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JP2005339645A - 記録/再生装置、その記録/再生方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

記録/再生装置、その記録/再生方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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JP2005339645A JP2004155523A JP2004155523A JP2005339645A JP 2005339645 A JP2005339645 A JP 2005339645A JP 2004155523 A JP2004155523 A JP 2004155523A JP 2004155523 A JP2004155523 A JP 2004155523A JP 2005339645 A JP2005339645 A JP 2005339645A
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Shinjiro Kihara
伸次郎 木原
Akio Ichikawa
明男 市川
Ryoji Ono
良治 大野
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Abstract

【課題】ユーザが記録した動画や静止画等の編集、検索、整理が容易となる記録/再生装置、その記録/再生方法、プログラムおよび記録媒体を提供する。
【解決手段】動画録画と静止画録画が可能なハードディスクに代表されるランダムアクセスメディアを用いたビデオカメラなどの記録再生装置において、動画データをファイルとして記録する手段と静止画データをファイルとして記録する手段を持ち、動画データの特定部分に対して関連付けした静止画データと、関連付けした情報を作成し、記録する手段を持たせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報記録媒体にデータを記録再生する記録/再生装置、その記録/再生方法、記録/再生装置の機能を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
近年、動画撮影機能と静止画撮影機能との両方の機能を有するディジタルスチルカメラが商品化されている。これらのカメラにおいては、撮影モードが、静止画撮影モードと動画撮影モードとに分かれており、カメラ側においてモードを切り替えて撮影を行うのが一般的である。
また、それらの撮影した動画像および静止画像を再生、閲覧する場合も、多くの場合、動画閲覧モードと静止画閲覧モードとに分かれており、カメラ側あるいは別の再生装置側で切り替えて再生するのが一般的である。
一方、ディジタルスチルカメラと類似した構成のカメラとして、ディジタルビデオカメラがある。ディジタルスチルカメラは基本的に静止画像を扱うのに対し、ディジタルビデオカメラは基本的に1秒当たり60フィールド又は1秒当たり30フレームの動画を扱う点が異なる。
また、ディジタルビデオカメラで静止画記録機能を実現する構成も提案されている。例えば、動画を磁気テープに記録すると共に、静止画を固体メモリに記録する構成のディジタルカメラが商品化されている。
また、動画を撮影中にも高精細な静止画を撮影したいという要求があり、動画撮影中に静止画を撮影して、動画と静止画との対応付けが容易なように埋め込んで記録する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、動画録画と同時に静止画を撮影したときに、撮影中や再生中のどの時点でどのような静止画を撮影したのかを、撮影中の動画の表示画面内に静止画を挿入して表示することで、撮影した静止画の構図を覚えていなくても、同じような静止画を撮影してしまう無駄を無くして、動画撮影に専念できるようにする方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、動画と静止画が混在して記録されたランダムアクセス可能な記録媒体を用いて、動画再生中に、静止画が存在することを通知し、動画と静止画を選択してユーザが視聴できる提案もなされている(例えば、特許文献3参照)。
また、そのように撮影された静止画ファイル及び動画ファイルに対し、互いに関連付けるための情報を付加することにより、関連ファイルの検索を容易にし、ユーザに関連ファイルの存在を分かり易く示すための技術も提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特許文献4の技術では、各ファイルのヘッダに関連のあるファイルのファイル名や撮影時間などを付加して記録しておくことにより、動画ファイルの一覧表示の際には、関連静止画があるファイルにはそれを示すマークを表示し、関連ファイルの一覧も同一画面で閲覧可能にしている。
さらに、静止画ファイル及び動画ファイルが記録されている媒体がランダムアクセス可能なディスク媒体である場合には、関連情報に基づき、互いに関連する静止画と動画とを、切り替えて表示するようにしている。
特開2003−125344号公報 特開平11−308488号公報 特開平9−284692号公報 特開2003−9044号公報
しかしながら、特許文献4では、静止画と動画とを単に切り替えて表示できるに過ぎないため、動画撮影中に撮影された静止画が、動画中のいつ、どんなシチュエーションで撮影されたものなのかを、ユーザが知ることはできず、結局動画を再生して確認するなどの手間が生じてしまう可能性がある。
また、特許文献2のように、動画の撮影中に撮影された静止画を動画の再生中に表示するだけでは、静止画が存在することは認識できても、録画された動画や静止画の編集、検索、整理などに関しての関連付けがされておらず、ユーザにとって不便なものであるといえる。
また、単にそのとき撮影された静止画だけでなく、ユーザが編集や整理の過程で他の静止画や動画を、特定の再生位置で関連付けることができず、動画などのファイル同士の関連付けとその利用において、万全であるとはいえない。
本発明は、上記のような実情を考慮してなされたものであり、ユーザが記録した動画や静止画等の編集、検索、整理が容易となる記録/再生装置、その記録/再生方法、記録/再生装置の機能を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成とした。
