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JP2006042214A - 半導体装置およびicタグ - Google Patents

半導体装置およびicタグ Download PDF

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JP2006042214A
JP2006042214A JP2004222599A JP2004222599A JP2006042214A JP 2006042214 A JP2006042214 A JP 2006042214A JP 2004222599 A JP2004222599 A JP 2004222599A JP 2004222599 A JP2004222599 A JP 2004222599A JP 2006042214 A JP2006042214 A JP 2006042214A
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JP2004222599A
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Kazuhiro Akiyama
和弘 秋山
Hatsuhide Igarashi
初日出 五十嵐
Seiichi Okamoto
清一 岡本
Toshiyuki Miyashita
敏幸 宮下
Kazumi Seki
和美 関
Tatsuya Uchino
達也 内野
Shigeki Kajimoto
慈樹 梶本
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K-UBIQUE ID CORP
UBIQUE ID CORP K
NEC Electronics Corp
Renesas Micro Systems Co Ltd
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K-UBIQUE ID CORP
UBIQUE ID CORP K
NEC Electronics Corp
Renesas Micro Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】
ICタグ内で搬送波を分周して、副搬送波に相当する信号を生成することが困難となっていた。
【解決手段】
本発明に係る半導体装置では、受信した無線信号から受信データを生成する受信回路と、受信した無線信号から電源電圧を生成する電源電圧生成回路と、受信データに基づいて、論理処理を行う制御回路と、送信データを含む無線信号を生成し、該無線信号をアンテナを介して送信する送信回路と、電源電圧生成回路が生成した電源電圧によって動作し、所定の周波数のクロックを生成する発振回路とを有している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体装置に関わり、特にリーダ・ライタなどと無線による通信を行いデータの送受信が行われる半導体装置およびICタグに関する。
近年、例えば工場での物流管理や、小売店での物品管理などにおいて、RFID(Radio Frequency IDentification)に関する技術が注目されている。この技術は、商品の固有情報を書き込んだICを有するタグを商品などに貼り付けて、その情報を無線アンテナで読み取る技術である。
このような技術では、リーダ・ライタとRFID用のタグ(以下、ICタグと称す)が用いられる。リーダ・ライタはデータおよび搬送波を含む変調された無線信号をICタグに送信し、ICタグから送信された無線信号を受信するものである。ICタグは受信した無線信号を復調し、受信したデータに基づいた処理を行う。また、ICタグは受信したデータに対する返答などをリーダ・ライタに送信する。ここで、ICタグは、例えばICチップとアンテナとが一体化されたものである。
ICタグの中でもパッシブ型と呼ばれるICタグでは、リーダ・ライタから無線信号を受け取り、この無線信号により動作する電源電圧を生成している。(非特許文献1参照)。すなわち、パッシブ型のICタグでは、リーダ・ライタとの間で通信に利用される無線信号が電力供給とデータ送受信に利用されている。
この一連の動作において、ICタグからリーダ・ライタに送信されるデータは、例えば固有情報を2値化したデータである。このデータをリーダ・ライタに送信する際に、リーダ・ライタ側でのデータの復調を確実にするために副搬送波と呼ばれる信号を利用する場合がある。つまり、ICタグからリーダ・ライタに送信される無線信号は、搬送波とデータだけでなく、副搬送波と呼ばれる搬送波に比べて周波数の低い信号も重畳されている場合がある。
従来、上述の副搬送波に対応するような信号は、ICタグ内に分周器を設けて生成していた。つまり、リーダ・ライタから受信した搬送波を分周し、搬送波より低い周波数の信号を生成していた。
