[go: up one dir, main page]

JP2006005491A - 通信装置及び制御方法 - Google Patents

通信装置及び制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006005491A
JP2006005491A JP2004177492A JP2004177492A JP2006005491A JP 2006005491 A JP2006005491 A JP 2006005491A JP 2004177492 A JP2004177492 A JP 2004177492A JP 2004177492 A JP2004177492 A JP 2004177492A JP 2006005491 A JP2006005491 A JP 2006005491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
format
transmission
reception
reception format
fixed state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004177492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tachio Ono
太刀雄 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004177492A priority Critical patent/JP2006005491A/ja
Publication of JP2006005491A publication Critical patent/JP2006005491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Abstract

【課題】複数種類の圧縮形式による映像データが記録された記録媒体より映像データを再生して送信する際に、送信先装置の受信能力に応じて送信フォーマットを決定可能とする。
【解決手段】通信装置は、複数の異なる圧縮形式に対応した複数種類の送信フォーマットにてデータを送信可能なデジタルインターフェースを具備し、デジタルインターフェースによって接続された外部装置より、現在の受信フォーマットを示す情報と受信フォーマットが固定状態か非固定状態かを示す情報を含む受信フォーマット情報を取得する(S43)。この受信フォーマット情報が固定状態を示す場合は、上記現在の受信フォーマットに対応する送信フォーマットに送信対象データの送信フォーマットを決定し(S45、S46)、また、非固定状態を示す場合は該送信対象データの本来の送信フォーマットに決定し、決定された送信フォーマットに基づいて送信対象データの送信を制御する(S47、S48)。
【選択図】 図4

Description

本発明は通信装置及び方法に関する。特にデジタルインターフェースから複数のフォーマットで映像データを出力するデジタルビデオカメラとそれをコントロールするための制御に好適な技術に関する。
従来のデジタルビデオカメラにおいては、HD(High Definition)、SD(Standard Definition)、SDL(Standard Definition Long)等のように複数のビデオフォーマットによるデータの記録並びに再生ができるように構成されている(例えば、非特許文献1参照。)。また現在、同一記録媒体上(例えば同一テープ上)に、異なる複数種類の圧縮方式に対応した圧縮フォーマット、例えばDV(DigitalVideo)フォーマットやMPEG2方式のデータを記録する方式が提案されている。この場合、例えばSDフォーマットの映像データ(SD映像データと称する)はDV方式で、HDフォーマットの映像データ(HD映像データと称する)はMPEG2方式で記録することが行われる(例えば、特許文献1を参照)。
これらの複数のフォーマットが記録されたテープを再生する場合について、図1を用いて説明する。図1において、IEEE1394規格(非特許文献2、3を参照)に準拠したシリアルバスを介してパーソナルコンピュータ(PC)3に接続されたDVC1は、PC3上の編集アプリケーションからの各種の制御コマンドによって再生、停止等がコントロールされる(非特許文献4を参照)。例えば上記特許文献1の例では、SD映像データを再生しているときには出力フォーマットがDV方式の映像データをIEEE1394端子よりアイソクロナスデータとして出力している。また、HD映像データを再生しているときには、IEEE1394端子より出力フォーマットがMPEG2方式の映像データをアイソクロナスデータとして出力している。
また、図2はDVC1に収められた記録媒体(本例では磁気テープ)4における映像データの記録例を説明する図である。磁気テープ4中には、例えば図2に示すようにSD映像データとHD映像データが交互に記録されており、それぞれDVフォーマットとMPEG2フォーマットで記録されている。図2のSD映像データ21を再生しているときには、送信フォーマットがDVフォーマットの再生データがIEEE1394端子よりアイソクロナスデータとして出力されている。また、図2のHD映像データ22を再生しているときには、送信フォーマットがMPEG2フォーマットの再生データがIEEE1394端子よりアイソクロナスデータとして出力されている。PC3ではこのアイソクロナスデータをキャプチャして編集を行う。