(1)第一の電子データをファイルとして記録する手段と、第二の電子データをファイルとして記録する手段と、前記第一の電子データの特定部分に対して関連付けられた前記第二の電子データに関する情報を管理情報として該第一の電子データに作成し、記録する手段と、前記第二の電子データに対して関連付けられた前記第一の電子データの特定部分に関する情報を管理情報として該第二の電子データに作成し、記録する手段とを有する。
(2)第一の電子データをファイルとして記録する手段と、第二の電子データをファイルとして記録する手段と、前記第一の電子データの特定部分に対して関連付けられた前記第二の電子データに関する情報を管理情報として第三の電子データとして作成し、記録する手段とを有する。
(3)第一の電子データをファイルとして記録する手段と、第二の電子データをファイルとして記録する手段と、前記第二の電子データを前記第一の電子データから生成できる場合、第二の電子データに関連する前記第一の電子データの特定部分に関する情報を管理情報として該第一の電子データに記録する手段とを有する。
(4)第一の電子データをファイルとして記録する手段と、第二の電子データをファイルとして記録する手段と、前記第一の電子データを記録した後に、第一の電子データあるいは第二の電子データを記録したときに、該第一の電子データに対して関連付けられた、後から記録した第一の電子データあるいは第二の電子データに関する情報を管理情報として記録し直す手段とを有する。
上述したいずれかの記録装置において、前記第一の電子データおよび前記第二の電子データは、動画データあるいは静止画データのいずれかであっても動作可能である。
また、前記第一の電子データが動画データであるとき、再生中の動画に対して関連付けられた、前記第二の電子データに関する情報を管理情報として該第一の電子データに記録し直すようにしてもよい。
また、前記第一の電子データが動画データであるとき、再生中の動画に対して関連付けられた、前記第二の電子データに関する情報を管理情報として第三の電子データを作成し、記録するようにしてもよい。
本発明の再生装置は、次のいずれかの構成をとる。
(5)上述の記録装置で記録された第一の電子データと第二の電子データを有し、前記第一の電子データが動画データであるときに、記録された動画データを再生する手段と、再生中の該第一の電子データと関連付けられた第二の電子データを再生する手段とを有する。
(6)上述の記録装置で記録された第一の電子データと第二の電子データを有し、前記第一の電子データが動画データであるとき、記録された動画データを再生する手段と、再生中の前記第一の電子データと関連付けられた第二の電子データの種類が該第一の電子データと異なるときに再生モードを切り替えて再生する手段とを有する。
この再生装置において、前記第一の電子データと関連付けされた第二の電子データを再生する場合、次のいずれかによって第二の電子データの存在をユーザに知らせるようにする。
・第一の電子データと第二の電子データを多重化して、同時に表示する。
・第二の電子データを縮小して表示する。
・第一の電子データの再生から第二の電子データに切り替えて再生する。
・第二の電子データの存在をメッセージ等で明示する。
・第二の電子データの存在を効果音等で知らせる。
また、本発明は、上述した構成の記録再生装置の機能を実行させるためのプログラムまたはそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によっても構成することができる。
本発明により、動画や静止画を特定の再生位置で関連付けて記録できるので、ユーザが記録した動画や静止画等の編集、検索、整理が容易となる。
以下、図面を参照して本発明の記録再生装置に係る好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る記録再生装置101の構成を示したブロック図である。以下の説明では、本発明の記録再生装置は、例えば、動画及び静止画の撮影が可能なカメラや、音声の収録が可能なマイクなどが一体化されたディジタルビデオカメラ一体型の記録再生装置として説明する。
図1において、記録再生装置101は、メモリ102、システム制御部103、圧縮/伸長部104、操作部105、記録部106、出力部108、入力部109、多重化部110からなり、それらの各部はバス111で接続されている。
出力部108は、液晶パネル等の映像や画像を表示する表示部と、スピーカ等の音声出力部とを備えており、システム制御部103からの指示に基づき、画面の表示や音声の出力を行う。
なお、本実施形態では、説明の便宜上、表示部と音声出力部とをまとめて、出力部108として説明するが、表示に関連する構成部材と音声出力に関連する構成部材とは別々に構成しても構わない。
入力部109は、レンズやCCDなどを備えたデジタル式のカメラによって構成される画像入力部と、マイク等によって構成される音声入力部とを備えており、撮影した映像や画像および収録した音声に応じた動画データ、静止画データ、音声データを生成する。
メモリ102は、入力部109によって生成された動画データ、静止画データ、音声データを処理する際に、これらのデータを一時的に記憶するものである。
圧縮/伸長部104は、入力部109によって生成された動画データ、音声データ及び静止画データの符号化・復号化処理を行うビデオコーデックや静止画コーデックである。
多重化部110は、符号化されたAVデータ(動画データ、音声データ)の分離、多重化を行う。
記録部106は、ランダムアクセス可能な記録媒体であるリムーバブルHDD(Hard Disk Drive)107に対して情報の読み書きを行う。
リムーバブルHDD107は、ランダムアクセス可能な記録媒体であればこれに限定するものではなく、例えば、MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクでも構わないし、ICカード/光カード等のカードを用いてもよい。
システム制御部103は、例えば、動画撮影や静止画撮影などの処理を含め、記録再生装置101全体を制御する。
操作部105は、動画撮影ボタンや静止画撮影ボタンなどの各種ボタン、スイッチ等のユーザインターフェースを備えており、ユーザは、この操作部105を操作することによって、記録再生装置101の種々の動作や処理を操作する。
なお、本実施形態の記録再生装置101では、各種データや信号、各部間の命令の受け渡しなどは、バス111を介して行われる。
I.動画および静止画の記録
<実施形態1>
本発明に係る記録再生装置により撮影した時の動作について説明する。本実施形態1の撮影動作は、動画撮影中に静止画を撮影する場合である。
図2は、本実施形態1の撮影動作を説明する図であり、同図において、ユーザの操作などによって、動画撮影が開始された時に、撮影開始時の映像は201に示されるものであり、ここから動画撮影が開始される。この映像は、例えば出力部108の表示部などに表示される。
