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JP2005335715A - 不良品検出装置およびこれを備えた製袋包装システム - Google Patents

不良品検出装置およびこれを備えた製袋包装システム Download PDF

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JP2005335715A JP2004153522A JP2004153522A JP2005335715A JP 2005335715 A JP2005335715 A JP 2005335715A JP 2004153522 A JP2004153522 A JP 2004153522A JP 2004153522 A JP2004153522 A JP 2004153522A JP 2005335715 A JP2005335715 A JP 2005335715A
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清作 岩佐
Suketsugu Yokota
祐嗣 横田
Yuichiro Mizuguchi
裕一郎 水口
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Abstract

【課題】 製袋包装機の下流側において、製袋包装機において作製された袋の不良を早期に発見して排除する等して効率的な処理が可能な不良品検出装置を提供する。
【解決手段】 製袋包装システム1は、製袋包装部5における製袋不良によって生じた袋の不良を検出する不良検査部20を備えている。不良検査部20は、製袋包装部5の下方に配置されたベルトコンベア21と、ベルトコンベア21の直下流側に配置されたベルトコンベア23と、ベルトコンベア21とベルトコンベア23との接続部分の段差部分に配置されたラインセンサ22とを備えている。ラインセンサ22が、ベルトコンベア21からベルトコンベア23へと搬送される物体の通過を検知した結果に基づいて、ラインセンサ22の前を通過した袋が不良であるか否かの判定を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、製袋包装機の下流側に配置されており、製袋包装機において作製された袋を受け取って搬送しながら不良判定を行う不良品検出装置およびこれを備えた製袋包装システムに関する。
近年、シート状の包装体の一部を熱シールして袋を作製し、その中にスナック菓子などの内容物を封入して商品を自動的に作製する製袋包装機がある。
このような製袋包装機において作製された商品は、不良品が誤って出荷されないようにするために、下流側に搬送される袋に対して様々な制御が行われている(特許文献1,2参照)。
例えば、特許文献1には、製袋包装機において作製された袋を切り離した後、排出間隔、排出姿勢等を制御することが可能な縦型製袋包装機が開示されている。この縦型製袋包装機では、作製された袋を後段の装置へ搬送する搬送コンベアを備えており、搬送コンベアの駆動を制御することで搬送される袋の排出間隔、排出姿勢等を制御している。これにより、固定シュートに対して袋を排出する従来の装置と比較して、排出数量の増加や処理の高速化に対応して後段に配置されるシールチェッカーや重量チェッカー等の後処理装置において不具合が発生することを回避することができる。
特開2002−037206号公報(平成14年2月6日公開) 特開2003−011928号公報(平成15年1月15日公開)
しかしながら、上記従来の装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、特許文献1に開示された縦型製袋包装機では、製袋包装機から連続して排出される袋の間隔や姿勢の乱れを抑制するために、単に搬送コンベアによる搬送速度を制御しているだけであるため、シール不良による不良の袋を検知することはできない。このため、不良の袋を早期に発見して搬送路上から排除することはできず、効率的な処理を行うことができるとは言い難い。
本発明の課題は、製袋包装機の下流側において、製袋包装機において作製された袋の不良を早期に発見して排除する等して効率的な処理が可能な不良品検出装置およびこれ備えた製袋包装システムを提供することにある。
第1の発明に係る不良品検出装置は、製袋包装機において作製された袋を受け取って下流側に搬送するとともに袋の不良を検出する不良品検出装置であって、第1搬送部と検知部と制御部とを備えている。第1搬送部は、製袋包装機における袋の排出部の下方に配置されており、排出部から落下してくる袋を受け止めて下流側へ搬送する。検知部は、第1搬送部における搬送方向における下流側の端部に隣接して配置されており、搬送される物体を検知する。制御部は、第1搬送部および検知部と接続されている。そして制御部は、予め入力された袋の大きさと、第1搬送部における搬送速度と、検知部における袋の検知時間とに基づいて袋が不良であるか否かを判定する。
ここでは、製袋包装機における袋の排出部の下方に配置された第1搬送部の下流側の端部に配置された検知部において製袋包装機から排出されて搬送される袋やその内容物を検知することで、制御部がシール不良や袋の重なりによる不良の判定を行う。
このように、製袋包装機における袋の排出部の下方において袋の不良の発生を検知することができるため、早期に不良の袋を発見することができる。よって、下流側に配置されたシールチェッカー等の後処理装置に不良の袋が搬送されて無駄な処理が行われることを防止して処理の効率化が図れる。また、物体を検知するだけの簡易なセンサを用いているため、コストアップすることなく不良の袋を検知することができる。
さらに、製袋包装機が、例えば、ポテトチップ等の油分を含む食品を内容物とする袋を作製する場合には、シール不良により搬送路上にこぼれた内容物によって第1搬送部から下流側に配置された搬送路上に油が付着してしまう。このため、本発明の不良品検出装置のように早期にこのような内容物を搬送路上から排除することで、下流側の搬送路の汚れに起因する搬送中の袋のスリップや回転、連続搬送される袋間のピッチずれ等を防止することができる。特に、第1搬送部より下流側において上昇しながら搬送される搬送路を有している場合には、油分の付着により搬送路上で袋が滑りやすくなるため効果的である。
