[go: up one dir, main page]

JP2005503238A - 呼吸促進超音波噴霧器および専用ユニット服用アンプル - Google Patents

呼吸促進超音波噴霧器および専用ユニット服用アンプル Download PDF

Info

Publication number
JP2005503238A
JP2005503238A JP2003530195A JP2003530195A JP2005503238A JP 2005503238 A JP2005503238 A JP 2005503238A JP 2003530195 A JP2003530195 A JP 2003530195A JP 2003530195 A JP2003530195 A JP 2003530195A JP 2005503238 A JP2005503238 A JP 2005503238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ampoule
limiting element
spray chamber
energy
delivery system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003530195A
Other languages
English (en)
Inventor
バーニー,ブライアン
チュー,ソフィア
フェアーバーン,ポール
オーリアリー,デービッド
ストリービッグ,レイチェル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Norton Healthcare Ltd
Original Assignee
Norton Healthcare Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Norton Healthcare Ltd filed Critical Norton Healthcare Ltd
Publication of JP2005503238A publication Critical patent/JP2005503238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0028Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0001Details of inhalators; Constructional features thereof
    • A61M15/0013Details of inhalators; Constructional features thereof with inhalation check valves
    • A61M15/0016Details of inhalators; Constructional features thereof with inhalation check valves located downstream of the dispenser, i.e. traversed by the product
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0001Details of inhalators; Constructional features thereof
    • A61M15/0018Details of inhalators; Constructional features thereof with exhalation check valves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0028Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up
    • A61M15/003Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up using capsules, e.g. to be perforated or broken-up
    • A61M15/0033Details of the piercing or cutting means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0085Inhalators using ultrasonics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M16/00Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. ventilators; Tracheal tubes
    • A61M16/20Valves specially adapted to medical respiratory devices
    • A61M16/208Non-controlled one-way valves, e.g. exhalation, check, pop-off non-rebreathing valves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/14Detection of the presence or absence of a tube, a connector or a container in an apparatus

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

この薬剤伝達システムは、噴霧器装置と、管状の入/出口を有した開口した噴霧チャンバー限定エレメントと、該噴霧チャンバー限定エレメントの出口に連結した管状吸入口と、前記噴霧チャンバー限定エレメントの範囲内に取り付けるのに適した密封されたユニット投与アンプルから成る。この噴霧装置は、加えられた電気エネルギーに対応して超音波エネルギーを生じさせる超音波振動子と、入力側の入力エネルギー表面と出力側のエネルギー送出表面との間にある超音波伝達ホーンを含む。密封されたユニット投与アンプルは、噴霧器装置内に直接配置でき、投与カップと調節板の両方として機能し、その結果、薬剤がこぼれる可能性と、洗浄すべき部品の数が最小化される。ユニット投与アンプルは、超音波システムから導かれる超音波エネルギーが、アンプルの底の位置に集まるように円錐状底面を有している。吸入口は、吸入バルブと呼気バルブを含む。