この動画の撮影中にユーザ操作などによって、静止画撮影1の位置で静止画1の撮影が行なわれた場合、図2中の202に示すように、動画とは別に撮影された静止画を小さく表示する。
図2の202において、大きい方の画像が動画であり、動画の撮影は、この時点ではまだ続いており、撮影された静止画を示す小画面(または子画面)は、例えば、一定時間が経過するか、次の静止画が撮影された時点で表示を消す。
続いて、この動画撮影中にユーザ操作などによって、さらに静止画撮影2の位置で静止画2の撮影が行なわれた場合、図2の203に示すように、動画とは別に撮影された静止画を小さく表示する。
動画撮影を終了する時には、図2の204のような画面が表示されていることになる。
図3は、本発明に係る記録再生装置により撮影、符号化された画像データのフォーマット例を示す図である。例えば、図3に示した動画像圧縮方式であるMPEG(Moving Picture Experts Group)の場合、画像ファイル301には、I−PICTURE(Intra coded PICTURE)302、P−PICTURE(Predictive coded PICTURE)303、B−PICTURE(Bidirectionally predictive coded PICTURE)304が存在する。
I−PICTUREは、動きの予測を用いずに映像信号を直接符号化したフレーム映像で、1枚の画像を構成するすべての画像情報を保有しているので、ストリームの中でI−PICTUREが多いほど、結果的に圧縮効率は下がる。
P−PICTUREは、過去方向からの動きのみから予測を用いて符号化された映像で、直前のI−PICTUREまたはP−PICTUREをリファレンスとして、動きのベクトルと、それを用いて構成された画像とオリジナル画像の差から構成される。一般的に、リファレンスとなるI−PICTUREから離れたP−PICTUREほど画質劣化が起こりやすい。
B−PICTUREは、過去および未来の映像双方向からの動きの予測を用いて符号化された映像で、一般的にP−PICTUREよりも少ないビット数で構成される。B−PICTUREが連続しても画像の誤差の蓄積は起こらないが、動き補償効果は小さくなる可能性がある。
これらを一単位とする画像の長さ305は可変長であり、基本的には予め指定した適当な時間単位で、I−PICTUREを入れることで、差分による誤差の拡大をリセットし、それ以外に極端な画像変化(カメラのパンなど)のときに、差分情報では動画像の符号化の効率が悪くなる場合に、新たなI−PICTUREを入れる。
このフォーマットで記述される動画ファイルは、I−PICTUREの先頭位置を境目として分割が可能である。
また、撮影中の静止画は、小画面(あるいは子画面)で表示するだけでなく、静止画が作成された際に、撮影したことを示す音を出す、あるいは撮影したことを示すメッセージやアイコンなどを表示する、あるいは撮影したことを示すLED(Light Emitting Diode)を点灯させるなどの方法で撮影したことを示しても構わない。即ち、撮影したことをユーザに認識させることができればよい。
図4は、本実施形態1の撮影動作によって撮影された動画ファイルおよび静止画ファイルに関する管理情報を示す図である。
撮影された動画に関する管理情報には、動画のファイル名やタイムスタンプ(動画の記録開始時間)などの情報とともに、関連付けされている静止画ファイルの有無を示すフラグと、実際に関連付けされている静止画ファイル名と、その静止画ファイルが撮影された時の動画ファイルの位置情報(例えば、アドレス位置情報)が記録される。
同様に、撮影された静止画に関する管理情報には、静止画のファイル名やタイムスタンプ(静止画の記録時間)などの情報とともに、関連付けされている動画ファイルの有無を示すフラグと、実際に関連付けされている動画ファイル名と、その静止画が撮影された時の動画ファイル上での位置情報が記録される。
位置情報となるアドレス位置は、図5に示すように、例えばMPEGファイル中のピクチャの先頭アドレスなどである。図5の場合、アドレス32192の位置のピクチャ501に対して、静止画502(図4のxxx.jpg)が対応付けされており、アドレス81928の位置のピクチャ503に対して、静止画504(図4のyyy.jpg)が対応付けされている。
このように、MPEGファイル中の特定のタイミングに対して静止画を関連付けできるため、再生時に関連付けされたアドレス位置に再生が達すると、静止画を読み出し、表示したり、静止画再生モードに移行するなどができる。
図4では、動画と静止画の管理情報は、それぞれ動画ファイルと静止画ファイルに記録されるようになっていたが、図6に示したように、動画ファイルと静止画ファイルとは別に、管理情報を記録する管理情報ファイルを持つようにしてもよい。
図6の管理情報は、記録された動画ファイルと静止画ファイルごとのファイル名、タイムスタンプ、関連付けされた動画/静止画ファイルの存在の有無を示すフラグを記録したテーブルと、動画ファイルと静止画ファイルとの関連位置を記録したテーブルからなっている。この場合、動画や静止画の再生する際に、この管理情報ファイルを適宜読み込みや書き込みが行われる。
また、図7に示したように、静止画撮影時には静止画ファイルを作成せず、静止画を撮影したときの動画ファイル中の位置情報(701,702のピクチャのアドレス)だけを記録するようにしてもよい。この場合には、動画再生時に動画ファイルの該当する位置のフレームから静止画を作成して表示すれば、ユーザには撮影された静止画を表示しているように見える。
また、これらの静止画撮影を撮影する際、記録再生装置の撮像部つまり、カメラ部分を複数用意し、動画像とはまったく別の静止画像を動画撮影と同時に撮影し、同様の関連付けをするようにしてもよい。
次に、図8のフローチャートを用いて、実施形態1の撮影動作の処理手順について説明する。この図8は、図2に示した、動画撮影中にその動画像の静止画を撮影するときの処理手順である。
まず、ユーザが操作部にて動画撮影スイッチをONにするなどして撮影開始を指示することによって、撮影(動画記録)が開始される(ステップS801)。
動画撮影が開始されると、動画ファイルが作成され、動画記録が始まり(ステップS802)、記録している動画像を表示部に表示する(ステップS803)。この動画撮影は、終了指示がユーザから出されるまで、継続して行われることになる。
次に、動画撮影中にユーザが操作部にて静止画撮影スイッチをONにするなどして静止画撮影開始を指示することによって、静止画撮影が開始されると(ステップS804のYES)、静止画記録が実行され(ステップS805)、表示部にその静止画が子画面に表示され(S806)、ステップS804に戻り、ユーザからの次の指示を待つ。
