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JP2005331933A - 有機el表示装置 - Google Patents

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JP2005331933A
JP2005331933A JP2005118222A JP2005118222A JP2005331933A JP 2005331933 A JP2005331933 A JP 2005331933A JP 2005118222 A JP2005118222 A JP 2005118222A JP 2005118222 A JP2005118222 A JP 2005118222A JP 2005331933 A JP2005331933 A JP 2005331933A
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Hisao Tanabe
尚雄 田辺
Naoki Kobayashi
小林  直樹
Yasushi Sato
廉志 佐藤
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】画素ごとの輝度ばらつきの低減化しかつ開口率の点でもその犠牲の小さい有機EL表示装置を提供すること。
【解決手段】 発光部と、発光部に流す電流を制御する電流制御部と、電流制御部により制御された電流の伝送/伝送の切り替えを行う第1のスイッチング部と、伝送された制御された電流の値を電圧として検出する電流検出部と、検出された電流相当の電圧値と画像信号に相当する電圧値とを比較増幅する比較増幅部と、比較増幅された結果である電圧値の伝送/非伝送の切り替えを行う第2のスイッチング部と、第2のスイッチング部より伝送された電圧値により充放電がされる画像信号保持用コンデンサとを具備し、電流制御部が、画像信号保持用コンデンサの充電電圧により発光部に流す電流を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自己発光する有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子を画素に用いてこれをマトリクス状に配置して表示を行う有機EL表示装置に係り、特に、画素ごとの輝度ばらつきの低減化に好適な有機EL表示装置に関する。
有機EL素子を利用した表示装置は、有機EL素子が自己発光素子であることからバックライトが不要であり低消費電力化に向く点でLCD(液晶表示装置)にない特徴がある。また、高速応答、広視野角の特性を有し、さらに素子自体が固体であるためフレキシブルな用途への応用が可能などの利点もある。
有機EL表示装置の駆動方式としては、LCDと同様にPM(パッシブマトリクス)駆動とAM(アクティブマトリクス)駆動とが可能であるが、画素ごとに薄膜トランジスタ(TFT)を設けて画素を個々に制御するAM方式が主流になっている。これにより、高精細化、長寿命化、さらなる低消費電力化も考慮されている。
ところで有機EL表示装置の画素ごとの発光をばらつきなく制御するためには、ある画像信号に対する、その画素ごとの電流値をそろえる必要がある。特に、画像信号がアナログ信号で与えられそのアナログ値に従って画素に中間的な発光をさせる方式の場合にはこの点は重要である。このような前提で輝度むらを低減することを目的とした有機EL表示装置の例には例えば下記特許文献1のものがある。
特開2002−91377号公報
上記文献に開示の表示装置では、画像信号に画素電流が一致するように負帰還する構成が用いられている。これにより、電流制御回路の入力電圧対出力電流の特性にばらつきがあってもこれが吸収されて、一定の画像信号に対して画素同士でそろった電流値が得られるものである。しかしながら、必然的に、負帰還に必要な誤差増幅回路を各画素ごとに作り込む必要があるため表示の開口率(表示面積に対する正味の発光部面積の割合)の点では不利さがあると考えられる。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたもので、自己発光する有機EL素子を画素に用いてこれをマトリクス状に配置して表示を行う有機EL表示装置において、画素ごとの輝度ばらつきの低減化しかつ開口率の点でもその犠牲の小さい有機EL表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る有機EL表示装置は、複数の画素がマトリックス状に配置され、前記複数の画素の中から画素選択信号に従って画素が選択され、前記選択された画素が画像信号に従って発光させられる有機EL表示装置であって、発光部と、前記発光部に流す電流を制御する電流制御部と、前記画素選択信号に従って、前記電流制御部により制御された電流の伝送/非伝送の切り替えを行う第1のスイッチング部と、前記第1のスイッチング部により伝送された前記制御された電流の値を電圧として検出する電流検出部と、前記検出された電流相当の電圧値と前記画像信号に相当する電圧値とを比較増幅する比較増幅部と、前記画素選択信号に従って、前記比較増幅された結果である電圧値の伝送/非伝送の切り替えを行う第2のスイッチング部と、前記第2のスイッチング部より伝送された前記電圧値により充放電がされる画像信号保持用コンデンサとを具備し、前記電流制御部が、前記画像信号保持用コンデンサの充電電圧により前記発光部に流す前記電流を制御する。
