[go: up one dir, main page]

JP2005522382A - オーブンで加熱可能、積み重ね可能、入れ子状に組み込み可能なトレイ及びこれらのトレイを使用した産業ケータリング方法 - Google Patents

オーブンで加熱可能、積み重ね可能、入れ子状に組み込み可能なトレイ及びこれらのトレイを使用した産業ケータリング方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005522382A
JP2005522382A JP2003583856A JP2003583856A JP2005522382A JP 2005522382 A JP2005522382 A JP 2005522382A JP 2003583856 A JP2003583856 A JP 2003583856A JP 2003583856 A JP2003583856 A JP 2003583856A JP 2005522382 A JP2005522382 A JP 2005522382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
trays
food
oven
stack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003583856A
Other languages
English (en)
Inventor
ダシャーム、カミーユ
インデコイ、エリック
ジーンズ、パトリック
ノイブール、ウーテル ドゥ
Original Assignee
ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP02076443A external-priority patent/EP1352841A1/en
Application filed by ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム filed Critical ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム
Publication of JP2005522382A publication Critical patent/JP2005522382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D77/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
    • B65D77/04Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another
    • B65D77/0413Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another the inner and outer containers being rigid or semi-rigid and the outer container being of polygonal cross-section formed by folding or erecting one or more blanks, e.g. carton
    • B65D77/0433Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another the inner and outer containers being rigid or semi-rigid and the outer container being of polygonal cross-section formed by folding or erecting one or more blanks, e.g. carton the inner container being a tray or like shallow container, not formed by folding or erecting one or more blanks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/16Inserts
    • A47J36/20Perforated bases or perforated containers to be placed inside a cooking utensil ; Draining baskets, inserts with separation wall
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J47/00Kitchen containers, stands or the like, not provided for in other groups of this subclass; Cutting-boards, e.g. for bread
    • A47J47/14Carriers for prepared human food
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D21/00Nestable, stackable or joinable containers; Containers of variable capacity
    • B65D21/02Containers specially shaped, or provided with fittings or attachments, to facilitate nesting, stacking, or joining together
    • B65D21/04Open-ended containers shaped to be nested when empty and to be superposed when full
    • B65D21/043Identical stackable containers specially adapted for nesting after rotation around a vertical axis
    • B65D21/045Identical stackable containers specially adapted for nesting after rotation around a vertical axis about 180° only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2205/00Venting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/34Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
    • B65D81/3446Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package specially adapted to be heated by microwaves
    • B65D81/3453Rigid containers, e.g. trays, bottles, boxes, cups

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Table Equipment (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Abstract

この方法は、冷凍調理された又は事前に調理された食品を包装し、製造場所からケータリング場所まで運搬し、そこで、使用後にそのトレイは互い内部に入れ子状に組み込むことができる、包装、運搬、再加熱用の重ね合わせ可能なトレイ20内でそれらを再加熱することを可能にする。トレイ20は、食品を一様に再加熱することを可能にする傾斜した部分26及び開口31、32、36、37及び38を備えるように設計される。

