JP2005344415A - 車両用ドアロック装置の解錠補助装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用ドアロック装置1に連繋してドアDを開閉操作するアウトサイドハン
ドル2によるドアロック装置1への解錠操作力が働く前に、アウトサイドハンドル2によ
るドアロック装置1の解錠動作を検出する解錠動作検出装置11と、該解錠動作検出装置11
からの検出信号によりドアロック装置1による施錠を解除する解錠装置12とを設け、アウ
トサイドハンドル2の操作で通常ドアロック装置1が解錠されるよりも前の遊びの間にそ
の解錠を行う。
【選択図】図1
Description
に関する。
ドルの操作によって成されている。
アウトサイドハンドルは、車両ドアに設けたドアロック装置にリンク機構を介して連繋
して成り、ドアを車外から開放するには、アウトサイドハンドルの操作により、ドアロッ
ク装置に組み込まれたラッチと車体側に設けたストライカとの係合を解除してドアを開扉
する(例えば、特許文献1参照)。
自動車工学全書編集委員会編、「自動車工学全書 13巻 乗用車の車体」株式会社山海堂、昭和55年4月20日発行、p.130〜133
期時にドアロック装置による解錠、即ちラッチによるストライカとの係合を解除するため
にリンク機構を動作させるに充分な操作力を必要とするので、握力の弱い身障者などにと
ってはドアロック装置への解錠操作に充分な力で以てアウトサイドハンドルを操作するこ
とが困難な場合が多かった。
による前記ドアロック装置への解錠操作力が働く前に、アウトサイドハンドルによるドア
ロック装置の解錠動作を検出する解錠動作検出装置と、該解錠動作検出装置からの検出信
号によりドアロック装置による施錠を解除する解錠装置とから成る車両用ドアロック装置
の解錠補助装置を提供することにより、アウトサイドハンドルの操作で通常ドアロック装
置が解錠されるよりも前の遊びの間にその解錠を行う様にして、上記課題を解決する。
が働く前であって、軽い操作力でもアウトサイドハンドルをドアロック装置の解錠操作方
向へ動作させられる(アウトサイドハンドルの遊び)間に、そのアウトサイドハンドルの
動きを解錠動作検出装置が検出し、この検出装置からの検出信号にて作動する解錠装置が
、ドアロック装置による施錠、即ちラッチによるストライカとの係合を解除できるので、
握力の弱い身障者であってもアウトサイドハンドルを軽い力で動かせる範囲内で動作させ
るだけで簡単容易に車外からドアを解錠し開放できる。
しかも、ドアロック装置の解錠により、車両ドアの閉力が無くなるため、ドア閉鎖時に
圧縮状態にあったドアと車体間に取付けられたウェザストリップの反力によってドアが若
干開くため、その後ドアを全開するのにも差程の力を要せず都合が良い。
よって本発明によれば、握力の弱い身障者のみならず、健常者であっても、例えば買い
物袋を両手に持ったままでドアを車外から開けようとする時には、自由になる指先の軽い
力でアウトサイドハンドルをドアを開ける方向に少し動かすだけで、ドアが若干開くので
その全開が容易となる等その実用的効果甚だ大である。
図1は車両ドアD内部に装備した本発明に係る解錠補助装置を示す。
ドアDの外側には、車両用ドアロック装置1に連繋してドアDを開閉操作するアウトサ
イドハンドル2を設けている。
ドアロック装置1はドアD内に装備され、車体側に固着したストライカ(図示せず)に
係合・離脱自在なラッチ(図示せず)を設けると共に、該ラッチによるストライカとの係
合状態(ドアロック装置1による施錠)を解除するロック解除レバー1aを設け、該ロック
解除レバー1aは、下方へ押圧されることにより前記係合状態が解除される。
対応配置した横手に長い取手部を外側へ引っ張りドアDを開放操作する引手式構造から成
る。
そして、アウトサイドハンドル2において、その長手方向の基端内側にはヒンジ部3が
突出形成され、該ヒンジ部3は上記外装パネル内側に固着したブラケット4内の基端側に
枢着している。
アウトサイドハンドル2の長手方向の先端内側には、ブラケット4に挿通したガイド爪
片5を突設し、該ガイド爪片5は、先端側が鉤状に屈曲した平面視略L字状に形成され、
その屈曲部より先端へ延びる腕部6は、その上下にブラケット4におけるガイド爪片5の
挿通口周辺に係止する抜止め用係止片6aを突設している。
尚、図2では、アウトサイドハンドル2の長手方向の先端に隣接してアウトサイドハン
ドル2の装飾用部材2a(取り付けられるドアによってはキー穴を有する。)を設けている
が、この装飾用部材2aは、その他の図1、3、4では省略している。
クランク7の下端部は、ガイド爪片5の腕部6の内側面に当接し、ベルクランク7の上端
部は、一端がドアロック装置1のロック解除レバー1aに連結されたコネクチングロッド8
の他端を枢着している。
又、ブラケット4に枢着されたベルクランク7の屈曲部の支軸9には、ねじりコイルば
ね10を外嵌し、該ねじりコイルばね10により、ベルクランク7の下端部がガイド爪片5の
腕部6をドアD内側へ付勢すると共に、ベルクランク7の上端部がコネクチングロッド8
を上方へ付勢する様に成している。
引っ張る時のアウトサイドハンドル2の遊びの間にその引っ張る動作を検出する解錠動作
検出装置11と、該解錠動作検出装置11からの検出信号によりドアロック装置1による施錠
を解除する解錠装置12とから主に構成されている。
ッチレバー11aをガイド爪片5の腕部6の外側面に対向する様にブラケット4に固定され
ている。
スイッチレバー11aは、ドアDの閉鎖状態でベルクランク7の下端部により当接付勢さ
れたガイド爪片5の腕部6に押圧されており(図2、3参照)、上記遊びの範囲内であっ
てアウトサイドハンドル2を引っ張ってガイド爪片5が外側へ若干移動した時にスイッチ
レバー11aに対する腕部6による押圧が解除されてマイクロスイッチ11がONされ(図4
参照)、該マイクロスイッチ11からの検出信号が解錠装置12の制御部(図示せず)へ入力
され、該解錠装置12を作動させる。
上記アウトサイドハンドル2の遊びは、車外からドアDを開放するに際してアウトサイ