PC3では、ビデオカメラ1において再生出力されているデータの送信フォーマットを、Output Plug Signal Formatのステータスコマンドを用いて知ることができる(非特許文献5を参照。)。ここで、Plug(プラグ)とは、非特許文献6で規定されたプラグを示す。プラグには、入力プラグと出力プラグがあり、いずれも論理的に構成されたものである。入力プラグについては入力プラグコントロールレジスタ(iPCR)によって管理され、出力プラグについては出力プラグコントロールレジスタ(oPCR)によって管理される。なお、iPCR及びoPCRの詳細な説明については、非特許文献6に記載されているので省略する。上記の場合、OutputPlug Signal Formatのステータスコマンドを用いてPC3がDVC1にその送信フォーマットを照会すると、DVC1は再生出力しているデータの送信フォーマットが、例えばDVフォーマットであるのかMPEG2フォーマットであるのかを、OutputPlug Signal Formatのコントロールコマンドにより応答する。
また、カメラ画像をキャプチャする場合は、Output Plug Signal FormatのコントロールコマンドでDVC1にDVまたはMPEG2のフォーマットをプラグから出力することを指定してキャプチャすることが可能である。一方、InputPlug Signal Formatのステータスコマンドとコントロールコマンドにより、DVC1はPC3の入力フォーマットを知ることができる。
Specifications of Consumer-Use Digital VCRs using 6.3mm magnetictape IEEE Std1394-1995, IEEE Standard for a High Performance Serial Bus,Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. IEEE Std 1394a-2000, IEEE Standard for a High Performance Serial Bus- Amendment 1, Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. AV/C Tape Recorder/Player Subunit Specification, 1394 TradeAssociation AV/C Digital Interface Command Set General Specification Version 4.1, 1394 Trade Association IEC 61883-1, Consumer audio/video equipment - Digital interface - Part 1: General 特開2001−275076号公報
しかしながら、上記従来技術の構成では、複数のフォーマットが記録されたテープを再生した場合に、1つのフォーマットのみを受信したい受信側装置(PC3)が送信元(DVC1)の送信フォーマットを固定にすることはできない。例えば、上述した既存のOutput Plug Signal Formatコントロールコマンドを用いても、出力プラグから出力されるその時点の送信フォーマットを指定することはできても、その後、再生フォーマットが変化するとこれに応じて送信フォーマットも変化してしまう。よって、出力プラグから出力されるフォーマットを希望するフォーマットに固定することはできない。
さらに、図3に示すように、複数種類の圧縮形式による映像データを記録入出力することが可能なDVC31と、所定の圧縮形式による映像データのみを記録入出力することが可能なDVC33が接続された環境において、ユーザが、DVC31に記録されているコンテンツをDVC33にダビングしようとしたとする。このとき、DVC31からの送信フォーマットが再生フォーマット(圧縮形式)に応じて変化した場合、DVC33は固定フォーマットしか受信する能力がないため、ユーザによって意図されたとおりのダビングができなくなるという問題が発生する。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、複数種類の圧縮形式による映像データが記録された記録媒体より映像データを再生して送信する際に、送信先装置の受信能力に応じて送信フォーマットを決定可能とすることを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明の一態様に係る通信装置は以下の構成を備える。すなわち、
複数の異なる圧縮形式に対応した複数種類の送信フォーマットにてデータを送信可能なデジタルインターフェースを具備した通信装置であって、
前記デジタルインターフェースによって接続された外部装置より受信フォーマット情報を取得する取得手段と、該受信フォーマット情報は現在の受信フォーマットを示す情報と受信フォーマットが固定状態か非固定状態かを示す情報を含み、
送信対象データの送信フォーマットを、前記受信フォーマット情報が固定状態を示す場合は前記現在の受信フォーマットに対応する送信フォーマットに、非固定状態を示す場合は該送信対象データの本来の送信フォーマットに決定する決定手段と、
前記決定手段で決定された送信フォーマットに基づいて前記送信対象データの送信を制御する送信制御手段とを備える。
また、上記の課題を解決するための本発明の他の態様に係る通信装置は以下の構成を備える。すなわち、
複数の異なる圧縮形式に対応した複数種類の送信フォーマットにてデータを送信可能なデジタルインターフェースを具備した通信装置であって、
前記デジタルインターフェースによって接続された外部装置より受信フォーマット情報を取得する取得手段と、該受信フォーマット情報は現在の受信フォーマットと受信フォーマットが固定状態か非固定状態かを示す情報を含み、