このとき、子画面に表示された静止画は、一定時間経つと(ステップS807のYES)、自動的に表示が消去され(ステップS808)、子画面に表示された静止画を消去してからステップS804に戻り、ユーザからの次の指示を待つ。
一方、静止画を撮影せず(ステップS804のNO)、動画撮影を続ける場合(ステップS809のNO)、ステップS804に戻り、ユーザからの次の指示を待つ。
しかし、静止画が撮影されず(ステップS804のNO)、動画撮影の終了指示がされた場合(ステップS809のYES)、動画記録を終了する(ステップS810)。
<実施形態2>
次に、本発明に係る記録再生装置により撮影した時の他の動作について説明する。本実施形態2における撮影動作は、動画撮影を終了した後に静止画を撮影する場合、静止画撮影終了後に動画を撮影する場合、あるいは、これらを組み合わせた場合である。
図9は、本実施形態2の撮影動作を説明する図である。図9において、ユーザの操作などによって動画の撮影が開始され、撮影された動画1(901)は、例えば記録再生装置の表示部などに表示される。
この動画1の撮影が終了した後に、ユーザ操作などによって、静止画撮影1の位置で静止画1(902)の撮影が行なわれ、動画とは別に撮影された静止画が、例えば記録再生装置の表示部などに表示される。この時、動画と静止画は別に撮影されてはいるが、動画のあとに撮影された静止画として、管理情報に記録される。
続いて、静止画1(902)の撮影後にユーザ操作などによって、動画2(903)の撮影が開始され、この動画は、静止画902の後に撮影された動画として、管理情報に記録される。
さらに、動画2の撮影後に、静止画撮影2の位置で静止画2の撮影が行なわれた場合、同様に、動画2(903)の後に撮影された静止画2(904)として、管理情報に記録される。
ここで、これらの901〜904の動画および静止画は、それぞれ独立したファイルとして保存されるが、前に撮影した動画あるいは静止画を管理情報として持つことで、関連付けされたファイルを連続で再生することができる(再生方法については、後述する)。
図10は、本実施形態2の撮影動作によって撮影された動画ファイルおよび静止画ファイルに関する管理情報を示す図である。
撮影された動画ファイルには、動画のファイル名やタイムスタンプ(動画の撮影が開始された時間)などの情報とともに、関連付けされている静止画ファイルの有無を示すフラグと、実際に関連付けされている静止画ファイル名が管理情報として記録される。
同様に、撮影された静止画ファイルには、静止画のファイル名などの情報とともに、関連付けされている動画ファイルの有無を示すフラグと、実際に関連付けされている動画ファイル名等が記録される。
図10において、例えば、動画xxx.mpg(図9の901)は最初に撮影された動画であるので、撮影時に対応するファイルが存在しないため、フラグが立っておらず、対応静止画は存在しない。
また、動画yyy.mpg(図9の903)は、静止画xxx.jpg(図9の902)の後に撮影された動画であるので、フラグが立ち、対応する静止画としてxxx.jpg(図9の902)が記録される。
また、上記説明では、対応する動画、静止画をそれぞれ直前に撮影された動画あるいは静止画のファイルとしているが、これに限定されたものではなく、直後に撮影される動画或いは静止画が作成された時に該当する画像の管理情報を書き換えて記録するようにしてもよい。
次に、図11のフローチャートを用いて、本実施形態2の撮影動作の処理手順について説明する。この図11は、図9に示した、動画撮影中にその動画像の静止画を撮影するときの処理手順である。
まず、ユーザが操作部にて動画撮影スイッチをONにするなどして撮影開始を指示することによって、撮影(動画記録)が開始される(ステップS1101)。これは、図8と同じであるが、必ずしも動画撮影である必要はなく、静止画撮影から開始されても構わない。
動画撮影が開始されると、動画ファイルが作成され、動画記録が始まり(ステップS1102)、記録している動画像を表示部に表示する(ステップS1103)。
その後、ユーザから動画撮影の終了が指示されるまで動画撮影を継続し(ステップS1104)、動画撮影の終了が指示されると、動画撮影が終了される(ステップS1105)。
次に、ユーザから再び動画撮影の開始指示がなされると(ステップS1106のYES)、ステップS1102に戻って、別の動画の撮影および記録を始める。
一方、ユーザが操作部にて静止画撮影スイッチをONにするなどして静止画撮影開始が指示されると(ステップS1106のNO、S1107のYES)、静止画撮影が開始され、静止画記録が実行され(ステップS1108)、表示部に静止画が表示され(ステップS1109)、静止画撮影が終了すると(ステップS1110)、ステップS1106に戻って、次の撮影指示があるまで待機する。
一方、本体そのものの電源をOFFにした時などのように、動画撮影も静止画撮影も終了した場合(ステップS1107のNO)、撮影終了となる。
<実施形態3>
次に、本発明に係る記録再生装置により撮影した時の他の動作について説明する。本実施形態3は、動画の再生中に静止画を記録する場合である。
図12は、本実施形態3の撮影動作を説明する図である。図12において、ユーザの操作などによって、撮影された動画像の再生が開始された時の再生開始時の映像は1201に示されるものであり、ここから動画再生が開始される。この映像は、例えば記録再生装置の表示部や、外部出力を通して他の表示装置などに表示される。
この動画の再生中にユーザ操作などによって、静止画撮影1の位置で静止画1の撮影が行なわれた場合、図12中の1202に示すように、再生されている動画とは別に、撮影された静止画が小さく表示される。ここで、大きい方の画像が動画であり、動画の再生はこの時点ではまだ続いており、撮影された静止画を示す小画面(子画面)は、例えば一定時間が経過するか、次の静止画が撮影された時に表示が消される。
静止画撮影や表示については、実施形態1の図2と同様であるが、本実施形態3では既に存在している動画ファイルに、静止画との関連付け情報を管理情報に付け加える処理が加わるところが異なっている。
さらに、動画再生中に、静止画撮影2の位置で別の静止画2の撮影を行うと、図12の1203に示すように動画とは別に撮影された静止画が小さく表示されるとともに管理情報の関連付けを更新し、最後に、1204の画像表示で動画の再生を終了する。
このようにして撮影された動画および静止画ファイルについては、実施形態1と同様に、例えば、図4または図6で示したような管理情報を持つことになる。
次に、図13のフローチャートを用いて、本実施形態3の動画再生中の静止画撮影時の処理手順について説明する。この図13は、図12に示した、動画再生中に静止画を撮影するときの処理手順である。
