JP2005347847A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 マニュアルフォ−カス時には表示手段としてのLCDモニタ、電子ビュ−ファインダ−の画質を高め、高精度の合焦状態を容易に達成することができる撮像装置を提案する。
【解決手段】 CCD素子32の画素読み出し手段として、読み出し画素の少ない第1読み出し手段と、読み出し画素の多い第2読み出し手段とを設け、オ−トフォ−カス時には、第1読み出し手段を実行して少ない読み出し画素の画像デ−タを用いてLCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22を画像表示させ、マニュアルフォ−カス時には、第2読み出し手段を実行して多い読み出し画素の画像デ−タを用いてLCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22に高画質の画像を表示させ、マニュアルフォ−カスの撮影において、LCDモニタ21または電子ビュ−ファインダ−22の高画質の被写体像を目視して合焦制御できる撮像装置としての電子スチルカメラとなっている。
【選択図】 図2
【解決手段】 CCD素子32の画素読み出し手段として、読み出し画素の少ない第1読み出し手段と、読み出し画素の多い第2読み出し手段とを設け、オ−トフォ−カス時には、第1読み出し手段を実行して少ない読み出し画素の画像デ−タを用いてLCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22を画像表示させ、マニュアルフォ−カス時には、第2読み出し手段を実行して多い読み出し画素の画像デ−タを用いてLCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22に高画質の画像を表示させ、マニュアルフォ−カスの撮影において、LCDモニタ21または電子ビュ−ファインダ−22の高画質の被写体像を目視して合焦制御できる撮像装置としての電子スチルカメラとなっている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、オ−トフォ−カスとマニュアルフォ−カスの合焦制御機構を備えた電子スチルカメラなどの撮像装置に関する。
オ−トフォ−カスとマニュアルフォ−カスの合焦制御機構を備えた電子スチルカメラが広く知られている。
オ−トフォ−カスは測距信号に応じて撮影レンズを自動駆動して撮像素子に結像する被写体像のピント(合焦点)を合せ、マニュアルフォ−カスは距離リングや距離ボタンの手動操作にしたがって撮影レンズを移動させ撮像素子に結像する被写体像のピントを合せる。
オ−トフォ−カスは測距信号に応じて撮影レンズを自動駆動して撮像素子に結像する被写体像のピント(合焦点)を合せ、マニュアルフォ−カスは距離リングや距離ボタンの手動操作にしたがって撮影レンズを移動させ撮像素子に結像する被写体像のピントを合せる。
また、この種の電子スチルカメラは、被写体の構図や被写体状態などを確認するモニタを備えている。
このモニタは被写体像を光学的に表示するLCDモニタ(モニタ表示部)としてカメラ背面に設けられている。
さらに、このような電子スチルカメラは、上記したLCDモニタと共に、接眼レンズを通して被写体を目視するファインダ−を備えているものが多く、そして、最近のカメラは、LCD表示であるEVFを用いた電子ビュ−ファインダ−(ビュ−ファインダ−部)を備えたものがある。
このモニタは被写体像を光学的に表示するLCDモニタ(モニタ表示部)としてカメラ背面に設けられている。
さらに、このような電子スチルカメラは、上記したLCDモニタと共に、接眼レンズを通して被写体を目視するファインダ−を備えているものが多く、そして、最近のカメラは、LCD表示であるEVFを用いた電子ビュ−ファインダ−(ビュ−ファインダ−部)を備えたものがある。
上記したLCDモニタや電子ビュ−ファインダ−は、被写体の構図、被写体状態などを撮影前に確認する他に、マニュアルフォ−カスにおいては、それらLCDモニタ或いは電子ビュ−ファインダ−に映し出された被写体像を目視しながら合焦操作し、最もシャ−プとなる被写体像を確認して合焦点とし、その後に撮影に移るため、特に、マニュアルフォ−カスではLCDモニタ或いは電子ビュ−ファインダ−の像表示精度が重要視されている。
このことから、マニュアルフォ−カスの合焦制御に合せてLCDモニタに映し出される表示画像を部分的に拡大し、合焦状態の確認をし易くした電子スチルカメラが既に提案されている。
電子スチルカメラに備えられた上記のLCDモニタや電子ビュ−ファインダ−(EVF)は、ビデオカメラと同様にVGA動画サイズのLCD表示器となっている。
したがって、表示画面の画素数が限られるため、撮像素子であるCCD素子の全画素を読み出し、その画像デ−タにしたがって表示させることができない。