Description

本発明は、積み重ねたトレイの組みを用いて食品を好都合にまた衛生的に包装し、ケータリング(仕出し)場所に運搬し、供給するための産業ケータリングを意図する方法であって、食品を配る前に各組のトレイをオーブンの中で予熱し、次いで、あまりスペースを占有しないように空のトレイを互いに入れ子状に組み込むことができる方法に関する。
食品の包装、そして全体的又は部分的な製造場所から食品に最終準備をすることができるケータリング場所への食品の運搬を容易にするために、いくつかの方法がケータリング業界ですでに知られている。
航空機のケータリングでは、再加熱される食品は、従来、運搬及び搭載のために安全に閉じられた金属トレイ・インサート(挿入具)内に摺動可能に挿入される金属トレイで機内で供給される。ケータリング業者は、食物をトレイにのせるためにそれを取り扱わなければならない。通常、これらのインサートは、機内のキャビンの調理室の内部に嵌合する。乗客サービスの時間になると、トレイ・インサートが開けられて、トレイが個々に取り出され、各個々のトレイを受け取るための受け取り支持手段を備えるオーブンのキャビティの中に滑り込ませる。キャビティの中の支持手段は、熱い空気がトレイの間の循環を可能にするのに十分な垂直距離をもって配置される。加熱が達成されると、食品は、それを乗客に配るためのバスケット又は適切な配膳容器に個々に移される。その後トレイは、空にして、着陸前に調理室で交換されるトレイ・インサート内に再び戻される。
この従来の方法は、ケータリング業者と機内のサービス員の両方にとって、多くの処理と時間を必要とする。さらに、これらトレイのインサートに対し、食品が空にされた後でも多くスペースをケータリング・キャビン内に割り振らなければならない。これらインサートはまた重いものであり、通常、それを調理室のフロア・レベルでのみ挿入することができる。最後に、再加熱される食品の性質及び大きさによっては、支持手段がオーブン内に最適に置かれない場合があるので、トレイの周りの空気循環は、最適でないかもしれない。
米国特許第4,269,169号は、カバーによって密封されたトレイを容器内で互いの上に積み重ねることができる方法を開示しており、この容器は、一方が開いており、オリフィスを備えていて、底面によって下のトレイのカバーの上に乗る脚部によって得られるトレイ間のスペース中で熱い空気の循環を可能にする。これらのトレイ及び容器は、ほぼ五角形をしており、したがって、長方形の底部プレートをもつ従来のオーブンの体積を最適に利用することができず、これは、食べる前の再加熱が、航空機の食品サービス場所の場合のように限られたスペースで行われるとき欠点をもたらす。これらのトレイは、実際には、米国特許第4、625、867号に開示されている特別な回転円形オーブンに導入されることを意図されており、そのようなオーブンも、従来のオーブンより多くのスペースを必要とする欠点をもつ。トレイを積み重ねるために、また容器が全く耐密でないために必要となる各トレイの個々の密封は、最終製品のコストを増加させる一因になることもわかるであろう。
前に引用した2つの特許に続いて同じ著者によって出願された米国特許第4、384、191号では、なおオリフィスを備える容器が、その開口のどちらかの側に、従来の方法で、通常の密封トレイを互いに接触することなく配置することを可能にするレール又は棚を含む従来の平行六面体の形状をしており、1つ又は複数の温かい空気発生器が、加熱室の中に容器が導入された後で、容器の間に配置される。
この方法は、トレイの個々密封及び特別の加熱装置を必要とする点で、従前とほぼ同じ欠点がある。
前述の方法は、トレイを使用後に入れ子状に組み込むことは可能とするが、追加の手段を使用せずにトレイを再加熱のために積み重ねることができないことがわかるであろう。
パレット輸送の分野では、製造場所から配送又は販売場所まで、製品を実際のパレット上でどんな変形もさせる必要なく、完成した製品又は半完成の製品を移動させるために、すべて同じ原理を利用して、パレットが食品を含む場合パレットを積み重ね、パレットが空の場合パレットを入れ子状に組み込む多くの装置が存在する。この原理によると、すべてのパレット、又は同様にすべてのトレイは、トレイを積み重ねることを可能にするが、相補的形状を備える対向する2つの側面をもち、トレイを互いに前後を互い違いに積み重ねることを可能にし、したがって製品を配置する自由なスペースを残すフレア状の壁を備える同じ形状をもつ。例えば、米国特許第4、522、301号、及び米国特許第5、896、992号を引用することができる。
米国特許第4、522、301号は、プラスチックのトレイの開いたセル内で、生のクロワッサンの生地を形成することからなる方法を開示しており、その方法では、それらは冷凍され、次いでプレートをカートン内で前後互い違いに積み重ねて、例えば、冷凍の生のクロワッサンを焼くためにオーブンの棚に移すパン屋に配送され、すべてのトレイは入れ子状に組み込まれて同じように戻される。
ペストリ又はパン製品を運搬するために、米国特許第5、896、992号は、そのケースを、前後互い違いに配置された場合には互いの上に積み重ね、同じ方向に置かれた場合には互いに内部に入れ子状に組み込むことを可能にする、その短い側面が複雑な相補的形状をもつ、底部が平坦な長方形のケースを開示している。
したがって、本発明は、最小限の処理で、積み重ねられたトレイにのせた食品を、好都合に衛生的に包装し又製品が調理され、下ごしらえされ又おそらくは冷凍される製造場所から、トレイが従来のオーブン内に置かれ、配る前に再加熱されるケータリング場所まで運搬することを可能にする方法に関する。
本発明はまた、トレイの形状が、トレイを簡単に積み重ね、入れ子状に組み込むことを可能にし、同じ又は若干異なる大きさの食品を均一に再加熱することを可能にし、トレイの食品を再加熱後に配るために簡単に取り除くことを可能にするように設計されるトレイ自体に関する。
したがって、本発明による方法は、トレイが熱に耐え積み重ね可能でありしたがって形状及び大きさが1つ又は複数のスタックをケータリング場所のオーブン内に置くことができる少なくとも1つのトレイのスタック(積重ね)を形成すること、トレイのスタックが食品の周りで熱い空気の循環を促進させるために各トレイの間に自由なスペースを残すこと、並びにトレイがスタックの完全性を維持することができるケータリング場所への運搬用の外側パッケージ内で積み重ねられたままであることを特徴とする。
好ましくはカートン(紙箱)又は収縮ラップされたプラスチック・フィルムであってもよい保護パッケージは、トレイのスタックをオーブンに導入する前に取り除かれる。
航空機ケータリングの適用例では、外側のカートンが好ましく、それは、外側のカートンが製造の観点から容易なパレット輸送を可能にし、受け取り、保管、カートンの機内持ち込みなどの純粋な物流以外は、ケータリング業者のところでの処理をなくし、機内での処理を全く必要最小限に抑えるからである。
保護パッケージは、外側パッケージからトレイのスタックを取り出すのを助けるための簡単に開ける手段をさらに含むことができる。必要な処理をできるだけ少なくしながら、オーブン内のトレイのスタックの配置を容易にするために、これらの手段を配置することもできる。例えば、簡単に開ける手段を、トレイのスタックを一塊で取り出すために、カートン内に少なくとも1つの十分な開口部分を形成する少なくとも1つの引き裂き線で構成することができる。さらに好ましい態様では、簡単に開ける手段は、スタックを単純に押したとき、トレイのスタック全体をオーブン内に滑らせることができるために、カートンの前面及び後面パネルに十分な大きさの切り離し部分を含む。
例えば小さい冷凍の事前調理されたものである食品が、食べるのによい温度にオーブン内で達したとき、トレイは互いに分離されて、食品をケータリング場所で配ることを可能にし、空のトレイを入れ子状に互いに内部に組み込んで、保管体積を低減させる。
この方法が提供する経済的利点のため、この方法は、会社のレストラン又は学校の軽食堂などどんなタイプのケータリング場所にも適している。取り扱いと、スペース要求の低減に関しても、この方法が提供する利点のため、航空機の乗客への朝食、昼食、夕食用の熱い食品のサービスに一層適している。