この構成では、画像信号が比較増幅部の一方に入力されるが、もう一方の入力には、第1のスイッチング部により伝送された電流の検出を行う電流検出部から電圧が与えられる。また、比較増幅部の出力は第2のスイッチング部を介して画像信号保持用コンデンサおよび電流制御部に供給される。このような構成では、各画素の第1のスイッチング部をマルチプレクサに用い、かつ各画素の第2のスイッチング部をデマルチプレクサに用いることが容易に達成される。すなわち、複数の画素に対して比較増幅部および電流検出部が一組あれば足りることになるので、比較増幅部および電流検出部を各画素ごとに設けるに及ばない。よって、開口率を低下させる要因を排除できる。また、比較増幅部による負帰還がされるので、もとより電流制御部の入力電圧対出力電流の特性にばらつきがあってもこれが吸収されて、一定の画像信号に対して画素同士でそろった電流値が得られる。
本発明に係る有機EL表示装置によれば、負帰還のため電流検出部および比較増幅部を有するがこの電流検出部および比較増幅部を各画素ごとに設けるには及ばないので、画素ごとの輝度ばらつきを低減化しかつ開口率の点でもその犠牲をごく小さくできる。
本発明の実施態様として、前記電流検出部は、電源と前記第1のスイッチング部との間に挿入接続された抵抗器またはホール素子であり、前記発光部が、前記電流制御部とグラウンドの間に挿入接続される、とすることができる。電流検出部として容易な構成である抵抗器またはホール素子を用いるものである。また発光部をグラウンド基準で形成した構成である。
ここで、前記電流検出部は、電源と前記第1のスイッチング部との間に挿入接続された薄膜トランジスタのオン抵抗を利用して前記制御された電流の値を電圧として検出するようにしてもよい。これによれば、抵抗器を作り込む必要がなく製造プロセス的な利点がある。
また、ここで、前記電流制御部は、nチャネル薄膜トランジスタであり、前記発光部に流す前記電流をドレイン・ソース電流として出力し、該電流の制御がゲートに供給された前記画像信号保持用コンデンサの充電電圧によりなされるという構成とすることができる。電流制御部にnチャネル薄膜トランジスタを用いる場合の構成である。
さらに、前記電流制御部は、pチャネル薄膜トランジスタであり、前記発光部に流す前記電流をソース・ドレイン電流として出力し、該電流の制御がゲートに供給された前記画像信号保持用コンデンサの充電電圧によりなされるという構成とすることもできる。電流制御部にpチャネル薄膜トランジスタを用いる場合の構成である。
また、実施態様として、前記電流検出部は、グラウンドと前記第1スイッチング部との間に挿入接続された抵抗器またはホール素子であり、前記発光部が、前記電流制御部と電源との間に挿入接続される、とすることができる。電流検出部として容易な構成である抵抗器またはホール素子を用い、また発光部を電源基準で形成した構成である。
ここでも、前記電流制御部は、nチャネル薄膜トランジスタであり、前記発光部に流す前記電流をドレイン・ソース電流として出力し、該電流の制御がゲートに供給された前記画像信号保持用コンデンサの充電電圧によりなされるという構成とすることができる。
また、実施態様として、前記発光部、前記電流制御部、前記第1のスイッチング部、前記第2のスイッチング部、および前記画像信号保持用コンデンサが、前記複数の画素それぞれにおのおのあり、前記比較増幅部および前記電流検出部が、前記マトリックス状の画素の列ごとに一組ずつあり、前記電流検出部への前記第1のスイッチング部からの接続が、該電流検出部が属する画素の列に含まれる画素すべてからなされ、前記比較増幅部からの前記第2のスイッチング部への接続が、該比較増幅部が属する画素の列に含まれる画素すべてに対してなされている、とすることができる。上記で述べた第1および第2のスイッチング部のマルチプレクサまたはデマルチプレクサとしての使用をマトリックス状の画素の各列ごとにまとめた構成である。これによれば、各列ごとに電流検出部および比較増幅部が一組あれば足り、作り込む電流検出部および比較増幅器の数をもっとも少なくすることができる。
以上を踏まえ、以下では本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。まず、実施形態の説明に先だって、有機EL表示装置における各画素での輝度むらの発生要因を図30A、図30Bを参照して説明する。図30A、図30Bは、それぞれ、比較例としての有機EL表示装置の画素ごとの構成を示す等価回路図である。図30Aは薄膜トランジスタ(TFT)としてpチャネルトランジスタ56、58を用いた構成を、図30Bは薄膜トランジスタとしてnチャネルトランジスタ56a、58aを用いた構成をそれぞれ示す。
図30Aに示す場合は、発光部である有機EL素子54がグラウンド基準で形成され、図30Bに示す場合は、有機EL素子54aが電源基準で形成されている。符号57、57aは画像信号保持用コンデンサ、符号51は電源線、符号52は画像信号線、符号53は走査線である。図示していないが、画像信号線52は縦(列)方向の他の画素に共通に接続され、走査線53は横(行)方向の他の画素に共通に接続される。
画像信号線52にはアナログ値(電圧)で画像信号が供給され、これに同期して走査線53には画素選択信号が供給される。画素選択信号が走査線53に供給された場合にはトランジスタ58(58a)が導通状態となって画像信号保持用コンデンサ57(57a)を画像信号線52上の画像信号の電圧に従い充放電する。コンデンサ57(57a)は次にトランジスタ58(58a)が導通状態になるまでその電圧を保持する。コンデンサ57(57a)に保持された電圧によりトランジスタ56(56a)はそのドレイン電流を制御する。
ここで、トランジスタ56(56a)の入力電圧(ゲートソース間電圧Vgs)対出力電流(ドレイン電流Ids、特にpチャネルトランジスタ56の場合は電流の向きを考えてソース・ドレイン電流、nチャネルトランジスタ56aの場合は同様にドレイン・ソース電流ともいう。)の特性は、次式で記述される。すなわち、Ids=(1/2)・μ・Cox・(W/L)・(Vgs−Vth)である。ここで、μはキャリア移動度、Coxは単位面積あたりのゲート容量、Wはチャネル幅、Lはチャネル長、Vthはしきい電圧である。この式からわかるようにしきい電圧Vthが画素ごとにばらつくと同一の入力電圧(ゲートソース間電圧Vgs)に対して出力電流(ドレイン電流Ids)が自乗特性で(すなわち非常に感度高く)ばらつくことがわかる。ドレイン電流Idsは有機EL素子54(54a)にそのまま流す電流であり、電流のばらつきすなわち輝度のばらつきとなる。