Description

【技術分野】
【0001】
〔関連出願の相互参照〕
本願は、2001年9月12日付けで提出された米国仮特許出願第60/318,737号及び、2001年9月12日付けで提出された米国仮特許出願第60/318,698号に基づく優先権を主張するものである。
【0002】
〔発明の分野〕
本発明は、患者による吸入のための薬剤投与用装置及び方法に関するものである。更に特に、本発明は、噴霧器薬剤伝達システムにおいて使用するためのユニット投薬アンプルとバルブ配置を有した噴霧器に関するものである。
【0003】
〔発明の背景〕
噴霧器は、例えば喘息を治療するために患者の肺に薬剤を分配するために良く知られている。このような治療目的のための典型的な従来の噴霧器アセンブリーは、電気的に駆動される超音波エネルギー源と、当該エネルギー源から超音波エネルギーを受け取るために音響的に結合した投与カップを含んだ噴霧器を含んでいる。ドーム型のエレメントは、前記投与カップ上に取り外し可能に配置されており、その中に実質的に閉鎖された噴霧チャンバー限定エレメントを固定している。吸入口は、前記のドーム型エレメントから延びており、使用者は噴霧チャンバー限定エレメントの内容物を吸引することが可能となる。超音波(又はジェット)噴霧器内の水溶液を噴霧させる際の従来からの方法は、ドーム型エレメントを取り外し(投与カップを使用者が使用できるようにし)、引き続いて薬剤を含有したアンプル又はバイアルを破壊し、投与カップ又はチャンバー内に内容物を導入するという第1工程を含む。その後、ドーム型エレメントを元に戻し、超音波エネルギー源を作動させ、これによって、超音波エネルギーを投与カップに伝達させ、薬剤を噴霧化させる。使用者はその後、要望どおりに、吸入口を通して吸入を行うことができる。
【0004】
投与カップに薬剤を導入する方法は、患者によって薬剤を長期に渡って処理することを含み、それゆえ、衛生上の問題点や、こぼれることによる容量損失が生じたり、あるいはアンプルが中途半端に空になったりすることがある。この他の問題点は、噴霧した後に清掃しなければならない部品の数であり、例えば投与カップ、ドーム型エレメント、吸入口の複数の吸入口である。
【0005】
本発明の目的は、薬剤がこぼれるのを最小化し、かつ、掃除しなければならない部品の数を最小化する改良された噴霧器装置及び方法を提供することである。
【0006】
もう一つの課題は、改良された噴霧器を提供することである。最も一般的な噴霧器は、噴霧の間に投与チャンバーを通して空気の自由な流れが可能であり、このことによって、患者が息を吐き出すことで、吐き出される間に、噴霧化された蒸気が強制的に投与チャンバー及び装置の中に戻されることになる。その結果、投与量の大部分が装置の内部で液化され、それゆえ、肺にまで届かない。本発明のもう一つの課題は、吸入の間の空気制御をより効果的にすること、噴霧効率を著しく改良することである。
【0007】
〔本発明の要約〕
本発明は、薬剤伝達システムを提供する。この薬剤伝達システムは、噴霧器と、開口した噴霧チャンバー限定エレメントと、前記噴霧チャンバー限定エレメントの連結端をハウジングのエネルギー伝達端に選択的に連結させるための連結手段と、使用者側と装置側の間に延びた管状の吸入口と、二方向バルブアセンブリーとから成る。
【0008】
本発明の好ましい形態において、上記噴霧器は、底側からエネルギー送出側までハウジング中心線に沿って延びたハウジングを含む。このハウジングは、出力表面にて、加えられた電気エネルギーに対応して超音波エネルギーを生じさせる超音波振動子と、入力エネルギー表面と出力側との間にある前記ハウジング中心線に沿って延びた超音波伝達ホーンを含む。この入力エネルギー表面は、前記振動子の出力表面と音波的に連結されている。このホーンは、前記入力エネルギー表面に加えられた超音波エネルギーを、前記ハウジング中心線に沿ってエネルギー送出表面にまで伝達するのに適している。
【0009】
上記の開口した噴霧チャンバー限定エレメントは、開口した連結端からチャンバー中心線に沿って延びている。この噴霧チャンバー限定エレメントは、出入口中心線に沿って延びた管状の入力/出力口を含み、当該出入口中心線はチャンバー中心線から角度的にずれている。このチャンバー限定エレメントは、ハウジングのエネルギー送出側に選択的に連結可能であり、その結果、噴霧チャンバーの内部空間は前記ホーンのエネルギー送出表面と向かい合っており、チャンバー中心線は実質的にハウジング軸に対して平行である。好ましくは、このチャンバー限定エレメントはドーム型の形状であり、その結果、その開口面がハウジングに結合された際に、実質的に閉鎖された噴霧チャンバーを規定する。
【0010】
上記の二方向バルブアセンブリーは、吸入口の装置側に連結した第1口と、噴霧チャンバー限定エレメントの出入口に連結した第2口と、二方向バルブアセンブリーに対して外側の複数の地点に連結した第3口を有している。このバルブアセンブリーは、吸入口における気圧が噴霧チャンバーの内部空間における気圧よりも低い場合には、噴霧チャンバーの内部空間から吸入口の使用者側へのみの一方向の気流経路を規定する。このバルブアセンブリーはまた、吸入口における気圧が噴霧チャンバーの内部空間における気圧よりも大きい場合には、吸入口の使用者側から外部地点へのみの一方向の気流経路を規定する。
【0011】
上記の薬剤伝達システムは更にカップ形状の薬剤アンプルを含み、当該薬剤アンプルは、噴霧チャンバー限定エレメントの範囲内に取り付けるのに適した取り外し可能な(例えばホイルカバーを剥離させることによる)シールを有している。このアンプルは、底部材によって規定された開口した内部領域を有している。この内部領域は、アンプル中心線に沿って上端にあるオープントップリングから、上端と対向する閉塞端にまで延びており、この際、上記閉塞端は、超音波伝達ホーンのエネルギー送出表面につながった外側表面を有している。このアンプルは、噴霧チャンバー限定エレメントの範囲内で、超音波伝達ホーンのエネルギー送出表面と近密に接触して適合しているアンプルの閉塞端の外側表面に合うように適合されている。このアンプルは更に、当該アンプルの内部領域に配置された薬剤を含み、しかも、アンプルのオープントップリングは、シート部材によって覆われており、これによってアンプルの内部領域が封鎖されている。
