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JP2006067448A - 通信装置およびこの通信装置を備えた携帯電子機器 - Google Patents

通信装置およびこの通信装置を備えた携帯電子機器 Download PDF

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JP2006067448A JP2004250152A JP2004250152A JP2006067448A JP 2006067448 A JP2006067448 A JP 2006067448A JP 2004250152 A JP2004250152 A JP 2004250152A JP 2004250152 A JP2004250152 A JP 2004250152A JP 2006067448 A JP2006067448 A JP 2006067448A
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Abstract

【課題】 複数のRW、RFIDタグ、及び両機能を備えた通信装置が近接した環境にあっても、それらの間で送受信される電波が干渉することのない装置を提供する。
【解決手段】 RW機能とRFIDタグ機能を有する通信装置10において、これら2つの機能が一つのアンテナ30を共用している。また、通信装置は、一方の機能が実行されている際に他方の機能が動作しないように、択一的に一方の機能だけを実行させるために、RW機能を実行しているときはRFIDタグ機能の実行を禁止し、RFIDタグ機能を実行しているときはRW機能の実行を禁止する手段を備えている。したがって、通信装置がRWとして機能している場合、他のRW又はRWとして機能している同種の通信装置の通信エリア内にあっても、RW機能が維持され、RW機能が終了するまでRFIDタグ機能に移ることはない。また、通信装置がRFIDタグとして機能している場合、RFIDタグの機能を中断してRWに切り替わることもない。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁界または電波を利用して、リーダ・ライタとの間で非接触で情報を送受信するデータキャリア(例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグ、無線タグ、電子タグ、ICタグ、トランスポンダ)の機能(以下、それぞれ「RFIDタグ」、「RFIDタグ機能」と略す。)と、RFIDタグとのデータ交信、制御およびそのデータに関する処理を行うリーダ・ライタ(質問器、インテロゲータも含む。)の機能(以下、それぞれ「RW」(Reader Writer)、「RW機能」と略す。)を備えた通信装置、およびその通信装置を備えた携帯電子機器(例えば、携帯電話機、携帯型メモリ、携帯型デジタル音響機器、携帯型デジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistant))に関する。
近年、RFIDタグは、小型化と低価格化が著しく進み、また、バーコードに比べて圧倒的に多くの情報を扱えることから、多くの製品や商品などに取り付けられて利用されるようになってきた。例えば、商店に陳列されている商品の内容や流通履歴などの情報が、商品に取り付けられているRFIDタグのメモリに格納されており、消費者はRWを目的の商品に近づけるだけで商品の情報を確認することができるようになった。しかし、RFIDタグが普及するにつれ、多くのRWがRFIDタグの周囲で使用されるようになると、同じ無線通信エリア内に複数のRFIDタグやRWが混在する環境が発生し、互いに干渉し合い、良好な無線通信を行うことができなくなる。
その対策として、特許文献1では、図8のブロック図に示すように、RFIDタグ機能とRW機能を有する能動通信部202と、RFIDタグ機能を有する受動通信部204を備えた無線通信部200が開示されている。この無線通信部200によれば、受動通信部204は、外部からの要求信号を受信して応答信号を返し、能動通信部202は、外部に要求信号を送信すると共に、外部からその応答信号を受信する。受動通信部204は、外部からの読み出し要求や書込み要求の他に、スリープ要求およびスリープ解除要求などの要求信号を受信することができる。受動通信部204はまた、スリープ要求を受信するとスリープ状態に移行し、外部からの読み出し要求や書込み要求に応答しなくなる。例えば、同じ無線通信エリア内で複数の受動通信部204が混在する場合、特定の受動通信部204以外をスリープ状態に設定することにより、受動通信部204からの応答が互いに干渉するという問題を回避する。そして、スリープ状態は、受動通信部204の状態保持部206に保持されており、スリープ解除要求を受信してスリープが解除されるまで維持される。
能動通信部202は、外部への読み出し要求や書込み要求の他に、スリープ要求およびスリープ解除要求などの要求信号を送信すると共に、これに対する応答信号を受信することができる。スリープ要求を送信することにより、相手方の受動通信部204をスリープ状態に遷移させ、またスリープ解除要求を送信することにより、スリープ状態を解除することができる。能動通信部202は、要求信号を送信する前に、受動通信部204内の状態保持部206を参照して、受動通信部204がスリープ状態であるか否かを判別する。そして、スリープ状態であれば、要求信号の送出をディセーブルする。これによって、例えば同じ無線通信エリア内に複数の能動通信部202が混在するような場合に、要求信号同士が互いに干渉してしまうという問題を回避することができる。
一方、非接触ICカードの普及も目覚しく、例えばJR東日本で扱っている「Suica」(登録商標)のように定期券や乗車券として実用化されている。なお、非接触ICカードも基本的機能や回路構成は同じであり、本願では、RFIDタグを、非接触ICカードも含む概念として定義し、両者を特に区別せずにRFIDタグと表記している。
