JP2006058322A - 偏光板及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】偏光子の一方の面に、透湿度が50〜1500g/m2・24hrである樹脂フィルム(A)、ハードコート層(B)及び反射防止層(C)が順次積層され、偏光子の他方の面に、厚みが5〜200μm、透湿度が50〜1500g/m2・24hrである樹脂フィルム(D)が積層されてなる偏光板であって、
反射防止層(C)が屈折率1.36以下のエアロゲルからなる偏光板を用いる。
【選択図】なし
Description
LCDは、一般に、電場の印加により液晶分子の配向方向を制御することで偏光の通過、遮断を切り換える機能を持つ液晶セルと、それを挟む状態で透過軸を直角に配置した二枚の偏光板から構成される。
前記保護フィルムとしては、光学特性に優れていることから、セルロースエステルフィルム、特にトリアセチルセルロース(以下、「TAC」と示す。)が用いられていた。
偏光子の一方の面に、厚みが5〜200μm、透湿度が50〜1500g/m2・24hr、及び面内レターデーションの最大値が4nm以下である樹脂フィルム(A)、ハードコート層(B)及び反射防止層(C)が順次積層され、
前記偏光子の他方の面に、厚みが5〜200μm、透湿度が50〜1500g/m2・24hrである樹脂フィルム(D)が積層されてなる偏光板であって、
反射防止層(C)が屈折率1.36以下のエアロゲルからなる偏光板。
前記偏光子の他方の面に、厚みが5〜200μm、透湿度が50〜1500g/m2・24hrである樹脂フィルム(D)が積層されてなる偏光板であって、
反射防止層(C)が屈折率1.36以下のエアロゲルからなることを特徴とする。
例えば、1)の方法は、より詳細には、ヨウ素をヨウ化カリウム溶液に溶解してヨウ素イオンを作り、このイオンをPVAフィルムに吸着させて延伸し、次いで1〜4%ホウ酸水溶液に浴温度30〜40℃で浸漬して偏光板を製造する。2)の方法は、より詳細には、PVAフィルムを、1)と同様にホウ酸水溶液に浸漬し、次いで一軸方向に3〜7倍程度延伸し、0.05〜5%の二色性染料水溶液に浴温度30〜40℃で浸漬して染料を吸着させ、80〜100℃で乾燥して熱固定して偏光子を製造する。偏光子の偏光度は、99.993%以上が好ましい。
樹脂フィルム(A)の厚みが5μm未満であると偏光板の耐久性、機械的強度、耐擦傷性が低下し、200μmを超えると、高温高湿度環境下においたときに反り等が生じやすくなり、光線透過率も低下する。従って樹脂フィルム(A)の厚みが上記範囲にあると、耐久性、機械的強度、耐擦傷性及び光学性能に優れた偏光板が得られる。
アセチル化セルロースエステルとしては、例えば、ジアセチルセルロースやトリアセチルセルロースなどが挙げられる。特に、透明性、光学特性、機械的強度等などの観点から、トリアセチルセルロースが最も好ましい。
なお、樹脂フィルム(A)は、偏光膜との接着性を向上させるために、アルカリによるケン化処理、プラズマ処理、グロー放電処理、コロナ放電処理、高周波処理、及び電子線処理などを行っても構わない。
ここで、高屈折率とは、後に積層させる反射防止層(C)の屈折率よりも大きい屈折率のことをいい、好ましくは1.55以上である。屈折率は、例えば、公知の分光エリプソメータを用いて測定することができる。
中でも、接着力が良好であり、生産性に優れる観点から、ウレタンアクリレート系、多官能アクリレート系ハードコート材料の使用が好ましい。
活性エネルギー線硬化性樹脂を含有させることにより、十分な強度、耐久性、密着性、透明性を兼ね備える高屈折率のハードコート層を得ることができる
トリメチロールプロパントリチオグリコレート、トリメチロールプロパントリチオプロピレート、ペンタエリスリトールテトラチオグリコレート等の、分子中に2個以上のチオール基を有するポリチオール類;