【0012】
シールされたユニット投与アンプル(該当する薬剤にて充填されたもの)は、上記装置内に(そのままの密封状態で)配置可能であり、シールを取り除いた際に、このアンプルは、別の調節板が必要ない投与カップとしても機能する。このような構成であることにより、薬剤の取り扱いは制限され、薬剤がこぼれる可能性は少なくなり、結果的に、終始変わらない投与量を送達することができる。好ましい形態においては、このアンプルは使い捨て可能であり、洗浄すべき部品の数が最小化される。
【0013】
本発明のアンプルは、本質的に小さくて薄い壁のカップであることが好ましい。好ましいある具体例においては、このユニット投与アンプルは、上側ネジ山部と配置リングと円錐状底面を含んでいる。この上側ネジ山部は、噴霧チャンバー限定エレメントの開口側にネジ連結されるように適合される。配置リングは、アンプルが噴霧器装置内に配置されることを可能とする。この底面は、超音波システムから導かれる超音波エネルギーが、アンプルの底の位置に集まるように円錐形状であることが好ましい。このようなデザインはまた、アンプルの側面から、全ての超音波エネルギーが集められる地点まで活性化された薬剤が流動して戻るのを可能とする。このようなアンプルは、薬剤の必要とされる投与量を含有するように設計された予め決められた容積を有している。
【0014】
上記の吸入口は、吸入バルブと、主チャンバーと、呼気バルブを含んでいる。使用者によって吸入が行われる間、吸入バルブは、吸入口の主チャンバーの中へエアゾール蒸気が通過し、引き続いて患者へ送られるように開く。同時に、呼気バルブは閉じた状態に維持される。息が吐き出される間、呼気バルブは、息が噴霧チャンバーへ入らずに吸入口から出て行くように作動することになり、同時に、吸入バルブは、投与ユニットの中へ息が戻らないように閉じたままの状態となる。
【0015】
本発明は、溶液と懸濁液の両方に対して適用可能である。薬剤使用は、全ての噴霧可能な製剤、特に以下の治療分野、即ち、喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、嚢胞性線維症、抗生物質による治療に応答性のあるあらゆる種類の感染症、及びあらゆる種類の痛感治療におけるものを含むことができる。
【0016】
〔好ましい具体例の詳細な説明〕
本発明のより良い理解のために、以下の詳細な説明は添付の図面を参照しており、この際、本発明の好ましい例示的な具体例が図示され、説明されている。更に、図面中の同種の構成要素を識別するために使用されている参照番号は全体に渡って同じものである。
【0017】
本発明である薬剤送達システムは、噴霧器装置と、管状の入/出口を有した開口した噴霧チャンバー限定エレメントと、前記噴霧チャンバー限定エレメントの連結側を噴霧器装置のエネルギー送出側に選択的に連結させるための連結手段と、使用者側と装置側の間に延びた管状の吸入口と、二方向バルブアセンブリーと、前記噴霧チャンバー限定エレメントの範囲内に取り付けるに適合した密封されたユニット投与アンプルとから成る。この噴霧器装置は、加えられた電気エネルギーに対応して超音波エネルギーを生じさせる超音波振動子と、入力側にある入力エネルギー表面と出力側にあるエネルギー送出表面との間にある超音波伝達ホーンを含む。上記の密封されたユニット投与アンプルは、噴霧器装置内に直接配置させることができ、投与カップと調節板の両方として機能し、その結果、薬剤がこぼれる可能性と、洗浄すべき部品の数が最小化される。このユニット投与アンプルは、超音波システムから導かれる超音波エネルギーが、アンプルの底の位置に集められるように円錐状の底面を有している。吸入口は、吸入バルブと呼気バルブを含んでいる。
【0018】
図1及び図2は、本発明を具体化した例示的な噴霧器アセンブリー10を図示したものである。図1及び図2に示されるように、噴霧器10は、噴霧器11と、噴霧チャンバー限定エレメント12と、前記噴霧チャンバー限定エレメント12に取り付けられた薬剤を受け入れるためのアンプル14と、超音波エネルギーを発生させて前記アンプル14にこの超音波エネルギーをカップリングさせるための電気的に駆動する超音波システムを封入したハウジング16とから成る。一般的にドーム形状をした噴霧チャンバー限定エレメント12は、アンプル14と共に、アンプル14上にて実質的に密閉された噴霧チャンバーを規定している。
【0019】
図2は、図1の噴霧器アセンブリーの透視図であり、その内部部品を明らかにするために部分的に切り取られている。この噴霧器11は、底側13からエネルギー送出側19までハウジング中心線Aに沿って延びたハウジング16を含む。このハウジング16は、出力表面17にて、加えられた電気エネルギーに対応して超音波エネルギーを生じさせる超音波振動子21と、入力側にある入力エネルギー表面25と出力側にあるエネルギー送出表面27との間にあるハウジング中心線Aに沿って延びた超音波伝達ホーン23を含む。この入力エネルギー表面25は、前記振動子の出力表面17と音波的に連結されている。ホーン23は、入力エネルギー表面25に加えられた超音波エネルギーを、ハウジング中心線Aに沿ってエネルギー送出表面27にまで伝達するのに適合される。開口した上記噴霧チャンバー限定エレメント12は、連結側29からチャンバー中心線Cに沿って延びている。この噴霧チャンバー限定エレメント12は、出入口中心線Bに沿って延びた管状の入力/出力口31を含み、当該出入口中心線Bはチャンバー中心線Cから角度的にずれている。このチャンバー限定エレメント12の内部空間は、前記ホーン23のエネルギー送出表面27と対向しており、チャンバー中心線Cは実質的にハウジング中心線Aに対して平行である。好ましくは、このチャンバー限定エレメント12はドーム型の形状であり、その結果、その開口面がアンプル14の周囲に結合された際に、実質的に閉鎖された噴霧チャンバーを規定する。
【0020】