トレイが食品を含んでいる場合にトレイは互いの上に積み重ねられ、トレイが空の場合にトレイは互いに入れ子状に内部に組み込まれるこの方法を実施するために、トレイは、トレイがすべて同じ方向にある場合はトレイが互いの内部に嵌合され、トレイが互いに関して180度に向けられている場合に、支持を形成しない側面の間に広い空気入口を残しながら、互いに重ね合わせられる、対向する相補的な支持手段を備える。したがって、本発明の1つの重要な態様は、この支持手段を利用して、オーブンからの熱い空気の循環を促進するこの積み重ね構造にあるトレイの間にスペースを作り出すことである。トレイに配置された食品をできるだけ均一に再加熱するために、トレイは、支持部材又はトレイの側部を通る開口、及び/又はトレイの底部を通る開口と、トレイの少なくとも1つの側面の上部エッジに作られたくぼみとを含むことができる。したがって、空気循環は、トレイを通って、水平及び垂直方向に促進される。
再加熱されるべき各食品の縁部もオーブンの熱い空気の流れの中に置かれるような底部の一連の傾斜した部分を形成することによって、再加熱までもさらに改良される。この変形例は、手で持てるサイズの食品を表示すること、配置すること及び握持することを改良する利点ももつ。この変形例は、トレイを、本来的に又は調理のため、著しく異なる大きさをもつ食品で満たすことができる利点も与える。
他の可能な実施例では、各トレイの間に空気循環経路を残すように配置された取り外し可能な中間スペーシング(間隔)手段を用いて、トレイは一方が他方の上に積み重ねられる。中間スペーシング手段は、好ましくは、厚紙などの低コストで、使い捨ての、好ましくは柔軟な材料から作られる。スペーシング手段は、オーブン内のトレイの間に熱い空気を循環させて、食品の均質で迅速な加熱をうまく達成できるように作り上げられる。
これらのトレイは、再利用することができる材料、例えば、アルミニウム製であってもよいことがわかるであろう。しかし、好ましい実施例によれば、トレイは、230℃までの温度に耐えることができるプラスチック材料又はオーブンで加熱可能な板紙など使い捨ての又は再利用可能な材料からできている。これは、使用される材料の色の選択によって、或いはそのようなマークがトレイに納められた製品や供給業者などを表示する、マーク又はロゴをトレイの側面に追加することによって、多くの設計の変形に道を開く軽い製品を提供する利点をさらに与える。トレイは、射出成形された、又は熱成形されたプラスチック製でもよい。適切な食品用銘柄のプラスチックは、実質的に良好な機械特性を維持しながら、少なくとも30分の間、好ましくは1時間、230℃までの温度に耐えるプラスチックである。好ましいプラスチックは、シンジオタクチック・ポリスチレン(SPS)、結晶性テレフタン酸ポリエチレン(CPET)、ポリカボネート、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリエーテルケトン(PEEK)、フロオロ・ポリマー、ポリフタラミド、ポニフェニレン・スルフィド、ポリエーテル・スルホン、ポリアリエール・スルホン、ポリプロピレン、及びこれら熱可塑性プラスチックの混合物及び共重合体からなる耐熱性食品用銘柄の重合体又は共重合体の群から選択することができる。材料は、ポリエステルやエポキシ樹脂など熱硬化性重合体から作られることもある。
トレイ用の好ましいプラスチック材料は、好ましくは80℃より高い、さらに好ましくは95℃より高いガラス転移温度をもち、又200℃より高い、さらに好ましくは225℃より高い融解温度をもつ材料である。ガラス転移温度より高いオーブンの温度で、トレイは、やや柔軟になることがあるが、なおその形状を保持する。好ましい実施例では、トレイはシンジオタクチック・ポリスチレン(SPS)と、好ましくはガラスなどの強化材料からなる機械的フィラーとの基材を含む。SPSは、約100℃のガラス転移温度及び約270℃の融解温度をもつ結晶性ポリマーである。トレイを、なお高い機械的特性、特に優れた曲げ強度を保ちながら、厚さが3mmより小さい、好ましくは2mmより小さい、さらに好ましくは約1.5mmの材料で成形することができる。この厚さの範囲で、この材料のトレイは、十分な強度を実現し、使用後に低減された体積で積み重ね可能であり、経済的に一度だけの使用専用とし、使用後に焼却により破壊することができる。
機械的フィラーは、加熱状態、特にガラス転移温度より大きい温度の下で、トレイの曲げ強度をさらに増大させる利点がある。SPSと機械的フィラーの基材は、好ましくは、重量%で99対1から60対40の間で、さらに好ましくは、90対10から70対30の間で一緒に使用される。
本発明はまた、
食品部分をその上に受ける底面と、
トレイを他の同じトレイの上に互いに180度の方向になるように重ね、トレイが空であり、保管スペースを低減させるために同じ方向に向きを変えたとき、他の同じトレイの内部に入れ子状に組み込むことができる相補的な正反対の形状の支持手段と、
トレイ内部の空気循環用の通気手段とを含む食品トレイに関する。
通気手段が、トレイ内部の水平の空気循環を促進するために、好ましくは、トレイの側面を通って配置された開口、及び/又はトレイの少なくとも1つの側面に作成されたくぼみを含む。通気手段が、追加で、トレイ内部の垂直の空気循環を促進するために、トレイの底部に配置された開口を含むことができる。
トレイは、好ましくは、高温に耐える材料から作られ、さらに好ましくは、前述のように、高い溶解温度及びガラス転移温度をもつ使い捨ての成形された材料である。
本発明の他の特徴及び利点は、本発明による方法を実施する実施例の以下の説明を読むことで明白となるであろう。この説明は添付の図面を参照して行われる。
図1の図は、本発明による方法のステップ(段階)を概略的に示す。食品を製造する製品1が、ケータリング場所7の外部の準備ユニット2に届けられ、そこで製品が料理され、又は下ごしらえされる。例えば、それらは、冷凍して空気対流オーブン、又は空気対流と蒸気の両方を使用するオーブンでうまく再生する、朝食(ヴィエノワズリ、デーニシュ・ペストリ、クロワッサン等)、昼食又は夕食(カルゾーネ、ピザ、キッシュ)のための製品、或いは他のペストリ、又は焼いた若しくは揚げた製品であってもよい。準備の後、次のステップ3で、製品を個々にフローラップ又はオーブンで加熱可能な紙サシェでラップし、トレイに配置し、次にステップ4で冷凍することができる。同様に、製品を最初に深冷冷凍して、次にトレイに配置することもできる。或いは、食品を、個々のラップをせずに、直接、配置することもできる。
深冷冷凍を、必要な温度、すなわち零下18から40℃まで、液体窒素の噴射又どんな適切な冷凍技術下の、螺旋フリーザー又は冷凍漏斗内の急速冷凍など、どのような適切な手段によってでも実行することができる。すべての場合で、準備からケータリング場所までの配送の間ですべてにわたって、安全で衛生的な状態を保証するためにフリーザー内にパッケージを保管することによって低温流通方式を維持するべきである。
次のステップ5では、トレイは、互いの上に前後を互い違いに積み重ねられ、5から10のトレイを収容できる例えばカートンのパッケージ中に詰められ、次いで、パッケージは、トレイのスタックが所定の位置に維持されるように確実に閉じられる。次いでカートンは、ケータリング場所7の食品サービスの場所6にもってこられ、そこで積み重ねられたトレイが、パッケージから取り出され、対流オーブンで再加熱され、次いで互いに分離されて、ケータリング場所7で、例えば航空機の乗客に配られる。トレイは、乗客への配膳トレイとして直接使用されるように熱防護手袋を用いて直接取り扱われ、或いはトレイを納める大きな断熱バスケット内に嵌合される。トレイが空になると、最小のスペースを占めるように互いの内部に入れ子状に組み込まれ、廃棄8され、又は準備ユニット2を経て再利用9される。
したがって、この方法は、特に使用の前後で準備スペース及び保管スペースが限られた場所で、熱い又は温かい食品を好都合に又衛生的に配ることを可能にする。
この方法をより効率的にするために、以下の記載で説明するようにトレイの形状を最適化した。
図2は、例えば、食品をその中に適切に配置した7つのトレイ20を積み重ねたカートン10を示し、カートンは、例えば図示していない粘着ストリップ又は接着剤によって閉じることができる前面パネル10aを含む。カートン10の寸法は、トレイの寸法及び再加熱オーブンの寸法に依存する。カートンの寸法及び形状は、運搬の混乱した状況においてさえもスタックを所定の位置に維持するトレイのスタックの周りに十分に密接した閉鎖容器をもたらすように決められる。カートンは、好ましくは、ほとんど穴に又は開口がないように十分に閉じることができ、したがって、これは絶対的な要件ではないが、より広範囲な衛生を保証し、効果的な断熱障壁の役割をする。より多くの又はより少ないトレイの数の他のタイプの包装を考えることもできるが、例えば、カートン10は、容易に処理できるように、例えば、40×40×25cm(すなわち、40cmの高さ、40cmの深さ及び25cmの幅)だけの長さで1から20mmの間の厚さがあってもよい。