トランジスタ56(56a)としてのTFTには電流駆動能力に優れた多結晶シリコンがそのチャネル材料に用いられることが多いが、素子としての特性でしきい電圧Vthは実際上例えば数十mV程度はばらつく。したがって、これらの比較例の構成では表示装置としての画素ごとの輝度ばらつきが避けられない。また、ドレイン電流Idsのばらつきを小さくするためにVthの中心値を小さくする設計を採用すると、ドレイン電流Idsが大きくなり有機EL表示装置として低消費電力化できず好ましくない。
これに対して図1は、本発明の一実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図である。図1に示すようにこの画素には、電源線1、画像信号線2、走査線3がそれぞれ接続され、また、発光部4、電流検出部5、電流制御部6、画像信号保持用コンデンサ7、第1スイッチング部8、第2スイッチング部9、比較増幅部10を有する。図示していないが、走査線3は横(行)方向の他の画素に共通に接続される。
発光部4は、グラウンド基準で形成された有機EL素子であり、そのアノード側が電流制御部6の電流出力端子に接続される。電流制御部6は、電流検出部5から第1スイッチング部8を介して発光部4へ流れる電流を制御するものであり、その制御が電圧保持用コンデンサ7が保持する電圧に従うように制御入力端子がコンデンサ7の一端に接続される。
第1スイッチング部8は、電流制御部6と電流検出部5との間に設けられ、走査線3からの画素選択信号に基づき電流制御部6が流す電流の電流検出部5への伝送/非伝送を切り替えるものである。電流検出部5は、電源線1と第1スイッチング部8との間に接続され、第1スイッチング部8を介して電流制御部6が制御した結果としての電流を検出するものである。検出された電流は、電圧値として比較増幅部10の反転入力端子に導かれる。第2スイッチング部9は、比較増幅部10の出力と画像信号保持用コンデンサ7の一端および電流制御部6の制御入力端子との間に設けられ、走査線3からの画素選択信号に基づき伝送/非伝送を切り替え、伝送のときに比較増幅部10の出力電圧を画像信号保持用コンデンサ7の一端および電流制御部6の制御入力端子に導くものである。
比較増幅部10は、非反転入力端子の電圧から反転入力端子の電圧を減算しその結果を大きな利得で増幅して出力する機能を有するもので、反転入力端子および出力が上記のように電流検出部5または第2スイッチング部9に接続され、またその非反転入力端子には画像信号線2からの画像信号が供給される。なお、第1スイッチング部8から延長して描かれる破線2B、比較増幅器10の出力から延長して描かれる破線2A、および画像信号線2に延長して描かれる長破線20については後述する。
図1に示す構成の有機EL表示装置の画素によれば、画像信号線2に画像信号が与えられ、走査線3に画素選択信号が与えられて第1および第2のスイッチング部8、9が閉じた状態のときに、その画像信号にほぼ等しい電圧が電流検出部5の出力電圧になる。これは、電流検出部5、比較増幅部10、第2スイッチング部9、電流制御部6、第1スイッチング部8、電流検出部5のループで負帰還路が形成され、比較増幅部10の非反転入力と反転入力の関係がいわゆるイマジナリショートの状態となるからである。
よって、電流検出部5における電流は、画像信号線2に与えられた画像信号に合致した値であり、その合致した電流が第1スイッチング部8および電流制御部6を介して発光部4に流れる。したがって、発光部4に流れる電流のばらつきが原理的になくなる。ゆえに画素ごとの輝度ばらつきがなくなることになる。換言すると、上記負帰還路により画像信号保持用コンデンサ7には、電流制御部6の入力電圧対出力電流の特性ばらつきにかかわらず発光部4の電流値を一定にするような電圧が発生する。
表示装置としては、このような画素構成のものを縦(列)横(行)方向に並べるのが、もっとも容易な構成である。この場合には、画像信号線2は、長破線20のように延長されて縦(列)方向の他の画素に共通に接続されるように設けられる。破線2A、2Bに相当する導線は設けない。しかしこの場合には、各画素ごとに第1および第2のスイッチング部8、9のほかに電流検出部5および比較増幅部10を設け作り込む必要が生じるので、開口率(表示面積に対する正味の発光部面積の割合)の点で不利である。
そこで、電流検出部5および比較増幅部10については各画素に設ける必要のない構成も考えられる。それは、第1スイッチング部8から延長して描かれる破線2Bおよび比較増幅器10の出力から延長して描かれる破線2Aを導線として設け、これらの導線を列方向の各画素に対して共通に接続を行う。長破線20相当の導線は設けない。破線2B、2Aのつながる図示していない各画素では電流検出部5および比較増幅部10を設けない。
このような構成は、すなわち、第1スイッチング部8が列方向各画素の電流制御部6による制御電流の選択を行うマルチプレクサになり、第2スイッチング部9が列方向各画素の画像信号保持用コンデンサ7へ比較増幅部10の出力を振り分けるデマルチプレクサとなる構成である。これらの選択、振り分けが走査線3に与えられた画素選択信号によりなされることになる。このような構成によれば、電流検出部5および比較増幅器10は各列に最低では一組ありば足り、表示装置としての表示面に作り込む必要をなくし得るので開口率増大という意味で大きな効果が得られる。なお、各列に一組ずつではなく、各列における複数の行の画素ごとに一組ずつ設けるという構成も採用し得る。
