JP2005500113A - 様々なツールを備えるフードプロセッサ - Google Patents
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Abstract
2つのボウル(20,21)を備え、前記2つのボウルは、異なる構成のものであり、各々、底壁部(22,31)と、該底壁部(22,31)から該ボウルの内部へ立ち上がる内側管状部(28,34)とを有するフードプロセッサ(1)が、2つの伝動部(60,61)を有し、前記2つの伝動部は、好ましくは異なる構成のものであり、前記伝動部によって、ボウル(20,21)と、該ボウル(20,21)に差し込まれることができ、該ボウル(20,21)のうちの1つと関連づけられるツール(42,45,46)との許されない組み合わせの形成が単純な方法で防止され得る。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、第1ボウル及び第2ボウルと、駆動手段と、少なくとも2つのツールと、第1伝動部及び第2伝動部とを備え、前記ボウルは、異なる構成のものであり、フードプロセッサの支持面上に配置されるよう設計され、前記ボウルは、各々、底壁部と、該底壁部から該ボウルの内部へ立ち上がる内側管状部とを持ち、前記内側管状部は、前記底壁部から遠く離れた第1端部と、該底壁部に面する第2端部とを持ち、両端部において開口しており、前記駆動手段は、前記フードプロセッサのツールを駆動するために前記支持面と隣接して配設され、前記ツールは異なる設計のものであり、各ツールは或るのボウルと関連づけられており、前記第1伝動部及び前記第2伝導部の各々は、各々のボウルと関連づけられ、ツールを駆動するよう設計されるフードプロセッサに関する。
【背景技術】
【0002】
各ツールが、適当な伝動部を介して調理機械(kitchen machine)の駆動手段により駆動され得るような、このようなフードプロセッサでは、様々なツールによって異なるボウルにおいて様々な処置を必要とする様々な食物を処理することが可能である。このようなフードプロセッサにおいては、ボウルにおける食物の処理が、当該ボウルに適合するツールでしか行なわれ得ないこと、即ち、食物の処理が、ボウルとツールとの許されている組み合わせによって行なわれ得るのに対して、ボウルとツールとの許されない組み合わせが作成されてはならないことが必要である。なぜなら、このような許されない組み合わせは、ツール又はボウルに損傷を与えるかもしれず、望ましくないフードプロセッサのユーザの負傷の危険性をもたらすかもしれないからである。
【0003】
上記の第1段落に記載されている構成を備えるフードプロセッサは、独国特許公報第DE4220234C2号から既知である。この既知のフードプロセッサにおいて、伝動部は各々のボウルの一体化している構成要素であり、これは、結果として、このようなボウルの各々に、このような伝動部が取り付けられなければならないこととなる。それ故、このようなボウルが、動作不能になるような損傷を受ける場合には、ボウルだけでなく、ボウルに接続された伝動部も交換されることとなり、これは、不必要な浪費である。この既知のフードプロセッサは、ボウルとツールとの許されない組み合わせの作成を防止する解決策を有し、この解決策においては、ツールに恒久的に接続されるツール部と、ボウルに恒久的に接続されるボウル部とが利用され、これらの部分は許されない状況において互いと当接する。これは、この防止方法に必要な構成が各ツール及び各ボウルに対して実現されなければならないことを意味する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、構成的に単純且つ信頼性の高い方法でボウルとツールとの許されない組み合わせの作成を防止することにある。更に、本発明の目的は、独国特許公報第DE4220234C2号において開示されている解決策が利用されないような方法で許されない組み合わせの作成を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明によるフードプロセッサは、本発明によるフードプロセッサが、
【0006】
支持面と、第1ボウル及び第2ボウルと、駆動手段と、少なくとも2つのツールと、第1伝動部及び第2伝動部とを備え、前記ボウルは、異なる構成のものであり、前記支持面上に配置されるよう設計され、各々、底壁部を有し、各々、該底壁部から該ボウルの内部へ立ち上がる内側管状部を有し、前記内側部は、前記底壁部から遠く離れた第1端部と、該底壁部に面する第2端部とを持ち、両端部において開口しており、前記駆動手段は、フードプロセッサのツールを駆動するために前記支持面と隣接して配設され、前記ツールは、異なる構成のものであり、各々、各々のボウルと関連づけられ、前記伝動部は、ボウルにも前記駆動手段にも恒久的には接続されないフードプロセッサであって、各伝動部は、各々のボウル及び少なくとも1つのツールと関連づけられ、少なくとも一部により、関連づけられたボウルの前記内側管状部に差し込まれることができ、前記駆動手段、及び該伝動部と関連づけられたツールとの伝動接続(transmission connection)が実現されることができ、各々の伝動部と関連づけられていないツールとの伝動接続が防止されるように構成されるフードプロセッサというように特徴付けられ得るような発明の特徴を与えられている。
【0007】
本発明による特徴は、構成的に単純且つ非常に費用対効果が大きい手段により信頼性の高い方法でボウルとこのボウルに属さないツールとの許されない組み合わせの作成を防止し、前記手段においては、本発明による前記許されない組み合わせの防止が伝動部によって達成される。上記の防止の目的のための前記伝動部の使用はとりわけ有利である。なぜなら、このような伝動部は、非常に安価に製造されることができ、従って、このような伝動部の損傷又は過度の磨耗が、該伝動部を使い物にならなくする、又は該伝動部が最早信頼性の高いようにその防止機能を果たし得ないようにする場合に、比較的高い出費なしに取り換えられ得るからである。本発明による方法の他の利点は、ボウルとツールとの許されない組み合わせの作成の防止が、ツールに恒常的に接続されるツール構成要素及びボウルに恒常的に接続されるボウル構成要素によって達成されるのではなく、前記伝動部によって達成されることにあり、前記伝動部は、ボウルにもツールにも恒常的には接続されないが、代わりに、ボウル及びツールの両方と着脱可能な接続状態にされ得る、従って、該ボウル及び該ツールの両方から再び分離され得る。
【0008】
独国特許公報第DE4242289C2号が、第1ボウル及び第2ボウルが取り付けられるフードプロセッサであり、少なくとも1つのツールが各ボウルと関連づけられる一方で、所与のボウルと関連づけられたツールのみが、その都度、関連したボウルと許されている組み合わせを形成され得るフードプロセッサを開示していることに注意されたい。ボウルとツールとの許されない組み合わせの作成を防止する解決策もまた、独国特許公報第DE4242289C2号から既知のフードプロセッサにおいて提供されており、前記解決策においては、上記の独国特許公報第DE4220234C2号から既知のフードプロセッサにおいてそうであったように、ツールに恒常的に接続されるツール構成要素と、ボウルに恒常的に接続されるボウル構成要素とが利用され、前記構成要素は防止されるべき状況において互いと当接する。独国特許公報第DE4242289C2号から既知のフードプロセッサに関しては、更に、この既知のフードプロセッサにおいては伝動部が設けられないことに注意されたい。なぜなら、この既知のフードプロセッサにおいて前記ツールを駆動する駆動手段は、ボウルの内側管状部を介して通され、故に、前記駆動手段は、前記ボウルの前記内側管状部の第1端部の領域において該内側管状部から突き出ており、このことは、前記ツールを駆動するために伝動部が必要とされることなしに、該ツールの各々が前記駆動手段と直接動作接続状態にされることを可能にするからである。米国特許公報第US5,297,475A号もまたこの点について引用され得る。
【0009】
本発明によるフードプロセッサにおける伝動部は、同じ構成のものであり得る。しかしながら、前記伝動部が異なる構成のものである場合には非常に有利であることが分かった。この実施例は、ボウルと、伝動部と、ツールとの許されない組み合わせを実現するための誤った努力の回避をサポートする。