なお、ここでいう袋の不良とは、袋のシール不良によって袋の内容物が第1搬送部上に排出されるような不良や、製袋包装機において作製された後所定の間隔を空けて搬送されるべき袋が折り重なって搬送され、下流側に配置された後処理装置等において処理しきれなくなる不良、さらには製袋包装機の計量機から包装機までに設けられた金属探知機が反応して作製されるダブルバッグ(袋2つ分の長さの袋)、設定ミス等により所望の長さと異なる大きさの袋が作製された場合の不良等を含むものとする。
また、第1搬送部としては、コンベアやシュートを用いることができる。特に、第1搬送部としてコンベアを用いた場合には、搬送速度を正確にコントロールすることができるため、制御部における不良の判定をより正確に行うことが可能になる。
第2の発明に係る不良品検出装置は、第1の発明の不良品検出装置であって、検知部は、第1搬送部の搬送面を延長した仮想面より下側の空間から仮想面より上側の空間にかけて配置されている。
ここでは、搬送される物体を検知する検知部が第1搬送部における搬送面を延長した仮想面よりも下側の空間にも配置されているため、比較的大きい袋だけでなくシール不良発生時に第1搬送部上に散乱する袋の内容物に関しても検知することができる。
これにより、検知部が、例えば、スナック菓子などの袋の内容物を検知した場合には、その検知した内容物の周辺の袋をシール不良が発生した不良品として検知できる。
第3の発明に係る不良品検出装置は、第1または第2の発明の不良品検出装置であって、第1搬送部の下流側に配置された第2搬送部をさらに備えている。
ここでは、製袋包装機における袋の排出部の直下に配置された第1搬送部の下流側に配置されており、第1搬送部と接続された第2搬送部をさらに備えている。
これにより、さらに下流側に配置された後処理装置に対してスムーズに袋を搬送することができる。
第4の発明に係る不良品検出装置は、第3の発明の不良品検出装置であって、第1搬送部と第2搬送部との接続部分において、第1搬送部の下流側の端部は、第2搬送部の上流側の端部よりも上部に配置されている。
ここでは、第1搬送部と第2搬送部との接続部分における第1搬送部の下流側の端部の位置を、下流側に配置された第2搬送部の上流側の端部の位置との関係で決定している。すなわち、第1搬送部と第2搬送部との接続部分において、第1搬送部の下流側の端部が、第2搬送部の上流側の端部よりも上部に配置されて段違いになっている。
これにより、容易に第1搬送部の搬送面を延長した仮想面よりも下に検知部を配置することができる。
第5の発明にかかる不良品検出装置は、第1から第4の発明のいずれか1つの不良品検出装置であって、検知部は、第1搬送部によって搬送される袋を挟むようにそれぞれ配置された投光部と受光部とを有するラインセンサである。
ここでは、検知場所において投光部から照射された光を受光部が受光すると物体がないことを検知することができ、逆に受光部が受光しなくなると物体があることを検知することができる。
これにより、例えば、受光部において受光量が減少した時間と、第1搬送部における搬送速度および袋の大きさから計算して算出された時間とを比較して、受光量の減少時間が算出された時間よりも長い場合には、袋が重なってあるいは切断されずに搬送されている不良の発生を検知できる。よって、安価かつ簡易な構成により、第1搬送部によって搬送される袋の不良を検知することができる。
第6の発明に係る不良品検出装置は、第1から第5の発明のいずれか1つの不良品検出装置であって、第1搬送部は、袋を搬送する搬送ベルトと搬送ベルトを回転させるモータとを有するコンベアである。
ここでは、第1搬送部としてコンベアを用いているため、搬送速度を容易に制御することができる。また、第1搬送部としてシュートを用いた場合と比較して正確な搬送速度で物体を搬送することができるため、検知部において袋の不良を検知するための計算を正確に行うことができる。
第7の発明にかかる不良品検出装置は、第1から第6の発明のいずれか1つの不良品検出装置であって、第1搬送部は、搬送方向における下流側の端部付近を中心に回動可能である。
ここでは、製袋包装機において作製される袋の大きさ(長さ)に応じて第1搬送部における下流側の端部付近を中心にして回動させる。
これにより、袋が大きい場合には第1搬送部の上流側の端部を適切な高さまで下降させる一方、袋が小さい場合には第1搬送部の上流側の端部を適切な高さまで上昇させることができる。よって、製袋包装機において複数種類の袋を作製する場合でも、下流側に配置された後処理装置等まで袋を円滑に搬送することができる。
さらに、第1搬送部を下流側の端部付近を中心に回動させているため、第1搬送部の下流側の端部に隣接して配置された検知部と第1搬送部の下流側の端部との位置関係ほとんどを変えることなく第1搬送部の高さを変更することができる。よって、第1搬送部の高さを変更した場合でも、検知部における不良の検知を安定した状態で行うことができる。
第8の発明に係る不良品検出装置は、第3または第4の発明の不良品検出装置であって、制御部は、さらに第2搬送部の搬送速度に基づいて袋が不良であるか否かを判定する。
ここでは、検知した袋が不良であるか否かを検知する制御部が、第1搬送部の下流側に配置された第2搬送部の搬送速度も考慮して不良判定を行う。
例えば、製袋包装機で作製される袋が長い場合には、検知部において検知されている袋の搬送方向前側がすでに第2搬送部にかかって第2搬送部によって搬送されることがある。このため、袋の大きさ(長さ)が所定の長さ以上である場合には、第2搬送部の搬送速度と実際に検知部において袋が検知される時間とに基づいて不良判定を行うことで、より正確に不良の発生を検知することが可能になる。
第9の発明にかかる不良品検出装置は、第1から第8の発明のいずれか1つの不良品検出装置であって、袋の搬送路上から物体を排除する排除部をさらに備えている。
ここでは、制御部が不良と判定した袋や搬送路上にこぼれた内容物を、第1搬送部および第2搬送部によって形成される搬送路上から排除する排除部をさらに備えている。
これにより、下流側に配置された後処理装置に搬送されるまでに不良の袋やシール不良によって搬送路上にこぼれた内容物を排除できるため、不良の袋に対して後処理が施される前に排除して無駄な処理を防止することで処理を効率化できる。
