JP2006063884A - エンジンのブローバイガス還流装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブローバイガス中の凝結水の凍結を抑制することによってブローバイガス通路の目詰まりを防止する。
【解決手段】エンジン1のブローバイガスをブローバイガス通路56を介して吸気通路26に還流させるエンジンのブローバイガス還流装置において、吸気管20と、ブローバイガス還流ホース50と該ホース50を吸気管20に接続する吸気管側接続部52とを有するブローバイガス還流パイプ5と、を備え、吸気管側接続部52は、ブローバイガス還流ホース50と連続する内管53と、該内管53の外周囲を囲むように配置されると共に、その上流端が該内管53の外周壁に連結される一方、その下流端が吸気管20に接続されてブローバイガス通路56と吸気通路26とを連通させる外管54と、からなる二重管構造とし、内管53は、その下流部の軸線Xが下方を向いて配置されると共に、その下流端面が吸気通路26の下流側に向かって開口する斜めカット面53dに構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】エンジン1のブローバイガスをブローバイガス通路56を介して吸気通路26に還流させるエンジンのブローバイガス還流装置において、吸気管20と、ブローバイガス還流ホース50と該ホース50を吸気管20に接続する吸気管側接続部52とを有するブローバイガス還流パイプ5と、を備え、吸気管側接続部52は、ブローバイガス還流ホース50と連続する内管53と、該内管53の外周囲を囲むように配置されると共に、その上流端が該内管53の外周壁に連結される一方、その下流端が吸気管20に接続されてブローバイガス通路56と吸気通路26とを連通させる外管54と、からなる二重管構造とし、内管53は、その下流部の軸線Xが下方を向いて配置されると共に、その下流端面が吸気通路26の下流側に向かって開口する斜めカット面53dに構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、エンジンのブローバイガス還流装置に関するものであり、特にブローバイガス還流パイプと吸気管との接続構造に関するものである。
従来より、エンジンにおいて、ピストンリングとシリンダの隙間からクランクケースへ漏れる所謂ブローバイガスには多量の炭化水素が含まれているため、このブローバイガスをPCVバルブを用いて吸気負圧を利用して強制的に吸気通路へ還流させるブローバイガス還流装置が知られている。ブローバイガス還流装置は、例えば、クランクケース内のブローバイガスをシリンダヘッドカバーへ導き、そこからシリンダヘッドカバーと吸気管とを連通させるブローバイガス還流パイプを介して吸気通路内へ還流させる。
そして、このブローバイガス還流装置を備えるエンジンを低温下で運転すると、ブローバイガス還流パイプがエンジンルーム内の低温の雰囲気に冷却されて、ブローバイガス中の水蒸気が凝結すると共に、このブローバイガス還流パイプと吸気管との接続部において凝結水が凍結して、ブローバイガス還流パイプ内のブローバイガス通路が目詰まりを起こすという問題があった。
この改善策として、特許文献1に開示されたブローバイガス還流装置がある。このブローバイガス還流装置は、吸気管に二重構造の断熱管からなるユニオンを設け、このユニオンにブローバイガス還流ホースを接続している。こうすることによって、ブローバイガス還流パイプと吸気管との接続部において、ブローバイガスが低温の雰囲気から受ける影響を小さくして、ブローバイガス通路が目詰まりすることを抑制している。
その他にも、ブローバイガス還流パイプと吸気管との接続部にヒータを設けて凍結を防止する装置や、ブローバイガス還流パイプの内部にフッ素樹脂加工等の特殊処理を施して凍結氷が剥離し易くする装置などがある。
特開2002−155720号公報