図3A及び図3Bは、本発明の好ましい一具体例のチャンバー限定エレメントを示すものである。このチャンバー限定エレメント12は、ドーム型の主チャンバー壁18と、チャンバー壁18によって規定された内部噴霧チャンバーと連絡している吸入チューブ20と、主チャンバー壁18からチャンバー限定エレメント12の連結側29にまで延びた下側ネジ山部分22とを含む。チャンバー壁18は、垂直な壁とドーム型の天井を有しており、天井の最も高い地点は、チャンバー横断面の中心に位置しており、半球状であるが、これに限定されるものではない。天井と、チャンバー壁18によって規定されるチャンバーは、凝縮されたミストが再び噴霧化されるように元に戻るべく平坦であることが好ましく、これにより、投与量の高いパーセンテージでの効率的な送達が確実なものとなる。噴霧チャンバーのこの他の幾何学形態は、同様の効果がもたらされるように使用することができる。
【0021】
吸入チューブ20によって形成された吸入口アセンブリーは、2つの同心チューブ20A及び20Bから構成される。図示された具体例においては、内部及び外部チューブの横断面領域は同じであり、チャンバーの中への及びチャンバーから外への空気の流動が均衡化される。このほかの幾何学形態は、本発明の違った形態において使用できる。吸入チューブ20は、液体の形態で薬剤が回収されるのを回避するために、噴霧チャンバー限定エレメント12の底部の近傍で壁18と連結されていることが好ましい。
【0022】
図4、図4A及び図4Bに示されるように、アンプル14は、底部材35によって規定された開口した内部領域を有している。この内部領域は、アンプル中心線Dに沿って上端33にあるオープントップリング31から、上端33と対向する閉塞端37にまで延びており、この際、閉塞端37は、超音波伝達ホーン23のエネルギー送出表面27につながった外側表面39を有している。このアンプル14は、噴霧チャンバー限定エレメント12の範囲内で、超音波伝達ホーン23のエネルギー送出表面27と近密に接触して適合しているアンプル14の閉塞端37の外側表面39に合うように適合されている。
【0023】
図4に示されるように、アンプル14は更に、当該アンプルの内部領域に配置された薬剤を含んでも良く、この際、アンプルのオープントップリング31は、シート部材32によって覆われており、これによってアンプルの内部領域が封鎖されている。上面を覆っている破壊可能な密閉シート部材32は、引き裂いたり、突き刺したり、破壊することによって取り除くことができる。好ましい具体例では、破壊可能なシート部材32は、箔又はプラスチック蓋であり、これは超音波溶接又は接着剤によってアンプル14にシールされる。箔膜は、サイドタブ34又は、シールの除去を助けるために中心に集まった半円形のアタッチメントを有している。蓋32は、アンプル14が噴霧器内に固定されるまで取り外されることは好ましくない。このようなデザインは、薬剤がこぼれるのを防止し、患者がアンプル及び薬剤を取り扱うのを少なくする。蓋32は、低い熱伝導性、(粒子の凝集を防止するための)低い表面張力を有し、かつ製造が容易な材料からできていることが好ましい。
【0024】
図4Aに示されるように、本発明のアンプル14は本質的には、円錐状の底面を有した小さくて薄い壁のカップであり、超音波システムから導かれる超音波エネルギーが、アンプルの底の位置に集められるようになっている。好ましいある具体例においては、このユニット投与アンプル14は、上側ネジ山部24と、配置リング26と円錐状底面28を含んでいる。この上側ネジ山部24のネジ山は、チャンバー限定エレメント12の下側ネジ山部22のネジ山と等しいピッチと長さを有しており、チャンバー限定エレメント12へのアンプル14の取り付けを可能とし、完成したユニットを形成する。チャンバー限定エレメント12とアンプル14との間の取り付け具はネジ山に限定されるものではない。スナップ/プッシュ嵌め合い又は、締りばめが使用されても良い。底面28は、超音波エネルギーが、アンプルの底の位置に集まるように円錐形状であることが好ましい。このような円錐形状の底面はまた、噴霧化あるいは活性化された薬剤が、アンプルの側面から全ての超音波エネルギーが集められる底の地点まで流動して戻るのを可能とする。配置リング26は、アンプル14を受け入れ、ハウジング16の上端で位置させることを可能とする。このリングは、円形であることが好ましいが、状況により、種々に設計されたハウジングや超音波システムに使用するのに適した三角形状、四角形状、六角又は五角形状の設計を必要としても良い。図4Bにおいて最も良く示されるように、2つのタブ30は配置リング26から延びている。これらのタブは、ハウジング16にてアンプル14を固定するように作用する。これらのタブは、アンプルが一方向だけを向くことが確実なものとなるように180度と等しくない角度で間隔があけられることが好ましい。好ましい一具体例では、120度の角度が選ばれてきている。側面タブの数は、2に限定されるものではない。チャンバー限定エレメント、アンプル及びハウジング(及びその超音波発生器)を結合させるためのこの他の手段もまた使用できる。
【0025】
好ましい具体例においては、図5及び図5Aに示されるように、本発明のハウジング16は、主ケース36、ネジ環38、カバー40、及び底面42を含んでいる。主ケース36の上端は、アンプル14の2つのタブ30を収容するために、2つの切り抜き部46を有したネジ込み円筒状部分44を含んでいる。このネジ環38は、主ケース36のネジ込み円筒状部分44にネジ取り付けされる。カバー40は、ネジ環38上に回転可能に取り付けられ、環38にスナップ留めされることが好ましい。好ましい一具体例(図示されていない)においては、カバー40は、ハウジング16の一つの軸受けに嵌合された2つの角度的にずれた軸受けを有しており、これにより、ハウジングに対するカバーの制限された動きだけを可能とする。このカバー40は更に2つの切り抜き48を含む、この切抜きは、アンプル14の2つのタブ30を受け入れるのに合わせられる。このカバー40を第1の位置に回転させた際には、2つの切り抜き部48は、ハウジング16の2つの切り抜き部46と一直線に並べられ、アンプルは、カバー40の2つの切り抜き48とハウジング16の2つの切り抜き部46内に嵌め込まれる2つのタブ30を用いて、ハウジング16の円錐状の収容部に配置可能となる。カバーが第2の位置まで回転された際には、アンプルタブは、ハウジング16の2つの切り抜き部46にて保持され、アンプル14はハウジング16内に固定される。作動中には、アンプル14がハウジング16内に配置されて固定され、蓋32が取り除かれた後に、噴霧チャンバー限定エレメント12がアンプルの上部にネジ留めされる。噴霧チャンバー限定エレメントのネジ山は、噴霧チャンバー限定エレメント上の吸入チューブが噴霧器本体の前面に向かって方向付けられることを確実にするために、ある位置にて始まるように設計されることが好ましい。
