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JP2005339896A - 押圧操作装置 - Google Patents

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JP2005339896A JP2004154948A JP2004154948A JP2005339896A JP 2005339896 A JP2005339896 A JP 2005339896A JP 2004154948 A JP2004154948 A JP 2004154948A JP 2004154948 A JP2004154948 A JP 2004154948A JP 2005339896 A JP2005339896 A JP 2005339896A
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Kunioki Fujimoto
久仁起 藤本
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

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  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

【課題】 多方向に押圧操作可能な操作釦の支持構造として格別の部品を必要とせず、部品点数を削減できるとともに、組み立ても簡単で、しかも、操作釦の十分な復帰力を安定して確保することができる押圧操作装置を得ることにある。
【解決手段】 操作面母材1に操作釦20を複数方向へ傾動可能に取り付け、その操作釦20を押圧傾動させることにより、複数の被押圧部品41を選択的に動作させる押圧操作装置において、前記操作面母材1に設けられ、前記操作釦が嵌め込まれる釦嵌合穴2と、この釦嵌合穴2の中心部に配置され、前記操作面母材1に支持腕3を介して一体形成された釦支持部4とを有し、その釦支持部4には、これに嵌着された前記操作釦20を3方向以上の異なる方向へ傾動可能とする複数のヒンジ部8,9を一体形成したものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えばカーオーディオ等のスイッチ操作に適用する押圧操作装置に係わり、特に複数のスイッチを選択的に押圧操作する多方向操作釦を備えた押圧操作装置に関するものである。
従来のこの種の押圧操作装置として、スイッチ押圧用の操作釦を多方向に押圧傾動可能な支持構造とし、その操作釦にとって複数のタクトスイッチを選択的に押圧動作させるようにしたものは既に知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
すなわち、特許文献1の押圧操作装置は、1つの多方向釦(操作釦)と、この多方向釦の周辺部に配置する複数の押し釦を一体に有する隣接釦とを合体させてユニット化した集合スイッチ装置を構成しているもので、前記多方向釦と前記隣接釦のそれぞれは操作パネルと別に形成され、その操作パネルに設けられた釦嵌合穴に前記多方向釦を嵌め込んで前記隣接釦を操作パネルにネジ止めした構成としている。ここで、前記隣接釦は、円筒状のリブの中心部に平面卍形状のバネ部を介して軸受部を一体形成すると共に、前記リブの外周に当該リブと一体の複数のヒンジ部を介して複数の押し釦をそれぞれ一体に片持ちさせた構成となっている。そして、前記多方向釦の裏面中心部に一体形成された複数の溶着軸を前記隣接釦の軸受部に溶着して当該隣接釦と前記多方向釦とを一体結合することにより、前記隣接釦の軸受部を中心にして前記多方向釦を上下・左右の多方向に傾動可能としている。このような構成の特許文献1によれば、多方向釦を押圧すると、卍形状のバネ部が撓み変形することで前記多方向釦によるタクトスイッチの押圧が可能となり、また、周辺側の押し釦を押圧することで前記ヒンジ部が撓み変形して所定のタクトスイッチが押圧されるというものである。
