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JP2006032477A - 素子、集積回路及びそれらの製造方法 - Google Patents

素子、集積回路及びそれらの製造方法 Download PDF

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JP2006032477A JP2004206005A JP2004206005A JP2006032477A JP 2006032477 A JP2006032477 A JP 2006032477A JP 2004206005 A JP2004206005 A JP 2004206005A JP 2004206005 A JP2004206005 A JP 2004206005A JP 2006032477 A JP2006032477 A JP 2006032477A
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Abstract

【課題】 従来の電子デバイスはデバイス構造を立体構造で形成、または、新規材料を導入した場合に於いても、微細化に限界があり、大規模集積回路の形成が困難になるという課題があった。
【解決手段】 ゲート電極4、ソース・ドレイン5を設けた単位素子9は、配線8の中心部に中空状態で支持されている。ここで注意したいことは、単位素子9と配線8、また、配線8と配線8は空隙10(真空状態の空隙が好ましい)で電気的に絶縁される。CNT用いたメリットの一つとして、電気的な伝導方向の異方性があり、円筒状形状に対して水平方向には高い導電性があるものの、円筒状形状の垂直方向には導電性がほとんどない。このような性質を利用して電気的絶縁を可能にし、3次元ネットワーク構造を構築している。
【選択図】 図5

Description

本発明は、大規模集積回路(LSI)を形成可能な素子及び集積回路及びその製造方法に関する。
大規模集積回路(LSI)は、これまで、スケーリング則を指導原理として、微細化、構造改良により、高集積化が積極的に推し進められてきている。例えば、立体構造を有するキャパシタ(特許文献1から3まで)、記憶情報を読み出すトランジスタ、記憶情報を書き込むトランジスタ、キャパシタを立体構造にしたメモリセル(特許文献4)、半導体チップを立体的に積層した半導体装置(特許文献5)が知られている。
しかしながら、高集積化のトレンドは、単なる微細化又は構造の改良などによっては達成しずらくなってきている。そのような技術障壁を打破するためのブレイク・スルーとして、新材料技術の導入が多いに期待されているようになってきた。特に、信頼性の高い高誘電体膜、低抵抗率でマイグレーション耐性の高い配線材料、誘電率の低い層間絶縁膜の研究開発には注目が集まってきている。
特開平8−139293公報 特開平10−22471公報、 特開平10−56148公報 特開平10−56148公報 特開2000−260934公報
従来の大規模集積回路は、デバイス構造を立体構造にしているものの、2次元平面を画定する基板上に加工により3次元的に加工するものであり、高集積化には限界がある。
また、高集積化のトレンドを守るために項誘電率の膜などの新規材料を導入したとしても、材料を例えば、従来のようにスパッタ法、CVD(Chemical Vaper Deposition)法等で薄膜化し、フォトリソグラフィーとエッチングとにより加工している場合には、最終的には同様に技術的障壁を乗り越えるのは難しくなることは必須である。
本発明は、集積化に適した素子構造及びそれを用いた大規模集積回路の製造技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明による大規模集積回路を形成可能な素子及び集積回路はナノ材料であるカーボンナノチューブを用いて構成するとともに、ボトムアップ的にカーボンナノチューブを組み上げていく製造方法を用いることにより製造する。
本願発明の集積回路は、カーボンナノチューブの延在方向に伝導するキャリアのコンダクタンスを制御可能な第1のカーボンナノチューブからなる単位素子を複数集積化し、前記第1のカーボンナノチューブを第2のカーボンナノチューブで電気的に接続するとともに、前記第2のカーボンナノチューブは前記単位素子を支持する構造を有する。