【0010】
本発明によるフードプロセッサにおいては、更に、請求項3の方策又は請求項4の方策が施される場合に、有利であることが分かった。それにより、ボウルが異なる方法で当該ボウルと関連づけられた伝動部と組み合わされんとすることが達成され、故に、前記フードプロセッサのユーザは、異なる組み合わせ条件によってボウルとツールとの異なる組み合わせに気付かされる。
【0011】
本発明によるフードプロセッサにおいては、更に、請求項5又は請求項6の特徴が与えられる場合に、とりわけ有利であることが分かった。これらの解決策は、構成が可能な限り単純であり、且つ単純であるにもかかわらず動作の信頼性が高い点で非常に有利であることが分かった。
【0012】
その上、本発明によるフードプロセッサにおいては、更に、請求項7又は請求項8の特徴が与えられる場合に非常に有利であることが分かった。これらの解決策もまた、可能な限り単純であり、信頼性が高い動作をもたらす構成である点でとりわけ有利であることが分かった。
【0013】
その上、本発明によるフードプロセッサにおいては、更に、請求項9の特徴が与えられる場合に有利であることが分かった。この解決策は、テストにおいてとりわけ有利であることが分かった。
【0014】
本発明は、更に、フードプロセッサのための伝動部であり、請求項10又は請求項11に記載の構成を持つ伝動部に関する。
【0015】
本発明の上記及び他の特徴は、以下の実施例の記載においてより明確になり、この実施例を参照して明らかにされる。
【0016】
図面に示されている実施例を参照して以下により詳細に本発明を説明するが、本発明は前記実施例に限定されない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1乃至5はフードプロセッサ1を示している。フードプロセッサ1はハウジング2を持つ。ハウジング2は、タワー形領域3と、フードプロセッサ1のタワー形領域3から横に離れて延在する平板形領域4とを囲む。駆動モータMは、タワー形領域3内に収容され、駆動軸5を様々な速度で回転させることが出来る。第1駆動手段7は、駆動軸5の一方の端部6に接続され、フードプロセッサ1の着脱可能な閉じ蓋8で覆われ得る。閉じ蓋8が取り外された後、(図には示されていない)ミキサ・ジャグ(blender jug)が環状ハウジング面9上に配置され得る一方、ミキサ・ジョッキの中に設けられた混合ツールが伝動機構(transmission)を介して第1駆動手段7と動作接続状態にされる。
【0018】
駆動軸5の他方の端部10においては、小さなベルト車11が駆動軸5に固定状態に接続される。小さなベルト車11は、図に示されていない伝動ベルトを介して様々な速度で大きなベルト車12を駆動することが出来る。大きなベルト車12は、軸13上に回転自在に支持される。図においては単に指し示されているに過ぎない伝動装置14は、大きなベルト車12によって駆動され得る。伝動装置14は、ハウジング2の支持面15に隣接して配設される。伝動装置14の一部は、支持面15中の通路16を介して通される。支持面15中の通路16を介して通された伝動装置14のこの部分は、フードプロセッサ1の第2駆動手段17を形成し、この第2駆動手段17は、ここでは、支持面15に隣接して配置される。第2駆動手段17は、フードプロセッサ1のツールを駆動するよう設計される。これは、以下でより詳細に説明する
【0019】
第2駆動手段17は、第1駆動部18、及び第1駆動部18と同軸上に配設される第2駆動部19を有する。これらの2つの駆動部18及び19は、軸13と同軸である。駆動手段17、従って2つの駆動部18及び19が駆動される場合には、第1駆動部18が第2駆動部19より高速で駆動される。
【0020】
フードプロセッサ1には、第1ボウル20と第2ボウル21とが取り付けられる。図1及び2から明らかであるように、これらの2つのボウル20及び21は異なる構成のものである。これらの2つのボウル20及び21は、支持面15上に配置されるよう設計され、構成される。
【0021】
第1ボウル20は、実質的に平面である底壁部22を持つ。第1ボウル20は、実質的に中空円筒形の側壁部23を更に有する。ボウル20は、フィードチューブ24を具備する蓋Cを更に持つ。角度を付けられた動作スタッド25が、蓋Cから横に突き出ている。動作スタッド25は、図1には示されていない安全スイッチと協働するよう設計される。この原理はずっと以前から知られている。蓋Cはその中央領域内に軸受スリーブ26を具備し、動作中このスリーブは軸13と同軸である。この目的は以下でより詳細に説明する。第1ボウル20は取っ手27を更に持つ。第1ボウル20は内側管状部28を更に有し、内側管状部28は、底壁部22からこのボウルの内部へ立ち上がり、底壁部22から遠く離れた第1端部29と、底壁部22に面する第2端部30とを持ち、両端部29及び30において開口している。
【0022】
第2ボウル21は、実質的に中空円筒形の側壁部32に移行する湾曲したカップ状の底壁部31を持つ。角度を付けられた動作スタッド33が、側壁部32から突き出ており、第1ボウル20の動作スタッド25と同じ機能を実現する。第2ボウル21は、底壁部31から遠く離れた領域において開口しており、故に、第2ボウル21に対して蓋は設けられない。第2ボウル21は、第1ボウル20と同様に、底壁部31からボウルの内部へ立ち上がる内側管状部34を持ち、この部分は、底壁部31から遠く離れた第1端部35と、底壁部31に面する第2端部36とを持ち、両端部35及び36において開口している。第2ボウル21の内側管状部34は、形状及び構成において、第1ボウル20の内側管状部29と異なる。第2ボウル21の内側管状部34は、2構成のものであり、ここでは、底壁部31に一体的に接続され、底壁部31から遠ざかる方向にテーパーしている第1構成部37と、第1構成部37の延長部であり、ロッキングアーム39及び40によって第1構成部37に対して保たれる第2構成部38とから成る。第2構成部38は、伝動部のための軸受スリーブとして役立つその自由端部における通路41を持つ。これは、以下でより詳細に説明する
【0023】
第1ボウル20は、主として、切断動作を行なうために設けられ、構成される。第1ツール42が、この目的のために、第1ボウル20に差し込まれ得る。このツールは2つのカッタブレード43及び44を備える切断用ツール42である。第2ツール45もまたボウル20に差し込まれ得る。このツールは図1において鎖線によって概略的にしか示されていない。第2ツール45はスライス用の刃(slicing disc)であり、フィードチューブ24を介して差し込まれた材料は、このスライス用の刃によって、例えばスライス状に切断され得る。上記の2つのツール42及び45は比較的高速で駆動される。更に、第3ツールが第1ボウル20に差し込まれ得る。このツールは比較的高速で駆動され得る混合用ツール又はねりまぜ用ツールである。このようなツールは現在市販されているフードプロセッサから既知である。
【0024】
第2ボウル21は、第2駆動手段17が比較的低速でツールを駆動する動作を行なうために設けられ、構成される。図2に示されている動作状況においては、第4ツール46が第2ボウル21に差し込まれている。第4ツール46はホイップ用ツールと呼ばれ得る。第4ツール46によってクリーム状の物質及び同様の物質が作成され得る。第4ツール46は、動作中静止しており、接続リング48を介して外歯49を備える環状部50に接続されるスリーブタイプの固締部47から成る。第4ツール46は、固締部47に対して回転可能である駆動部51を更に有し、この駆動部51において、2つの撹拌用又はホイップ用のビータ52及び53が各々のスタッド54及び55によって回転自在に支えられる。このようなビータは、しばしばバルーン・ビータ(balloon beater)と呼ばれる。歯車56、57は、各々、各スタッド54、55に固定状態に接続され、これらの2つの歯車56及び57は外歯49と係合する。動作中、駆動部51が回転させられ、その結果、歯車56及び57が外歯49の上を転がり、それによって、バルーン・ビータ52及び53が回転させられる。
【0025】