ドハンドル2を外側へ引っ張る動作(アウトサイドハンドル2によるドアロック装置1の
解錠動作)中において、アウトサイドハンドル2によるドアロック装置1への解錠操作力
が働く(必要となる)前まで、即ちアウトサイドハンドル2を引っ張ることにより、ガイ
ド爪片5、ベルクランク7及びコネクチングロッド8を介してロック解除レバー1aにドア
ロック装置1を解錠する下方への押圧力が働く(必要となる)前までのことであり、本実
施例では、ガイド爪片5の腕部6が外側へ約5mm移動した時に上記の様にマイクロスイッ
チ11がONされる様に設定している。
れた制御部と、該制御部にて作動制御される駆動部13とから成り、該駆動部13は電動モー
タに適宜伝動機構を介して伸縮自在な駆動軸14を設け、該駆動軸14の先端に操作ワイヤ15
の一端を連結しており、該操作ワイヤ15の他端は、ベルクランク7の上端部に枢着したコ
ネクチングロッド8の他端に連結されている。
操作ワイヤ15はこれを挿通支持する螺旋条16を外嵌し、該螺旋条16の一端は解錠装置12
の固定用ベース17に固定され、他端はブラケット4に固定されており、螺旋条16の他端と
この他端より突出した操作ワイヤ15の他端間には、操作ワイヤ15の他端側を外嵌したリタ
ーンスプリング18を介装している。
本実施例にあっては、操作ワイヤ15をベルクランク7の上端部に枢着したコネクチング
ロッド8の他端に連結し、解錠装置12の作動により、駆動軸14を収縮させてコネクチング
ロッド8がロック解除レバー1aをドアロック装置1の解錠方向へ押圧する様に成したもの
を示したが、操作ワイヤ15の他端は、ドアロック装置1に組み込まれ、ロック解除レバー
1aを解錠方向へ押圧可能とするアダプター(図示せず)に連結し、解錠装置12の作動によ
り前記アダプタを介してロック解除レバー1aを解錠方向へ押圧する様に成しても良い。
尚、解錠装置12は、上記駆動軸14の収縮後、駆動軸14が復位して停止する様に設定して
いる。
し、アウトサイドハンドル2を外側へ引っ張ると直ぐに、ガイド爪片5の腕部6によるス
イッチレバー11aの押圧が解除され、マイクロスイッチ11がONし、該マイクロスイッチ
11からの検出信号が解錠装置12の制御部に入力され、その駆動部13を作動させ、駆動軸14
を収縮させる。
これにより、操作ワイヤ15がリターンスプリング18及びねじりコイルばね10の弾性力に
抗して引張され、操作ワイヤ15に連結されたコネクチングロッド8がロック解除レバー1a
をドアロック装置1の解錠方向へ押圧し、ドアロック装置1のラッチによるストライカと
の係合が解除される。
上記ドアロック装置1の解錠により、車両ドアの閉力が無くなるため、ドアDと車体間
に取り付けたウェザストリップの反力によってドアDが少し開く。
その後は、ドアDを開放方向へ引き出すことにより全開する。
尚、解錠補助装置を作動させていない場合、アウトサイドハンドル2は、解錠補助装置
が装備されていない通常のアウトサイドハンドルと同様に、ガイド爪片5の腕部部6を除
く略全体が外方へ引き出された位置(図2、4中の二点鎖線で示すアウトサイドハンドル
2の位置に相当)で、ベルクランク7の上端部が下方揺動してコネクチングロッド8を介
してドアロック装置1のロック解除レバー1aを下方へ押圧することにより、ラッチによる
ストライカとの係合を解除し、ドアDを開放可能状態とする。
2 アウトサイドハンドル
11 解錠動作検出装置
12 解錠装置
D ドア
Claims (1)
- 車両用ドアロック装置に連繋してドアを開閉操作するアウトサイドハンドルによる前記
ドアロック装置への解錠操作力が働く前に、アウトサイドハンドルによるドアロック装置
の解錠動作を検出する解錠動作検出装置と、該解錠動作検出装置からの検出信号によりド
アロック装置による施錠を解除する解錠装置とから成ることを特徴とする車両用ドアロッ
ク装置の解錠補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004166898A JP2005344415A (ja) | 2004-06-04 | 2004-06-04 | 車両用ドアロック装置の解錠補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004166898A JP2005344415A (ja) | 2004-06-04 | 2004-06-04 | 車両用ドアロック装置の解錠補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005344415A true JP2005344415A (ja) | 2005-12-15 |
Family
ID=35497051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004166898A Pending JP2005344415A (ja) | 2004-06-04 | 2004-06-04 | 車両用ドアロック装置の解錠補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005344415A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114622782A (zh) * | 2020-12-14 | 2022-06-14 | 比亚迪汽车工业有限公司 | 车辆外把手组件、车辆解锁系统及车辆 |
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2004
- 2004-06-04 JP JP2004166898A patent/JP2005344415A/ja active Pending
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CN114622782B (zh) * | 2020-12-14 | 2024-01-09 | 比亚迪汽车工业有限公司 | 车辆外把手组件、车辆解锁系统及车辆 |
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