JP2005510535A - クロモリンナトリウムの経口投与用製剤 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、生物が利用可能かつ生物活性な形態の治療的極性有機化合物の送達に関する。さらに、この発明は、治療的養生法の一部として活性剤としての極性有機化合物の経口投与に関する。この発明は、さらに喘息、アレルギー及びウイルス感染の治療のための生物が利用可能かつ生物活性な形態のクロモリンの経口投与に関する。
活性な薬剤を送達するための従来の手段は、生物学、化学、及び物理的関門(barriers)によって厳しく制限されることが多い。典型的には、これら関門は送達が生じる環境、送達の標的の環境、又はその標的自体によって課される。
本発明の目的は、経口的に生物が利用可能かつ生物活性形態の極性有機化合物を提供することである。
本発明の目的は、生物が利用可能かつ生物活性形態のクロモリンを提供することである。
また、本発明の目的は、治療的養生法の一部として活性剤としての生物が利用可能なクロモリンを提供することである。
本発明の他の目的は、経口投与用の送達剤とクロモリンの製剤を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、アレルギー及び喘息の治療のために生物が利用可能かつ生物活性である形態のクロモリンを与える、経口投与用の送達剤とクロモリンの製剤を提供することである。
本発明のさらなる目的は、肥満細胞からのサイトカイン及び/又はヒスタミンの放出に関与する炎症プロセスの治療用経口剤形のクロモリンナトリウムを提供することである。
本発明のさらなる目的は、炎症性疾患の治療に好適なクロモリンナトリウムの経口剤形を提供することである。
本発明のなおさらなる目的は、アレルギー鼻炎、喘息、リウマチ性関節炎などを含むアレルギーの予防的治療に好適なクロモリンナトリウムの経口剤形を提供することである。
次の用語は、本出願全体で以下に定義するように使用される。
有効量の薬物−経時的に投与される生体の状態を治療又は予防するために有効である、例えば、所望の投与間隔中治療効果を与える、薬物(例えば、クロモリンナトリウム)の量。
有効量の送達剤−胃腸管からの所望量の薬物の吸収を促進する送達剤の量。
有機溶剤−液体ポリマー及びその混合物を含む非水起源の溶剤。本発明に好適な有機溶剤としては、アセトン、メチルアルコール、メチルイソブチルケトン、クロロホルム、1-プロパノール、イソプロパノール、2-プロパノール、アセトニトリル、1-ブタノール、2-ブタノール、エチルアルコール、シクロヘキサン、ジオキサン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジクロロエタン、ヘキサン、イソオクタン、塩化メチレン、tert-ブチルアルコール、トルエン、四塩化炭素、又はそれらの混合物が挙げられる。
ペプチド−小〜中間の分子量のポリペプチド、通常2個以上のアミノ酸残基、必ずではないが、より大きいタンパク質の断片を表すことが多い。
タンパク質−炭素、酸素、窒素及び通常イオウを含有し、かつペプチド結合で連結されたアミノ酸の鎖で構成されている複雑な高分子物質。この出願のタンパク質は、糖タンパク質、抗生物質、非酵素タンパク質、酵素、ホルモン及びペプチドを意味する。タンパク質の分子量範囲は、1000ダルトンのペプチドから600〜100キロダルトンの糖タンパク質を包含する。
再構成−適切な緩衝液又は医薬製剤中での製剤又は組成物の溶解。
貯蔵性−経時的に活性の低減をもたらす、特定条件下で温置された特定の活性の損失。
単位剤形−ヒト及び動物被験者に適し、かつ技術的に周知なように個々に包装された物理的に別個の単位を意味する。治療的に有効量のクロモリンを含む本発明の剤形が、治療効果を達成するために1又は複数単位用量(例えば、錠剤、カプセル剤)を含んでよいことは、本発明の目的のために考慮される。
本明細書で使用する場合、用語“Cmax”は、投与間隔内に達成される薬物の最高血漿濃度を意味する。
本明細書で使用する場合、用語“Tmax”は、投与間隔内に薬物の血漿濃度がCmaxを達成する、該剤形の投与後に経過する期間を意味する。
本明細書で使用する場合、用語“Kel”は、対数濃度対時間曲線の終端直線部の線形回帰によって計算される終端排出速度定数を意味する。
本明細書で使用する場合、用語“λt”は、終端排出速度定数を意味する。
本明細書で使用する場合、用語“AUC(0-t)”は、時間ゼロから投与後時間tまでの線形台形加算による血漿濃度−時間曲線下の面積を意味し、tは最後の測定可能濃度(Ct)の時間である。
本明細書で使用する場合、用語“AUC(0-inf)”は、時間ゼロから無限までの血漿濃度−時間曲線下の面積を意味し、AUC(0-inf)=AUC(0-t)+Ct/Kelである。
本明細書で使用する場合、用語“複数用量”は、ヒト患者が、当該製剤の投与間隔に従って少なくとも2用量の薬物製剤を受けたことを意味する。
“単用量”として又は“定常状態”で特に指定しない限り、本明細書で開示かつ請求される薬物動態学パラメーターは、単用量及び定常状態条件の両方を包含する。
薬物動態学値に先行する場合、用語“平均”(例えば、平均Tmax)は、特定しない限り、その薬物動態学値の算術平均値を表す。