【0026】
本発明の噴霧器は更に、ハウジング16の範囲内に配置された超音波振動子を含む。この超音波振動子は、加えられた電気エネルギーに選択的に応答して超音波エネルギーを発生し、これは、伝達ホーンを介して振動子の出力表面からハウジング16の上部近傍にあるエネルギー送出表面にまで連結されている。このエネルギー送出表面は、アンプル14の円錐状底面28と密に接触するようにして適合され、その結果、上記のエネルギー移動が起こる。このようにして伝達されたエネルギーは、薬剤の霧状化をもたらす。
【0027】
このようにして、超音波エネルギーは、超音波振動子からユニット投与アンプル14の円錐状底面を通って、溶液上の薬剤の中へと伝わる。このエネルギーは、アンプルと噴霧チャンバーの内側での液体の噴流を生じさせ、充分なエネルギーをもった分子を噴流から離脱することを可能とし、エアゾール霧を生じさせる。この霧は、その後、患者によって当該患者の肺に吸入される。
【0028】
図6に示されるように、吸入口15は、使用者側61と装置側63の間で延びている。吸入口15は、2つの一方向バルブから成る二方向バルブアセンブリーを含む。一方のバルブは吸入バルブ62であり、もう一方のバルブは呼気バルブ64である。吸入を行う間、吸入バルブ62は、吸入口15の主チャンバー66の中へエアゾールミストが通過し、引き続いて患者の肺へ送られるようにして開く。これに対して、呼気バルブ64は閉じたままである。側面チューブ部分に位置した呼気バルブ64は、息を吐き出す間、息が噴霧チャンバーに入らずに吸入口から出て行くようにして作動し、これに対して、吸入バルブ62は息が噴霧チャンバーの中へ戻るのを防止するために閉じた状態になる。
【0029】
吸入バルブと呼気バルブのそれぞれの好ましい具体例は、小さくて薄いラバーディスクエレメント69Aを含み、これは、空気の通過を可能とするフレームエレメント69Bの放射状の孔を覆うために取り付けられている。図6Aにおいて、部分Aはバルブの分解立体図を示しており、部分B及びCはそれぞれ正面図及び背面図を示している。このディスクエレメント69Aは、中央にある軸状部70と、4つの薄いセグメントラバーディスク72を含んでいる。吸入及び呼気の間に、この薄いラバーディスクの周辺部分は、フレームエレメント69Bから離れて持ち上げられ、吸入されるミストが吸入口の中を通過したり、吐き出された息が外気中に送り出されることを可能とする。
【0030】
図6Bは、バルブの更に別の好ましい具体例を示すものである。図6Bに示されるように、このバルブは、バルブハウジング74と、そこから延びた一対のピン78を有した薄い半円状のディスクセグメント76を有している。このディスクセグメント76は、ピン78及び保持リング79によってバルブハウジング74に旋回軸のようにして結合されている。スプリング80は、ディスク76を閉鎖位置の方向へ偏らせている。吸入及び呼気の間に、ディスクセグメント76は、ハウジング74から離れて持ち上げられ、吸入されるミストが吸入口の中を通過したり、吐き出された息が外気中に送り出されることを可能とする。呼吸サイクルの反対位置にある間、スプリング80は強制的にバルブを閉じた状態とする。
【0031】
二方向バルブアセンブリー及び吸入口15は一般的には、吸入口15における気圧が噴霧チャンバーの内部空間における気圧よりも低い場合には、噴霧チャンバーの内部空間から吸入口15の使用者側へのみの一方向の気流経路を規定する。このバルブアセンブリー60はまた、吸入口における気圧が噴霧チャンバーの内部空間における気圧よりも大きい場合には、吸入口の使用者側から外部地点へのみの一方向の気流経路を規定する。
【0032】
図6A及び図6Bの両方の具体例におけるディスクは、一方向にのみ持ち上げられ、これによって、呼気が反対方向から向かってきた時にバルブが閉じた状態に維持される。
【0033】
内部寸法が吸入バルブ及び呼気バルブの組み入れを許可すること、及び、吸入口が噴霧チャンバー限定エレメントの吸入チューブに取り付けられることを除いては、寸法上の制約があるわけではない。
【0034】
本発明は、その意図又は本質的な特徴から逸脱することなく、この他の特異な形態にて具体化することができる。それゆえ、ここに記載された具体例は、全ての点において例示的なものであって限定されないものとして考えられるべきであり、本発明の範囲は前述の説明よりもむしろ添付の請求の範囲によって表されているものとみなすべきである。それゆえ、請求の範囲の等価物の意味及び範囲内で生じるあらゆる変更は、請求の範囲に包含されるものであると意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】図1は、本発明による噴霧器アセンブリーの一具体例の透視図である。
【図2】図2は、図1の噴霧器アセンブリーの透視図であり、その内部部品を明らかにするために部分的に切り取られている。
【図3A】図3Aは、図1の噴霧器アセンブリーの噴霧チャンバー限定エレメントの一具体例の透視図である。
【図3B】図3Bは、図1の噴霧器アセンブリーの噴霧チャンバー限定エレメントの一具体例の透視図である。
【図4】図4は、図1の噴霧器を用いた使用に適したユニット投与アンプルの一具体例の透視図であり、壊れ易いシールを有している。
【図4A】図4Aは、図1の噴霧器アセンブリーを用いた使用に適したユニット投与アンプルの一具体例の透視図である。
【図4B】図4Bは、図4Aのユニット投与アンプルの下面図である。
【図5】図5は、図1の噴霧器アセンブリーに適した噴霧器ハウジングの透視図である。
【図5A】図5Aは、図1の噴霧器アセンブリーの側面分解図である。
【図6】図6は、図1の噴霧器アセンブリーの吸入口の透視図である。
【図6A】図6Aは、図1の噴霧器アセンブリーの吸引口に使用するに適したバルブと保持ディスクの一具体例を示すものである。
【図6B】図6Bは、図1の噴霧器アセンブリーの吸引口に使用するに適したバルブと保持ディスクの別の具体例を示すものである。