グリシジルアクリレート、グリシジルメタアクリレート、グリシジルフェニルエーテル、グリシジルエチルエーテル、エピクロロヒドリン、アリルグリシジルエーテル、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等が挙げられる。
本発明においては、これらのプレポリマー、オリゴマー及び/又はモノマーを一種単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
無機酸化物粒子を添加することにより、耐擦傷性に優れ、屈折率が1.55以上のハードコート層を容易に形成することが可能となる。
これらの中でも、五酸化アンチモンは、屈折率が高く、導電性と透明性のバランスに優れるので、屈折率を調節するための成分として適している。
これらの無機酸化物粒子は一種単独で、あるいは二種以上を組み合わせて用いることができる。
また、無機酸化物微粒子の配合量は、特に制限されないが、優れた耐擦傷性を有し、屈折率が1.55以上のハードコート層が容易に得られる観点から、活性エネルギー線硬化性樹脂塗工液100重量部全体に対して、40〜90重量部であるのが好ましい。
光重合開始剤の添加量は、活性エネルギー線硬化性樹脂100重量部に対し、通常、0.1〜10重量部である。
等が挙げられる。
活性エネルギー線の照射強度及び照射時間は特に限定されず、用いる活性エネルギー線硬化性樹脂に応じて適宜、照射強度、照射時間などの照射条件を設定することができる。
エアロゲルは、マトリックス中に微小な気泡が分散した透明多孔質体である。気泡の大きさは大部分が200nm以下であり、気泡の含有量は通常10体積%以上60体積%以下、好ましくは20体積%以上40体積%以下である。
微小な気泡が分散したエアロゲルの具体例としては、シリカエアロゲル、中空粒子がマトリックス中に分散された多孔質体が挙げられる。
シリカエアロゲルからなる反射防止層(C)の、形成方法は特に制限されず、例えば、ハードコート層の上に前記ゲル状化合物を公知の塗工方法により塗工して、前記の超臨界乾燥を行って形成する方法が挙げられる。また、超臨界乾燥前又は超臨界乾燥中に疎水化処理を行ってもよい。超臨界乾燥は、例えば前記ゲル状化合物を液化二酸化炭素中に浸漬し、該ゲル状化合物を含む溶媒の全部又は一部をこの溶媒よりも臨界点が低い液化二酸化炭素に置換し、この後、二酸化炭素の単独系、あるいは二酸化炭素と溶媒との混合系の超臨界条件下で乾燥を行うことによって行うことができる。
バインダー樹脂としては中空微粒子の分散性、多孔質体の透明性、多孔質体の強度等の条件に適合する樹脂等から選択して用いることができ、例えば従来から用いられているポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、ブチラール樹脂、フェノール樹脂、酢酸ビニル樹脂、紫外線硬化樹脂、電子線硬化樹脂、エマルジョン樹脂、水溶性樹脂、親水性樹脂、これら樹脂の混合物、さらにはこれら樹脂の共重合体や変性体などの塗料用樹脂、またはアルコキシシラン等の加水分解性有機珪素化合物・およびその加水分解物等が挙げられる。
これらの中でも微粒子の分散性、多孔質体の強度からアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、アルコキシシラン等の加水分解性有機珪素化合物およびその加水分解物が好ましい。
(a)式(1):SiX4で表される化合物。
(b)前記式(1)で表される化合物の少なくとも1種の部分加水分解生成物。
(c)前記式(1)で表される化合物の少なくとも1種の完全加水分解生成物。
これら(a)の化合物の中でも、式(2):RaSiY4-a〔式中、Rは置換基を有していてもよい一価の炭化水素基を表し、aは0〜2の整数を表し、aが2のとき、Rは同一であっても相異なっていてもよい。Yは加水分解性基を表し、Yは同一であっても相異なっていてもよい。〕で表されるケイ素化合物が好ましい。
