JP2006035703A - 光走査装置およびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】非画像領域に必要な走査距離を最小にするとともに画像データ書き出し位置のばらつきを抑えることのできる同期検出手段を内蔵した光走査装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば、光源66aによる複数ビームのAPCを毎走査時に行う場合には、画像データ書き込み開始直前に同期検出を行わない。またある走査時にAPCを行うn個の光ビームの内、主走査方向に最初に走査する光ビームのAPCを画像データ書き込み終了直後に、n番目の光ビームのAPCを次の画像データ書き込み開始直前に行うとともにn/2以上の整数番目であってさらにn番目でない光ビームによって同期検出を行い、画像領域の中心が走査領域の中心と合致するような位置に同期検出手段70およびBD反射ミラー69を配置する。さらに毎走査時に複数の光ビームのすべてのAPCを行わない場合には、基準となる光ビームのAPCは毎走査時に必ず行うとともに該光ビームによって同期検出を行う
【選択図】図3
【解決手段】本発明によれば、光源66aによる複数ビームのAPCを毎走査時に行う場合には、画像データ書き込み開始直前に同期検出を行わない。またある走査時にAPCを行うn個の光ビームの内、主走査方向に最初に走査する光ビームのAPCを画像データ書き込み終了直後に、n番目の光ビームのAPCを次の画像データ書き込み開始直前に行うとともにn/2以上の整数番目であってさらにn番目でない光ビームによって同期検出を行い、画像領域の中心が走査領域の中心と合致するような位置に同期検出手段70およびBD反射ミラー69を配置する。さらに毎走査時に複数の光ビームのすべてのAPCを行わない場合には、基準となる光ビームのAPCは毎走査時に必ず行うとともに該光ビームによって同期検出を行う
【選択図】図3
Description
本発明は、たとえばレーザービームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置およびその画像形成装置に用いられるマルチビームレーザを発する光源を有する光走査装置に関するものである。
近年、画像形成装置の高速化、高解像度化が進むにつれて複数のレーザビームを発するマルチビームレーザが光源として多く使用されている。マルチビームレーザを使用することにより一度の走査で複数行の画像を形成できるので、ポリゴンミラーの回転数が同一である場合には複数倍の速度で潜像を形成することができる。
光走査装置に使用される半導体マルチビームレーザは、複数の発光点(個々の発光点を個々の光源とすれば複数の光源)に対し、1つのレーザ光モニタ用のフォトダイオードを持っている。そして、画像形成中のビームの出力を安定化させるため、個々のレーザ光源のレーザ光量を規定の光量にするための自動光量制御(APC:Auto Power Control)が毎走査時に画像領域(すなわち主走査線中において画像を形成し得る有効領域であり、主走査有効領域とも呼ぶ。)以外の部分で行われている。モニタ用のフォトダーオードがひとつのためにAPCでは個々のレーザ光源に対して個別に電流を印加する必要があり、APC動作を行っている期間は他のレーザ光源はオフする必要があった。
また、光走査装置においては主走査方向の画像書き出し位置を制御するための水平同期検出手段を有している。通常はポリゴンの回転によって各面で走査されるビームごとに水平同期検出が行われる。
マルチビームレーザを使用した場合、各ビーム間の主走査方向の走査遅延時間をあらかじめ計測しておいて、画像形成中は基準となるビームのみの水平同期信号検知を行う方式(1ビーム同期検出方式)と各ビームに対してそれぞれ水平同期信号検知が行われる方式(全ビーム同期検出方式)のいずれかが用いられる。
1ビーム同期検出方式においては、図10に示すように、順次複数の発光部LD1〜LDn(nは2以上の整数、図10では4)のAPCを行った後、基準となるビーム(LD1)を再度同期信号検出のために発光させて同期検出を行うという手法が記載されている。図9にも同様に、LD11A,LD11Bを順次発光させてAPCを行い、その後同期検出(BD強制点灯)を行う様子が示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また図11に示すように第1のAPCを行った後の第2のAPCの終了間際に同期検出を行う手法も記載されている(例えば、特許文献3参照)。