Claims (15)

  1. 下記のA〜E:
    A.底側からエネルギー送出側までのハウジング中心線に沿って延びたハウジングを含む噴霧器であって、当該ハウジングがその中に、下記のi及びii:
    i.出力表面において、加えられた電気エネルギーに対応して超音波エネルギーを生じさせる超音波振動子、
    ii.入力側での入力エネルギー表面と、出力側でのエネルギー送出表面との間にある前記ハウジング中心線に沿って延びた超音波伝達ホーンで、当該入力エネルギー表面が前記振動子の前記出力表面と音波的に連結されており、前記ホーンが、前記入力エネルギー表面に加えられた超音波エネルギーを、前記ハウジング中心線に沿って前記エネルギー送出表面にまで伝達するのに適している、
    を含むもの、
    B.開口した連結端からチャンバー中心線に沿って延びた、開口した噴霧チャンバー限定エレメントであって、当該噴霧チャンバー限定エレメントが、そこから出入口中心線に沿って延びた管状の入力/出力口を含み、前記出入口中心線が前記チャンバー中心線から角度的にずれているもの、
    C.前記噴霧チャンバー限定エレメントの開口した前記連結端を、前記ハウジングの前記エネルギー送出端に選択的に連結させるための連結手段で、これによって、前記噴霧チャンバー限定エレメントの内部空間が前記ホーンの前記エネルギー送出表面と対向しており、前記チャンバー中心線が前記ハウジング中心線と実質的に平行であるもの、
    D.使用者側と装置側との間に延びた管状の吸入口、
    E.二方向バルブアセンブリーであって、当該アセンブリーが、前記吸入口の前記装置側に連結した第1口と、前記噴霧チャンバー限定エレメントの前記出入口に連結した第2口と、前記二方向バルブアセンブリーに対して外側の複数の地点に連結した第3口とを有し、当該バルブアセンブリーが、前記吸入口における気圧が前記噴霧チャンバー限定エレメントの前記内部空間における気圧よりも低い場合には、前記噴霧チャンバー限定エレメントの前記内部空間から前記吸入口の使用者側へのみの一方向の気流経路を規定し、しかも、前記吸入口における気圧が前記噴霧チャンバー限定エレメントの前記内部空間における気圧よりも大きい場合には、当該バルブアセンブリーが、前記吸入口の使用者側から前記外部地点へのみの一方向の気流経路を規定するもの、
    から成ることを特徴とする薬剤伝達システム。
  2. 更にカップ形状の薬剤アンプルを含み、当該薬剤アンプルが、アンプル中心線に沿って上端にあるオープントップリングから前記上端と対向する閉塞端にまで延びた底部材によって規定された開口した内部領域を有しており、前記閉塞端が前記超音波伝達ホーンの前記エネルギー送出表面につながった外側表面を有していること、及び、前記アンプルが、前記噴霧チャンバー限定エレメントの範囲内で、前記超音波伝達ホーンの前記エネルギー送出表面と近密に接触して適合している前記アンプルの前記閉塞端の外側表面に合うように適合されていることを特徴とする請求項1に記載の薬剤伝達システム。
  3. 前記アンプルが、当該アンプルの内部領域に配置された薬剤を含むこと、及び、前記アンプルの前記オープントップリングがシート部材によって覆われており、これによって前記アンプルの内部領域が閉鎖されていることを特徴とする請求項2に記載の薬剤伝達システム。
  4. 前記シート部材が取り外し可能であることを特徴とする請求項3に記載の薬剤伝達システム。
  5. 前記シート部材が壊れやすいことを特徴とする請求項3に記載の薬剤伝達システム。
  6. 前記噴霧チャンバー限定エレメントがドーム形状であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤伝達システム。
  7. 前記出入口中心線が前記チャンバー中心線から35〜55°の範囲の角度でずれていることを特徴とする請求項1に記載の薬剤伝達システム。
  8. 前記出入口中心線が前記チャンバー中心線から45°ずれていることを特徴とする請求項1に記載の薬剤伝達システム。
  9. 前記エネルギー送出表面が円錐形状であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤伝達システム。
  10. 前記の二方向バルブアセンブリーが、当該二方向バルブアセンブリーの前記第2口の取り外し可能な連結をするのに適した分離したアセンブリーであることを特徴とする請求項1に記載の薬剤伝達システム。
  11. 前記の二方向バルブアセンブリーが、前記噴霧チャンバー限定エレメントの前記出入口と一体化していることを特徴とする薬剤伝達システム。
  12. 前記噴霧チャンバー限定エレメントが透明であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤伝達システム。
  13. 前記噴霧チャンバー限定エレメントが半透明であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤伝達システム。
  14. 前記噴霧チャンバー限定エレメントが不透明であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤伝達システム。
  15. 更に下記のA及びB:
    A.前記噴霧チャンバー限定エレメントの範囲内での予め決められた位置に薬剤アンプルが存在していることを感知し、これに応答してこれを表す制御シグナルを生じさせるための手段を含むアンプルセンサーと、
    B.前記制御シグナルに応答して、前記振動子に加えられる電気エネルギーを与え、しかも別の方法で電気エネルギーの適用を回避するための手段、
    とを含むことを特徴とする請求項1に記載の薬剤伝達システム。
JP2003530195A 2001-09-12 2002-08-30 呼吸促進超音波噴霧器および専用ユニット服用アンプル Pending JP2005503238A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US31869801P 2001-09-12 2001-09-12
US31873701P 2001-09-12 2001-09-12
PCT/US2002/027712 WO2003026556A2 (en) 2001-09-12 2002-08-30 Breath-enhanced ultrasonic nebulizer and dedicated unit dose ampoule