一方、特許文献2の押圧操作装置は、裏面周方向に複数の押圧突起を、かつ裏面中心部に支持軸を一体に有する操作釦(押圧体)と、この操作釦を揺動可能に支持する支持部材と、前記各押圧突起に対向する複数のスイッチ素子とを備えた揺動操作型スイッチ装置において、前記支持部材に凹部と当該凹部側を固定端とした十字状をなす片持ち梁状の弾性腕とを形成し、その弾性腕の自由端側に前記操作釦の連結突起を熱溶着や冷間かしめ等で結合させて前記操作釦と支持部材とを一体化するとともに、固定板上に固定されたフレキシブル基板と前記押圧突起との間にタクトばねを介在させて前記固定板と前記支持部材とを固定した構成としている。これにより、前記特許文献1の場合と同様に、操作釦を上下・左右の多方向に傾動可能とし、その操作釦の押圧解除時の復帰力を前記片持ち梁状の弾性腕とタクトばねで得られるようにしている。
特開平11−297165号公報(第4頁、図5〜図13) 特開2000−315445号公報(第3〜4頁、図2〜図4)
従来の押圧操作装置は以上のように構成されているので、特許文献1の場合、多方向釦(操作釦)を傾動可能に支持するための軸受部および卍形状のヒンジ部を有する隣接釦が操作パネルとは別体となっており、しかも、前記多方向釦と前記隣接釦とを溶着して一体化し、その隣接釦の複数箇所を前記操作パネルにネジ止めしているため、操作釦の支持構造に必要な部品点数が多くなって、組み立て工数がかかるという課題があった。また、前述のように多方向釦と隣接釦の軸受部とが溶着により一体化されているため、前記隣接釦の軸受部が卍形状のバネ部で一体保持されているとはいえども、そのバネ部には前記多方向釦の押圧負荷が一様に作用することとなり、その押圧操作に強い力を要するのみならず、前記多方向釦の押圧操作の度に前記卍形状のバネ部全体が捻れたり弾性変形するため、前記多方向釦が押圧時に意図する方向とは異なった方向に傾動する危惧があり、さらには、前記ネジ部が早期に疲労し、前記多方向釦の押圧解除時における当該多方向釦の前記バネ部による復帰力が損なわれ易いという課題があった。特に、前記隣接釦に卍形状のバネ部を一体形成したのでは、そのバネ部を含む操作釦支持部全体の構造が大型化し、操作釦支持部に必要な構造の小型化が困難になるという課題があった。さらに、前記卍形状のバネ部によって、操作釦の文字照明や操作釦外周の露光照明等の範囲が制限されるという課題もあった。
一方、特許文献2にあっては、裏面周方向に複数の押圧突起と連結突起を有する操作釦(操作体)と、この操作釦を揺動可能に支持する支持部材と、固定板上に固定されたフレキシブル基板と、このフレキシブル基板上に粘着テープで固定されて前記操作釦の連結突起との間に介在させたタクトばねとによって揺動操作型スイッチ装置を構成しているため、部品点数が多いばかりか、組み立てに際しては、操作釦の支持軸の軸受部となる支持部材の凹部を中心として十字状に形成した片持ち梁状の弾性腕の自由端側に前記操作釦と一体の連結突起を熱溶着や冷間かしめ等によって一体結合させたり、前記支持部材をフレキシブル基板の固定板に固定しなければならず、組み立てに多くの手数がかかって組立作業性が非常に悪いという課題があった。また、前記操作釦の押圧解除時の復帰力を前記片持ち梁状の弾性腕と前記タクトばねとによって得ているが、前記片持ち梁状の弾性腕は、その自由端部と、前記操作釦の裏面周縁側に一体突設した連結突起とを連結可能な長さに形成しなければならず、このため、前記弾性腕の早期疲労が発生し易く、これに起因して前記操作釦の復帰力が損なわれるという危惧があった。
この発明の上記のような課題を解決するためになされたもので、多方向に押圧操作可能な操作釦の支持構造として格別の部品を必要とせず、部品点数を削減できるとともに、組み立ても簡単で、しかも、操作釦を意図する方向へ正確に安定して傾動させることができるとともに、操作釦の十分な復帰力を安定して確保することができる押圧操作装置を得ることを目的とする。