本明細書で使用する場合、用語“MRT”は、血漿濃度−時間曲線(AUMC)の第1積率下の面積と、血漿濃度−時間曲線下の面積との比、(AUMC)/AUC(0-inf)として計算される平均滞留時間を意味する。
本明細書で使用する場合、用語“T1/2”は、ln(2)/Kelとして計算される終端半減期を意味する。
本明細書で使用する場合、用語“T1/2(λt)”は、薬物の終端排出半減期を意味する。
本明細書で使用する場合、用語“Vd/F”は、(CL/F)/Kelとして計算される分布の見かけ量を意味する。
本明細書で使用する場合、用語“%Extr.”は、無限に外挿されたAUC0-infのパーセンテージを意味する。
本明細書で使用する場合、用語“PNIF”は、ピーク経鼻吸気流を意味する。
本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用する場合、単一形の“a”、“an”、及び“the”は、その文脈が明らかにそうでないと示さない限り、複数の対象を包含する。さらに、“方法”に対する言及は、本明細書で述べる方法を修正又は代替し得る本技術の当業者に周知の同等の工程及び方法に対する言及を包含する。
さらに詳細には、本発明は、経口剤形であって、クロモリンナトリウム(クロモグリク酸ナトリウム又は2ナトリウム)と、胃腸管から該剤形に含まれるクロモリンの用量の約2質量%より多くのクロモリンの吸収を与えるのに有効な量の送達剤とを含んでなる剤形に関し、前記剤形は、治療効果を与えるのに必要な量の前記クロモリンナトリウムを含有する。
本発明の特定の実施形態では、本明細書で述べる経口剤形は、約10ng/ml〜約250ng/mlの平均Cmaxを与える。
代わりに、本発明の方法によって、治療が必要な動物に、当該同量の送達剤を別に投与してもよい。
好ましい実施形態では、R1は、C3-C12アルキル、さらに好ましくはC3-C9アルキル、さらに好ましくはC5-C7アルキル、さらに好ましくはC7アルキルである。
好ましい実施形態では、R2は、2OH置換フェニル、又は好ましくはさらにF、若しくはClのようなハロゲンでさらに置換されている2OH置換フェニルである。
本発明の特定の好ましい実施形態では、送達剤は、N-[8-(2-ヒドロキシベンゾイル)アミノ]カプリル酸ナトリウム(SNAC)又はその塩である。
特定の実施形態では、クロモリンナトリウムと送達剤を同時に投与する。他の実施形態では、クロモリンナトリウムと送達剤を経時的に投与する。
特定の好ましい実施形態では、送達剤は、胃腸管から、該剤形中に含まれるクロモリンの用量の約3.5%より多くのクロモリンの吸収を与えるのに有効な量である。
代替実施形態では、これら無毒送達剤は、投与前に該送達剤を生物活性剤とブレンド又は混合することによって、送達システムの一部として動物に経口投与される。また、本発明では、これら組成物を含む単位剤形も考慮される。
修飾アミノ酸は無毒であり、投与前に該修飾アミノ酸を活性剤と単に混合することで薬物送達システムとして哺乳類に経口投与することができる。代わりに、薬物と送達剤を経時的に投与してもよい。
特定の実施形態では、本経口剤形は、約40mg〜約240mgのクロモリンナトリウムの用量を含む。特定の他実施形態では、本経口剤形は、約50mg〜約100mgのクロモリンナトリウムの用量を含む。
特定の実施形態では、本経口剤形は、約100mg〜約1200mgの送達剤の用量を含む。特定の他実施形態では、本経口剤形は、約200mg〜約800mgの送達剤の用量を含む。
特定の実施形態では、本経口剤形は、約15〜約60ng.h/mLのクロモリンナトリウムのAUCを与える。特定の他実施形態では、本経口剤形は、約30〜約40ng.h/mLのクロモリンナトリウムのAUCを与える。
特定の実施形態では、本経口剤形は、約22ng/ml〜約1700ng/mlのクロモリンナトリウムCmaxを与える。特定の他実施形態では、本経口剤形は、約22〜約77ng/mLのクロモリンナトリウムCmaxを与える。特定の他実施形態では、本経口剤形は、約40〜約65ng/mLのクロモリンナトリウムCmaxを与える。
特定の実施形態では、本経口剤形は、経口投与後約0.2〜約1時間以内で約22〜約77ng/mLのクロモリンナトリウムCmaxを与える。
特定の他実施形態では、本発明は、肥満細胞からのヒスタミン及び/又はサイトカインの放出によって起こり、或いは悪化する炎症性疾患の経口治療用の、クロモリンナトリウムと送達剤を含んでなる薬物の製造におけるクロモリンナトリウムの使用を提供し、前記送達剤は、約1:30〜約3:4(質量/質量)の比で、N-[8-(2-ヒドロキシベンゾイル)アミノ]カプリル酸ナトリウム(SNAC)を含む。
特定の実施形態では、本発明は、肥満細胞からのヒスタミン及び/又はサイトカインの放出によって起こり、或いは悪化するアレルギー性鼻炎、喘息、リウマチ性関節炎、又は自己免疫疾患の治療方法において、クロモリンナトリウムとアシル化アミノ酸送達剤を、経時的に投与する方法を提供する。
特定の実施形態では、本発明は、クロモリンナトリウムと、経口投与すると、クロモリンの治療的に有効な血漿レベルを与えるのに有効量の、製薬的に許容性のバイオアべイラビリティ促進送達剤とを含んでなる経口剤形を提供し、前記剤形は、約4ng/ml〜約250ng/mlのクロモリンのCmaxを与える。特定の他実施形態では、該送達剤は、前記剤形中に約200〜約800mgの量で含まれる。特定の他実施形態では、該送達剤は、前記剤形中に約500〜約700mgの量で含まれる。