しかしながら、寒冷地等の極低温下では、特許文献1に開示されたブローバイガス還流装置の凍結対策では十分でない場合もある。つまり、エンジンが極低温下等の悪条件で運転されると、特許文献1に開示されたブローバイガス還流装置であっても、凝結水が凍結してブローバイガス通路の目詰まりを起こす可能性がある。例えば、寒冷地等においては、上記の如く断熱構造を採用していても、エンジンルーム内のユニオン周辺の雰囲気温度が極低温になると、ブローバイガス還流パイプと吸気管との接続部において凝結水が凍結する虞がある。また、吸気管内の吸気も極低温であるため、ブローバイガスは低温の雰囲気によって冷却されるだけでなく吸気によっても冷却される。このような環境下でエンジンを運転することを考慮すると、ブローバイガス通路の目詰まりをさらに抑制する対策を施したブローバイガス還流装置が必要となる。
一方、ブローバイガス還流パイプと吸気管との接続部にヒータを設ける装置等によってブローバイガス通路の目詰まりを防止しようとした場合は、コストの増大を招くことになる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コストの増大を招くことなく、ブローバイガス中の凝結水の凍結を効果的に抑制することにあり、さらには、ブローバイガス通路の目詰まりを確実に防止することにある。
本発明は、ブローバイガス還流パイプと吸気管との接続部において、ブローバイガスがエンジンルーム内の雰囲気の影響を受け難く且つ、ブローバイガス中に含まれる水蒸気が凝結した凝結水がブローバイガス通路から吸気通路内へ脱落し易い構造を採用することによって、ブローバイガス通路の凍結による目詰まりを抑制するようにしたものである。
第1の発明は、エンジンのブローバイガスをブローバイガス通路を介して吸気通路に還流させるエンジンのブローバイガス還流装置が対象である。
そして、上記吸気通路を区画形成する吸気管と、パイプ本体部と該パイプ本体部を吸気管に接続する吸気管側接続部とを有し且つ、上記ブローバイガス通路を区画形成するブローバイガス還流パイプと、を備えているものとする。
また、上記吸気管側接続部は、上記パイプ本体部と連続する内管と、該内管の外周囲を囲むように配置されると共に、その上流端が該内管の外周壁に連結される一方、その下流端が吸気管に接続される外管と、からなる二重管構造とし、上記内管は、その下流部の軸線が下方を向いて配置されると共に、その下流端面が上記吸気通路の下流側に向かって開口する斜めカット面に構成されている。
上記の構成の場合、上記内管の下流部の軸線が下方を向いて配置されるため、ブローバイガス通路を流れてくるブローバイガスに含まれる水蒸気のうち凝結した凝結水は該内管の内壁を伝わって該内管の下流端部まで導かれる。尚、内管の下流部の軸線は、鉛直下向きである必要はなく、水平方向よりも下方を向いていれば傾斜していてもよい。
そして、内管の下流端面は、吸気通路の下流側に向かって開口する斜めカット面を構成している。すなわち、内管の下流端は竹槍形状になっている。このため、上記内管の内壁を伝わってくる凝結水は、斜めカット面の最も下流端、すなわち、竹槍形状の先端部に集まることになる。こうして、内管の内壁を伝わってくる凝結水をその開口端において1箇所に集めることによって、凝結水が自重によって自然落下する程度の大きさの水滴に成長することを促進し、凝結水を凍結する前に吸気通路内へ早期に落下させることができる。また、万が一、内管の開口端において凝結水が凍結した場合であっても、内管の開口端に付着する凍結氷を斜めカット面の最も下流端に集中させることによって凍結氷が1箇所に集中するため、ブローバイガス通路が完全には閉塞し難くなると共に、凍結氷の脱落を促進することができる。さらに、該斜めカット面は吸気通路の下流側を向かって開口しているため、ブローバイガス及び斜めカット面下流端部の凝結水は、吸気通路内の吸気の流れに沿って吸気通路内へ流入及び落下しやすくなる。
また、内管の外側に外管を設ける二重管構造とすることによって、内管がエンジンルーム内の雰囲気に直接触れない構造となる。このため、エンジンが極低温下で運転されて、エンジンルーム内の雰囲気温度が極低温であっても、斜めカット面の下流端に集まる凝結水が凍結し難くなる。さらに、二重管構造とすることによって、内管の下流端部の位置を、吸気管と外管とに囲まれた空間の中で任意に設定することができる。
第2の発明は、第1の発明において、上記内管の下流端は、上記ブローバイガス通路と上記吸気通路との境界面よりも、ブローバイガス通路の上流側に奥まって配置されるものとする。