前記受信フォーマット情報が固定状態を示す場合に、送信対象データの本来の送信フォーマットに対応する受信フォーマットを前記外部装置に設定可能であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により設定可能と判定された場合には、前記本来の送信フォーマットに対応する受信フォーマットを前記外部装置に設定するべく要求し、前記送信対象データを送信する送信制御手段とを備える。
本発明によれば、複数種類の圧縮形式による映像データが記録された記録媒体より映像データを再生して送信する際に、送信先装置の受信能力に応じて送信フォーマットを決定することが可能となる。このため、常に送信先装置に対して有効なデータを送信することができ、ユーザの意図するダビング等の機能が実現される。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
<第1実施形態>
図3は、第1実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。図3において、DVC31は、DV方式とMPEG2方式による映像データの記録が可能であり、IEEE1394ケーブル32を介して、それぞれの方式に対応したフォーマットで映像データを外部から入力したり、外部へ出力したりすることができる。DVC33は、DV方式でのみ映像データの記録が可能であり、DV方式に対応したフォーマットでIEEE1394ケーブル32を介して映像データを外部から入力したり、外部へ出力したりすることができる。
また図2はDVC31に収められた記録媒体4であり、本例では磁気テープである。この磁気テープ4の中には、図2に示すようにSD映像データとHD映像データが交互に記録されており、それぞれDV方式とMPEG2方式となっている。図3のようにIEEE1394ケーブル32でDVC33に接続されたDVC31は、ユーザからの制御によって再生コントロールされ、再生された映像データをIEEE1394ケーブル32よりアイソクロナスデータとして出力する。
図5は、第1実施形態に係る通信装置の一例であるDVC31のブロック構成図である。本実施形態のDVC31において、撮像制御部501はデジタルカメラ部508を制御することで被写体の映像及び静止画の撮影を行う。デジタルカメラ部508より取り込まれた映像及び静止画データは、画像処理部505によって然るべき映像及び静止画フォーマットに圧縮される。圧縮されたデータは記録制御部504によって着脱可能記録部509(すなわち本実施形態においては磁気テープ)に転送記録される。ここで、前述した通り、テープ上にはSDフォーマットとHDフォーマットの映像データが混在して記録されるが、このフォーマットの切り替えはユーザによって行われる。具体的な切り替え手段としては、例えば、DVC31が具備する表示部511に図6に示すようなメニューを表示しユーザに選択させることが可能である。
一方、着脱可能記録部509に記録されている映像データ及び静止画データは、再生制御部503よって読み出され、画像処理部505によって然るべき映像及び静止画フォーマットに従って伸張され、伸張されたデータは表示部511に転送され表示される。また、IEEE1394インターフェース507に外部の機器が接続されている場合には、DIF制御部506によって、画像処理部505によって然るべきフォーマットに圧縮された映像及び静止画データがIEEE1394インターフェース507を介して出力される。上述の各構成はデータ/アドレスバス520によって接続され、データ転送はこのバスを介して行われる。IEEE1394インターフェース507における各通信プロトコル制御はDIF制御部506が行う。IEEE1394インターフェース507は、IEEE1394規格(非特許文献2、3を参照)に準拠したデジタルインターフェースである。IEEE1394ケーブル32は、IEEE1394インターフェース507に接続される。DIF制御部506は、IEEE1394インターフェース507が有する全ての入出力プラグを制御する。内部メモリ510には、DIF制御部506が管理する固定モード管理テーブルが記憶される。この固定モード管理テーブルには、IEEE1394インターフェース507が有する全ての入力プラグ及び全ての出力プラグがどのデータ形式に固定されているかを示すデータが格納される。
各制御部に対する制御はメイン制御部502が行う。メイン制御部502は不図示のCPU、メモリ(ROM)を具備し、フローチャートを参照して以下に説明する各種処理を実行する。
以上の構成において、ユーザがDVC31に記録されている映像データをDVC33にダビングしたい場合を想定する。このときのDVC31の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。図4のフローチャートに示す処理はメイン制御部502によって実行されるが、本処理は周期的に呼び出されて実行されてもよいし、IEEE1394ケーブル32の接続の検出によって呼び出されるイベントドリブン方式で実行されてもよい。また、図11は第1実施形態による送信側装置(DVC31)と受信側装置(DVC33)との間の通信のシーケンスを説明する図である。以下、図4、図11を参照して本実施形態の動作を説明する。
