperon R(登録商標);
−網状に連結したアクリル酸/ビニルイソドデカノエート・コポリマー、例えばStabylen(登録商標)30;
−アクリル酸/ビニルピロリドン/ラウリルメタクリレート・ターポリマー、例えばAcrylidone LM(登録商標)、ACP-1184(登録商標)、ACP-1194(登録商標);
−アクリル酸/ラウリル(メタ)アクリレート・コポリマー、例えばCoatex SX(登録商標);
−(メタ)アクリル酸/アルキルアクリレート/アルキル(ポリエトキシ)アリルエーテル、例えばPheovis(登録商標)CR、CR3、CR2およびCRX;
−メタクリル酸/エチルアクリレート/ステアリル(ポリエトキシ)アリルエーテル、例えばSalcare(登録商標)SC90およびSC80;
−(メタ)クリル酸/エチルアクリレート/ポリエトキシル化ラウリルアクリレート・ターポリマー、例えばPheo2000(登録商標);
−メタクリル酸/エチルアクリレート/ポリエトキシル化ステアリルメタクリレート・ターポリマー、例えばRhom & HaasのAcrysol(登録商標)22、Acrysol(登録商標)25およびDW-1206A;
−メタクリル酸/ポリエトキシル化ノニルフェノールアクリレート・コポリマー、例えばRheo3000(登録商標);
−アクリル酸/ポリエトキシル化ステアリル-またはセチルモノイタコネート、例えばStructure(登録商標)2001および3001;
−メタクリル酸、ブチルアルコレートおよび、少なくとも一つの脂肪鎖を有する疎水性モノマーのコポリマー、例えばNational StarchのProdukt 8069-146A;
−アクリル酸/C15-アルキルアクリレート/ポリエチレングリコールアクリレート(28モルエチレンオキシド)のターポリマー、例えばDapral GE 202(登録商標);
−アクリル酸/ジメチルエタノールアミンのコポリマーの部分脂肪酸エステル塩、例えばDapral GE202DMA(登録商標);
−アクリル酸、アクリレートおよび、ウレタン基を有する脂肪鎖を有する両親媒性モノマーのコポリマー、例えばAdditol VXW1312(登録商標);
−疎水基と脂肪鎖で変成されたアクリルコポリマー、例えばAcusol 102(登録商標);
(2)少なくとも一つの脂肪鎖を有する基で変成されたポリサッカライド;このタイプのコポリマーは例えば、以下のものが挙げられる。
−セルロース化合物または、少なくとも一つの脂肪鎖を有する基[例えばアルキル−、アリールアルキル−またはアルキルアリール−基またはその混合物(アルキル基は8〜22のC原子を有する)]で変成されたその誘導体;
−非イオン性アルキルヒドロキシエチルセルロース、例えばAqualonのNatrosol(登録商標)Plus Grade 330 CS、Polysurf(登録商標)67およびADX 401(C16-アルキル);
−四級化アルキルヒドロキシアルキルセルロース、例えばQuatrisoft(登録商標)LM 200、Quatrisoft(登録商標)LM-X529-18-A Quatrisoft(登録商標)LM-X529-18-B(C12-アルキル)、Quatrisoft(登録商標)LM-X529-8(C18-アルキル)、Crodacel(登録商標)QM、Crodacel(登録商標)QL(C12-アルキル)、Cordacel(登録商標)QS(C18-アルキル);
−非イオン性ノンオキシニルヒドロキシエチルセルロース、例えばAmercell(登録商標)HM-1500;
−非イオン性アルキルセルロース、例えばBermocell(登録商標)EHM100;
−ポリ-C12-18-アルコールサッカライド、例えばEmulsan(登録商標)(D-ガラクトサミン/アミノウロン酸-混合物)、Biosan(登録商標)LPS-50;
−一つの脂肪鎖で変成されたヒドロキシアルキルグアーガム、例えばRhone-PoulencのEsaflor(登録商標)HM22(C22−アルキルで変成されたもの)、Miracara(登録商標)XC95-3((C14-アルキルで変成されたもの)、RE205-146(C20-アルキルで変成されたもの)、
(3)マレイン酸無水物またはその誘導体と、少なくとも一つの脂肪鎖を有するモノマーのコポリマー;このタイプのコポリマーには例えば、以下のものが挙げられる。
−N-オクタデシルビニルエーテル/マレイン酸無水物・コポリマー、例えばGantrez(登録商標)AN-8194、
−ビニルアセテート/イソブチルモノマレエート/ビニルネオデカノエート・ターポリマー、例えばISPのProdukte ACV-4033および9649-147、Meypro-Fix509(登録商標)、Densodrin(登録商標)BA、Lipoderm Liquor FP;
(4) ポリウレタン、および少なくとも一つの脂肪鎖を有する基を有するその誘導体、例えばRheolate(登録商標)204、205、208、210、255および278;Bermodol Pur(登録商標)2130;Rohm & HaasのAcrysol(登録商標)SCT-275、Acrysol(登録商標)RM-870、Acrysol(登録商標)RM-825、Acrysol(登録商標)44、Acrysol46(登録商標)、DM-1206B、DW-1206F、SW-1206GおよびDW-1206J;Dapral(登録商標)T212、SER-AD FX 1100、Borchigel(登録商標)L.75.N;
(5)クロトン酸と、少なくとも一つの脂肪鎖を有するモノマーのコポリマー;例えばビニルアセテート/クロトン酸/アリルステアレート・ターポリマー;
(6)N-ビニルピロリドンと、少なくとも一つの脂肪鎖を有するモノマーのコポリマー;例えば、長鎖炭化水素基を含む、アルキル基で置換されたオレフィン、例えばISPのAntaron(登録商標)V216およびAntaron(登録商標)V220;