また、本願発明の集積回路は、第1のカーボンナノチューブを含む単位素子が第2のカーボンナノチューブにより支持されることにより、3次元ネットワーク構造を形成する構成を有する。
さらに、第1のカーボンナノチューブは半導体的特性を有し、第2のカーボンナノチューブは金属的特性を有するものであり、前記第1のカーボンナノチューブと前記第2のカーボンナノチューブとは、一方の端面と他方の側面との接触により接続されている。
また、本願発明の集積回路は、第1のカーボンナノチューブ、または、第2のカーボンナノチューブの少なくとも一方の側面との接続により絶縁構造を形成している。
さらに、本願発明の集積回路を形成するカーボンナノチューブのグラファイトシートは、その一部が6員環以外の構造を有する環状化合物で置き換えられている。
本願発明の素子は、カーボンナノチューブの延在方向に伝導するキャリアのコンダクタンスを制御可能な第1のカーボンナノチューブからなる単位素子と、前記第1のカーボンナノチューブの略全周に配置された第2のカーボンナノチューブからなる該単位素子の電極とからなる構造を有する。
また、本願発明の素子は、第2のカーボンナノチューブがその内面において第1のカーボンナノチューブの外面と接するか、または、第2のカーボンナノチューブがその外面において第1のカーボンナノチューブの外面と接する構成を有する。
さらに、第1のカーボンナノチューブの略全周には、金属材料が形成される構造を有する。また、第1又は第2のカーボンナノチューブのグラファイトシートは、その一部が6員環以外の構造を有する環状化合物で置き換えられている。
本発明の大規模集積回路の製造方法は、第1のカーボンナノチューブを形成する工程と、該第1のカーボンナノチューブに接続領域を形成する工程と、該接続領域から金属的性質を示す第2のカーボンナノチューブによる配線を形成する工程とを含む。
また、前記接続領域を形成する工程は、第1のカーボンナノチューブに局所的に欠陥を導入する工程を用いる。さらに、前記配線を形成する工程は、第1のカーボンナノチューブと第2のカーボンナノチューブとを化学反応により接続する。好ましくは、前記化学反応は抗原抗体反応である。
本発明は、ナノ材料を3次元的組み合わせることより集積回路を形成するため、従来の基板(例えば、シリコン基板等)上に集積回路を形成する場合よりも集積度を高めることができる。また、本発明によれば、これらの構成要素間に空隙を形成することによりトランジスタ間、配線間、又は、トランジスタと配線との間の電気的絶縁を可能にしていることから、従来の層間絶縁膜などの形成が不要となる。また、電気的に異方性の強いナノ材料を用いると、配線スペース等の縮小が容易となり、より一層の高集積化が可能となる。
さらに、本発明によれば、トランジスタ、ゲート電極、コンタクト、配線をすべて炭素、たとえなCNTにより構成することが可能であり、単一材料からなる大規模集積回路を形成可能な電子デバイスを実現可能である。
本願発明の大規模集積回路を形成可能な電子デバイスの製造方法は、半導体的特性を示すコアを形成する工程と、前記コアにダメージを形成する工程と、前記ダメージを起点に配線を形成する工程からなり、従来の微細化のトレンドに影響されない製造方法を提供可能である。
本明細書において、第1のCNTとは半導体的性質を有するCNTであり、半導体素子の基材として用いるのに適している。第2のCNTとは金属的性質を有するCNTであり、金属電極や金属配線に用いるのに適している。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照しつつ説明を行う。まず、本発明の第1の実施の形態による素子について説明する。本実施の形態による素子は、大規模集積回路に適用できるトランジスタである。適用できるトランジスタ(コア)は、筒状のカーボンナノ材料が好ましく、カーボンナノチューブがより好ましい。カーボンナノチューブ(以下、「CNT」と称する。)は、飯島ら(S.Iijima、Nature、354、56(1991))が見出したナノ材料である。