特定の実施形態では、本発明は、喘息、アレルギー性鼻炎、自己免疫疾患及びリウマチ性関節炎の治療方法であって、治療が必要な患者に、用量のクロモリンナトリウムを、該クロモリンナトリウムの胃腸管からの吸収を促進してクロモリンナトリウムの治療的に有効な全身用量を与える送達剤と共に経口投与する工程を含む方法を提供する。
本発明の特定の組成物は、活性剤と修飾アミノ酸を含む。この組成物を用い、種々の生物学、化学、及び物理的関門を貫いて種々の活性剤を送達することができ、かつ特に環境的分解を受けやすい活性剤を送達するのに適している。本主題の発明の組成物は、鳥類のような動物、霊長類、特にヒトのような哺乳類、及び昆虫に生物学的又は化学的に活性な薬剤を送達又は投与するのに特に有用である。
本発明の他の利点としては、調製しやすい使用法、安価な原材料が挙げられる。本発明の組成物及び製剤法は、費用有効であり、実施が簡単で、かつ商業生産用に工業規模に適用できる。
本発明は、治療化合物の経口送達で有用な化合物及び組成物を提供する。さらに、本発明は、クロモリンの造粒及びカプセル封入において、下記式を有する化合物、又はその塩、又はその混合物を利用する。このような製剤は、経口投与されると、クロモリンを生物が利用でき、かつ生物活性にさせるのに役立つ。
好ましい実施形態では、R1は、C3-C12アルキル、さらに好ましくはC3-C9アルキル、さらに好ましくはC5-C7アルキル、さらに好ましくはC7アルキルである。
好ましい実施形態では、Yはカルボニル(CO)である。
本発明の特定の好ましい実施形態では、送達剤は、N-[8-(2-ヒドロキシベンゾイル)アミノ]カプリル酸ナトリウム(SNAC)又はその塩である。この化合物、及びその調製方法は、米国特許第5,650,386号公報(Leone-Bayら)に記載されており、この公報は参照によって本明細書に取り込まれる。
修飾型のアミノ酸、ポリアミノ酸及びペプチドを用いて、限定するものではないが、例えば薬理学的及び治療的薬剤のような生物学的又は化学的に活性な薬剤を含む活性剤を送達し得る。アミノ酸は、少なくとも1個の遊離アミン基を有するカルボン酸であり、天然に存在するアミノ酸及び合成アミノ酸を包含する。
これら化合物の多くは、例えば、下記式を有する薬剤でアシル化又はスルホン化することによって調製することができる。
X−Y−R4
式中、R4は、最終生成物で必要とされる修飾を生じさせる適切な基であり、Yはカルボニル(CO)又はSO2であり、かつXは脱離基である。典型的な脱離基としては、限定するものではないが、例えば、塩素、臭素及びヨウ素のようなハロゲンが挙げられる。さらに、対応する無水物は修飾剤である。
この送達剤化合物は、カルボン酸又はその塩の形態でよい。好適な塩としては、限定するものではないが、有機及び無機塩、例えば、ナトリウム、カリウム及びリチウムのようなアルカリ金属塩;マグネシウム、カルシウム又はバリウムのようなアルカリ土類金属塩;アンモニウム塩;リジン又はアルギニンのような塩基性アミノ酸;及びジメチルアミン又はピリジンのような有機アミンが挙げられる。好ましくは、塩はナトリウム塩である。塩は、ナトリウム塩及び2ナトリウム塩のように1価又は多価塩でよい。塩は、エタノール溶媒和化合物を含む溶媒和化合物、及び水和物でよい。
送達剤溶液中に安定化添加剤を組み込むことができる。薬物によっては、このような添加剤の存在が溶液中の薬剤の安定性及び分散性を高める。安定化添加剤は、約0.1〜5%(W/V)の範囲、好ましくは約0.5%(W/V)の濃度で使用できる。限定するものではないが、好適な安定化添加剤の例としては、アカシアゴム、ゼラチン、メチルセルロース、ポリエチレングリコール、カルボン酸及びその塩、ポリリジンが挙げられる。好ましい安定化添加剤は、アカシアゴム、ゼラチン及びメチルセルロースである。
本組成物中の送達剤の量は、送達有効量であり、本技術の当業者に周知の方法によっていずれの特定送達剤/活性剤の組合せについても決定することができる。
活性剤がクロモリンナトリウムである好ましい実施形態では、肥満細胞の脱顆粒と媒介物の放出がアレルギー反応の生成で果たす中心的な役割と、炎症カスケードのトップで免疫応答を修正するというクロモリンの潜在的な役割は、この薬物を経口形で利用することに対する論理的根拠である。クロモリンが最も適する状態は、軽い〜中程度の喘息及びアレルギー性鼻炎である。
経口クロモリン(本発明の送達剤無しで投与された)の全身バイオアべイラビリティは約1%である。それにもかかわらず、クロモリンは全身性肥満細胞症及び炎症性腸疾患を治療するために経口投与されている。鼻腔内又は点眼使用後は最小の全身吸収が生じる。吸入された用量のほぼ5〜10%が肺に到達する。吸入後肺に到達する量は、存在する気管支収縮の程度によって影響される。クロモリンは、高度に脂質不溶性であり、かつ主としてイオン化されるので、細胞膜壁を十分に横断しない。改善が明らかになるまで数週間の治療が必要である。該薬物はほとんど胎盤を通過せず、或いは母乳中に分布しない。用量のほぼ98%が不変状態で大便中に排泄される。