上記の構成の場合、内管を吸気通路とブローバイガス通路との境界面よりもブローバイガス通路の上流側に奥まらせた場所、すなわち、内管の下流端部に吸気が直接当たり難い場所に、内管を配置することができる。その結果、内管の下流端に集まった凝結水に、吸気が直接当たり難くなるため、内管の下流端における凝結水の凍結をさらに抑制することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、上記外管は、上記内管と樹脂で一体成形され、上記吸気管は、樹脂製であって且つ、上記外管の下流端が接続される開口部を有し、該外管の下流端と該開口部とは、熱溶着によって接合されており、上記内管の下流端は、該外管と該開口部との溶着面よりも上記ブローバイガス通路の上流側に奥まって配置されるものとする。
上記の構成の場合、外管と開口部とをボルトや金輪によって固定する構造と比較して、樹脂成形による熱溶着構造とすることによってシール性が向上する。
また、内管の下流端を外管と開口部との溶着面よりもブローバイガス通路の上流側に奥まって配置することによって、外管と開口部とをホットプレート溶着によって溶着する際に、上記内管との干渉を避けるための穴を溶着プレートに設ける必要がなく、その結果、溶着プレートの設置及び抜き外しが容易となる。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、上記吸気管側接続部は、上記吸気管に対して略真上から接続されるものとする。
上記の構成の場合、内管の下流端に集まった凝結水が吸気通路内に容易に脱落する。
第5の発明は、第1〜第4の発明において、上記エンジンは、車体前部において排気ポートが車体後方を向き且つ吸気ポートが車体前方を向いて横置き搭載されると共に、該エンジンの車体後方側には、ターボ過給機が配設され、上記ブローバイガス還流パイプは、その一端がシリンダヘッドカバーに接続される一方、その他端がターボ過給機の流入側吸気管において該ターボ過給機の近傍に接続されるものとする。
上記の構成の場合、エンジンルーム内において、後方排気の横置きエンジンの車体後方側の雰囲気温度は比較的高温である。また、該エンジンの車体後方側にはターボ過給機が配設されていて、ターボ過給機は高温となるためエンジンの車体後方側の雰囲気温度はさらに高温となる。つまり、ブローバイガス還流パイプの他端をこの車体後方側のターボ過給機の流入側吸気管に接続することによって、上記内管及び外管の周辺の雰囲気は、エンジンルーム内のエンジン車両前方の雰囲気等と比較すると比較的高温となり、エンジンを極低温下で運転する場合であっても、内管の斜めカット面の下流端に集まる凝結水がさらに凍結し難くなる。
本発明によれば、二重管構造によって内管の下流端部がエンジンルーム内の雰囲気と直接接触しない構造とすると共に、内管の内壁を伝わってくるブローバイガス中の凝結水を斜めカット面の下流端に集めることで凝結水の脱落を容易にすることによって、ブローバイガス還流パイプの下流端部において凝結水が凍結することを抑制することができる。さらに、仮に、ブローバイガス還流パイプの下流端部において該凝結水が凍結した場合であっても内管の下流端に斜めカット面を形成とすることによって、凍結氷の堆積を1箇所に集中させてブローバイガス通路が完全に閉塞することを抑制すると共に、凍結氷の脱落を容易にすることができる。これらの結果、コストを抑制しつつ、ブローバイガス還流パイプの目詰まりを防止することができる。
上記第2の発明によれば、内管の下流端が吸気に直接当たり難いため、凝結水の凍結をさらに効果的に抑制できると共に、内管に凍結氷が堆積したとしてもその堆積量を低減させることができる。
上記第3の発明によれば、上記外管と開口部との接続部を樹脂の熱溶着によって行うため、接続部のシール性を向上させることができる。さらに、内管の下流端を溶着面よりもブローバイガス通路の上流側に奥まらせることによって、溶着時の作業性を向上させることができる。
上記第4の発明によれば、外管を吸気管に対して略真上から接続することによって、凝結水の脱落を促進することができる。