まず、ユーザが操作部にて動画再生スイッチをONにするなどして動画の再生開始を指示することによって、再生(動画再生)が開始される(ステップS1301)。
動画再生が開始されると、該当の動画ファイルにアクセスし、動画再生が行われ(ステップS1302)、再生している動画像を表示部に表示する(ステップS1303)。
次に、動画再生中にユーザが操作部にて静止画撮影スイッチをONにするなどして静止画撮影開始を指示することによって、静止画撮影が開始されると(ステップS1304のYES)、静止画記録が実行されて図4で示したような管理情報を持つファイルとして記録さる(ステップS1305)。この静止画関連の管理情報として、静止画ファイルの名前、タイムスタンプ(静止画の記録時間)、対応する動画像有りのフラグ、動画ファイル名、静止画撮影指示が出されたときの再生中の動画の位置情報等が更新される。
静止画が記録されると、表示部の小画面(子画面)にこの静止画が表示され(ステップS1306)、ステップS1304に戻って、次のユーザ指示を待つ。このとき、この静止画は一定時間経つと(ステップS1307のYES)、自動的に小画面(子画面)に表示された静止画の表示が消去され(ステップS1308)、ステップS1304に戻って、次のユーザ指示を待つ。
また、ステップS1304乃至S1307において、静止画を撮影するのではなく、ユーザが操作部にて静止画選択スイッチをONにするなどして、動画に既存の静止画を関連付けさせた場合にも同様に、図4に示したような管理情報を記録し、指定された静止画を表示部の小画面(子画面)に表示して、ステップS1304に戻るようにしても良い。
一方、動画再生を終了する、あるいは再生の終端に到達した場合(ステップS1304のNO、S1309のYES)、動画ファイルに撮影された静止画の情報を関連情報として管理情報を更新して(ステップS1310)、動画再生は終了する(ステップS1311)。ここで動画ファイルの管理情報としては、対応する静止画有りのフラグと、対応静止画ファイル名、この静止画撮影指示が出されたときの再生中の動画の位置情報等が更新される。
また、ここでは、動画再生終了時に動画ファイルの管理情報を書換えるようにしているが、管理情報を別ファイルで持つ場合には、この別ファイルの関連情報を動画の再生中に書き換えるようにしてもよい。
II.動画および静止画の再生
以下、動画再生中に関連付けされた静止画がある場合の通知方法について説明する。
まず、実施形態1あるいは実施形態3の撮影動作によって記録された動画および静止画を再生する場合について説明する(図14参照)。
この図14の例では、動画再生中に、関連付けされた静止画が存在する位置に再生位置が到達した時に、静止画を再生することによって静止画が存在することをユーザに通知したり、あるいは、関連付けされた静止画が存在することユーザに通知するようにする。
(1)動画と静止画を多重化して一つの画面に表示
動画と静止画のデータを多重化して、一つの画面に表示する(図15参照)。
動画は常に動画表示窓内に表示されており、静止画は動画の再生位置が関連付けされている位置に達した場合にもう一方の静止画表示窓内に再生/表示され、一定時間経過するか、次の静止画再生位置に動画再生位置が達するまで表示される。ここで、動画表示窓と静止画表示窓の大きさや配置位置は特に規定しない。
(2)静止画を小窓に表示
画面に動画を再生表示させ、動画再生中に静止画が関連付けされている位置まで再生された時に、画面に小窓を設けてその小窓に静止画を表示する(図16参照)。ここで、小窓の大きさや配置位置は特に規定しない。
この小窓は、一定時間経過するか、次の静止画再生位置に動画再生位置が達するまで表示される。または、ユーザの操作による指示で小窓の表示を消すようにしてもよい。
(3)静止画を全画面に表示
動画再生中に静止画が関連付けされている位置まで再生された時に、画面を静止画に切り替えて表示する(図17参照)。この場合、再生されている動画は停止あるいは一時停止状態にし、一定時間経過するか、ユーザの操作指示で動画再生に復帰する。
(4)静止画の存在をメッセージで通知
動画再生中に静止画が関連付けされている位置まで動画が再生された時に、画面に静止画が存在することを示すメッセージを表示する(図18参照)。
メッセージは、静止画が存在することだけを示してもよいし、静止画の名前など表示してもよい。その際、該当する静止画の再生の有無をユーザに問うメッセージを表示して、ユーザが該当静止画の再生を選択した際に、図16や図17のように静止画を再生するようにしてもよい。
(5)静止画の存在を音で通知
動画再生中に静止画が関連付けされている位置まで再生された時に、静止画が存在することを示す効果音などを鳴らす(図19参照)。
その際、効果音を鳴らすとともに、動画の再生を停止または一時停止させ、効果音が鳴った後にユーザの操作などにより、静止画再生を選択したときには図16や図17のようにして、動画の再生と静止画の再生をできるようにしてもよい。
次に、図20のフローチャートを用いて、動画再生時の処理手順を説明する。図20は、図14に示した、動画再生中にその動画像に関連付けられた静止画を再生するときの処理手順である。
まず、ユーザが操作部にて動画再生スイッチをONにするなどして動画の再生開始を指示することによって再生(動画再生)が開始される(ステップS2001)。
動画再生が開始されると、該当の動画ファイルにアクセスし、動画再生が始まり(ステップS2002)、再生している動画像を表示部に表示する(ステップS2003)。
次に、動画再生中に再生位置が関連付けされた静止画がある再生位置まできたとき(ステップS2004のYES)、静止画を読み込んで再生を実行し(ステップS2005)、再生される静止画を表示部の小画面(子画面)に表示し(ステップS2006)、ステップS2004に戻り、次の関連付け位置に到達したかを監視する。これにより、図16のように動画中に静止画が表示される。ここで、表示された静止画は一定時間経つと(ステップS2007のYES)、小画面(子画面)に表示された静止画を自動的に消去し(ステップS2008)、ステップS2004に戻る。
一方、静止画の関連付けされた位置に到達せず(ステップS2004のNO)、ユーザからの動画再生終了指示あるいは再生の終端に到達した場合(ステップS2009のNO)、動画再生は終了する(ステップS2010)。
また、ユーザの動画再生終了指示もなく、再生の終端にも達していない場合には(ステップS2009のNO)、ステップS2004に戻り、動画再生を継続する。
また、図7のように静止画をファイルとして持たない場合も、図20と同様に処理できる。ただし、この場合には、図20のステップS2005で「静止画の読み込み」の代わりに、動画ファイルの該当する位置のフレームから静止画を作成するようにする。