粘膜の炎症は、初期及び遅発相で特徴づけされる。初期相は、IgE媒介肥満細胞の脱顆粒から起こる。クロモリンは、肥満細胞の表面で作用し、その脱顆粒を阻害する。これが順次、ヒスタミン、アナフィラキシーの緩徐反応性物質(SRS-A)、I型アレルギー反応の媒介物の放出を阻害する。クロモリンは炎症性ロイコトリエンの放出をも減少させ得る。クロモリンがカルシウム流入を阻害することによってこれら効果を生じさせると想定されるが、その作用の正確なメカニズムは不明である。クロモリンは、肥満細胞へのIgEの結合、又はIgEへの抗原の結合を妨げない。クロモリンは、気管支拡張薬、抗ヒスタミン薬又は血管収縮薬でないので、その喘息の治療における効果は、主として予防的である。クロモリンは、抗原攻撃(例えば、冷たい空気、アレルゲン、環境汚染)又は運動に対する喘息反応を阻害する。
喘息の診断及び管理の指針は、病気の重症度と患者の年齢、どの治療を始めるかを決める因子によって決まる。慢性の軽い喘息を有する大人も子供もクロモリンで喘息の攻撃を予防できる。クロモリンは、わずかな副反応を示すが十分に耐えられるので、第1線の予防療法である。中程度の喘息の慢性的な治療では、クロモリンは、許容できる見解として吸入又は経口コルチコステロイドと共に呼吸器の抗炎症薬として継続的に選択される。
上述したように、クロモリンナトリウムは、感作された肥満細胞からの媒介物の抗原誘発放出を阻害する。クロモリンナトリウムは、肥満細胞膜を安定化し、部分的には、肥満細胞膜に結合することによって作用すると考えられる。
さらに、本発明の経口剤形は、限定するものではないが、アレルギー性鼻炎を含む機敏なアレルギーを治療するために使用し得ることが考慮される。季節的なアレルギーのため、本発明の経口剤形を、その季節の初期に開始する定期的な基礎として投与し、アレルギー季節の間中予防的に継続することが考慮される。非常に重症なアレルギーでは、本発明の経口剤形を4時間毎に1回を基礎として投与することが考慮される。しかし、本発明の経口剤形は、アレルギー治療のため多くの状況で1日1回を基礎としても投与することができる。
特定の好ましい実施形態では、本発明の経口剤形は、約200mg〜約2500mgの量の薬物送達剤(例えば、SNAC)と共に、約40mg〜約1gの量、さらに好ましくは約80mg〜約100mgの量の未修飾形態のクロモリンナトリウムを含む。
上記出版物は、本出願の出願日前のその開示のためだけに提供されている。本発明が、前の発明によるこのような開示を事前日付にするために権利を与えられないという承認として解釈すべきでない。この説明を通じて、示される好ましい実施形態及び実施例は、本発明についての限定としてではなく、例示とみなすべきである。
この発明をより良く理解できるように、以下に実施例を示して本発明の種々の局面を説明する。これら実施例は、説明の目的のためのみであり、いかなる方法でも、本発明の範囲又はクレイムの範囲を制限するものと解釈すべきでない。
志願者は、すべて健康で、体重/(身長)2として計算した体格指数(BMI)が18.0〜28.0kg/m2になる体重の18〜50歳の男性だった。スクリーニング中に得られたすべての実験値(心電図、血液学、血清化学、及び尿検査)は正常範囲内だった。
ヒト被験者におけるSNACだけ又はクロモリンだけの経口投与の効果を評価した。クロモリンナトリウムとSNAC用量の異なる組合せの単回投与後の血漿中クロモリンから誘導される平均薬物動態学パラメーターを下表5にまとめて示す。
処置番号1を与えた個別被験者のクロモリンの血漿レベルを図4に示す。処置番号2を与えた個別被験者のクロモリンの血漿レベルを図5に示す。処置番号3を与えた個別被験者のクロモリンの血漿レベルを図6に示す。処置番号4を与えた個別被験者のクロモリンの血漿レベルを図7に示す。
クロモリン/SNAC(mg/mg)として表される異なる組合せのクロモリンナトリウムとSNAC用量の単回経口投与後の平均血漿クロモリン濃度対時間分布を図8(元の値)と、図9(クロモリン100mg用量に正規化後)に示す。これら図では、値は算術平均である。
2000mgのSNACの用量を有する被験者にクロモリンを投与しなかった。ピーク(Cmax)とクロモリンに対する露出の程度(AUC(0-t))に関しては、他の処置はこれらのグループ内に分類できた。
200mgのSNACと共にクロモリンを患者に投与すると(すなわち、120/200及び150/200)、血漿クロモリン濃度は急速に上昇し、正規化Cmaxは約30ng/mL/100mg、正規化AUC(0-t)は約30ng.h/mL/100mgだった。全被験者で、投与後45分以内でピーク濃度が観察された。被験者番号3及び7では、120mgのクロモリンの投与後では治療的なクロモリン血漿レベルに達しなかったが、150mgの投与後少なくとも30分間ですべての被験者で到達した。
本発明に従って調製した経口クロモリンのバイオアべイラビリティのさらなる証拠は、経口投与後のクロモリンの血漿濃度−時間曲線下の面積(AUC)によって実証される。表5に示されるように、AUCは16.5〜59.7ng-hr/mlの範囲だった。
クロモリン/SNAC(mg/mg)として表される異なる組合せのクロモリンナトリウムとSNAC用量の単回経口投与後の時間に対する平均SNAC血漿濃度の分布を図10(元の値)と図11(1000mgのSNAC用量に正規化後)に示す。