加水分解性基の具体例としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基などのアルコキシ基;アセトキシ基、プロピオニルオキシ基などのアシルオキシ基;オキシム基(-O-N=C-R'(R''))、エノキシ基(-O-C(R')=C(R'')R''')、アミノ基、アミノキシ基(-O-N(R')R'')、アミド基(-N(R’)-C(=O)-R'')等が挙げられる。これらの基において、R'、R''、R'''は、それぞれ独立して水素原子又は一価の炭化水素基を表す。これらの中でも、Yとしては、入手容易性などからアルコキシ基が好ましい。
また、前記酸触媒の代わりに、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム等のアルカリ金属あるいはアルカリ土類金属の水酸化物の水溶液、アンモニア水、アミン類の水溶液等の塩基触媒を用いてもよい。
無機化合物としては、無機酸化物が一般的である。無機酸化物としては、SiO2、Al2O3、B2O3、TiO2、ZrO2、SnO2、Ce2O3、P2O5、Sb2O3、MoO3、ZnO2、WO3等の1種又は2種以上を挙げることができる。2種以上の無機酸化物として、TiO2-Al2O3、TiO2-ZrO2、In2O3-SnO2、Sb2O3-SnO2を例示することができる。これらは1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、空洞には無機中空微粒子を調製するときに使用した溶媒及び/又は乾燥時に浸入する気体が存在してもよい
樹脂フィルム(D)の厚みが5μm未満であると偏光板の耐久性、機械的強度、耐擦傷性が低下し、200μmを超えると、高温高湿度環境下においたときに反り等が生じやすくなり、光線透過率も低下する。従って樹脂フィルム(D)の厚みが上記範囲にあると、耐久性、機械的強度、耐擦傷性及び光学性能に優れた偏光板が得られる。
アセチル化セルロースエステルとしては、例えば、ジアセチルセルロースやトリアセチルセルロースなどが挙げられる。特に、透明性、機械的強度等などの観点から、トリアセチルセルロースが最も好ましい。
また、フィルム厚さ方向のレターデーション(Rth)は、フィルム面内の主屈折率をnx、nyとし、フィルム厚さ方向の屈折率をnz、フィルムの厚さをd(nm)とすると、Rth={(nx+ny)/2−nz}×dで求めることができる。
本発明の、樹脂フィルム(D)のReレターデーション値は20から200nmであり、そして、Rthレターデーション値が70〜400nmに調節する。
本発明の樹脂フィルム(D)に用いる液晶性化合物は特に、ディスコティック化合物(ディスコティック液晶)が特に好ましい。
ディスコティック液晶の例としては、C.Destradeらの研究報告、Mol.Cryst.71巻、111頁(1981年)に記載されているベンゼン誘導体、C.Destradeらの研究報告、Mol.Cryst.122巻、141頁(1985年)、Physics lett,A,78巻、82頁(1990)に記載されているトルキセン誘導体、B.Kohneらの研究報告、Angew.Chem.96巻、70頁(1984年)に記載されたシクロヘキサン誘導体及びJ.M.Lehnらの研究報告、J.Chem.Commun.,1794頁(1985年)、J.Zhangらの研究報告、J.Am.Chem.Soc.116巻、2655頁(1994年)に記載されているアザクラウン系やフェニルアセチレン系マクロサイクルなどを挙げることができる。
上記傾斜角は、ディスコティック相の厚みの増加と共に増加することが好ましい。更に、傾斜角の変化としては、連続的増加、連続的減少、連続的増加と連続的減少を含む変化、及び増加及び減少を含む変化等を挙げることができる。
傾斜角は、変化しない領域を含んでいても、全体として増加または減少していることが好ましい。更に、傾斜角は全体として増加していることが好ましく、特に連続的に変化することが好ましい。
あるいは、上記レターデーションを有する樹脂フィルム(D)は、ディスコティック化合物及び他の化合物(更に、例えば重合性モノマー、光重合開始剤)を溶剤に溶解した溶液を樹脂フィルム上に塗工し、乾燥し、次いでディスコティックネマチック相形成温度まで加熱したのち重合させ(UV光の照射等により)、さらに冷却することにより得られる。