カートンは、必要な処理をできるだけ少なくしながら、オーブン内へのトレイのスタックの配置を容易にする手段を有利に含むことができる。好ましくは、前面パネル10aと後面パネル10dの両方が、引裂き線又は穴あき線10bを備える切り離し部分を有し、その切り離し部分を切り離したとき、カートンの十分に広い部分が取り除かれ、したがって、スタックを一押したとき、1つの開口を通って、トレイのスタックを簡単に滑り込ませることができる。引裂き線は、好ましくは、引裂き線の周辺上又はその近くで、カートンのエッジの近くに設けられた指示ゾーン10cと有利に組み合わせることができる。
図10に示すように、操作者がトレイのスタックをオーブン内に積み込む必要があるとき、彼(又は彼女)は前面パネル及び後面パネルの引き裂き部分を切り離す。カートンを、平面の支持表面52等の上で、カートンの後面をオーブンのキャビティに向けて、オーブン50のキャビティ51の前面に置くことができる。次いで、使用者はトレイのスタックを方向Aに押し、したがって、それをそのままオーブンの中に滑り込ませることができる。次いでカートンは捨てられる。
トレイ及び相補的な支持手段は、好ましくは、所望の数のトレイを積み重ねたとき、得られるトレイのスタックが、せいぜいオーブンのキャビティの利用できる空間に嵌合するように設計され寸法決めされ形成される。もちろん、オーブンによっては、そのキャビティは、単一のトレイのスタックを収容し、或いは平行して置かれた2つ又はそれ以上のトレイのスタックを収容することができる。
好ましくは、トレイのスタックは、対流加熱モードで壁に沿って十分な空気速度を促進する、トレイとオーブンの壁の間に所定のギャップを残すようにオーブンのキャビティに嵌合するような大きさに作られる。トレイとオーブンの壁の間のギャップが小さすぎる場合、空気は、トレイが食品で満たされているとき1つのトレイから他のトレイに容易に循環しない。一方、ギャップが大きすぎる場合、速度が降下し、それにしたがって、加熱能力も低減する。オーブンの壁に沿って測定した空気速度は、トレイの食品の急速加熱を実現するために、好ましくは、対流モードで毎秒1mより大きく、より好ましくは、毎秒約2から3mであることがわかった。従来の対流オーブンを使用する場合、全クリアランスが、15mmより小さい値、好ましくは、約4から8mm(トレイが測定のために1つの側壁に押し付けられた場合、各トレイの側面の「リップ」で測定された全クリアランス)で必要な空気速度を得ることができる。
特に食品がトレイの中でフローラップ中に個々にラップされない場合、例えば、収縮ラップのプラスチック・フィルム又はベルトを単独で使用し、或いはそれを、外側カートンと組み合わせて、トレイを重ねあわせることも可能である。
トレイを、実際、例えば、シンジオタクチック・ポリスチレン(SPS)、結晶性テレフタン酸ポリエチレン(CPET)、ポリアミド、ポリイミド、PEEK、や他の適切な耐熱性重合体又は共重合体などのプラスチック材料を熱成形することによって、或いは230℃までの温度に耐えるオーブンで加熱可能な板紙を成形することによって、経済的に製造することを可能にする形状で設計することができる。好ましくは、プラスチックは、ガラス、セラミック、炭素などの機械的フィラーによって強化される。トレイ用の1つ又は複数の重合体或いは1つ又は複数の共重合体の選択に応じて、成形工程を、射出成形、圧縮成形、熱成形又は射出・圧縮成形によって、行うことができる。
好ましい実施例を示す図3及び4に関して、トレイ20は、2つの短い側面21、22と、2つの長い側面23、24と、底部25とを含む長方形の形状のケースであることを見ることができる。
図5から図7に関連しても、トレイ20の短い側面21、22は、前後互い違いに配置された場合には、図5に示すように互いの上に積み重ね、同じ方向に向けられた場合には、図7に示すように互いに内部に入れ子状に組み込むことを可能にする相補的な支持手段又は形状を備えることがわかる。
長い側面23、24に結合する短い側面21の内側面上に、短い側面21は、スペース13で分離された2つの小さい棚11をもち、短い側面21の外側に、小さい棚11に相補的な形状の2つの凹部15を形成し、これらの凹部15が、底部25で支持ゾーン17の境界を定める。対向する短い側面22は、相補的な方法で、長い側面23、24に結合する短い側面22の内側面上に、小さい棚11の形状にほぼ相補的な形状の2つの凹部14をもち、これらの凹部14が、短い側面21の底部の支持ゾーン17にほぼ同じ形状の支持ストリップ18によって結合される。支持ストリップ18は、短い側面22の外部表面に、他の短い側面21の支持ゾーン17の形状にほぼ同じ形状の凹部16の境界を定める。短い側面22の凹部14は、底面側で閉じて、トレイが前後互い違いに重ねられたとき、短い側面21の小さい棚11上に載るレッグ12を形成し、次いで、トレイ20a、20bのための図5及び6に示すように、支持ゾーン17は、支持ゾーン18上に載る。逆に、図7及び8に示すように、トレイ20がすべて同じ方向に向けられるとき、それらは入れ子上に互いの内部に組み込まれる。短い側面22に対しては、レッグ12が凹部14に係合し、支持ストリップ18によって境界を定められた内部形状が、凹部16と係合する。相補的形状11/15及び13/17を備える短い側面21に対しても、同じことが当てはまる。相補的支持手段の形状、大きさ及び寸法を、本発明の趣旨を逸脱することなく、大きく変えることができる。特に、これらの属性を、積み重ねられたアセンブリの安定性に不利益にならないようにしながら、食品が利用できるトレイの内部で体積を最適化するように決めることができる。
図3及び4に戻ると、ほとんど垂直なストリップ27によって互いに連結された一連の若干傾斜する部分26によって底部25が形成されており、これらの傾斜した部分26及びストリップ27は、それぞれ通気手段36及び37を備えていることがわかる。同様に、開口31及び32が、短い側面21、22に備えられている。長い側面23、24が、ほぼ垂直な部分28によって連結された傾斜する部分29、19を備える、底部の断面にほぼ同じ又は似た断面をもつ一連のくぼみ28a、28bを形成する上部及び下部エッジをもつこともわかる。
図5及び6に見ることができるように、2つのトレイ20a、20bが、積み重ねられたとき、長い側面23、24のエッジが、部分19、28及び29の間に開口38の境界を定める。
上部及び下部エッジのくぼみ28a、28bは、トレイが前後互い違いに適切に積み重ねられたとき、くぼみがほぼ垂直に整列するような位置をとり、したがって、側部開口38に、食品の各配列の上面で空気が循環するのに十分な数と断面を残す。さらに、積み重ねの配置から得られた側部開口の断面は、傾斜する部分の底部から傾斜する部分の上部に連続的に広がり、したがって食品の上面すべてに沿って、均一な空気循環を提供する。
さらに、支持手段は、2つのトレイが一緒に重ねられたとき、短い側面21、22の大きい開口31がほぼ見えるようにされ、したがってこれらの短い側面を通って空気が容易に循環できるように配置される。
したがって、このトレイ内に設けられたすべての開口31、32、36、37及び38は、熱い空気が、底部25に配置された小さい食品部分30a、30bなどの間で、図9に示すように小さい部分が長方形の形状をもつ場合、少なくとも4つの面の付近で、非常に容易に循環することを可能にする。この構成は、好ましくは、大幅に長さの異なる手で持てるサイズのスナック30a、30bなどの食品を配置することを可能し、これによって広い範囲の食品を再加熱するように、トレイの品揃えを減らすことが可能になることもわかる。
通気手段の数、及びトレイ表面の分布を、冷点又は逆に熱すぎる点を避けながら、迅速で均一な食品の再加熱を実現するために、トレイに配置される食品の大きさの関数として決めることができる。特に、通気の数は、トレイに配置された各個々の食品を適切に通気するために、十分であるべきである。好ましくは、食品を支持する領域と通気表面領域は、好ましくは3対1から1対10、さらに好ましくは2対1から1対5の範囲であるべきである。