更に、第5ツールが第2ボウル21に差し込まれ得る。しかしながら、これは図に示されていない。第5ツールは、比較的ゆっくり回転させられることができ、パン生地を作成するために設けられ、構成されるねりまぜ用フック(kneading hook)を具備するねりまぜ用ツールである。このようなツールもまた、現在市販されている調理機械から既知である。
【0026】
有利なことには、フードプロセッサ1には、第1伝動部60と第2伝動部61とが取り付けられる。図1乃至5から明らかであるように、2つの伝動部60及び61は、この場合には異なる構造のものである。2つの伝動部60及び61は、2つのボウル20及び21のうちの一方にも、第2駆動手段17にも恒久的には接続されず、その代わりに、2つの伝動部60及び61は、所望のとおりに、第2駆動手段17に接続されることができ、再び第2駆動手段から取り外されることができ、これらの伝動部60及び61は、2つのボウル20及び21のいずれか一方と組み合わされることができ、再びそれから取り外されることが出来る。各伝動部60、61は、各々のボウル20、21、並びにツール42及び45又は46の少なくとも1つと関連づけられる。更に、各伝動部60、61は、少なくともその一部により、各々のボウル20、21の内側管状部28、34に差し込まれ得る。更に、各伝動部60、61は、適切なように、伝動部60、61と関連づけられたツール42及び45又は46、並びに第2駆動手段17との動作接続を実現することを可能にするように構成される。更に、各伝動部60、61は、有利なことには、各々の伝動部60、61と関連づけられていないツール46又は42及び45との動作接続の実現を防止するように構成される。これは、図3、4及び5を参照して以下により詳細に説明する。
【0027】
第1伝動部60は、第1ボウル20、第1ツール42及び第2ツール45、並びに図示されてはいないが上記の第3ツールと関連づけられる。第2伝動部61は、第2ボウル21及び第4ツール46、並びに図示されてはいないが上記の第5ツールと関連づけられる。
【0028】
第1伝動部60は内側スリーブ部62により形成され、内側スリーブ部62には外側スリーブ部64がリング部63によって接続される。スリーブタイプの延長部65が、リング部63の領域において内側スリーブ部62から軸方向に突き出ている。スリーブタイプの延長部65の自由端部66の領域において、第1伝動部60は軸受スタッド67を具備し、前記自由端部66は、第2駆動手段17から遠く離れた第1伝動部60の第1端部66を形成し、前記軸受スタッド67は、第1ボウル20のための蓋Cの中に設けられる軸受スリーブ26と協働するよう設計される。第1伝動部60は、その内側スリーブ部62により、第1伝動部60と関連づけられた第1ボウル20の内側管状部28の第1端部29を介して排他的に、関連づけられた第1ボウル20の内側管状部分28に差し込まれることができ、前記第1端部は底壁部22から遠く離れている。結合手段(図示せず)が、底壁部22に面する第1伝動部60の内側スリーブ部62の自由端部68の領域において設けられ、それにより、第2駆動手段17の第1駆動部18との動作接続が達成され得る。
【0029】
第2伝動部61は、実質的にスリーブの形をしており、実質的に一定のスリーブ直径の第1スリーブ部69、及び第1スリーブ部69から遠ざかる方向に広がる第2スリーブ直径を備える第2スリーブ部70、並びに第2駆動手段17から遠く離れた第2伝動部61の第1端部72に設けられる駆動キャップ(drive cap)71から成る。第2駆動手段17に面する第2伝動部61の端部73において、第2スリーブ部70には結合手段(図示せず)が取り付けられ、この結合手段により、第2駆動手段17の第2駆動部19との動作接続が達成され得る。駆動キャップ71は、対応部(counterpiece)74と協働するよう設けられ、この対応部は、第2伝動部61及び第2ボウル21と関連づけられた第4ツール46上、並びに第5ツール(図示せず)上に設けられる。第2伝動部61は、その第1スリーブ部69及びその第2スリーブ部70により、この第2伝動部61と関連づけられた第2ボウル21の内側管状部34の、底壁部31に面する第2端部36を介して排他的に、関連づけられた第2ボウル21の内側管状部分34に差し込まれ得る。
【0030】
図1乃至5のフードプロセッサ1において起こり得る幾つかの異なる状況を以下に記載する。下記の状況の中の2つの状況(図1及び2参照)は、これらの状況が適正な動作状況であることから望ましいのに対して、幾つかの他の状況(図3、4及び5参照)は望ましくない。そういうわけで、有利なことには、これらの望ましくない状況が伝動部60及び61により防止される。
【0031】
図1は、フードプロセッサ1の望ましい動作状況を示している。まず、第1ボウル20がフードプロセッサ1の支持面15上に配置され、その後、第1伝動部60が第1ボウル20に差し込まれ、このことが第2駆動手段17の第1駆動部18と第1伝動部60との間の動作接続を達成し、この後、第1ツール42が第1伝動部60上に配置され、このことが第1伝動部60と第1ツール42との間の動作接続を達成することで、図1に示されている状況が達成される。次いで、蓋Cが、第1ボウル20の側壁部23上に設けられ、その後、第1ボウル20の側壁部23に対して回転され、これは、動作スタッド25が安全スイッチの動作をもたらす動作位置に動作スタッド25を押しやる。その場合に、フィードチューブ24を介して第1ボウル20内に差し込まれた物質が第1ツール42によって切り刻まれるように、フードプロセッサ1のモータMをオン状態に切り換えることが可能であり、。
【0032】
図2は、フードプロセッサ1の第2の望ましい動作状況を示している。まず、第2伝動部61が第2駆動手段17上に配置され、その後、第2ボウル21が、第2伝動部61越しに通され、支持面15上に配置されるか、まず、第2伝動部61が第2ボウル21の内側管状部34に差し込まれ、その後、差し込まれた第2伝動部61と一緒の第2ボウル21が支持面15上に配置されるかのいずれかでこの状況に到達される。両方の場合とも、第2駆動手段17の第2駆動部19と第2伝動部61との間の動作接続をもたらすであろう。その後、第4ツール46が第2ボウル21の内側管状部34上に配置され、このために、固締部47が第2構成部38上へきつく回され、駆動キャップ71が対応部74に入り、これは、駆動キャップ71と、対応部74、従って駆動部51との間の動作接続をもたらす。その場合に、モータMはオン状態に切り換えられてもよく、モータMはバルーン・ビータ52及び53を駆動するであろう。
【0033】
図3は、フードプロセッサ1にとって望ましくない、従って、防止されるべき状況を示している。図3に示されている状況においては、フードプロセッサ1のユーザが、その上にある第1ツール42と一緒の第1伝動部60を第2ボウル21に差し込もうとする一方で、この第2ボウル21が支持面15上に配置され、第2伝動部61が第2ボウル21の内側管状部に差し込まれていると仮定する。有利なことには、これは不可能である。なぜなら、駆動キャップ71が、第2伝動部61と関連づけられていないツールとの動作接続が、即ち、第1ツール42との動作接続も実現されるのを防止するよう設計されるからである。実際は、フードプロセッサ1の2つの伝動部60及び61は、第1伝動部60が、第2駆動手段17に面するその第2端部68と、第1ボウル20の内側管状部18に差し込まれ得る内側スリーブ部62とにおいて或る伝動部断面形状を持ち、駆動キャップ71が或る駆動キャップ断面形状を持ち、前記駆動キャップ断面形状が、動作接続が実現されるのを防止するために前記伝動部断面形状とは異なる形状をとられるよう構成される。図3から明らかであるように、駆動キャップ断面形状は、伝動部断面形状に対して非常に大きくて、内側スリーブ部62が駆動キャップ71越しに通され得ないよう選ばれる。
【0034】
更に、図3に示されている望ましくない状況に関して、実際は、第2伝動部61が第2ボウル21に差し込まれておらず、第2ボウル21が第2伝動部61なしにフードプロセッサ1の支持面15上に配置される場合には、第2ボウル21の内側管状部34越しに部分的に第1伝動部60を通すことは可能であるが、第2駆動手段17に面する第1伝動部60の内側スリーブ部62の端部68と、第2駆動手段17の第1駆動部18との間で動作接続が達成される前に、第1伝動部60の外側スリーブ部64が第2ボウル21の内側管状部34のところで停止することから、これは、第2駆動手段17と第1伝動部60との間の動作接続をもたらさないであろうことに注意されたい。