つまり、画像デ−タを圧縮して表示することになる。
したがって、表示画面の画素数が限られるため、撮像素子であるCCD素子の全画素を読み出し、その画像デ−タにしたがって表示させることができない。
つまり、画像デ−タを圧縮して表示することになる。
図5に示す説明図を参照して具体的に述べれば、CCD素子11の水平方向(X方向)には全ライン(X=2616)の画素を読み出し、垂直方向(Y方向)には全ライン(Y=1960)のうち間引きし、Y1=245ラインの画素を読み出す。
そして、このように読み出した画素の画像デ−タは、一旦メモリ12に記憶された後、その画像デ−タを圧縮・伸張してVGA動画サイズ(水平方向640ライン、垂直方向480ライン)のLCD表示器13により画像表示させる。
したがって、このようなLCD表示器13、つまり、上記したLCDモニタや電子ビュ−ファインダ−は、CCD素子の垂直方向の画素が極端に少ない画像表示となるため、表示画像の画質が悪くなる。
ただ、このような表示手段は、CCD素子11の画素読み出しが早いので、デ−タ処理時間が早いと言うメリットがある。
したがって、このようなLCD表示器13、つまり、上記したLCDモニタや電子ビュ−ファインダ−は、CCD素子の垂直方向の画素が極端に少ない画像表示となるため、表示画像の画質が悪くなる。
ただ、このような表示手段は、CCD素子11の画素読み出しが早いので、デ−タ処理時間が早いと言うメリットがある。
したがって、被写体の構図を確認する程度なら使用できるが、その表示画面に映し出された被写体像を目視しながらピントを合せるには、像の鮮明度が低く、高い精度の合焦状態を得るには問題となっていた。
マニュアルフォ−カスにおいてLCDモニタの表示画像を拡大した場合には、被写体像が部分的に拡大されるが、鮮明度がさらに低下することになり、高い精度の合焦状態を検出するには必ずしも好ましくない。
本発明は上記した実情にかんがみ、オ−トフォ−カス時に対してマニュアルフォ−カス時には表示手段としてのLCDモニタ、電子ビュ−ファインダ−の画質を高め、マニュアルフォ−カスにおいて高い精度の合焦状態を容易に達成することができる撮像装置を提案することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明では、第1の発明として、撮像素子によって光電変換した被写体像の画像デ−タを表示する表示手段と、オ−トフォ−カス及びマニュアルフォ−カスの合焦制御手段と、を備えた撮像装置において、前記撮像素子の画素読み出しには、読み出し画素数を少なくして読み出し時間を早くした第1読み出し手段と、読み出し画素数の多い第2読み出し手段とを設け、オ−トフォ−カスの合焦制御の際には、前記第1読み出し手段により前記撮像素子の画素読み出しを行って、読み出した画像デ−タを前記表示手段に表示し、マニュアルフォ−カスの合焦制御の際には、前記第2読み出し手段により前記撮像素子の画素読み出しを行って、読み出した画像デ−タを前記表示手段に表示することを特徴とする撮像装置を提案する。
第2の発明としては、上記した第1の発明の撮像装置において、前記第1読み出し手段は、撮像素子の水平方向または垂直方向の少なくとも一方向の加算読み出し量を制御することにより、前記第2読み出し手段より読み出し画素数を少なくしたことを特徴とする撮像装置を提案する。
第3の発明としては、上記した第1の発明の撮像装置において、前記第1読み出し手段と前記第2読み出し手段は、前記撮像素子における垂直方向または水平方向のいずれか一方向の読み出し画素数を同じにしたことを特徴とする撮像装置を提案する。
第4の発明としては、上記した第1の発明の撮像装置において、前記表示手段は、モニタ表示部とビュ−ファインダ−部とを有し、マニュアルフォ−カスの合焦制御の際は、前記モニタ表示部と前記ビュ−ファインダ−部の少なくとも一方に表示される画像デ−タを拡大表示する拡大表示手段を備えたことを特徴とする撮像装置を提案する。
第1の発明の撮像装置によれば、オ−トフォ−カス時の表示手段の表示が、第1読み出し手段によって読み出された画素数に基づくものとなるから、画質は低下するが、画像デ−タ処理の早い表示動作となる。
また、マニュアルフォ−カス時の表示手段の表示が、第2読み出し手段によって読み出された画素数に基づくものとなるから、画像デ−タ処理が遅くなるが画質が向上する。
また、マニュアルフォ−カス時の表示手段の表示が、第2読み出し手段によって読み出された画素数に基づくものとなるから、画像デ−タ処理が遅くなるが画質が向上する。
したがって、表示手段の被写体像を目視しながら合焦制御するマニュアルフォ−カスにおいて、その操作が容易となると共に、精度高い合焦状態を得ることができる。