上記第5の発明によれば、吸気管側接続部をエンジンルーム内の雰囲気温度が比較的高温な場所に配設することによって、内管の下流端に集まる凝結水の凍結をさらに抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るエンジンのブローバイガス還流装置の模式図を示す。符号1は、エンジンルームR内に搭載された直列4気筒のディーゼルエンジン、符号2はその吸気系、符号3はその排気系、符号6は、エンジンルームR内においてエンジン1の車両前方に配設されたラジエータである。
上記エンジン1は、車両前方側面に吸気ポートが開口する一方、車両後方側面に排気ポートが開口するように、エンジンルームR内に横置き搭載されている。エンジン1の上部は、シリンダヘッドカバー11によって覆われている。そして、シリンダ12とピストンリング(図示省略)との隙間からクランクケース内へ漏れる所謂ブローバイガスは、シリンダブロック及びシリンダヘッドに設けられた通路を介してシリンダヘッドカバー11内に導かれる。このシリンダヘッドカバー11に導かれたブローバイガスは、後述するブローバイガス還流パイプ5によって、吸気系2へ還流される。
上記吸気系2は、吸気管20によって構成される。この吸気管20には、吸気の流れ(図中の矢印方向)に沿って上流側から順に、エアクリーナ21、ターボ過給機4のブロア41、インタークーラ22、吸気絞り弁23が介設されており、この吸気管20は、上記吸気ポートと連続する吸気マニホールド24を介してエンジン1の車両前方側面に取り付けられている。この吸気管20の内部に吸気通路26が区画形成される。また、吸気管20のうちエアクリーナ21とブロア41との間に位置する流入側吸気管20aのブロア41近傍には、後述する吸気管側接続部52の外管54を接続する開口部としての開口筒部25が形成されている。この開口筒部25は、吸気管20の管軸に対して直交するように略鉛直上方から接続されていて、略鉛直上方に開口している。また、また開口筒部25は、筒軸に対して垂直な上流端面25aを有している(図2及び3参照)。これら吸気管20及び開口筒部25は樹脂で一体成形されている。
上記排気系3は、排気管30によって構成される。この排気管30は、上記排気ポートと連続する排気マニホールド31を介してエンジン1の車両後方側面に取り付けられており、この排気管30には、排気の流れ(図中の矢印)に沿って上流側から順に、ターボ過給機4のタービン42、排気ガス中の微粒子を捕集するディーゼル・パティキュレート・フィルタ32が介設されている。
上記ブローバイガス還流パイプ5は、ブローバイガス還流パイプ本体部としてのブローバイガス還流ホース50、ブローバイガス還流ホース50とシリンダヘッドカバー11とを接続するヘッドカバー側接続部51及びブローバイガス還流ホース50と吸気管20とを接続する吸気管側接続部52を有する。
これらヘッドカバー側接続部51、ブローバイガス還流ホース50及び吸気管側接続部52内の通路並びに上記開口筒部25内の通路によってブローバイガス通路56が形成される。
上記ヘッドカバー側接続部51は、シリンダヘッドカバー11の気筒列方向略中央位置の車両後方側に設けられている。
上記吸気管側接続部52は、図1に示すように、吸気管20のうちエアクリーナ21とブロア41との間に位置する流入側吸気管20aのブロア41近傍に設けられている。また、ターボ過給機4はエンジン1の車両後方側に配設されており、この吸気管側接続部52は、エンジンルームR内においてエンジン1よりも車両後方に位置することになる。吸気管側接続部52は、図2に示すように、ブローバイガス還流ホース50が接続される内管53と、内管53の外周囲を囲むように配置されると共に、ブローバイガス通路56と吸気通路26とを連通させる外管54とを有する。
上記内管53は、樹脂によって形成され、図2に示すように、上流側に位置して軸線Xが傾斜して配設される上流部53aと、下流側に位置して軸線Xが鉛直方向を向くように配設される下流部53cと、上流部53aと下流部53cとの間で両者を連結する屈曲部53bとからなり、全体としてく字形状を有している。この上流部53aにブローバイガス還流ホース50が嵌め込まれる。また、内管53は、その下流端に吸気通路26の下流側に向かって開口する斜めカット面53dが形成されて、いわゆる竹槍形状をしている。