【0035】
図4は、フードプロセッサ1において望ましくない、有利なことには、この場合には、第1伝動部60によって防止される他の状況を示している。図4は、調理機械1のユーザが第4ツール46を第1ボウル20に差し込もうとしているが、第1ボウル20は第4ツール46と関連づけられていない状況を示している。実際は、第4ツール46の差し込みはバルーン・ビータ52及び53によって妨げられるが、それによっては十分には防止されない。なぜなら、ビータ52及び53は比較的柔軟な構成のものであるからである。ビータ52及び54が第1ボウル20の底壁部22の非常に近くまで押し下げられた場合であっても、有利なことには、フードプロセッサ1においては、第1伝動部60と第4ツール46との間で動作接続が達成されないことが確実にされる。これは、なぜなら、軸受スタッド67が、第1伝動部60に属さないツールと、即ち、第4ツール46とも動作接続が形成されることを防止するように構成されるからである。たとえ、第4ツール46を可能な限り第1ボウル20に差し込もうと試みられても、軸受スタッド67が駆動部51にぶつかり、これが動作接続の作成を防止する。更に、これは、軸受スタッド67が駆動部51によって覆われる状況をもたらし、結果として、蓋Cは第1ボウル20上に配置され得ず、故に、蓋Cはまたその動作スタッド25でフードプロセッサ1の安全スイッチを動作させることも出来ず、これは、結果として、フードプロセッサ1がオン状態に切り換えられ得ないこととなる。
【0036】
図5は、フードプロセッサ1において望ましくなく、有利なことには、ここでは、第2伝動部61によって防止される他の状況を示している。図5に示されている状況においては、フードプロセッサ1のユーザが第2伝動部61を第1ボウル20に差し込もうとしている。これは、第2伝動部61が、第2駆動手段17に面するその第2端部73と、第2ボウル21の内側管状部34に差し込まれ得るその外側スリーブ部64とにおいて或る伝動部断面形状を持ち、第1ボウル20の内側管状部28が、或る内側部断面形状を持ち、前記内側部断面形状が、動作接続の実現を防止するように前記伝動部断面形状と異なるよう作成されるフードプロセッサ1において単純な方法で防止される。それにより、第2伝動部61が第1ボウル20に差し込まれ得ることが、単純な方法で防止される。
【0037】
上記のフードプロセッサ1の記載から、望ましくない状況が、フードプロセッサ1内の伝動部60及び61によって単純且つ信頼性の高い方法で防止されることは明らかである。
【0038】
上記のフードプロセッサ1においては2つのボウル20及び21並びに2つの伝動部60及び61しか設けられていない。他の例においては、もし、それが有用であり、必要とされるのであれば、本発明の別の実施例に基づいてフードプロセッサ内に3つ以上の、例えば、3つ、4つ、5つ又はそれ以上のボウル及び伝動部を設けることが可能である。本発明によるフードプロセッサ内に更に他のツールを設けることも可能である。ツールはまた、伝動部に固定状態に接続されてもよく、例えば、第1ツール42は第1伝動部60に固定状態に接続されてもよい。
【0039】
上記のフードプロセッサ1においては、第2伝動部61は、底壁部31に面する第2ボウル21の内側管状部34の第2端部36を介してしか挿入され得ない。必ずしもそうである必要はない。なぜなら、内側管状部34及び第2伝動部61の適当に選ばれた構成が与えられれば、他の例においては、この第2伝動部61は、それに応じて構成された第2ボウル21の内側管状部34に、底壁部31から遠く離れた内側管状部34の第1端部35を介して挿入され得る。
【0040】
上記のフードプロセッサ1においては、支持面15に隣接して配設された第2駆動手段17が、支持面15の高さより上でフードプロセッサ1のツールを駆動するよう設計される。しかしながら、他の例においては、このような第2駆動手段は、実質的に支持面15の高さに、又は支持面15の高さより下に配設されてもよく、この場合に、伝動部は、それに応じてより長い構成のものになるであろう。
【0041】
上記のフードプロセッサ1においては、軸受スタッド67及び駆動キャップ71が、ボウルとこのボウルに属さないツールとの許されない組み合わせの防止の点では重要な役割を果たす。しかしながら、ここで、他の防止策が可能であり、例えば、異なる断面形状がこの目的のために設けられ得ることに特に注意されたい。
【0042】
本発明によるフードプロセッサはまた、第1伝動部と第2伝動部とが、異なる構成のものではなく、同じ構成のものであるように構成されてもよく、第1ボウルと第2ボウルとが異なる構成のものであるように構成されてもよく、これらの各々のボウルと関連づけられたツールと、各々のボウルと関連づけられた伝動部と関連づけられたツールとが異なる構成のものであるように構成されてもよいことにもう一度注意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】第1ボウルがフードプロセッサの支持面上に配置され、第1伝動部及び第1ツールが前記第1ボウルに差し込まれている本発明の実施例におけるフードプロセッサを示す。
【図2】図1におけるフードプロセッサと同様であるが、ここでは、第2ボウルが前記フードプロセッサの前記支持面上に配置され、第2伝動部及び第4ツールが前記第2ボウルに差し込まれている図1のフードプロセッサを示す。
【図3】図1及び2におけるフードプロセッサと同様であり、再び、前記第2ボウルが前記フードプロセッサの前記支持面上に配置され、前記第2伝動部が前記ボウルに差し込まれているような図1及び2のフードプロセッサを示す一方、更に、前記第1伝動部が該第1伝動部上に設けられた前記第1ツールと共に示されている。
【図4】図1乃至3におけるフードプロセッサと同様であり、前記フードプロセッサの前記支持面上に配置された前記第1ボウルと、前記第1ボウルに差し込まれた前記第1伝動部とを備える図1乃至3のフードプロセッサを示す一方、更に、前記フードプロセッサの前記第4ツールが示されている。
【図5】図1乃至4におけるフードプロセッサと同様であり、前記第1ボウルが前記フードプロセッサの前記支持面上に配置され、更に、前記フードプロセッサの前記第4ツール及び前記第2伝動部が示されている図1乃至4のフードプロセッサを示す。
【0001】
本発明は、第1ボウル及び第2ボウルと、駆動手段と、少なくとも2つのツールと、第1伝動部及び第2伝動部とを備え、前記ボウルは、異なる構成のものであり、フードプロセッサの支持面上に配置されるよう設計され、前記ボウルは、各々、底壁部と、該底壁部から該ボウルの内部へ立ち上がる内側管状部とを持ち、前記内側管状部は、前記底壁部から遠く離れた第1端部と、該底壁部に面する第2端部とを持ち、両端部において開口しており、前記駆動手段は、前記フードプロセッサのツールを駆動するために前記支持面と隣接して配設され、前記ツールは異なる設計のものであり、各ツールは或るのボウルと関連づけられており、前記第1伝動部及び前記第2伝導部の各々は、各々のボウルと関連づけられ、ツールを駆動するよう設計されるフードプロセッサに関する。
【背景技術】
【0002】
各ツールが、適当な伝動部を介して調理機械(kitchen machine)の駆動手段により駆動され得るような、このようなフードプロセッサでは、様々なツールによって異なるボウルにおいて様々な処置を必要とする様々な食物を処理することが可能である。このようなフードプロセッサにおいては、ボウルにおける食物の処理が、当該ボウルに適合するツールでしか行なわれ得ないこと、即ち、食物の処理が、ボウルとツールとの許されている組み合わせによって行なわれ得るのに対して、ボウルとツールとの許されない組み合わせが作成されてはならないことが必要である。なぜなら、このような許されない組み合わせは、ツール又はボウルに損傷を与えるかもしれず、望ましくないフードプロセッサのユーザの負傷の危険性をもたらすかもしれないからである。
【0003】