いずれも同期信号検出時のレーザ光量のばらつきによる同期検出誤差を防ぐためにAPCは同期信号検知以前に終了している。
また全ビーム同期検出方式においては図12に示すように第1ビーム用同期検知用変調信号が与えられているときの光センサ出力は第1ビームの同期信号、第2ビーム用同期検知用変調信号が与えられているときの光センサ出力は第2ビームの同期信号となるように信号処理されているものが提案されている(例えば特許文献4参照)。
さらに光走査装置においては、調整作業を装置単体で行えるよう構成するという目的で、光センサ等の同期検出手段を装置内に配置したものが多くなっている。その際、感光ドラム表面付近に結像するビームを装置内で同期検出手段に導光するための反射ミラーを有する。
従来の光学系の形態を図13に示す。図13は従来の光走査装置の概略平面図であり、OFS(Over Filled Scan)タイプの光学系の展開図を示している。また図13において66aは少なくとも2つの発光部を有する光源装置である。66bはコリメータレンズ、66cは球面レンズ、66dは絞り、66eはシリンドリカルレンズ、67は反射ミラー、62はfθレンズ、63は主に副走査方向にパワーを有するアナモフィック非球面レンズである。これらの光学素子はポリゴンミラー61を回転駆動する不図示の駆動装置、折り返しミラー64、防塵ガラス65とともに不図示のケース部材に一体的に支持されている。
光源装置66aから放射された光ビームはコリメータレンズ66bによって近平行光にされ、球面レンズ66cによって弱発散光にされる。絞り66dによって光束が規制された後、シリンドリカルレンズ66eによって副走査方向のみ集光し、反射ミラー67によって反射された光ビームはfθレンズ62を通ってポリゴンミラー61の反射面近傍に線状に集光される。ポリゴンミラー61は一定速度で回転し、光ビームを偏向する。
さらに偏向された光ビームはfθ特性をもったfθレンズ62に再び入射し、光束を主走査方向について集光させる。また副走査方向にパワーを持ったアナモフィック非球面レンズ63によって副走査方向にも集光され感光ドラム31上にスポットを形成する。感光ドラム31は不図示の回転機構により一定速度で回転している。
70は水平同期検出手段であり、光ビームの走査開始側LBDの光ビームを検出できる位置に設けてある。検出手段70は、感光ドラム31面上の走査開始位置のタイミングを調整する水平同期信号を得るために、ポリゴンミラー61で偏向反射された後、fθレンズ62を通った光ビームの一部をBD反射ミラー68によって反射させ、検出手段70で受光している。BD反射ミラー68はBDミラーホルダ69に壁部材69a〜69cに突き当てられた状態で位置決め支持され、ケース部材に取り付けられている。
また、不図示の発光制御回路により検出手段69からの出力信号を用い、その出力信号に同期して光源装置66aから放射される複数の光ビームの内、基準の光ビームの発光タイミングを制御している。他の光ビームにおいては感光ドラム表面での主走査間隔に相当する時間分、基準の光ビームに対して発光タイミングをずらすことで書き出しタイミングを決定している。
ここで同期信号検出後、所定の光束幅を持った光ビームの全光束が感光ドラム面に到達するためにはBDミラーホルダの壁部材69bを超える必要がある。設計公差および安全率を踏まえて壁部材69bと画像データ書き出し開始位置である光ビームLfとの間隔を2mmとすると同期検出位置(反射ミラーがない場合の同期検出手段の仮想位置を70’、光ビームをLBD’で示してある)から分離距離lsp1=15mm走査した後初めて画像データの書き出しを行うことが可能となる。
APC発光中の光ビームが感光ドラムに到達することは望ましくないため、LASを開始位置とするLD1のAPC発光を遮光するための遮光部材71aが例えば防塵ガラス65付近に設けてある。APC発光を確実に遮光するとともにLrを最終位置とする画像データ書き込み中の光ビームを遮ることがないように感光ドラム面で分離距離lsp2=6mmを確保している。