(7)C1-6-アルキル基を有するアクリル−またはメタクリル酸アルキルエステルと、脂肪鎖を有する両親媒性モノマーの非イオン性コポリマー;例えば、メチルメタクリレートおよびポリエトキシル化ステアリルアクリレートのコポリマー、例えばAntil(登録商標)208;
(8)親水性アクリレートまたはメタクリレートと、脂肪鎖を有する疎水性モノマーの非イオン性コポリマー;例えば、ポリエチレングリコールメタクリレートおよびアルキルメタクリレートのコポリマー。
本発明による剤は好ましくは、水性、アルコール性または水−アルコール性媒質に、好ましくは少なくとも10重量%、特に好ましくは少なくとも50重量%の水および好ましくは最大40重量%のアルコールを用いて作成される。アルコールとしては、特に化粧用に通常用いられる、1〜4のC原子を有する低級モノアルコール、例えばエタノールおよびイソプロパノールが含まれる。
特に好ましい両親媒性ポリマー(C)は、アクリル−またはメタクリル酸と、アクリル−またはメタクリル酸のアルキルエステルのコポリマー、特に網状に連結したアクリル酸/C10〜30-アルキルアクリレートコポリマー、例えばPemulen(登録商標)TR1、Pemulen(登録商標)TR2、Carbopol(登録商標)1382、Carbopol(登録商標)1342、Carbopol(登録商標)ETD2020である。
一の特記すべき実施形態は、
(A)0.1〜1重量%のキサンタン、
(B)0.2〜5重量%のアンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/ビニルピロリドンコポリマーおよび、
(C)0.05〜2重量%の、アクリル酸およびメタクリル酸から選択される少なくとも一つの第一のモノマー単位と、アクリル-またはメタクリル酸のC10〜C30-アルキルエステルから選択される少なくとも一つの第二のモノマー単位から作成される、網状に連結したコポリマー
の組み合わせを含む、ゲル形態の毛髪処理剤に関する。
一の好ましい実施形態においては、ゲルは、さらなる光沢改良のために多価アルコール(ポリオール)、好ましくは2〜6のC原子および2〜6個のヒドロキシ基を有するものを、0.1〜15、好ましくは1〜10重量%の量で含む。グリセリン、エチレン−グリコール、プロピレングリコール、特に1,2-プロピレングリコールおよびソルビトールが特に好ましい。
酸性基を含むポリマーは、好ましくは、有機または無機塩基により完全にないし部分的に、好ましくは50〜100%まで中和される。適切な中和剤は、一級または二級アミン、特に、好ましくは1〜10個のC原子および1〜3個のヒドロキシ基を有するアミノアルコール、例えばアミノメチルプロパノール(AMP)、トリエタノールアミン、テトラヒドロキシプロピルエチレンジアミンまたはモノエタノールアミンであるが、無機塩基、例えばアンモニア、NaOH、KOHその他も該当する。
本発明による剤は、好ましくは6〜9の範囲のpH値を示す。
本発明による毛髪処理剤は、好ましくはゲルの形態で存在する。ゲルの粘度は、動的粘度測定器としてHAAKE VT-550 Rheometer、測定器SV-DINを25℃の温度で50s-1のせん断速度で用いた測定により、1000〜100,000、特に好ましくは10,000〜50,000mPas、さらに特に好ましくは25,000〜35,000mPasにある。
ゲルは無色でも着色されていてもよい。これは清んだ、透明であるか、または少なくとも透き通っていてよいが、例えば染料、特に真珠光沢染料(Perlglanzpigmenten)または他の不溶性の剤を含有するために、不透明であっても濁っていてもよい。
さらなる実施形態では、本発明による剤は、少なくとも一つの造膜剤および/または毛髪強化ポリマーを追加的に含む。造膜剤または毛髪強化ポリマーは、非イオン性、アニオン性、カチオン性、双性イオン性または両性イオン性であり得るが、好ましくは非イオン性またはアニオン性である。これは合成または天然ポリマーであってもよい。「天然ポリマー」により、天然起源の化学的に変成されたポリマーも、理解される。本発明による剤において完全に溶解された形態で存在するために、水、アルコールまたは水/アルコール-混合物において十分な溶解性を有するそのようなポリマーが特に好ましい。「毛髪強化ポリマー」により、本発明によるそのようなポリマーは、0.01〜5%水溶液、アルコール溶液または水-アルコール溶液またはディスパーションにて適用して、毛髪に毛髪強化作用を与える状態にあることが理解される。この造膜または毛髪強化ポリマーは、好ましくは0.01〜30または0.1〜15、特に好ましくは0.5〜10重量%の量で含まれる。
適切な合成、非イオン性毛髪強化ポリマーは、少なくとも一つの以下のモノマーから作成されるホモ-またはコポリマーである:ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム、ビニルエステル、例えばビニルアセテート、ビニルアルコール、アクリルアミド、メタクリルアミド、アルキル-およびジアルキルアクリルアミド、アルキル-およびジアルキルメタクリルアミド、ジアルキルアミノアルキルメタクリルアミド、ジアルキルアミノアルキルアクリルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメタクリレート、プロピレングリコールまたはエチレングリコール(これらモノマーのアルキル基は、好ましくはC1〜C7-アルキル基、特に好ましくはC1〜C3-アルキル基である)。例えば、ビニルカプロラクタム、ビニルピロリドン、またはN-ビニルホルムアミドのホモポリマーが好ましい。