JP2005331184A - 空調吹出口ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 空調吹出口ユニット10は、上面に給気口1aを有し 、下面に開口部1bを有する略箱形状のチャンバー1と、一方の端部がチャンバー1の開口部1bに接続され、他方の端部が拡開状に形成された吹出口2aを有する外コーン2と、 拡開状に形成された複数の 案内羽根5a…を有し、外コーン2の吹出口2a に配置される中コーン3と、外コーン2の吹出口2aの一部を選択的に塞ぐようにチャンバー1内に配設される一対の水平遮蔽板4a、4aおよび傾斜遮蔽板4bとを備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、インテリアゾーンとペリメータゾーンのいずれにも設置することができるうえ、施工が容易でコストダウンが図れる空調吹出口ユニットを提供することを目的とする。
本発明では、チャンバー内に遮蔽板を設け、当該遮蔽板の配置を変化させて、外コーンの吹出口の一部を選択的に塞ぐことにより、インテリアゾーンとペリメータゾーンそれぞれに適した調和空気の吹出方向および風量を設定することができる。即ち、インテリアゾーンとペリメータゾーンのいずれにも設置することができる空調吹出口ユニットが可能となる。その結果、施工が容易となり、コストダウンを図ることができる。
加えて、本発明では、ゾーンに係わらず同形状の空調吹出口ユニットでよいため、統一感のある天井面を実現することができる。
本発明では、水平遮蔽板と傾斜遮蔽板を組み合わせることにより、調和空気の吹出方向および風量をきめ細かく設定することができる。
本発明では、風切防音シートを遮蔽板に装着することにより、調和空気が遮蔽板のきわを通過するときに発生する風切音を防止することができる。
本発明では、天井ボードに外コーンが一体的に取り付けられているため、吹出口用の開口を天井ボードに設ける工事が不要となる。その結果、施工性が向上し、しかも、廃材を大幅に削減することができる。
加えて、本発明によれば、ゾーンに係わらず同形状の空調吹出口ユニットでよいため、統一感のある天井面を実現することができる。
図1は、本発明に係る空調吹出口ユニットの第一の実施形態を示し、(a)は底面図、(b)はA−A矢視断面図、(c)はB−B矢視断面図である。
本実施形態による空調吹出口ユニット10は、上面に給気口1aを有し 、下面に開口部1bを有する略箱形状のチャンバー1と、一方の端部がチャンバー1の開口部1bに接続され、他方の端部が拡開状に形成された吹出口2aを有する外コーン2と、 拡開状に形成された複数の 案内羽根5a…を有し、外コーン2の吹出口2a に配置される中コーン3と、外コーン2の吹出口2aの一部を選択的に塞ぐようにチャンバー1内に配設される一対の水平遮蔽板4a、4aおよび傾斜遮蔽板4bとを備えている。
また、結露を防ぐために、鋼板製のチャンバー1の外面はポリエチレンで被覆されている。
また、中コーン3は、棒状の保持部材3a、3aを備えており、保持部材3a、3aを介して外コーン2に着脱自在に保持される機構となっている。
これにより、外コーン2の吹出口2aの長辺側の両端部が水平遮蔽板4a、4aによって塞がれるとともに、外コーン2の吹出口2aの短辺側の一方の端部が傾斜遮蔽板4bによって塞がれることになる(図1(a)参照)。従って、空調用ダクト7を介して供給された調和空気は、長辺側水平2方向L、Lと短辺側水平1方向Sの計3方向から吹出すことになる。
なお、水平遮蔽板4a、4aおよび傾斜遮蔽板4bの先端部には、それぞれナイロン製の風切音防止シート6が装着されている。
本実施形態による空調吹出口ユニット20は、水平遮蔽板4a、4aおよび傾斜遮蔽板4bの配置を除いて第一の実施形態に同じである。本実施形態では、水平遮蔽板4aが、チャンバー1の一方の長辺に基端部を水平に支持されて、チャンバー1内に水平に突出している。また、傾斜遮蔽板4bが、水平面に対して所定の角度を有して他方の長辺に基端部を支持されて、チャンバー1内に斜め下方に突出している。
これにより、外コーン2の吹出口2aの長辺側の略半分が傾斜遮蔽板4bによって塞がれるとともに、他方の長辺側の端部が水平遮蔽板4aによって塞がれることになる(図2(a)参照)。従って、空調用ダクト7を介して供給された調和空気は、長辺側水平1方向Lと短辺側水平2方向S、Sの計3方向から吹出すことになる。
本実施形態による空調吹出口ユニット30は、傾斜遮蔽板4bを備えていない点で第一の実施形態と異なる。本実施形態では、一対の水平遮蔽板4a、4aが、チャンバー1の対向する長辺にそれぞれ基端部を水平に支持されて、チャンバー1内に水平に突出している。
これにより、外コーン2の吹出口2aの長辺側の両端部が水平遮蔽板4a、4aによって塞がれることになる(図3(a)参照)。従って、空調用ダクト7を介して供給された調和空気は、長辺側水平2方向L、Lと短辺側水平2方向S、Sの計4方向から吹出すことになる。
図4(a)は、第一の実施形態に係る空調吹出口ユニット10を窓W際の天井に設置した場合を、図4(b)は、第二の実施形態に係る空調吹出口ユニット20を窓W際の天井に設置した場合をそれぞれ示しており、いずれの場合も窓Wに向かって調和空気が吹出すように天井に設置される。ここで、空調吹出口ユニット10、10間の間隔および空調吹出口ユニット20、20間の間隔は、いずれも1800mm程度である。また、図示していないが、空調吹出口ユニット10、20の長辺側にはそれぞれ照明装置が配置される。
従来のように、窓W際の天井にラインディフューザーを設置した場合、窓W側に違和感がでるうえ、施工も複雑であったが、本実施形態によれば、よりシステマチックなレイアウトで、施工も容易である。
なお、インテリアゾーンの場合は、水平4方向吹出パターンを有する第三の実施形態に係る空調吹出口ユニット30を天井に設置すればよい。
加えて、本実施形態による空調吹出口ユニット10、20、30では、ゾーンに係わらず同形状の空調吹出口ユニットでよいため、統一感のある天井面を実現することができる。
2 外コーン
3 中コーン
4a 水平遮蔽板
4b 傾斜遮蔽板
5 枠体
5a 案内羽根
6 風切音防止シート
7 空調用ダクト
8 天井ボード
10、20、30 空調吹出口ユニット
Claims (4)
- 一の面に給気口を有し、他の面に開口部を有する略箱形状のチャンバーと、一方の端部が当該チャンバーの開口部に接続され、他方の端部が拡開状に形成された吹出口を有する外コーンと、拡開状に形成された複数の案内羽根を有し、前記外コーンの吹出口に配置される中コーンとを備える空調吹出口ユニットにおいて、
前記外コーンの吹出口の一部を選択的に塞ぐ遮蔽板が、前記チャンバー内に備えられていることを特徴とする空調吹出口ユニット。 - 前記遮蔽板は、水平面内に設置される水平遮蔽板および水平面に対して所定の角度を有して設置される傾斜遮蔽板の少なくとも一方からなることを特徴とする請求項1に記載の空調吹出口ユニット。
- 前記遮蔽板には、風切音の発生を防止する風切防音シートが装着されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空調吹出口ユニット。
- 天井ボードに形成された開口部の外周部に、前記外コーンの吹出口の外縁部が一体的に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の空調吹出口ユニット。
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- 2004-05-20 JP JP2004150713A patent/JP2005331184A/ja active Pending
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