まず、ステップS41においてIEEE1394インターフェース507接続の検出が行われる。ステップS42では、DVC31のIEEE1394インターフェース507のデジタル出力モードの判別を行う。DVC31のIEEE1394インターフェース507におけるデジタル出力モードはユーザ操作により設定される。例えば、図7に示すようなメニューを表示部511に表示し、ユーザが所望のデジタル出力モードを指定することにより、デジタル出力モードが設定される。図7において、メニュー71およびメニュー72は、それぞれの指定に応じてIEEE1394インターフェース507の出力をHD或いはSDに固定にするモードである。またメニュー73は、再生中の磁気テープに記録されている映像データのフォーマットに応じて送信フォーマットを変化させるモードである。すなわち、ステップS42では、内部メモリに保持されたこのモードを示すフラグによって判別を行う。ここで、いずれかの固定モードが指定されている場合は、送信フォーマットを固定することがユーザにより意図されているので、そのまま本処理を終了する。自動出力モード73が指定されている場合は、ステップS43へ進む。
ステップS43において、IEEE1394インターフェース507に接続された相手機器の受信可能フォーマットの判別を行う。このとき、DVC31は相手の受信可能フォーマットを判別するために、本実施形態では、例えば図8に示すようなINPUT PLUG SIGNAL MODEコマンドを用いるものとする。このコマンドは非特許文献6に記載されているFunctionControl Protocolを基本としたAVCプロトコル(非特許文献5参照)によって送信することが可能である。なお、このプロトコル制御は、DIF制御部506によって行われる。
本実施形態のINPUT PLUG SIGNAL MODEコマンドでは、図8のOperand(1)に示すように、各フィールドが意味を持つ。Operand(1)の第7ビット(81)は受信可能フォーマットが固定(ロック)か否か(アンロック)を示している。また、第6ビット(82)はMPEG2フォーマットをサポートしていることを示し、第5ビット(83)はDVフォーマットをサポートしていることを示している。なお、受信可能フォーマットの表し方は上述に限られるものではなく、例えば、第6、第5の2つのビットを用いて4通りの受信可能フォーマットを示すことも可能である。
また、第4〜第0ビット(84)は、非特許文献6に規定されるUnit Plugの論理番号(プラグ番号)を示している。この規定によれば、プラグ番号は0〜30(0x00〜0x1E)までを指定可能であるり、0x1Fは意味を持たない。また、Operand(0)はコードによって機能を変更することが可能なものである。
Operand(1)の第7ビット(81)は“0”でアンロック、“1”でロックを表すものとする。アンロックとは、プラグに入力されるフォーマットが変更されても受信可能であることを示している。例えば、DVC31のデジタル出力モードが自動モード(図7の73で指定されるモード)になっており、図2に示すDV、MPEG2、DVのフォーマット部分を順次に再生した場合、出力されるフォーマットは記録状態に応じて変更される。この結果、DVC33のプラグへの入力フォーマットも変化するが、DVC33がアンロックであれば、このような場合においても正常に受信記録される可能性を示す。従って、アンロック時には、Operand(1)の第6、第5ビット(82、83)は意味を持たない。
またロックとは、本実施形態ではDVフォーマットあるいはMPEG2フォーマットのどちらか一方を指定するものであり、指定されたフォーマットでのみ受信可能であることを意味している。もちろん、複数とおりのフォーマットが存在し、複数のフォーマットのロックを指定することも可能である。
図4の説明に戻る。上述のステップS43における接続先のDVCの受信フォーマットの確認において、DVC31は、INPUT PLUG SIGNAL MODEコマンドをAVCプロトコルで定められるステータスコマンドにて送信する(図11のT11)。すなわち、図8のINPUTPLUG SIGNAL MODEで規定される各operandに無効値0xFFを設定してDVC33へ送信する。DVC33がこのコマンドをサポートしていた場合には、図8に示すINPUTPLUG SIGNAL MODEコマンドにおいて、指定されるプラグの能力に応じた値を各bit fieldに設定し、レスポンスとしてDVC31に送信する(図11のT12)。DVC33が当該コマンドをサポートしていない場合には、AVCプロトコル規格に基づきNOT_IMPLEMENTを返す(図11のT12)。
INPUT PLUG SIGNAL MODEステータスコマンドに対するレスポンスがNOT_IMPLEMENTであった場合には、受信先のDVC33に当該コマンドに対するサポートが無いので、ステップS49へ進む。ステップS49、S50では、標準コマンドであるInputPlug Signal Formatステータスコマンド(非特許文献5を参照)を用いて、受信先が現在受信可能なフォーマットを判別する(図11のT13、T14)。その後、ステップS47へ進み、ステップS49にて判別されたDVC33の受信フォーマットと、送信対象の映像データの本来の送信フォーマットを比較する。そして、両者が同一フォーマットであった場合にはそのまま本処理を終了する。一方、両者が異なるフォーマットであった場合は、ステップS48に進み、DVC31の送信フォーマットをステップS50で判別されたDVC33の受信フォーマットに変更する。こうして受信装置側の受信フォーマットに応じて送信フォーマットを決定、変換し、映像データを出力する。すなわち、DVC31は、磁気テープ(着脱可能記録部509)から読み出された映像データを画像処理部505にてDVC33の受信フォーマットに変換してから、DIF制御部506によって外部に出力する(図11のT15)。なお、送信対象の映像データの本来の送信フォーマットとは、当該映像データの圧縮方式等により決定される送信フォーマットであり、当該映像データ中の属性情報等により取得できる。