第2、第3の発明の撮像装置は、第1、第2読み出し手段の好ましい実施形態の発明であり、第1読み出し手段に比べ第2読み出し手段によって読み出した画素数が多くなるようになっている。
第4の発明の撮像装置は、マニュアルフォ−カスにおいて表示手段の表示画像を拡大する。
このように拡大した場合でも、表示手段が高い画質となっているので、鮮明度の高い拡大像を目視しながらマニュアルフォ−カスの合焦制御を行うことができる。
このように拡大した場合でも、表示手段が高い画質となっているので、鮮明度の高い拡大像を目視しながらマニュアルフォ−カスの合焦制御を行うことができる。
次に、本発明の一実施形態について図面に沿って説明する。
図1は本発明を実施した電子スチルカメラの背面図である。
この電子スチルカメラ20には、図示する如く、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22が設けてあり、LCDモニタ21または電子ビュ−ファインダ−22を目視して被写体の構図や被写体の状態などを確認する。
なお、電子ビュ−ファインダ−22は液晶素子を使用したEVFのファインダ−となっている。
図1は本発明を実施した電子スチルカメラの背面図である。
この電子スチルカメラ20には、図示する如く、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22が設けてあり、LCDモニタ21または電子ビュ−ファインダ−22を目視して被写体の構図や被写体の状態などを確認する。
なお、電子ビュ−ファインダ−22は液晶素子を使用したEVFのファインダ−となっている。
また、上記電子スチルカメラ20には、オ−トフォ−カスからマニュアルフォ−カスに切換えるフォ−カス切換ボタン23が設けてある。
この電子スチルカメラ20は通常時はオ−トフォ−カスモ−ドとなっており、フォ−カス切換ボタン23を押動操作することでマニュアルフォ−カスモ−ドに切換わる。
また、マニュアルフォ−カスによって撮影が一度行なわれるとオ−トフォ−カスモ−ドに自動的に戻るようにすることもできる。
また、マニュアルフォ−カスによって撮影が一度行なわれるとオ−トフォ−カスモ−ドに自動的に戻るようにすることもできる。
マニュアルフォ−カスモ−ドでは、フォ−カスボタン24a、24bを操作することによって撮影レンズが電動駆動されて合焦制御される。
すなわち、フォ−カスボタン24aの操作で撮影レンズが前進し、フォ−カスボタン24bの操作て撮影レンズが後退する。
すなわち、フォ−カスボタン24aの操作で撮影レンズが前進し、フォ−カスボタン24bの操作て撮影レンズが後退する。
このフォ−カスボタン24a、24bは、LCDモニタ21や電子ビュ−ファインダ−22に映し出される被写体像を目視しながら操作し、被写体像が最もシャ−プとなる像状態を検出して合焦状態とする。
また、上記したフォ−カス切換ボタン23を操作してマニュアルフォ−カスモ−ドに切換えると、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22との表示画像を拡大させるようになっている。
この拡大は表示画像の全体を拡大することの他に、選択・決定ボタン25の操作によって表示画像の一部を指定し、指定部を部分的に拡大することができる。
この拡大は表示画像の全体を拡大することの他に、選択・決定ボタン25の操作によって表示画像の一部を指定し、指定部を部分的に拡大することができる。
その他、図1に示す参照符号26はシャッタ−ボタン、27はモ−ド設定ボタン、28はカ−ドカバ−開閉ボタン、29はズ−ムボタン、30はパワ−スイッチボタンを示す。
図2は、上記電子スチルカメラ20の電気回路を示すブロック図である。
この電気回路は、パワ−スイッチボタン30をON操作することにより、撮影レンズ31を通った被写体像光が撮像素子であるCCD素子32に結像する。
したがって、CCD素子32に蓄積した画素がコントロ−ラ33によって制御されるタイミングジェネレ−タ34の動作にしたがって読み出され、画像信号として出力される。
この電気回路は、パワ−スイッチボタン30をON操作することにより、撮影レンズ31を通った被写体像光が撮像素子であるCCD素子32に結像する。
したがって、CCD素子32に蓄積した画素がコントロ−ラ33によって制御されるタイミングジェネレ−タ34の動作にしたがって読み出され、画像信号として出力される。
CCD素子32から出力される画像信号は、信号処理回路35を介してA/D変換回路36に送られ、このA/D変換回路36によりアナログ変換された画像信号が画像デ−タとしてメモリ37に記憶される。