異なる組合せのクロモリンナトリウムとSNAC用量の単回経口投与後の血漿中SNACについて導かれる平均薬物動態学パラメーターを下表6にまとめて示す。
クロモリンだけを投与した対照被験者では、SNACは見いだされなかった(80/0:2人の被験者、150/0:1人の被験者)。
観察される被験者間の大きな可変性(42〜94%のCV)と比較した場合、1000-mg用量のSNACに正規化したSNAC Cmax(4.09〜7.20μg/mLの平均)で観察される相異は関連性がなかった。対照的に、1000-mg用量のSNACに正規化したAUC(0-t)は、より低い被験者間の可変性を示し(26〜46%のCV)、SNAC用量、特に500mg超えのSNAC用量で上昇した。
この研究の設計のため、高いSNAC用量(>500mg)はクロモリンの低用量(≦80mg)を伴うが、より低いSNAC用量は、少なくとも120mgのクロモリンを伴った。調査の統計分析は、用量正規化AUC(0-t)で観察される増加は、クロモリンの影響(p=0.11)というよりもSNAC用量の増加(p=0.025)に起因することを示した。
80又は150mgのクロモリンをSNAC無しで投与すると、クロモリンの吸収は非常に低く、血漿濃度は治療レベル(すなわち、少なくとも10mg/mL)に達しなかった。しかし、SNACと共に投与すると、クロモリンの経口吸収が向上した。120又は150mgのクロモリンを200mgのSNACと組み合わせて投与すると、用量正規化Cmax及びAUC(0-t)がそれぞれ30ng/mL/100mg及び30ng.h/mL/100mgに達した。
40〜120mgのクロモリンを400〜1200mgのSNACと組合せて投与すると、クロモリンの経口吸収はさらに高く、用量正規化Cmax及びAUC(0-t)がそれぞれ53〜64ng/mL/100mg及び39〜50ng.h/mL/100mgに達した。しかし、400〜1200mgのSNAC用量を増やしてもクロモリンの用量正規化パラメーターの顕著な増加は観察されなかった。
SNAC吸収は、クロモリンナトリウムの共投与によって影響を受けなかった。そのより大きい個体間の可変性(42〜94%のCV)を考えると、SNACのピーク吸収は、用量−比例性から目に見えては異ならず、4.09〜7.20μg/mL/1000mgの範囲の用量正規化Cmaxだった。200〜500mgの用量では、SNACの吸収程度も用量に比例したが(2.58〜2.79μg.h/mL/1000mgの用量正規化AUC(0-t))、より高用量では用量比例的よりも増加した(SNAC用量が600〜2000mg増えた場合、3.30〜5.50μg.h/mL/1000mg)。
この実施例は、クロモリンと共にSNACを投与すると、クロモリンの経口吸収を明らかに高めることを示す。最良の組合せは、600mgのSNACと共に投与する80mgのクロモリンであり、全被験者を少なくとも30分間10-ng/mLの治療レベルに到達させる。すべての試験したクロモリンナトリウム/SNAC組合せは、十分に耐性があり、かつ被験者の臨床状態のいかなる臨床的に関連した変化をも生じさせなかった。
従って、二重盲検で、無作為化し、プラシーボコントロールした、複数用量研究を行い、SNACと組み合わせて10日間1日2回カプセル剤として与えたときの安全性、耐容性、経口吸収、及び薬物動態学を評価した。さらに、この研究を行い、健康な男性被験者におけるコデイン及びヒスタミンの皮内注射後の膨疹-潮紅反応に及ぼす経口クロモリンの効果を評価した。第3に、この研究を行い、アレルギーを有する男性被験者におけるアレルゲンの皮内注射後の膨疹-潮紅反応に及ぼすクロモリンの効果を評価した。
2グループの男性を定義した:グループ1は12人の健康な男性志願者から成り、グループ2は、12人のアレルギーの男性志願者を有した。グループ1及び2のそれぞれから8人の志願者が80mgのクロモリン/600mgのSNACを受け;各グループから2人の志願者は、対照として80mgのクロモリン/0mgのSNACを受け、各グループから2人の志願者は、0mgのクロモリン/0mgのSNACを有する対照カプセル剤を受けた。投与療法を下表7に示す。
クロモリン/SNACカプセル剤、クロモリン対照カプセル剤、及びプラシーボカプセル製剤は、研究現場で即時調製した。カプセル剤の組成は、施される処置によって変えた。クロモリン/SNAC組合せを含む各カプセル剤は、約340mgの固体を含んでいた(SNACとクロモリンナトリウムUSP)。
クロモリンとSNACの薬物動態学用の血液試料は(4.5mL×2、1管はクロモリン用で1管はSNAC用、冷蔵したクエン酸3ナトリウム管内)両処置グループで、日2、3、4、5、6、7、8、9には、朝投与15分前と朝投与後20分に、日1及び10には、朝投与15分前と朝投与後5、10、15、20、30、45分、及び1、1.5、2、3、4、6、8時間後に採った。
膨疹-潮紅反応は、コデイン/ヒスタミン又はアレルゲン/ヒスタミンの注射15分後に判断し、透明セロファン上をペンでトレースし、反応の長さと幅を測定した。グループ1(健康な被験者)では、コデイン/ヒスタミンの皮内注射後、日1には朝投与前に、日1、2、4、6、8、10には朝投与後45分に、日2、4、10には朝投与後4及び8時間で膨疹-潮紅反応を測定した。グループ2(アレルギーのある被験者)では、アレルゲン/ヒスタミンの注射後、日1には朝投与前に、日4及び10には朝投与後60分に、日4には朝投与8時間後に膨疹-潮紅反応を測定した。