樹脂フィルム(D)の表面は配向膜を形成させることが好ましい。配向膜の付与により、ディスコティック化合物の配列に規則性を持たせることができる。
配向膜を形成させる方法としては、例えば、あらかじめ塗工により製膜させた、変性ポリビニルアルコール等、架橋されたポリマーからなるラビング処理されたフィルムである。本発明で用いられる配向フィルムの好ましい例としては、特開平9−152509号公報に記載の配向フィルムが挙げられる。
厚みが5μm未満であると、フィルムとしての機械的強度が低下し、さらに、偏光板を高温高湿度環境下においたときに反り等が生じやすくなる。厚みが200μmを超えるとフィルムの光線透過率が低下する。したがって、樹脂フィルム(E)の厚みが上記範囲にあると、機械的強度及び耐久性に優れた積層体が得られる。
光弾性係数はピエゾ光学係数とも称され、ピエゾ光学効果(光弾性効果)の大きさを記述する物質定数であり、エリプソメータを用いて測定することができる。光弾性係数は外部応力に対する光学歪みの程度を示す値であり、値が小さければ小さい程、偏光板の保護フィルムとして光学的に良好である。
光弾性係数は、樹脂フィルムに50〜150gの範囲で荷重を加えながら、フィルム面内のレターデーション(Re)をレターデーション測定装置(王子計測機器(社)製、「KOBRA−21ADH」)を用いて測定し、これをフィルムの厚みで割って複屈折値Δnを求める。荷重を変えながらΔnを求め、荷重−Δn曲線を作成する。その傾きを光弾性係数とする。
脂環式構造を構成する炭素原子数には、格別な制限はないが、通常4〜30個、好ましくは5〜20個、より好ましくは5〜15個の範囲であるときに、機械強度、耐熱性、及びフィルムの成形性の特性が高度にバランスされ、好適である。本発明に使用される脂環式構造含有重合体中の脂環式構造を含有してなる繰り返し単位の割合は、使用目的に応じて適宜選択すればよいが、好ましくは30重量%以上、さらに好ましくは50重量%以上、特に好ましくは70重量%以上、もっとも好ましくは90重量%以上である。脂環式構造を有する重合体樹脂中の脂環式構造を有する繰り返し単位の割合がこの範囲にあるとフィルムの透明性および耐熱性の観点から好ましい。
ノルボルネン系重合体としては、具体的にはノルボルネン系モノマーの開環重合体、ノルボルネン系モノマーと開環共重合可能なその他のモノマーとの開環共重合体、及びそれらの水素添加物、ノルボルネン系モノマーの付加重合体、ノルボルネン系モノマーと共重合可能なその他のモノマーとの付加型共重合体などが挙げられる。これらの中でも、透明性の観点から、ノルボルネン系モノマーの開環(共)重合体水素添加物が最も好ましい。
上記の脂環式構造を有する重合体樹脂は、例えば特開2002-321302号公報などに開示されている公知の重合体が挙げられる。
ここで、置換基としては、例えばアルキル基、アルキレン基、極性基などを挙げることができる。また、これらの置換基は、同一又は相異なって複数個が環に結合していてもよい。ノルボルネン系単量体は1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
ダイラインの深さ、並びにその幅は、三次元構造解析顕微鏡(サイゴ社製)を用い、フィルムの凹凸のある面を下から上に一定速度で走査させて干渉縞を観察することにより測定できる。
前記ダイラインが、上記範囲であることにより、高輝度のバックライトユニットを有する液晶表示ユニットに組み込む場合にも輝点がなく良好な表示状態とすることができる。
また、頂点14の左側にある谷13までの距離(17と18間の距離)と、頂点14の右側にある次の谷19までの距離(17と19間の距離)とを測定し、合計を頂点14を有するダイラインの幅とする。