続いて、メモリ37に記憶された画像デ−タを圧縮・伸張回路38によって処理して表示用のデ−タサイズ(640×480)に変換して表示デ−タ用メモリ39に格納し、さらに、D/A変換回路40、LCD駆動回路41、EVF駆動回路42がコントロ−ラ33の指令によって動作し、表示デ−タ用メモリ39から読み出した画像デ−タをアナログ変換し、その画像信号にもとづいてLCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22とに被写体像を表示させ、モニタリングが行なわれる。
LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22のいずれかで被写体の構図や被写体の状態を確認した後、シャッタ−ボタン26を押下操作することで、コントロ−ラ33が撮影モ−ドに移る。
すなわち、シャッタ−ボタン26を押圧操作すると、その前段操作で、コントロ−ラ33がオ−トフォ−カスモ−ドとなり、測距信号にしたがいモ−タドライバ−43を動作させる。
これより、撮影レンズ31が移動して自動的に合焦制御が行なわれる。
続いて、シャッタ−ボタン26を終段まで操作すると、メモリ37から画像デ−タを読み出し、その画像デ−タを圧縮・伸張回路38によってメモリカ−ド46の画素サイズに変換し記憶デ−タ用メモリ44に格納すると共に、カ−ドコントロ−ル回路45に送り、画像デ−タをメモリカ−ド46に記憶させる。
これより、撮影レンズ31が移動して自動的に合焦制御が行なわれる。
続いて、シャッタ−ボタン26を終段まで操作すると、メモリ37から画像デ−タを読み出し、その画像デ−タを圧縮・伸張回路38によってメモリカ−ド46の画素サイズに変換し記憶デ−タ用メモリ44に格納すると共に、カ−ドコントロ−ル回路45に送り、画像デ−タをメモリカ−ド46に記憶させる。
また、この電子スチルカメラ20は、フォ−カス切換ボタン23を操作すると、コントロ−ラ33がマニュアルフォ−カスモ−ドとなる。
このマニュアルフォ−カスモ−ドでは、コントロ−ラ33がフォ−カスボタン24a、24bの操作にしたがってモ−タドライバ−43を動作させ、フォ−カスボタン24a、24bの手動操作にしたがって撮影レンズ31を移動させ、マニュアルフォ−カスの合焦制御を行なう。
このマニュアルフォ−カスモ−ドでは、コントロ−ラ33がフォ−カスボタン24a、24bの操作にしたがってモ−タドライバ−43を動作させ、フォ−カスボタン24a、24bの手動操作にしたがって撮影レンズ31を移動させ、マニュアルフォ−カスの合焦制御を行なう。
一方、この電子スチルカメラ20は、CCD素子32の画素読み出し手段として、読み出し画素の少ない第1読み出し手段と、読み出し画素の多い第2読み出し手段を備え、オ−トフォ−カス時には第1読み出し手段により、マニュアルフォ−カス時には第2読み出し手段により各々画素読み出しを行なうようにしてある。
なお、第1、第2読み出し手段は、コントロ−ラ33に備えるCPUのROMに予めプログラムして格納し、CPUの実行によってタイミングジェネレ−タ34を動作させ、第1読み出し手段または第2読み出し手段によって画像読み出しを行なう。
また、第1読み出し手段から第2読み出し手段の切換えは、フォ−カス切換ボタン23の操作に応動して行なわれる。
また、第1読み出し手段から第2読み出し手段の切換えは、フォ−カス切換ボタン23の操作に応動して行なわれる。
さらに、オ−トフォ−カス制御が完了した段階で自動的にマニュアルフォ−カスに切換わるように設定してもよい。
なお、メモリ37と圧縮・伸張回路38の間に切り出回路(図示省略)を設け、画像デ−タの所定の領域を切り出し、圧縮・伸張処理して表示デ−タ用メモリ39に格納する。
なお、メモリ37と圧縮・伸張回路38の間に切り出回路(図示省略)を設け、画像デ−タの所定の領域を切り出し、圧縮・伸張処理して表示デ−タ用メモリ39に格納する。
そして、マニュアルフォ−カス時には、LCDモニタ21または電子ビュ−ファインダ−22の少なくとも一方に表示される画像を拡大表示させることができ、例えば、画像の中心部を拡大表示させることができる。
第1読み出し手段と第2読み出し手段について図3、図4に示す説明図を参照して詳細に説明する。
図3は、オ−トフォ−カス時に実行される第1読み出し手段と被写体像の表示状態の説明図である。
図3は、オ−トフォ−カス時に実行される第1読み出し手段と被写体像の表示状態の説明図である。
この場合には、CCD素子32の水平方向(X方向)の画素加算を行ない、X=2616ラインを2ライン対の加算とし、X1=1308ラインの画素を読み出す。
また、CCD素子32の垂直方向(Y方向)には従来例と同様に、Y=1960ラインから間引きをしてY1=245ラインの画素を読み出す。
また、CCD素子32の垂直方向(Y方向)には従来例と同様に、Y=1960ラインから間引きをしてY1=245ラインの画素を読み出す。
このように読み出した画素の画素デ−タがメモリ37に記憶される。
