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JP2006020827A - コンドーム及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のコンドームでは、潤滑剤を塗布していたとしても、男性器の陰茎表面とコンドームの内側表面とはほぼ密着したままで、潤滑性が不十分であり、それらの間の滑りは極めて僅かである。このため、陰茎への物理的刺激が限られるので、着用者の性的欲求を満たすことが出来ない。
【解決手段】 そこで、本発明では、疎水性材料により成形されたコンドーム1の、根元側を除いた、先端側の内側表面に親水性部分3が形成されたコンドームを提案する。精液溜まり部を除いたコンドームの全長Lに対する親水性部分の長さlの割合は20〜80%の範囲内で設定することができるが、25〜45%の範囲内で設定すれば、潤滑性の向上と、脱落の防止効果をバランス良く設定することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンドーム及びその製造方法に関するものである。
避妊と感染症からの防御を目的としているコンドーム、特に男性用コンドームでは、通常、男女性器の粘膜や皮膚を、強い摩擦による損傷から保護するために、表面に潤滑剤が塗布されている。
潤滑剤としては、例えばゼリータイプのシリコーンオイルが用いられている。このようなシリコーンオイルを用いることによって、コンドームの表面に、ある程度の潤滑性を付与するが、潤滑性が高くなり過ぎて使用中にコンドームが脱落するのを防いでいる。
一方、コンドーム用潤滑剤としてのシリコーンオイルは、衣類や身体に付着すると落ち難い等の欠点があるとの理由により、他の潤滑剤が従来から提案されている。例えば特許文献1では、ポリビニルピロリドンと香料との混合物にグリセリンを加えたコンドーム用潤滑剤が提案されており、このコンドーム用潤滑剤はコンドームの素材の表裏全面に塗布している。
特開平7−67906号公報
しかしながら従来のコンドーム用潤滑剤は、上述したように、男女性器の粘膜や皮膚を、強い摩擦による損傷から保護するために塗布されるものであり、使用者、特に男性の性的欲求を満足させるためのものではない。
即ち、従来のコンドームでは、潤滑剤を塗布していたとしても、男性器の陰茎表面とコンドームの内側表面とはほぼ密着したままで、潤滑性が不十分であり、それらの間の滑りは極めて僅かである。このため、陰茎への物理的刺激が限られるので、着用者の性的欲求を満たすことが出来ない。
このため、性交の最初から最後までの装着という原則が守られなかったり、全く不着用ということがあり、避妊と感染症からの防御という目的が必ずしも達成されていない。
一方、仮に、上述したような特許文献1に示されるように、コンドーム用潤滑剤を素材の表裏全面に塗布したコンドームにおいて、例えばこの潤滑剤を多量に塗布して潤滑性の向上を図った場合には、使用中に外れやすくなってしまい、脱落してしまうと、やはり上述した避妊と感染症からの防御という目的が達成されない。
そこで本発明は、以上の課題を解決し、合理的に潤滑性を向上させることにより、着用者の性的満足感を向上させるものの、脱落を効果的に防止するコンドームを提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決するために、本発明では、疎水性材料により成形されたコンドームの、根元側を除いた、先端側の内側表面に親水性部分が形成されたコンドームを提案する。
そして本発明では、上記構成において、精液溜まり部を除いたコンドームの全長に対する親水性部分の長さの割合を20〜80%の範囲内で設定すること、更に好適には、精液溜まり部を除いたコンドームの全長に対する親水性部分の長さの割合を25〜45%の範囲内で設定することを提案する。
また本発明では、上記構成において、疎水性材料は、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、これらの混合物又は天然ゴムラテックス等の疎水性高分子とすることができる。
また本発明では、上記構成において、親水性部分は、疎水性材料の表面に親水性材料をコーティングして形成することを提案する。
そして本発明では、この構成において、親水性材料は、親水性高分子又は親水性高分子と疎水性高分子の混合物とすることができる。