第10の発明にかかる不良品検出装置は、第9の発明の不良品検出装置であって、排除部は、搬送路上から排除される物体に対して空気を吹き付ける。
ここでは、不良の袋や搬送路上の袋の内容物を搬送路上から排除する排除部として、空気によって不良品を搬送路上から排除するエアジェット等の装置を用いている。
これにより、安価な構成により、不良の袋自体やシール不良の袋から搬送路上にこぼれた内容物等を確実に搬送路上から排除することができる。
第11の発明に係る製袋包装システムは、請求項1から10のいずれか1項に記載の不良品検出装置と、シート状の包装紙を縦横方向にシールして袋を成形し、袋の中に商品を封入する製袋包装機と、を備えている。
ここでは、製袋包装機における袋の排出部の下方に配置された第1搬送部の下流側の端部に配置された検知部において製袋包装機から排出されて搬送される袋やその内容物を検知することで、制御部がシール不良や袋の重なりによる不良の判定を行う。
このように、製袋包装機における袋の排出部の下方において袋の不良の発生を検知することができるため、早期に不良の袋を発見することができる。よって、下流側に配置されたシールチェッカー等の後処理装置に不良の袋が搬送されて無駄な処理が行われることを防止して処理の効率化が図れる。また、物体を検知するだけの簡易なセンサを用いているため、コストアップすることなく不良の袋を検知することが可能な製袋包装システムを提供できる。
本発明の不良品検出装置によれば、製袋包装機の搬出部の下方において袋の不良の発生を検知することができるため、早期に不良の袋を発見することができ、下流側に配置されたシールチェッカー等の後処理装置に不良の袋が搬送されて無駄な処理が行われることを防止して処理の効率化が図れる。
本発明の一実施形態に係る不良品検出装置を備えた製袋包装システム1について、図1〜図12を用いて説明すれば以下の通りである。
[製袋包装システム全体の構成]
本実施形態の製袋包装システム1は、図1および図2に示すように、ポテトチップス等の内容物を袋詰めする機械であり、主として、内容物の袋詰めを行う本体部分である製袋包装部(製袋包装機)5と、この製袋包装部5に対して袋となるフィルムを供給するフィルム供給部6と、製袋包装部5において作製された袋を後段のウェイトチェッカー30等の後処理装置に搬送しつつ袋の不良検査を行う不良検査部(不良品検出装置)20とから構成されている。また、製袋包装部5の前面には操作スイッチ類7が配置されており、この操作スイッチ類7を操作する操作者が視認できる位置に操作状態を示す液晶ディスプレイ8が配置されている。
<フィルム供給部および製袋包装部の構成>
フィルム供給部6は、後述する製袋包装部5の成形機構13にシート状のフィルムを供給する役割を果たし、ここでは製袋包装部5に隣接して設けられている。このフィルム供給部6にはフィルムが巻かれたロールがセットされ、このロールからフィルムが繰り出される。
製袋包装部5は、図1および図2に示すように、シート状で送られてくるフィルムを筒状に成形する成形機構13と、筒状となったフィルム(以下、筒状フィルムという。)を下方に搬送するプルダウンベルト機構(包材搬送機構)14と、筒状フィルムの重ね合わせ部分を縦に熱シールする縦シール機構15と、筒状フィルムを横にシールすることで袋の上下端を閉止する横シール機構17と、これらの各機構を支える支持フレーム12とから構成されている。また、支持フレーム12の周囲にはケーシング9が取り付けられている。
成形機構13は、図2に示すように、チューブ31と、フォーマー32とを有している。チューブ31は、円筒形状の部材であり、上下端が開口している。チューブ31は、平面的に天板29の中央近傍の開口部分に配置され、図示しないブラケットを介してフォーマー32と一体にされている。このチューブ31の上端の開口部には、組合せ計量機2から計量された内容物が投入される。フォーマー32は、チューブ31を取り囲むように配置されている。このフォーマー32の形状は、フィルム供給部6から送られてきたシート状のフィルムFがフォーマー32とチューブ31との間を通るときに筒状に成形されるような形状とされている。このフォーマー32も、図示しない支持部材を介して支持フレーム12に固定されている。また、成形機構13のチューブ31やフォーマー32は、製造する袋の幅寸法に応じて取り替えることができるようにされている。そのために成形機構13は、支持フレーム12に対し着脱自在にされている。
プルダウンベルト機構14と縦シール機構15とは、天板29から吊り下げられているレール40に支持されており、チューブ31を両側から挟むように配置されている。これらの機構14,15は、チューブ31が取り付けられるときに、レール40に沿って移動して位置合わせがされる。プルダウンベルト機構14は、チューブ31に巻き付いた筒状フィルムFを吸着して下方に搬送する機構であり、主として、駆動ローラ41および従動ローラ42と、吸着機能を有するベルト43とから構成されている。縦シール機構15は、チューブ31に巻き付いている筒状フィルムの重なり部分を、一定の加圧力でチューブ31に押しつけながら加熱して、縦にシールする機構である。この縦シール機構15は、ヒータや、ヒータにより加熱され筒状フィルムの重なり部分に接触するヒータベルト等を有している。
<横シール機構の構成>
次に、横シール機構17について説明する。
横シール機構17は、成形機構13,プルダウンベルト機構14,および縦シール機構15の下方に配置され、支持フレーム12に支持されている。この横シール機構17は、図3および図4に示すように、左右のシールジョー移動ユニット50a,50bから構成される。これらのシールジョー移動ユニット50a,50bは、それぞれ、2つのシールジョー51,52をD字状に旋回させながら、筒状フィルムを横シールするときに両ユニット50a,50bの一対のシールジョー51又はシールジョー52押しつけ合わせるためのユニットである。以下、図3および図4において、筒状フィルムFの左側に位置する方を第1シールジョー移動ユニット50a、右側に位置する方を第2シールジョー移動ユニット50bと呼ぶこととする。なお、筒状フィルムFは、両シールジョー移動ユニット50a,50bを区切る面C0に沿って、面C0が筒状フィルムFの幅方向中心となるような状態で下方に搬送される。