そして、メモリ37から読み出された画素デ−タが、圧縮・伸張されて表示デ−タ用メモリ39に記憶された後、既に述べたようにD/A変換回路40によりアナログ変換され、LCD駆動回路41によってLCDモニタ21に表示され、EVF駆動回路によって電子ビュ−ファインダ−(EVF)22により表示される。
そして、メモリ37から読み出された画素デ−タが、圧縮・伸張されて表示デ−タ用メモリ39に記憶された後、既に述べたようにD/A変換回路40によりアナログ変換され、LCD駆動回路41によってLCDモニタ21に表示され、EVF駆動回路によって電子ビュ−ファインダ−(EVF)22により表示される。
LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22は、VGA動画サイズとなっており、水平方向640、垂直方向480の画素ラインとなっている。
したがって、上記のようにCCD素子32から読み出したX1=1308、Y1=245のラインの画素を各駆動回路41、42により信号処理し、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22に画像表示させる。
したがって、上記のようにCCD素子32から読み出したX1=1308、Y1=245のラインの画素を各駆動回路41、42により信号処理し、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22に画像表示させる。
上記のように、第1読み出し手段の実行では、CCD素子32の水平方向加算に加えて垂直方向の読み出し画素が極めて少なくなるため、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22に表示される被写体像の画質が低下する。
しかし、オ−トフォ−カスの撮影において、被写体の構図や被写体の状態を確認することになるから、その画質の低下は問題とならない。
しかし、オ−トフォ−カスの撮影において、被写体の構図や被写体の状態を確認することになるから、その画質の低下は問題とならない。
反面、第1読み出し手段の実行では、読み出される画素数が少なくなるので、オ−トフォ−カスの時間を短縮させることができ、結果としてLCDモニタ21及び電子ビュ−ファインダ−22が画像表示を更新する時間(表示更新時間)を短縮させることができる。
具体的には、従来例に比べて表示更新時間が1/2時間となる。
具体的には、従来例に比べて表示更新時間が1/2時間となる。
図4は、マニュアルフォ−カス時に実行される第2読み出し手段と被写体像の表示状態を示す説明図である。
図示するように、第2読み出し手段は上記した第1読み出し手段に対し、CCD素子32の垂直方向の読み出しラインを2倍に増加する読み出し構成となっている。
図示するように、第2読み出し手段は上記した第1読み出し手段に対し、CCD素子32の垂直方向の読み出しラインを2倍に増加する読み出し構成となっている。
したがって、マニュアルフォ−カスでは、CCD素子32の水平方向にはX1=1308ライン、垂直方向にはY1=490ラインの画素が読み出され、このように読み出した多くの画素の画像デ−タが表示デ−タ用メモリ39に記憶され、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22とがその画素デ−タにしたがって画像表示する。
この結果、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22には画素数の多い高画質の被写体像が映し出されることから、細部まで精度高く合焦させることができ、その上、手動で行なう合焦操作が容易となる。
また、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22の表示画像を拡大表示させれば、さらに合焦精度を向上させることができる。
なお、焦点を微妙にずらして撮影画像にボケ味を出す場合も、より撮影者のイメ−ジに近い画像を得ることができる。
この拡大表示回路については図示省略したが、メモリ37から読み出す画像デ−タの読み出し速度を遅くするなどの公知の拡大表示回路を備える。
また、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22の表示画像を拡大表示させれば、さらに合焦精度を向上させることができる。
なお、焦点を微妙にずらして撮影画像にボケ味を出す場合も、より撮影者のイメ−ジに近い画像を得ることができる。
この拡大表示回路については図示省略したが、メモリ37から読み出す画像デ−タの読み出し速度を遅くするなどの公知の拡大表示回路を備える。