非接触ICカードは携帯性に優れているが、何枚もICカードを所持すると嵩張るため、携帯性が損なわれてくる。そこで、携帯端末に非接触ICカードの機能を備えた機器が特許文献2に開示されている。この文献に開示されている発明では、通話機能とデータ通信処理機能と情報処理機能を有する携帯端末、例えば携帯電話、PHS(パーソナルハンディフォンシステム)、PDA(パーソナルデジタルアシスト)、自動車電話などに非接触ICカードの機能を付加することによって、ICカードを持つことなく、ICカードと同等のサービスを受けることができるようになる。また、非接触ICカード通信部は、電池を電源とすることができるため、所望の増幅作用を得ることができるので、非接触ICカード通信部の通信範囲を大きくすることができ、従来の非接触ICカードに比べて使い勝手がよく、利用範囲を広げることができるようになっている。
特開2003−150916号公報 特開2003−244014号公報
一般的なRWとRFIDタグの回路構成を図9に示す。図において、RW200は、変調用ビット・コーディング部202、変調回路204、復調用ビット・コーディング部206、復調回路208、ドライバ210、アンテナ212、RW制御部214、コントローラ216で構成されている。また、RFIDタグ250は、変調用ビット・コーディング部252、変調回路254、復調用ビット・コーディング部256、復調回路258、アンテナ260、TAG制御部262、メモリ264で構成されている。
このような構成において、コントローラ216は、コマンドや情報を格納したメモリを備え、RW制御部214に指示および情報を与える。RW制御部214は、RW200の通信制御を司り、コントローラ216から送られてくるコマンドや情報を変調用ビット・コーディング部202に送る。変調用ビット・コーディング部202は、入力されたコマンドや情報をNRZ符号やマンチェスタ符号などの方式に従って符号化されたシリアルデータに変換する。変調回路204は、符号化されたデータで搬送波の変調を行う。変調された搬送波はドライバ210で増幅され、アンテナ212から電波として送出される。なお、データを送出する場合は、ドライバ210は前もってRW制御部214によって活性化させておく。
RW200から送出された電波をRFIDタグ250のアンテナ260が受信するとアンテナ260に起電力が発生する。図示していないが、RFIDタグ250に含まれる種々の回路には、この起電力を整流して与えられる。アンテナ260が受信した信号は復調回路258で復調され、復調用ビット・コーディング部256で符号化されていたシリアル信号がデジタル信号に復元され、TAG制御部262に入力される。TAG制御部262はRFIDタグ250の通信制御を行い、入力された信号に基づいてメモリ264から所望のデータを取り出し、変調用ビット・コーディング部252に送る。変調用ビット・コーディング部252では、TAG制御部262から送られてきたデータをNRZ符号やマンチェスタ符号などの方式に従って符号化する。符号化されたデータは変調回路254で変調されアンテナ260から送出される。
RW200は、RFIDタグ250から送られてきたデータをアンテナ212で受信し、復調回路208に送る。復調回路208で復調されたデータは復調用ビット・コーディング部206で符号化されていたシリアル信号がデジタルデータに復元される。復元されたデータは、RW制御部214を介してコントローラ216に入力され、処理される。
上述のように、通常RFIDタグ250の電力は、アンテナ260から供給されているため、RFIDタグ250からRW200側に信号を送信する返信方式には、電力消費量の少ない負荷変調方式が採用されている。また、RW200側では、RFIDタグ250の電力をアンテナ212から供給するため、送電性に優れた振幅シフト・キーイング(ASK変調)を行うのが一般的である。
ところで、13.56MHz帯を利用したRFIDタグとRWとの通信に関する規格として、近接型のISO14443規格と近傍型のISO15693規格がある。表1にISO14443規格の内容を示す。表1から分かるように、RWからRFIDタグに信号を送信する場合の変調方式および符号化方式と、RFIDタグからRWに信号を送信する場合の変調方式および符号化方式は必ずしも一致していない。例えば、タイプAの場合ではRWからRFIDタグに信号を送る場合の符号化方式はモディファイドミラーであるが、RFIDタグからRWに送信する場合の符号化方式はマンチェスタである。また、RWからRFIDタグに信号を送る場合の変調方式は、全てのタイプでASK変調を採用している。しかし、RFIDタグからRWに信号を送信する場合の変調方式は、タイプAでは副搬送波のASKであり、タイプBでは副搬送波の位相シフト・キーイング(BPSK変調)となっている。
Figure 2006067448
このようにRW側からRFIDタグに信号を送る場合と、RFIDタグからRWに信号を返信する場合の方式が異なるため、特許文献1のようにRWにRFIDタグを付加する場合は、図8に示したように、RWである能動通信部202とRFIDタグである受動通信部204の2つの回路を別々に持たなければならなかった。
また、このように、RWとRFIDタグの機能を独立して備えた場合は、能動通信部202が動作を行っているときには、受動通信部204はスリープ状態を解除されているため、外部もしくは同じ無線通信部200の能動通信部202からの要求信号に反応してしまうことも考えられる。
さらに、RWとRFIDタグの回路や手段を2組備えることになり、回路規模が大きく、コストアップの要因にもなっていた。
さらにまた、特許文献2に開示されている機器は、携帯端末に非接触ICカードの機能を追加しただけで、RWとしての機能は持っていないため、RFIDタグの情報を読み取るためには、別途RWを持つ必要があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであって、RWとRFIDタグの機能を併せ持ちながら、RFIDタグとRWの使用期間を明確に切り分けることができ、しかも回路規模が小さく安価に構成することができる携帯機器を提供することを目的とする。