また、静止画の作成処理については、ピクチャを拡大/縮小するなどして表示してもよいし、ピクチャを新たな静止画ファイルに変換してから表示するなどしてもよく、特に処理の限定はしない。
上記の例は、基本的に動画再生中の静止画の再生方法についての例であるが、動画再生中に静止画を表示するだけでなく、再生のモードそのものを切り替えるようにしても構わない。
図21は、関連付けされたファイルが存在する場合の動画と静止画のモード切り替え動作を説明する図である。
例えば、動画の再生を開始し、静止画が関連付けられた再生位置(静止画再生1)までは動画再生モードである。静止画再生位置1から静止画再生モードに切り替わる。この時、表示は、例えば、図17のように全画面に静止画を表示するように切り替わる。
ただし、静止画モードへの切り替わりは、特にこの方法、表示に限らず、例えば記録されている静止画のサムネイルや名前の一覧表示画面に切り替わり、該当する静止画にフォーカスなどが合っている状態の画面表示に切り替わるなどでもよい。即ち、関連付けされた静止画がユーザに認識できればよい。
静止画モードに移行した場合、ユーザの操作などで次の静止画の表示に移ることができる。次の画像としては、ファイル名順やサイズ順や時系列順などによって選択する。
例えば、図21の場合には、動画中に関連付けられた次の静止画(静止画再生2の位置で動画と関連付けられている静止画)が表示される。また、選択の際には、サムネイルや名前の一覧表示を行って、その一覧から選択した静止画を表示するようにしてもよい。
または、選択表示されている静止画に関連付けられている動画があれば、再び動画再生モードに切り替わり、その関連付けられた動画を表示部へ表示する。
図21の場合、静止画再生2の位置で動画再生モードへ切り替えるときには、静止画再生2の位置で静止画に関連付けられている動画、しかも、その動画の静止画再生2の位置に対応する再生位置から再生する。
次に、図22のフローチャートを用いて、図21に示した、関連付けされたファイルが存在する場合の動画と静止画のモード切り替えを行うときの処理手順を説明する。
まず、ユーザが操作部にて動画再生スイッチをONにするなどして動画の再生開始を指示することによって再生(動画再生)が開始される(ステップS2201)。
動画再生が開始されると、該当の動画ファイルにアクセスし、動画再生が始まり(ステップS2202)、再生している動画像を表示部に表示する(ステップS2203)。
次に、動画再生中に再生位置が関連付けされた静止画がある再生位置まできたとき(ステップS2204のYES)、動画再生モードから静止画再生モードへモード切替が行われる(ステップS2205)。ただし、モード切替をこのタイミングで行わず、まず図16のように静止画を動画中に小画面(子画面)へ表示するなどしてから、ユーザ操作によってモード切替が行われても構わない。
モード切替後、静止画を読み込んで再生を実行し(ステップS2206)、再生される静止画を表示部に表示する(ステップS2207)。このときの表示は、全画面に該当静止画を表示しても構わないし、複数の静止画のサムネイルなどを表示して、フォーカスが該当静止画に合っているように表示するなどしても構わない。その後、他の静止画の表示を選択すると(ステップS2208のYES)、ステップS2206に戻る。
また、他の静止画の再生をせずに、現在表示している(あるいはフォーカスが合っている)静止画に関連付けされている動画が存在する場合(ステップS2208のNO、S2209のYES)、静止画モードから動画モードに切り替え(ステップS2210)、ステップS2202に戻り、該当動画の再生を始める。
さらに、関連付けされた動画の再生を行わず、静止画の再生を終了する場合(ステップS2209のNO、S2211のYES)、静止画再生モードを終了する(ステップS2212)。
一方、動画再生時に静止画再生を終了しない場合(ステップS2211のNO)は、ステップS2207に戻って、次の静止画を選択する。
次に、実施形態2の撮影動作によって記録された動画および静止画を再生する場合について説明する(図23参照)。
この図23の例では、動画ファイルと静止画ファイルとが関連付けされていた場合に該当する動画や静止画の再生を行うものである。この場合、最初の動画あるいは静止画の再生が終わった後に、その画像に関連付けされているファイルを関連情報から検索して、次の画像を再生する。本実施形態2の撮影動作では、動画ファイルと静止画ファイルは直前に撮影された動画ファイルあるいは静止画ファイルと関連付けを行った管理情報を持っているので、この管理情報を参照して次に再生する画像を検索する。ただし、管理情報を動画ファイルおよび静止画ファイルに相互に記録させるなどして、現在のファイルから次に再生されるべきファイルを決定させるようにすることによって、検索をしなくてもよいようにできる。
以上、主に動画中に対して静止画を関連付ける場合の例を中心に説明してきたが、図24のように動画再生中に動画撮影を行ない、動画同士を関連付けしても構わない。このとき撮影された動画は、表示部の子画面や多重化した小画面に表示される。この場合、システム構成などで動画用のコーデックを2つ用意したりするなど、多少の変更が必要である。
また、関連付けされるファイルは、動画ファイルや静止画ファイルに限るものではなく、それ以外のファイル(テキストファイル、図形ファイルや音声ファイル等)を関連付けし、動画や静止画の再生中に関連付けられたファイルを開くようにしても構わない。この場合もシステム構成でそのファイルを開くことのできるアプリケーション機能などを用意する必要がある。
さらに、動画や静止画の再生中だけでなく、それらの選択画面において関連付けられたファイルの一覧やサムネイルを表示することで、再生時のファイル管理を簡便にすることもできる。
例えば、図25(A)に示したように、動画の代表的な画像をサムネイルとして表示させた場合、動画サムネイル2501(図4のxxx.mpg)に関連しているファイル(図4のxxx.jpg,yyy.jpg)を図25(B)の静止画サムネイル2502と静止画サムネイル2503のように表示するなどして、関連づけられたファイルを明示することができる。
逆に、静止画サムネイルを図25(A)のように表示し、関連付けされた動画サムネイルを図25(B)のように表示するようにしてもよい。
また、サムネイルでの表示に限らず、タイトル名のみのリストなどを表示し、同様に関連ファイルのタイトルリストを表示するなどしても構わない。
図26は、図23に示した、実施形態2の撮影動作によって記録された動画と静止画の再生動作の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザが操作部にて動画再生スイッチをONにするなどして再生開始を指示することによって再生(動画再生)が開始される(ステップS2601)。