次に光源装置として半導体レーザを使用した場合の感光ドラム表面でのスポットの位置関係について図14を用いて示す。半導体レーザはLD1、LD2の2つの光源を持ち、等間隔に配置されている。このとき発光点間隔は100μmとなっている。
光学系の主走査横倍率βm=9.36、副走査横倍率βs=4.81であり、600dpi(1ラインピッチ=42.3μm)を実現するためには光源位置での副走査間隔を8.79μm(≒42.3μm/4.81)に調整する必要がある。該光源装置を光軸周りに回転させることで副走査ピッチを可変にすることができるため、半導体レーザを水平方向(光源を結ぶ直線を主走査方向に平行)より約5.04°傾けることで実現できる。光源位置での主走査間隔は99.6μmとなり、感光ドラム表面での間隔は0.93mm(≒99.6μm×9.36)となる。
次にAPC動作中のLD1とLD2の空間的な位置関係を図15に示す。図15においてLD1がAPCを行っている時間、スポットはA位置からC位置を走査している。この時LD2のスポットはB位置からD位置を走査していることになるがレーザは消灯している。LD1のAPCが終了し、消灯すると同時にLD2が点灯しAPCが開始される。ここでLD2がAPCを行っている時間、スポットはD位置からF位置を走査している。この時LD1のスポットはC位置からE位置を走査していることになるがレーザは消灯している。ここで光ビームの走査速度を2.5×103m/s、APCに必要な時間を10μsとするとAPCの間に走査される距離は25mmとなりLD1とLD2の主走査方向の間隔は0.93mmであるため、APC発光中に走査される距離lAPCは49.07mmとなる。
図16に図9、10の手法を用いてAPCおよび同期検出を行った場合の非画像領域として必要な走査距離を示す。図9、10において各ビームのAPCの間に全ビーム消灯時間を設けてあるが図16においては最短距離として全ビーム消灯時間は考えないものとする。最終ビームのAPC終了による消灯と同期信号検出のための点灯開始も同時に行うものとし、同期検出のための発光時間は1μsとする。また図中実線部は点灯区間、破線部は消灯区間とする。
画像データ書き込み終了後、分離距離lap2を隔ててLD1のAPCが開始される。LD2のAPCが終了すると同時にLD1は同期検出のための再点灯を行う。ここでlmの間は空間的に全ビーム消灯となる。またlBDは2.5mmとなる。
同期検出が終了すると分離距離lsp1を隔てて次の画像データ書き込みが開始される。よって非画像領域として必要な走査距離はlsp2+lAPC+lm+lBD+lsp1=73.5mmとなる。
同様に図17に図11の手法を用いてAPCおよび同期検出を行った場合の非画像領域として必要な走査距離はlsp2+lAPC+lsp1=70.07mmとなる。
特開2001−024273号公報(図3)
特開2002−086793号公報(図7)
特開2001−088344号公報(図20)
特許第2965527号公報(図5)
しかしながら、上述の技術においては以下のような問題点がある。
(1)反射ミラーを光走査装置内に有する場合、装置外に配置する場合と違いポリゴンミラーに近い場所に配置されることとなる。また反射ミラーの位置においてはビームは結像されておらず主走査方向に所定の幅を有している。同期検出が行われた直後においてはビームのすべてはBD反射ミラーを超えておらず画像データを書き込むことができない。よって同期信号を検出してから画像データを書き込むまでは時間的、空間的余裕が必要となる。よって非画像領域としての走査距離が大きくなることで、画像領域が小さくなってしまう。
(1)反射ミラーを光走査装置内に有する場合、装置外に配置する場合と違いポリゴンミラーに近い場所に配置されることとなる。また反射ミラーの位置においてはビームは結像されておらず主走査方向に所定の幅を有している。同期検出が行われた直後においてはビームのすべてはBD反射ミラーを超えておらず画像データを書き込むことができない。よって同期信号を検出してから画像データを書き込むまでは時間的、空間的余裕が必要となる。よって非画像領域としての走査距離が大きくなることで、画像領域が小さくなってしまう。
(2)ポリゴンミラーの偏向面から感光ドラムまでの距離を大きくすることで画像領域を広げることは可能であるが、光路長が伸びることによって光走査装置の大型化を伴ったり、あるいは装置内で光ビームを折り返すミラーが増えることで振動による画像むらに対する懸念が発生する。