トレイの通気はまた、積み重ねられたトレイに配置されたような離散した食品の複数の配列の層の温度を均一に上昇させることを可能にする一種のマトリックス構成として提供される垂直と水平の両方の空気経路を形成するように決められる。この効率的な空気循環は、負の温度又は冷凍温度から、最低で約60℃、より好ましくは、食品の中心で少なくとも約70℃まで、30分より短い時間で、より好ましくは20分より短い時間で食品の温度を上昇させることを可能にする。
図11及び12は、上で説明した第1実施例と、積み重ね/入れ子状の組み込みが、2つの部品装置を用いて得られる点で異なる本発明によるトレイ・アセンブリの第2実施例を示している。図11に示すように、トレイ40は、例えば、「A」ボックス・タイプのカートン10内になお積み重ねられるが、トレイは、例えばカートンから作られた逆U字形のスペーシング手段45によって一つずつが互いに分離される。これらの逆U字形のスペーシング手段は、スタック中の下部トレイ40の長い側面43、44の底部に係合する側壁を備えており、その側壁はトレイの周囲のエッジを越えて上に延びて、短い側面41、42の方向に熱い空気を循環させるためのトンネル49を形成する。スペーシング手段45は、スタックの上部トレイに支持を与え上部の平坦な支持表面を形成する。任意選択で、U字形のスペーシング手段の上面及び側面に開口46、48を設けることができる。したがって、トレイ40が、オーブンから取り出されたとき、U字形のスペーシング手段が、折りたたんで捨てられ、トレイ40が空のとき、トレイをその方向がどちらでも入れ子状に重ねることができる。第1実施例と同様に、トレイ40の底部は、配列した傾斜した部分及び/又は開口を備えることができる。スペーシング手段を一様に分布した通気口を含む細長い箱のように4つから6つの側面を備えて構成することもできる。スペーシング手段は、好ましくは、オーブンの熱に耐えることができる厚紙又は板紙材料から作られる。
トレイ用により好ましい材料は、15から40重量%、好ましくは20から30重量%のガラスで強化されたシンジオタクチック重合体である。適切なシンジオタクチック重合体は、ポリスチレンの重合体(SPS)である。SPSの重要な特性の中で、従来使用された食品用銘柄の重合体と比べて、SPSは、オーブン内で加熱されたとき、簡単に成形ができ、より安定しており、トレイの積み重ね構造における変形をより受けにくい、より小さい線熱膨張率をもつ。これらの材料は、低い溶融粘度、優れた熱特性を示すが、熱を取り除いたあと、急速に冷却し、比較的高い衝撃靭性をもち、水をほとんど吸収せず、比較的高いガラス転移温度をもち、破断までに比較的長い伸びをもつ。これらの特性が、比較的薄い厚さ、好ましくは3mmより薄く、もっと低いコストで製造することができ、加熱及び配膳の間で遭遇する温度と相対湿度の範囲であまり変化しない優れた性能特性を示すトレイをもたらす。さらに、トレイを、環境的問題を起こさずに焼却することができる。Dow Chemical CompanyからQuestra(登録商標)で商品名で市販されているシンジオタクチック・ポリスチレンは、半結晶性の熱可塑性重合体である。しかし、一般用非晶質ポリスチレンの不規則アタクチック構成とは違って、シンジオタクチック・ポリスチレンは、重合体鎖チェーンに沿って高次規則交互構成に配列されたスチレン単量体ユニットから構成される。この規則構造は、重合体チェーンが結晶化することを可能にする。この結晶化が、ガラス転移温度近く又はそれより上で、材料の強度及び耐熱性を改善する。材料がほとんど水分を吸収しない(ISO62によれば24時間の液浸後0.1%より少ない)ので、ガラス転移は水分にはよらない。プラスチック材料のガラス転移温度は、材料の非晶相が、ガラス状態から重合体チェーンの長いセグメントの運動を含む柔軟状態に転移する温度である。様々な材料のガラス転移を以下の表に示す。
Figure 2005522382
したがって、改良された耐熱性、強度特性及びコストのため、トレイ用にシンジオタクチック・ポリスチレンが好ましい。
本発明は、手で持てるサイズのスナックに限らず、個々の皿又は容器に温かい食事を提供する可能性を含んでいる。このため、トレイは好ましくは、複数の冷凍された食事を取り皿又は大皿で受け取るように形作られた囲みをもつ。手で持てるサイズのスナック用に適切な各トレイの底部の傾斜した部分を、「木靴のような楕円形深皿」などの開いた取り皿又は盛り皿を納める平坦な底部に置き換えることもできる。前述の大きな通気孔又は入口は、盛り皿の中の食事に適切な対流加熱を提供するためになお必要である。スープやソースなどの液体の食事に対し、食事をとる人にこぼれるのを防ぐために蓋を使うこともできるが、食事の容器は、好ましくは、食事の上面への熱伝達を低減する蓋をその上にもたない。
本発明は、
a)消費者が自分でそれを取るまでは食品自体に直接ふれることがない、食品サービス場所へのよりよい又より衛生的な食品配送方法と、
b)機内積み込み、乗客への食事の配膳、離陸前の食品サービス・キャビンの清掃のとき、より以上の便宜を機内のオペレータに提供する、より効率的で、より煩わしくなく、配膳が容易な又使い捨ての食品配送システム、
c)オーブンで再生される食品の性質及び大きさに応じた熱い空気循環のためのスペーシング及び通気の最適化を可能にするトレイ装置、
d)パッケージを、使い捨てのX線透過性の材料から作ることができ、航空機の中に持ち込まれて食品がオーブンで再加熱されるとき初めて開けられることを意図しているので、通常の金属トレイと比べて、より簡単に空港の安全チェック・ポイント、特に金属探知器を通ることができる、より安全なパッケージ、
e)外部カートンに詰められたときの航空機のトローリ及びオーバーヘッド調理室の容器との改良された嵌合、並びに製品の大きさ/寸法及び加熱性能を考慮した標準の航空機オーブンの内部に割り当てられたスペースへのよりよい使用など多くの利点を提供する。
「例1」
説明し、図3から図9までに例示した7つのトレイが、冷凍して事前に焼かれたカルゾーネ・タイプのスナック(軽食)と組み合わせて作られた。各トレイは、一列に約3つのスナックで、平均9つのスナックを含む。スナックは個々に70から90グラムの重さがある。次いで、トレイは、トレイのスタックとしてB/A Aerospace社によって商品化されているタイプの航空機の対流オーブン内に置かれた。サーモスタットによって制御されているので事前に温められたオーブンの平均温度は、それぞれ、190℃、180℃及び170℃に設定された。中心で最低約70℃のスナックを配る温度に再生するのに、それぞれ、18、20、22分かかった。すべてのスナックは、トレイ内で±8から±10℃の平均温度範囲内で、均一に加熱された。スナックはどんな冷点も、もつことはなかった。
「例2」
幅240mmの特大本サイズのトレイのスタックは、内幅245mmの特大本サイズのオーブンの中に置かれて、トレイの「リップ」で測定して5mmの全クリアランスが得られた。トレイの断面の側面で、実際の空気スペースは、オーブンの1つの側壁にトレイを押し付けたとき、15mmから21mmの幅で変化する。これらのトレイを盛りつけて所定の位置に置いた状態で、対流モードで動作するとき、毎秒2から3mの空気の流れがオーブンの前面エッジで測定され、70℃の食品中心温度への加熱時間は20±2分であった。
特大本サイズのトレイが、より幅が広いKSSUサイズのオーブン(内部が261mm)の中に置かれたとき、トレイとオーブンの側壁の間の空気スペースの増大が、対流モードで、すべての点において、空気速度を1m/秒以下に低減させる結果になり、70℃の中心での温度に到達するための加熱時間が33分より長くまで増加した。
本発明による方法の様々なステップを示す概略図である。 ボール箱に詰められた、食品で適切に満たされたトレイのスタックの第1実施例を示す図である。 図2のスタックの孤立したトレイを示す斜視図である。 図3に示すトレイの上面図である。 互いの上に重ねられた2つのトレイを示す斜視図である。 互いの上に重ねられた2つのトレイを示す側面図である。 互いの内部に入れ子状に組み込まれた2つのトレイを示す斜視図である。 互いの内部に入れ子状に組み込まれた2つのトレイを示す側面図である。 食品の2つの小さい部分を含むトレイを示す図である。 オーブン内へのトレイの簡単な積み込みを示す図である。 本発明によるトレイのスタックの第2実施例を示す図である。 図11の孤立したトレイ・アセンブリを示す斜視図である。