動画再生が開始されると、該当の動画ファイルにアクセスし、動画再生が始まり(ステップS2602)、再生している動画像を表示部に表示する(ステップS2603)。
その後、動画再生が終了したら(ステップS2604)、この動画に関連付けされたファイルがあるかどうか管理情報を参照して検索する(ステップS2605)。
検索の結果、関連付けられたファイルがある場合(ステップS2605のYES)、その関連付けられたファイルが動画ファイルであれば(ステップS2606のYES)、ステップS2602に戻り、関連付けられた動画ファイルの再生を始める。
一方、関連付けられたファイルが動画ファイルでない場合(ステップS2606のNO)、関連付けられた静止画が読み込まれ(ステップS2607)、再生された静止画を表示部に表示し(ステップS2608)、静止画再生が終了すると(ステップS2609)、ステップS2605に戻る。このときの表示は、全画面に該当静止画を表示するが、特に表示の仕方を限定するものではない。また、静止画再生の終了は、ユーザの操作により再生終了の指示がなされる場合や、一定時間経過により自動的に終了する場合などあるが、特に限定するものではない。
一方、検索の結果、関連付けられたファイルが存在しない場合(ステップS2605NO)、再生処理を終了する(ステップS2610)。
上記の説明では、動画と静止画は別ファイルで、再生時に順番に読み出すようになっているが、管理情報から順番が分かることを利用して、関連付けされているファイルをまとめて一つの動画ファイルとして新たなファイルを作成して記録しておき、再生の際には、この新たに記録した動画ファイルを再生するようにしてもよい。ここで、一つのファイルにする処理は、再生時に限らず、記録時やその他のタイミングで行っても構わない。
以上説明した記録再生装置は、上述した記録再生装置として機能させるためのプログラムでも実現できる。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。この記録媒体としては、メインメモリそのものがプログラム記録媒体であってもよいし、また外部にプログラムを読み取る読取装置が設けられ、その読取装置に記録媒体を挿入することでメインメモリへ読み取られるプログラム記録媒体であってもよい。
ここで、上記プログラム記録媒体は、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを記録する記録媒体であってもよい。
あるいは、ネットワーク等の通信網を介して記憶装置に格納された上記プログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよいし、また、放送網を介して上記プログラムを受信するようにしてもよい。この場合、上記プログラムを記録している配信もとの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、上述した実施形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る記録再生装置の構成を示したブロック図である。 実施形態1の撮影動作を説明する図である。 記録再生装置により撮影、符号化された画像データのフォーマット例を示す図である。 図2の撮影動作により撮影された動画ファイルと静止画ファイルの管理情報の一例を示す図である。 図2の撮影動作により撮影された動画ファイルと静止画ファイルの対応を示す図である。 図2の撮影動作により撮影された動画ファイルと静止画ファイルの管理情報の他の一例を示す図である。 静止画を撮影したときの動画ファイル上の位置情報だけを記録する場合の管理情報の一例を示す図である。 実施形態1の撮影動作の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2の撮影動作を説明する図である。 図9の撮影動作により撮影された動画ファイルと静止画ファイルの管理情報の一例を示す図である。 実施形態2の撮影時の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態3の撮影動作を説明する図である。 実施形態3の動画再生中の静止画撮影動作の処理手順を示すフローチャートである。 動画再生と静止画再生動作を説明する図である。 動画再生と静止画再生を表示する時の画面の一例(多重化)を示す図である。 動画再生と静止画再生を表示する時の画面の一例(小窓)を示す図である。 動画再生と静止画再生を表示する時の画面の一例(全画面)を示す図である。 動画再生と静止画再生を表示する時の画面の一例(メッセージ)を示す図である。 動画再生と静止画再生を表示する時の画面の一例(音)を示す図である。 動画再生と関連付けられた静止画再生の処理手順を示すフローチャートである。 関連付けられたファイルが存在する場合の動画と静止画のモード切り替え動作を説明する図である。 関連付けられたファイルが存在する場合の動画と静止画のモード切り替えを行うときの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態2の撮影動作によって記録された動画と静止画の再生動作を説明する図である。 動画再生中の動画撮影動作を説明する図である。 関連付けされたファイルの表示方法の一例を示す図である。 実施形態2の撮影動作によって記録された動画と静止画の再生動作の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101…記録再生装置、102…メモリ、103…システム制御部、104…圧縮/伸長部、105…操作部、106…記録部、107…リムーバブルHDD、108…出力部、109…入力部、110…多重化部、111…バス、201…動画撮影開始時の表示、202…静止画撮影1時の表示、203…静止画撮影2時の表示、204…撮影終了時の表示、301…MPEGファイル、302…I‐Picture、303…P‐Picture、304…B‐Picture、305…画像長、501…アドレス32192の位置のピクチャ、502…アドレス32192の位置に対応する静止画、503…アドレス81928の位置のピクチャ、504…アドレス81928の位置に対応する静止画、701…アドレス32192の位置のピクチャ、702…アドレス81928の位置のピクチャ、901…動画撮影1の表示、902…静止画撮影1の表示、903…動画撮影1の表示、904…静止画撮影2の表示、1201…動画再生開始時の表示、1202…静止画撮影1時の表示、1203…静止画撮影2時の表示、1204…動画再生終了時の表示、2401…動画再生開始時の表示、2402…動画撮影開始時の表示、2403…動画撮影終了時の表示、2404…動画再生終了時の表示、2501…動画または静止画サムネイル、2502…静止画または動画サムネイル1、2503…静止画または動画サムネイル2。