(3)また画像データ書き込みのための走査に使用したポリゴンミラーの偏向面を用いて画像データ書き込み終了後に同期検出を行った場合、次の画像データ書き込みのための走査に使用する隣接した偏向面との角度誤差によって画像書き出し位置にばらつきを生じることがある。
(4)さらにOFS光学系の場合、ポリゴンミラーの偏向面角度によって感光ドラム面に照射される光ビームの強度が走査位置によって異なるという特性をもっている。光軸方向よりポリゴンに向けて光ビームを照射した場合、偏向反射される光ビームの強度は光軸位置が最も強く端部に向かうほど小さくなる。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、(1)装置を大型化することなく非画像領域としての走査距離を短くして大きな画像領域を確保でき、(2)画像書き出し位置のばらつきを生じさせることなく、(3)十分な強度の光ビームで同期検出して同期信号を確実に発生させることができる光走査装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。複数のレーザ光のAPCを水平同期信号検知の前後で行うとともに、主走査方向に走査されるレーザ光の順序に対してAPCの順序を決定することで画像領域と非画像領域の間の時間的、空間的間隔を最小にすることができ、走査光学系において最小の走査距離で必要な画像領域を得ることができる。また、ポリゴンミラーの1面で偏向走査される複数の光ビームの内、n個(n:2以上の整数)の光ビームがAPCを行う場合、n/2以上の整数番目であってさらにn番目でない光ビームによって同期検出ができる位置に同期検出手段を配置することで画像データ書き込みと同一偏向面を用いた上で、画像データ書き込み以前に同期検出を行うとともに画像領域の中心が走査領域の中心と合致するような位置に同期検出手段およびBD反射ミラーを配置する。さらに毎走査時に複数の光ビームのすべてのAPCを行わない場合には、基準となる光ビームのAPCは毎走査時に必ず行うとともに該光ビームによって同期検出を行う。
あるいは、本発明は以下の構成を有する。複数の光ビームを発する光源と、前記複数の光ビームを同時に偏向走査する偏向手段と、前記複数の光ビームにより対象物を露光走査する走査光学系と、前記露光走査の有効領域の先頭位置の基準となる水平同期信号を、前記複数の光ビームの内の1つを用いて検出する同期検出手段と、前記有効領域の末尾位置を基準として、前記同期検出手段による水平同期信号の検出の前後において、前記複数の光ビームそれぞれの発光量を補正する光量補正手段とを備える。
本発明によれば、複数ビームのAPCを毎走査時に行う場合には画像データ書き込み開始直前に同期検出を行わないことで非画像領域に必要な走査距離を最小にすることができる。
また、ある走査時にAPCを行うn個の光ビームの内、主走査方向に最初に走査する光ビームのAPCを画像データ書き込み終了直後に、n番目の光ビームのAPCを次の画像データ書き込み開始直前に行うことでAPCのための点灯をしている走査距離を最小にすることができるとともにn/2以上の整数番目であってさらにn番目でない光ビームによって同期検出ができる位置に同期検出手段を配置することで画像データ書き込みと同一偏向面を用いた上で、画像データ書き込み以前に同期検出を行うことができ、ポリゴンミラーの偏向面間の角度誤差によって画像データ書き出し位置のばらつきを発生する事がなくなる。
さらに画像領域の中心が光軸と合致するような位置に同期検出手段およびBD反射ミラーを配置することで画像領域両端部での光ビームの強度の低下を最小限に抑えることができ、画像領域内の光ビームのむらを最小にすることができる。
毎走査時に複数の光ビームのすべてのAPCを行わない場合には、基準となる光ビームのAPCは毎走査時に必ず行うとともに該光ビームによって同期検出を行うことで走査毎に同期検出から画像データ書き出しまでのタイミングを修正する必要がなくなることで画像データ書き出し位置のばらつきを発生する事がなくなる。