本発明は上述の目的を達成するためになされたもので、通信装置に、
信号を出力する制御部と、
上記制御部から出力された信号に対応する電波を発信すると共に、受信した電波に対応する信号を上記制御部に出力するアンテナと、
上記アンテナで受信した電波を復調して上記制御部に出力する復調部と、
上記アンテナから発信された第1の電波に応答した信号を上記アンテナで受信する第1の機能と、
他の通信装置から発信された第2の電波を上記アンテナで受信すると共に上記第2の電波に応答して上記制御部から出力された信号を上記アンテナから返信する第2の機能と、
上記第1の機能を実行している間、上記第2の機能の実行を禁止し、上記第2の機能を実行している間、上記第1の機能の実行を禁止する手段を備えたことを特徴とする。
以上の形態において、通信装置は、上記制御部が、上記通信装置が上記第1の機能と上記第2の機能のいずれも実行していないアイドル状態で、上記制御部が第1機能開始信号を受信すると上記第1の機能の実行を許可し、上記制御部が第2機能開始信号を受信すると上記第2の機能の実行を許可する手段を備えていることが好ましい。
上記通信装置はまた、上記第1の機能が終了する上記アイドル状態に復帰し、上記第2の機能が終了すると上記アイドル状態に復帰する手段を備えていることが好ましい。
上記通信装置はまた、上記アンテナに誘導された電気的変化を検出し、上記第2機能開始信号に対応する信号を出力する第2機能起動部を備えていることが好ましい。
上記通信装置はまた、上記第1の機能と上記第2の機能のいずれかを選択するスイッチを備えていることが好ましい。
上記通信装置はまた、
上記制御部から出力された信号を変調する変調部と、
上記アンテナから出力された信号を復調する復調部を備えており、
上記変調部の変調方式と、上記復調部の復調方式が同一であることが好ましい。
上記通信装置はまた、上記変調方式がASK変調方式であることが好ましい。
上記通信装置はまた、上記制御部から出力された第1の信号を符号化する符号化部と、上記復調部から出力された信号を復号化する復号化部を有し、上記符号化部の符号化方式と上記復号化部の復号化方式が同一であることが好ましい。
上記通信装置はまた、上記第2の電波によって上記アンテナに誘起される電力を利用して電力を生成する電力生成部を備えていることが好ましい。
本発明の他の形態に係る通信装置は、
信号を出力する制御部と、
上記制御部から出力された信号を第1の変調方式で変調する第1の変調部と、
上記制御部から出力された信号を第1の変調方式と異なる第2の変調方式で変調する第2の変調部と、
上記制御部から出力された信号を上記第1の変調部または第2の変調部に選択的に送信する変調選択部と、
上記変調前切換部で選択された上記第1の変調部または第2の変調部から出力された信号に対応する電波を発信するアンテナと、
上記アンテナで受信した電波に対応する信号を第1の復調方式で復調する第1の復調部と、
上記アンテナで受信した電波に対応する信号を第2の復調方式で復調する第2の復調部と、
上記アンテナで受信した電波に対応する信号を上記第1の復調部または第2の復調部に選択的に送信すると共に上記第1の復調部または第2の復調部で復調された信号を上記制御部に送信する復調選択部と、
上記変調選択部で第1の変調部を選択し、上記復調選択部で第1の復調部を選択し、上記制御部から出力された信号を上記第1の変調部で変調して上記アンテナから第1の電波を発信し、上記第1の電波に応答した信号を上記第1の復調部で復調して上記制御部に送信する第1の機能と、
上記変調選択部で第2の変調部を選択し、上記復調選択部で第2の復調部を選択し、他の通信装置から発信された第2の電波を上記アンテナで受信し、上記第2の電波に対応する信号を上記第2の復調部で復調して上記制御部に送信し、上記第2の電波に対応する信号に対応して上記制御部から出力された信号を上記アンテナから上記他の通信装置に対して返信する第2の機能と、
上記第1の機能を実行している間、上記第2の機能の実行を禁止し、上記第2の機能を実行している間、上記第1の機能の実行を禁止する手段を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、第1の機能と第2の機能が、少なくとも一つのアンテナを共用しているため、第1の機能の専用回路と第2の機能の専用回路を備えた従来の通信装置に比べて、回路スペースが小さくなる。また、通信装置がRWとして機能している場合、通信装置が他のRW又はRWとして機能している同種の通信装置の通信エリア内にあっても、第1の機能が維持され、第1の機能が終了するまで第2の機能に移ることはない。さらに、通信装置がRFIDタグとして機能している場合、RFIDタグの機能を中断してRWに切り替わることもない。したがって、現在通信中の情報が途中で途切れるということもないし、複数のRW、RFIDタグ、及び両機能を備えた通信装置が近接した環境にあっても、それらの間で送受信される電波が干渉することもない。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
実施の形態1
(1)通信装置の機能:
図1は、本発明に係る通信装置を利用した通信システムの構成図である。図において、符号10で示す本発明の通信装置(RW/RFIDタグ)は、他の通信装置から出力される信号を受信して該信号に対応する信号を返信するRFID(Radio Frequency Identification)タグまたはAIDC:Automatic Identification & Data Capture)の機能と、他のRFIDタグから情報を読み取る及び/又は当該他のRFIDタグに情報を書き込むRW(以下、「RW」と略す。)の機能を備えている。具体的に、通信装置10は、RFIDタグ12に記憶されている情報を読み取ると共にRFIDタグ12に記憶されている情報を書き換えるRWとして動作する第1の機能(RW機能)と、他のRW14からの要求に応じて必要な情報をRW14に送信し、RW14の指示に基づいて該通信装置10の記憶情報を書き換えるRFIDタグとして動作する第2の機能(RFIDタグ機能)を有する。また、通信装置10は、RFIDタグ機能とRW機能を備えた同種の通信装置10’との間で、選択的にRFIDタグ又はRWとして動作する。例えば、他の通信装置10’がRWとして機能するときに当該通信装置10はRFIDタグとして動作し、他の通信装置10’がRFIDタグとして機能するときに当該通信装置10はRWとして動作する。