また、フィルム厚さ方向のレターデーション(Rth)は、フィルム面内の主屈折率をnx、nyとし、フィルム厚さ方向の屈折率をnz、フィルムの厚さをd(nm)とすると、Rth={(nx+ny)/2−nz}×dで求めることができる。
Re及びRthは、市販の自動複屈折計(王子計測社製、「KOBRA-21ADH」)を用いて測定することができる。
例えば、所定の波長に対して1/2の面内のレターデーションReを与えるものは、1/2波長板として機能する。1/4の面内のレターデーションReを与えるものを1/4波長板として機能する。
樹脂フィルム(E)にはさらに他の樹脂からなるフィルムを積層してもよい。例えば、フィルム(E)が1/4波長板であるとき、これに1/2波長板を積層することにより、広帯域1/4波長板にすることができる。
nx≒ny<nz (1)
nx≒ny>nz (2)
nx>ny≒nz (3)
nx≒nz>ny (4)
nx、ny及びnzは、前記位相差板等におけるX軸、Y軸、及びZ軸方向の屈折率を表し、前記X軸方向とは、前記層の面内での屈折率が最大となる方向(面内遅相軸方向)であり、前記Y軸方向とは、前記層の面内で前記X軸方向に垂直な方向(面内進相軸方向)であり、前記Z軸方向とは、前記X軸方向及び前記Y軸方向に垂直な層の厚さ方向である。
及び、プライマーの成分を含む溶液を塗工し、次いで溶媒を除去して塗膜を乾燥させてから偏光子の両面に上記樹脂フィルム(A)及び上記樹脂フィルム(D)とを貼り合わせ、加圧及び/又は加熱等により接着する方法(以下「ドライラミネーション」という。)が挙げられる。
ウェットラミネーションの場合は、メイヤバー、グラビアコーター、マイクログラビアコーター等で溶液を偏光膜又は/及びフィルムに塗工又は滴下し、積層体を例えば2本のロールなどでラミネートしながら溶媒を加熱等により除去する。
ドライラミネーションの場合は、バーコーター、ロールコーター、グラビアコーター等で溶液を偏光膜又は/及びフィルムに塗工し、乾燥炉を通すなどの手段を用いて塗膜中の溶媒を除去する。
本発明においては、偏光子に上記ハードコート層(B)及び反射防止層(C)が積層された上記樹脂フィルム(A)及び上記樹脂フィルム(D)を貼り合わせる場合には、ビニルアルコール重合体の溶液を用いて、ウェットラミネーションにより積層体を製造するのが好ましい。その場合、用いるビニルアルコール重合体溶液の粘度は、好ましくは10〜20000cP(センチポアズ)、より好ましくは100〜12000cPの範囲である。10cP未満であると、ラミネート時の加圧によって溶液が積層体の外に余分に流れ出し、プライマーの厚みが薄くなり、一方、20000cPを超えると、塗工性が低下する。
ウェットラミネーションにおいては溶媒に水を用いると積層体の各層間の接着強度に優れるために好ましい。
また、各フィルムと偏光子とを、プライマーを介して貼り合わせた後、これに圧力をかけることによりプライマーの厚みをコントロールするのが好ましい。
防汚層の形成材料としては、反射防止層の機能が阻害されず、防汚層としての要求性能が満たされる限り特に制限はない。通常、疎水基を有する化合物を好ましく使用できる。
具体的な例としてはパーフルオロアルキルシラン化合物、パーフルオロポリエーテルシラン化合物、フッ素含有シリコーン化合物を使用することができる。防汚層の形成方法は、形成する材料に応じて、例えば、蒸着、スパッタリング等の物理的気相成長法;CVD等の化学的気相成長法;湿式コーティング法;等を用いることができる。防汚層の厚みは特に制限はないが、通常20nm以下が好ましく、1〜10nmであるのがより好ましい。
本発明の偏光板は、反射防止層(C)側を視認側に向け、さらに液晶セルの視認側に設置される。
本実施例における評価は、以下の方法によって行う。
三次元構造解析顕微鏡(サイゴ社製)を用い、フィルムの凹凸のある面を下から上に一定速度で走査させて干渉縞を観察することにより測定した。
図3に示すように、隣り合う谷の底点13と山の頂点14とに、ベースライン12を引いて、谷の底点13又は山の頂点14からそのベースライン12へ垂直に引いた線15および16とベースライン12との交点17,18までの距離を測定し、山の頂点からベースライン間での距離と谷の底点からベースラインまでの距離との和をダイラインの深さとする。