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005503238A true JP2005503238A (ja) 2005-02-03

Family

ID=26981626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003530195A Pending JP2005503238A (ja) 2001-09-12 2002-08-30 呼吸促進超音波噴霧器および専用ユニット服用アンプル

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7261102B2 (ja)
EP (1) EP1436028A4 (ja)
JP (1) JP2005503238A (ja)
CA (1) CA2466214A1 (ja)
NZ (1) NZ532220A (ja)
WO (1) WO2003026556A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119845A (ja) * 2008-11-24 2010-06-03 Ep Systems Sa Microflow Division 噴霧器

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5823179A (en) 1996-02-13 1998-10-20 1263152 Ontario Inc. Nebulizer apparatus and method
AU4867001A (en) 2000-04-11 2001-10-23 Trudell Medical International Aerosol delivery apparatus with positive expiratory pressure capacity
CA2809180C (en) 2001-03-20 2015-06-02 Trudell Medical International Nebulizer apparatus with an adjustable fluid orifice
US6994083B2 (en) 2001-12-21 2006-02-07 Trudell Medical International Nebulizer apparatus and method
US20030205226A1 (en) 2002-05-02 2003-11-06 Pre Holding, Inc. Aerosol medication inhalation system
US6904908B2 (en) 2002-05-21 2005-06-14 Trudell Medical International Visual indicator for an aerosol medication delivery apparatus and system
DE102005038619A1 (de) 2005-08-16 2007-02-22 Pari GmbH Spezialisten für effektive Inhalation Inhalationstherapievorrichtung mit einer Ampulle für die Bevorratung eines zu vernebelnden Medikaments
US20080200449A1 (en) 2006-05-15 2008-08-21 United Therapeutics Corporation Treprostinil administration using a metered dose inhaler
DE102006026786A1 (de) * 2006-06-07 2007-12-13 Joachim Kern Dosierinhalator
US20080035141A1 (en) * 2006-06-16 2008-02-14 Warner W R Aerosolized therapy kit
US8156933B2 (en) * 2006-06-21 2012-04-17 Puthalath Koroth Raghuprasad Cloud nebulizer
EP2037999B1 (en) 2006-07-07 2016-12-28 Proteus Digital Health, Inc. Smart parenteral administration system
WO2009055733A1 (en) 2007-10-25 2009-04-30 Proteus Biomedical, Inc. Fluid transfer port information system
US8419638B2 (en) 2007-11-19 2013-04-16 Proteus Digital Health, Inc. Body-associated fluid transport structure evaluation devices
DE102007056462B4 (de) 2007-11-23 2011-10-27 Pari Pharma Gmbh Einwegampulle für eine Vorrichtung zur Erzeugung von Aerosolen
SG182824A1 (en) 2010-02-01 2012-09-27 Proteus Biomedical Inc Two-wrist data gathering system
RU2587795C2 (ru) 2010-02-01 2016-06-20 Проутьюс Диджитал Хэлс, Инк. Система сбора данных
JP2013531548A (ja) 2010-07-15 2013-08-08 コリンシアン オフサルミック,インコーポレイティド 遠隔治療及び遠隔モニタリングを実施する方法及びシステム
CA2805425C (en) 2010-07-15 2019-07-23 Corinthian Ophthalmic, Inc. Ophthalmic drug delivery
US10154923B2 (en) 2010-07-15 2018-12-18 Eyenovia, Inc. Drop generating device
EP2593056B1 (en) 2010-07-15 2020-10-21 Eyenovia, Inc. Drop generating device
WO2013090468A1 (en) 2011-12-12 2013-06-20 Corinthian Ophthalmic, Inc. High modulus polymeric ejector mechanism, ejector device, and methods of use
JP6064601B2 (ja) * 2013-01-09 2017-01-25 オムロンヘルスケア株式会社 超音波式吸入器用の薬液槽および薬液パック
TWI568463B (zh) 2013-07-12 2017-02-01 H 斯圖爾特 坎貝爾 用於吸入器之吹嘴
JP1515878S (ja) * 2014-03-12 2015-01-26
USD748242S1 (en) * 2014-07-11 2016-01-26 H. Stuart Campbell Inhaler mouthpiece
EP3368111B1 (en) 2015-10-30 2020-07-22 Johnson & Johnson Consumer Inc. Aseptic aerosol misting device
CN108348697B (zh) 2015-10-30 2021-09-10 强生消费者公司 无菌气溶胶雾化装置
WO2017075321A1 (en) * 2015-10-30 2017-05-04 Johnson & Johnson Consumer Inc. Unit dose aseptic aerosol misting device
ES2883624T3 (es) 2016-05-19 2021-12-09 Trudell Medical Int Cámara de retención con válvula inteligente
US10786638B2 (en) 2016-07-08 2020-09-29 Trudell Medical International Nebulizer apparatus and method
EP3481476B1 (en) 2016-07-08 2021-09-08 Trudell Medical International Smart oscillating positive expiratory pressure device
US20190230992A1 (en) 2016-10-11 2019-08-01 British American Tobacco (Investments) Limited Aerosol provision system and method
US11497867B2 (en) 2016-12-09 2022-11-15 Trudell Medical International Smart nebulizer
JP7227163B2 (ja) 2017-06-10 2023-02-21 アイノビア,インコーポレイティド 流体を取扱い、目に流体を送出するための方法および装置
AU2019205865B2 (en) 2018-01-04 2024-11-28 Trudell Medical International Inc. Smart oscillating positive expiratory pressure device
US11712175B2 (en) 2019-08-27 2023-08-01 Trudell Medical International Smart oscillating positive expiratory pressure device with feedback indicia
KR20220115595A (ko) 2019-12-11 2022-08-17 아이노비아 인코포레이티드 눈에 유체를 전달하기 위한 시스템 및 디바이스 및 사용 방법
WO2021211916A1 (en) 2020-04-17 2021-10-21 United Therapeutics Corporation Treprostinil for use in the treatment of intersitial lung disease