Claims (22)

  1. 取り扱いを減らしながら、ケータリング場所で好都合に又衛生的に温かい食品を提供するための方法であって、一連の食品を入れるようになった複数の個々のトレイ用の包装トレイ・アセンブリを提供することを含み、前記トレイが、ケータリング場所のオーブンのキャビティの少なくとも一部に嵌合する所定の大きさ及び形状の少なくとも1つのトレイのスタックを形成するように、オーブンで加熱可能で積み重ね可能であり、トレイのスタックが、トレイの内部で熱い空気の循環を促進するために、各トレイの間に空間を形成する方法。
  2. 前記トレイのスタックが外側保護パッケージに詰められ、このパッケージがケータリング場所まで運搬するために積み重ねられた構成におけるトレイの完全性を維持する請求項1に記載の方法。
  3. 前記トレイ・アセンブリが、オーブン内で加熱するために外側保護パッケージから取り出される請求項2に記載の方法。
  4. 個々のトレイは、加熱が前記オーブンの中で行われた後、トレイから食品を供給するために、トレイのスタックから取り除かれる前記請求項のいずれかに記載の方法。
  5. 空のトレイは、食品がトレイから供給された後、スペースを低減する入れ子状の構成に一緒に組み込むことができる前記請求項のいずれかに記載の方法。
  6. 食品が個々の冷凍した手で持てるサイズのスナック又は食事である前記請求項のいずれかに記載の方法。
  7. トレイのスタックが、加熱するためにオーブンに置かれたとき、該オーブンの壁との間に対流モードで秒速1メートルより大きい空気速度を維持するのに有効な所定のクリアランスを形成する前記請求項のいずれかに記載の方法。
  8. 温かい食品を好都合な運搬や、ケータリング場所での再加熱及び配膳をするための包装された食品トレイ・アセンブリであって、
    一連の食品と、
    一連の食品を収容するようになった底部を備える複数の個々のトレイであって、オーブンで加熱可能で、積み重ね可能であり、ケータリング場所の食品サービス場所でオーブンのキャビティの少なくとも一部に嵌合する所定の大きさ及び形状の少なくとも1つのトレイのスタックを形成し、このトレイのスタックが、トレイの内部で熱い空気の循環を促進するために、各トレイの間に空間を形成するトレイと、任意選択で、
    ケータリング場所への運搬用に積み重ねられた構成においてトレイの完全性を維持する取り外し可能な外側保護パッケージとを含む食品トレイ・アセンブリ。
  9. 前記トレイが相補状の正反対の形状の支持手段を備え、該手段は、食品及び空気循環のために十分な空間を形成するために、トレイを互いに180度の方向で1つを別の上に積み重ね、そして、トレイが空であってすべて同じ方向に方向を揃えたとき、保管スペースを低減するため、トレイを互いに内部に入れ子状に組み込むことを可能にする、請求項8に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  10. 前記トレイは、各トレイの間に空気循環経路を残すように配置された取り外し可能な中間スペーシング手段によって、1つが他の上に積み重ねられる、請求項8に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  11. 前記トレイは、積み重ねられた構成のとき、前記トレイの内部に熱い空気循環を促進する大きい空気入口をトレイの側面に残す、請求項8又は9に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  12. 前記大きい空気入口が、前記支持手段若しくはトレイの側面を貫いて配置された開口によって、そして/又はトレイの少なくとも1つの側面の上部エッジに形成されたくぼみによって形成される、請求項11に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  13. 前記トレイの底部が、垂直方向の空気循環をさらに促進する通気手段を備える、請求項8から12までのいずれか一項に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  14. 各個々のトレイが、トレイ内の食品の表示及び消費者の好都合な処理を促進する傾斜した手段を備える、請求項8から13までのいずれか一項に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  15. 前記トレイが、オーブン内の加熱に耐える使い捨て若しくは再利用可能なプラスチック又は板紙の材料から製造される、請求項8から14までのいずれか一項に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  16. 前記トレイが、250℃までの温度で少なくとも30分間の加熱に耐える重合体又は共重合体から製造される、請求項15に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  17. 前記プラスチック材料が、シンジオタクチック・ポリスチレン(SPS)、結晶性テレフタン酸ポリエチレン(CPET)、ポリカボネート、ポリエーテルイミド、ポリイミド、ポリエーテルケトン(PEEK)、フロオロ・ポリマー、ポリフタラミド、ポリフェニレン・スルフィド、ポリエーテル・スルホン、ポリアリエール・スルホン、ポリプロピレン、並びにこれら熱可塑性プラスチックの混合物及び共重合体である、請求項16に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  18. 前記外側パッケージが、トレイのスタックを、一塊で容易に取り出すために、少なくとも1つの十分な開口部分の境界線を画定する少なくとも1つの引き裂き線を備えた簡単に開ける装置を含むカートンである、請求項8から17までのいずれか一項に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  19. 前記簡単な開梱装置は、簡単な一押しをスタックに加えたとき全体のトレイのスタックをオーブン内に滑り込ませることが可能になるように、カートンの前面及び後面パネルに十分な大きさの引き裂き部分を含む、請求項18に記載の包装された食品トレイ・アセンブリ。
  20. 食品トレイ、詳細には、請求項1から7までのいずれか一項に記載の方法を意図する食品トレイにおいて、
    食品部分をその上に受ける底面と、
    トレイを他の同じトレイの上に互いに180度の方向になるように重ね、トレイが空であって、それらをすべて同じ方向に向に方向を揃えたとき、保管スペースを低減させるためにトレイを他の同じトレイの内部に入れ子状に組み込むことができる相補状の正反対の形状の支持手段と、
    トレイ内部の空気循環用の通気手段とを含む食品トレイ。
  21. 前記通気手段が、トレイ内部の水平の空気循環を促進するために、トレイの側面を貫いて配置された開口、そして/又はトレイの少なくとも1つの側面に作成されたくぼみを含む請求項21に記載の食品トレイ。
  22. 前記通気手段が、トレイ内部の垂直の空気循環を促進するために、トレイの底部に配置された開口を含む請求項21又は22に記載の食品トレイ。
JP2003583856A 2002-04-12 2003-04-03 オーブンで加熱可能、積み重ね可能、入れ子状に組み込み可能なトレイ及びこれらのトレイを使用した産業ケータリング方法 Pending JP2005522382A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP02076443A EP1352841A1 (en) 2002-04-12 2002-04-12 Ovenable stackable and nestable trays and industrial catering method using these trays
EP02078602 2002-08-30
PCT/EP2003/003595 WO2003086882A1 (en) 2002-04-12 2003-04-03 Ovenable stackable and nestable trays and industrial catering method using these trays