図2は、図1にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図である。図2において図1と同一相当の構成要素には同一符号を付してある。この例では、電流検出部5に抵抗器5aを、電流制御部6、第1スイッチング部8、および第2スイッチング部9に、nチャネルトランジスタ6a、8a、9aをそれぞれ用いている。トランジスタ6a、8a、9aは周知のようにガラス基板上に形成された薄膜MOSトランジスタとすることができる。その中でも薄膜MOSトランジスタは、いわゆるアモルファスシリコントランジスタとすることができる。なお、このような図2の回路では電流検出部としての抵抗器5aの検出極性が反転するので比較増幅部10の入力端子を図1に示す場合とは反対にする。
nチャネルトランジスタ6a、8a、9aの接続について補足すると、次のようである。トランジスタ6aは、ソースを発光部4のアノードに接続し、ドレインをトランジスタ8aのソースに接続する。そしてゲートを画像信号保持用コンデンサ7の一端に接続する。トランジスタ8aは、ゲートを走査線3に、ドレインを抵抗器5aの一端に、ソースをトランジスタ6aのドレインにそれぞれ接続する。トランジスタ9aは、ゲートを走査線3に、ドレインを比較増幅部10の出力に、ソースを画像信号保持用コンデンサ7の一端にそれぞれ接続する。なおトランジスタ9aはほぼ電圧的にスイッチング動作させるものなのでソースとドレインを逆にすることもできる。
この構成例では、電流検出部5として抵抗器5aを使用しこれに流れる電流に比例して電圧値を容易に検出できる。また、各画素において抵抗器5aを作り込むことを回避し得るので、構成の簡易化などによるプロセス的な利点もある。さらにこのときに、各画素での抵抗値ばらつきによる制御後の電流値ばらつきを原理的に防止することもできる。場合によっては、抵抗器5aを、画素が形成される基板とは別に外付けとするようにしてもよい。この意味で、抵抗器5aに代えて例えばホール素子などを利用することもできる。
図3は、図2に示した構成とは異なる、図1にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図である。図3において、すでに説明した図に示した構成要素と同一相当の構成要素には同一符号を付し、その説明については省略する。
この構成例では、電流検出部5としてnチャネルトランジスタ5bのオン抵抗を利用する。このため、図3においてトランジスタ5bのドレインを電源線3に、ソースをトランジスタ8aのドレインおよび比較増幅部10の非反転入力端子に、ゲートを不図示の電圧源にそれぞれ接続する。このような構成によれば、図2に示した構成のように抵抗器5aを作り込む必要がなくなり、ほぼnチャネルトランジスタのみの構成とすることができる。したがって、有機EL表示装置として製造プロセスを簡素化することが可能となり、製造コストなどの点で利点が生じる。さらにこのときに、各画素での抵抗値ばらつきによる制御後の電流値ばらつきを原理的に防止することもできる。
図4は、本発明の別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図である。図4においてすでに説明した構成要素と同一相当のものには同一符号を付し、その説明を省略する。この実施形態では、発光部4aとして電源基準で形成された有機EL素子を用いる。これにより、発光部4aに流す電流は、発光部4a、電流制御部6、第1スイッチング部8、電流検出部5という電流経路になっている。
この構成の場合も、電流検出部5、比較増幅部10、第2スイッチング部9、電流制御部6、第1スイッチング部8、電流検出部5のループで負帰還路が形成され、画像信号線2に与えられた画像信号にほぼ等しい電圧が電流検出部5の出力電圧になる。よって、電流検出部5における電流は、画像信号線2に与えられた画像信号に合致した値であり、その合致した電流が第1スイッチング部8および電流制御部6を介して発光部4aに流れる。したがって、発光部4aに流れる電流のばらつきが原理的になくなる。ゆえに画素ごとの輝度ばらつきがなくなる。
図5は、図4にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図である。図5において図4と同一相当の構成要素には同一符号を付してある。この例では、電流検出部5に抵抗器5cを、電流制御部6、第1スイッチング部8、および第2スイッチング部9に、nチャネルトランジスタ6b、8b、9bをそれぞれ用いている。トランジスタ6b、8b、9bは周知のようにガラス基板上に形成された薄膜MOSトランジスタとすることができる。トランジスタ6b、8b、9bは、トランジスタ6a、8a、9a(図2等)などと同様にアモルファスシリコントランジスタとすることもできる。
nチャネルトランジスタ6b、8b、9bの接続について補足すると、次のようである。トランジスタ6bは、ドレインを発光部4aのカソードに接続し、ソースをトランジスタ8bのドレインに接続する。そしてゲートを画像信号保持用コンデンサ7の一端に接続する。トランジスタ8bは、ゲートを走査線3に、ドレインをトランジスタ6bのソースに、ソースを比較増幅部10の反転入力端子にそれぞれ接続する。トランジスタ9bは、ゲートを走査線3に、ドレインを比較増幅部10の出力に、ソースを画像信号保持用コンデンサ7の一端にそれぞれ接続する。なおトランジスタ9bはほぼ電圧的にスイッチング動作させるものなのでソースとドレインを逆にすることもできる。
この構成例でも、図2に示した構成例と同様に電流検出部5として抵抗器5cを使用しこれに流れる電流に比例して電圧値を容易に検出できる。また、各画素において抵抗器5cを作り込むことを回避し得るので、構成の簡易化などによるプロセス的な利点もある。さらにこのときに、各画素での抵抗値ばらつきによる制御後の電流値ばらつきを原理的に防止することもできる。場合によっては、抵抗器5cを、画素が形成される基板とは別に外付けとするようにしてもよい。この意味で、抵抗器5cに代えて例えばホール素子を利用することもできる。