ウド・カートハウス(Udo Karthaus)他著、「フリー・インテグレーテッド・パッシブ・ユーエイチエフ・アールエフアイディー・トランスポンダー・アイシー・ウィズ・16.7マイクロワット・ミニマム・アールエフ・インプット・パワー(Fully Integrated Passive UHF RFID Transponder IC With 16.7−μW Minimum RF Input Power)」、アイイーイーイー・ジャーナル・オブ・ソリッド−ステート・サーキッツ(IEEE JOURNAL OF SOLID−STATE CIRCUITS)、VOL.38、NO.10、2003年10月、p.1602−1608
しかしながら、搬送波の周波数が高周波化するにつれ、必要な周波数を生成する分周器も大型化し、ICタグ内で搬送波を分周して、副搬送波に相当する信号を生成することが困難となっていた。また、分周器が大型化することにより、分周器による消費電力も増加し、ICタグで消費する電力が大きくなってしまうという問題があった。
上述した目的を達成するために、本発明に係る半導体装置では、受信した無線信号から受信データを生成する受信回路と、前記受信した無線信号から電源電圧を生成する電源電圧生成回路と、前記受信データに基づいて、論理処理を行う制御回路と、送信データを含む無線信号を生成し、該無線信号をアンテナを介して送信する送信回路と、前記電源電圧生成回路が生成した電源電圧によって動作し、所定の周波数のクロックを生成する発振回路とを有している。
ここで、前記所定の周波数は前記送信データを含む無線信号の搬送波の周波数よりも低い周波数であることが好ましい。
また、本発明の半導体装置は、前記送信データによって前記所定の周波数のクロックを変調した変調用パルスを出力する出力回路を有することも可能である。
また、本発明の半導体装置は、前記変調用パルスによって搬送波を変調し、前記送信データを含む無線信号とする変調回路を有することも可能である。
さらに、本発明の半導体装置では、前記発振回路は、奇数段のインバータを接続したリングオシレータを有するとすることが出来る。
ここで、前記発振回路は、前記リングオシレータを構成するインバータの少なくとも一つの出力ノードと固定電位との間に直列に接続された容量およびスイッチ素子を有することが好ましい。
あるいは、前記発振回路は、前記リングオシレータを構成する第1のインバータの出力ノードと固定電位との間に直列に接続された第1の容量および第1のスイッチ素子と、
前記リングオシレータを構成する第2のインバータの出力ノードと前記固定電位との間に直列に接続された第2の容量および第2のスイッチ素子とを有することが好ましい。
また、前記発振回路はCR発振回路であるとすることも可能である。
また前記受信回路は受信した無線電波から、前記制御回路に供給する基準クロックを生成するものが好ましい。
本発明のICタグは、リーダ・ライタと通信を行い前記リーダ・ライタから送信された無線信号に基づいて動作するICタグであって、リーダ・ライタから受信した無線信号から受信データを生成する受信回路と、前記受信した無線信号から電源電圧を生成する電源電圧生成回路と、情報を記憶する記憶回路と、前記受信データに基づいて、前記記憶回路への書き込み・読み出しを制御する制御回路と、前記記憶回路から読み出された情報を送信データとして前記リーダ・ライタへ送信する送信回路と、所定の周波数のクロックを生成する発振回路とを有している。
ここで、前記所定の周波数は、前記送信データを含む無線信号の搬送波の周波数よりも低い周波数であることが好ましい。
また、ICタグは、前記送信データによって前記所定の周波数のクロックを変調した変調用パルスを出力する出力回路を有することも可能である。
さらに、ICタグは、前記変調用パルスによって搬送波を変調し、前記送信データを含む無線信号とする変調回路を有することも可能である。
ここで、前記発振回路は、奇数段のインバータを接続したリングオシレータで構成が可能である。
また、前記発振回路は、前記リングオシレータを構成するインバータの少なくとも一つの出力ノードと固定電位との間に直列に接続された容量およびスイッチ素子を有することが好ましい。
あるいは、前記発振回路は、前記リングオシレータを構成する第1のインバータの出力ノードと固定電位との間に直列に接続された第1の容量および第1のスイッチ素子と、
前記リングオシレータを構成する第2のインバータの出力ノードと前記固定電位との間に直列に接続された第2の容量および第2のスイッチ素子とを有することが好ましい。
本発明によればICタグ内に発振回路を有することにより、搬送波よりも低い周波数の信号を、ICタグ内で生成することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は実施の形態にかかわるRFIDに関するシステムを示す概略図である。このシステムはRFID用のタグ1とリーダ・ライタ2を有している。なお、この実施の形態では、ICタグ1はリーダ・ライタ2と2.45GHz帯などの高い周波数で通信を行うシステムであるとする。