さらに好ましい毛髪強化ポリマーは、例えば、ビニルピロリドンおよびビニルアセテートの共重合物、ビニルピロリドン、ビニルアセテートおよびビニルプロピオネートのターポリマー、ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタムおよびジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレートのターポリマー、ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタムおよびジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドのターポリマー、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ならびに毛髪強化ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール・コポリマーである。特に好ましい非イオン性ポリマーは、ポリビニルピロリドンおよびポリビニルピロリドン/ビニルアセテート・コポリマーである。非イオン性ビニルラクタムホモ-またはコポリマーが好ましい。適切なビニルラクタムは、例えばビニルカプロラクタムおよびビニルピロリドンである。ポリビニルピロリドン、ポリビニルカプロラクタムおよびビニルピロリドン/ビニルアセテート・コポリマーが特に好ましい。Luviskol(登録商標)VA37およびLuviskol(登録商標)VA64が好ましい商品である。
適切なアニオン性毛髪強化ポリマーは、酸性基を含むモノマー単位を有する天然または合成ホモ-またはコポリマーであってよく、場合によっては酸性基を含まないコモノマーと共重合したものであってよい。酸性基は、-COOH、-SO3H、-OSO3H、-OPO2Hおよび-OPO3H2から好ましくは選択され、カルボン酸基が好ましい。酸基は、中和されていなくても、部分的ないし完全に中和されていてもよい。これらは好ましくは50〜100%まで、アニオン性というよりはむしろ中性形態で存在する。中和剤としては、前記中和剤を使用することができる。適切なモノマーは、少なくとも一つの酸性基を有する不飽和の、ラジカル重合可能な化合物、特にカルボキシビニルモノマーである。好ましい酸性基含有モノマーは、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸というよりはむしろマレイン酸無水物またはそのモノエステル、アルデヒドカルボン酸またはケトカルボン酸である。
酸性基で置換されていないコモノマーは、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、アルキル-およびジアルキルアクリルアミド、アルキル-およびジアルキルメタクリルアミド、アルキルアクリレート、アルキルメタアクリレート、ビニルカプロラクトン、ビニルピロリドン、ビニルエステル、ビニルアルコール、プロピレングリコールまたはエチレングリコール、アミン置換ビニルモノマー、例えばジアルキルアミノアルキルアクリレート、ジアルキルアミノアルキルメタクリレート、モノアルキルアミノアルキルアクリレート、およびモノアルキルアミノアルキルメタアクリレート(これらモノマーのアルキル基は、好ましくはC1〜C7アルキル基、特に好ましくはC1-〜C3-アルキル基である)である。
適切なアニオン性ポリマーは、特に、アクリル酸またはメタクリル酸の、アクリル酸またはメタクリル酸エステル、アクリルアミド、メタクリルアミドおよびビニルピロリドンから選択されるモノマーとの(成分(A)とは異なる)コポリマー、クロトン酸のホモポリマーならびに、クロトン酸と、ビニルエステル、アクリル酸またはメタクリル酸エステル、アクリルアミドおよびメタクリルアミドから選択されるモノマーとのコポリマーである。適切な天然ポリマーは、例えばセラックである。
好ましいアニオン性ポリマーは、網状に連結した(vernetzte)ないし網状に連結していない(unvernetzte)ビニルアセテート/クロトン酸コポリマーである。同様に、ビニルメチルエーテルおよびマレイン酸無水物の間の部分エステルコポリマーが好ましい。さらに好ましいアニオン性ポリマーは例えば、アクリル酸、アルキルアクリレートおよびN-アルキルアクリルアミドのターポリマー、特にアクリル酸/エチルアクリレート/N-t-ブチルアクリルアミド・ターポリマー、またはビニルアセテート、クロトネートおよびビニルアルカノエートのターポリマー、特にビニルアセテート/クロトネート/ビニルネオデカノエート・コポリマーである。
適切な造膜性両性ポリマーは、酸性またはアニオン性基の他に、さらなる官能基として塩基性ないしカチオン性基、特に一級、二級、三級または四級アミン基を含むポリマーである。これに関する例は、アルキルアクリルアミド(特にオクチルアクリルアミド)、アルキルアミノアルキルメタクリレート(特にt-ブチルアミノエチルメタクリレート)および、アクリル酸、メタクリル酸またはそのエステルから選択される2または複数のモノマーから構成されるコポリマーであって、アルキル基が1〜4個のC原子を含み、モノマーの少なくとも1つが酸性基を有し、そして例えばFirma NATIONAL STARCH, USAの商品名 Amphomer(登録商標)またはAmphomer(登録商標)LV-71下に入手されるようなものである。