この発明に係る押圧操作装置は、操作面母材に操作釦を複数方向へ傾動可能に取り付け、その操作釦を押圧傾動させることにより、複数の被押圧部品を選択的に動作させる押圧操作装置において、前記操作面母材に設けられ、前記操作釦が嵌め込まれる釦嵌合穴と、この釦嵌合穴の中心部に配置され、前記操作面母材に支持腕を介して一体形成された釦支持部とを有し、その釦支持部には、これに嵌着された前記操作釦を3方向以上の異なる方向へ傾動可能とする複数のヒンジ部を一体形成したものである。
この発明によれば、操作面母材の釦嵌合穴の中心部に複数の支持腕を介して釦支持部を一体形成するとともに、その釦支持部には、これに嵌着された操作釦を3方向以上の多方向に傾動可能とするヒンジ部を一体形成するように構成したので、前記操作面母材とは別部材のヒンジ部や前記操作釦の復帰力を得るためのバネ部材が不要となり、このため、部品点数が削減できて前記操作釦の組み付けも簡単に手際よく行うことができるという効果がある。また、前記釦支持部は、これと一体の支持腕で前記操作面母材に一体に保持され、しかも、複数のヒンジ部を一体に有しているので、強度上の問題が生じる危惧も少なく、さらに、前記操作釦の押圧傾動時には前記ヒンジ部が支点として捻れるため、前記操作釦の押圧解除時には、前記ヒンジ部の捻れに対する反発力(復帰力)によって前記操作釦を元の位置に復帰させることができるという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による押圧操作装置を示す外観斜視図、図2は図1の操作釦取り外し状態を示す斜視図、図3は図2を反対側から見た斜視図、図4(A)は図2中の操作パネルの要部平面図、図4(B)は図2中の操作釦の裏面図、図5は図1のA−A線に沿った断面図、図6は図1のB−B線に沿った断面図である。
図に示す押圧操作装置は、例えばカーオーディオ等のスイッチ操作パネルからなる操作面母材(以下、操作パネルという)1に操作釦20を異なった多方向に傾動可能に取り付けた構成となっている。前記操作パネル1は硬質合成樹脂により一体形成されたもので、前記操作釦20を傾動可能に嵌め込むための釦嵌合穴2を有しており、この釦嵌合穴2の中心部には前記操作パネル1に支持腕3を介して一体形成された釦支持部4が設けられている。
前記釦支持部4は、大きさ(径)が異なる複数の枠状フレーム5〜7を同心状に離間配置し、それらの枠状フレーム5〜7の相互に跨ってヒンジ部8,9を一体形成し、かつ、前記各枠状フレーム5〜7における最も外側の枠状フレーム5と操作パネル1の釦嵌合穴2の底部側とに跨って複数の支持腕3を一体形成した構造となっている。さらに詳しく説明すると、前記各枠状フレーム5〜7において、最も外側に位置する第1の枠状フレーム5は、この枠状フレーム5の下部外周からラジアル方向に延びる平面十字形状の前記支持腕3によって前記操作パネル1と一体に連結されている。また、前記第1の枠状フレーム5の内側に位置する第2の枠状フレーム6は、その外周面対称位置が前記第1の枠状フレーム5に第1のヒンジ部8で一体に連結されている。さらに、前記第2の枠状フレーム6の内側に位置する第3の枠状フレーム7は、前記第1のヒンジ部8とは異なる方向の第2のヒンジ部9によって前記第2の枠状フレーム6に一体に連結されている。換言すると、前記第1のヒンジ部8は、前記第1の枠状フレーム5と第2の枠状フレーム6とに跨って両者間の対称位置で第1,第2の枠状フレーム5,6相互に一体形成され、前記第2のヒンジ部9は、前記第2の枠状フレーム6と第3の枠状フレーム7とに跨って両者間の対称位置で第2,第3の枠状フレーム6,7に一体形成されているもので、前記第1のヒンジ部8と第2のヒンジ部9は直角方向(平面十字方向)に形成されている。