リーダ・ライタ2は、データおよび搬送波(2.45GHz)を含む変調された無線信号をICタグ1に送信し、また、ICタグ1から送信された無線信号を受信する装置である。
ICタグ1は受信した無線信号を復調し、そこに含まれる受信データに基づいた処理を行う。また、ICタグ1は受信したデータに対する返答などをリーダ・ライタ2に送信する。この実施の形態のICタグ1は、内部に電源を有していないパッシブ型のICタグ1であり、ICチップ10とアンテナとが一体化されたものである。
上述したように、このICタグ1は、受信したデータに対する返答などをデータとして含む無線信号をリーダ・ライタ2に送信する。この実施の形態で、ICタグ1からリーダ・ライタ2にデータを送信する無線信号には、さらに副搬送波と呼ばれる信号が重畳している。そこで、まず、この実施の形態での副搬送波について以下に説明する。
この実施の形態では、ICタグ1からリーダ・ライタ2にデータを送信する際は、搬送波をASK(Amplitude Shift Keying)変調させた信号が送信されている。このASK変調はAM変調の1種であるといえる。搬送波の周波数をfc、データの周波数をfdとした場合、AM変調された信号の周波数スペクトルは、fc(搬送波)、fc−fd(下側波帯)、fc+fd(上側波帯)に中心を有する分布となる。このような周波数スペクトルを有する変調信号からデータを取り出す場合、データに基づいたfc−fd(あるいはfc+fd)を中心とした周波数帯からデータを取り出す。そのため、通常ではLPF(あるいはHPF)などのフィルタを用いて、fc−fd(あるいはfc+fd)を中心とした分布に対応する周波数成分のみを通過させ、データを復調する。
ここで、データの周波数fdが極めて低い場合について考える。この場合のAM変調された信号の周波数スペクトルでは、fdが小さい値であるためfc−fdとfc+fdの間隔が近くなる。つまり下側波帯と上側波帯の間隔が近づいている。この下側波帯と上側波帯の間隔が小さくなってくると、上述のfc−fd(あるいはfc+fd)を中心とした周波数成分の信号を通すためのLPF(あるいはHPF)は、フィルタとして急峻な特性を有したものでなければならなくなる。この間隔が小さくなるほど、下側波帯と上側波帯を適切に分離した上でデータを復調することが困難となってくる。
そこで、搬送波の周波数fcに対してデータの周波数fdが極めて低い場合は、副搬送波という信号が用いられる。これは、搬送波の周波数に対して下側波帯と上側波帯が分離可能な程度の周波数fsを有する信号である。
副搬送波を用いた場合、まずデータにより、副搬送波を変調した第1の変調信号が生成される。その後、この第1の変調信号で搬送波を変調して送信するための第2の変調信号が生成される。こうすることにより、データを復調する際に確実に下側波帯と上側波帯を分離でき、正確にデータの復調が行えるようになる。
この実施の形態でICタグ1からリーダ・ライタ2に送信される無線信号は搬送波をASK変調させたデータであるが、上記に説明したような副搬送波の成分を有した無線信号である。そこで、この実施の形態で用いられるICタグ1について以下に説明する。このICタグ1は、上述に説明したとおり、リーダ・ライタ2に送信するデータで、副搬送波を変調し、この変調された副搬送波で搬送波を変調するものである。
図2は、この実施の形態のICタグ1を示すブロック図である。図2に示すように、ICタグ1は、アンテナ20と、ICチップ10とを有している。アンテナ20はリーダ・ライタ2との通信を行うものである。ICチップ10は、通信したデータの記憶や読み出し、送信する無線信号の作成などを行う半導体素子である。
このICチップ10は、受信回路11、電源電圧発生回路12、送信回路13、制御回路14、記憶回路15、発振回路16および出力回路17を有している。
受信回路11はアンテナ20が受信した無線信号を復調して受信データを生成する回路である。受信回路11では無線信号から制御回路14が動作を行う際の基準クロックCLKも生成され、制御回路14に供給される。電源電圧発生回路12はアンテナが受信した無線信号から、電源電圧を生成する回路である。送信回路13は送信データをリーダ・ライタ2に送る無線信号として変調する回路である。制御回路14はリーダ・ライタ2から受け取ったコマンドに応じて記憶回路15の書き込みや読み出し、その他の論理処理を行う回路である。図示しないが、この制御回路14には発振回路16で生成されたクロックを受け取り、記憶回路15にデータを書き込む際の電圧を生成するチャージポンプ回路も含まれている。記憶回路15は、EEPROMなどの不揮発性メモリにより構成され、個別情報やリーダ・ライタ2から送られたデータを保持する回路である。発振回路16はリングオシレータなどで構成され、上述の基準クロックCLKとは異なる所定の周波数のクロック(以後、サンプリングクロックCLKSAMと称す)を生成する回路である。このサンプリングクロックCLKSAMは上述の副搬送波として利用されると共に、記憶回路15にデータを書き込む際の高電圧を生成するチャージポンプ回路にも供給される。このサンプリングクロックCLKSAMの周波数fsは搬送波の周波数fcとデータの周波数に基づいて決定される。この実施の形態では、搬送波は2.45GHz、データの周波数は20KHz程度であるため、このサンプリングクロックCLKSAMは周波数fsは400KHzとしている。出力回路17はICタグ1からリーダ・ライタ2へ送信する送信データとサンプリングクロックCLKSAMから変調用パルスを生成し、送信回路13へと出力する回路である。