通信装置10は、携帯機器であることが望ましい。この携帯機器としては、例えば、携帯電話機、携帯型メモリ(記憶される情報のコンテンツが音声、画像、テキストのいずれであるかは問題ではない。)、携帯型デジタル音響機器、携帯型デジタルカメラ、PDAなどが考えられる。しかし、通信装置10はそのような装置に限定されるものでなく、土地に固定された設備に取り付けた装置又は当該設備に着脱可能な装置であってもよいし、土地に対して移動可能な設備(例えば自動車)に固定的又は着脱可能に搭載された装置あってもよい。
(2)通信装置の構成:
図2は通信装置10の構成を機能に基づいて表した図である。通信装置10は、コントローラ(制御部)20、RFID/RW制御部22、変調用ビット・コーディング部(符号化部)24、変調回路(変調部)26、駆動部(ドライバ)28、アンテナ30、復調回路(復調部)32、復調用ビット・コーディング部(復号化部)34、パワー検出部(RFID起動部)36、およびこれらの構成要素に対して電力を供給するパワー生成回路(電力生成部)38を備えている。
コントローラ20は、通信装置10の全体を制御するもので、RFID/RW制御部22との間でコマンドやデータなどの必要な情報の送受信が可能である。この情報には、通信装置10をRWとして動作させる第1機能開始信号が含まれる。
RFID/RW制御部22は、コントローラ20から送信される信号に基づいて動作し、コントローラ20との間で必要な情報の送受信を行う。また、コントローラ20からの指令に基づいて、変調用ビット・コーディング部24に送信情報を送信するとともに、復調用ビット・コーディング部34から返信された信号をコントローラ20に送信する。
変調用ビット・コーディング部24は、制御部22から出力されたシリアルデジタル信号をビット・コーディングする。ビット・コーディングの方式として、NRZ方式、マンチェスタ方式、単極RZ方式、ミラー方式、パルス位置方式などの種々の方式が提案されているが、いずれの方式を採用してもよい。また、変調用ビット・コーディング部24は、電子回路で実現することもできるが、実施の形態では通信装置10のメモリに搭載されているソフトウェアで実現されている。したがって、通信装置10に搭載する回路が小型化できる。また、ビット・コーディング方式を変更する必要が生じた場合、回路構成に変更を加えることなく、単にソフトウェアの入れ替えだけで対応することができる。
変調回路26は、変調用ビット・コーディング部24で符号化された信号(ベースバンド信号)で搬送波を変調(振幅変調、周波数変調又は位相変調)する。変調の方式として、振幅変位(ASK)変調、周波数偏移(FSK)変調、位相偏移(PSK)、2値位相偏移(BPSK)、副搬送波を用いた変調などが提案されており、いずれの変調方式を採用してもよいが、実施の形態では現在日本国内で最も広く利用されている振幅変位(ASK)変調方式が採用されている。
駆動部28は、通信装置10がアンテナ30を通じて信号を出力する際にRFID/RW制御部22によって活性化され、変調回路26で変調された信号を増幅してアンテナ30に送信する。
アンテナ30またはアンテナコイルは、駆動部28で増幅された信号を電波として発信する。また、通信装置10と同様にRFIDタグとRWの両機能を備えた他の通信装置10’、又はRFIF12、若しくはRW14から発信された電波を受信する。通信装置10と他の通信装置(同種の通信装置、RW、RFIDタグ)との通信方式として、電磁結合方式、電磁誘導方式、電波方式が知られているが、いずれの方式を採用してもよい。
復調回路32は、他の通信装置10’(図1参照)のアンテナから出力された信号を復調する。復調方式は、通信装置10と通信する相手機器(他の通信装置10’、又はRFIF12、若しくはRW14)の変調方式に対応している。実施の形態では、変調回路26における変調方式に対応して、振幅変位(ASK)復調方式が採用されている。
復調用ビット・コーディング部34は、復調回路32で復調された信号をシリアルデジタル信号に復号化し、RFID/RW制御部22に送信する。ビット・コーディングの方式は、変調用ビット・コーディング部24に対応する復号化方式が採用されている。変調用ビット・コーディング部24と同様に、復調用ビット・コーディング部34は、通信装置10のメモリに搭載されているソフトウェアで実現することができる。したがって、通信装置10に搭載する回路がさらに小型化できる。また、ビット・コーディング方式を変更する必要が生じた場合、回路構成に変更を加えることなく、単にソフトウェアの入れ替えだけで対応することができる。
検出部(RFID起動部)36は、アンテナ30が、RWとして機能している他の通信装置10’又はRW14によって形成される通信エリア内(すなわち、通信装置10’で発生した電波又は磁界をアンテナ30が検出し得るエリア内)に置かれたとき、アンテナコイルに生じる磁界の変化に起因する電気的変化(例えば、起電力の発生又は電圧の変化)に基づき、通信装置10がRFIDタグとして機能すべき状態に置かれたことを示す信号をコントローラ20に送信する。
電力生成回路38は、アンテナ30で受信する電波又は交番磁界によってアンテナ内に誘起される電流に基づいて電力を生成し、通信装置10に含まれる上述の構成要素に必要な電力を供給する。
(3)通信装置の動作:
通信装置10の動作を説明する。上述のように、通信装置10は、RW機能とRFIDタグ機能を有し、それらの一方を選択的に実施することから、RWとして機能する状態(RW状態)とRFIDタグとして機能する状態(RFID状態)の2つのステータス(状態)をとり得る。実施の形態では、図3に示すように、通信装置10はRW状態とRFID状態のほかに、それらのいずれにも属さないアイドル状態(IDLE状態)又は待機状態のステータスを有する。