適切な毛髪強化ポリマーの更なる例は、アクリル酸、メタクリル酸およびメタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライドのコポリマー(INCI-名称: Polyquaternium-47)、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライドとアクリレートのコポリマー、アクリルアミド、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド、2-アミドプロピルアクリルアミドスルホネートおよびジメチルアミノプロピルアミンのコポリマー(INCI-名称: Polyquaternium-43)またはキトサンである。ベタイン基を有するモノマーとのポリマー、例えば、INCI-名称、メタクリロイルエチルベタイン/アクリレートコポリマーの名称下に公知の、メタクリロイルエチレンベタインおよび、アクリル酸ないしその単純なエステルの2または複数のモノマーからのコポリマーも好ましい。
カチオン性ポリマーは、カチオン性ないしカチオン化が可能な基、特に一級、二級、三級または四級アミン基を有するポリマーである。カチオン電荷密度(Ladungsdichte)は、好ましくは1〜7meq/gである。適切なカチオン性ポリマーは、好ましくは毛髪強化ないし毛髪コンディショニングポリマーのためのものである。適切なポリマーは、好ましくは四級アミン基を含む。カチオン性ポリマーはポリマー鎖に、ないし好ましくは、1個または複数のモノマーの置換基として、四級窒素基を含むホモ-またはコポリマーであり得る。アンモニウム基含有モノマーは、非カチオン性モノマーと共重合することができる。適切なカチオン性モノマーは、少なくとも1つのカチオン基を有する不飽和のラジカル重合可能な化合物、特にアンモニウム置換されたビニルモノマー、例えば環状のカチオン性窒素含有基、例えばピリジニウム、イミダゾリウムまたは四級ピロリドンを有するトリアルキルメタクリルオキシアルキルアンモニウム、トリアルキルアクリルオキシアルキルアンモニウム、ジアルキルジアリルアンモニウムおよび四級ビニルアンモニウムモノマー、例えばアルキルビニルイミダゾリウム、アルキルビニルピリジニウムまたはアルキルビニルピロリドン塩である。これらモノマーのアルキル基は好ましくは、例えばC1〜C7アルキル基、特に好ましくはC1〜C3アルキル基などの低級アルキル基である。
アンモニウム基含有モノマーは、非カチオン性モノマーと共重合し得る。適切なコモノマーは、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、アルキル-およびジアルキルアクリルアミド、アクリル-およびジアルキルメタクリルアミド、アルキルアクリレート、アクリルメタクリレート、ビニルカプロラクトン、ビニルカプロラクタム、ビニルピロリドン、ビニルエステル、例えばビニルアセテート、ビニルアルコール、プロピレングリコールまたはエチレングリコール(これらのモノマーのアルキル基は好ましくはC1〜C7アルキル基、特に好ましくはC1〜C3アルキル基である)である。
四級アミン基を有する適切なポリマーは、例えば、CTFAコスメティック・イングレディエント・ディクショナリーにて名称、Polyquaterniumの記載下にあるポリマー、例えばメチルビニルイミダゾリウムクロライド/ビニルピロリドンコポリマー(Polyquaternium-16)または四級化ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレートコポリマー(Polyquaternium-11)ならびに四級シリコンポリマー、または-オリゴマー、例えば四級末端基を有するシリコンポリマー(Polyquaternium-80)である。
合成に基づく好ましいカチオン性ポリマー:
ポリ(ジメチルジアリルアンモニウムクロライド);アクリルアミドおよびジメチルジアリルアンモニウムクロライドのコポリマー;ジエチルスルフェートと、ビニルピロリドンおよびジメチルアミノエチルメタクリレートからのコポリマーの反応により提供される四級アンモニウムポリマー、特にビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート メトスルフェート コポリマー(例えば、Gafquat(登録商標)755N、Gafquat(登録商標)734);メチルビニルイミダゾリウムクロライドとビニルピロリドンからの四級アンモニウムポリマー(例えば、LUVIQUAT(登録商標)HM550);Polyquaternium-35;Polyquaternium-57;トリメチルアンモニウム-エチル-メタクリレートクロライドからのポリマー;ジメチルジアリルアンモニウムクロライド、ナトリウムアクリレートおよびアクリルアミドからのターポリマー(例えばMerquat(登録商標)Plus 3300);ビニルピロリドン、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドおよびメタクリロイルアミノプロピルラウリルジメチルアンモニウムクロライドからのコポリマー;ビニルピロリドン、ジメチルアミノエチルメタクリレートおよびビニルカプロラクタムからのターポリマー(例えば、Gaffix(登録商標)VC713);ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド・コポリマー(例えばGafquat(登録商標)HS100);ビニルピロリドンおよびジメチルアミノエチルメタクリレートからのコポリマー;ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタムおよびジメチルアミノプロピルアクリルアミドからのコポリマー;少なくとも一つの四級アンモニウム基で置換されたヒドロキシ酸から選択される少なくとも一つのエステルモノマー単位から作成されるポリ-またはオリゴエステル;四級アンモニウム基で末端固定・置換されたジメチルポリシロキサン。
天然ポリマーから誘導される適切なカチオン性ポリマーは、特にポリサッカライドからのカチオン性誘導体、好ましくはセルロース、デンプンまたはグアーからのカチオン性誘導体である。さらにキトサンおよびキトサン誘導体が好ましい。カチオン性ポリサッカライドは、例えば一般式:
G-O-B-N
(式中、Gは無水グルコース基、例えばデンプン-またはセルロース無水グルコース;Bは二価の結合基、例えばアルキレン、オキシアルキレン、ポリオキシアルキレンまたはヒドロキシアルキレン;R、R、およびRは、互いに独立に、各々18個までのC原子を有するアルキル、アリール、アルキルアリール、アリールアルキル、アルコキシアルキルまたはアルコキシアリールであり、ここでR、R、およびRのC原子の合計は好ましくは最大20である;Xは通常の対アニオン、例えばハロゲン、アセテート、ホスフェート、ニトレートまたはアルキルスルフェート、好ましくはクロライドである。)を有する。カチオン性セルロースは、例えばINCI名称、Polyquaternium-10またはPolyquaternium-24を有するものである。適切なカチオン性グアー誘導体は、例えばINCI-名称、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロライドを有する。
特に好ましいカチオン作用性物質は、キトサン、キトサン塩およびキトサン誘導体である。本発明により使用されるキトサンは、完全にないし部分的に脱アセチル化されたキチンである。その分子量は、例えば20,000〜約500万g/mol、例えば30,000〜70,000g/molと、広い範囲に渡る。分子量は、好ましくは100,000g/molを超え、特に好ましくは200,000〜700,000g/molにある。脱アセチル化度は、好ましくは10〜99%、特に好ましくは60〜99%である。好ましいキトサン塩は、キトソニウムピロリドンカルボキシレート、例えば約200,000〜300,000g/molの分子量および70〜85%の脱アセチル化度を有するKytamer(登録商標)PCである。キトサン誘導体としては、四級化アルキル化またはヒドロキシアルキル化誘導体、例えばヒドロキシエチル-、ヒドロキシプロピル-またはヒドロキシブチルキトサンが考慮される。キトサンまたはキトサン誘導体は、好ましくは中和ないし部分的に中和された形態にある。中和度は、遊離塩基基の数から示され、好ましくは少なくとも50%まで、特に好ましくは70〜100%である。中和剤としては、原則、あらゆる化粧品に使用される無機または有機酸を使用することができ、例えば蟻酸、ワイン酸、リンゴ酸、乳酸、レモン酸、ピロリドンカルボン酸、塩酸その他を使用できるが、この中でピロリドンカルボン酸が特に好ましい。
適切な天然のカチオン性ポリマー:
ヒドロキシエチルセルロースおよびジアリルジメチルアンモニウムクロライドからのカチオン性セルロース誘導体;ヒドロキシエチルセルロースおよびトリメチルアンモニウム置換エポキシドからのカチオン性セルロース誘導体;キトサンおよびその塩;ヒドロキシアルキルキトサンおよびその塩;アルキル-ヒドロキシアルキルキトサンおよびその塩;N-ヒドロキシアルキルキトサンアルキルエーテル。
好ましい実施形態において、強化と一時的な毛髪染色を同時に行うための本発明による剤が好ましく、少なくとも一つの一時的毛髪染色染料を含む。「一時的毛髪染色」では、ヒトの毛髪の色の変更が、次なる毛髪の洗浄まで持続し、通常のシャンプーで毛髪を洗浄する間に除去され、もと通りとなる。この染料は好ましくは0.01〜25重量%、特に好ましくは5〜15重量%の量で含有される。染料は、好ましくはナノ−ではなく、ミクロ染料として扱われるものである。好ましい粒子サイズは1〜200μm、特に3〜150μm、特に好ましくは10〜100μmである。
染料(ピグメント)は、使用においては実際のところ非溶解性の染色剤であり、無機性ないし有機性であり得る。無機-有機混合染料も可能である。無機染料が好ましい。無機染料の利点は、その優れた耐光、耐天候および耐熱性である。無機染料は、天然起源のもの、例えばチョーク、オーカー、マンバー、緑土(Grunerde)、焼土、即ちシェナまたはグラファイトから作成されるものであってよい。染料に関し、例えば酸化チタンまたは酸化亜鉛などの白色染料、酸化鉄の黒などの黒色染料、例えば群青または酸化鉄の赤などの有彩染料、光沢染料、金属効果染料、真珠光沢染料ならびに蛍光ないし燐光染料を用いることができ、ここで多色の非白色染料の少なくとも一つの染料が好ましい。金属-オキシド、-ヒドロキシドおよび-オキシドヒドレート、混合相染料、硫黄含有シリケート、メタルスルフィド、錯体金属シアニド、金属スルフェート、-クロメートおよび−モリブデートならびに金属自体(ブロンズ染料)が好ましい。特に、酸化チタン(CI77891)、黒色酸化鉄(CI77499)、黄色酸化鉄(CI77492)、赤色および茶色酸化鉄(CI77491)、マンガン紫(CI77742)、群青(ナトリウム-アルミニウムスルホシリケート、CI77007、染料青29)、クロムオキシドヒドレート(CI77289)、酸化鉄青(フェリック フェロシアニド、CI77510)、カルマイン(コチニール)が好ましい。ミカ-というよりはむしろ雲母に基づく染料−酸化チタンまたは酸化ビスマスクロライドなどの酸化金属または酸化金属クロライド、場合によっては酸化鉄、鉄青、群青、カルミンなどの更なる着色物質と共に記載されるものであって、その色彩を、層厚の変化により定め得るもの−が特に好ましい。そのような染料の例としては、例えばドイツのメルク社により販売される販売名称Rona(登録商標)、Colorona(登録商標)、Dichrona(登録商標)およびTimiron(登録商標)によるものが挙げられる。有機染料は例えば、天然染料セピア、ガンボージ、骨炭(Knochenkohle)、カッセラーブラウン、インディゴ、クロロフィルおよびその他の植物染料である。合成有機染料は、例えばアゾ-色素、アントラキノイド、インディゴイド、ジオキサジン-、キナクリドン−、フタロシアニン-、イソインドリノン-、ペリレン-およびペリノン-、メタル錯体-、アルカリ青-およびジケトピロロピロール-染料である。