シールジョー移動ユニット50a,50bは、ともにシールジョー51,52を有しているが、シールジョー51の駆動モータとシールジョー52の駆動モータとは異なっている。シールジョー51は、駆動モータ91によって軸C1,C2を中心に回転する。すなわち、第1シールジョー移動ユニット50aのシールジョー51は軸C1を中心として、第2シールジョー移動ユニット50bのシールジョー51は軸C2を中心として回転する。一方、シールジョー52は、駆動モータ92によって軸C1,C2を中心に回転する。すなわち、第1シールジョー移動ユニット50aのシールジョー52は軸C1を中心として、第2シールジョー移動ユニット50bのシールジョー52は軸C2を中心として回転する。
駆動モータ91の回転により、ギア91b,91cが回転し、シュミットカップリング98を介してシールジョー移動ユニット50a,50bの旋回中心C1,C2と同軸の旋回軸94,96に回転が伝わる。そして、旋回軸94にはレバー91dの一端が、旋回軸96にはレバー91fの一端が固定されているため、各レバー91d,91fが旋回中心C1,C2の周りを回転することになる。
一方、駆動モータ92の回転により、ギア92b,92cが回転し、シュミットカップリング99を介してシールジョー移動ユニット50a,50bの旋回中心C1,C2と同軸の旋回軸95,97に回転が伝わる。そして、旋回軸95にはレバー92dの一端が、旋回軸97にはレバー92fの一端が固定されているため、各レバー92d,92fが旋回中心C1,C2の周りを回転することになる。
第1シールジョー移動ユニット50aのシールジョー51は、一端がレバー91dの先端に、他端がレバー91eの先端によって支持されている。レバー91eは、旋回中心C1を中心として回転する部材であり、旋回軸95に相対回転可能に支持されている。
第2シールジョー移動ユニット50bのシールジョー51は、一端がレバー91fの先端に、他端がレバー91gの先端によって支持されている。レバー91gは、旋回中心C2を中心として回転する部材であり、旋回軸97に相対回転可能に支持されている。
第1シールジョー移動ユニット50aのシールジョー52は、一端がレバー92dの先端に、他端がレバー92eの先端によって支持されている。レバー92eは、旋回中心C1を中心として回転する部材であり、旋回軸94に相対回転可能に支持されている。
第2シールジョー移動ユニット50bのシールジョー52は、一端がレバー92fの先端に、他端がレバー92gの先端によって支持されている。レバー92gは、旋回中心C2を中心として回転する部材であり、旋回軸96に相対回転可能に支持されている。
各シールジョー51,52は、図4の垂直方向に筒状フィルムFの寸法より長く延びて形成された部材であり、内部にヒータを有している。このヒータによってシールジョー51,52のシール面が加熱され、左右のシールジョー51,52によって挟み込まれた筒状フィルムFの一部が熱シールされるようになっている。
なお、シュミットカップリング98,99は、リンクにより結合されている3枚の円板から構成されており、入力軸の回転を出力軸に伝達する軸継手である。これらのシュミットカップリング98,99は、平面的に固定されている入力軸に対して出力軸が平面的に移動して両者の軸芯距離が変わった場合にも、入力軸の回転を出力軸に伝えることができるものである。
また、旋回軸94,95,96,97は、それぞれ、水平移動板62a,61a,62b,61bに軸支されている。これらの水平移動板62a,61a,62b,61bは、図5等に示す横方向駆動機構55によって水平移動する。水平移動板61a,62aが互いに同じ動きをして、水平移動板61b,62bが互いに同じ動きをする。ここでは、水平移動板61a,61bを例にとって横方向駆動機構55の説明を行う。図5に示すように、横方向駆動機構55は、水平移動板61a,61bを互いに近接又は離反させるための駆動機構75を有するとともに、水平移動板61a,61bを水平方向にスライド自在に支持するガイド部やガイドレールを有している。
駆動機構75は、サーボモータ80(図3参照)によって回転するボールねじ80aと、ボールねじ80aに螺合する第1および第2ナット部材81,82と、ボールねじ80aと水平方向で直交するように設けられた第1および第2連結ロッド83,84と、移動方向に沿って設けられた1対の第3連結ロッド85と、第3連結ロッド85と平行に設けられた第4連結ロッド86とを有している。
第1連結ロッド83は継手87を介して1対の第3連結ロッド85に連結されており、1対の第3連結ロッド85の先端は水平移動板61bの側端面に固定されている。なお、1対の第3連結ロッド85は、水平移動板61aをスライド自在に貫通している。また、第2連結ロッド84は継手88を介して第4連結ロッド86に連結されており、第4連結ロッド86の先端は水平移動板61aの側端面に固定されている。
そして、ボールねじ80aにおいて、第1ナット部材81が螺合する部分と、第2ナット部材82が螺合する部分とは、互いに逆ねじになっている。
このような駆動機構75により、ボールねじ80aが回転することにより、水平移動板61a,61bを互いに近接させたり、離反させたりすることが可能となる。
<製袋包装部の横シール処理までの動作>
次に、製袋包装システム1の動作について説明する。
まず、製袋包装システム1において横シール処理が行われるまでの動作について、図2に基づいて説明する。
フィルム供給部6から成形機構13に送られたシート状のフィルムFは、フォーマー32からチューブ31に巻き付けられて筒状に成形され、そのままプルダウンベルト機構14によって下方に搬送される。そして、フィルムFはチューブ31に巻き付けられた状態において両端部が周面上で重ね合わせられた状態となり、その重ね合わせ部分が縦シール機構15によって縦にシールされる。
縦にシールされて円筒形状となった筒状フィルムFは、チューブ31を抜けて横シール機構17へと降りていく。また、このときには筒状フィルムFの移動と同時に、内容物の固まりが組合せ計量機2からチューブ31を通って落下してくる。そして、横シール機構17においては、筒状フィルムF内に内容物が存在する状態で、その袋の上端および内容物が存在する袋の上部の袋の下端の部分が横に熱シールされる。
<製袋包装システムの横シール処理後の動作>