a)アイドル状態:
通信装置10がアイドル状態にあるとき、アンテナ30からの発信は停止される。また、通信装置10がアイドル状態にあるとき、同種の他の通信装置10’又はRW14から発信された電波をアンテナ30が受信して検出部36からコントローラ20に信号が出力されると、この信号に基づいてコントローラ20がRW/RFID制御部22に信号(RFID開始信号)を出力し、通信装置10はアイドル状態からRFID状態に切り替わる。さらに、通信装置10のコントローラ20からRW/RFID制御部22に対して通信装置10がRWに切り替わるべき旨の指令(RW開始信号)が出力されると、通信装置10はアイドル状態からRW状態に切り替わる。
b)RW機能:
通信装置10をRWとして機能させる場合、図示しないホストコンピュータからの指令に基づいて、コントローラ20はRFID/RW制御部22に必要な指令(RW開始信号)を出力する。RFID/RW制御部22は、コントローラ20から供給される指令に基づいてデジタル信号を作成して変調用ビット・コーディング部24に出力する。通信装置10がRWとして機能する場合、通信装置10がRFIDタグとして機能することが禁止される。したがって、通信装置10がRWとして機能している最中に、当該通信装置10のアンテナ30が別の通信装置10’又はRW14のアンテナの通信エリア内に置かれることがあっても、通信装置10のRW機能は維持され、RW機能が停止されてRFIDタグ機能が開始することはない。
RFID/RW制御部22から出力された信号は、変調用ビット・コーディング部24で符号化され、次に変調回路26で振幅変位(ASK)変調され、続いてRFID/RW制御部22から出力される制御信号に基づいて駆動部28で増幅され、最後にアンテナ30から電波(第1の電波)として発信される。
アンテナ30から発信された電波は、この電波の通信エリア内置かれたRFIDタグ12又はRFIDタグ機能を有する他の通信装置10’のアンテナで受信される。電波を受信したRFIDタグ12又は通信装置10’は、受信した信号をそれらに内蔵されたマイクロプロセッサで処理し、受信した信号に対応する信号をそのアンテナから発信する。
RFIDタグ12又は通信装置10’からの返信は、通信装置10のアンテナ30で受信され、復調回路32で復調され、復調用ビット・コーディング部34でデジタル信号に復元され、RFID/RW制御部22に送信される。そして、RFID/RW制御部22で受信された信号は、必要に応じてコントローラ20に送信され、所定の処理が行われる。
なお、通信装置10から発信された信号は振幅変位(ASK)変調された信号であるため、この信号を受信して復調するRFIDタグ12又は通信装置10の復調回路は、振幅変位(ASK)変調された信号を復調するものでなければならない。また、RFIDタグ12又は通信装置10から発信された信号が通信装置10で復調されるためには、当該RFIDタグ12又は通信装置10から発信された信号は振幅変位(ASK)変調されたものでなければならない。
RFIDタグ12又は他の通信装置10との通信が終了すると、コントローラ20は通信装置10をアイドル状態に復帰させる。
c)RFIDタグ機能:
通信装置10がアイドル状態にあるとき、RW14又は他の同種の通信装置10’から発信されている電波又は磁界をアンテナ30が検出すると、アンテナ30を含む回路に電気的変化(例えば、起電力)が発生する。この電気的変化は検出部36が検出し、その検出結果に応じた検出信号がコントローラ20に入力される。コントローラ20は、検出部36から送信された信号に応答してRFID/RW制御部22に信号を出力し、当該通信装置10がRFIDタグとして機能すると共にRWとして機能することを禁止すべく、RFID/RW制御部22を設定する。
一方、アンテナ30で検出された信号は、復調回路32で復調され、復調用ビット・コーディング部34で復号化されてデジタル信号に復元され、RFID/RW制御部22に入力される。RFID/RW制御部22に入力されたデジタル信号は、コントローラ20に送信される。コントローラ20は、入力されたデジタル信号に対応する情報をRFID/RW制御部22に送信する。RFID/RW制御部22は、コントローラ20から受信した情報を変調用ビット・コーディング24に出力する。変調用ビット・コーディング24は、受信した信号を符号化する。符号化された信号は変調回路26で変調される。また、変調された信号は、RFID/RW制御部22から出力された信号に基づいて駆動部28で増幅された後、アンテナ30からRW14又は他の通信装置10’に返信される。
RW14又は他の通信装置10との通信が終了し、検出部36からの検出信号が無くなると、コントローラ20からRFID/RW制御部22への信号の出力を終了し、通信装置10をアイドル状態に復帰させる。
(4)通信装置の択一的動作:
通信装置10に、RW機能とRFIDタグ機能を択一的に実行させるプログラムの一例を図4に示す。この図を参照して説明すると、通信装置10は、通信装置10がアイドル状態にあるか否か判断する(#1)。通信装置10がアイドル状態であればRW機能の開始信号又はRFIDタグ機能の開始信号がコントローラ20から出力されたか否か判断する(#2,#3)。コントローラ20からRW開始信号が出力された場合、通信装置10はRW機能を開始し(#4)、RFIDタグ機能の実行を禁止する(#5)。次に、RW機能の通信が終了すると(#6)、RW機能を終了し(#7)、RFIDタグ機能の禁止を解除する(#8)。また、コントローラ20からRFIF開始信号が出力された場合、通信装置10はRFIDタグ機能を開始し(#9)、RW機能の実行を禁止する(#10)。次に、RFIDタグ機能の通信が終了すると(#11)、RFIDタグ機能を終了し(#12)、RW機能の禁止を解除する(#13)。一方、#1で通信装置10がアイドル状態でないと判断された場合、通信装置10がRW機能を実行中か否か判断し(#14)、RW機能の実行中であれば該RW機能を続行する(#4)。また、#1で通信装置10がアイドル状態でないと判断された場合において、通信装置10がRFIDタグ機能を実行中か否か判断し(#15)、RFIDタグ機能の実行中であれば該RFIDタグ機能を続行する(#9)。