ダイラインの幅は、頂点14の左側にある谷13までの距離(17と18間の距離)と、頂点14の右側にある次の谷19との距離(17と19間の距離)とを測定し、その合計距離を、頂点14を有するダイラインの幅とする。
1350mm幅の樹脂フィルムに、接触式ウェブ厚さ計(明産社製、RC-101ロータリーキャリパー計)を設置し、厚さ計を横に移動させ、樹脂フィルムの幅方向に0.48mm間隔で測定する。その測定値の算術平均値(平均厚さ)と最大厚さ、最小厚さを求めた。最大厚さと平均厚さとの差、及び最小厚さと平均厚さとの差を比べ、その差の大きい方が平均厚さの何%かを求め、これを厚さ変動とした。
上記フィルムの透湿度は、JIS Z0280によるカップ法を用いて、温度40℃、湿度90%で測定した。
樹脂フィルムに50〜150gの範囲で荷重を加えながら、フィルム面内レターデーション(Re)をレターデーション測定装置(王子計測機器(社)製、「KOBRA−21ADH」)を用いて測定し、これをフィルムの厚みで割って複屈折値Δnを求める。荷重を変えながらΔnを求め、荷重−Δn曲線を作成した。その傾きを光弾性係数とした。
フィルム面内の(Re)は、フィルム面内の主屈折率をnx(TD方向)、ny(MD方向)とし、フィルムの厚さをd(nm)とすると、Re=(nx-ny)×dで求めることができる。
また、フィルム厚さ方向の(Rth)は、フィルム面内の主屈折率をnx、nyとし、フィルム厚さ方向の屈折率をnz、フィルムの厚さをd(nm)とすると、Rth={(nx+ny)/2−nz}×dで求めることができる。
値は、自動複屈折計[王子計測機器(株)社製、KOBRA-21ADH]を用いて測定した。
JIS−K5700に従い500g荷重で測定した。
分光光度計(日本分光(株)社製、紫外可視近赤外分光光度計V−750)を用い、入射角5度にて反射スペクトルを測定し、波長550nmにおける反射率を求めた。
日本電色工業(株)社製、「濁度計NDH-300A」を用いてASTM D1003に準拠して、測定する。なお、同様の測定を5回行い、その算術平均値を全光線透過率の代表値とする。
偏光板の反射防止層表面をスチールウール#0000に荷重0.025MPaをかけた状態で、10回擦り、その後に顕微鏡観察を行い次の指標で評価した。
○:傷なし
△:少し傷
×:目立った傷多数
偏光板(50cm2)を、温度60℃、湿度90%のオーブンに入れ、300時間放置し、偏光板の変化を観察した。
○:変化なし。
△:両端にそりが見られる。
×:両端に変形、縮み、巻きが発生している。
市販の液晶テレビ(TNモード、OCBモード、MVAモード、IPSモードの20V型液晶テレビを用いた。)から液晶表示パネルを取り外し、液晶セルを挟んでいる偏光板及び視野角補償フィルムの内、視認側に設置されている、偏光板及び視野角補償フィルムを剥がし取り、
それに変えて実施例、比較例で得た偏光板を該液晶セルに貼り合せて、液晶表示パネルを組み直して、もとの液晶テレビに設置した。
背景を黒表示で白色文字を表示させて、正面から視線を上下左右へ移動させ、その際に白文字が読みとれなくなる角度を測定する。
評価(11)で作製した液晶表示装置を暗表示し、温度60℃、湿度90%で300時間放置した。その後、暗室内で暗表示にしその表示画面全体を真正面から観察し、以下の指標で評価した。
○:全体的に均一な黒表示になっており、光漏れがない。
△:額縁の上下左右に暗表示の色むらが見られる。
×:額縁の上下左右に光漏れが見られる。
評価(11)で作製した液晶表示装置を暗表示し、温度60℃、湿度90%で300時間放置し、暗室内で、その表示画面全体を真正面から観察し、輝点の数を数えた。
五酸化アンチモンの変性アルコールゾル(固形分濃度30%、触媒化成社製)100部に、UV硬化型ウレタンアクリレート紫光UV7000B(日本合成化学社製)10部及び光開始剤イルガキュア-184(チバガイギー社製)0.4部を混合し、UV硬化型のハードコート剤を得た。