Claims (21)

  1. 第一の電子データをファイルとして記録する手段と、第二の電子データをファイルとして記録する手段と、前記第一の電子データの特定部分に対して関連付けられた前記第二の電子データに関する情報を管理情報として該第一の電子データに作成し、記録する手段と、前記第二の電子データに対して関連付けられた前記第一の電子データの特定部分に関する情報を管理情報として該第二の電子データに作成し、記録する手段とを有することを特徴とする記録装置。
  2. 第一の電子データをファイルとして記録する手段と、第二の電子データをファイルとして記録する手段と、前記第一の電子データの特定部分に対して関連付けられた前記第二の電子データに関する情報を管理情報として第三の電子データとして作成し、記録する手段とを有することを特徴とする記録装置。
  3. 第一の電子データをファイルとして記録する手段と、第二の電子データをファイルとして記録する手段と、前記第二の電子データを前記第一の電子データから生成できる場合、第二の電子データに関連する前記第一の電子データの特定部分に関する情報を管理情報として該第一の電子データに記録する手段とを有することを特徴とする記録装置。
  4. 第一の電子データをファイルとして記録する手段と、第二の電子データをファイルとして記録する手段と、前記第一の電子データを記録した後に、第一の電子データあるいは第二の電子データを記録したときに、該第一の電子データに対して関連付けられた、後から記録した第一の電子データあるいは第二の電子データに関する情報を管理情報として記録し直す手段とを有することを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の記録装置において、前記第一の電子データおよび前記第二の電子データが、動画データあるいは静止画データのいずれかであることを特徴とする記録装置。
  6. 請求項5に記載の記録装置において、前記第一の電子データが動画データであるとき、記録された動画データを再生する手段を有し、再生中の動画に対して関連付けられた、前記第二の電子データに関する情報を管理情報として該第一の電子データに記録し直す手段を有することを特徴とする記録装置。
  7. 請求項5に記載の記録装置において、前記第一の電子データが動画データであるとき、記録された動画データを再生する手段を有し、再生中の動画に対して関連付けられた、前記第二の電子データに関する情報を管理情報として第三の電子データを作成し、記録する手段を有することを特徴とする記録装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の記録装置で記録された第一の電子データと第二の電子データを有し、前記第一の電子データが動画データであるときに、記録された動画データを再生する手段と、再生中の該第一の電子データと関連付けられた第二の電子データを再生する手段とを有することを特徴とする再生装置。
  9. 請求項1乃至7のいずれかに記載の記録装置で記録された第一の電子データと第二の電子データを有し、前記第一の電子データが動画データであるとき、記録された動画データを再生する手段と、再生中の前記第一の電子データと関連付けられた第二の電子データの種類が該第一の電子データと異なるときに再生モードを切り替えて再生する手段とを有することを特徴とする再生装置。
  10. 請求項8または9に記載の再生装置において、前記第一の電子データと関連付けされた第二の電子データを再生する場合、該第一の電子データと該第二の電子データを多重化して、同時に表示することを特徴とする再生装置。
  11. 請求項8または9に記載の再生装置において、前記第一の電子データと関連付けされた第二の電子データを再生する場合、該第二の電子データを縮小して表示することを特徴とする再生装置。
  12. 請求項8または9に記載の再生装置において、前記第一の電子データと関連付けされた第二の電子データを再生する場合、第一の電子データの再生から第二の電子データに切り替えて再生することを特徴とする再生装置。
  13. 請求項8または9に記載の再生装置において、前記第一の電子データと関連付けされた第二の電子データを再生する場合、該第二の電子データの存在を明示することを特徴とする再生装置。
  14. 第一の電子データの特定部分に対して関連付けられた第二の電子データに関する情報を管理情報として該第一の電子データに作成し、記録し、前記第二の電子データに対して関連付けられた前記第一の電子データの特定部分に関する情報を管理情報として該第二の電子データに作成し、記録することを特徴とする記録方法。
  15. 第一の電子データの特定部分に対して関連付けられた第二の電子データに関する情報を管理情報として第三の電子データとして作成し、記録することを特徴とする記録方法。
  16. 第二の電子データを第一の電子データから生成できる場合、第二の電子データに関連する前記第一の電子データの特定部分に関する情報を管理情報として該第一の電子データに記録することを特徴とする記録方法。
  17. 第一の電子データをファイルとして記録した後に、第一の電子データあるいは第二の電子データを記録したときに、該第一の電子データに対して関連付けられた、後から記録した第一の電子データあるいは第二の電子データに関する情報を管理情報として記録し直すことを特徴とする記録方法。
  18. 請求項14乃至17のいずれかに記載の記録方法で記録された第一の電子データと第二の電子データを有し、前記第一の電子データが動画データである場合、再生中の該第一の電子データと関連付けられた第二の電子データを再生することを特徴とする再生方法。
  19. 請求項14乃至17のいずれかに記載の記録方法で記録された第一の電子データと第二の電子データを有し、前記第一の電子データが動画データである場合、再生中の該第一の電子データと関連付けられた第二の電子データの種類が該第一の電子データと異なるときに再生モードを切り替えて再生することを特徴とする再生方法。
  20. コンピュータに、請求項1乃至7のいずれかに記載の記録装置の機能、または、請求項8乃至13のいずれかに記載の再生装置の機能を実行させるためのプログラム。
  21. 請求項20に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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