上記の第1段落に記載されている構成を備えるフードプロセッサは、独国特許公報第DE4220234C2号から既知である。この既知のフードプロセッサにおいて、伝動部は各々のボウルの一体化している構成要素であり、これは、結果として、このようなボウルの各々に、このような伝動部が取り付けられなければならないこととなる。それ故、このようなボウルが、動作不能になるような損傷を受ける場合には、ボウルだけでなく、ボウルに接続された伝動部も交換されることとなり、これは、不必要な浪費である。この既知のフードプロセッサは、ボウルとツールとの許されない組み合わせの作成を防止する解決策を有し、この解決策においては、ツールに恒久的に接続されるツール部と、ボウルに恒久的に接続されるボウル部とが利用され、これらの部分は許されない状況において互いと当接する。これは、この防止方法に必要な構成が各ツール及び各ボウルに対して実現されなければならないことを意味する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、構成的に単純且つ信頼性の高い方法でボウルとツールとの許されない組み合わせの作成を防止することにある。更に、本発明の目的は、独国特許公報第DE4220234C2号において開示されている解決策が利用されないような方法で許されない組み合わせの作成を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明によるフードプロセッサは、本発明によるフードプロセッサが、
【0006】
支持面と、第1ボウル及び第2ボウルと、駆動手段と、少なくとも2つのツールと、第1伝動部及び第2伝動部とを備え、前記ボウルは、異なる構成のものであり、前記支持面上に配置されるよう設計され、各々、底壁部を有し、各々、該底壁部から該ボウルの内部へ立ち上がる内側管状部を有し、前記内側部は、前記底壁部から遠く離れた第1端部と、該底壁部に面する第2端部とを持ち、両端部において開口しており、前記駆動手段は、フードプロセッサのツールを駆動するために前記支持面と隣接して配設され、前記ツールは、異なる構成のものであり、各々、各々のボウルと関連づけられ、前記伝動部は、ボウルにも前記駆動手段にも恒久的には接続されないフードプロセッサであって、各伝動部は、各々のボウル及び少なくとも1つのツールと関連づけられ、少なくとも一部により、関連づけられたボウルの前記内側管状部に差し込まれることができ、前記駆動手段、及び該伝動部と関連づけられたツールとの伝動接続(transmission connection)が実現されることができ、各々の伝動部と関連づけられていないツールとの伝動接続が防止されるように構成されるフードプロセッサというように特徴付けられ得るような発明の特徴を与えられている。
【0007】
本発明による特徴は、構成的に単純且つ非常に費用対効果が大きい手段により信頼性の高い方法でボウルとこのボウルに属さないツールとの許されない組み合わせの作成を防止し、前記手段においては、本発明による前記許されない組み合わせの防止が伝動部によって達成される。上記の防止の目的のための前記伝動部の使用はとりわけ有利である。なぜなら、このような伝動部は、非常に安価に製造されることができ、従って、このような伝動部の損傷又は過度の磨耗が、該伝動部を使い物にならなくする、又は該伝動部が最早信頼性の高いようにその防止機能を果たし得ないようにする場合に、比較的高い出費なしに取り換えられ得るからである。本発明による方法の他の利点は、ボウルとツールとの許されない組み合わせの作成の防止が、ツールに恒常的に接続されるツール構成要素及びボウルに恒常的に接続されるボウル構成要素によって達成されるのではなく、前記伝動部によって達成されることにあり、前記伝動部は、ボウルにもツールにも恒常的には接続されないが、代わりに、ボウル及びツールの両方と着脱可能な接続状態にされ得る、従って、該ボウル及び該ツールの両方から再び分離され得る。
【0008】
独国特許公報第DE4242289C2号が、第1ボウル及び第2ボウルが取り付けられるフードプロセッサであり、少なくとも1つのツールが各ボウルと関連づけられる一方で、所与のボウルと関連づけられたツールのみが、その都度、関連したボウルと許されている組み合わせを形成され得るフードプロセッサを開示していることに注意されたい。ボウルとツールとの許されない組み合わせの作成を防止する解決策もまた、独国特許公報第DE4242289C2号から既知のフードプロセッサにおいて提供されており、前記解決策においては、上記の独国特許公報第DE4220234C2号から既知のフードプロセッサにおいてそうであったように、ツールに恒常的に接続されるツール構成要素と、ボウルに恒常的に接続されるボウル構成要素とが利用され、前記構成要素は防止されるべき状況において互いと当接する。独国特許公報第DE4242289C2号から既知のフードプロセッサに関しては、更に、この既知のフードプロセッサにおいては伝動部が設けられないことに注意されたい。なぜなら、この既知のフードプロセッサにおいて前記ツールを駆動する駆動手段は、ボウルの内側管状部を介して通され、故に、前記駆動手段は、前記ボウルの前記内側管状部の第1端部の領域において該内側管状部から突き出ており、このことは、前記ツールを駆動するために伝動部が必要とされることなしに、該ツールの各々が前記駆動手段と直接動作接続状態にされることを可能にするからである。米国特許公報第US5,297,475A号もまたこの点について引用され得る。
【0009】
本発明によるフードプロセッサにおける伝動部は、同じ構成のものであり得る。しかしながら、前記伝動部が異なる構成のものである場合には非常に有利であることが分かった。この実施例は、ボウルと、伝動部と、ツールとの許されない組み合わせを実現するための誤った努力の回避をサポートする。
【0010】
本発明によるフードプロセッサにおいては、更に、請求項3の方策又は請求項4の方策が施される場合に、有利であることが分かった。それにより、ボウルが異なる方法で当該ボウルと関連づけられた伝動部と組み合わされんとすることが達成され、故に、前記フードプロセッサのユーザは、異なる組み合わせ条件によってボウルとツールとの異なる組み合わせに気付かされる。
【0011】
本発明によるフードプロセッサにおいては、更に、請求項5又は請求項6の特徴が与えられる場合に、とりわけ有利であることが分かった。これらの解決策は、構成が可能な限り単純であり、且つ単純であるにもかかわらず動作の信頼性が高い点で非常に有利であることが分かった。
【0012】
その上、本発明によるフードプロセッサにおいては、更に、請求項7又は請求項8の特徴が与えられる場合に非常に有利であることが分かった。これらの解決策もまた、可能な限り単純であり、信頼性が高い動作をもたらす構成である点でとりわけ有利であることが分かった。
【0013】
その上、本発明によるフードプロセッサにおいては、更に、請求項9の特徴が与えられる場合に有利であることが分かった。この解決策は、テストにおいてとりわけ有利であることが分かった。
【0014】
本発明は、更に、フードプロセッサのための伝動部であり、請求項10又は請求項11に記載の構成を持つ伝動部に関する。
【0015】
本発明の上記及び他の特徴は、以下の実施例の記載においてより明確になり、この実施例を参照して明らかにされる。
【0016】
図面に示されている実施例を参照して以下により詳細に本発明を説明するが、本発明は前記実施例に限定されない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1乃至5はフードプロセッサ1を示している。フードプロセッサ1はハウジング2を持つ。ハウジング2は、タワー形領域3と、フードプロセッサ1のタワー形領域3から横に離れて延在する平板形領域4とを囲む。駆動モータMは、タワー形領域3内に収容され、駆動軸5を様々な速度で回転させることが出来る。第1駆動手段7は、駆動軸5の一方の端部6に接続され、フードプロセッサ1の着脱可能な閉じ蓋8で覆われ得る。閉じ蓋8が取り外された後、(図には示されていない)ミキサ・ジャグ(blender jug)が環状ハウジング面9上に配置され得る一方、ミキサ・ジョッキの中に設けられた混合ツールが伝動機構(transmission)を介して第1駆動手段7と動作接続状態にされる。
【0018】