一方、INPUT PLUG SIGNAL MODEステータスコマンドに応答してINPUT PLUG SIGNAL MODEコマンドを受信した場合は、受信先のDVC33に当該コマンドに対するサポートがあるので、ステップS44からステップS45へ進む。そして、DVC33からのINPUTPLUG SIGNAL MODEコマンドの第1ビット(81)に“1”が設定されているか否か、すなわちDVC33の受信可能フォーマットがロック状態か否かを調べる。そして、ロック状態の場合には、ステップS45からステップS46へ進み、第6ビット(82)及び第5ビット(83)を参照して現在受信可能フォーマットを判別する。
ステップS47においては、ステップS46にて判別されたDVC33の受信フォーマットと送信対象の映像データの本来の送信フォーマットを比較する。両者が同一フォーマットであった場合には、そのまま本処理を終了する。両者が異なるフォーマットであった場合は、ステップS48へ進み、DVC31の送信フォーマットをステップS46判別されたDVC33の受信フォーマットに変更する。すなわち、DVC31は、磁気テープ(着脱可能記録部509)から読み出された映像データを画像処理部505にてDVC33の受信フォーマットに変換してから、DIF制御部506によって外部に出力する(図11のT16)。
一方、ステップS45において、第7ビット(81)に“0”が設定されている場合には、アンロック状態である。この場合、受信先のDVC33は入力される映像データのフォーマットに応じて受信フォーマットを切り換えるので、送信側のDVC31では送信フォーマットに関する制御を行わず本処理を終了する。即ち、送信対象の映像データの本来のフォーマットで受信側装置(DVC33)へ映像データが送信される。
なお、上記実施形態では、ステップS48で送信フォーマットを変換する処理を行ったがこれに限らない。例えば、DVC31がフォーマット変換機能を具備していない場合には、送信フォーマットの変更が必要な区間についてはデータを送信せずにDIF制御部506からヌルパケットを送信するようにしても良い。ヌルパケットとは、CIP(Common Isochronous Packet)ヘッダのみを有するアイソクロナスパケット(Isochronous Packet)である。CIPヘッダの構成については、IEC61883-1, Consumer audio/video equipment - Digital interface - Part 1: Generalに記載されている。
以上説明したように、第1実施形態によれば、接続先のDVCの受信フォーマットが固定されているか否か、また、いずれの受信フォーマットに固定されているかに従って、送信フォーマットを決定することができる。このため、接続相手に対して、極力適切な形態で、常に有効なデータを送信することが可能となる。
<第2実施形態>
次に第2実施形態を説明する。上述した第1実施形態では、受信先のDVC33において受信フォーマットが固定された状態(“ロック”状態と判定された場合、或いは“アンロック”状態と判定できない場合)であった場合は、その固定された受信フォーマットに送信側のフォーマットを一致させるよう処理した(ステップS47、S48)。第2実施形態では、DVC33の受信フォーマットが他のフォーマットに“ロック”された状態であるが、DVC33がDVC31からの要求により受信フォーマットの変更が可能である場合には、送信フォーマットに応じて受信フォーマットを変更させる。
送信側と受信側のDVCの接続状態は第1実施形態(図3)と同様である。また、送信側のDVC31の基本的な構成も第1実施形態(図5)と同じである。但し、メイン制御部502の処理が異なる。この点については、図9のフローチャートにより後述する。
さて、この構成において、ユーザがDVC31に圧縮フォーマットがMPEG2で、HDフォーマット(MPEG-HDフォーマット)にて高解像度で記録されている映像データを、品質を落とさずに同じMPEG-HDフォーマットでDVC33にダビングしたい場合を想定する。DVC31の送信フォーマットは、図7のメニュー設定によって変更可能である。このような状況において、DVC33の入力フォーマットがDV固定(DVで“ロック”された状態)となっていると、第1実施形態の場合には、相手の入力フォーマットに合わせて送信フォーマットを変更してしまう。即ち、上記ユーザの意図に則したダビングが行えなくなるという問題が発生する。第2実施形態ではこのような課題を解消する。
図9は第2実施形態によるDVC31の処理を説明するフローチャートである。また、図126は第1実施形態による送信側装置(DVC31)と受信側装置(DVC33)との間の通信のシーケンスを説明する図である。第1実施形態の処理(図4、図11)と同様の処理には、同一の符号を付してある。
ステップS45において、上述のINPUT PLUG SIGNAL MODEコマンドにより、DVCの受信モードが“ロック”状態であった場合、ステップS101において、DVC33に対して受信フォーマットが変更可能であるかどうかを確認する。