また本発明では、上記構成において、親水性高分子は、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸又はポリアクリルアミドのいずれか、又はこれらを組み合わせたものとすることができる。
また本発明では、上記構成において、親水性材料の一部を構成する疎水性高分子を、ポリウレタン又はポリ塩化ビニルのいずれか、又はこれらを組み合わせたものとすることができる。
更に本発明では、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、これらの混合物又は天然ゴムラテックス等の疎水性高分子による疎水性材料により成形されたコンドームの、根元側を除いた、先端側の内側表面に、親水性高分子又は親水性高分子と疎水性高分子の混合物を、有機溶媒に溶解させて成るコーティング用溶液を塗布し、乾燥させて親水性部分を形成するコンドームの製造方法を提案する。
本発明のコンドームでは、根元側を除いた、先端側の内側表面に親水性部分を形成しているため、このコンドームを装着した場合には、コンドームの内側表面の親水性部分と陰茎の表面との潤滑性が確保される。
従って、その部分において性交時に相対的滑りが可能となり、不装着時と類似の感覚を得ることができる。
このように、先端側に形成した親水性部分においては、コンドームの内側表面と陰茎の表面との相対的滑りが生じるものの、コンドームの根元側の内側表面は、疎水性材料の摩擦力によって陰茎の表面との相対的滑りが防止され、これにより陰茎からのコンドームの脱落を防止することができる。
以上の効果を得るために、精液溜まり部を除いたコンドームの全長に対する親水性部分の長さの割合は20〜80%の範囲内で設定することができるが、この割合を25〜45%の範囲内で設定すれば、更に好適である。
次に本発明のコンドームの実施例を以下に説明する。
まず図1は本発明に係るコンドームを模式的に示す説明図であり、符号1は後述するような疎水性材料により成形されたコンドームを示すものであり、2はコンドーム1の先端側の精液溜り部を示すものである。
上述したように本発明では、このように疎水性材料により成形されたコンドーム1の、根元側を除いた、先端側の内側表面に親水性部分3を形成したことを特徴とするものである。図中Lは精液溜り部2を除いたコンドーム1の全長、またlは親水性部分3の長さを示すものである。
本発明は、以上の構成により、親水性部分3においては、コンドーム1の内側表面と装着者の陰茎の表面との相対的滑りが生じ、従って装着者の性的満足感を大いに向上することができると共に、コンドーム1の根元側の内側表面は、疎水性材料の摩擦力によって陰茎の表面との相対的滑りが防止されるため、陰茎からのコンドーム1の脱落を防止することができる効果を有するものである。
そこで、以下に本発明の具体的実施例を説明する。
まず、本発明のコンドームにおいて、疎水性材料としては、特に限定されないが、ポリウレタン(PU)、ポリ塩化ビニル(PVC)又はこれらの混合物等の弾性若しくは柔軟性を示す高分子材料が望ましい。特に望ましいのは、ポリウレタンである。ポリウレタンは、エステル型及びエーテル型のいずれでも良い。
また親水性材料としては、親水性高分子を使用することができる。例えば、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリアクリル酸(PAA)及びポリアクリルアミドのうちの少なくとも一種以上の化合物を使用すると良い。特に好ましいのは、ポリエチレングリコールである。
さらに親水性材料として、親水性高分子と疎水性高分子との混合物を材料として使用することもできる。この混合物を親水性材料として使用した場合には、コンドーム1の疎水性材料表面と馴染みやすくなり、より強固に固定される。親水性高分子としては、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸及びポリアクリルアミドのうちの少なくとも一種以上の化合物を使用することができ、また疎水性高分子としては、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル又はこれらの混合物を使用することができる。特に、ポリエチレングリコールとポリウレタンとの混合物が好ましい。
また、混合物の親水性高分子と疎水性高分子との重量比については、(疎水性高分子):(親水性高分子)=0.1:99.9〜90:10(重量%)の範囲にあることが望ましい。より望ましいのは、(疎水性高分子):(親水性高分子)=30:70〜90:10(重量%)の範囲にあることである。