以上のように、実施の形態1に係る通信装置10によれば、RW機能とRFIDタグ機能が、一つのアンテナと、一組の変復調回路と、一組の変調用及び復調用ビットコーディング部によって構成される回路によって実現されており、この一つの回路をRW機能とRFIDタグ機能が共用しているため、RW機能の専用回路とRFIDタグ機能の専用回路を備えた従来の通信装置に比べて、格段と回路スペースが小さくなる。
また、通信装置10がRWとして機能している場合、通信装置10が他のRW又はRWとして機能している同種の通信装置の通信エリア内にあっても、RW機能が維持され、RW機能が終了するまでRFIDタグ機能に移ることはない。また、通信装置10がRFIDタグとして機能している場合、RFIDタグの機能を中断してRWに切り替わることもない。したがって、現在通信中の情報が途中で途切れるということもないし、複数のRW、RFIDタグ、及び両機能を備えた通信装置10が近接した環境にあっても、それらの間で送受信される電波が干渉することもない。
(5)変形例:
上述の実施形態に係る通信装置10では、通常はアイドル状態に設定されており、コントローラ20からの指令に基づいてRWに切り替わり、また検出部36からの信号に基づいてRFIDタグに切り替わるようにしているが、図5に示すように手動式の機能切換スイッチ38を設け、この機能切換スイッチ38でRW機能からRFIDタグ機能へ又はその逆に切り替えることができるようにしてもよい。ただし、通信装置10がRW又はRFIDタグとして機能している最中に機能切換スイッチ38で機能が切り替えられた場合、実行中の機能が終了した後に、新たに選択された機能が実行されるようにすることが必要である。
また、上述の実施形態に係る通信装置10では、アンテナ30で受信した電波を利用して電力生成回路38で電力を生成し、この生成した電力を通信装置10の各要素に供給するものとしたが、図6に示すように、安定した電力を常時供給可能な電源40を設け、必要に応じて、スイッチ42によって電力供給源を電力生成回路38から電源40に切り替えてもよい。この場合、電源40は電力生成回路38で生成される電力よりも高いパワーをアンテナ30等に供給できることから、通信範囲を大きくすることができると共に、安定した通信が可能となる。
実施の形態2
実施の形態2に係る通信装置100を示す。図示するように、この通信装置100は、変調回路/変調用ビット・コーディング部と復調回路/復調用ビット・コーディング部をそれぞれ2系統設け、通信装置100がRWとして機能するときとRFIDタグとして機能するときで、使用する変調回路/変調用ビット・コーディング部と復調回路/復調用ビット・コーディング部を分けている。
具体的に通信装置100は、RW/RFID制御部22と駆動部28との間に、第1変調用ビット・コーディング部24Aと該第1変調用ビット・コーディング部24Aで符号化された信号を用いて搬送波を変調する第1変調回路26Aを含む第1の変調系統と、第2変調用ビット・コーディング部24Bと該第2変調用ビット・コーディング部24Bで符号化された信号を用いて搬送波を変調する第2変調回路26Bを含む第2の変調系統を有する。そして、第1変調用ビット・コーディング部24Aと第2変調用ビット・コーディング部24Bは、スイッチ(変調選択部)SW1を介してRW/RFID制御部22に接続されている。また、第1変調回路26Aと第2変調回路26Bは、スイッチ(変調選択部)SW2を介して駆動部28に接続されている。
同様に、通信装置100は、RW/RFID制御部22とアンテナ30との間に、第1復調回路34Aと該第1復調回路34Aから出力された信号を復調ビット・コーディングする第1復調用ビット・コーディング部34Aを含む第1の復調系統と、第2復調回路32Bと該第2復調回路32Bから出力された信号を復調ビット・コーディングする第2復調用ビット・コーディング部34Bを含む第2の復調系統を有する。そして、第1復調用ビット・コーディング部34Aと第2復調用ビット・コーディング部34Bは、スイッチ(復調選択部)SW3を介してRW/RFID制御部22に接続されている。また、第1復調回路34Aと第2復調回路32Bは、スイッチ(復調選択部)SW4を介して駆動部28に接続されている。
第1の変調系統と第2の変調系統は異なる符号化方式/変調方式を採用している。例えば、通信装置100がRWとして機能するときに使用する第1変調回路26Aと第1変調用ビット・コーディング部24Aでは、ISO14443規格のタイプAからCのいずれかに準拠した変調方式と符号化方式又はISO15693規格に準拠した変調方式と復調方式をそれぞれ採用することが好ましい。また、通信装置100がRWとして機能するときに使用する第1復調回路34Aと第1復調用ビット・コーディング部34Aでは、ISO14443規格のタイプAからCのいずれかに準拠した復調方式と符号化方式又はISO15693規格に準拠した復調方式と符号化方式をそれぞれ採用することが好ましい。
通信装置100がRFIDタグとして動作するときの復調方式は、汎用のRFIDタグや本発明に係る通信機器100との間で通信を可能にするために、第2復調回路32Bの復調方式と通信装置100がRWとして機能するときに動作する第1変調回路26Aの変調方式を同じにすることが好ましい。実施の形態では、上述のISO規格に準拠した振幅変調(ASK)方式を採用している。一方、第2復調用ビット・コーディング部34Bの復号化方式は、通信装置100がRWとして機能するときに動作する第1変調用ビット・コーディング部24Aの符号化方式と同じ方式を採用することが好ましい。採用する方式は、ISO規格に準拠したものが当然好ましい。また、通信装置100がRFIDタグとして機能するときに動作する第2変調用ビット・コーディング34Bの復号化方式と第2変調回路26Bの変調方式は、汎用RFIDタグと同様に、ISO規格に準拠することが好ましい。ただし、第2変調用ビット・コーディング24Bと通信装置100がRWとして機能するときに動作する第1復調用ビット・コーディング34Aの方式は同一であることが必要である。