CNTは、グラファイト層を円筒状に巻いた入れ子状の構造を有している。CNTには種々の構造があるが、その中でも、拡散層やチャネル層を形成する領域(コア)は、半導体的性質を有するCNTを用いるのが好ましい。半導体的性質を有するCNTを用いた場合は、全長として100nm、直径は10nm〜30nmのサイズのトランジスタを形成することが可能となる。このようなサイズ(全長:100nm、直径:20nm、トランジスタ間のスペース:100nmを想定する)でトランジスタを形成した場合に、約100μm角の立方体に10億素子分のトランジスタを集積することが可能となる。
10億素子/チップという集積度は、2010年頃量産が開始されると予想される45nm世代で目標とされる集積度(株式会社半導体理工学研究センター、STARCロードマップ2003、2003年7月25日参照)とほぼ同等であり、本実施の形態によるトランジスタを用いることにより、大きなブレイク・スルーが可能となる。
図1は、本実施の形態による素子であって、大規模集積回路を形成する単位素子(以下、「第1のCNT」と称する。)を円筒状のCNT構造を径方向に切った断面図である。図1に示すように、本実施の形態による単位素子の長さ1は100nmであり、直径2は20nm程度である。第1のCNTの延在方向にある距離だけ例えば円筒の全周にチャネル領域3が形成され、チャネル領域上に同じく全周を取り巻くようにゲート電極4が形成されている。このゲート電極4に対して、自己整合的にソース領域5aとドレイン領域5bとが形成されている。また、図1においては、ソース・ドレイン領域5a・5bのそれぞれの両端に素子分離領域6が形成されている。但し、素子分離領域6を形成するか否かは任意であり、物理的に切断された絶縁構造を形成しても良い。
図2は、図1の単位素子をI−I線に沿ってチャネル領域3で切断した構成を示す断面図である。図2に示すように、本実施の形態による素子のゲート電極4は、チャネル領域3を360°(全周)に取り囲むように形成されている。本実施の形態によるトランジスタのゲート長は、ゲート電極4により決定されるが、ゲート幅は、用いたCNTの円周により規定される。すなわち、本実施の形態による願発明のトランジスタのゲート幅は、2次元平面上に形成された一般的な従来のトランジスタ(例えば、MOS(Metal―Oxide―Silicon)FET)に対してほぼ同じ占有面積で約3倍と大きくなり、ドライブ電流も約3倍になるという利点がある。
図3は、本発明の実施の形態による素子であって、第1のCNTよりも小径の第2のCNTからなる複数本のゲート電極筒41を第1のCNTの略全周に配置するとともに、第1のCNTと第2のCNTのそれぞれの外周が電気的に接するように形成した構造を有する単位素子Bのチャネル領域3において切った断面図(ゲート電極4のチャネル領域)である。上述のように、複数本のゲート電極筒41からなるゲート電極4’のそれぞれとして用いられる第2のCNTは、半導体的性質を有する第1のCNTとは異なり、金属的性質を有するCNTを用いることが好ましい。CNTに半導体的性質又は金属的性質のいずれを持たせるかに関しては、CNTのサイズ(径)、構造などにより、区別して製造することが可能である。
ここで、一例として、CNTの構造の違いに伴う導電性の違いについて説明する。CNTの導電性は、カイラリティ(chirality)、即ち、グラフェンシートの巻き方により大きく異なる。一般的に、CNTの巻き方としては、ジグザグ(zig−zag)、カイラル(キラル、chiral)、アームチェア(armchair)がある。ジグザグ型のCNTは金属、半導体的な導電性を、カイラル型のCNTも金属、半導体的な導電性を示すのに対して、アームチェア型のCNTは金属的な導電性のみを示す。従って、CNTを形成する際に、そのカイラリティを制御することにより、第1及び第2のCNTを作り分けることが可能となり、本実施の形態による素子、または、集積回路を提供することができる。
図4は、図1〜図3を参照して説明した単位素子に配線8を施した集積回路の構造例を示す図である。図4に示すように、本実施の形態による単位素子のゲート電極4、ソース・ドレイン領域5に対してコンタクト7が形成されるともに、コンタクト7に対して配線8が形成される。図4におけるコンタクト7は必ずしも必要ではなく、ゲート電極4、ソース・ドレイン領域5から直接配線8を引き出しても良い。