駆動軸5の他方の端部10においては、小さなベルト車11が駆動軸5に固定状態に接続される。小さなベルト車11は、図に示されていない伝動ベルトを介して様々な速度で大きなベルト車12を駆動することが出来る。大きなベルト車12は、軸13上に回転自在に支持される。図においては単に指し示されているに過ぎない伝動装置14は、大きなベルト車12によって駆動され得る。伝動装置14は、ハウジング2の支持面15に隣接して配設される。伝動装置14の一部は、支持面15中の通路16を介して通される。支持面15中の通路16を介して通された伝動装置14のこの部分は、フードプロセッサ1の第2駆動手段17を形成し、この第2駆動手段17は、ここでは、支持面15に隣接して配置される。第2駆動手段17は、フードプロセッサ1のツールを駆動するよう設計される。これは、以下でより詳細に説明する
【0019】
第2駆動手段17は、第1駆動部18、及び第1駆動部18と同軸上に配設される第2駆動部19を有する。これらの2つの駆動部18及び19は、軸13と同軸である。駆動手段17、従って2つの駆動部18及び19が駆動される場合には、第1駆動部18が第2駆動部19より高速で駆動される。
【0020】
フードプロセッサ1には、第1ボウル20と第2ボウル21とが取り付けられる。図1及び2から明らかであるように、これらの2つのボウル20及び21は異なる構成のものである。これらの2つのボウル20及び21は、支持面15上に配置されるよう設計され、構成される。
【0021】
第1ボウル20は、実質的に平面である底壁部22を持つ。第1ボウル20は、実質的に中空円筒形の側壁部23を更に有する。ボウル20は、フィードチューブ24を具備する蓋Cを更に持つ。角度を付けられた動作スタッド25が、蓋Cから横に突き出ている。動作スタッド25は、図1には示されていない安全スイッチと協働するよう設計される。この原理はずっと以前から知られている。蓋Cはその中央領域内に軸受スリーブ26を具備し、動作中このスリーブは軸13と同軸である。この目的は以下でより詳細に説明する。第1ボウル20は取っ手27を更に持つ。第1ボウル20は内側管状部28を更に有し、内側管状部28は、底壁部22からこのボウルの内部へ立ち上がり、底壁部22から遠く離れた第1端部29と、底壁部22に面する第2端部30とを持ち、両端部29及び30において開口している。
【0022】
第2ボウル21は、実質的に中空円筒形の側壁部32に移行する湾曲したカップ状の底壁部31を持つ。角度を付けられた動作スタッド33が、側壁部32から突き出ており、第1ボウル20の動作スタッド25と同じ機能を実現する。第2ボウル21は、底壁部31から遠く離れた領域において開口しており、故に、第2ボウル21に対して蓋は設けられない。第2ボウル21は、第1ボウル20と同様に、底壁部31からボウルの内部へ立ち上がる内側管状部34を持ち、この部分は、底壁部31から遠く離れた第1端部35と、底壁部31に面する第2端部36とを持ち、両端部35及び36において開口している。第2ボウル21の内側管状部34は、形状及び構成において、第1ボウル20の内側管状部29と異なる。第2ボウル21の内側管状部34は、2構成のものであり、ここでは、底壁部31に一体的に接続され、底壁部31から遠ざかる方向にテーパーしている第1構成部37と、第1構成部37の延長部であり、ロッキングアーム39及び40によって第1構成部37に対して保たれる第2構成部38とから成る。第2構成部38は、伝動部のための軸受スリーブとして役立つその自由端部における通路41を持つ。これは、以下でより詳細に説明する
【0023】
第1ボウル20は、主として、切断動作を行なうために設けられ、構成される。第1ツール42が、この目的のために、第1ボウル20に差し込まれ得る。このツールは2つのカッタブレード43及び44を備える切断用ツール42である。第2ツール45もまたボウル20に差し込まれ得る。このツールは図1において鎖線によって概略的にしか示されていない。第2ツール45はスライス用の刃(slicing disc)であり、フィードチューブ24を介して差し込まれた材料は、このスライス用の刃によって、例えばスライス状に切断され得る。上記の2つのツール42及び45は比較的高速で駆動される。更に、第3ツールが第1ボウル20に差し込まれ得る。このツールは比較的高速で駆動され得る混合用ツール又はねりまぜ用ツールである。このようなツールは現在市販されているフードプロセッサから既知である。
【0024】
第2ボウル21は、第2駆動手段17が比較的低速でツールを駆動する動作を行なうために設けられ、構成される。図2に示されている動作状況においては、第4ツール46が第2ボウル21に差し込まれている。第4ツール46はホイップ用ツールと呼ばれ得る。第4ツール46によってクリーム状の物質及び同様の物質が作成され得る。第4ツール46は、動作中静止しており、接続リング48を介して外歯49を備える環状部50に接続されるスリーブタイプの固締部47から成る。第4ツール46は、固締部47に対して回転可能である駆動部51を更に有し、この駆動部51において、2つの撹拌用又はホイップ用のビータ52及び53が各々のスタッド54及び55によって回転自在に支えられる。このようなビータは、しばしばバルーン・ビータ(balloon beater)と呼ばれる。歯車56、57は、各々、各スタッド54、55に固定状態に接続され、これらの2つの歯車56及び57は外歯49と係合する。動作中、駆動部51が回転させられ、その結果、歯車56及び57が外歯49の上を転がり、それによって、バルーン・ビータ52及び53が回転させられる。
【0025】
更に、第5ツールが第2ボウル21に差し込まれ得る。しかしながら、これは図に示されていない。第5ツールは、比較的ゆっくり回転させられることができ、パン生地を作成するために設けられ、構成されるねりまぜ用フック(kneading hook)を具備するねりまぜ用ツールである。このようなツールもまた、現在市販されている調理機械から既知である。
【0026】
有利なことには、フードプロセッサ1には、第1伝動部60と第2伝動部61とが取り付けられる。図1乃至5から明らかであるように、2つの伝動部60及び61は、この場合には異なる構造のものである。2つの伝動部60及び61は、2つのボウル20及び21のうちの一方にも、第2駆動手段17にも恒久的には接続されず、その代わりに、2つの伝動部60及び61は、所望のとおりに、第2駆動手段17に接続されることができ、再び第2駆動手段から取り外されることができ、これらの伝動部60及び61は、2つのボウル20及び21のいずれか一方と組み合わされることができ、再びそれから取り外されることが出来る。各伝動部60、61は、各々のボウル20、21、並びにツール42及び45又は46の少なくとも1つと関連づけられる。更に、各伝動部60、61は、少なくともその一部により、各々のボウル20、21の内側管状部28、34に差し込まれ得る。更に、各伝動部60、61は、適切なように、伝動部60、61と関連づけられたツール42及び45又は46、並びに第2駆動手段17との動作接続を実現することを可能にするように構成される。更に、各伝動部60、61は、有利なことには、各々の伝動部60、61と関連づけられていないツール46又は42及び45との動作接続の実現を防止するように構成される。これは、図3、4及び5を参照して以下により詳細に説明する。
【0027】
第1伝動部60は、第1ボウル20、第1ツール42及び第2ツール45、並びに図示されてはいないが上記の第3ツールと関連づけられる。第2伝動部61は、第2ボウル21及び第4ツール46、並びに図示されてはいないが上記の第5ツールと関連づけられる。
【0028】
第1伝動部60は内側スリーブ部62により形成され、内側スリーブ部62には外側スリーブ部64がリング部63によって接続される。スリーブタイプの延長部65が、リング部63の領域において内側スリーブ部62から軸方向に突き出ている。スリーブタイプの延長部65の自由端部66の領域において、第1伝動部60は軸受スタッド67を具備し、前記自由端部66は、第2駆動手段17から遠く離れた第1伝動部60の第1端部66を形成し、前記軸受スタッド67は、第1ボウル20のための蓋Cの中に設けられる軸受スリーブ26と協働するよう設計される。第1伝動部60は、その内側スリーブ部62により、第1伝動部60と関連づけられた第1ボウル20の内側管状部28の第1端部29を介して排他的に、関連づけられた第1ボウル20の内側管状部分28に差し込まれることができ、前記第1端部は底壁部22から遠く離れている。結合手段(図示せず)が、底壁部22に面する第1伝動部60の内側スリーブ部62の自由端部68の領域において設けられ、それにより、第2駆動手段17の第1駆動部18との動作接続が達成され得る。