また、複数の光ビームの内、主走査方向について最も位相が進んだ光ビームを最初に、最も位相の遅れた光ビームを最後に光量調整し、有効領域の走査に先立って画像領域と同じ多面鏡の反射面で偏向された光ビームであって、前記最も位相の遅れた光ビーム以外の光ビームを用いて同期検出することで、光量調整の時間および同期検出後、有効領域までの分離距離を短縮できる。このため、有効領域に対する有効領域以外の領域の割合を小さくでき、装置の小型化、画像形成の迅速化、誤差の減少による画質の向上などの効果を達成できる。
[第1の実施形態]
図1は本発明の実施の形態の一例を示すデジタル複写機の断面概略図である。図1において複写開始司令手段により原稿台ガラス20上にセットされた原稿PのA面が読み取り光学系2によって読み取られ、画像信号に変換される。画像信号は不図示のデジタル処理部に取り込まれ、デジタルデータに変換された後、必要なデータ処理が施され画像データとして不図示のビデオ変換部へ出力される。ビデオ変換部では画像データをたとえばパルス幅変調するなどしてビデオ信号に変換し、光走査装置6はこのビデオ信号に基づいてたとえば光ビームをオン/オフするなど変調した光ビームを出力する。
図1は本発明の実施の形態の一例を示すデジタル複写機の断面概略図である。図1において複写開始司令手段により原稿台ガラス20上にセットされた原稿PのA面が読み取り光学系2によって読み取られ、画像信号に変換される。画像信号は不図示のデジタル処理部に取り込まれ、デジタルデータに変換された後、必要なデータ処理が施され画像データとして不図示のビデオ変換部へ出力される。ビデオ変換部では画像データをたとえばパルス幅変調するなどしてビデオ信号に変換し、光走査装置6はこのビデオ信号に基づいてたとえば光ビームをオン/オフするなど変調した光ビームを出力する。
光走査装置6は、光ビームの偏向手段たるポリゴンミラー61と不図示の光源装置および光学素子を備え、不図示のビデオ変換部からの信号により走査画像を形成するための光ビームを出力する。出力された光ビームは折り返しミラー64で反射された後、光走査装置6を外部の埃等から遮蔽するための防塵ガラス65を介して感光ドラム31に照射され、潜像が形成される。感光ドラム31は回転し、現像器32において潜像部分にトナーを付着して潜像を現像する。
一方、給紙カセット10aあるいは10b内の転写材Sは取り込みローラ12により1枚ずつ機内に取り込まれ、レジストローラ15を介して感光ドラム31へと搬送される。搬送された転写材S1は転写器33により感光ドラム31上の現像画像が転写される。その後転写材S1は搬送部16で搬送され定着器4に到達する。定着器4では転写材上に転写された画像を定着させる。そして排紙ローラ17、18を介して排紙トレー19へ排紙される。また次の転写材S2は転写材S1に対してL2の間隔をもって同様に搬送され、画像形成プロセスを経た後、排紙トレー19へ排紙される。
また感光ドラム31上に残ったトナーはクリーナ34によって除去される。さらに感光ドラム31は除電器35によって除電され、帯電器36によって帯電された後、再び光走査装置6によって感光ドラム31に潜像形成がなされる。
以上のような画像プロセスにおいて本実施の形態のデジタル複写機の光走査装置6は以下の構成を備える。図2に本実施形態のAPCと同期検出のタイミングチャートを示す。
LD1およびLD2がビデオ信号に基づいて画像データを書き込んだ後、所定の時間隔てて主走査方向に最初に走査するLD1についてAPCを開始する。APCについて簡単に述べると、たとえば以下のように行われる。APCの期間は、たとえばLDをフル出力で発光させる。その光量をフォトダイオードにより検出し、検出した光量に応じてその走査の最大輝度点においてLDに入力するバイアス電流値を定める。この電流値は、LDの発光光量が所期の光量となるように検出光量に応じてあらかじめ決めておく。このバイアス電流値が決定されればAPCは完了する。
APC完了とほぼ同時にLD1から発せられた光ビームは同期検出手段に到達し、水平同期信号が生成される。APCが完了したタイミングでBD検知を行うことにより走査ごとに安定した光量でBD検知を行うことができ、光量変動に伴う検知誤差を最小限に抑えることができる。
水平同期信号を検出するとLD1は消灯し、LD2を点灯する。LD2はAPCが完了すると消灯する。水平同期信号を元に画像領域指示信号を発生させ、再びLD1、LD2は点灯して画像データの書き込みを開始する。ここでLD1は画像領域指示信号と同時に書き込みを開始するが、LD2はTd遅れて書き込みを開始する。感光ドラム表面での主走査方向の光点間隔lm=0.93mmであり、光ビームの走査速度を2.5×103m/sとするとTd≒0.37μsとなる。