薬物動態学を評価する判定基準は、クロモリン及びSNACのCmax、Tmax、AUC0-12、AUCinf、Kel、t1/2、MRT、CL/F、Vd/Fだった。膨疹-潮紅反応の長さと幅を測定することでグループ1及び2について薬力学を測定し、透明テープ上に表して、及び/又は写真によって
永久的な記録を作成した。グループ2だけ、経鼻誘発試験の前後にVASスコアとPNIF測定によって薬力学も測定した。
日1及び日10の血漿クロモリンから誘導した薬物動態学パラメーターの概要統計を下表8に示す。80mgのクロモリン/600mgのSNACについて日1及び日10のクロモリンの平均血漿濃度対時間分布を図12に示し、かつ80mgのクロモリン/プラシーボについて日1及び日10のクロモリンの平均血漿濃度対時間分布を図13に示す。
クロモリンをSNAC無しで投与した場合、経口吸収は極僅か(<2.3ng/mL)起こった。クロモリンを600mgのSNACと組み合わせて与えた場合、65ng/mLまでの平均血漿濃度に到達した。
日1及び日10の血漿SNAC濃度から導かれた薬物動態学パラメーターの記述統計学の概要を下表9に示す。日1及び日10について、80mgのクロモリン/600mgのSNACの投与後の平均血漿濃度−時間データを図14に示す。
約30分でTmaxに達した。AUCは日1と日10で同様だった。
クロモリン及びSNACの血漿濃度の分析後、血漿SNAC及びクロモリン濃度の被験者内及び被験者間の大きな可変性が見られた。図15に示される個々のSNAC対クロモリン濃度の関係は、SNACとクロモリンとの間の相対的なバイオアべイラビリティの関係が弱い、すなわち個々のクロモリン濃度間の大きな可変性は、同一被験者のSNAC濃度の可変性に起因しないことを示した。日1と日10について、SNACとクロモリン血漿濃度との間には直接的な関係は見いだされなかった。
図16は、時間点毎の基線からの平均変化としてのPNIF結果を示す(日9の値マイナス日1の値)。すべての被験者で、コデイン(健康被験者)又はアレルゲン(アレルギー被験者)によるチャレンジ後、基線の膨疹-潮紅反応が見られた。しかし、健康被験者(コデイン/ヒスタミン)及びアレルギー被験者(アレルゲン/ヒスタミン)の膨疹-潮紅試験は、いかなる処置効果をも示さなかった。全体的に、健康及びアレルギーの両被験者は、膨疹-潮紅反応について基線(投与前)から何ら明白な変化を示さなかった。
すべての被験者が経鼻誘発後にVASスコアの変化を示した。しかし、VASスコアは、いずれの処置によっても影響されなかった。クロモリン/SNACによる投与後、鼻と咽頭はほとんど痛まなかった。残りの尺度では、クロモリン/SNACによる投与前後で、VASスコアの明白な相異は見られなかった。
SNACとクロモリンの2つの化合物を組み合わせて経口投与すると、SNACがクロモリンの吸収を高めることは明かである。クロモリンを単独、すなわちSNAC無しで投与した場合、経口吸収は実用的に無視できる。結果として、1日2回の投与は、クロモリン/SNAC併用処置の間、クロモリンに対する連続的な露出を達成するために十分でなかったかもしれず、このことが薬力学パラメーターについて処置の明かな効果が観察されなかった理由を説明できるだろう。
SNAC及びクロモリンの血漿濃度間には、相関関係は見られなかった。クロモリンの相対的なバイオアべイラビリティ(AUC)が血漿SNAC濃度を独立的に変える、すなわち、血漿中のクロモリンの大きな可変性は血漿SNAC濃度の可変性によっては説明できないようである。
ほとんどのVASスコアでは、被験者間の可変性が大き過ぎてこのグループの一般的結論を引き出せなかった。経鼻誘発試験の結果から、クロモリン/SNAC投与の効果に関する結論を引き出すことはできなかった。
以上、この発明の多くの実施形態について述べたが、我々の基本的構成を変えて、この発明の方法及び組成物を利用する他の実施形態を提供できることは明白である。従って、この発明の範囲は、例として前述した特定の実施形態によってではなく、添付の特許請求の範囲によって定義されるべきことは明白である。
Claims (54)
- ある用量のクロモリンと、送達剤とを含んでなる経口剤形であって、経口投与すると、肥満細胞からのヒスタミン及び/又はサイトカインの放出を阻害するのに有効な量の前記クロモリンの全身吸収を与える、経口剤形。
- クロモリンナトリウムと、送達剤とを含んでなる経口剤形であって、前記送達剤が、約1:30〜約3:4(質量/質量)の比で、N-[8-(2-ヒドロキシベンゾイル)アミノ]カプリル酸ナトリウム(SNAC)を含む、経口剤形。
- 経口剤形であって、クロモリンナトリウム(クロモグリク酸ナトリウム又は2ナトリウム)と、該剤形中に含まれるクロモリンの用量の約2%より多くのクロモリンの胃腸管からの吸収を与えるのに有効な量のアシル化アミノ酸送達剤とを含み、前記剤形が、全身的な治療効果を与えるのに必要な量の前記クロモリンナトリウムを含有する、経口剤形。