【0029】
第2伝動部61は、実質的にスリーブの形をしており、実質的に一定のスリーブ直径の第1スリーブ部69、及び第1スリーブ部69から遠ざかる方向に広がる第2スリーブ直径を備える第2スリーブ部70、並びに第2駆動手段17から遠く離れた第2伝動部61の第1端部72に設けられる駆動キャップ(drive cap)71から成る。第2駆動手段17に面する第2伝動部61の端部73において、第2スリーブ部70には結合手段(図示せず)が取り付けられ、この結合手段により、第2駆動手段17の第2駆動部19との動作接続が達成され得る。駆動キャップ71は、対応部(counterpiece)74と協働するよう設けられ、この対応部は、第2伝動部61及び第2ボウル21と関連づけられた第4ツール46上、並びに第5ツール(図示せず)上に設けられる。第2伝動部61は、その第1スリーブ部69及びその第2スリーブ部70により、この第2伝動部61と関連づけられた第2ボウル21の内側管状部34の、底壁部31に面する第2端部36を介して排他的に、関連づけられた第2ボウル21の内側管状部分34に差し込まれ得る。
【0030】
図1乃至5のフードプロセッサ1において起こり得る幾つかの異なる状況を以下に記載する。下記の状況の中の2つの状況(図1及び2参照)は、これらの状況が適正な動作状況であることから望ましいのに対して、幾つかの他の状況(図3、4及び5参照)は望ましくない。そういうわけで、有利なことには、これらの望ましくない状況が伝動部60及び61により防止される。
【0031】
図1は、フードプロセッサ1の望ましい動作状況を示している。まず、第1ボウル20がフードプロセッサ1の支持面15上に配置され、その後、第1伝動部60が第1ボウル20に差し込まれ、このことが第2駆動手段17の第1駆動部18と第1伝動部60との間の動作接続を達成し、この後、第1ツール42が第1伝動部60上に配置され、このことが第1伝動部60と第1ツール42との間の動作接続を達成することで、図1に示されている状況が達成される。次いで、蓋Cが、第1ボウル20の側壁部23上に設けられ、その後、第1ボウル20の側壁部23に対して回転され、これは、動作スタッド25が安全スイッチの動作をもたらす動作位置に動作スタッド25を押しやる。その場合に、フィードチューブ24を介して第1ボウル20内に差し込まれた物質が第1ツール42によって切り刻まれるように、フードプロセッサ1のモータMをオン状態に切り換えることが可能であり、。
【0032】
図2は、フードプロセッサ1の第2の望ましい動作状況を示している。まず、第2伝動部61が第2駆動手段17上に配置され、その後、第2ボウル21が、第2伝動部61越しに通され、支持面15上に配置されるか、まず、第2伝動部61が第2ボウル21の内側管状部34に差し込まれ、その後、差し込まれた第2伝動部61と一緒の第2ボウル21が支持面15上に配置されるかのいずれかでこの状況に到達される。両方の場合とも、第2駆動手段17の第2駆動部19と第2伝動部61との間の動作接続をもたらすであろう。その後、第4ツール46が第2ボウル21の内側管状部34上に配置され、このために、固締部47が第2構成部38上へきつく回され、駆動キャップ71が対応部74に入り、これは、駆動キャップ71と、対応部74、従って駆動部51との間の動作接続をもたらす。その場合に、モータMはオン状態に切り換えられてもよく、モータMはバルーン・ビータ52及び53を駆動するであろう。
【0033】
図3は、フードプロセッサ1にとって望ましくない、従って、防止されるべき状況を示している。図3に示されている状況においては、フードプロセッサ1のユーザが、その上にある第1ツール42と一緒の第1伝動部60を第2ボウル21に差し込もうとする一方で、この第2ボウル21が支持面15上に配置され、第2伝動部61が第2ボウル21の内側管状部に差し込まれていると仮定する。有利なことには、これは不可能である。なぜなら、駆動キャップ71が、第2伝動部61と関連づけられていないツールとの動作接続が、即ち、第1ツール42との動作接続も実現されるのを防止するよう設計されるからである。実際は、フードプロセッサ1の2つの伝動部60及び61は、第1伝動部60が、第2駆動手段17に面するその第2端部68と、第1ボウル20の内側管状部18に差し込まれ得る内側スリーブ部62とにおいて或る伝動部断面形状を持ち、駆動キャップ71が或る駆動キャップ断面形状を持ち、前記駆動キャップ断面形状が、動作接続が実現されるのを防止するために前記伝動部断面形状とは異なる形状をとられるよう構成される。図3から明らかであるように、駆動キャップ断面形状は、伝動部断面形状に対して非常に大きくて、内側スリーブ部62が駆動キャップ71越しに通され得ないよう選ばれる。
【0034】
更に、図3に示されている望ましくない状況に関して、実際は、第2伝動部61が第2ボウル21に差し込まれておらず、第2ボウル21が第2伝動部61なしにフードプロセッサ1の支持面15上に配置される場合には、第2ボウル21の内側管状部34越しに部分的に第1伝動部60を通すことは可能であるが、第2駆動手段17に面する第1伝動部60の内側スリーブ部62の端部68と、第2駆動手段17の第1駆動部18との間で動作接続が達成される前に、第1伝動部60の外側スリーブ部64が第2ボウル21の内側管状部34のところで停止することから、これは、第2駆動手段17と第1伝動部60との間の動作接続をもたらさないであろうことに注意されたい。
【0035】
図4は、フードプロセッサ1において望ましくない、有利なことには、この場合には、第1伝動部60によって防止される他の状況を示している。図4は、調理機械1のユーザが第4ツール46を第1ボウル20に差し込もうとしているが、第1ボウル20は第4ツール46と関連づけられていない状況を示している。実際は、第4ツール46の差し込みはバルーン・ビータ52及び53によって妨げられるが、それによっては十分には防止されない。なぜなら、ビータ52及び53は比較的柔軟な構成のものであるからである。ビータ52及び54が第1ボウル20の底壁部22の非常に近くまで押し下げられた場合であっても、有利なことには、フードプロセッサ1においては、第1伝動部60と第4ツール46との間で動作接続が達成されないことが確実にされる。これは、なぜなら、軸受スタッド67が、第1伝動部60に属さないツールと、即ち、第4ツール46とも動作接続が形成されることを防止するように構成されるからである。たとえ、第4ツール46を可能な限り第1ボウル20に差し込もうと試みられても、軸受スタッド67が駆動部51にぶつかり、これが動作接続の作成を防止する。更に、これは、軸受スタッド67が駆動部51によって覆われる状況をもたらし、結果として、蓋Cは第1ボウル20上に配置され得ず、故に、蓋Cはまたその動作スタッド25でフードプロセッサ1の安全スイッチを動作させることも出来ず、これは、結果として、フードプロセッサ1がオン状態に切り換えられ得ないこととなる。
【0036】
図5は、フードプロセッサ1において望ましくなく、有利なことには、ここでは、第2伝動部61によって防止される他の状況を示している。図5に示されている状況においては、フードプロセッサ1のユーザが第2伝動部61を第1ボウル20に差し込もうとしている。これは、第2伝動部61が、第2駆動手段17に面するその第2端部73と、第2ボウル21の内側管状部34に差し込まれ得るその外側スリーブ部64とにおいて或る伝動部断面形状を持ち、第1ボウル20の内側管状部28が、或る内側部断面形状を持ち、前記内側部断面形状が、動作接続の実現を防止するように前記伝動部断面形状と異なるよう作成されるフードプロセッサ1において単純な方法で防止される。それにより、第2伝動部61が第1ボウル20に差し込まれ得ることが、単純な方法で防止される。
【0037】
上記のフードプロセッサ1の記載から、望ましくない状況が、フードプロセッサ1内の伝動部60及び61によって単純且つ信頼性の高い方法で防止されることは明らかである。
【0038】