但し、コンタクト7により、素子と配線との間又は配線別の配線との間の間隔を保持することができるという利点がある。
図5は、図4に示す単位素子Aを配線8により3次元的なネットワーク構造を形成した例を示す図であり、単位素子を大規模に集積化した集積回路の構造を示す図である。図5に示す集積回路は単位素子を配置する際に、3次元空間内において任意の配置することが可能であり、また、フレキシブルに配置することが可能である。ゲート電極4、ソース・ドレイン5を設けた単位素子9は、配線8の中心部に中空状態で支持されている。ここで注意すべきことは、単位素子9と配線8、また、配線8と配線8とは、空隙10(真空状態の空隙が好ましい)で電気的に絶縁される。CNT用いたメリットの一つとして、電気的な伝導方向の異方性があり、円筒状形状に対して水平方向には高い導電性があるものの、円筒状形状の垂直方向には導電性がほとんどない。このような性質を利用して電気的絶縁を可能にし、3次元ネットワーク構造を構築している。
次に、図6から図8までを参照しつつ本実施の形態による半導体素子の一例について説明する。本実施の形態による半導体集積回路の製造方法は、公知のシリコン半導体プロセスに用いられるようなフォトリソグラフィー技術及びエッチング技術などの微細加工技術を用いずに、結晶成長トリガー形成技術及び結晶成長技術を用いる点を特徴とする。
図6(a)は、本実施形態による集積回路に用いられ方向11に延在する第1のCNT12を所望の位置に設置した後の断面を示す図である。第1のCNT12の配置される位置は、後工程において、図4に示すナノ部品、例えばゲート電極4、コンタクト7、電極8を組み立てやすい場所であることが必要である。本実施の形態においては、真空チャンバー中に第1のCNTを設置した。予め、第1のCNTの両端を集積回路のパッケージの電極に固定しておくようにしても良い。第1のCNT12の導電性は半導体的であり、ジグザグ型、または、カイラル型のタイプのCNTが好ましい。本実施の形態においては、パッケージングの際、外部に引き出される電極パッド上に、Fe、Ni、または、Co等の触媒となる微細なナノドットを形成し、そのナノドットを起点にジグザグ型の第1のCNT12を形成した。
図6(b)は、第1のCNT12にゲート電極14を設けた構成の断面構造を示す図である。ゲート電極14は、図2に示すように、金属メッシュマスクを用いて、タングステン(W)を真空蒸着法又はスパッタ法で製膜するか、または、図3に示すように、金属的性質を示す別のCNTを第1のCNTの略全周に配置することにより形成する。図3に示すように、ゲート電極4として用いる金属的性質を示すCNTを第1のCNTの略全周に設ける方法としては、レーザーを用いたマニュピレーション、表面修飾したCNTを用いた化学反応(抗原抗体反応等も含む)を用いる方法が挙げられる。
図7(a)は、ゲート電極14を具備した第1のCNT12に対して、接続領域21を形成した後の断面構造を示す図である。図7(a)に示すような接続領域21を形成するための代表的な一手段としては、局所的な欠陥の導入による方法がある。局所的な欠陥は、AFM(Atomic Force Microscope)、STM(Scanning Tunneling Microscope)を用いることにより導入可能である。また、ゲート電極14上に、鉄、ニッケル、コバルト等のナノドットを形成し、このナノドットを起点とし、ゲート電極14の引き出し電極、または、コンタクトを形成していくことも可能である。
図7(b)は、接続領域21からコンタクト17を形成した後の構成を示す断面図である。図7(b)に示すように、コンタクト17は、トランジスタのソース・ドレインに電気的に接合するためのコンタクトであり、場合によっては、配線として、直接にソース・ドレインより引き出すようなデバイス構造であっても良い。このようなコンタクト17は、低抵抗化のために金属的性質を示すCNTを用いることが好ましい。本実施の形態においては、図7(a)で形成した接続領域21を基点として、アームチェア型のCNTを形成した。