- 前記経口剤形が、固体である、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 前記経口剤形が、錠剤、カプセル剤又は経口懸濁液の形態である、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 1日1回、1日2回、1日3回、又は1日4回投与するのに適した請求項1、2又は3の経口剤形。
- 前記送達剤が、N-[8-(2-ヒドロキシベンゾイル)アミノ]カプリル酸ナトリウム(SNAC)である、請求項1又は3の経口剤形。
- 前記クロモリンナトリウムの用量が、約40mg〜約240mgである、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 前記クロモリンナトリウムの用量が、約50mg〜約100mgである、請求項8の経口剤形。
- 前記送達剤の用量が、約100mg〜約1200mgである、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 前記送達剤の用量が、約200mg〜約800mgである、請求項10の経口剤形。
- 経口投与後約0.1〜約1.5時間で、クロモリンナトリウムのTmaxを与える、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 経口投与後約0.2〜約0.5時間で、クロモリンナトリウムのTmaxを与える、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 約15〜約60ng.h/mLのクロモリンナトリウムのAUCを与える、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 約30〜約40ng.h/mLのクロモリンナトリウムのAUCを与える、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 投与間隔中に、約4ng/ml〜約1700ng/mlのクロモリンの平均血漿レベルを与える、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 投与間隔中に、約10ng/ml〜約60ng/mlのクロモリンの平均血漿レベルを与える、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 投与間隔中に、約30ng/ml〜約60ng/mlのクロモリンの平均血漿レベルを与える、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 約22ng/ml〜約1700ng/mlのクロモリンナトリウムCmaxを与える、請求項1、2又は3の経口剤形。
- 約22ng/ml〜約77ng/mlのクロモリンナトリウムCmaxを与える、請求項1又は2の経口剤形。
- 約40ng/ml〜約65ng/mlのクロモリンナトリウムCmaxを与える、請求項1又は2の経口剤形。
- 経口投与後約0.2〜約1時間以内で、約22〜約77ng/mLのクロモリンナトリウムCmaxを与える、請求項1又は2の経口剤形。
- 肥満細胞からのヒスタミン及び/又はサイトカインの放出によって起こり、或いは悪化する炎症性疾患の経口治療用薬物の製造におけるクロモリンナトリウムの使用。
- 肥満細胞からのヒスタミン及び/又はサイトカインの放出によって起こり、或いは悪化する炎症性疾患の経口治療用の、クロモリンナトリウムと、送達剤とを含み、前記送達剤が、約1:30〜約3:4(質量/質量)の比で、N-[8-(2-ヒドロキシベンゾイル)アミノ]カプリル酸ナトリウム(SNAC)を含む薬物の製造におけるクロモリンナトリウムの使用。
- 肥満細胞からのヒスタミン及び/又はサイトカインの放出によって起こり、或いは悪化する炎症性疾患の治療のための経口療法用クロモリンナトリウム。
- 肥満細胞からのヒスタミン及び/又はサイトカインの放出によって起こり、或いは悪化する炎症性疾患の治療方法であって、約40mg〜約1gの量のクロモリンナトリウムを、約100mg〜約2500mgの量の送達剤と共に経口投与する工程を含む方法。
- 肥満細胞からのヒスタミン及び/又はサイトカインの放出によって起こり、或いは悪化する炎症性疾患の治療方法であって、治療的に有効量のクロモリンナトリウムを、約1:30(質量/質量)〜約3:4(質量/質量)の比の送達剤と共に経口投与する工程を含む方法。
- アレルギー性鼻炎の治療方法であって、予防的基礎として、治療的に有効量のクロモリンナトリウムを、約1:30(質量/質量)〜約3:4(質量/質量)の比の送達剤と共に経口投与する工程を含む方法。
- 喘息の治療方法であって、予防的基礎として、治療的に有効量のクロモリンナトリウムを、約1:30(質量/質量)〜約3:4(質量/質量)の比の送達剤と共に経口投与する工程を含む方法。
- リウマチ性関節炎の治療方法であって、予防的基礎として、治療的に有効量のクロモリンナトリウムを、約1:30(質量/質量)〜約3:4(質量/質量)の比の送達剤と共に経口投与する工程を含む方法。
- 肥満細胞からのヒスタミン及び/又はサイトカインの放出によって起こり、或いは悪化する自己免疫疾患の治療方法であって、予防的基礎として、治療的に有効量のクロモリンナトリウムを、約1:30(質量/質量)〜約3:4(質量/質量)の比の送達剤と共に経口投与する工程を含む方法。