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005522382A true JP2005522382A (ja) 2005-07-28

Family

ID=29252211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003583856A Pending JP2005522382A (ja) 2002-04-12 2003-04-03 オーブンで加熱可能、積み重ね可能、入れ子状に組み込み可能なトレイ及びこれらのトレイを使用した産業ケータリング方法

Country Status (18)

Country Link
US (1) US20030213718A1 (ja)
EP (1) EP1497190A1 (ja)
JP (1) JP2005522382A (ja)
CN (1) CN1646381A (ja)
AR (1) AR041004A1 (ja)
AU (1) AU2003224045A1 (ja)
BG (1) BG108886A (ja)
BR (1) BR0309196A (ja)
CA (1) CA2425002A1 (ja)
HR (1) HRP20040949A2 (ja)
IL (1) IL164241A0 (ja)
MX (1) MXPA04010016A (ja)
NO (1) NO20044375L (ja)
NZ (1) NZ535755A (ja)
PL (1) PL372633A1 (ja)
RU (1) RU2004133069A (ja)
TW (1) TW200306274A (ja)
WO (1) WO2003086882A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009515794A (ja) * 2005-11-16 2009-04-16 リッチ プロダクツ コーポレイション 焼成、解凍および提供、または電子レンジ用の商品のための方法および包装
KR101284004B1 (ko) * 2012-01-17 2013-07-09 엔피씨(주) 운반상자의 높낮이 조절 트레이
KR101830807B1 (ko) * 2017-06-28 2018-02-21 주식회사 티아이 의류 정리 트레이 어셈블리
JP7240551B1 (ja) * 2022-11-21 2023-03-15 婉玲 沙 蒸し器及び調理システム

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2835705A1 (fr) * 2002-02-14 2003-08-15 Armor Inox Sa Unite empilable comprenant au moins une alveole destinee a contenir un produit alimentaire tel que du jambon
US20040232026A1 (en) * 2003-03-13 2004-11-25 Goeking Harold J. Microwaveable food storage container with freshness indicator and steam vent
USD502627S1 (en) 2003-05-09 2005-03-08 Societe Des Produits Nestle S.A. Coffee machine
ITMI20040957A1 (it) * 2004-05-12 2004-08-12 Angelo Pietro Rossin Metodo per la produzione di pane o articoli da forno similari
US9211030B2 (en) 2005-10-20 2015-12-15 Conagra Foods Rdm, Inc. Steam cooking apparatus
US8850964B2 (en) 2005-10-20 2014-10-07 Conagra Foods Rdm, Inc. Cooking method and apparatus
US8302528B2 (en) 2005-10-20 2012-11-06 Conagra Foods Rdm, Inc. Cooking method and apparatus
CA2527770C (en) 2005-11-21 2014-07-22 Steven M. Parsons Food tray
US9132951B2 (en) 2005-11-23 2015-09-15 Conagra Foods Rdm, Inc. Food tray
USD635816S1 (en) 2006-06-09 2011-04-12 Conagra Foods Rdm, Inc. Container basket
WO2008006799A2 (de) * 2006-07-11 2008-01-17 Wilhelm Mengede & Söhne Fleischwaren GmbH & Co. KG Verfahren zur verpflegung einer vielzahl von konsumenten mit lebensmitteln
US20080069485A1 (en) * 2006-09-19 2008-03-20 France David W Food product, cooking apparatus, and storing device
US8866056B2 (en) 2007-03-02 2014-10-21 Conagra Foods Rdm, Inc. Multi-component packaging system and apparatus
US20090022858A1 (en) * 2007-07-20 2009-01-22 Adam Pawlick Food product and cooking apparatus
US8613249B2 (en) 2007-08-03 2013-12-24 Conagra Foods Rdm, Inc. Cooking apparatus and food product
WO2011116171A2 (en) * 2010-03-17 2011-09-22 Mag Aerospace Industries Inc. Meal trays
US20110277798A1 (en) * 2010-05-14 2011-11-17 Donald Thomas Hillier Sample washer for drilling cuttings
CA2726201A1 (en) * 2010-08-24 2012-02-24 Jocelyn Blackburn Steamer for foodstuffs
USD639186S1 (en) 2010-09-08 2011-06-07 Conagra Foods Rdm, Inc. Container with sleeve
USD639656S1 (en) 2010-09-08 2011-06-14 Con Agra Foods RDM, Inc. Container lid
USD638701S1 (en) 2010-09-08 2011-05-31 Conagra Foods Rdm, Inc. Container
US8733582B2 (en) * 2010-09-13 2014-05-27 David Fioritto Drinking assembly with integral straw
JP6010109B2 (ja) * 2011-04-21 2016-10-19 ベクトン ディキンソン フランス 医療容器のための包装容器
USD717162S1 (en) 2012-06-12 2014-11-11 Conagra Foods Rdm, Inc. Container
US9027825B2 (en) 2012-06-12 2015-05-12 Conagra Foods Rdm, Inc. Container assembly and foldable container system
USD680426S1 (en) 2012-06-12 2013-04-23 Conagra Foods Rdm, Inc. Container
US8936260B2 (en) 2012-07-20 2015-01-20 B/E Aerospace, Inc. Meal cart for an aircraft galley
US8899421B2 (en) * 2013-01-16 2014-12-02 Prince Castle LLC Multi-level compartmentalized insert for a food holding cabinet having at least one independent sliding compartmentalized tray and cover for same
WO2014169314A1 (en) * 2013-04-15 2014-10-23 Watermark Asiapacific Pty Ltd Tray and module
US9676539B2 (en) 2013-05-24 2017-06-13 Graphic Packaging International, Inc. Package for combined steam and microwave heating of food
WO2015034837A2 (en) * 2013-09-03 2015-03-12 Freshrealm Llc Fresh food shipping vessel
DE102013014758A1 (de) * 2013-09-07 2015-03-12 Gerhard Köhler Behältnis für einzelportionierte Speisen zur Verwendung in Kochsystemen
EP3079998B1 (en) * 2013-12-10 2019-07-10 Food Delivery Packaging S.r.l. Kit for take away pizza
US9314136B2 (en) 2014-02-12 2016-04-19 Benjamin Kaiser Tiered stacking system for pans and trays
US20160176330A1 (en) * 2014-12-17 2016-06-23 Thomas A. Genung Method and portable apparatus for transporting, displaying, and serving food
WO2016162542A2 (en) * 2015-04-08 2016-10-13 Torus Pak Research And Development S.À R.L Serving method for a food product
CN105197332B (zh) * 2015-09-25 2017-03-08 武汉华星光电技术有限公司 吸塑托盘
MA45298A (fr) * 2015-10-23 2018-08-29 F Lli Venturini S R L Procédé et appareil pour fabriquer des panigacci
DE102016102089A1 (de) * 2016-02-05 2017-08-10 B. Braun Avitum Ag Medizinische Sterilverpackungseinheit
RU2759930C2 (ru) * 2016-12-13 2021-11-18 Сосьете Де Продюи Нестле С.А. Эргономичная насадка для взбивания для обработки продуктов
USD823356S1 (en) 2017-03-17 2018-07-17 Lda, Llc Refrigerator shelf
LU100244B1 (fr) * 2017-05-10 2018-11-26 Panelux S A Méthode et système de transport et de pousse de produits de pâte fraiche
US10955182B2 (en) 2017-11-07 2021-03-23 FreshRealm, LLC Dynamic packing system
WO2020014183A1 (en) * 2018-07-09 2020-01-16 Heat Seal Llc Packaging for food and beverage
USD878860S1 (en) 2018-12-20 2020-03-24 Smoke Staxx Pans Llc Cooking rack
USD891852S1 (en) 2018-12-20 2020-08-04 Hall Of Fame Innovations Llc Cooking pan
KR200493822Y1 (ko) * 2019-09-06 2021-06-09 김진우 베이커리용 트레이
CN113263549B (zh) * 2021-05-18 2023-04-28 青岛高力特新材料科技有限公司 一种可降解餐盒连续生产成型机及可降解餐盒生产工艺
EP4095039B1 (de) * 2021-05-28 2024-09-04 Airbus Operations GmbH Ofengestell zum halten von speisenbehältern