図8は、コンタクト17に対して配線18を形成した構成を示す断面図である。図8に示すように、配線18は、コンタクト71と電気的に接合するため、金属的性質を示すCNT(アームチェア型)であることが好ましい。このような配線18は、図7(a)及び図7(b)に示す工程を経ることにより大規模集積回路が形成可能である。
尚、本実施の形態による大規模集積回路を形成可能な電子デバイスとして、N型トランジスタ、P型トランジスタが形成可能であり、それぞれが良好なトランジスタ特性を示すことを確認した。更には、回路のテストパターンを用いて、大規模集積回路(LSI)を製造したところ、回路動作に問題はなかった。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態による大規模集積回路の製造方法について図面を参照しつつ説明を行う。本実施の形態においては、半導体的性質を示す第1のCNTと金属的性質を示す第2のCNTとの接続を化学反応で行うことを特徴とする。化学反応としては、アミノ基とカルボキシル基とを化学結合して得られるペプチドの形成、脱水縮合によるエステル、または、アミドの形成等を用いることが好ましい。また、前記化学反応として、抗原抗体反応を用いると、第1のCNTと第2のCNTとを接続する際の好ましい接続を行うことができる可能性が高くなり、設計した回路を自己組織的に組み立てることが用意になる。そこで、本実施の形態においては、化学反応を用いた集積回路製造の一例として、抗原抗体反応について説明する。
まず、CNT表面に存在するカルボキシル基を化学修飾することにより、生体関連物質の固定化が可能である。例えば、抗原又は抗体のいずれかをCNT表面又は端面に固定化する。具体的な手法の一例として、一方のCNTの表面又は端面をカルボキシル基で化学修飾し、例えば、ストレプトアビシンをカルボキシル基との脱水縮合により、ペプチド結合を形成し、固定化する。次いで、もう一方のCNTの表面、または、端面をビオチン化する。固定化されたストレプトアビジンとビオチンとの間で生じうる抗原抗体反応を用いることにより、半導体的特性を示すCNTと金属的特性を示すCNTとを接続し、大規模集積回路を自己組織化により製造することが可能となる。このような抗原抗体反応においては、α−フェトプロテイン(AFP)を用いてもよく、AFPはビオチン化することにより、上記化学修飾したCNTが利用可能となる。
図9は、抗原抗体反応を用いることによりゲート電極24を形成した第1のCNT22と、配線として用いる第2のCNT38とをそれぞれの表面に固定化した抗原物質と抗体物質とを用いて接続した後の工程を示す図である。
図9(a)は、ゲート電極24を設けた半導体的特性を示す第1のCNT(ジグザグ型、または、カイラル型のタイプ)22の表面のある位置に抗原物質32を固定化した状態を示す図である。図9(a)に示すように、本実施の形態による素子は、第1のCNT24と抗原物質32とが有機溶媒中に分散された状態において、第1のCNT22の外表面、特にソース・ドレイン領域25に抗原物質32a・32bを固定化している。尚、図9(a)の符号32aはカーボンナノチューブ表面に化学修飾された置換基(例えば、カルボキシル基)を示しており、符号32bは上記化学修飾された置換基と化学反応して固定化された抗原、または、抗体(例えば、ストレプトアビシン)をそれぞれ示す。
図9(b)は、第1のCNT22と第2のCNT(アームチェア型のタイプ)38を抗原抗体反応により接続した後の構造を示す頭である。まず、第2のCNT38表面にCNTの径方向にのびる抗体物質33を固定化する。次に、電極として用いる第2のCNT38を図9(a)で説明した第1のCNT22に対して、例えば、ストレプトアビジン、ビオチンを用いた抗原抗体反応利用することにより接続する。
図10は、抗原抗体反応を用いて、ゲート電極24aを設けた第1のCNT22aと、ゲート電極24を設けた別の第1のCNT22bであって抗体物質42をCNTの径方向にのびるように配置したCNTとをそれぞれの表面に固定化した抗原物質43、抗体物質42を用いて接続した構成を示す図である。図10に示すように、ゲート電極24a、24bを設けた第1のCNT22a・22b同士は、抗原抗体反応を利用して接続可能であり、CNTの延在方向が互いに平行に配置される。