図6は、本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図である。図6においてすでに説明した構成要素と同一相当のものには同一符号を付し、その説明を省略する。この実施形態では、図1に示した実施形態と異なり画像信号保持用コンデンサ7aの他端をグラウンドではなく電源線1に接続するようにしている。このようなコンデンサ7とコンデンサ7aとの違いによる画素としての動作上の違いはない。
図7は、図6にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図である。図7において図6と同一相当の構成要素には同一符号を付してある。この例では、電流検出部5に抵抗器5aを、電流制御部6、第1スイッチング部8、および第2スイッチング部9に、pチャネルトランジスタ6c、8c、9cをそれぞれ用いている。トランジスタ6c、8c、9cは周知のようにガラス基板上に形成された薄膜MOSトランジスタとすることができる。また、その中でもアモルファスシリコントランジスタとすることができる。
pチャネルトランジスタ6c、8c、9cの接続について補足すると、次のようである。トランジスタ6cは、ドレインを発光部4のアノードに接続し、ソースをトランジスタ8cのドレインに接続する。そしてゲートを画像信号保持用コンデンサ7aの一端に接続する。トランジスタ8cは、ゲートを走査線3に、ソースを抵抗器5aの一端に、ドレインをトランジスタ6cのソースにそれぞれ接続する。トランジスタ9cは、ゲートを走査線3に、ソースを比較増幅部10の出力に、ドレインを画像信号保持用コンデンサ7aの一端にそれぞれ接続する。なおトランジスタ9cはほぼ電圧的にスイッチング動作させるものなのでソースとドレインを逆にすることもできる。
この構成例でも、図2、図5に示した構成例と同様に電流検出部5として抵抗器5aを使用しこれに流れる電流に比例して電圧値を容易に検出できる。また、各画素において抵抗器5aを作り込むことを回避し得るので、構成の簡易化などによるプロセス的な利点もある。さらにこのときに、各画素での抵抗値ばらつきによる制御後の電流値ばらつきを原理的に防止することもできる。場合によっては、抵抗器5aを、画素が形成される基板とは別に外付けとするようにしてもよい。この意味で、抵抗気5aに代えて例えばホール素子を利用してもよい。なお、この構成例では電流検出部としての抵抗器5aの検出極性は反転しないので比較増幅器10の入力端子は図6に示す場合と同じである。
図8は、すでに説明したものの繰り返しではあるが、図1に示した構成を有する画素を利用して縦横に画素配置した場合の電源線1、画像信号線2、走査線3と各画素との接続を示す図である。図8において、すでに説明した構成要素には同一番号を付してある。図8に示すように、画素11、12、…と横(行)方向に配置し、画素11、21、…と縦(列)方向に配置することにより全体としてマトリクス状の画素配置としている。この図から電流検出部5および比較増幅部10が各画素ごとに必要ないことが容易に理解できる。
図9は、本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図である。図9においてすでに説明した構成要素と同一相当のものには同一符号を付し、その説明を省略する。この実施形態は、図1中に示した第1スイッチング部8に代えてほぼ同様のはたらきを有する第1スイッチング部80を用いる。
第1スイッチング部80は、電流制御部6と電流検出部5との間の伝送/非伝送を切り替える機能としては図1中の第1スイッチング部8と同じである。違いは、電流制御部6と電流検出部5との間を非伝送とする状態のときに、電流制御部6の電流入力端子が電源線1に接続される状態とすることである。このようにすることで、第1スイッチング部80の切り替え位置にかかわらず、電流制御部6は常に電流を流し続けることができ、発光部4の発光を走査線3による次の走査まで安定に維持することができる。
図10は、図9にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図である。図10において図9と同一相当の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。図10に示すように、第1スイッチング部80として、2つのnチャネルトランジスタ801、802からなるスイッチ回路を用いる。このうちnチャネルトランジスタ801は、図2中に示したnチャネルトランジスタ8aとまったく同様の接続および機能である。
nチャネルトランジスタ802は、ドレインが電源線1、ソースが電流制御部であるnチャネルトランジスタ6aのドレイン、ゲートが走査線3と逆極性の第2の走査線3Aにそれぞれ接続される。以上の構成により、トランジスタ801、トランジスタ802は、走査線3、3Aに供給される走査信号(画素選択信号)によりその一方がオン、他方がオフとなるので図9に示したような第1スイッチング部80の機能が実現される。
図11は、本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図である。図11においてすでに説明した構成要素と同一相当のものには同一符号を付し、加えることがない限りその説明を省略する。
この実施形態は、図4中に示した第1スイッチング部8に代えてほぼ同様のはたらきを有する第1スイッチング部80を用いる。この点で、図1に示した実施形態に対する図9に示した実施形態のような変形を、図4に示した実施形態に適用したものである。ただし、この実施形態では、第1スイッチング部80の一方の切り替え位置では、電流の向きの関係でグラウンドに電流制御部6が接続される。効果として、図4に示した実施形態で述べた事項を有するほか、図9に示した実施形態特有の効果も有する。