以上の点を考慮し、実施の形態では、具体的に、第1の変調系統の第1変調回路26AはASK変調方式を採用し、第1変調用ビット・コーディング部24AはASK変調方式に対応した符号化方式を採用している。また、第2の変調系統の第2変調回路26Bは負荷変調方式を採用し、第2変調用ビット・コーディング部24Bは負荷変調方式に対応した符号化方式を採用している。また、第1の復調系統の第1復調回路34Aは位相検出方式を採用し、第1復調用ビット・コーディング部34AはASK変調方式に対応したビット・コーディング方式を採用している。また、第2の変調系統の第2変調回路26Bは負荷変調方式を採用し、第2変調用ビット・コーディング部24Bは負荷変調方式に対応したビット・コーディング方式を採用している。
その他の構成は上述した通信装置10と同一である。
このような構成を備えた通信装置100によれば、通信装置100がRWとして機能する場合、RW/RFID制御部22から出力される指令によりスイッチSW1〜SW4は、図示する位置とは反対側(RW側)に設定され、RW/RFID制御部22と駆動部28は第1変調用ビット・コーディング部24Aと第1変調回路26Aを介して接続され、アンテナ30とRW/RFID制御部22は第1復調回路34Aと第1復調用ビット・コーディング部34Aを介して接続される。その結果、コントローラ20から出力された指令に基づき、RW/RFID制御部22は第1変調用ビット・コーディング部24A、第1変調回路26A、駆動部28を介してアンテナ30から電波を発信する。アンテナ30で受信した返信は、第1復調回路34A、第1復調用ビット・コーディング部34A、RW/RFID制御部22を介してコントローラ20に送信される。
通信装置100がRFIDタグとして機能する場合、RW/RFID制御部22から出力される指令によりスイッチSW1〜SW4は、図示する位置(T側)に設定され、RW/RFID制御部22と駆動部28は第2変調用ビット・コーディング部24Bと第2変調回路26Bを介して接続され、アンテナ30とRW/RFID制御部22は第2復調回路32Bと第2復調用ビット・コーディング部34Bを介して接続される。その結果、アンテナ30で受信した信号は、第2復調回路32B、第2復調用ビット・コーディング部34B、RW/RFID制御部22を介してコントローラ20に送信される。同時に、アンテナ30の起電力が検出部36で検出され、その検出結果がコントローラ20に送信される。また、コントローラ20の指令に基づき、RW/RFID制御部22は第2変調用ビット・コーディング部24B、第2変調回路26B、駆動部28を介してアンテナ30から返信の電波を発信する。
このように、実施の形態2の通信装置100では、変復調用ビット・コーディング部の符号化方式と変復調回路の変復調方式をISO規格に準拠させ、通信装置100をRWとして機能させる場合とRFIDタグとして機能させる場合で使用する回路と手段(変復調回路と変復調ビット・コーディング部)を分け、しかも、送受信に際して選択される符号化方式と変復調方式を同じにしているため、本発明に係る通信装置100間の通信だけでなく、他の汎用RFIDタグとの通信も可能となる。また、本発明に係る通信装置10、100を携帯電話、PDA、デジタルカメラなどの携帯機器に搭載することで、従来は別途携帯されていたRWやRFIDタグが不要になる。
なお、特に言及しないが、実施の形態1で図5と図6を参照して説明した変形例も、実施の形態2に係る通信装置100にも同様に適用可能である。
また、以上の実施形態の通信装置10では、RW機能とRFIDタグ機能が、一つのアンテナと、一組の変復調回路と、一組の変調用及び復調用ビットコーディング部を共用しているが、本発明は少なくともアンテナが共用されていればよい。さらに、実施の形態1,2では、コントローラとRW/RFID制御部にそれぞれ異なる制御機能を分担させているが、これらは一つの制御部として実現することができる。
本発明に係る通信装置の機能を説明する図。 実施の形態1に係る通信装置の構成を説明するブロック図。 図2に示す通信装置が実行する機能の切換を説明する図。 実施の形態1に係る通信装置の動作を説明するフローチャート。 実施の形態1に係る通信装置の変形例を示すブロック図。 実施の形態1に係る通信装置の他の変形例を示すブロック図。 実施の形態2に係る通信装置の構成を説明するブロック図。 従来の通信装置の機能と構成を説明する図。 従来のRWとRFIDタグの構成を示すブロック図。
符号の説明
10、100:通信装置、12:RFIDタグ、14:RW、20:コントローラ、22RW/RFID制御部、24:変調用ビット・コーディング部、26:変調回路、28:ドライバ、30:アンテナ、32:復調回路、34:復調用ビット・コーディング部、36:検出部、38:電力生成回路。

Claims (19)

  1. 通信装置であって、
    信号を出力する制御部と、
    上記制御部から出力された信号に対応する電波を発信すると共に、受信した電波に対応する信号を上記制御部に出力するアンテナと、
    上記アンテナから発信された第1の電波に応答した信号を上記アンテナで受信する第1の機能と、
    他の通信装置から発信された第2の電波を上記アンテナで受信すると共に上記第2の電波に応答して上記制御部から出力された信号を上記アンテナから返信する第2の機能と、