以上のように構成された釦支持部4において、その中心部に位置する第3の枠状フレーム7は他の枠状フレーム5,6よりも高く形成されている。このような第3の枠状フレーム7の内壁面対称位置には、前記対称位置の第1のヒンジ部8相互を結ぶ線上で対向する左右一対の釦係合爪10が一体突設されている。また、前記各支持腕3における前記釦嵌合穴2の内周面側には釦回り止め用の溝部11(図4(A)参照)が設けられており、この溝部11は、前記各支持腕3上に一体形成されたリブ11aによって形成され、前記操作釦20の位置決めを兼ねている。さらに、前記釦嵌合穴2の底部内周縁部に環状の内向きフランジ12が一体形成され、このフランジ12には、前記各支持腕3の相互間に位置する切欠部13が形成されており、この切欠部13は、後述するスイッチ押圧用の押圧突起31を挿入するためのものである。
一方、前記操作釦20は、図5および図6に示すように、有蓋筒状の釦本体21と、この釦本体21の外側に嵌着結合された円筒状の外装カバー22と、この外装カバー22のの表面側に嵌着された表面カバー23とからなっている。そして、前記釦本体21の裏面には、前記釦支持部4の中心部に位置する第3の枠状フレーム7の前端面(図5では上端面)に当接させる円形状の中央凸部(フレーム押圧部)24と、この中央凸部24の中心部に突設された中心軸部25と、この中心軸部25を挟む位置に突設された一対の係合片部26と、これらの係合片部26と異なった位置で前記中心軸部25を挟んで前記中央凸部24に突設され、前記第3の枠状フレーム7の内周面に摺接させるリブ状の突起27と、前記中央凸部24の周縁部で前記第2の枠状フレーム6の前端面に当接可能な位置に突設されたリブ突起からなる複数(図では4つ)のフレーム押圧突起(フレーム押圧部)28と、前記第1の枠状フレーム5の前端面に当接可能な位置に突設されたリブ状の複数のストッパ突起29とが一体形成されている。
ここで、前記係合片部26には、図3に示すように、前記第3の枠状フレーム7の釦係合爪10にスライド可能に嵌め込み係合させるためのスリット26aが設けられている。したがって、前記釦係合爪10と前記係合片部26のスリット26aは、前記釦嵌合穴2に嵌め込まれた操作釦20と前記第3の枠状フレーム7とを爪係合させる爪係合部となるものである。なお、その爪係合部は、前記操作釦20を釦嵌合穴2嵌め込み時に前記第3の枠状フレーム(最も内側の枠状フレーム)7に係合させ得るものであればよく、前記構成のものに特定されるものではない。また、前記釦本体21には、複数の光照射孔30が設けられている。さらに、前記釦本体21における筒状壁の端面には、前記切欠部13に対応する複数のスイッチ押圧用の押圧突起31と、前記溝部11に嵌め込む回り止め突起部32が一体突設されている。
次に、前記操作釦20の組み付けについて説明する。
ここで、前記操作釦20の表面カバー23には、その操作釦20の上下左右を視認できる表示があるので、その表示を視認しながら前記操作釦20を上下左右方向が正しくなるように当該操作釦20を操作パネル1の前面側から釦嵌合穴2に嵌め込むと、前記操作釦20の一対の係合片部26が操作パネル1における釦嵌合穴2の中心部に位置する第3の枠状フレーム7内に挿入される。このとき、前記一対の係合片部26は、前記第3の枠状フレーム7の内壁面に摺接して相対方向に弾性変形し、その必要以上の弾性変形が中心軸部25で阻止されて前記第3の枠状フレーム7内に挿入される。そして、前記係合片部26のスリット26が前記枠状フレーム7内の係合爪10との対応位置に到達すると、前記係合片部26が弾性復元して前記係合爪10と前記スリット26とが係合する。これと同時に、前記操作釦20の押圧突起31が操作パネル1側の切欠部13に挿入され、かつ、前記操作釦20の回り止め突起32が操作パネル1における支持腕3上の溝部11に嵌め込まれる。
このようにして操作パネル1の釦嵌合穴2に嵌め込まれた操作釦20は、前記係合爪10および各枠状フレーム5〜7間のヒンジ部8,9をそれぞれ支点として上下左右の4方向へ傾動可能に支持された組み付け状態となる。そして、前記操作パネル1をカーオーディオ等の前面側に組み付けた状態では、図5および図6に示すように、基板40上に実装された複数(図では4個)のスイッチ41に当該スイッチ41のOFF位置で前記各押圧突起31が当接または近接した状態に保持される。