図12は、図11にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図である。図12において図11と同一相当の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。図10に示すように、第1スイッチング部80として、2つのnチャネルトランジスタ803、804からなるスイッチ回路を用いる。このうちnチャネルトランジスタ803は、図5中に示したnチャネルトランジスタ8bとまったく同様の接続および機能である。
nチャネルトランジスタ804は、ソースがグラウンド、ドレインが電流制御部であるnチャネルトランジスタ6bのソース、ゲートが走査線3と逆極性の第2の走査線3Aにそれぞれ接続される。以上の構成により、トランジスタ803、トランジスタ804は、走査線3、3Aに供給される走査信号(画素選択信号)によりその一方がオン、他方がオフとなるので図11に示したような第1スイッチング部80の機能が実現される。
図13は、本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図である。図13においてすでに説明した構成要素と同一相当のものには同一符号を付し、その説明を省略する。この実施形態は、図1に示した実施形態に対する図9に示した実施形態のような変形を、図6に示した実施形態に適用したものである。動作、効果についてはすでに述べた実施形態から自明なのでここでは省略する。
図14は、図13にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図である。図14において図13と同一相当の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。図14に示すように、第1スイッチング部80として、2つのpチャネルトランジスタ805、806からなるスイッチ回路を用いる。このうちpチャネルトランジスタ805は、図7中に示したpチャネルトランジスタ8cとまったく同様の接続および機能である。
pチャネルトランジスタ806は、ソースが電源線1、ドレインが電流制御部であるnチャネルトランジスタ6aのソース、ゲートが走査線3と逆極性の第2の走査線3Aにそれぞれ接続される。以上の構成により、トランジスタ805、トランジスタ806は、走査線3、3Aに供給される走査信号(画素選択信号)によりその一方がオン、他方がオフとなるので図13に示したような第1スイッチング部80の機能が実現される。
図15は、図9に示した構成を有する画素を利用して縦横に画素配置した場合の電源線1、画像信号線2、走査線3と各画素との接続を示す図である。図15において、すでに説明した構成要素には同一番号を付してある。図15に示すように、画素11A、12A、…と横(行)方向に配置し、画素11A、21A、…と縦(列)方向に配置することにより全体としてマトリクス状の画素配置としている。この図から、図8に示した実施形態と同様に、電流検出部5および比較増幅部10が各画素ごとに必要ないことが容易に理解できる。
図16、図18、図20は、それぞれ、本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図であり、図17、図19、図21は、それぞれ、図16、図18、図20にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図である。これらの図においてすでに説明した構成要素と同一相当のものには同一符号を付し、その説明を省略する。
これらの図16ないし図21に示した実施形態は、それぞれ、図9ないし図14に示した実施形態をさらに改良したものである。図9に対応して図16、図10に対応して図17、…、図14に対応して図21である。
図16、図18、図20に示すように、新たに補正部90を導入し、これを走査線3と電流制御部6の制御入力端子との間に挿入・接続する。この目的は、第2スイッチング部9によるスイッチングで電流制御部6の制御入力端子にノイズが発生するのを防止するためである。第2スイッチング部9によるスイッチングで電流制御部6の制御入力端子の電圧にノイズが発生する理由は、走査線3の電圧変動が寄生容量などによって第2スイッチング部9の電流制御部6(の制御入力端子)側に伝送するからと考えられる。
そこで、補正部90を設けることで、走査線3の電圧変動を逆極性で電流制御部6の制御入力端子側に意図的に伝送できる構成としている。これにより、上記発生したノイズがキャンセルされる。
図17、図19、図21に示すように、補正部90の具体例として、nチャネルトランジスタ901、902、またはpチャネルトランジスタ903のゲートとソース・ドレイン共通接続端子間を用いることができる。これらのゲートには、走査線3とは逆極性の第2の走査線3Aに接続される。
図22は、図16に示した構成を有する画素を利用して縦横に画素配置した場合の電源線1、画像信号線2、走査線3と各画素との接続を示す図である。図22において、すでに説明した構成要素には同一番号を付してある。図22に示すように、画素11B、12B、…と横(行)方向に配置し、画素11B、21B、…と縦(列)方向に配置することにより全体としてマトリクス状の画素配置としている。この図から、図8、図15に示した実施形態と同様に、電流検出部5および比較増幅部10が各画素ごとに必要ないことが容易に理解できる。
図23、図25、図27は、それぞれ、本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図であり、図24、図26、図28は、それぞれ、図23、図25、図27にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図である。これらの図においてすでに説明した構成要素と同一相当のものには同一符号を付し、その説明を省略する。