図3は本実施形態の光走査装置の概略平面図であり、OFSタイプの光学系を示している。折り返しミラー64は省略して記載してある。また図13と同一の符号を用いているものは同一の作用を持つものであり説明は省略する。
APC発光中の光ビームが感光ドラムに到達することは望ましくないため、LASを開始位置とするLD1のAPC発光を遮光するための遮光部材71aが防塵ガラス65付近に設けてある。APC発光を確実に遮光するとともにLrを最終位置とする画像データ書き込み中の光ビームを遮ることがないように感光ドラム面で分離距離lsp2=6mmを確保している。同様にLAEを終了位置とするLD2のAPC発光を遮光するための遮光部材71bが防塵ガラス65付近に設けてある。またLfを開始位置とする画像データ書き込み中の光ビームとの間で分離距離lsp2=6mmを確保している。
次に図2に示すタイミングチャートに従ってAPCおよび同期検出を行った場合の非画像領域として必要な走査距離を図4に示す。図中実線部は点灯区間、破線部は消灯区間とする。画像データ書き込み終了後、分離距離lsp2を隔ててLD1のAPCが開始される。LD1のAPC終了時点において同期検出は完了しているのでLD1消灯と同時にLD2が点灯されAPCを開始する。LD2のAPCが終了すると分離距離lsp2を隔てて再び画像データ書き込みが行われる。
このとき同期検出位置から画像データ書き込み開始位置までの距離は図13の分離距離lsp1に比べて大きく、光ビームLfは壁部材69bに対して十分な隙間を有している。
非画像領域として必要な走査距離は2×lsp2+lAPC=61.7mmとなり、従来例と比較して必要走査領域を10mm程度短縮することが可能となる。
このように本実施形態の構成によれば、従来に比して非画像領域として必要な走査距離が短縮でき、装置の小型化や、誤差の低減を実現できる。また、同期検出をAPC後の光ビームで行えるので、光量の変動による検知誤差を軽減して精度の高い同期信号を生成できる。このため形成される画質も向上する。
[第2の実施形態]
図5に第2の実施形態である半導体レーザを使用した場合の感光ドラム表面でのスポットの位置関係について示す。光源が発光部を4つ有する以外は第1の実施形態に示した構成と同一であり説明を省略する。光ビームの感光ドラム面での主走査方向についての間隔lm=0.93mm、副走査間隔ls=42.3mmである。
図5に第2の実施形態である半導体レーザを使用した場合の感光ドラム表面でのスポットの位置関係について示す。光源が発光部を4つ有する以外は第1の実施形態に示した構成と同一であり説明を省略する。光ビームの感光ドラム面での主走査方向についての間隔lm=0.93mm、副走査間隔ls=42.3mmである。
ここでAPC発光中に走査される距離lAPCが最短になる組み合わせは図6に示すように主走査方向に最初に走査される光ビームLD1のAPCを最初に行い、最後に走査される光ビームLD4のAPCを最後に行った場合であり、lAPC=97.21mmとなる。これは、最初に走査される光ビームすなわち複数の光ビームの内、最も位相の進んだ光ビームを最初にAPCの対象とし、最後に走査される光ビームすなわち複数の光ビームの内最も位相の遅れた光ビームを最後にAPCの対象とする限り、中間の光ビームをたとえば図6(a)のような順序でAPCしても、図6(b)の順序でAPCしても変わることはない。
図6(a)をもとに非画像領域においてAPCおよび同期検出を行った場合の非画像領域として必要な走査距離とポリゴンミラーのa−1番目の偏向面で走査しているときのスポットの強度変動と、a番目の偏向面で走査しているときのスポットの強度変動を図7に示す。OFS光学系の場合、ポリゴンミラーの偏向面の幅に対してポリゴンミラーに入射するビームの幅のほうが広いため互いに隣接する偏向面でそれぞれ反射したビームがfθレンズの有効走査域の間で感光ドラムの異なる位置へ向かう。