次に動作について説明する。
操作パネル1がカーオーディオ等の前面に組み付けられている状態において、操作釦20の上部を押圧すると、釦嵌合穴2の中心部に位置する第3の枠状フレーム7内の係合爪10を支点にして前記操作釦20が傾動し、当該操作釦20の中央凸部24の上部が第3(中心部)の枠状フレーム7の上部を押圧するとともに、前記操作釦20の裏面上部側のフレーム押圧突起28が第2(中間部)の枠状フレーム6の上部を押圧することにより、その押圧方向に第1のヒンジ部8が捻れ、当該ヒンジ部8を支点にして前記第2の枠状フレーム6と第3の枠状フレーム7が前記操作釦20と同一方向へ一体的に傾動する。これにより、前記操作釦20の押圧側裏面に位置する押圧突起31がスイッチ41を押動する。そして、前記操作釦20の押圧を解除すると、前記第1のヒンジ部8の捻れに対する反発力(以下、自己復帰力という)によって前記第2および第3の枠状フレーム6,7と操作釦20がそれぞれ元の位置に復帰する。また、前記操作釦20の下部を押圧した場合においても、当該操作釦20は、前記係合爪10を支点にして傾動すると共に、前記操作釦20の裏面下部側のフレーム押圧突起28が第2の枠状フレーム6の下部を押圧することにより、その押圧方向に第1のヒンジ部8が捻れて前記第2,第3の枠状フレーム6,7が前記操作釦20と同一方向に一体的に傾動し、その傾動方向の押圧突起31でスイッチ41が押動され、かつ、前記操作釦20の押圧解除時には前記第1のヒンジ部8の自己復帰力で前記第2,第3の枠状フレーム6,7および前記操作釦20がそれぞれ元の位置に復帰する。さらに、前記操作釦20を左右いずれかの方向に押圧すると、当該操作釦20の中央凸部24が前記第3の枠状フレーム7を前記操作釦20と同一方向に押圧するとともに、前記操作釦20の左右いずれかのフレーム押圧突起28が第3の枠状フレーム7を押圧することにより、第2のヒンジ部9が捻れて第3の枠状フレーム7が前記操作釦20と同一方向に傾動し、その傾動方向に押圧突起31によってスイッチ41が押動され、前記操作釦20の押圧を解除すると、前記第2のヒンジ部9の自己復帰力によって前記第3の枠状フレーム7および前記操作釦20がそれぞれ元の位置に復帰する。
以上説明した実施の形態1によれば、操作パネル1の釦嵌合穴2の中心部に複数の支持腕3を介して前記操作パネル1に一体形成された釦支持部4を設け、この釦支持部4を第1から第3の枠状フレーム5〜7を同心状に配置し、それらの枠状フレーム5〜7の相互を異なる方向の第1,第2のヒンジ部7,8で一体に連結すると共に、前記釦支持部4の中心部に位置する第3の枠状フレーム7の内壁面と操作釦20の裏面中部には、前記釦嵌合穴2内への操作釦20の嵌め込時に爪係合して当該操作釦20を前記第3の枠状フレーム7の傾動可能に支持する爪係合手段(スリット26aを有する係合片部26と係合爪10)を設けるように構成したので、前記操作パネル1の釦嵌合穴2に操作釦20を嵌め込むだけで、当該操作釦20を簡単に手際よく組み付けることができるという効果がある。しかも、組み付け後の操作釦20は、前記爪係合手段の係合爪10および前記第1,第2のヒンジ部8,9を支点にして多方向(4方向)に傾動可能となるので、前記釦支持部4を操作パネル1とは別部材に形成する必要がなく、部品点数が削減できるとともに、前記操作釦20をこれと一体の複数の支持腕3によって安定支持できるという効果がある。しかも、前記支持腕3上にはリブ11aを、かつ前記操作釦20には複数のリブ状突起27〜29を一体形成するように構成したので、前記操作釦20の押圧操作によって前記支持腕3やヒンジ部8,9が破損するようなことがなく、それらの十分な強度を確保できるという効果がある。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、操作釦20を上下左右の4方向に傾動可能な釦支持部4を第1から第3の枠状フレーム5〜7を第1,第2のヒンジ部8,9によって4方向に傾動可能な構成としたが、その釦支持部4は、第1から第3の枠状フレーム5〜7間における第1,第2のヒンジ部8,9の形成位置を変えることにより、それらのヒンジ部8,9を支点にして前記操作釦20を3方向に傾動可能な支持構成とすることも可能であり、この場合も上記実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。