図11は、ゲート電極54を設けた半導体的特性を示す第1のCNT(ジグザグ型、または、カイラル型のタイプ)52の一端面52aに、抗原物質61、63を固定化した構造を示す図であるCNT52は先端が閉じているタイプ、開いているタイプがある。尚、製造した第1のCNTの先端が閉じている場合、酸素プラズマで先端部分を処理することにより、CNTの先端を開くことが可能である。また、CNTの先端が開いている場合も、先端部分を酸素プラズマ処理することにより、化学的な活性を増加させ、抗原物質61又は抗体物質63の固定化を容易にすることができる。
図12は、第1のCNT51の先端部分52aと、第1のCNT22の外表面とを抗原抗体反応により接続した構成を示す図である。図12に示すように、接続するCNTとしてはいずれも半導体的特性を示す第1のCNT(ジグザグ型、または、カイラル型のタイプ)を用いているが、第1のCNTと金属的特性を示す第2のCNT(アームチェア型のタイプ)との接続、第2のCNTと第2のCNTとの接続も可能である。図12に示すように、第1のCNT51端面52aに設けられた抗原物質63(63a・63b)と、別の第1のCNT22の表面に設けられた抗体物質27(27a・27b)とを抗原抗体反応により接続することが可能である。図12に示す構成を用いることにより、CNTを互いに垂直な方向に延在するように設けることができる。
<第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態による素子及び高集積回路について説明する。本実施の形態においては、第1及び第2の実施の形態のような複数のCNTを接続していく方法ではなく、直径が異なるCNTの形成、枝分かれしたCNTの形成等を用い、大規模集積回路の製造を行うことを特徴とする。
図13は、直径が異なるCNT同士がなめらかにつなぎ合わされた構造を有するCNTを示す図である。前述のように、カーボンナノチューブは、入れ子状構造のグラファイトシートにより形成されている。一方、6員環65により形成されているCNTを6員環65だけで形成すると、まず6員環65を形成する炭素原子(sp2炭素)で構成されたCNTを形成するが、ここで5員環66を導入すると、先端が丸くドーム型になりCNTの先端が閉じる。一方、CNTに7員環67を導入すると、CNTの直径が拡がる。すなわち、図13に示すように、6員環65で形成されているCNTに5員環66及び7員環67をそれぞれ導入することにより、直径が異なるCNTを製造することができる。
図14は、直径が異なるCNTの内部に、別のCNTを設けた構造の素子を示す図である。図14(a)は、直径が異なるCNT73の内部に、別のCNT74を設けた素子の構造断面図を示す図である。図14(a)から明らかなように、CNTの内部に別のCNTが挿入された構造であり、外側CNT73がチャネル領域に相当し、内部CNT74はゲート電極の機能を果たす。外部CNT73は、直径が異なるチューブをつなぎ合わせた構造を有し、直径が大きな領域で半導体的特性を示すため、チャネル領域73aを形成する。また、外部CNT73のチャネル領域73a以外の領域は直径が小さくなっている。ゲート電極としては、金属的特性を示すCNTを用いることができ、外部CNT73の内側に挿入される。図14(b)は、直径が異なるCNT73の内部に、別のCNT74を設けた構造の素子のチャネル領域での断面構造図(図14(a)のB−B’線に沿った断面図)を示す図である。外部CNT73に形成されたチャネル領域73aの直径は例えば50nm程度であり、その内部に設けられた内部CNT74、即ちゲート電極の直径は、例えば20〜30nm程度である。
本実施の形態による素子では、CNTの内側にCNTからなるゲート電極を形成するため、素子の径自体を小さくすることができる。ゲート電圧は内側CNT74の両端又は一端から印加することができる。
図15は、三つ又に枝分かれしたCNT構造を示す図である。6員環85で形成されるCNTに対して、5員環86、7員環87、8員環88をそれぞれ導入することにより、図15に示すように、枝分かれした構造を有するCNTが製造可能となる。