上記確認のために、本実施形態では、図10に示されるINPUT PLUG SIGNAL MODE CAPABILITYコマンドを用いる。このINPUT PLUG SIGNAL MODECAPABILITYコマンドは、上述のINPUT PLUG SIGNAL MODEコマンドと同様にAVCプロトコルに基づいて規定されるものであり、フォーマット構造もINPUTPLUG SIGNAL MODEコマンドと同じである。Operand(1)の各フィールドは、図8のINPUT PLUG SIGNAL MODEコマンドの各フィールドが持つ意味に関して被制御の可否を表す。即ち、第7ビット(111)はそのデバイスの受信フォーマットをコマンドによってロック/アンロックの間で切り換えることが可能であることを示している。また第6ビット(112)は受信フォーマットをMPEG2フォーマットにすることが可能であることを示しており、また第5ビット(113)は受信フォーマットをDVフォーマットにすることが可能であることを示している。また、第4〜第0ビット(114)は、非特許文献6にて規定されるUnitPlugを指定することでそれぞれの能力を判断できる。
ステップS101では、DVC31は、INPUT PLUG SIGNAL MODE CAPABILITYコマンドをAVCプロトコルで定められるステータスコマンドにて送信する。すなわち、図10のINPUTPLUG SIGNAL MODE CAPABILITYコマンドに規定される各operandに無効値0xFFを設定してDVC33へ送信する(図12のT21)。DVC33は、INPUTPLUG SIGNAL MODE CAPABILITYコマンドの各ビットに所定値を設定し、上記ステータスコマンドに応答する(図12のT22)。
このように、DVC31は、INPUT PLUG SIGNAL MODE CAPABILITYステータスコマンドを送信することで、DVC33の受信フォーマットを送信対象の映像データの本来の送信フォーマットに対応するべく変更することが可能であるかどうか確認する。例えば、DVC33からの応答において、第7ビット(111)が“1”であれば、DVC33のロック状態をアンロック状態に移行させることができ、第6、第5ビット(112、113)が“1”であれば、どちらのフォーマットでも受信可能であることを示している。これらの情報から、所望する受信フォーマットへの変更が可能であるかどうかを判断する。
所望する受信フォーマットへの変更が可能であると判断された場合は、ステップS102へ進み、DVC33に対して受信フォーマットの変更を要求する。具体的には、INPUT PLUG SIGNAL MODEコントロールコマンドのOperand(1)における第7〜第5ビットにより所望の受信フォーマットを設定し、これをDVC33に対して送信する(図12のT23)。上記例によれば、HD-MPEGフォーマットで受信することを要求する。そして、DVC33からの応答(T24)により、当該要求がDVC33によって受け入れられた稼動かを判断し、受け入れられた場合にはステップS103より本処理を終了する。即ち、所望の受信フォーマットにDVC33が設定されたので、送信対象データを本来の送信フォーマットで出力することができる(図12のT16)。
一方、何らかの原因によって要求が受け付けられなかった場合には、ステップS103からステップS46へ移行し、第1実施形態で説明したステップS46〜S48を行うことになる。
以上のような処理を行うことによって、受信側のDVC33に相応の能力が有れば、DVC31が送信するHD-MPEGフォーマットをそのまま受信することになるので、ユーザの意図通りのダビングが可能となる。
なお、ステップS101の処理は、ロックされている受信モードと送信モードが相違する場合にのみ実行するようにしてもよい。(この場合、両モードが一致していれば、そのまま本処理を終了させる)。
一般的なPCとDVCのIEEE1394インターフェースによる接続例を示す図である。 映像データが磁気テープに記録された様子を表す図である。 第1実施形態によるDVCのIEEE1394インターフェースによる接続例を示す図である。 第1実施形態によるDVCの映像データ送信処理を説明するフローチャートである。 第1実施形態によるDVCの構成を示すブロック図である。 第1実施形態のDVCにおける、記録モードを設定するためのユーザーインターフェース例を示す図である。 第1実施形態のDVCにおける、出力モードを設定するためのユーザーインターフェース例を示す図である。 OUTPUT PLUG SIGNAL MODEコマンドを説明する図である。 第2実施形態によるDVCの映像データ送信処理を説明するフローチャートである。 OUTPUT PLUG SIGNAL MODE CAPABILITYコマンドを説明する図である。 第1実施形態による送信側装置(DVC31)と受信側装置(DVC33)との間の通信のシーケンスを説明する図である。 第2実施形態による送信側装置(DVC31)と受信側装置(DVC33)との間の通信のシーケンスを説明する図である。

Claims (7)

  1. 複数の異なる圧縮形式に対応した複数種類の送信フォーマットにてデータを送信可能なデジタルインターフェースを具備した通信装置であって、
    前記デジタルインターフェースによって接続された外部装置より受信フォーマット情報を取得する取得手段と、該受信フォーマット情報は現在の受信フォーマットを示す情報と受信フォーマットが固定状態か非固定状態かを示す情報を含み、