以上のようにして連続的に製造される袋は、図1および図2に示すように、横シール機構17から不良検査部20のベルトコンベア21に落下し、ベルトコンベア21によって搬送方向における下流側へ搬送され、ウェイトチェッカー30等の後工程の装置(後処理装置)に送られる。
<不良検査部の構成>
不良検査部20は、図2および図6〜図8に示すように、ベルトコンベア(第1搬送部)21と、ラインセンサ(検知部)22と、ベルトコンベア(第2搬送部)23と、エアジェット(排除部)24とを備えている。そして、不良検査部20は、製袋包装部5のベルトコンベア21,23によってウェイトチェッカー30等の後処理装置の方へ袋を搬送しつつ、袋や内容物を検知してその検知時間から袋の不良を発見し、搬送路上から袋や内容物等を排除する。
ベルトコンベア21は、図2に示すように、製袋包装部5の横シール機構17の直下に配置されており、横シール機構17において内容物を封入した状態で製袋され落下してくる袋を受け止めて下流側へと搬送する。また、ベルトコンベア21は、図6〜図9に示すように、物体を搬送する無端状の平ベルト21a、平ベルト21aを内側から支持する駆動ローラ21b、回転駆動力を発生させるモータ21c、タイミングベルト21dを備えている。そして、ベルトコンベア21は、モータ21cの回転駆動力がタイミングベルト21dを介して駆動ローラ21bに伝達されて平ベルト21aが回転することで、平ベルト21a上に載置された物体を所望の方向に搬送する。
さらに、ベルトコンベア21は、図9に示すように、モータ21c等を内部に収納するモータボックス21eと、モータボックス21eの下流側に取り付けられた回動フレーム21fとを有している。
回動フレーム21fは、後述するベルトコンベア23のフレーム23dに貼り付けられた2枚の板23eの間で回動可能に支持されている円弧部21gを有している。そして、円弧部21gは、下流側の駆動ローラ21bの回転軸を中心とする半径の異なる2つの円弧を含むように形成された板部材である。円弧部21gには、2つの円弧に平行な溝21hが形成されている。溝21hには、ベルトコンベア23のフレーム23d側に形成された雌ねじ穴に螺合させられる固定ねじ21iが差し込まれており、所望の位置で固定ねじ21iを締め付けることで回動フレーム21fを下流側に配置されたベルトコンベア23のフレーム23dに対して固定する。これにより、円弧部21gを2枚の板23eの間で移動させて固定ねじ21iで固定することで、ベルトコンベア21全体を下流側の駆動ローラ21bの回転軸を仮想の回動軸として回動させて、ベルトコンベア21の角度や上流側の端部の高さを調整することができる。このため、製袋包装部5の横シール機構17から落下してくる袋の大きさや形状等に応じて、ベルトコンベア21の受け取り角度の調整や、ベルトコンベア21における袋の落下位置と横シール機構17との距離の調整を容易に行うことができる。これにより、横シール機構17から落下してくる袋を前転させたりすることなく、一定の姿勢を保った状態でスムーズに下流側へと搬送することができる。
ラインセンサ22は、図9に示すように、ベルトコンベア21の下流側の端部、すなわち下流側の駆動ローラ21bに隣接するようにベルトコンベア23に対して固定配置されている。また、ラインセンサ22は、複数の投光部22aa〜22aeと、これに対応する複数の受光部22ba〜22beとを有している。そして、図10に示すように、各投光部22aa〜22aeから全ての受光部22ba〜22beに対して照射された光を受光部22ba〜22beが受光する。このとき、ベルトコンベア21上を搬送される袋がこれらのラインセンサ22の前、つまり、投光部22aa〜22aeと受光部22ba〜22beとの間を通過すると投光部22aa〜22aeから照射された光の数本が遮られて受光部22ba〜22beにおいて受光する光の量が減少する。このように、受光部22ba〜22beにおける受光量の減少により、搬送路上における物体の存在を検知することができる。また、これらの投光部22aa〜22aeおよび受光部22ba〜22beのうち、下方に配置された投光部22ad,22aeおよび受光部22bd,22beは、図9に示すように、ベルトコンベア21の搬送面を下流側へ延長してできる仮想面X(図9に示す2点鎖線参照)よりも下方に、そしてそれ以外の投光部22aa〜22acおよび受光部22ba〜22bcは仮想面Xよりも上方に配置されている。このように、ベルトコンベア21の搬送面を下流側へ延長してできる仮想面Xよりも下方にも物体を検知するセンサを配置することで、袋だけでなく、横シール機構17等におけるシール不良によって搬送路上に散乱した内容物についても確実に検知することができる。なお、上記のようにしてラインセンサ22が搬送される物体を検知した場合には、ラインセンサ22からはON信号が制御部28に対して送信される(図12(a)〜図12(e)参照)。
ベルトコンベア23は、ベルトコンベア21の直下流側に配置されており、ベルトコンベア21から袋を受け取ってウェイトチェッカー30等の後処理装置に搬送する。また、ベルトコンベア23の最上流側、つまりベルトコンベア21との接続側においては、ベルトコンベア23の最上流側の端部は、ベルトコンベア21における最下流側の端部よりも下方に配置されている。このため、ベルトコンベア21とベルトコンベア23との接続部分には段差が形成される。そして、この段差部分には上述したラインセンサ22が配置されており、袋だけでなく、ベルトコンベア21から落下する内容物等の小片まで検知することができる。
エアジェット24は、図6に示すように、ウェイトチェッカー30等の後処理装置に搬送されるまでのベルトコンベア23の途中に配置されている。そして、エアジェット24は、図7に示すように、ラインセンサ22における物体の検知結果に基づいて後述する制御部28において不良と判定された袋や内容物の小片等に対して搬送方向にほぼ直角な方向から空気を吹き付ける。これにより、不良の袋や内容物等を後処理装置まで搬送される前に搬送路上から排除することができる。
<制御ブロック>
本実施形態の製袋包装システム1は、図11に示すような制御ブロックを構成する制御部28を備えている。