更なる実施形態において、本発明による剤は、少なくとも一つの脂肪成分を追加的に含む。脂肪成分は、例えば0.05〜15重量%の量で含まれ得る。脂肪成分は、疎水性の、本質的に水に不溶性の物質であり、例えば以下から選択することができる:
−シリコンワックス、シリコン油、環状ジメチルシロキサン、鎖状ポリジメチルシロキサン、ポリジメチルシロキサンとポリエチレンオキシドおよび/またはポリプロピレンオキシドからのブロックポリマー、末端または側鎖固定されたポリエチレンオキシド-またはポリプロピレンオキシド基を有するポリジメチルシロキサン、末端固定されたヒドロキシル基を有するポリジメチルシロキサン、フェニル置換されたポリジメチルシロキサン、シリコンエマルジョン、シリコンエラストマー、シリコンガムおよびアミノ置換されたシリコンから選択されるシリコン化合物、および
−パラフィンワックス、ポリオレフィンワックス、羊毛脂、羊毛脂アルコール、カンデリラワックス、オリーブワックス、カルナウバワックス、木蝋、リンゴワックス、硬化脂肪、脂肪酸エステル、脂肪酸グリセリド、脂肪酸トリグリセリド、ポリエチレングリコールワックス、鉱油、イソパラフィン油、パラフィン油、スクアラン、ひまわり油、椰子油、ひまし油、ラノリン油、ホホバ油、トウモロコシ油および大豆油から選択される油およびワックス。
本発明による剤は、毛髪処理剤のための通常の追加成分、例えば非イオン性、アニオン性、カチオン性ないし両性ないし界面活性剤テンシデのクラスからの湿潤剤ないし乳化剤、例えば0.1〜15重量%の量のエトキシル化脂肪アルコール、脂肪アルコールスルフェート、アルキルベンゾールスルホネート、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルベタイン;保湿剤;0.01〜1重量%の香油;懸濁剤(trubungsmittel)、例えば0.2〜5.0重量%のエチレングリコールジステアレート;真珠光沢剤(Perlglanzmittel)、例えば約1.0〜10重量%の量の脂肪酸モノアルキルオルアミドおよびエチレングリコールジステアレートの混合物など;殺菌剤および殺真菌剤、例えば0.01〜1.0重量%の2,4,4-トリ-クロロ-2-ヒドロキシジフェニルエーテルまたはメチルクロロイソチアゾリノン;バッファー剤、例えば0.1〜1.0重量%のクエン酸ナトリウムまたはリン酸ナトリウム;染色剤、例えば0.1〜1.0重量%の量の蛍光ナトリウム塩;手入れ剤、例えば0.1〜5重量%の量のベタイン、パンテノール、植物-および薬草抽出物、タンパク質-および絹加水分解物、ラノリン誘導体;0.01〜4重量%の防光剤(Lichtschutzmittel)、抗酸化剤、ラジカル補足剤、抗脱離剤(Antischuppenwirkstoffe);脂肪アルコール、コンシステンシー付与剤(Konsistenzgeber)、光沢付与剤、ビタミン、可塑剤、櫛通り改良剤、脂肪回復剤(rueckfettende Agenzien)および発泡剤を含むことができる。
本発明の対象は、毛髪処理用ゲルの製造のための方法ならびに、かかる方法により製造されたゲルである。当該毛髪処理方法に関して、まず、
(A)非イオン性ないしアニオン性ポリサッカライドに基づくヒドロコロイドから選択される少なくとも一つの第一のポリマー、
(B)アクリル-またはメタクリルアミド-アルキルスルホン酸またはその塩から選択される少なくとも一つのモノマー単位から作成されるホモ-またはコポリマーから選択される、少なくとも一つの第二のポリマー、および
(C)両親媒性ポリマーから選択される、少なくとも一つの第三の、(A)および(B)とは異なるポリマー
を含有する、水溶性の剤に基づくゲル塊を作成する。
次いで、当該ゲル塊を室温(25℃)より高い温度にて保存する。高温での保存により、新たなコンシステンシーが生じる。この保存は理想的には、新たなコンシステンシーが完全ないしほとんど完全に調整され、そしてそれ以上の更なる変化が本質的に認められなくなるまで、続ける。保存温度は、例えば30〜80℃、好ましくは40〜70℃または45〜60℃である。保存時間は、少なくとも2時間〜最長3日まで、例えば5時間〜1.5日、特に7時間〜12時間が好ましい。高温での保存は、ゲル状の固形化が生じるまで、特に続ける。ゲル形成により生じたコンシステンシーは、ゲル状、ゼリー状またはプリン状として硬化させることができ、半固体と記載される。この最終製品はこの場合、ゼリー状の、透き通った透明というよりはむしろ不均質な外観を有する乳白色、特に肉眼観察可能な集塊を伴う塊状のコンシステンシーである。これはしかし塗布可能で、十分良好に刷り込むことができる。
本発明の剤を用いて毛髪を、原則2つの異なる方法で処理することができる。1つの使用法は、いわゆるフィニッシュ-ゲルの使用である。これは、髪型形成の最後の(ないし唯一の)処理として、剤を乾燥した毛髪に適用し、毛髪に熱作用を施さないものである。これにより、毛髪全体または一部のみまたは房を処理することができる。処理された毛髪には、定形性、構造、支持、ウェット-ルックおよび/または光沢が得られる。第二の使用法は、いわゆるフェーン-ゲルの使用である。この使用は、湿った毛髪、例えば洗髪または水で湿らせた毛髪に適用する。当該剤は、湿った毛髪に使用し、および当該毛髪になじませる。これにより、毛髪全体または一部のみまたは房を処理することができる。次いで、処理した毛髪をヘアドライアーを用いた熱作用下に乾燥させる。この方法によりボリューム付与作用を得ることができる。本発明はそれゆえ、髪型のボリューム付与のためのフェーン-ゲルとしての、および/または髪型の構造付与のためのフィニッシュ-ゲルとしての前記毛髪処理剤の使用をも対象とする。