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4094317A (en) * 1976-06-11 1978-06-13 Wasnich Richard D Nebulization system
EP0174033B1 (en) * 1984-09-07 1991-03-27 OMRON Corporation Oscillating construction for an ultrasonic atomizing inhaler
US4832012A (en) * 1987-07-08 1989-05-23 Vortran Medical Technology, Inc. Intermittent signal actuated nebulizer
US5388571A (en) * 1987-07-17 1995-02-14 Roberts; Josephine A. Positive-pressure ventilator system with controlled access for nebulizer component servicing
US5163617A (en) * 1990-10-03 1992-11-17 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Low-cost ultrasonic nebulizer for atomic spectrometry
US5165392A (en) * 1991-07-16 1992-11-24 Small Jr John C Accuvent aerosol delivery system
US5170782A (en) 1991-09-12 1992-12-15 Devilbiss Health Care, Inc. Medicament nebulizer with improved aerosol chamber
GB2265845B (en) * 1991-11-12 1996-05-01 Medix Ltd A nebuliser and nebuliser control system
DE69333443T2 (de) * 1992-04-09 2005-03-24 Omron Healthcare Co., Ltd. Ultraschallzerstäuber
US6085740A (en) * 1996-02-21 2000-07-11 Aerogen, Inc. Liquid dispensing apparatus and methods
AU4238096A (en) * 1995-11-15 1997-06-05 Aeropag Usa, Inc. Method of spraying a surface using ultrasonic radiation
US6044841A (en) * 1997-08-29 2000-04-04 1263152 Ontario Inc. Breath actuated nebulizer with valve assembly having a relief piston
CA2301569A1 (en) 1997-10-08 1999-04-15 Martin P. Redmon Dosage form for aerosol administration
US6631721B1 (en) * 1998-11-06 2003-10-14 Salter Labs Nebulizer mouthpiece and accessories
EP1186350A4 (en) * 1999-04-28 2003-03-05 Omron Tateisi Electronics Co sprayer
US6283118B1 (en) * 1999-10-13 2001-09-04 Hsueh-Yu Lu Ultrasonic nebulizer
DE19962110C2 (de) * 1999-12-22 2003-06-12 Pari Gmbh Inhalationsvernebler mit einstückigem Ventilelement
US7100600B2 (en) * 2001-03-20 2006-09-05 Aerogen, Inc. Fluid filled ampoules and methods for their use in aerosolizers
DE20307306U1 (de) * 2003-05-09 2003-07-24 K-Jump Health Co., Ltd., Wu-Ku, Taipeh/T'ai-pei Medizinischer, mechanischer Kompressorzerstäubungsapparat

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119845A (ja) * 2008-11-24 2010-06-03 Ep Systems Sa Microflow Division 噴霧器

Also Published As

Publication number Publication date
CA2466214A1 (en) 2003-04-03
NZ532220A (en) 2006-02-24
US7261102B2 (en) 2007-08-28
US20050081845A1 (en) 2005-04-21
EP1436028A4 (en) 2007-04-04
WO2003026556A2 (en) 2003-04-03
EP1436028A2 (en) 2004-07-14
WO2003026556A3 (en) 2003-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005503238A (ja) 呼吸促進超音波噴霧器および専用ユニット服用アンプル
US5170782A (en) Medicament nebulizer with improved aerosol chamber
US20230330362A1 (en) Dry powder delivery device and methods of use
US5904140A (en) Medical pacifier
AU2010266231B2 (en) Nebulizer for infants and respiratory compromised patients
JP5008093B2 (ja) エーロゾル発生器を動作する方法およびシステム
US5477849A (en) Spacer for medication inhaler
US9757528B2 (en) Nebulizer having different negative pressure threshold settings
US6718969B1 (en) Medication dosage inhaler system
US20100282247A1 (en) Treatment of pulmonary disorders with aerosolized medicaments such as vancomycin
US20120318261A1 (en) Valved Holding Chamber With Whistle for the Administration of Inhalable Drugs
JPH02243164A (ja) 薬物供給装置
JP2018501935A (ja) ネブライザー装置
JPS5923815B2 (ja) 噴霧器
AU2012258488A1 (en) Treatment of pulmonary disorders with aerosolized medicaments such as vancomycin
WO2019035081A1 (en) DEVICES AND METHODS OF NEBULIZATION
JP2003531693A (ja) 呼吸装置用スペーサアセンブリ
CN107126604A (zh) 一种医用口罩
CN116194166A (zh) 安抚器
CN215841059U (zh) 肺结核病人呼吸器
AU2002327586A1 (en) Breath-enhanced ultrasonic nebulizer and dedicated unit dose ampoule
CN113209439A (zh) 肺结核病人呼吸器
EP4464353A1 (en) Inhalation therapy device
CN222942769U (zh) 一种双仓雾化装置
AU2013209385B2 (en) Nebulizer for infants and respiratory compromised patients

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080521

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080820

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080820

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080901

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081210