次に、このように構成されたICタグ1の動作について説明する。このICタグ1は、アンテナ20でリーダ・ライタ2からの無線信号を受信する。受信した無線信号はICチップ10へと入力される。受信回路11では、この無線信号に含まれる搬送波とデータから、受信データおよび基準クロックCLKが取り出され、制御回路14へ出力される。制御回路14は、受信データに基づいて記憶回路15への書き込みや読み出しを行い、リーダ・ライタ2に送信するデータがある場合は、その送信データを出力回路17へと出力する。
出力回路17ではサンプリングクロックCLKSAMを送信データにより変調用パルスとし、送信回路13へと出力する。送信回路13では、後述する変調回路により、この変調用パルスに基づいて搬送波を変調し、搬送波、副搬送波、データが重畳したASK変調信号とする。これが無線信号として、アンテナ20を介してリーダ・ライタ2へと送信される。
上述のようなICタグ1の一連の動作は、電源電圧発生回路12により生成された電源電圧によって行われている。また、上述のサンプリングクロックは、発振回路16内に形成された自励発振器により生成されたクロックである。
ここでICタグ1からリーダ・ライタ2に、送信されるデータ形式および送信される無線信号の詳細について説明する。図3は、この実施の形態で使用されるデータの波形を説明する図である。
ICタグ1では、リーダ・ライタ2からのコマンドに基づいて、例えば個別情報に関するデータをリーダ・ライタ2へと送信しなければならない場合がある。この場合、必要な送信データDsは記憶回路15から制御回路14によって読み出される。
ここで読み出された送信データDsは、制御回路14でマンチェスタ符号化という方法で符号化され、マンチェスタ符号化送信データDsmとされる。図3(a)は通常の2値化された送信データDsを示しており、図3(b)は、その送信データDsをマンチェスタ符号化した送信データDsmを示している。図3(a)および(b)から分かるように、マンチェスタ符号化とはビットの中央で信号が立ち下がった場合(”H”から”L”)、そのビットを”1”とし、ビットの中央で信号が立ち上がった場合(”L”から”H”)、そのビットを”0”とする符号化方法である。つまり、マンチェスタ符号化された送信データDsmは、元のデータを2倍のビット(あるいは周波数)を用いて表したデータであると言える。
このようにマンチェスタ符号化された送信データDsmは、シリアルデータとされ、出力回路17に入力される。図4は、この出力回路17の回路の構成の一部を示す図である。図4に示すように、この出力回路17はANDゲートAND1を有している。このANDゲートAND1の一方の入力端子には上述のマンチェスタ符号化された送信データDsmが入力され、他方の入力端子にはサンプリングクロックCLKSAM(図3(c)参照)が入力されている。
出力回路17は、このマンチェスタ符号化された送信データDsmと、サンプリングクロックCLKSAMのANDを取った変調用パルスPを出力する。(図3(d)参照)つまり、出力回路17により副搬送波の成分がデータに重畳される。この変調用パルスPは送信回路13内に形成されている変調回路へと入力される。
図5は送信回路13に含まれる変調回路を示した回路図である。この変調回路はMOSトランジスタM1とインピーダンスZを有している。インピーダンスZの一方の端子はアンテナに接続され、他方の端子はMOSトランジスタM1のドレインに接続されている。MOSトランジスタM1のゲートは出力回路17に接続され、ソースは接地電位に接続されている。ここでMOSトランジスタM1のゲート電極には、出力回路17の生成する変調用パルスPが与えられている。この変調回路は、出力回路17より供給された変調用パルスPの電圧に応じて、MOSトランジスタM1をスイッチング動作させている。MOSトランジスタM1がオフ状態のときはこのインピーダンスZは負荷として加わらないが、MOSトランジスタがオン状態のときはインピーダンスZが負荷としてアンテナ20に加わる。これによりアンテナに発生する電圧が変動し、実質的に搬送波の振幅を変調用パルスPにより、ASK変調をかけたことになる。