    送信対象データの送信フォーマットを、前記受信フォーマット情報が固定状態を示す場合は前記現在の受信フォーマットに対応する送信フォーマットに、非固定状態を示す場合は該送信対象データの本来の送信フォーマットに決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された送信フォーマットに基づいて前記送信対象データの送信を制御する送信制御手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記送信制御手段は、前記送信対象データの本来の送信フォーマットと前記決定手段で決定された送信フォーマットとが一致しない場合に、前記送信対象データを前記決定された送信フォーマットのデータに変換して前記デジタルインターフェース上へ送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記送信制御手段は、前記送信対象データの本来の送信フォーマットと前記決定手段で決定された送信フォーマットとが一致しない場合は、前記デジタルインターフェース上へヌルパケットを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 複数の異なる圧縮形式に対応した複数種類の送信フォーマットにてデータを送信可能なデジタルインターフェースを具備した通信装置であって、
    前記デジタルインターフェースによって接続された外部装置より受信フォーマット情報を取得する取得手段と、該受信フォーマット情報は現在の受信フォーマットと受信フォーマットが固定状態か非固定状態かを示す情報を含み、
    前記受信フォーマット情報が固定状態を示す場合に、送信対象データの本来の送信フォーマットに対応する受信フォーマットを前記外部装置に設定可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により設定可能と判定された場合には、前記本来の送信フォーマットに対応する受信フォーマットを前記外部装置に設定するべく要求し、前記送信対象データを送信する送信制御手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  5. 前記送信制御手段は、前記判定手段により設定不可と判定され、前記本来の送信フォーマットと前記外部装置の現在の受信フォーマットに対応する送信フォーマットとが一致しない場合は、前記送信対象データを前記現在の受信フォーマットに対応した送信フォーマットで前記デジタルインターフェース上へ送信することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 複数の異なる圧縮形式に対応した複数種類の送信フォーマットにてデータを送信可能なデジタルインターフェースを具備した装置の制御方法であって、
    前記デジタルインターフェースによって接続された外部装置より受信フォーマット情報を取得する取得工程と、該受信フォーマット情報は現在の受信フォーマットを示す情報と受信フォーマットが固定状態か非固定状態かを示す情報を含み、
    送信対象データの送信フォーマットを、前記受信フォーマット情報が固定状態を示す場合は前記現在の受信フォーマットに対応する送信フォーマットに、非固定状態を示す場合は該送信対象データの本来の送信フォーマットに決定する決定工程と、
    前記決定工程で決定された送信フォーマットに基づいて前記送信対象データの送信を制御する送信制御工程とを備えることを特徴とする制御方法。
  7. 複数の異なる圧縮形式に対応した複数種類の送信フォーマットにてデータを送信可能なデジタルインターフェースを具備した装置の制御方法であって、
    前記デジタルインターフェースによって接続された外部装置より受信フォーマット情報を取得する取得工程と、該受信フォーマット情報は現在の受信フォーマットと受信フォーマットが固定状態か非固定状態かを示す情報を含み、
    前記受信フォーマット情報が固定状態を示す場合に、送信対象データの本来の送信フォーマットに対応する受信フォーマットを前記外部装置に設定可能であるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により設定可能と判定された場合には、前記本来の送信フォーマットに対応する受信フォーマットを前記外部装置に設定するべく要求し、前記送信対象データを送信する送信制御工程とを備えることを特徴とする制御方法。
JP2004177492A 2004-06-15 2004-06-15 通信装置及び制御方法 Pending JP2006005491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004177492A JP2006005491A (ja) 2004-06-15 2004-06-15 通信装置及び制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004177492A JP2006005491A (ja) 2004-06-15 2004-06-15 通信装置及び制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006005491A true JP2006005491A (ja) 2006-01-05

Family

ID=35773525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004177492A Pending JP2006005491A (ja) 2004-06-15 2004-06-15 通信装置及び制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006005491A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072763A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Panasonic Corporation 無線通信装置