これらの図23ないし図28に示した実施形態は、それぞれ、図16ないし図21に示した実施形態をさらに改良させたものである。図16に対応して図23、図17に対応して図24、…、図21に対応して図28である。
図23、図25、図27に示すように、新たに電流ミラー部70(または71)を導入し、これを第1スイッチング部80と電流検出部5との間に挿入・接続する。この目的は、第1スイッチング部80の出力側に電流検出部5が直接位置するような配置を避け、この部位での周波数特性の劣化を防止するためである。
図示から分かるように、符号2Bに相当する配線が各画素から接続されて長くなることからこのノードの配線容量はある程度大きくなる可能性がある。ここに直接に例えば抵抗からなる電流検出部5が設けられると、CR積に依存する遅れが生じる。そこで、電流ミラー部70(または71)を介して電流検出部5に電流出力することでこのような遅れを防止できる。
図24、図26、図28に示すように、電流ミラー部70(または71)の具体例として、pnpトランジスタ701、702、またはnpnトランジスタ711、712のそれぞれベースおよびエミッタ共通接続の回路を用いることができる。ここで、第1スイッチング部80側のトランジスタ701、711は、ベース、コレクタを共通にしてダイオードとして動作させる。このような接続により、ベース、エミッタ間電圧が同じにされる2つのトランジスタ701、702(または711、712)でコレクタ電流が等しくなる性質により、第1スイッチング部80からの出力電流にほぼ等しい電流が抵抗5c(または5a)に流される。
図29は、図23に示した構成を有する画素を利用して縦横に画素配置した場合の電源線1、画像信号線2、走査線3と各画素との接続を示す図である。図29において、すでに説明した構成要素には同一番号を付してある。図29に示すように、画素11C、12C、…と横(行)方向に配置し、画素11C、21C、…と縦(列)方向に配置することにより全体としてマトリクス状の画素配置としている。この図から、図8、図15、図22に示した実施形態と同様に、電流検出部5および比較増幅部10が各画素ごとに必要ないことが容易に理解できる。さらに電流ミラー部70も同様である。
本発明の一実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図1にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 図2に示した構成とは異なる、図1にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 本発明の別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図4にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図6にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 図1に示した構成を有する画素を利用して縦横に画素配置した場合の電源線1、画像信号線2、走査線3と各画素との接続を示す図。 本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図9にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図11にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図13にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 図9に示した構成を有する画素を利用して縦横に画素配置した場合の電源線1、画像信号線2、走査線3と各画素との接続を示す図。 本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図16にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図18にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図20にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 図16に示した構成を有する画素を利用して縦横に画素配置した場合の電源線1、画像信号線2、走査線3と各画素との接続を示す図。 本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図23にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図25にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 本発明のさらに別の実施形態に係る有機EL表示装置における特定の画素の構成を示すブロック図。 図27にブロック図として示した実施形態における各ブロックに具体的な素子を適用した例を示す回路図。 図23に示した構成を有する画素を利用して縦横に画素配置した場合の電源線1、画像信号線2、走査線3と各画素との接続を示す図。 比較例としての有機EL表示装置の画素ごとの構成を示す等価回路図。
符号の説明