図6は、この変調回路の動作によって変調されたASK変調波と変調回路に入力される変調用パルスPの関係を示した図である。図6(a)に示すような変調用パルスPがMOSトランジスタM1のゲートに入力された場合、アンテナ20から送信されるASK変調波(無線信号)は図6(b)に示したような変調波となる。つまり。入力された変調用パルスPによって、搬送波が変調された信号となって送信される。
ここで、搬送波の振幅をA、搬送波が変調用パルスによって変調された部分の振幅をBとする。(図6(b)参照)振幅Bの値は、図5の負荷Zを変化させることによって変更することができる。ASK変調は、搬送波の振幅を変化させることにより、データの有無を表現する変調方式である。そのため、データを受け取る側としては、変調度が大きくなればなるほど、安易にデータの有無を検出してデータを取得することができる。したがって、一般的にはBの値を大きくし、変調度を大きくするとデータの復調が容易になる。しかし、本実施の形態では、無線信号の搬送波から電源電圧を生成するパッシブ型ICタグが用いられている。このようなパッシブ型で、変調度を大きくするためには、振幅Bの値を大きくすると、その制御に大きな電力を消費してしまう。限られた電力しか使うことのできないパッシブ型のICタグでは、変調に使う電力を最小限にするため、変調度B/Aが小さくなるのが好ましい。そこで本実施の形態ではA>>Bとなるような値を選択し、例えば変調度を10%以下としている。
以上の説明から分かるように、この実施の形態のICチップ10では、送信データDsをマンチェスタ符号化(Dsm)し、そのデータDsmでサンプリングクロックを変調した変調用パルスPとしている。この変調用パルスPでさらに搬送波を変調し、ICタグ1から送信されるASK変調波(無線信号)として送信している。したがってICタグ1からリーダ・ライタ2に送信される無線信号は送信データ、搬送波、副搬送波が重畳された電波となっている。
図7は、以上説明したようにして生成されたASK変調波の周波数スペクトルを示している。上述したように、ここではサンプリングクロックCLKSAMを副搬送波として使用している。そのため、搬送波の周波数をfc(2.45GHz)、サンプリングクロックの周波数をfs(400KHz)とすると、データを含んだ周波数スペクトルは、fc±fsを中心として分布している。この副搬送波は送信データDsに基づいて変調されているため、この2つの側波帯にはICタグ1からリーダ・ライタ2に送信するデータが重畳されている。また副搬送波として発振回路16で生成された400KHzのサンプリングクロックを使用しているため、上側波帯と下側波帯の間隔が近づきすぎてしまうこともない。
このようにICタグ1から送信された無線信号からリーダ・ライタ2で送信データDsを復調する場合、ICタグ1から送信されたデータは図7に示したような周波数スペクトルを有している。この場合、データに対応する信号はfc±fsを中心としたスペクトルの、どちらの側波帯にも含まれている。そのため、リーダ・ライタ2側では、LPFでfc−fs側(あるいはHPFでfc+fs側)のみを通過させ、副搬送波の周波数fsに同期検波することにより送信されたデータの内容が復調される。
以上説明したように、この実施の形態ではICチップ10内部に設けた自励発振する発振回路16により副搬送波に対応するサンプリングクロックCLKSAMを発生させている。このサンプリングクロックCLKSAMは出力回路17で重畳され変調用パルスPをとしている。さらに変調回路により搬送波、副搬送波、送信データが重畳した無線信号をICタグ1から送信することにより、リーダ・ライタ2側で適切な復調を行うことが可能となる。
そこで、この実施の形態で、副搬送波に相当するサンプリングクロックCLKSAMを生成する回路について説明する。図8はサンプリングクロックCLKSAMを生成する発振回路16の一例を示す回路図である。この発振回路16は3つのインバータI1、I2、I3から構成されたリングオシレータである。このようなリングオシレータは、製造時のばらつきなどにより、設計時に設定された周波数(副搬送波に相当する周波数)で正確に発振しないこともありえる。そこで、このリングオシレータは以下のような構成を有している。インバータI1とI2の間のノードと接地電位の間にはトランジスタT1および容量C1が直列に接続されている。このトランジスタT1および容量C1とは並列にトランジスタT2および容量C2が、同じようにインバータI1とI2の間のノードと接地電位の間に接続されている。インバータI2とI3の間のノードと接地電位の間にはトランジスタT3および容量C3が直列に接続されている。このトランジスタT3および容量C3とは並列にトランジスタT4および容量C4が、同じようにインバータI2とI3の間のノードと接地電位の間に接続されている。トランジスタT1、T2、T3、T4のゲート電極は、それぞれトリミング端子S1〜S4に接続されている。