ここでAPC及び同期検出に要する走査距離は2×lsp2+lAPC=2×6.00+97.21=109.21mmとなる。また同期検出はLD1乃至LD3のいずれかで行うことで非画像領域が最短の状態は変わらない(LD4で同期検出すると画像領域の先頭までの分離距離が短くなるためLD4は同期検出に用いない)。しかし、LD1のAPC終了位置はa番目の偏向面で走査するためのfθレンズの有効走査域に入っていないためa−1番目の偏向面によって画像データが書き込まれた後に同期検出を行う必要がある。このように構成すると、a−1番目の偏向面による反射で得られた光ビームで同期検出を行い(図7のx0点)、a番目の偏向面で画像データ書き込みを行うことになる。このため、偏向面間の角度誤差により画像書き出し位置にばらつきが生じる懸念がある。よってLD1も同期検出には用いず、LD2あるいはLD3を用いて同期検出を行う。
またLD2で同期検出を行う場合、a番目の偏向面の角度により同期検出手段に入る光ビームの強度がLD3に比べて弱い。図7を参照すれば、LD2を用いた同期検出は点x1で、LD3を用いた同期検出は点x2で行われる。図示の通り、点x3における光ビームの強度の方が強い。弱い光ビームで同期検出すると、検知信号のS/N比の問題から画像書き出し位置にばらつきが生じる場合がある。そこで、より強度の強いLD3、つまりn−1番目にAPCを行う光ビームで同期検出を行うのがより望ましい。
以上のようにして、本実施形態によれば、複数ビームのAPCを毎走査時に行う場合には、最も位相の遅れた光ビーム以外の光ビームを用いて同期検出を行うことで、非画像領域に必要な走査距離を最小にすることができる。さらに、最も位相の進んだ光ビームのAPCを画像データ書き込み終了直後に、最も位相の遅れた光ビームのAPCを次の画像データ書き込み開始直前に行うことで、APCのための点灯をしている走査距離を最小にすることができる。さらに、画像データ書き込みと同一偏向面で偏向された光ビームで同期検出を行うことで、ポリゴンミラーの偏向面間の角度誤差によって画像データ書き出し位置のばらつきを発生する事がなくなる。
[第3の実施形態]
図8に第2の実施形態である半導体レーザを用いて、毎走査時に全てのAPCを行わない場合のタイミングチャートを示す。走査速度が速くなるとひとつの偏向面によって走査される時間が短くなることでレーザパワーの変動も小さくなり、走査ごとに全ての光源のAPCを行う必要がなくなる。本実施形態はそのような構成の画像委形成装置に適用できる。
図8に第2の実施形態である半導体レーザを用いて、毎走査時に全てのAPCを行わない場合のタイミングチャートを示す。走査速度が速くなるとひとつの偏向面によって走査される時間が短くなることでレーザパワーの変動も小さくなり、走査ごとに全ての光源のAPCを行う必要がなくなる。本実施形態はそのような構成の画像委形成装置に適用できる。
光源LD1からLD4が画像データに基づくビデオ信号により変調した光ビームを出力した後、所定の時間隔てて主走査方向に最初に走査するLD1についてAPCを開始する。APC完了とほぼ同時にLD1から発せられた光ビームは同期検出手段に到達し、水平同期信号を検出する。APCが完了したタイミングでBD検知を行うことにより走査ごとに安定した光量でBD検知を行うことができ、光量変動に伴う検知誤差を最小限に抑えることができる。
水平同期信号を検出するとLD1は消灯し、APCのためにLD2を点灯する。LD2はAPCが完了すると消灯する。水平同期信号を元に画像領域指示信号を発生させ、再びLD1からLD4は画像データに基づくビデオ信号により変調した光ビームを出力して感光体の走査を開始する。ここでLD1は画像領域指示信号と同時に点灯するが、LD1に対してLD2はTd、LD3は2Td、LD4は3Td遅れて点灯し、画像データに基づく走査を開始する。感光ドラム表面での主走査方向についての光点間隔lm=0.93mmであり、光ビームの走査速度を2.5×103m/sとするとTd≒0.37μsとなる。
各光ビームによる走査(画像形成)が済んだ後、今度はLD1とLD3のAPCを行う。さらに次の走査時においてはLD1とLD4のAPCを行う。以降、これを繰り返す。すなわち、LD1については各走査ごとにAPCが行われるが、LD2,3,4については、この順序で2走査おきにAPCが行われる。
ここで基準となるビーム(本実施形態ではLD1)は必ずAPCを行うとともに同期検出に使用する。同期検出のための光ビームは一定とすることで、同期信号検知から画像領域指示信号発生までの時間Taを一定にできる。そのため、簡素なアルゴリズムで画像データ書き出し位置にばらつきのない光走査装置を得ることができる。