- クロモリンナトリウムと送達剤の用量が、錠剤及びカプセル剤から成る群より選択される、製薬的に許容性の大きさの経口固体剤形に分割される、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- クロモリンナトリウムと送達剤の用量が、約40mgのクロモリンナトリウム/約1200mgの送達剤、約80mgのクロモリンナトリウム/約1200mgの送達剤、約80mgのクロモリンナトリウム/約600mgの送達剤、約80mgのクロモリンナトリウム/約1200mgの送達剤、約120mgのクロモリンナトリウム/約200mgの送達剤、約120mgのクロモリンナトリウム/約400mgの送達剤、約120mgのクロモリンナトリウム/約500mgの送達剤及び約150mgのクロモリンナトリウム/約200mgの送達剤から成る群より選択される、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- クロモリンナトリウムのTmaxが、経口投与後約1時間未満の時間で生じる、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- クロモリンナトリウムのTmaxが、経口投与後約0.1〜約1.5時間で生じる、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- クロモリンナトリウムのTmaxが、経口投与後約0.2〜約0.5時間で生じる、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- 約16〜約60ng.h/mLのクロモリンナトリウムのAUCが達成される、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- 約30〜約35ng.h/mLのクロモリンナトリウムのAUCが達成される、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- 約25〜約40ng.h/mLのクロモリンナトリウムのAUCが達成される、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- 約20〜約250ng/mLのクロモリンナトリウムCmaxが達成される、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- 約22〜約77ng/mLのクロモリンナトリウムCmaxが達成される、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- 約40〜約65ng/mLのクロモリンナトリウムCmaxが達成される、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- 経口投与後約0.2〜約1時間以内で、約22.3〜約76.7ng/mLのクロモリンナトリウムCmaxが達成される、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- クロモリンナトリウムのAUCが、少なくとも16.5ng.h/mLである、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- 前記用量の経口投与後に達成されるクロモリンナトリウムのAUCが、約16.5〜約400ng.h/mLである、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- 前記クロモリンナトリウムと前記アシル化アミノ酸送達剤が、経時的に投与される、請求項28〜33のいずれか1項の方法。
- クロモリンナトリウムと、経口投与すると、治療的に有効なクロモリンの血漿レベルを与えるのに有効量の製薬的に許容性の吸収促進送達剤とを含んでなる経口剤形であって、前記剤形が、経口投与後約0.2〜約0.5時間でクロモリンのTmaxを与える、経口剤形。
- クロモリンナトリウムと、経口投与すると、治療的に有効なクロモリンの血漿レベルを与えるのに有効量の製薬的に許容性のバイオアべイラビリティ促進送達剤とを含んでなる経口剤形であって、前記剤形が、約4ng/ml〜約250ng/mlのクロモリンのCmaxを与える、経口剤形。
- 前記送達剤が、約200〜約800mgの量で前記剤形中に含まれる、請求項50の経口剤形。
- 前記送達剤が、約500〜約700mgの量で前記剤形中に含まれる、請求項50の経口剤形。
- 治療的に有効量の経口投与可能な用量のクロモリンナトリウムを与える方法であって、約40mg〜約1gの無修飾クロモリンを、約100mg〜約2500mgの、ヒト患者の胃腸管からの前記クロモリンの吸収を促進する製薬的に許容性の送達剤と混合する工程と、前記単位用量をヒト患者に経口投与して治療効果を与える工程を含む方法。
- 喘息、アレルギー性鼻炎、自己免疫疾患及びリウマチ性関節炎の治療方法であって、治療が必要な患者に、ある用量のクロモリンナトリウムを、該クロモリンナトリウムの胃腸管からの吸収を促進してクロモリンナトリウムの治療的に有効な全身用量を与える送達剤と共に経口投与する工程を含む方法。
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