本発明による毛髪処理剤は、以下の利益を呈し得る:
魅力的かつ並ならぬコンシステンシー(プリンに類似);優れた分散能力;使用に関して経済的である;2-イン-1ゲル、すなわちフェーン-ゲルとしてフィニッシュ-ゲルとしての使用;処理された毛髪の優れた定形性およびテクスチャー;優れたボリューム作用;わずかな負荷;高い強度;残り滓がない;毛髪の良好な型付け可能性(modellierbar);さほど早く乾かない;光沢付与;特に湿った毛髪および空気乾燥での使用により、カールした毛髪の処理に非常に適している;短い毛髪の処理のために、およびフェーン髪型(Foenfrisuren)の作成のために非常に適している。
以下の実施例により、本発明の対象をさらに説明する。
実施例
以下の調製例は、湿った毛髪にも乾いた毛髪にも、即ち2-イン-1ゲルとして適用でき、約50℃、一晩(約10時間)の保存後に得られ、半固体だが非切断性固体の(schnittfeste)、柔軟な、良好に刷り込むことができる、プリン状のコンシステンシーのゲルを得る。より高いないしより低い粘度が所望される場合、Pemulen(登録商標)(アクリレート/C10-30アルキルアクリレートクロスポリマー)の含量を変えることにより調製することができる。
Figure 2006070030
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Claims (17)

  1. (A)非イオン性またはアニオン性ポリサッカライドに基づくヒドロコロイドから選択される少なくとも一つの第一のポリマー、
    (B)アクリル−またはメタアクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩から選択される少なくとも一つのモノマー単位から構成されるホモ−またはコポリマーから選択される少なくとも一つの第二のポリマー、および
    (C)両親媒性ポリマーから選択される、少なくとも一つの第三の、(A)および(B)とは異なるポリマー
    の組み合わせを含有する毛髪処理剤。
  2. 0.05〜5重量%のポリマー(A)、0.1〜10重量%のポリマー(B)および/または0.01〜5重量%のポリマー(C)を含有することに特徴づけられる、請求項1記載の剤。
  3. ゲルの形態であり、動的粘度測定器としてHAAKE VT-550 Rheometer、測定器SV-DINを25℃の温度および50s-1のせん断速度で用いて測定した粘度が少なくとも1000mPasであることに特徴づけられる、請求項1または2に記載の剤。
  4. ポリマー(A)が、キサンタン、ゲラン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピル-メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、アガー-アガー、カラギーナン、アルギネート、イナゴマメ粉、グアーガム、アラビアガム、カラヤガム、トラガカント、ガティガム、ペクチンおよびヒドロキシプロピルグアーから選択されることに特徴づけられる、請求項1〜3のいずれか1項記載の剤。
  5. ポリマー(A)がキサンタンであることに特徴づけられる、請求項1〜4のいずれか1項記載の剤。
  6. ポリマー(B)が、一般式H2C=CH-C(=O)-NH-A-SO3Hまたはその塩のモノマー(式中、Aは二価のC2-〜C6-炭化水素基である)から選択される少なくとも一つのモノマー単位から構成されるホモ-またはコポリマーから選択されることに特徴づけられる、請求項1〜5のいずれか1項記載の剤。
  7. ポリマー(B)がアンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/ビニルピロリドンコポリマーであることに特徴づけられる、請求項6記載の剤。
  8. ポリマー(C)が、
    (1)アクリル-またはメタアクリル酸と、少なくとも一つの脂肪鎖を有するモノマーのコポリマー;
    (2)少なくとも一つの脂肪鎖を有する基で変成されたポリサッカライド;
    (3)マレイン酸無水物またはその誘導体と、少なくとも一つの脂肪鎖を有するモノマーのコポリマー;
    (4)ポリウレタン、および少なくとも一つの脂肪鎖を有する基を有するその誘導体;
    (5)クロトン酸と、少なくとも一つの脂肪鎖を有するモノマーのコポリマー;
    (6)N-ビニルピロリドンと、少なくとも一つの脂肪鎖を有するモノマーのコポリマー;
    (7)C1-6-アルキル基を有するアクリル-またはメタアクリル酸アルキルエステルと、脂肪鎖を有する両親媒性モノマーの非イオン性コポリマー;
    (8)親水性アクリレートまたはメタアクリレートと、脂肪鎖を有する疎水性モノマーの非イオン性コポリマー
    から選択されることに特徴づけられる、請求項1〜7のいずれか1項記載の剤。
  9. ポリマー(C)が、アクリル酸およびメタアクリル酸から選択される少なくとも一つの第一のモノマー単位と、アクリル酸のC8-〜C30-アルキルエステルおよびメタアクリル酸のC8-〜C30-アルキルエステルから選択される少なくとも一つの第二のモノマー単位から構成される網状に連結したないし網状に連結していないコポリマーから選択されることに特徴づけられる、請求項8記載の剤。
  10. (A)0.1〜1重量%のキサンタン、
    (B)0.2〜5重量%のアンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/ビニルピロリドン・コポリマー、および、