以上のように、種々の構造を有する環状構造の炭素、6員環により形成されるグラファイトシートに対して例えば、5員環、7員環、8員環を組み合わせることにより直径が異なるCNTがそれぞれ枝分かれするCNT構造を製造できる。このように環状構造の炭素の構造を制御することにより、3次元的に枝分かれする構造を形成することができ、大規模集積回路の3次元ネットワーク構造を形成する場合の自由度を高めることができる。
本発明は、電子デバイス及びこれらを超高集積化した集積回路に利用できる。
本発明の第1の実施の形態による素子であって、大規模集積回路を形成する単位素子(以下、「第1のCNT」と称する。)を円筒状のCNT構造を径方向に切った断面図である 図1の単位素子をI−I線に沿ってチャネル領域3で切断した構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態による素子であって、第1のCNTよりも小径の第2のCNTからなるゲート電極4を第1のCNTの略全周に配置するとともに、第1のCNTと第2のCNTのそれぞれの外周が電気的に接するように形成した構造を有する単位素子Bのチャネル領域3において切った断面図(ゲート電極4のチャネル領域)である。 図1〜図3を参照して説明した単位素子に配線を施した集積回路の構造例を示す図である。 図4に示す単位素子を配線により3次元的なネットワーク構造を形成した例を示す図であり、単位素子を大規模に集積化した集積回路の構造を示す図である。 図6(a)は、本実施形態による集積回路に用いられる第1のCNT12を所望の位置に設置した後の断面を示す図である。図6(b)は、第1のCNT12にゲート電極14を設けた構成の断面構造を示す図である。 図7(a)は、ゲート電極を具備した第1のCNTに対して、接続領域21を形成した後の断面構造を示す図である。 図7(b)は、接続領域からコンタクトを形成した後の構成を示す断面図である。 コンタクトに対して配線を形成した構成を示す断面図である。 抗原抗体反応を用いることによりゲート電極を形成した第1のCNTと、配線として用いる第2のCNTとをそれぞれの表面に固定化した抗原物質と抗体物質とを用いて接続した後の工程を示す図である。 抗原抗体反応を用いて、ゲート電極を設けた第1のCNTと、ゲート電極を設けた別の第1のCNTであって抗体をCNTの径方向にのびるように配置したCNTとをそれぞれの表面に固定化した抗原物質、抗体物質を用いて接続した構成を示す図である。 ゲート電極を設けた半導体的特性を示す第1のCNT(ジグザグ型、または、カイラル型のタイプ)の一端面に、抗原物質を固定化した構造を示す図である。 第1のCNTの先端部分と、第1のCNTの外表面とを抗原抗体反応により接続した構成を示す図である。 直径が異なるCNT同士がなめらかにつなぎ合わされた構造を有するCNTを示す図である。 直径が異なるCNTの内部に、別のCNTを設けた構造の素子を示す図であり、図14(a)は、直径が異なるCNTの内部に、別のCNTを設けた素子の構造断面図を示す図である。図14(b)は、直径が異なるCNTの内部に、別のCNTを設けた構造の素子のチャネル領域での断面構造図(図14(a)のB−B’線に沿った断面図)である。 三つ又に枝分かれしたCNT構造を示す図である。
符号の説明
1…単位素子の長さ、2…単位素子の直径、3…単位素子のチャネル領域、4…ゲート電極、5…単位素子のソース・ドレイン領域、6…素子分離領域、7…コンタクト、8…配線、9…単位素子、10…電気的な絶縁をする空隙、11…接続領域、12…抗原物質、13…抗体物質、14…第1のカーボンナノチューブ(ジグザグ型、または、カイラル型のタイプ)、15…炭素原子で構成される6員環、16…炭素原子で構成される5員環、17…炭素原子で構成される7員環、18…炭素原子で構成される8員環、21…接続領域、24…ゲート電極、38…第2のCNT、32(32a、32b)…抗原物質、33…抗体物質、42…抗体物質、43…抗原物質、52…第1のCNT、52a…一端面、54…ゲート電極、61、63…抗原物質、65…6員環、66…5員環、67…7員環、73…外部CNT、73a…チャネル領域、74…内部CNT、86…5員環、87…7員環、88…8員環。

Claims (16)