ここで、トリミング端子S1に”1”を示す信号が入力された場合、トランジスタT1は、オン状態となる。したがって容量C1は、インバータI1の出力ノードに接続される。一方、リミング端子S1に”0”を示す信号が入力された場合、トランジスタT1は、オフ状態となる。したがって容量C1は、インバータI1の出力ノードには接続されない。トリミング端子S2〜S4についても同様に、それぞれのトリミング端子S2〜S4に入力される信号によって容量C2〜C4の接続・非接続が決定される。
図8に示したリングオシレータは、トランジスタT1〜T4のオン・オフにより、それぞれのノードに接続される容量を変化させることが可能である。つまり、トランジスタT1〜T4のオン・オフで、その発振周波数を調整することが可能である。各トランジスタのオン・オフを決定するトリミング端子S1〜S4には、副搬送波に相当する周波数で発振するように信号を与えることが可能である。
以下にその方法について説明する。まず、理解しやすくするために、S1=1、S2=0、S3=0、S4=0の場合を「1000」と表すとすると、図8に示した回路の場合、その信号S1〜S4の組み合わせは「0000」〜「1111」までの16通りである。各組み合わせのデータは記憶回路15のEEPROMに保持されているとする。
このICチップ10は、記憶回路15内にメモリアドレスレジスタを有しており、初期状態ではトリミング端子S1〜S4に例えば「1000」の組み合わせを与えるEEPROMのアドレスが記憶される。ICチップ10が形成された際のテスト時に、発振回路16の発振周波数を測定し、このメモリアドレスレジスタに示されたアドレスを書き換えてやることによりトリミング端子S1〜S4に、任意の組み合わせを与えて発振周波数を調整することが可能である。
図9はこのメモリアドレスレジスタに書き込まれているアドレスを決定する方法を示すフローチャートである。
トリミングが開始された段階ではメモリアドレスレジスタはデフォルトアドレス(例えば「1000」を示すアドレス)が書き込まれている。(ステップS1)トリミングが開始されると発振回路が発振を開始し、その発振周波数がテスタにより測定される。(ステップS1)テスタでは測定された発振周波数が副搬送波として適用が可能な許容範囲内であるかどうかの判定が行われる。(ステップS2)
測定された周波数が許容範囲内である場合、ICチップ10内の自励発振器は正確な周波数を発振しているものとして、テストを終了する。(ステップS3)
測定された周波数が許容範囲外である場合、テスタは測定された周波数が許容範囲内の期待された発振周波数よりも高いのか低いのかを判定する。(ステップS4)
測定された周波数が期待された発振周波数よりも高い場合、テスタはメモリアドレスレジスタに書き込まれたアドレスを例えば1つデクリメントする。(ステップS5)デクリメントされたアドレスに書き込まれたS1〜S4の組み合わせは、発振回路16の発振周波数を現在の発振周波数よりも1段階小さくする組み合わせである。
測定された周波数が期待された発振周波数よりも低い場合、テスタはメモリアドレスレジスタに書き込まれたアドレスを1つインクリメントする。(ステップS6)インクリメントされたアドレスに書き込まれたS1〜S4の組み合わせは、発振回路16の発振周波数を現在の発振周波数よりも1段階大きくする組み合わせである。
メモリアドレスレジスタに書き込まれたアドレスが変更されることにより、発振回路は記憶回路15の、新たなアドレスに書き込まれたデータに基づいた信号を読み出す。トリミング端子S1〜S4にはこのデータに基づいた信号が与えられる。(ステップS7)
トリミング端子S1〜S4に与えられた信号が変化した後、ステップS2に戻りテスタは再び発振回路の発振する周波数を測定する。
その後、この工程は順次繰り返され、測定した周波数が許容範囲内となったところでメモリアドレスレジスタの内容を書き換えることを終えてトリミングを終了する。
このように、発振回路の発振周波数が副搬送波として適用可能な範囲となった時点でレジスタの書き換えを終了するため、ICチップ10内に形成された発振回路16は安定した発振周波数を有する回路として動作する。
図10は、この実施の形態の発振回路16の他の例を示す回路図である。図10に示すようにこの例は、増幅回路161と3段の移相回路162A〜162Cを用いたCR発振回路である。このようなCR発振回路の発振動作については周知であるので割愛する。図10に示すような発振回路の場合その発振周波数fは以下の式で与えられる。
f=1/(2π61/2CR)
つまり、容量値C、抵抗値Rによって、その発振周波数fは設定される。そこで、この実施の形態のCR発振回路では、各段の移相回路を図11に示すような移相回路とする。図11を説明する上では、図10に示す移相回路162−Aにおいて、増幅回路162に接続される容量Cの端子をV1、容量Cと抵抗Rの間のノードをV2、抵抗Rの接地電位に接続される端子をV3として説明する。