    (C)0.05〜2重量%の、アクリル酸およびメタアクリル酸から選択される少なくとも一つの第一のモノマー単位と、アクリル酸のC10〜C30-アルキルエステルおよびメタアクリル酸のC10-〜C30-アルキルエステルから選択される少なくとも一つの第二のモノマー単位から構成される、網状に連結したコポリマー
    を含有することに特徴づけられる、請求項1〜9のいずれか1項記載の剤。
  11. 少なくとも一つの造膜剤または毛髪強化ポリマーを追加的に含有することに特徴づけられる、請求項1〜10のいずれか1項記載の剤。
  12. 追加的な毛髪強化ポリマーが、以下のものから選択されることに特徴づけられる、請求項11記載の剤:アクリル酸、エチルアクリレートおよびN-tert-ブチルアクリルアミドのターポリマー;網状に連結したないし網状に連結していないビニルアセテート/クロトン酸・コポリマー;tert-ブチル-アクリレート、エチルアクリレートおよびメタアクリル酸のターポリマー;ナトリウムポリスチロールスルホネート;ビニルアセテート、クロトン酸およびビニルプロピオネートのコポリマー;ビニルアセテート、クロトン酸およびビニルネオデカノエートのコポリマー;アミノメチルプロパノール-アクリレート・コポリマー;ビニルピロリドンと、アクリル酸、メタアクリル酸、アクリル酸エステルおよびメタアクリル酸エステルから選択される少なくとも一つのさらなるモノマーのコポリマー;メチルビニルエーテルとマレイン酸モノアルキルエステルのコポリマー;アリルメタクリレートと、アクリル酸、メタアクリル酸、アクリル酸エステルおよびメタアクリル酸エステルから選択される少なくとも一つのさらなるモノマーのコポリマーのアミノメチルプロパノール塩;ビニルアセテート、モノ-n-ブチルマレエートおよびイソボルニルアクリレートのコポリマー;アクリル酸、メタアクリル酸、アクリル酸エステルおよびメタアクリル酸エステルから選択される少なくとも2つのモノマーのコポリマー、オクチルアクリルアミドと、アクリル酸、メタアクリル酸、アクリル酸エステルおよびメタアクリル酸エステルから選択される少なくとも一つのモノマーのコポリマー;ジグリコール、シクロへキサンジメタノール、イソフタル酸およびスルホイソフタル酸のポリエステル;ビニルカプロラクタム、ビニルピロリドンおよびジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー;ビニルピロリドンおよびジメチルアミノエチルメタクリレートのコポリマー、ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタムおよびジメチルアミノプロピルアクリルアミドのコポリマー;オクチルアクリルアミド、アクリル酸、ブチルアミノエチルメタクリレート、メチルメタクリレートおよびヒドロキシプロピルメタクリレートのコポリマー;ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレートのコポリマー;ポリビニルピロリドン、ポリビニルカプロラクタム、ビニルピロリドン/ビニルアセテート・コポリマー、ポリビニルアルコール、イソブチレン/エチルマレイミド/ヒドロキシエチルマレイミド・コポリマー;ビニルピロリドン、ビニルアセテートおよびビニルプロピオネートのコポリマー;ビニルピロリドン、メタアクリルアミドおよびビニルイミダゾールのコポリマー;加水分解したトウモロコシデンプン。
  13. 少なくとも一つの脂肪成分を追加的に含有することに特徴づけられる、請求項1〜12のいずれか1項記載の剤。
  14. 追加的な脂肪成分が、以下のものから選択されることに特徴づけられる、請求項13記載の剤:
    −シリコンワックス、シリコン油、環状ジメチルシロキサン、鎖状ポリジメチルシロキサン、ポリジメチルシロキサンとポリエチレンオキシドおよび/またはポリプロピレンオキシドのブロックポリマー、末端または側鎖固定されたポリエチレンオキシド-またはポリプロピレンオキシド基を有するポリジメチルシロキサン、末端固定されたヒドロキシル基を有するポリジメチルシロキサン、フェニル置換されたポリジメチルシロキサン、シリコンエマルジョン、シリコンエラストマー、シリコンガムおよびアミノ置換されたシリコンから選択されるシリコン化合物、および
    −パラフィンワックス、ポリオレフィンワックス、羊毛脂、羊毛脂アルコール、カンデリラワックス、オリーブワックス、カルナウバワックス、木蝋、リンゴワックス、硬化脂肪、脂肪酸エステル、脂肪酸グリセリド、脂肪酸トリグリセリド、ポリエチレングリコールワックス、鉱油、イソパラフィン油、パラフィン油、スクアラン、ひまわり油、椰子油、ひまし油、ラノリン油、ホホバ油、トウモロコシ油および大豆油から選択される油およびワックス。
  15. まず初めに、
    (A)非イオン性またはアニオン性ポリサッカライドに基づくヒドロコロイドから選択される、少なくとも一つの第一のポリマー;
    (B)アクリル-またはメタアクリルアミドアルキルスルホン酸またはその塩から選択される少なくとも一つのモノマー単位から構成されるホモ-またはコポリマーから選択される少なくとも一つの第二のポリマー;および、
    (C)両親媒性ポリマーから選択される少なくとも一つの第三の、(A)および(B)とは異なるポリマー
    を含有する、水溶性の剤に基づくゲル塊を作成し、次いでこのゲル塊を室温(25℃)より高い温度で、ゲル状の硬化物が生じるまで保存する、毛髪処理用ゲルを作成するための方法。
  16. 請求項15により作成されたヘアスタイリングゲル。
  17. 髪型のボリューム付与のためのフェーン-ゲルとしての、および/または髪型の構造付与のためのフィニッシュ-ゲルとしての、請求項1〜14のいずれか一項記載の毛髪処理剤ないし請求項16記載のヘアスタイリングゲルの使用。
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