上述した効果を得るために、精液溜まり部2を除いたコンドーム1の全長Lに対する親水性部分3の長さlの割合(l/L)は、親水性部分3の潤滑性による陰茎との相対的な滑りが可能な範囲の大小と、疎水性部分の摩擦力による陰茎からの脱落防止可能な範囲の大小とのトレードオフで設定することができ、例えば、20〜80%の範囲内で設定することができるが、この割合を25〜45%の範囲内で設定すれば、これらのバランスが良好となり、更に好適である。
本発明のコンドームにおいて、親水性材料によりコーティングされた部分、即ち親水性部分3は、水分を添加することにより、その部分の潤滑性を更に高めることができる。しかしながら潤滑性をより高めることは、より脱落しやすくなることに繋がるから、このような使用法は、上記精液溜まり部2を除いたコンドーム1の全長Lに対する親水性部分3の長さlの割合(l/L)との兼ね合いで実施することができる。
即ち、例えば、上記親水性部分3の長さlの割合(l/L)を小さく設定して、脱落防止作用を大きくしている場合には、親水性部分3に唾液等の水分を添加して、その部分の潤滑性を更に高めることは効果的である。
上記に関連して、本発明のコンドームにおいて、親水性部分3における水分添加後の接触角は50°以下であるのが好ましい。これにより、コーティング部分に唾液を塗布するなどしてその部分の潤滑性を容易に高めることができる。尚、水分添加後の接触角は、コーティング部分を蒸留水に浸漬した後、動的接触角測定器(島津製作所製)を用いてセサイルドロップ法によって測定することができる。
本発明のコンドームは、疎水性材料をコンドーム形状に成形し、上述したその一部分に親水性材料を有機溶媒に溶解させてなるコーティング用溶液を塗布した後、乾燥させることにより製造することができる。
この製造方法によると、本発明のコンドームを容易に製造することができ、また親水性材料がコンドーム表面に強く固定されて、強固な親水性部分を形成することができる。
よって、従来のようにシリコーンオイル等のゼリータイプの潤滑剤を単に塗布した場合とは異なり、潤滑剤が時間の経過とともに脱落することがなく、潤滑性が長時間保持される。特に、親水性材料が親水性高分子と疎水性高分子との混合物とした場合には、固定がより強固になる。
本発明の製造方法において、有機溶媒としては、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、アセトン、塩化メチレンなどを使用することができる。特に望ましいのは、ジクロロメタンである。
またコーティング用溶液中における親水性材料の濃度は、例えば0.05〜5.0重量%が好ましく、0.2重量%程度がより好ましい。
また、コーティング用溶液の塗布は、例えば、所望の個所を溶液に浸漬する方法で行うことができる。この場合、浸漬処理は複数回行うこともできる。
分子量が約200万のPEGとエーテル型ポリウレタンを、種々の重量比でジクロロメタンに溶解させて、10重量%溶液を作製した。得られた溶液をキャストし、複合体フィルムを作製した後,真空乾燥器にて乾燥した。
その後、蒸留水に浸漬し、複合体フィルムの接触角を動的接触角測定器(島津製作所製)を用いてセサイルドロップ法により測定した。接触角の測定は、蒸留水に浸漬する前と浸漬した後とでそれぞれ行った。また、コントロールとして、キャスト法によりポリウレタンフィルムを作製し、接触角を同様に測定した。結果を表1に示す。
Figure 2006020827
表1に見られるように、実施例の複合体フィルムでは、コントロールよりも接触角が小さく、高い水濡れ性を示した。
分子量が約200万のPEGを、ジクロロメタンに溶解させて、5重量%溶液を作製した。得られた溶液をエーテル型ポリウレタンフイルムに塗布した後、真空乾燥器にて乾燥した。これにて、PEGがポリウレタン表面にコーティングされた。
その後、蒸留水に浸漬し、複合体フィルムの接触角を動的接触角測定器(島津製作所製)を用いてセサイルドロップ法により測定した。接触角の測定は、蒸留水に浸漬する前と浸漬した後とでそれぞれ行った。また、コントロールとして、PEGをコーティングしていないポリウレタンフィルムの接触角を同様に測定した。結果を表2に示す。
Figure 2006020827
表2から分かるように、PEGがコーティングされたフィルムでは、コーティングされていないフィルムよりも接触角が小さく、高い水濡れ性を示した。
市販のポリウレタン性コンドーム(相模ゴム工業株式会社製、製品名:SAGAMI