図11に示すように、1段の移相回路は図10におけるノードV1とV2の間に直列に接続された容量C11とMOSトランジスタT11、容量C12とMOSトランジスタT12、容量C13とトランジスタT13を有している。ここで、それぞれの容量C11〜C13は並列に接続されている。つまり、図10に示す移相回路の容量Cを分割し、それぞれの容量C11〜C13にスイッチとなるMOSトランジスタT11〜T13が接続された構成となっている。容量Cと同様に、抵抗Rについても分割して形成されている。つまり、ノードV2とV3の間に直列に接続された抵抗21とMOSトランジスタT21、抵抗R22とMOSトランジスタT22、抵抗R23とMOSトランジスタT23を有している。ここで、それぞれの抵抗R21〜R23は並列に接続されている。ここで、MOSトランジスタT11〜T13のゲート電極はトリミング端子S1〜S3、MOSトランジスタT21〜T23のゲート電極はトリミング端子S4〜S6に接続されている。
つまり、トリミング端子S1〜S6に与える電位によって、それぞれの容量C11〜C13および抵抗R21〜R23の接続・非接続が決定される。
図8に示したリングオシレータの場合と同様にトリミング端子S1〜S6に与える信号を変化させることで図10に示した移相回路162−A〜162−Cの容量値C、抵抗値Rが変化する。その結果、上述の式に示した発振周波数も変化するため、このCR発振回路の発振周波数を調整することが可能となる。図11には1段の移相回路(162−A)についての構成を示したが、他の移相回路162−B、162−Cについても同様である。ここで、図10に示したCR発振回路では各段の移相回路の容量Cおよび抵抗Rは等しいものとするため、各移相回路は同一の構成とし、トリミング端子に与えられる信号も同一であるとする。
ここで、トリミング端子S1〜S6に与える信号を決定する方法については、図9に示したリングオシレータにおける方法と極めて類似している。つまり、テスタなどによってトリミング端子S1〜S6にデフォルトの組み合わせの信号を与える。その結果の発振周波数を測定し、測定結果に基づいてトリミング端子S1〜S6に与える信号の組み合わせを変化させる。順次書き換えていった結果、最終的にサンプリングクロックとして許容範囲となった組み合わせを記憶してトリミングを終了する。
以上、詳細に説明したようにこの実施の形態では、ICタグ1のICチップ10の内に発振回路16を設け、この発振回路16の出力するクロックを副搬送波として用いているためICチップ10内部に分周器を設けることなくリーダ・ライタで安定して復調することが可能な送信電波を生成することが出来る。
以上の実施の形態では発振回路で生成されるクロックを副搬送波として利用する点に着目して説明してきたが、発振回路で生成されるクロックは記憶回路の書き込みに用いられるチャージポンプ回路用のクロックとしても利用可能である。
また、制御回路14は、受信データに基づいて発振回路を記憶回路へのデータの書き込み、リーダ・ライタへのデータ送信時以外は動作させず、このICタグ1が消費する電力を低減させることが可能である。
本発明の実施の形態にかかるICタグとリーダ・ライタとからなるRFIDシステムを示す模式図である。 本発明の実施の形態にかかるICタグの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に関わる送信データ、サンプリングクロック、変調用パルスの波形を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる出力回路の構成を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる変調回路の構成を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる変調用パルス、ASK変調波の波形を示す図である。 本発明のASK変調波のスペクトル分布を示す図である。 本発明の発振回路の一例を示す回路図である。 本発明の発振回路の周波数を調整するフローを示した図である。 本発明の発振回路の他の例を示す回路図である。 図10に示す発振回路の詳細を示す回路図である。
符号の説明
11 受信回路 12 電源電圧発生回路 13 送信回路
14 制御回路 15 記憶回路 16 発振回路
17 出力回路 20 アンテナ
T1〜T4、T11〜T13、T21〜T23 MOSトランジスタ
C1〜C4、C11〜C13 容量 I1〜I3 インバータ

Claims (22)

  1. 受信した無線信号から受信データを生成する受信回路と、
    前記受信した無線信号に基づいて電源電圧を生成する電源電圧生成回路と、
    前記受信データに基づいて、論理処理を行う制御回路と、
    送信データを含む無線信号を生成し、該無線信号をアンテナを介して送信する送信回路と、
    前記電源電圧生成回路が生成した電源電圧によって動作し、所定の周波数のクロックを生成する発振回路とを有する半導体装置。
