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JP2006011301A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2006011301A
JP2006011301A JP2004191958A JP2004191958A JP2006011301A JP 2006011301 A JP2006011301 A JP 2006011301A JP 2004191958 A JP2004191958 A JP 2004191958A JP 2004191958 A JP2004191958 A JP 2004191958A JP 2006011301 A JP2006011301 A JP 2006011301A
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JP
Japan
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filter
image forming
forming apparatus
body housing
main body
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Pending
Application number
JP2004191958A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tsutsumi
真洋 堤
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Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
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Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】本体ハウジングの排気口から電磁波が漏れるのを防止しつつ、小型化および低コスト化を図ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】この画像形成装置は、排気口を有する本体ハウジングを備えており、この排気口には、導電性材料によって構成されたフィルタ11が取り付けられている。フィルタ11は、枠体12、ならびにその中に嵌め込まれた平板13および屈曲板14を備えており、屈曲板14と枠体12または平板13とにより、多数の通気孔20が空気流通方向と交差方向に区画されている。平板13および屈曲板14は、それぞれ、アルミニウムからなる基体15,16と、その表面に形成され主として活性炭からなるコーティング層17,18とを含んでいる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、本体ハウジング内の空気を排気する排気口を有する画像形成装置に関する。
画像形成装置には、感光体ドラムの周面にトナー像を形成し、このトナー像を用紙に転写して出力画像を得るものがある。このような画像形成装置では、その本体ハウジング内に、感光体の表面を帯電させるための帯電器や、トナー像が転写された用紙の定着を行う定着部が備えられている。画像形成装置の作動時には、帯電器でオゾンが発生したり、定着部で有機姓ガスが発生する。これらのオゾンや有機性ガスは感光体に悪影響を及ぼすので、画像形成装置の本体ハウジング内に滞留しないようにする必要がある。
一方、オゾンや有機性ガスは、人体にとっても有害である。このため、本体ハウジングには、これらのオゾンや有機性ガスを除去するためのフィルタが備えられた排気口が設けられている(たとえば、下記特許文献1参照)。本体ハウジング内の空気は、この排気口を介して外部に排気されるとともに、オゾンや有機性ガスは、フィルタにより除去されて外部に排出されないようにされる。
また、画像形成装置の作動時には、本体ハウジング内で電磁波(ノイズ)が生ずる。本体ハウジングは金属からなるので、電磁波の大部分は本体ハウジングに遮断されて外部に漏れない。
特開2000−6495号公報
しかしながら、排気口に設けられたフィルタは、その基体として繊維、紙、セラミックなどの非導電性材料からなるものが用いられており、良好に電磁波を遮断することができない。特に、小型の画像形成装置においては、電磁波の発生源(たとえば、帯電器)と排気口との間隔が狭く、排気口から強い電磁波が漏れる。これを防ぐためには、フィルタとは別に網目状の導電部材を排気口に設け、この導電部材により電磁波を遮断する必要があった。しかし、このような導電部材を設けることにより、装置が複雑化し、装置の小型化および低コスト化を図る妨げとなる。