上記外管54は、内管53と樹脂で一体形成される。外管54は、図2に示すように、その上流端が内管53の下流部53cの外周壁と連結し且つ、その上流部54aが内管53よりも拡径している。また、外管54は、上流部54aと連続する下流部54bが、内管53の下流部53cの軸線Xを軸心として内径及び外径を変えずに下方に延びて且つ、その下流端が吸気管20の開口筒部25に接続されている。外管54の下流端面54cは、外管54の軸心(内管53の下流部53cの軸線Xと一致する)に対して垂直な面であって、内管53の下流端よりもブローバイガス通路56の下流側に位置する。開口筒部25は、その外径及び内径が外管54の下流部54bの外径及び内径と同径である。外管54は、この開口筒部25によって吸気管20に接続されることになる。
また、外管54の下流端面54cは、上記開口筒部25の上流端面25aにホットプレート溶着によって熱溶着されている。詳しくは、外管54の下流端面54cと開口筒部25の上流端面25aとの間に溶着プレートを挟み込み、両部材が十分に加熱された後、溶着プレートを引き抜き、両部材を溶着させる。
このように、吸気管側接続部52は、内管53と外管54とからなる二重管構造となっている。そして、上述の如く、内管53の下流端は、外管54の下流端面54cと開口筒部25の上流端面25aとからなる外管54と開口筒部25との溶着面Zよりもブローバイガス通路56の上流側に奥まって配置されている。よって、内管53の下流端は、ブローバイガス通路56と吸気通路26との境界面Y(図2中の二点鎖線)よりもブローバイガス通路56の上流側に奥まって配置されている。また、開口筒部25は吸気管20の横断面視で略真上に位置し且つ鉛直上向きに開口しているため、外管54は、図3に示すように、吸気管20の管軸に対して直交するように略鉛直上方から接続されている。
これらヘッドカバー側接続部51と吸気管側接続部52とに接続されるブローバイガス還流ホース50は、エンジン1の車両後方側に位置することになる。
続いて、ブローバイガスの流れについて説明する。
上記シリンダ12とピストンリングとの隙間からクランクケース内へ漏れるブローバイガスは、シリンダブロック及びシリンダヘッドに設けられた通路(図示省略)を介してシリンダヘッドカバー11内に導かれる。このシリンダヘッドカバー11内に導かれたブローバイガスは、ブローバイガス還流ホース50を介して、吸気管20へ導かれる。そして、ブロア41の上流部において吸気管20に吸い込まれたブローバイガスは吸気に混合されて燃焼室内へ送り込まれる。
ここで、上記エンジン1が寒冷地等の極低温下で運転される場合について検討する。このような条件下では、吸気の温度は外気温に近く、極めて低温(例えば、氷点以下)となる。また、エンジンルームR内の雰囲気温度も外気温の影響を受けて、温暖な条件下で使用する場合と比較して、低温となっている。一方、シリンダヘッドカバー11内のブローバイガスは、エンジン1の燃焼によって加熱され高温となっている。したがって、ブローバイガスは、シリンダヘッドカバー11からブローバイガス還流ホース50内を流通して吸気管20に導かれる間に冷却される。例えば、極低温下において、ブローバイガスの温度は、シリンダヘッドカバー11から吸気管20まで流通する間に数十℃も低下する。その結果、ブローバイガス中に含まれる水蒸気が凝結して水となり、ブローバイガス通路56内を伝わって吸気管20まで流れていくことになる。
上記凝結水は、最終的には内管53の内壁を伝わって吸気通路26内へ流れていく。ここで、内管53の下流部53cの軸線Xが鉛直下向きに配設されているため、凝結水は吸気通路26への流れが促進される。また、内管53の下流端は吸気通路26の下流側に向かって開口する斜めカット面53dとなっているため、内管53の内壁を伝わってくる凝結水は、竹槍形状の内管53の先端部に集まり大きな水滴に成長して、早期に吸気通路26内へ脱落する。また、斜めカット面53dは、吸気通路26の下流側を向いているため、ブローバイガスは吸気通路26の下流側に向かって流れ易く、竹槍形状の先端部に集まった凝結水も吸気通路26内に脱落し易い。そのため、内管53の下流端に凝結水が滞留し難いため、ブローバイガス通路56は凍結による目詰まりを起こし難くなる。
そして、この内管53の下流端部は外管54によって覆われているため、内管53の下流端部はエンジンルームR内の低温の雰囲気温度に直接触れず、内管53の下流端に集まる凝結水はエンジンルームR内の極低温の雰囲気温度の影響を受け難い。