上記のフードプロセッサ1においては2つのボウル20及び21並びに2つの伝動部60及び61しか設けられていない。他の例においては、もし、それが有用であり、必要とされるのであれば、本発明の別の実施例に基づいてフードプロセッサ内に3つ以上の、例えば、3つ、4つ、5つ又はそれ以上のボウル及び伝動部を設けることが可能である。本発明によるフードプロセッサ内に更に他のツールを設けることも可能である。ツールはまた、伝動部に固定状態に接続されてもよく、例えば、第1ツール42は第1伝動部60に固定状態に接続されてもよい。
【0039】
上記のフードプロセッサ1においては、第2伝動部61は、底壁部31に面する第2ボウル21の内側管状部34の第2端部36を介してしか挿入され得ない。必ずしもそうである必要はない。なぜなら、内側管状部34及び第2伝動部61の適当に選ばれた構成が与えられれば、他の例においては、この第2伝動部61は、それに応じて構成された第2ボウル21の内側管状部34に、底壁部31から遠く離れた内側管状部34の第1端部35を介して挿入され得る。
【0040】
上記のフードプロセッサ1においては、支持面15に隣接して配設された第2駆動手段17が、支持面15の高さより上でフードプロセッサ1のツールを駆動するよう設計される。しかしながら、他の例においては、このような第2駆動手段は、実質的に支持面15の高さに、又は支持面15の高さより下に配設されてもよく、この場合に、伝動部は、それに応じてより長い構成のものになるであろう。
【0041】
上記のフードプロセッサ1においては、軸受スタッド67及び駆動キャップ71が、ボウルとこのボウルに属さないツールとの許されない組み合わせの防止の点では重要な役割を果たす。しかしながら、ここで、他の防止策が可能であり、例えば、異なる断面形状がこの目的のために設けられ得ることに特に注意されたい。
【0042】
本発明によるフードプロセッサはまた、第1伝動部と第2伝動部とが、異なる構成のものではなく、同じ構成のものであるように構成されてもよく、第1ボウルと第2ボウルとが異なる構成のものであるように構成されてもよく、これらの各々のボウルと関連づけられたツールと、各々のボウルと関連づけられた伝動部と関連づけられたツールとが異なる構成のものであるように構成されてもよいことにもう一度注意されたい。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】第1ボウルがフードプロセッサの支持面上に配置され、第1伝動部及び第1ツールが前記第1ボウルに差し込まれている本発明の実施例におけるフードプロセッサを示す。
【図2】図1におけるフードプロセッサと同様であるが、ここでは、第2ボウルが前記フードプロセッサの前記支持面上に配置され、第2伝動部及び第4ツールが前記第2ボウルに差し込まれている図1のフードプロセッサを示す。
【図3】図1及び2におけるフードプロセッサと同様であり、再び、前記第2ボウルが前記フードプロセッサの前記支持面上に配置され、前記第2伝動部が前記ボウルに差し込まれているような図1及び2のフードプロセッサを示す一方、更に、前記第1伝動部が該第1伝動部上に設けられた前記第1ツールと共に示されている。
【図4】図1乃至3におけるフードプロセッサと同様であり、前記フードプロセッサの前記支持面上に配置された前記第1ボウルと、前記第1ボウルに差し込まれた前記第1伝動部とを備える図1乃至3のフードプロセッサを示す一方、更に、前記フードプロセッサの前記第4ツールが示されている。
【図5】図1乃至4におけるフードプロセッサと同様であり、前記第1ボウルが前記フードプロセッサの前記支持面上に配置され、更に、前記フードプロセッサの前記第4ツール及び前記第2伝動部が示されている図1乃至4のフードプロセッサを示す。
Claims (11)
- 支持面と、
第1ボウル及び第2ボウルと、
駆動手段と、
少なくとも2つのツールと、
第1伝動部及び第2伝動部とを備え、前記ボウルは、異なる構成のものであり、前記支持面上に配置されるよう設計され、各々、底壁部を有し、各々、該底壁部から該ボウルの内部へ立ち上がる内側管状部を有し、前記内側部は、前記底壁部から遠く離れた第1端部と、該底壁部に面する第2端部とを持ち、両端部において開口しており、前記駆動手段は、フードプロセッサのツールを駆動するために前記支持面と隣接して配設され、前記ツールは、異なる構成のものであり、各々、各々のボウルと関連づけられ、前記伝動部は、ボウルにも前記駆動手段にも恒久的には接続されないフードプロセッサであって、
各伝動部は、各々のボウル及び少なくとも1つのツールと関連づけられ、少なくとも一部により、関連づけられたボウルの前記内側管状部に差し込まれることができ、前記駆動手段、及び該伝動部と関連づけられたツールとの伝動接続が実現されることができ、各々の伝動部と関連づけられていないツールとの伝動接続が防止されるように構成されるフードプロセッサ。 - 前記伝動部が異なる構成のものであることを特徴とする請求項1に記載のフードプロセッサ。
- 前記第1伝動部が、該第1伝動部の少なくとも一部によって、該第1伝動部と関連づけられた前記第1ボウルの前記内側管状部の前記第1端部を介して、即ち、前記底壁部から遠く離れている端部を介して、排他的に、関連づけられた第1ボウルの該内側管状部に差し込まれ得ることを特徴とする請求項2に記載のフードプロセッサ。
- 前記第2伝動部が、該第2伝動部の少なくとも一部によって、該第2伝動部と関連づけられた前記第2ボウルの前記内側管状部の前記第2端部を介して、即ち、前記底壁部に面する端部を介して、排他的に、関連づけられた第2ボウルの該内側管状部に差し込まれ得ることを特徴とする請求項2に記載のフードプロセッサ。
- 前記第1伝動部が、前記駆動手段から遠く離れた第1端部において軸受スタッドを具備し、前記軸受スタッドが、前記第1ボウルの蓋の中に設けられる軸受スリーブと協働するよう設計され、前記軸受スタッドが、前記第1伝動部と関連づけられていないツールとの動作接続が実現されることを防止するように構成されることを特徴とする請求項3に記載のフードプロセッサ。
- 前記第2伝動部が、前記駆動手段から遠く離れた第1端部において駆動キャップを具備し、前記駆動キャップが、前記第2伝動部、及び前記第2ボウルと関連づけられたツール上に設けられる対応部と協働するよう設計され、前記駆動キャップが、前記第2伝動部と関連づけられていないツールとの動作接続が実現されることを防止するように設計されることを特徴とする請求項4に記載のフードプロセッサ。
- 前記第1伝動部が、前記駆動手段に面する第2端部と、前記第1ボウルの前記内側管状部に差し込まれ得る部分とにおいて或る伝動部断面形状を持ち、前記駆動キャップが、或る駆動キャップ断面形状を持ち、前記駆動キャップ断面形状が、動作接続の実現を防止するように前記伝動部断面形状と異なるように形成されることを特徴とする請求項3及び6に記載のフードプロセッサ。
- 前記第2伝動部が、前記駆動手段に面する第2端部と、前記第2ボウルの前記内側管状部に差し込まれ得る部分とにおいて或る伝動部断面形状を持ち、前記第1ボウルの前記内側管状部が、或る内側部断面形状を持ち、前記内側部断面形状が、動作接続の実現を防止するように前記伝動部断面形状と異なるよう形成されることを特徴とする請求項4に記載のフードプロセッサ。
- 前記駆動手段は、第1駆動部、及び該第1駆動部と同軸上に配設される第2駆動部を有し、前記第1駆動部は、前記駆動手段が動作される場合に前記第2駆動部より高速で駆動されることを特徴とする請求項1に記載のフードプロセッサ。
- フードプロセッサのための伝動部であって、前記伝動部と関連づけられた前記フードプロセッサのツールを駆動するよう構成され、第1端部において軸受スタッドを具備し、前記軸受スタッドは、前記フードプロセッサのボウルの蓋の中に設けられる軸受スリーブと協働するよう設計され、前記軸受スタッドは、前記伝動部と関連づけられていないツールとの動作接続の実現を防止するように構成されるフードプロセッサのための伝動部。
- フードプロセッサのための伝動部であって、前記伝動部と関連づけられた前記フードプロセッサのツールを駆動するよう設計され、第1端部において駆動キャップを具備し、前記駆動キャップは、前記伝動部と関連づけられたツール上に設けられる対応部と協働するよう設計され、前記駆動キャップは、前記伝動部と関連づけられていないツールとの動作接続の実現を防止するように設計されるフードプロセッサのための伝動部。
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