制御部28は、図11に示すように、プルダウンベルト機構14、縦シール機構15、横シール機構17、ベルトコンベア21(モータ21c)、ラインセンサ22およびエアジェット24と接続されている。そして、制御部28は、製袋包装部5が有しているプルダウンベルト機構14、縦シール機構15および横シール機構17を、運転設定条件に従って制御する。また、制御部28は、予め入力された製袋包装部5において作製される袋の大きさと、ベルトコンベア21の搬送速度、ラインセンサ22における物体の検知時間に基づいて、現在搬送中の袋が不良であるか否かの判定を行う。
[製袋包装システムによる不良検査]
本実施形態の製袋包装システム1では、製袋包装部5において作製された袋について不良となった袋を検出する不良検査を行う。なお、このような袋の不良には、縦シール機構15や横シール機構17におけるシール不良によって袋の内容物がベルトコンベア21上に排出されるような不良、製袋包装部5において作製された後所定の間隔を空けて搬送されるべき袋が折り重なって搬送される不良が含まれる。さらには、製袋包装部5において計量から包装に至るまでの工程に設けられた金属探知機が反応して自動的に作製されるダブルバッグ(袋2つ分の長さの袋)が作製されている場合や、設定ミス等により所望の長さと異なる大きさの袋が作製された場合の不良等も含まれる。
すなわち、製袋包装システム1では、まず、操作スイッチ類7等を介して、ユーザによって製袋包装部5において作製される袋の大きさ(搬送方向の長さ)が入力される。入力された袋の大きさは、図示しないメモリで記憶される。
製袋包装システム1の運転が開始されると、ベルトコンベア21の搬送速度(モータ21cの回転速度)が制御部28に送信される。そして、製袋包装部5の横シール機構17からベルトコンベア21上に排出されて下流側へ搬送される袋を、ベルトコンベア21とベルトコンベア23との接続部分に配置されたラインセンサ22が検知し、この検知時間(ラインセンサ22において投光部22aa〜22aeから受光部22ba〜22beに向かって照射される光のいずれかが継続して遮られている時間)がラインセンサ22から制御部28に対して送信される。
ここで、制御部28は、上記袋の大きさと上記搬送速度と上記検知時間とに基づいて、袋の不良発生の有無の判定を行う。具体的には、製袋包装部5において作製されるべき正常な袋の大きさとベルトコンベア21の搬送速度とに基づいて算出される正常な大きさの袋が通過した場合にラインセンサ22において検知されるべき時間と、実際に通過した袋を検知した時間との比較を行う。そして、実際の検知時間が上記検知されるべき時間が基準とする所定の範囲内である場合(図12(a)参照)には、ラインセンサ22において検知された袋が正常な袋であると判定する。一方、上記検知されるべき時間よりも実際の検知時間の方が所定の数値を超えて長い場合(図12(b)参照)や短い場合(図12(c)参照)には、製袋包装部5において正常な袋が作製されていないと判断して不良の判定を行う。
また、例えば、横シール機構17においてシール不良が発生した場合には、袋に封入される内容物が袋からこぼれてベルトコンベア21上に散乱することがある。本実施形態の製袋包装システム1では、上述した製袋不良の袋の検知だけでなく、シール不良によって袋からベルトコンベア21上にこぼれて搬送される内容物を検知する。具体的には、ラインセンサ22において検知した時間が、袋の通過時と比べて非常に短い物体を検知した場合(図12(d)参照)には、内容物がベルトコンベア21上に散乱しているものとして検知し、内容物を検知した前後の袋を不良として判定する。なお、図12(d)に示すように、内容物を検知した場合に不良として処理する袋は、上述したように前後の袋であってもよいし、前の袋だけあるいは後ろの袋だけを不良として判定してもよいものとする。
さらに、袋の大きさが異なる場合(図12(b),(c)参照)以外にも、図12(e)に示すように袋同士の間隔が狭い場合にも、これを不良として判定する。これは、所定の間隔をあけて搬送されるべき袋が、図12(e)に示すように狭い間隔で連続して搬送されるとウェイトチェッカー30等の後処理装置において処理しきれなくなってしまうことを防止するためである。このような不良判定を行った場合には、制御部28は間隔を狭くしている後ろの袋だけを排除するようにエアジェット24を制御する。
制御部28における判定結果は、エアジェット24による空気噴射タイミングの制御に反映される。つまり、制御部28において不良と判定された袋やラインセンサ22において検知された内容物は、図7に示すように、エアジェット24の前まで搬送されたタイミングでエアジェット24から噴射される空気によって搬送路上から所定の方向へ排除される。
[製袋包装システムの特徴]
(1)
本実施形態の製袋包装システム1は、図6および図7に示すように、製袋包装部5における製袋不良によって生じた袋の不良を検出する不良検査部20を備えている。そして、この不良検査部20は、製袋包装部5の下方に配置されたベルトコンベア21と、ベルトコンベア21の直下流側に配置されたベルトコンベア23と、ベルトコンベア21とベルトコンベア23との接続部分の段差部分に配置されたラインセンサ22とを備えている。そして、ラインセンサ22が、ベルトコンベア21からベルトコンベア23へと搬送される物体を検知した結果等、具体的には、ラインセンサ22において物体を検知した時間、予め入力された袋の長さ、ベルトコンベア21の搬送速度に基づいて、ラインセンサ22の前を通過した袋が不良であるか否かの判定を行う。
このように、製袋包装部5の直下に配置されたベルトコンベア21に隣接配置されたラインセンサ22における検知結果に基づいて袋の不良の判定を行うことで、製袋包装部5から排出された袋がウェイトチェッカー30等の後処理装置に搬送される前に早期に搬送路上から不良の袋を排除することができる。よって、ウェイトチェッカー30等の後処理装置に不良の袋が搬送されて無駄な処理が行われることを防止して処理の効率化を図ることができる。また、搬送される物体を検知するだけの簡易なセンサを用いて不良判定を行っているため、コストアップすることなく不良の袋を検知することができる。さらには、従来よりも早期に袋の内容物等を搬送路上から排除することができるため、例えばポテトチップ等のスナック菓子を内容物とする袋のシール不良により内容物が搬送路上に散乱した場合でも、搬送路上が油で汚れてしまうことを防止できる。よって、搬送路上に付着した油によって袋が滑って所定のピッチを保てなくなったり回転したりすることを防止できる。特に、図2に示すように、搬送路が下流側に進むにつれて高くなっており上昇しながら袋が搬送される場合には、搬送される袋が滑りやすい状態であるため特に効果的である。