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1381518A (fr) * 1963-10-30 1964-12-14 Bac perfectionné pour le stockage, le transport, les manipulations et l'exposition en vente du poisson, et autres applications analogues
NL7006879A (ja) * 1970-05-13 1971-11-16
US4023680A (en) * 1971-09-22 1977-05-17 Dare Plastics Inc. Bakery tray
US3896239A (en) * 1972-04-24 1975-07-22 Leo Peters Butter pat package
US3825114A (en) * 1972-06-09 1974-07-23 Phillips Petroleum Co Nest and stack container
CA1052851A (en) * 1975-08-04 1979-04-17 Aladdin Industries Heated food services system
US4625867A (en) * 1976-08-12 1986-12-02 Sunset Ltd. Hot air oven for food-loaded cartridges
US4093070A (en) * 1977-03-09 1978-06-06 Pinckney Molded Plastics, Inc. Stacking and nesting container
US4269169A (en) * 1977-03-11 1981-05-26 Raul Guibert Cartridge for hot air oven
US4380127A (en) * 1978-09-24 1983-04-19 Roberts Elliott D Dehydrator apparatus with unidirectional air flow control means
US4399159A (en) * 1978-12-20 1983-08-16 Sunset Ltd. Vertable tray and lid assembly for heating foods
US4384191A (en) * 1979-11-27 1983-05-17 Sunset Ltd. Galley meal processing system
US4522301A (en) * 1984-06-15 1985-06-11 Baker's Bakery Ltd. Tray
US5232609A (en) * 1986-02-21 1993-08-03 Ets Guy Demarle Self-supporting element used during the fermentation and baking of bread making products
US5154294A (en) * 1991-09-10 1992-10-13 Technicolor Videocassette Inc. Videocassette tray
US5569478A (en) * 1994-04-19 1996-10-29 Liebermann; Benno E. Clamshell grill cooking and staging process
US5511653A (en) * 1994-05-17 1996-04-30 Ovadia; Joseph Jewelry tray
DE19818831C2 (de) * 1998-04-27 2003-11-13 Hubert Eric Walter Verfahren, Vorrichtung und Behältnis zur Erwärmung vorgefertigter Speisen
US5896992A (en) * 1998-06-09 1999-04-27 Alpha Holdings, Inc. Nestable bakery tray
US20010001674A1 (en) * 2000-04-19 2001-05-24 Simpson Rodney J. Microwavable meal kit and food packaging system
US6869059B2 (en) * 2000-11-30 2005-03-22 The Pillsbury Company Bakeable muffin pan, and use thereof

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009515794A (ja) * 2005-11-16 2009-04-16 リッチ プロダクツ コーポレイション 焼成、解凍および提供、または電子レンジ用の商品のための方法および包装
KR101298154B1 (ko) * 2005-11-16 2013-08-20 리치 프러덕츠 코포레이션 베이킹되며, 해동되고 서빙되거나, 또는 전자레인지에서조리가능한 상품을 위한 방법 및 패키징
KR101284004B1 (ko) * 2012-01-17 2013-07-09 엔피씨(주) 운반상자의 높낮이 조절 트레이
KR101830807B1 (ko) * 2017-06-28 2018-02-21 주식회사 티아이 의류 정리 트레이 어셈블리
JP7240551B1 (ja) * 2022-11-21 2023-03-15 婉玲 沙 蒸し器及び調理システム

Also Published As

Publication number Publication date
TW200306274A (en) 2003-11-16
WO2003086882A1 (en) 2003-10-23
CA2425002A1 (en) 2003-10-12
PL372633A1 (en) 2005-07-25
CN1646381A (zh) 2005-07-27
AR041004A1 (es) 2005-04-27
HRP20040949A2 (en) 2004-12-31
RU2004133069A (ru) 2005-06-10
EP1497190A1 (en) 2005-01-19
NZ535755A (en) 2005-08-26
MXPA04010016A (es) 2004-12-13
US20030213718A1 (en) 2003-11-20
NO20044375L (no) 2004-10-14
AU2003224045A1 (en) 2003-10-27
BR0309196A (pt) 2005-02-09
IL164241A0 (en) 2005-12-18
BG108886A (en) 2005-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005522382A (ja) オーブンで加熱可能、積み重ね可能、入れ子状に組み込み可能なトレイ及びこれらのトレイを使用した産業ケータリング方法
US7468498B2 (en) Microwavable container with sleeve
EP1352841A1 (en) Ovenable stackable and nestable trays and industrial catering method using these trays
RU2370037C2 (ru) Способ упаковки и упаковка для выпекаемых, размораживаемых или разогреваемых в микроволновой печи продуктов
USRE30962E (en) Insulated trays for food or the like
EP1325869A2 (en) Tray for sauces, products containing same and methods
US20060191935A1 (en) Microwavable container with sleeve
US11603252B2 (en) Microwaveable food containers and food products for high-temperature cooking
US20090017175A1 (en) Food packaging process
EP1871685B1 (en) Meal component system
EP2576386B1 (en) Food package with supplementary food container
US20120219684A1 (en) Bakeable Parchment Tray for Baking Pizza
HK1058345A (en) Ovenable stackable and nestable trays and industrial catering method using these trays
WO2001064528A1 (en) Packaging system for frozen muffin batter pucks
Smith et al. Factors in design and construction of a device for heating and dispensing food components
HK1171498B (en) Multi-temperature and multi-texture frozen food microwave heating tray

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060119

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20061110

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080902