ORIGINAL、精液溜まり部を除く全長:17cm)をガラス試験管(外径3cm、長さ20cm)に装着し、続いて同じサイズの別の試験管に反転装着した。この状態で約40℃の湯にて内面のシリコーンオイルを洗い流した後、扇風機にて乾燥させた。
次に、分子量が約200万のPEGを、ジクロロメタンに溶解させて、0.2重量%溶液を作製した。そしてこの溶液に、上記の反転されたコンドームの先端部分を約2秒間浸漬した。浸漬する領域の長さは、精液溜まり部を除く先端から約3cm、約5cm、及び約7cmとした。溶液から取り出した後、直ちに先端を上向きにした状態で、試験管を回転させながら扇風機にて乾燥させた。浸漬により変形した先端部は、乾燥によって原形に復帰する。
よく乾燥させた後、別の試験管に再び反転装着して、通常通りの状態にし、その後コンドームの底部を巻き上げた。これによって、外面に塗布されたシリコーンオイルが底部の内面に付着する。
得られた3種類のコンドームをモニターに使用させたところ、3cmより5cm及び7cmのコンドームが有効で、5cmと7cmとでは同程度に効果的であることが判った。
さらに、5cmのコンドームを5人のモニターに使用させた。その結果、使用時に唾液等の水分を添加することによって、先端部内周面の潤滑性が高くなることが確認された。また、本コンドームを着用した場合の満足度は、従来品より格段に高く、不着用の場合に匹敵することが判った。さらに、本コンドームが脱落しやすいということはなく、従来品と同程度に安定的に装着可能であることが明らかとなった。
以上のとおり本発明のコンドームは、先端側に形成した親水性部分においては、コンドームの内側表面と装着者の陰茎の表面との相対的滑りが生じ、従って装着者の性的満足感を大いに向上することができると共に、コンドームの根元側の内側表面は、疎水性材料の摩擦力によって陰茎の表面との相対的滑りが防止されるため、陰茎からのコンドームの脱落を防止することができる効果を有する。
従って着用者の性的欲求が満たされるため、本発明のコンドームの着用者が増え、コンドームの普及に寄与する。その結果、避妊の意識を徹底させることができ、エイズ等の性感染症の蔓延を抑止することができる。さらに、本発明のコンドームは、女性器粘膜の代替物としても利用することができので、性パートナーを持たない男性の性的欲求の処理にも役立ち、性犯罪を抑止する一助となる。
本発明に係るコンドームを模式的に示す説明図である。
符号の説明
1 コンドーム
2 精液溜まり部
3 親水性部分

Claims (10)

  1. 疎水性材料により成形されたコンドームの、根元側を除いた、先端側の内側表面に親水性部分が形成されたコンドーム。
  2. 精液溜まり部を除いたコンドームの全長に対する親水性部分の長さの割合を20〜80%の範囲内で設定することを特徴とする請求項1に記載のコンドーム。
  3. 精液溜まり部を除いたコンドームの全長に対する親水性部分の長さの割合を25〜45%の範囲内で設定することを特徴とする請求項2に記載のコンドーム。
  4. 疎水性材料が、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、これらの混合物又は天然ゴムラテックス等の疎水性高分子である、請求項1に記載のコンドーム。
  5. 親水性部分は、疎水性材料の表面に親水性材料をコーティングして形成することを特徴とする請求項1に記載のコンドーム。
  6. 親水性材料が、親水性高分子である、請求項5に記載のコンドーム。
  7. 親水性材料が、親水性高分子と疎水性高分子の混合物である、請求項5に記載のコンドーム。
  8. 親水性高分子が、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸又はポリアクリルアミドのいずれか、又はこれらを組み合わせたものである、請求項6又は7に記載のコンドーム。
  9. 疎水性高分子が、ポリウレタン又はポリ塩化ビニルのいずれか、又はこれらを組み合わせたものである、請求項7に記載のコンドーム。
  10. 請求項4に記載の疎水性材料により成形されたコンドームの、根元側を除いた、先端側の内側表面に、請求項6又は7に記載の親水性材料を、有機溶媒に溶解させて成るコーティング用溶液を塗布し、乾燥させて親水性部分を形成することを特徴とするコンドームの製造方法。
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