    上記第1の機能を実行している間、上記第2の機能の実行を禁止し、上記第2の機能を実行している間、上記第1の機能の実行を禁止する手段を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 上記制御部は、上記通信装置が上記第1の機能と上記第2の機能のいずれも実行していないアイドル状態で、上記制御部が第1機能開始信号を受信すると上記第1の機能の実行を許可し、上記制御部が第2機能開始信号を受信すると上記第2の機能の実行を許可する手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 上記第1の機能が終了すると上記アイドル状態に復帰し、上記第2の機能が終了すると上記アイドル状態に復帰する手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 上記アンテナに誘導された電気的変化を検出し、上記第2機能開始信号に対応する信号を出力する第2機能起動部を備えていることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 上記第1の機能と上記第2の機能のいずれかを選択するスイッチを備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信装置。
  6. 上記制御部から出力された信号を変調する変調部と、
    上記アンテナから出力された信号を復調する復調部を備えており、
    上記変調部の変調方式と、上記復調部の復調方式が同一であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の通信装置。
  7. 上記変調方式がASK変調方式であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の通信装置。
  8. 上記制御部から出力された第1の信号を符号化する符号化部と、上記復調部から出力された信号を復号化する復号化部を有し、上記符号化部の符号化方式と上記復号化部の復号化方式が同一であることを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 上記第2の電波によって上記アンテナに誘起される電力を利用して電力を生成する電力生成部を備えたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の通信装置。
  10. 通信装置であって、
    信号を出力する制御部と、
    上記制御部から出力された信号を第1の変調方式で変調する第1の変調部と、
    上記制御部から出力された信号を第1の変調方式と異なる第2の変調方式で変調する第2の変調部と、
    上記制御部から出力された信号を上記第1の変調部または第2の変調部に選択的に送信する変調選択部と、
    上記変調前切換部で選択された上記第1の変調部または第2の変調部から出力された信号に対応する電波を発信するアンテナと、
    上記アンテナで受信した電波に対応する信号を第1の復調方式で復調する第1の復調部と、
    上記アンテナで受信した電波に対応する信号を第2の復調方式で復調する第2の復調部と、
    上記アンテナで受信した電波に対応する信号を上記第1の復調部または第2の復調部に選択的に送信すると共に上記第1の復調部または第2の復調部で復調された信号を上記制御部に送信する復調選択部と、
    上記変調選択部で第1の変調部を選択し、上記復調選択部で第1の復調部を選択し、上記制御部から出力された信号を上記第1の変調部で変調して上記アンテナから第1の電波を発信し、上記第1の電波に応答した信号を上記第1の復調部で復調して上記制御部に送信する第1の機能と、
    上記変調選択部で第2の変調部を選択し、上記復調選択部で第2の復調部を選択し、他の通信装置から発信された第2の電波を上記アンテナで受信し、上記第2の電波に対応する信号を上記第2の復調部で復調して上記制御部に送信し、上記第2の電波に対応する信号に対応して上記制御部から出力された信号を上記アンテナから上記他の通信装置に対して返信する第2の機能と、
    上記第1の機能を実行している間、上記第2の機能の実行を禁止し、上記第2の機能を実行している間、上記第1の機能の実行を禁止する手段を備えていることを特徴とする通信装置。
  11. 上記制御部は、上記通信装置が上記第1の機能と上記第2の機能のいずれも実行していないアイドル状態で、上記制御部が第1機能開始信号を受信すると上記第1の機能の実行を許可し、上記制御部が第2機能開始信号を受信すると上記第2の機能の実行を許可する手段を備えていることを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 上記第1の機能が終了すると上記アイドル状態に復帰し、上記第2の機能が終了すると上記アイドル状態に復帰する手段を備えていることを特徴とする請求項11に記載の通信装置。
  13. 上記アンテナに誘導された電気的変化を検出し、上記第2機能開始信号に対応する信号を出力する第2機能起動部を備えていることを特徴とする請求項11または12のいずれかに記載の通信装置。
  14. 上記第1の機能と上記第2の機能のいずれかを選択するスイッチを備えていることを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載の通信装置。
  15. 上記変調部の変調方式と、上記復調部の復調方式が同一であることを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載の通信装置。
  16. 上記変調方式がASK変調方式であることを特徴とする請求項10から15のいずれかに記載の通信装置。
  17. 上記制御部から出力された第1の信号を符号化する符号化部と、上記復調部から出力された信号を復号化する復号化部を有し、上記符号化部の符号化方式と上記復号化部の復号化方式が同一であることを特徴とする請求項16に記載の通信装置。
  18. 上記第2の電波によって上記アンテナに誘起される電力を利用して電力を生成する電力生成部を備えたことを特徴とする請求項10から17のいずれかに記載の通信装置。
  19. 請求項1から18のいずれかに記載の通信装置を備えたことを特徴とする携帯電子機器。
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