万が一、内管53の下流端で凝結水が凍結したとしても、この凍結氷は竹槍形状の先端部に集まるためブローバイガス通路56は完全には目詰まりし難い。また、凍結氷が1箇所に集中するため吸気通路26への凍結氷の脱落も促進される。
したがって、上記実施形態においては、内管53の下流端に斜めカット面53dを形成することによって、内管53の内壁を伝わってくるブローバイガス中の凝結水を早期に吸気通路26内へ脱落させると共に、吸気管側接続部52を内管53と外管54とからなる二重管構造とすることによって、内管53の下流端部がエンジンルームR内の雰囲気温度と直接接触することを防止しているため、ブローバイガス通路56の凍結による目詰まりを抑制することができる。
また、吸気管側接続部52を内管53と外管54とからなる二重管構造とすることによって、内管53の下流端をブローバイガス通路56と吸気通路26との境界面Yよりもブローバイガス通路56の上流側に奥まって配置することができるため、内管53の下流端に集まる凝結水に吸気が直接当たり難くすることができ、該凝結水の凍結をさらに抑制することができる。
さらに、上記吸気管側接続部52が設けられている流入側吸気管20aのブロア41近傍部分は、エンジン1の車両後方に位置している。ラジエータ6によって車両前方から車両後方へ向かう気流が生じるエンジンルームR内において、このエンジン1の車両後方側は熱が滞留しやすい場所であると共に、ターボ過給機4は高温となるため、エンジンルームR内の雰囲気温度が全体として極低温であっても吸気管側接続部52の周辺の雰囲気温度は比較的高温となっている。このため、内管53の下流端に集まる凝結水が凍結することを抑制することができる。また、ブローバイガス還流ホース50は、シリンダヘッドカバー11の車両後方側から車両後方に延びて吸気管側接続部52に接続されていて、ブローバイガス還流ホース50自体も雰囲気温度が比較的高温のエンジン1の車両後方側に位置しているため、ブローバイガス還流パイプ5を介してシリンダヘッドカバー11から吸気管20まで流れるブローバイガスの温度低下を可及的に抑制することができる。
また、上述の如く、内管53の下流端は、溶着面Zよりもブローバイガス通路56の上流側に奥まっているため、外管54と開口筒部25とのホットプレート溶着において、溶着プレートの設置、引き外しの際に、内管53が溶着プレートと干渉することがなく、溶着時の作業性が向上する。また、外管54を吸気管20の管壁に直接溶着する構造と比較して、吸気管20から突出する開口筒部25に溶着するため、吸気管側の溶着面(本実施形態では、開口筒部25の上流端面25a)を平らに形成でき、溶着作業を行い易くすることができる。
《その他の実施形態》
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、ブローバイガス還流ホース50と吸気管側接続部52とを別体で構成しているが、これに限られるものではなく、一体に形成してもよい。
また、上記実施形態では、ブローバイガスをシリンダヘッドカバー内に導く構成としているが、これに限られるものではなく、シリンダブロックに設けられたオイルセパレータ室にブローバイガスを導いた後、吸気系へ還流させる等、クランク室内に漏れ出したブローバイガスを最終的に吸気系2へ還流させる構成であればよい。かかる場合には、ブローバイガス還流パイプのエンジン側の接続部はシリンダヘッドカバー11上ではなく、シリンダブロック等に設けられる。
また、上記内管53の下流部53cは、その軸線Xが鉛直下向きになるように配設されているが、これに限られるものではない。その軸線Xは傾斜していても下方を向いていればよい。かかる構成であれば、内管53の内壁を伝わるブローバイガス中の凝結水は、内管53の途中で停滞することなく、吸気通路26へ導かれる。
同様に、開口筒部25についても、吸気管20の管軸に対して直交するように略鉛直上方から接続される構成に限られるものではない。内管53の下流端から脱落する凝結水が吸気通路26内に落下する位置であればよい。