(2)
本実施形態の製袋包装システム1では、図8および図9に示すように、作製された袋を搬送するベルトコンベア21,23の接続部分に、搬送される物体を検知するラインセンサ22を備えている。そして、このラインセンサ22は、複数の投光部22aa〜22aeと複数の受光部22ba〜22beとを備えており、投光部と受光部の一部(投光部22ad,22aeおよび受光部22bd,22be)がベルトコンベア21の搬送面を下流側に延長した仮想面よりも下の空間に配置されている。そして、他の投光部と受光部(投光部22aa〜22acおよび受光部22ba〜22bc)が上記仮想面上の空間に配置されている。
これにより、投光部22aa〜22acおよび受光部22ba〜22bcによって袋を検知する一方、シール不良等によって袋からこぼれた内容物については投光部22ad,22aeおよび受光部22bd,22beによって検知することが可能になる。
(3)
本実施形態の製袋包装システム1では、図7に示すように、製袋包装部5の横シール機構17の直下に配置されたベルトコンベア21と、その直下流側に接続されたベルトコンベア23とで、製袋包装システム1における搬送路を形成している。
これにより、作製された袋を効率よくウェイトチェッカー30等の後処理装置に対して搬送することができる。
(4)
本実施形態の製袋包装システム1では、図9に示すように、ベルトコンベア21の下流側の端部がベルトコンベア23の上流側の端部よりも上方に配置されている。
これにより、ベルトコンベア21とベルトコンベア23との接続部分に段差を形成することができ、この段差部分に沿ってラインセンサ22を配置することで袋、内容物の双方を容易に検知することが可能になる。
(5)
本実施形態の製袋包装システム1では、図8に示すように、複数の投光部22aa〜22aeと受光部22ba〜22beとを搬送路を挟むように配置されたラインセンサ22を用いて物体の搬送を検知する。
これにより、簡易かつ安価なセンサを用いて袋の不良の判定を行うことができる。
(6)
本実施形態の製袋包装システム1では、図9等に示すように、横シール機構17から排出される袋を受け取って下流側へ搬送する搬送機構(第1搬送部)として、平ベルト21aやモータ21c等を備えたベルトコンベア21を用いている。
これにより、搬送機構(第1搬送部)としてシュートを用いた場合と比較して、搬送速度をコントロールすることができるためより正確に不良の判定を行うことができる。さらに、ベルトコンベア21は落下してくる袋を強制的に下流側へ搬送するため、シュートを用いた場合における落下してくる袋のつっかかりをなくして、袋の姿勢を乱すことなく下流側へとスムーズに搬送することができる。
(7)
本実施形態の製袋包装システム1では、図9に示すように、ベルトコンベア21が回動フレーム21fを備えており、ベルトコンベア23側に固定された2枚の板23eの間で回動フレーム21fの円弧部21gが移動することで、ベルトコンベア21の下流側の端部付近を中心としてベルトコンベア21を回動させることができる。よって、製袋包装部5において作製される袋の大きさに応じてベルトコンベア21の高さ位置を調整したい場合には、ベルトコンベア21の上流側の端部の高さ位置を調整することで対応でき、袋の大きさに関わらずスムーズに袋の搬送を行うことができる。
また、ベルトコンベア21の下流側の端部付近を中心として回動させているため、搬送される物体を検知するラインセンサ22に対する相対位置はほとんど変わることはない。この結果、ラインセンサ22において安定した検知を行うことが可能になる。
さらに、ベルトコンベア21における落下してくる袋の受け取り角度も調整することができるため、搬送を安定させて袋の転倒や袋同士の間隔が不規則になること(ピッチずれ)を防止することができる。
(8)
本実施形態の製袋包装システム1では、図7に示すように、制御部28において不良と判定された袋について搬送路上から排除する排除部として、排除する物体に対して空気を吹き付けるエアジェット24を用いている。
これにより、袋だけでなく、スナック菓子のような内容物に関しても、容易に搬送路上から排除することができる。この結果、不良と判定された袋や内容物等が、後処理装置まで搬送されることを防止して、不良の袋に対して無駄な処理が行われることを回避することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、ベルトコンベア21とベルトコンベア23との接続部分にラインセンサ22を配置し、このラインセンサ22において物体を検知することで袋の不良の判定を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
ベルトコンベア21の下流側の端部に配置されたラインセンサ22があれば、その下流側に他のベルトコンベア23が配置されている必要はない。ただし、上記実施形態のように、さらにベルトコンベア23を介して後処理装置まで袋を搬送することは、不良と判定された袋等をベルトコンベア23において搬送されている間、つまり後処理装置へ不良の袋が搬送される前に搬送路上から排除することができるという面でより好ましい。
(B)
上記実施形態では、不良品の袋や袋のシール不良によって搬送路上にこぼれて搬送される内容物等を検知する検知部として、複数の投光部22aa〜22aeと受光部22ba〜22beとを有するラインセンサ22を用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、検知部として、搬送される物体を検知することが可能なセンサであれば赤外線センサ等の他のセンサを用いることもできる。
ただし、本実施形態のように、複数の投光部22aa〜22aeと受光部22ba〜22beとを有する検知部を備えていることは、ラインセンサ22における検知感度が向上し、袋のシール不良によって搬送路上にこぼれた内容物(スナック菓子のカス等)を検知しやすくなるという面でより好ましい。
なお、横シール機構17に咬み込みセンサを設けた場合には、咬み込みセンサによって搬送路上への内容物の散乱を検知できるため、検知部として投光部と受光部とを1つずつ有するセンサを用いることができる。
(C)