そこで、この発明の目的は、本体ハウジングの排気口から電磁波が漏れるのを防止しつつ、小型化を図ることができる画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、本体ハウジングの排気口から電磁波が漏れるのを防止しつつ、低コスト化を図ることができる画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、本体ハウジングと、上記本体ハウジング内の空気を排気する排気口と、上記排気口に備えられたフィルタとを有する画像形成装置において、上記フィルタは、空気流通方向と交差方向に区画されて配列された多数の通気孔を有する導電性材料によって構成され、その表面にガス吸着物質がコーティングされていることを特徴とする画像形成装置である。
この発明によれば、排気口に備えられたフィルタ自体が導電性材料からなるので、このフィルタにより電磁波を遮断(シールド)でき、排気口を介して本体ハウジングの外部に電磁波が漏れるのを防止できる。すなわち、フィルタとは別に電磁波を遮断するための導電部材を設ける必要はない。このため、この画像形成装置は、排気口周辺の構成が単純であり、小型化および低コスト化を図ることができる。
導電性材料は、たとえば、金属材料(たとえば、アルミニウム)であってもよい。
ガス吸着物質としては、活性炭や金属触媒や光触媒などを例示できる。
本体ハウジング内の空気は、フィルタが有する通気孔を介して外部に排出できる。その際、フィルタ(基体)の表面にコーティングされた活性炭により、オゾンや有機性ガスを良好に吸着でき、本体ハウジングの外部にこれらのガスが漏れないようにすることができる。
フィルタの表面積は大きいことが好ましく、この場合、活性炭のコーティング面積を大きくすることができ、オゾンや有機性ガスの吸着能を高くすることができる。
請求項2記載の発明は、上記フィルタは、本体ハウジングを介して接地電位に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
この発明によれば、フィルタの電荷をグランドに逃がすことができ、フィルタによる電磁波遮断性能が落ちないようにすることができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す図解的な断面図である。
この画像形成装置1は本体ハウジング2を備えており、本体ハウジング2の内部には、画像を転写する用紙を収容するカセット3、感光体ドラム4、感光体ドラム4の周面を一様に帯電させるための帯電器5、光学系により読み取った原稿の画像情報に基づき感光体ドラム4の表面を露光させ、感光体ドラム4の周面に静電潜像を形成するための光学伝送機構6、および感光体ドラム4の周面に形成された静電潜像がトナーにより現像されて得られたトナー像を用紙に転写するための転写ローラ7が配置されている。
感光体ドラム4、帯電器5、光学伝送機構6および転写ローラ7は、長手形状を有しており、帯電器5、光学伝送機構6および転写ローラ7は、感光体ドラム4に対向するように互いにほぼ平行かつ水平に配置されている。
本体ハウジング2の背面で、感光体ドラム4の長手方向一方側(図1において左側)には、排気口8が設けられており、この排気口8には、導電性材料によって構成されているフィルタ11が取り付けられている。本体ハウジング2内で、フィルタ11に対向してファン10が配置されている。ファン11により、本体ハウジング2内の空気を、強制的に本体ハウジング2の外部に排気することができる。
画像形成装置1の作動時には、帯電器5でオゾンが発生したり、用紙に転写されたトナー像を用紙に定着させる定着部(図示せず)で有機姓ガスが発生する。これらのガスは、感光体ドラム4に悪影響を与えるので、本体ハウジング2内に滞留しないようにする必要がある。このため、本体ハウジング2内の空気は、ファン10により強制的に、本体ハウジング2の外部に排気されるとともに、これらの空気に含まれるオゾンや有機性ガスは、フィルタ11に吸着されて、本体ハウジング2の外部には排出されないようになっている。
本体ハウジング2は金属からなる。画像形成装置1の作動時には、帯電器5などで電磁波が発生するが、このような電磁波の大部分は、本体ハウジング2に遮断(シールド)されて、本体ハウジング2の外部に漏れることはない。
図2は、フィルタ11の構造を示す図解的な斜視図である。
フィルタ11は、四角筒状の枠体12を有しており、枠体12の中には、枠体12の一対の対向面に平行な多数の平板13と、隣接する平板13の間または枠体12と平板13との間に配置されジグザグ状に折り曲げられた屈曲板14とが配置されている。屈曲板13は、その稜線が枠体12の軸方向に沿うように配置されている。枠体12、平板13および屈曲板14は、いずれも導電性材料によって構成されている。
屈曲板14の稜部は、平板13または枠体12に接合されている。屈曲板14と平板13または枠体12とにより、多数の通気孔20が区画されている。空気は、この通気孔20を流通することができる。通気孔20は、空気流通方向と交差方向に区画されて配列されている。各通気孔20は、枠体12の軸方向に見て三角形の形状を有する。