  1. 第1のカーボンナノチューブを含み、該第1のカーボンナノチューブの延在方向へのキャリアの伝導に基づいて動作する単位素子が複数集積化された集積回路であって、
    前記単位素子同士を電気的に接続する配線として第2のカーボンナノチューブを用いるとともに、該第2のカーボンナノチューブにより前記単位素子が支持されていることを特徴とする集積回路。
  2. 全体として3次元ネットワーク構造を形成していることを特徴とする請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記第1のカーボンナノチューブは半導体的特性を有し、前記第2のカーボンナノチューブは金属的特性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の集積回路。
  4. 前記第1のカーボンナノチューブと前記第2のカーボンナノチューブとは、一方の端面と他方の側面との接触により接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の集積回路。
  5. 前記第1のカーボンナノチューブと前記第2のカーボンナノチューブの接続箇所に、それぞれを修飾する第1の基と該第1の基と結合しやすい第2の基とを有し、該第1の基と該第2の基との間の化学的結合により前記第1のカーボンナノチューブと前記第2のカーボンナノチューブとが接続されていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の集積回路。
  6. 前記第1のカーボンナノチューブ又は第2のカーボンナノチューブの少なくとも一方の側面との接続により絶縁構造を形成していることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の集積回路。
  7. 前記第1又は第2のカーボンナノチューブを構成するグラファイトシートの一部に、6員環以外の構造を有する環状化合物を含有することを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の集積回路。
  8. 第1のカーボンナノチューブを含み、該第1のカーボンナノチューブの延在方向へのキャリアの伝導に基づいて動作する素子であって、
    該単位素子の電極が、前記第1のカーボンナノチューブの略全周に配置された第2のカーボンナノチューブにより形成されていることを特徴とする素子。
  9. 前記第2のカーボンナノチューブが、その内面において前記第1のカーボンナノチューブの外面と接していることを特徴とする請求項8に記載の素子。
  10. 前記第2のカーボンナノチューブが、その外面において前記第1のカーボンナノチューブの外面と接していることを特徴とする請求項8に記載の素子。
  11. 第1のカーボンナノチューブを含み、該第1のカーボンナノチューブの延在方向へのキャリアの伝導に基づいて動作する素子であって、
    該単位素子の電極が、前記第1のカーボンナノチューブの略全周に配置された金属材料により形成されていることを特徴とする素子。
  12. 前記第1又は第2のカーボンナノチューブを構成するグラファイトシートの一部に、6員環以外の構造を有する環状化合物を含有することを特徴とする請求項8から11までのいずれか1項に記載の集積回路。
  13. 半導体的特性を示す第1のカーボンナノチューブを形成する工程と、
    該接続領域から金属的性質を示す第2のカーボンナノチューブによる配線を形成する工程とを含むことを特徴とする大規模集積回路の製造方法。
  14. 前記接続領域を形成する工程は、前記第1のカーボンナノチューブに局所的に欠陥を導入する工程を含むことを特徴とする請求項13に記載の大規模集積回路の製造方法。
  15. 前記配線を形成する工程は、前記接続領域における前記第1のカーボンナノチューブと前記第2のカーボンナノチューブとの化学反応を用いることを特徴とする請求項13又は14に記載の大規模集積回路の製造方法。
  16. 前記化学反応として抗原抗体反応を利用することを特徴とする請求項15に記載の大規模集積回路の製造方法。
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