  2. 前記所定の周波数は前記送信データを含む無線信号の搬送波の周波数よりも低い周波数であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記送信データによって前記所定の周波数のクロックを変調した変調用パルスを出力する出力回路を有することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の半導体装置。
  4. 前記変調用パルスによって前記搬送波を変調し、前記送信データを含む無線信号とする変調回路を有することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記変調回路は、前記変調用パルスによって前記搬送波をASK変調することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記ASK変調の変調度は、前記アンテナに接続された負荷を変化させることによって制御されることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記発振回路は、奇数段のインバータを接続したリングオシレータを有することを特徴とする請求項1乃至6に記載の半導体装置。
  8. 前記発振回路は、前記リングオシレータを構成するインバータの少なくとも一つの出力ノードと固定電位との間に直列に接続された容量およびスイッチ素子を有することを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  9. 前記発振回路は、前記リングオシレータを構成する第1のインバータの出力ノードと固定電位との間に直列に接続された第1の容量および第1のスイッチ素子と、
    前記リングオシレータを構成する第2のインバータの出力ノードと前記固定電位との間に直列に接続された第2の容量および第2のスイッチ素子とを有することを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  10. 前記発振回路はCR発振回路であることを特徴とする請求項1乃至6に記載の半導体装置。
  11. 前記受信回路はさらに受信した無線信号から基準クロックを生成し前記制御回路に供給することを特徴とする請求項1乃至9に記載の半導体装置。
  12. リーダ・ライタと通信を行い前記リーダ・ライタから送信された無線信号に基づいて動作するICタグであって、
    リーダ・ライタから受信した無線信号から受信データを生成する受信回路と、
    前記受信した無線信号に基づいて電源電圧を生成する電源電圧生成回路と、
    情報を記憶する記憶回路と、
    前記受信データに基づいて、前記記憶回路への書き込み・読み出しを制御する制御回路と、
    前記記憶回路から読み出された情報を送信データとして前記リーダ・ライタへ送信する送信回路と、
    所定の周波数のクロックを生成する発振回路とを有するICタグ。
  13. 前記所定の周波数は、前記送信データを含む無線信号の搬送波の周波数よりも低い周波数であることを特徴とする請求項12に記載のICタグ。
  14. 前記送信データによって前記所定の周波数のクロックを変調した変調用パルスを出力する出力回路を有することを特徴とする請求項12あるいは13に記載のICタグ。
  15. 前記変調用パルスによって搬送波を変調し、前記送信データを含む無線信号とする変調回路を有することを特徴とする請求項14に記載のICタグ。
  16. 前記変調回路は、前記変調用パルスによって前記搬送波をASK変調することを特徴とする請求項15に記載のICタグ。
  17. 前記ASK変調の変調度は、前記アンテナに接続された負荷を変化させることによって制御されることを特徴とする請求項16に記載のICタグ。
  18. 前記発振回路は、奇数段のインバータを接続したリングオシレータを有することを特徴とする請求項12乃至17に記載のICタグ。
  19. 前記発振回路は、前記リングオシレータを構成するインバータの少なくとも一つの出力ノードと固定電位との間に直列に接続された容量およびスイッチ素子を有することを特徴とする請求項18記載のICタグ。
  20. 前記発振回路は、前記リングオシレータを構成する第1のインバータの出力ノードと固定電位との間に直列に接続された第1の容量および第1のスイッチ素子と、
    前記リングオシレータを構成する第2のインバータの出力ノードと前記固定電位との間に直列に接続された第2の容量および第2のスイッチ素子とを有することを特徴とする請求項18記載のICタグ。
  21. 前記発振回路はCR発振回路を有することを特徴とする請求項12乃至17に記載のICタグ。
  22. 前記受信回路はさらに受信した無線信号から基準クロックを生成し前記制御回路に供給することを特徴とする請求項12乃至20に記載のICタグ。
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