この発明の実施の形態1による押圧操作装置を示す外観斜視図である。 図1の操作釦取り外し状態を示す斜視図である。 図2の反対側から見た斜視図である。 図4(A)は図2中の操作パネルの要部平面図、図4(B)は図2中の操作釦の裏面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図1のB−B線に沿った断面図である。
符号の説明
1 操作パネル、2 釦嵌合穴、3 支持腕、4 釦支持部、5 第1の枠状フレーム、6 第2の枠状フレーム、7 第3の枠状フレーム、8 第1のヒンジ部、9 第2のヒンジ部、10 釦係合爪、11 溝部、11a リブ、12 フランジ、13 切欠部、20 操作釦、21 釦本体、22 外装カバー、23 表面カバー、24 中央凸部、25 中心軸部、26 係合片部、26a スリット、27 突起、28 フレーム押圧突起、29 ストッパ突起、30 光照射孔、31 押圧突起、40 基板、41 スイッチ。

Claims (5)

  1. 操作面母材に操作釦を複数方向へ傾動可能に取り付け、その操作釦を押圧傾動させることにより、複数の被押圧部品を選択的に動作させる押圧操作装置において、
    前記操作面母材に設けられ、前記操作釦が嵌め込まれる釦嵌合穴と、この釦嵌合穴の中心部に配置され、前記操作面母材に支持腕を介して一体形成された釦支持部とを有し、その釦支持部には、これに嵌着された前記操作釦を3方向以上の異なる方向に傾動可能に支持する複数のヒンジ部が一体形成されていることを特徴とする押圧操作装置。
  2. 釦支持部は、同心状に配置された大小複数の枠状フレームと、これらの枠状フレーム相互に跨って一体形成され、最も外側の枠状フレーム内に位置する複数の内側枠状フレームを異なった方向へ傾動可能に支持している複数のヒンジ部とからなり、前記外側の枠状フレームが当該枠状フレームを中心としてラジアル方向に延びる複数の支持腕を介して操作面母材に一体形成され、最も内側の枠状フレームに操作釦の裏面中心部が嵌め込み支持されていることを特徴とする請求項1記載の押圧操作装置。
  3. 釦支持部の各枠状フレームのうち、最も内側の枠状フレームと操作釦の裏側には、前記操作釦を釦嵌合穴に嵌め込んだときに両者を爪係合させる爪係合部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の押圧操作装置。
  4. 釦支持部は、釦嵌合穴の底壁側に連なる複数の支持腕を介して操作面母材に一体形成された第1の枠状フレームと、この第1の枠状フレームに対称位置のヒンジ部を介して当該ヒンジ部の捻れ方向へ傾動可能に一体形成された第2の枠状フレームと、この第2の枠状フレームに前記ヒンジ部とは異なる方向のヒンジ部を介して当該ヒンジ部の捻れ方向へ傾動可能に一体形成された第3の枠状フレームとからなり、前記第2,第3の枠状フレームが、それらの外側に連なる前記ヒンジ部を支点にして異なる方向へ操作釦で選択的に押圧傾動させられるようになっていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の押圧操作装置。
  5. 操作釦の裏側には、第2の枠状フレームと第3の枠状フレームを、それらの外側に連なっているヒンジ部を支点として当該ヒンジ部の捻れ方向へ選択的に押圧傾動させるフレーム押圧部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の押圧操作装置。
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