ただ、この第2読み出し手段では、読み出し画像が多くなるため、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22の表示更新時間が第1読み出し手段に比べて長くなるが、このマニュアルフォ−カスの撮影、すなわち、操作者の手動操作による微調整作業に該当するものであるから、その表示更新時間は問題とならない。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はCMOS型の撮像素子などを光電変換素子として備える電子スチルカメラについても同様に実施することができる。
また、本発明は、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22のいずれか一方の表示手段として実施することもできるし、LCDモニタ21の表示手段として実施し、ファインダ−は通常の逆ガリレオタイプのファインダ−などとすることもできる。
また、本発明は、LCDモニタ21と電子ビュ−ファインダ−22のいずれか一方の表示手段として実施することもできるし、LCDモニタ21の表示手段として実施し、ファインダ−は通常の逆ガリレオタイプのファインダ−などとすることもできる。
さらに、図3、図4に示す実施形態では、第1読み出し手段に対し、第2読み出し手段の読み出し画素を撮像素子32の垂直方向に加算して多くしているが、水平方向の画素を加算して画素数を多くする構成としてもよい。
なお、レンズ鏡筒に距離環を有するカメラに実施する場合には、上記したフォ−カスボタン24a、24bに換えて距離環を操作してマニュアルフォ−カスする構成とする。
なお、レンズ鏡筒に距離環を有するカメラに実施する場合には、上記したフォ−カスボタン24a、24bに換えて距離環を操作してマニュアルフォ−カスする構成とする。
電子スチルカメラ、ビデオカメラなどLCDモニタや電子ビュ−ファインダ−を備える撮像装置に適用することができる。
20 電子スチルカメラ
21 LCDモニタ
22 電子ビュ−ファインダ−
23 フォ−カス切換ボタン
24a、24b フォ−カスボタン
30 パワ−スイッチボタン
31 撮影レンズ
32 CCD素子
21 LCDモニタ
22 電子ビュ−ファインダ−
23 フォ−カス切換ボタン
24a、24b フォ−カスボタン
30 パワ−スイッチボタン
31 撮影レンズ
32 CCD素子
Claims (4)
- 撮像素子によって光電変換した被写体像の画像デ−タを表示する表示手段と、
オ−トフォ−カス及びマニュアルフォ−カスの合焦制御手段と、を備えた撮像装置において、
前記撮像素子の画素読み出しには、読み出し画素数を少なくして読み出し時間を早くした第1読み出し手段と、読み出し画素数の多い第2読み出し手段とを設け、
オ−トフォ−カスの合焦制御の際には、前記第1読み出し手段により前記撮像素子の画素読み出しを行って、読み出した画像デ−タを前記表示手段に表示し、マニュアルフォ−カスの合焦制御の際には、前記第2読み出し手段により前記撮像素子の画素読み出しを行って、読み出した画像デ−タを前記表示手段に表示することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載した撮像装置において、
前記第1読み出し手段は、撮像素子の水平方向または垂直方向の少なくとも一方向の加算読み出し量を制御することにより、前記第2読み出し手段より読み出し画素数を少なくしたことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載した撮像装置において、
前記第1読み出し手段と前記第2読み出し手段は、前記撮像素子における垂直方向または水平方向のいずれか一方向の読み出し画素数を同じにしたことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載した撮像装置において、
前記表示手段は、モニタ表示部とビュ−ファインダ−部とを有し、マニュアルフォ−カスの合焦制御の際は、前記モニタ表示部と前記ビュ−ファインダ−部の少なくとも一方に表示される画像デ−タを拡大表示する拡大表示手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10091421B2 (en) * | 2013-05-13 | 2018-10-02 | Sony Corporation | Imaging apparatus, imaging method, and program |
-
2004
- 2004-05-31 JP JP2004162062A patent/JP2005347847A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10091421B2 (en) * | 2013-05-13 | 2018-10-02 | Sony Corporation | Imaging apparatus, imaging method, and program |
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