加えて、本実施形態によれば、複数ビームのAPCを毎走査時に行う場合には、最も位相の遅れた光ビーム以外の光ビームを用いて同期検出を行うことで、非画像領域に必要な走査距離を最小にすることができ、最も位相の進んだ光ビームのAPCを画像データ書き込み終了直後に、最も位相の遅れた光ビームのAPCを次の画像データ書き込み開始直前に行うことで、APCのための点灯をしている走査距離を最小にすることができ、画像データ書き込みと同一偏向面で偏向された光ビームで同期検出を行うことで、ポリゴンミラーの偏向面間の角度誤差によって画像データ書き出し位置のばらつきを発生する事がなくなる、という他の実施形態と同様のこうかをも奏する。
Claims (7)
- 複数の光ビームを発する光源と、
前記複数の光ビームを同時に偏向走査する偏向手段と、
前記複数の光ビームにより対象物を露光走査する走査光学系と、
前記露光走査の有効領域の先頭位置の基準となる水平同期信号を、前記複数の光ビームの内の1つを用いて検出する同期検出手段と、
前記有効領域の末尾位置を基準として、前記同期検出手段による水平同期信号の検出の前後において、前記複数の光ビームそれぞれの発光量を補正する光量補正手段と
を備えることを特徴とする光走査装置。 - 前記偏向手段は複数の偏向面により形成される回転多角形鏡を有し、前記有効領域の先頭位置の直前における前記光量補正手段による光量補正終了時の前記偏向手段の偏向面角度と、前記有効領域の末尾位置の後における前記光量補正手段による光量補正開始時の前記偏向面角度とが、前記有効領域中央部を光ビームにより走査する際の前記偏向面角度を基準として略同じであり、前記複数の光ビームの内、1走査の中で光量補正の対象となる光ビームがn個であった場合、光量補正の対象となる光ビームの中で主走査方向に1番目に走査される光ビームの光量補正を前記有効領域の末尾の直後に行うとともにn番目に走査される光ビームの光量補正を前記有効領域の直前に行い、前記水平同期信号検出はn/2以上の整数番目でかつn番目でない光ビームを用いて行うことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記複数の光ビームの内、前記光量補正手段により1走査の中で光量補正の対象となる光ビームが主走査方向に最初に走査される光ビームを含むn個であった場合、主走査方向に最初に走査される光ビームの光量補正は毎走査時に行うとともに前記同期検出手段による水平同期信号検出を合わせて行い、光量補正の対象となる光ビームの中でn番目に走査される光ビームの光量補正を前記有効領域直前に行うことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記同期検出手段は、光ビームを検出する光センサと、前記複数の光ビームの少なくともひとつを前記光センサに向けて反射させる反射手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記複数の光ビームは前記主走査方向について互いに位相がずれており、前記光量補正手段は、前記主走査有効領域に対応しない期間において、光量補正の対象となる光ビームのうち最も位相が進んだ光ビームを最初に光量補正し、最も位相が遅れた光ビームを最後に光量補正することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記偏向手段は回転多角形鏡を有し、前記同期検出手段は、前記有効領域の走査に先行して、前記光量補正のために出射され、前記有効領域を走査するために光ビームを偏向する前記多角形鏡の反射面と同じ反射面により偏向された光ビームであって、前記最も位相が遅れた光ビーム以外の光ビームを用いて水平同期信号を検出することを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光走査装置と、
画像信号に基づいて前記光走査装置から出射される光ビームを変調する変調手段と、
前記光走査装置による露光走査の対象物である感光体に形成された潜像を現像して媒体に画像を形成する画像形成手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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