上記実施形態では、吸気管20に開口筒部25を設け、この開口筒部25と外管54とを溶着させているが、外管54を吸気管20に直接溶着させてもよい。かかる場合には、外管54を吸気管20に接続させるための開口部が吸気管20に形成され、ブローバイガス通路56は、ヘッドカバー側接続部51、ブローバイガス還流ホース50及び吸気管側接続部52内の通路によって形成される。また、外管54と吸気管20又は開口筒部25との接続は溶着に限られるものではない。例えば、ボルト締結や金輪による締結であってもよい。
1 エンジン
11 シリンダヘッドカバー
20 吸気管
20a 流入側吸気管
26 吸気通路
4 ターボ過給機
5 ブローバイガス還流パイプ
50 ブローバイガス還流ホース(パイプ本体部)
52 吸気管側接続部
53 内管
53a 斜めカット面
53c 下流部
54 外管
56 ブローバイガス通路
X 内管の軸線
Y ブローバイガス通路と吸気通路との境界面
Z 溶着面
11 シリンダヘッドカバー
20 吸気管
20a 流入側吸気管
26 吸気通路
4 ターボ過給機
5 ブローバイガス還流パイプ
50 ブローバイガス還流ホース(パイプ本体部)
52 吸気管側接続部
53 内管
53a 斜めカット面
53c 下流部
54 外管
56 ブローバイガス通路
X 内管の軸線
Y ブローバイガス通路と吸気通路との境界面
Z 溶着面
Claims (5)
- エンジンのブローバイガスをブローバイガス通路を介して吸気通路に還流させるエンジンのブローバイガス還流装置であって、
上記吸気通路を区画形成する吸気管と、
パイプ本体部と、該パイプ本体部を吸気管に接続する吸気管側接続部とを有し且つ、上記ブローバイガス通路を区画形成するブローバイガス還流パイプと、を備え、
上記吸気管側接続部は、上記パイプ本体部と連続する内管と、該内管の外周囲を囲むように配置されると共に、その上流端が該内管の外周壁に連結される一方、その下流端が吸気管に接続される外管と、からなる二重管構造とし、
上記内管は、その下流部の軸線が下方を向いて配置されると共に、その下流端面が上記吸気通路の下流側に向かって開口する斜めカット面に構成されていることを特徴とするブローバイガス還流装置。 - 請求項1に記載のエンジンのブローバイガス還流装置において、
上記内管の下流端は、上記ブローバイガス通路と上記吸気通路との境界面よりも、ブローバイガス通路の上流側に奥まって配置されることを特徴とするブローバイガス還流装置。 - 請求項1又は2に記載のエンジンのブローバイガス還流装置において、
上記外管は、上記内管と樹脂で一体成形され、
上記吸気管は、樹脂製であって且つ、上記外管の下流端が接続される開口部を有し、
該外管の下流端と該開口部とは、熱溶着によって接合されており、
上記内管の下流端は、該外管と該開口部との溶着面よりも上記ブローバイガス通路の上流側に奥まって配置されることを特徴とするブローバイガス還流装置。 - 請求項1乃至3の何れか1つに記載のエンジンのブローバイガス還流装置において、
上記吸気管側接続部は、上記吸気管に対して略真上から接続されることを特徴とするブローバイガス還流装置。 - 請求項1乃至4の何れか1つに記載のエンジンのブローバイガス還流装置において、
上記エンジンは、車体前部において排気ポートが車体後方を向き且つ吸気ポートが車体前方を向いて横置き搭載されると共に、
該エンジンの車体後方側には、ターボ過給機が配設され、
上記ブローバイガス還流パイプは、その一端がシリンダヘッドカバーに接続される一方、その他端がターボ過給機の流入側吸気管において該ターボ過給機の近傍に接続されることを特徴とするブローバイガス還流装置。
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JP2004247141A JP2006063884A (ja) | 2004-08-26 | 2004-08-26 | エンジンのブローバイガス還流装置 |
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ID=36110589
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- 2004-08-26 JP JP2004247141A patent/JP2006063884A/ja active Pending
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