JP2010206452A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像データ送信装置、画像データ送信方法、およびコンピュータプログラム
WO2020215182A1 (zh) * 2019-04-22 2020-10-29 深圳市大疆创新科技有限公司 图像数据处理方法、传输方法、传输装置及数据接口转换装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072763A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Panasonic Corporation 無線通信装置
JP2008252929A (ja) * 2006-12-15 2008-10-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信装置
US8266658B2 (en) 2006-12-15 2012-09-11 Panasonic Corporation Wireless communication device automatically connecting for HDMI devices
JP2010206452A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像データ送信装置、画像データ送信方法、およびコンピュータプログラム
JP4702463B2 (ja) * 2009-03-03 2011-06-15 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像データ送信装置、画像データ送信方法、およびコンピュータプログラム
US8473849B2 (en) 2009-03-03 2013-06-25 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Apparatus and method for transmitting image data, and computer-readable storage medium for computer program
WO2020215182A1 (zh) * 2019-04-22 2020-10-29 深圳市大疆创新科技有限公司 图像数据处理方法、传输方法、传输装置及数据接口转换装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009278262A (ja) 中継装置、および中継方法
JP4750379B2 (ja) 電子機器
JP2006005491A (ja) 通信装置及び制御方法
US7624201B2 (en) Data output apparatus that locks and unlocks data format
US7589852B2 (en) Image capture apparatus and control method
EP1017237A2 (en) Method of transmitting and receiving data, electronic apparatus, and medium for supplying a data transmitting/receiving program
JP4420448B2 (ja) 通信装置及び制御方法
US7624200B2 (en) Data output apparatus that locks and unlocks data format
JP4366017B2 (ja) 記録システム、撮像装置および記録装置
JP4464204B2 (ja) 通信装置
JP2004241885A (ja) 情報転送システム、情報転送方法、情報転送プログラム及びプログラム記録媒体
JP4366210B2 (ja) 画像生成装置
JP3991060B2 (ja) 撮像処理装置
US7657661B2 (en) Data output apparatus and control method therefor
JP2007013879A (ja) マルチメディアデータ処理装置及びマルチメディアデータ処理方法
JP4396543B2 (ja) 記録再生装置及びその再生制御方法
JP4599056B2 (ja) 制御装置及び映像処理装置
JP2017050628A (ja) コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、及びコンテンツ管理プログラム
JP4371590B2 (ja) 記録システムおよび記録装置
US7791639B2 (en) Control apparatus, video processing apparatus, and control method thereof
JP2007082114A (ja) ランダムアクセス可能な記録媒体を使用したデジタル機器
JP2009303273A (ja) 中継装置
JP2005176249A (ja) 制御装置、制御方法、制御システム、及び制御プログラム
JP2007300299A (ja) ストリーム取り込みシステム、ストリーム取り込み制御装置、及びストリーム取り込み方法
JP2005176251A (ja) データ転送方法、データ転送装置、及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070614

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091102

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100305