1…電源線、2…画像信号線、3…走査線、3A…第2の走査線(逆極性)、4、4a…発光部、5…電流検出部、5a…抵抗器、5b…nチャネルトランジスタ、5c…抵抗器、6…電流制御部、6a…nチャネルトランジスタ、6b…nチャネルトランジスタ、6c…pチャネルトランジスタ、7、7a…画像信号保持用コンデンサ、8…第1スイッチング部、8a…nチャンルトランジスタ、8b…nチャネルトランジスタ、8c…pチャネルトランジスタ、9…第2スイッチング部、9a…nチャネルトランジスタ、9b…nチャネルトランジスタ、9c…pチャネルトランジスタ、10…比較増幅部、11、11A、11B、11C、12、12A、12B、12C、21、21A、21B、21C、22、22A、22B、22C…画素、70、71…電流ミラー部、701、702…pnpトランジスタ、711、712…npnトランジスタ、80…第1スイッチング部、801、802、803、804…nチャネルトランジスタ、805、806…pチャネルトランジスタ、90…補正部、901、902…nチャネルトランジスタ、903…pチャネルトランジスタ。

Claims (14)

  1. 複数の画素がマトリックス状に配置され、前記複数の画素の中から画素選択信号に従って画素が選択され、前記選択された画素が画像信号に従って発光させられる有機EL表示装置であって、
    発光部と、
    前記発光部に流す電流を制御する電流制御部と、
    前記画素選択信号に従って、前記電流制御部により制御された電流の伝送/非伝送の切り替えを行う第1のスイッチング部と、
    前記第1のスイッチング部により伝送された前記制御された電流の値を電圧として検出する電流検出部と、
    前記検出された電流相当の電圧値と前記画像信号に相当する電圧値とを比較増幅する比較増幅部と、
    前記画素選択信号に従って、前記比較増幅された結果である電圧値の伝送/非伝送の切り替えを行う第2のスイッチング部と、
    前記第2のスイッチング部より伝送された前記電圧値により充放電がされる画像信号保持用コンデンサとを具備し、
    前記電流制御部が、前記画像信号保持用コンデンサの充電電圧により前記発光部に流す前記電流を制御すること
    を特徴とする有機EL表示装置。
  2. 前記電流検出部が、電源と前記第1のスイッチング部との間に挿入接続された抵抗器またはホール素子であり、
    前記発光部が、前記電流制御部とグラウンドの間に挿入接続されること
    を特徴とする請求項1記載の有機EL表示装置。
  3. 前記電流検出部が、電源と前記第1のスイッチング部との間に挿入接続された薄膜トランジスタのオン抵抗を利用して前記制御された電流の値を電圧として検出することを特徴とする請求項1記載の有機EL表示装置。
  4. 前記電流検出部が、グラウンドと前記第1スイッチング部との間に挿入接続された抵抗器またはホール素子であり、
    前記発光部が、前記電流制御部と電源との間に挿入接続されること
    を特徴とする請求項1記載の有機EL表示装置。
  5. 前記発光部、前記電流制御部、前記第1のスイッチング部、前記第2のスイッチング部、および前記画像信号保持用コンデンサが、前記複数の画素それぞれにおのおのあり、
    前記比較増幅部および前記電流検出部が、前記マトリックス状の画素の列ごとに一組ずつあり、
    前記電流検出部への前記第1のスイッチング部からの接続が、該電流検出部が属する画素の列に含まれる画素すべてからなされ、
    前記比較増幅部からの前記第2のスイッチング部への接続が、該比較増幅部が属する画素の列の含まれる画素すべてに対してなされていること
    を特徴とする請求項1記載の有機EL表示装置。
  6. 前記電流制御部が、nチャネル薄膜トランジスタであり、前記発光部に流す前記電流をドレイン・ソース電流として出力し、該電流の制御がゲートに供給された前記画像信号保持用コンデンサの充電電圧によりなされることを特徴とする請求項2記載の有機EL表示装置。
  7. 前記電流制御部が、pチャネル薄膜トランジスタであり、前記発光部に流す前記電流をソース・ドレイン電流として出力し、該電流の制御がゲートに供給された前記画像信号保持用コンデンサの充電電圧によりなされることを特徴とする請求項2記載の有機EL表示装置。
  8. 前記電流制御部が、nチャネル薄膜トランジスタであり、前記発光部に流す前記電流をドレイン・ソース電流として出力し、該電流の制御がゲートに供給された前記画像信号保持用コンデンサの充電電圧によりなされることを特徴とする請求項4記載の有機EL表示装置。
  9. 前記電流制御部が、アモルファスシリコントランジスタであることを特徴とする請求項1記載の有機EL表示装置。
  10. 前記第1のスイッチング部が、前記電流制御部により制御された電流を非伝送とするとき該電流を電源またはグラウンドに導通させることを特徴とする請求項1記載の有機EL表示装置。
  11. 前記第1のスイッチング部が、前記電流制御部により制御された電流を非伝送とするときに該電流を電源またはグラウンドに導通させる素子として、ゲートに前記画素選択信号と逆極性の第2の画素選択信号が供給され得るトランジスタを有することを特徴とする請求項10記載の有機EL表示装置。
  12. 前記第2のスイッチング部の出力側に接続して設けられ、該第2のスイッチング部が発生するノイズを除去するための補正部をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の有機EL表示装置。
  13. 前記補正部が、ソースドレイン共通接続端子とゲート端子からなる2端子素子であり、その一方が前記第2のスイッチング部の出力側に接続され、他方が前記画素選択信号と逆極性の第2の画素選択信号が供給され得る端子であることを特徴とする請求項12記載の有機EL表示装置。
  14. 前記第1のスイッチング部により伝送された前記制御された電流により駆動され、該電流とほぼ同じ値の電流を出力する電流ミラー部をさらに具備し、
    前記電流検出部が、前記電流ミラー部の出力する電流の値を電圧として検出すること
    を特徴とする請求項1記載の有機EL表示装置。
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