このように、排気口8内には、フィルタ11に備えられ導電性を有する多数の平板13および屈曲板14が配置されているので、画像形成装置1内の電磁波発生源で発生した電磁波は、フィルタ11に遮断される。したがって、図1に示すように、排気口8と主な電磁波発生源である帯電器5との間隔が狭い場合でも、電磁波が排気口8から本体ハウジング2の外部に漏れることはない。
図1を参照して、フィルタ11は、本体ハウジング2を介して、接地電位に接続されている。これにより、フィルタ11の電荷をグランドに逃がすことができ、フィルタ11による電磁波遮断性能が落ちないようにすることができる。
図3は、フィルタ11の空気流通方向に沿う正面図であり、枠体12および隣接する2つの平板13の近傍を拡大して示している。
平板13および屈曲板14は、それぞれ基体15,16とその表面に形成されたコーティング層17,18とを含む。枠体12および基体15,16はアルミニウムからなり、基体15,16の端部は、枠体12に接合され、かつ電気的に接続されている。これにより、枠体12を介してフィルタ11を接地した場合でも、基体15,16も接地電位となり、基体15,16の電荷をグランドに逃がすことができる。
コーティング層17,18は、主として活性炭からなる。これにより、本体ハウジング2内の空気が通気孔20を通って外部に排出される際、この空気に含まれるオゾンや有機性ガスは、コーティング層17,18(活性炭)に吸着されて除去される。
フィルタ11が多数の平板13および屈曲板14を有することにより、フィルタ11の表面積は大きくなっており、コーティング層17,18の面積、すなわち、活性炭のコーティング面積が大きくなっている。これにより、このフィルタ11は、オゾンおよび有機性ガスの吸着能が大きくなっている。
なお、一定の大きさの枠体12の中に配置する平板13および屈曲板14の数を増やすと、コーティング層17の面積が大きくなる一方、通気孔20の開口面積が小さくなり、空気がフィルタ11を通る際の圧力損失が大きくなる。このため、平板13および屈曲板14の数や通気孔20の開口面積は、オゾンや有機性ガスの吸着能と圧力損失との兼ね合いで決定するものとすることができる。
このようなフィルター11は、たとえば、所定の形状を有するアルミニウム板である基体15,16の表面に、それぞれコーティング層17,18を形成して平板13および屈曲板14を得た後、これらの平板13および屈曲板14を積層して接合し、さらに、積層された平板13および屈曲板14を枠体12の内部に嵌め込んで枠体12に接合することにより製造することができる。
以上は、本発明の実施形態の一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、通気孔は空気流通方向に見て三角形に限られず、六角形であってもよい。すなわち、フィルタはハニカム構造を有していてもよい。また、通気孔は空気流通方向に見て、円形や四角形であってもよい。
コーティング層17,18の代わりに、活性炭以外の他のガス吸着物質、たとえば、白金、酸化マンガン、酸化銅などを主体とするコーティング層が形成されていてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す図解的な断面図である。 フィルタの構造を示す図解的な斜視図である。 フィルタの空気流通方向に沿う正面図であり、枠体および隣接する2つの平板の近傍を拡大して示している。
符号の説明
1 画像形成装置
2 本体ハウジング
8 排気口
11 フィルタ
17,18 コーティング層
20 通気孔

Claims (2)

  1. 本体ハウジングと、
    上記本体ハウジング内の空気を排気する排気口と、
    上記排気口に備えられたフィルタとを有する画像形成装置において、
    上記フィルタは、空気流通方向と交差方向に区画されて配列された多数の通気孔を有する導電性材料によって構成され、その表面にガス吸着物質がコーティングされていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記フィルタは、本体ハウジングを介して接地電位に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。


JP2004191958A 2004-06-29 2004-06-29 画像形成装置 Pending JP2006011301A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019034753A (ja) * 2017-08-14 2019-03-07 共同印刷株式会社 加熱式即席食品用易剥離性包装材

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