テトラメトキシシランのオリゴマ−(コルコート社製「メチルシリケート51」)と、メタノールと、水と、0.01Nの塩酸水溶液を質量比21:36:2:2で混合し、これを25℃の高温槽中で2時間撹拌して、重量平均分子量を850に調製し、シリコーンレジンを得た。
次に中空シリカ微粒子として中空シリカイソプロパノール分散ゾル(触媒化成工業社製、固形分20%,平均一次粒子径約35nm、外殻厚み約8nm)を前記シリコーンレジンに加え、中空シリカ微粒子/シリコーンレジン(縮合化合物換算)が固形分基準で重量比が8:2となるように配合し、その後,全固形分が1%になるようにメタノールで希釈し、反射防止層用塗工液を調製した。
無水マレイン酸変性スチレン・ブタジエン・スチレンブロック共重合体の水素添加物(旭化成(株)社製、タフテックM1913、メルトインデックス値は200℃、5kg荷重で1.0g/10分、スチレンブロック含量30部、水素添加率80部以上、無水マレイン酸付加量2%)2部を、キシレン8部とメチルイソブチルケトン40部の混合溶媒に溶解し、孔径1μmのポリテトラフルオロエチレン製のフィルターで濾過して、濾液をプライマ−溶液として調製した。
樹脂フィルム(A1)として平均厚さ40μmのトリアセチルセルロース(TAC)フィルム(コニカミノルタ製、KC 4UX2M)を用いた。上記樹脂フィルム(A1)は以下の性質を示す。
透湿度は300g/m2・24hrであった。
面内のレターデーションの最大値は2.1nmであった。
光弾性率は、25×10−12Pa−1であった。
そして、樹脂フィルム(A1)上に上記ハードコート剤を、ダイコーターを用いて塗工し、80℃で5分間乾燥させ、次いで紫外線(積算光量300mJ/cm2)を照射し、ハードコート剤を硬化させ、膜厚5μmのハードコート層を積層させた。
さらに上記樹脂フィルムのハードコート層側表面に反射防止層用塗工液を塗工し、塗膜を120℃で10分間熱処理し、厚さ200nmの反射防止層を有する樹脂フィルム(A11)を得た。
溶融押出し成形で作製した、脂環式構造含有重合体樹脂(ZEONOR1420、日本ゼオン社製;ガラス転移温度Tg136℃)からなる、幅1350mm、平均厚さ80μmの樹脂フィルム(E1)を用いた。面内の(Re)は、2.1nmであった。
この樹脂フィルム(E1)は以下のような性質を持っている。
上記樹脂フィルムを、評価(1)に従いダイラインを測定したところ、ダイラインの最大深さは25nm、最小幅は1100nmであった。
評価(2)に従い厚さ変動を測定したところ、1.6%であった。
透湿度は2.6g/m2・24hrであった。
光弾性率は、6.3×10−12Pa−1であった。
さらに、樹脂フィルム(D1)を縦延伸機(ロール側の周速の差を利用して縦方向に一軸延伸する方法)で、140℃雰囲気下で1.3倍に延伸し、平均厚さ68μm、面内の(Re):35nm、厚さ方向の(Rth):130nmの位相差を有する樹脂フィルム(E11)を得た。
この樹脂フィルム(E11)は以下のような性質を持っている。
上記樹脂フィルムを、評価(1)に従いダイラインを測定したところ、ダイラインの最大深さは32nm、最小幅は900nmであった。
評価(2)に従い厚さ変動を測定したところ、2.1%であった。
透湿度は2.8g/m2・24hrであった。
光弾性率は、7.5×10−12Pa−1であった。
平均厚さ40μmのトリアセチルセルロース(TAC)フィルム(コニカミノルタ製、KC 4UX2M)に、ポリビニルアルコール(PVA)3.0%溶液を#16のワイヤーバーコーターで塗工した。その後、60℃の温風で60秒、さらに90℃の温風で150秒乾燥し、厚さ1μmの塗膜を得た。次に、TACの表面を長手方向に、形成した塗膜にラビング処理を実施した。
これを金属の枠に貼り付けて、130℃の恒温槽中で2分間加熱し、円盤状化合物を配向させた。次に、80℃の雰囲気下のもと、フィルム表面温度が約100℃の状態で120W/cm高圧水銀灯を用いて、0.4秒間UV照射しディスコティック化合物を重合させた。その後、室温まで放冷した。