上記実施形態では、ベルトコンベア21の搬送速度等を制御部28に対して送信して袋の不良の判定を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ベルトコンベア23の搬送速度も制御部28に対して送信し、ベルトコンベア23の搬送速度も考慮して不良の判定を行ってもよい。これにより、袋の長さが非常に長い場合であってラインセンサ22で検知している間にすでに袋の先端部分がベルトコンベア23へと搬送されている場合には袋の搬送速度はベルトコンベア23によって搬送されることになる。このため、ベルトコンベア21に加えてベルトコンベア23の搬送速度を制御部28に送信することで、袋の大きさに関わらずより正確な不良判定を行うことができる。
(D)
上記実施形態では、不良の袋や搬送路上に散乱した内容物を搬送路上から排除する手段としてエアジェット24を用いている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、物体を搬送路上から機械的に排除するために、搬送路上をまたぐようにシリンダ等によって往復移動が可能な排除部を用いてもよい。
本発明の不良品検出装置は、製袋包装機の直下においてシール不良や搬送不良等を早期に発見することができるという効果を奏することから、製袋した袋を下流側へ搬送する搬送部を備えた製袋包装機等に対して広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係る製袋包装システムの製袋包装機側の構成を示す斜視図。 製袋包装システム全体の構成を示す側面図。 図1の製袋包装システムが備えている横シール機構の側面図。 図3に示す横シール機構の平面図。 横方向駆動機構の外観斜視図。 図2の製袋包装システムが備えている不良検査部を示す側面図。 図6に示す不良検査部の平面図。 図6に示す不良検査部のベルトコンベアの接続部分を拡大した平面図。 図6に示す不良検査部の側面図。 ラインセンサによる物体の検知方法を示す説明図。 図1に示す製袋包装システムの制御ブロック図。 (a)〜(e)は、ラインセンサから制御部に対して送信される検知信号の一例を示す図。
符号の説明
1 製袋包装システム
2 計量機
5 製袋包装部(製袋包装機)
6 フィルム供給部
7 操作スイッチ類
8 液晶ディスプレイ
12 支持フレーム
13 成形機構
14 プルダウンベルト機構
15 縦シール機構
17 横シール機構(製袋包装機における袋の排出部)
20 不良検査部(不良品検出装置)
21 ベルトコンベア(第1搬送部)
21a 平ベルト(搬送ベルト)
21b 駆動ローラ
21c モータ
21d タイミングベルト
21e モータボックス
21f 回動フレーム
21g 円弧部
21h 溝
21i 固定ねじ
22 ラインセンサ(検知部)
22aa〜22ae 投光部
22ba〜22be 受光部
23 ベルトコンベア(第2搬送部)
23d フレーム
23e 板
24 エアジェット(排除部)
28 制御部
30 ウェイトチェッカー(後処理装置)
50a 第1シールジョー移動ユニット
50b 第2シールジョー移動ユニット
51,52 シールジョー(シール部)
91,92 駆動モータ
91d,91f,92d,92f レバー
91e,91g,92e,92g レバー
94〜97 旋回軸

Claims (11)

  1. 製袋包装機において作製された袋を受け取って下流側に搬送するとともに前記袋の不良を検出する不良品検出装置であって、
    前記製袋包装機における前記袋の排出部の下方に配置されており、前記排出部から落下してくる前記袋を受け止めて下流側へ搬送する第1搬送部と、
    前記第1搬送部における前記下流側の端部に隣接して配置されており、搬送される物体を検知する検知部と、
    前記第1搬送部および前記検知部と接続されており、予め入力された前記袋の大きさと、前記第1搬送部における搬送速度と、前記検知部における前記袋の検知時間とに基づいて前記袋が不良であるか否かを判定する制御部と、
    を備えている不良品検出装置。
  2. 前記検知部は、前記第1搬送部の搬送面を延長した仮想面より下側の空間から前記仮想面より上側の空間にかけて配置されている、
    請求項1に記載の不良品検出装置。
  3. 前記第1搬送部の下流側に配置された第2搬送部をさらに備えている、
    請求項1または2に記載の不良品検出装置。
  4. 前記第1搬送部と前記第2搬送部との接続部分において、前記第1搬送部の下流側の端部は、前記第2搬送部の上流側の端部よりも上部に配置されている、
    請求項3に記載の不良品検出装置。
  5. 前記検知部は、前記第1搬送部によって搬送される前記袋を挟むようにそれぞれ配置された投光部と受光部とを有するラインセンサである、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の不良品検出装置。
  6. 前記第1搬送部は、前記袋を搬送する搬送ベルトと前記搬送ベルトを回転させるモータとを有するコンベアである、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の不良品検出装置。
  7. 前記第1搬送部は、前記搬送方向における下流側の端部付近を中心に回動可能である、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の不良品検出装置。
  8. 前記制御部は、さらに前記第2搬送部の搬送速度に基づいて前記袋が不良であるか否かを判定する、
    請求項3または4に記載の不良品検出装置。
  9. 前記袋の搬送路上から物体を排除する排除部をさらに備えた、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の不良品検出装置。
  10. 前記排除部は、前記搬送路上から排除される物体に対して空気を吹き付ける、
    請求項9に記載の不良品検出装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の不良品検出装置と、
    シート状の包装紙を縦横方向にシールして前記袋を成形し、前記袋の中に商品を封入する製袋包装機と、
    を備えた製袋包装システム。
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