結果、リターデーション相を有する樹脂フィルム(D3)を得た。
また、面内のレターデーション値(Re)は50nm、厚さ方向のレターデーション値(Rth)は130nmであった。
厚さ85μmのPVAフィルム(クラレ社製 ビニロン#8500)をチャックに装着し、2.5倍延伸し、ヨウ素0.2g/l、ヨウ化カリウム60g/lよりなる水溶液中に30℃にて240秒浸漬し、次いでホウ酸70g/l、ヨウ化カリウム30g/lの組成の水溶液に浸漬すると共に、同時に6.0倍に一軸延伸しつつ5分間に渡ってホウ酸処理を行った。最後に室温で24時間乾燥し、平均厚さ30μmで、偏光度99.993%の偏光子(F1)を得た。
樹脂フィルム(A11)の樹脂フィルム(A11)側に、偏光子(F1)を貼り合わせ、偏光子(F1)のもう一方の面にリターデーション相を有する樹脂フィルム(D3)を、プライマー溶液を介して、偏光板を得た。
評価結果を表1及び表2に示す。
樹脂フィルム(A11)において、反射防止層(B)を形成しない樹脂フィルムを用いた以外は、実施例1と同様にして偏光板を得た。評価結果を表1及び表2に示す。
樹脂フィルム(D3)の下側にリターデーション相を有する樹脂フィルム(E11)を、プライマー溶液を介して、偏光板を得た他は、実施例1と同様にして偏光板を得た。評価結果を表1及び表2に示す。
樹脂フィルム(A11)において、反射防止層(B)を形成しない樹脂フィルムを用いた以外は、実施例2と同様にして偏光板を得た。評価結果を表1及び表2に示す。
実施例に示すように、本発明の偏光板は、偏光子の一方の面に、ハードコート層、反射防止層を積層した透湿度がある範囲の樹脂フィルムを用い、他方の面に、透湿度がある範囲の樹脂フィルムを用いて構成される。
透明性、機械的強度、反射防止性能、耐擦傷性、密着性に優れる偏光板を形成できることがわかる。さらに、耐久性試験(温度60℃、湿度90%で300時間放置の環境下に置く試験)において、偏光板のそり、レターデーションむら、色むら、輝点欠損のない、偏光板であることが明白である。
表2に示すように、液晶表示装置を作製し、各種液晶のモードに合わせて、視野角を測定したところ、本発明の位相差板は、視野角特性が改善されていることが判る。また、比較例においては、視野角を測定したが、全体的に、視野角低下に加えて、輝度が低下していることも確認された。
2 樹脂フィルム(D)
3 偏光子
4 樹脂フィルム(A)。
5 ハードコート層(B)
6 反射防止層(C)
21 液晶セル
22 偏光板
12〜19 ダイラインを説明する符号
Claims (5)
- 偏光子の一方の面に、厚みが5〜200μm、透湿度が50〜1500g/m2・24hr、及び面内レターデーションの最大値が4nm以下である樹脂フィルム(A)、ハードコート層(B)及び反射防止層(C)が順次積層され、
前記偏光子の他方の面に、厚みが5〜200μm、透湿度が50〜1500g/m2・24hrである樹脂フィルム(D)が積層されてなる偏光板であって、
反射防止層(C)が屈折率1.36以下のエアロゲルからなる偏光板。 - 樹脂フィルム(A)がセルロースエステルを主成分とする請求項1記載の偏光板。
- 樹脂フィルム(D)が、レターデーションを示すフィルムである請求項1〜2記載のいずれかの偏光板。
- 樹脂フィルム(D)の下側に、レターデーションを示す樹脂フィルム(E)が積層され、
樹脂フィルム(E)の厚みが5〜200μm、透湿度が0.3〜40g/m2・24hr、光弾性率が12.0×10−12Pa−1以下ある請求項1〜3記載のいずれかの偏光板。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の偏光板が、反射防止層(C)側を視認側に向けて設置されている液晶表示装置。
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