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JP2005329793A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイプ内部に設けた空間部で除水性を確保しつつ、サイプの柱状空間が深さ方向に連続しないため、ブロック全体の剛性を高めることで、アイス路面での制動性能や耐偏摩耗性能が良好な空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】複数のサイプ10を形成した陸部1を有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤにおいて、前記サイプ10の間隙tを1.0mm以下にすると共に、前記サイプ10の内壁面13に設けられサイプ深さ方向の幅Wが1.0〜5.0mmの凹部13aにより複数の空間部11を形成してあることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のサイプを形成したブロック又はリブなどの陸部を有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤに関し、特にスタッドレスタイヤとして有用である。
従来より、スタッドレスタイヤのアイス性能を向上させる目的で、タイヤパターンの各部(センター部、メディエイト部、ショルダー部)に複数のサイプを配置したものが知られている。かかるサイプの形状としては、サイプの深さ方向に形状が変化しない平面又は波型のサイプが従来は一般的であった。このようなサイプをブロックに形成することにより、アイス路面でのエッジ効果、除水効果、及び凝着効果が向上するため、サイプの本数は近年増加する傾向にあった。
しかし、サイプの本数を増やしてサイプ密度を高めていくと、エッジ数は増えるものの、ブロック全体の剛性が低下してサイプが過度に倒れ込むことにより、逆にエッジ効果が小さくなり、アイス性能も低下するという問題が生じる。このため、サイプの形状を深さ方向で変化させて、サイプの倒れ込みを抑制した、いわゆる3次元サイプが近年注目されている。
これまで3次元サイプの形状としては、種々のものが提案されており、幾つかのタイプに分けることができるが、そのうちの1つとして、サイプ内壁の両面に、凸部とこれに噛み合う凹部(ディンプル)とを形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この構造は、ブロックとサイプが倒れ込む際に、サイプ内壁面の凸部と凹部とが係合する作用により、倒れ込みを抑制するものである。
しかしながら、アイス路面での除水性を確保する上では、サイプの間隙を一定以上にする必要があり、このため、ブロック全体の剛性が低下して、接地圧力分布の不均一化により乾燥路面でトゥーヒール摩耗が発生し易くなるという問題があった。
一方、特許文献2には、サイプを形成する際に、サイプ成形骨(タイプブレード)として、少なくとも1条の補強柱を設けたものを使用することで、サイプ深さ方向に延長する柱状空間を有するサイプが開示されている。しかし、この構造では、サイプの柱状空間が表面まで連続するため、その周辺部の剛性が局所的に低下し、偏摩耗が生じ易くなった。また、柱状空間が表面まで連続するため、水を保持する効果が不十分なり、除水性の点からも改善の余地があった。
特開平5−58118号公報 特開平11−42913号公報
そこで、本発明の目的は、サイプ内部に設けた空間部で除水性を確保しつつ、サイプの柱状空間が深さ方向に連続しないため、ブロック全体の剛性を高めることで、アイス路面での制動性能や耐偏摩耗性能が良好な空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。
即ち、本発明の空気入りタイヤは、複数のサイプを形成した陸部を有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤにおいて、前記サイプの間隙を1.0mm以下にすると共に、前記サイプの内壁面に設けられサイプ深さ方向の幅が1.0〜5.0mmの凹部により複数の空間部を形成してあることを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤによると、サイプの柱状空間が深さ方向に連続せず、ブロック全体の剛性を高められるため、接地圧力の不均一による影響を少なくして、耐偏摩耗性能を良好にすることができる。また、サイプ内部に設けた空間部で除水性を確保することができ、アイス路面での制動性能も良好となる。このとき、空間部のサイプ深さ方向の幅が小さいため、局所的に剛性が低下しにくく、深さ方向に連続しないので、除水性も良好になる。
上記において、前記凹部の深さは、凹部が形成されるブロック片の厚みの半分以下で、かつ前記サイプの間隙以上であることが好ましい。これによって、除水性を十分確保しながら、ブロック全体の剛性を十分に維持することができる。
また、前記複数の凹部のうち、一部の凹部が前記陸部の表面に露出していることが好ましい。これによって、陸部の表面にも空間部が形成されることになり、アイス路面における表面部の水膜を除去する効果を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の空気入りタイヤは、図1に示すように、複数のサイプ10を形成したブロック1などの陸部を有するトレッドパターンTを備える。本実施形態では、周方向溝2と横溝3,5と斜溝4により区分されたブロック1が形成され、タイヤ幅方向に6列のブロック1が配列されている例を示す。
各々のブロック1には、タイヤ幅方向に向けて複数列のサイプ10が形成されており、各々のサイプ10の両端は、ブロック1に隣接する溝に開口しているが、それに限定されるものではなく、ブロック1の側壁から露出せずにブロック1の側壁の内側に留めたり、片側のみを留めたりと、パターン構成によって適宜使い分けることができる。
図2(a)は、ブロック1を模式的に示した斜視図である。この図2(a)では、内壁面13の凹凸形状が分かり易いように、ブロック片1aの一部を変形させて、サイプ10の内壁面13を露出させている。また、波型サイプの代わりに直線状サイプの例を示している。
本発明におけるサイプ10は、図2(a)〜(c)に示すように、サイプ10の内壁面13に設けた凹部13aにより複数の空間部11を形成してある。本実施形態では、各々のサイプ10に対して略同数の空間部11(即ち、凹部13a)を設け、その際に空間部11の配置も略均一に分散させた例を示す。
凹部13aの形状は、半球状、半楕球状、部分球状、三角錐状、四角錐状など何れでもよいが、サイプブレードの製造のし易さや、その耐久性から、略球面を有する形状が好ましい。
凹部13aのサイプ深さ方向の幅Wは1.0〜5.0mmであり、1.0〜3.0mmが好ましい。幅Wが5.0mmを超えると、その周辺の陸部の剛性が局所的低下して、偏摩耗が生じ易くなる。また、幅Wが1.0mm未満であると、十分な除水性が確保しにくくなる。
凹部13aの深さDは、凹部13aが形成されるブロック片1aの厚みTの半分以下で、かつサイプ10の間隙t以上であることが好ましい。深さDが厚みTの半分を超えると、その周辺の陸部の剛性が局所的低下して、偏摩耗が生じ易くなる傾向がある。また、深さDがサイプ10の間隙t未満であると、十分な除水性が確保しにくくなる傾向がある。
本発明では、サイプ10の間隙tは1.0mm以下であり、0.2〜0.5mmが好ましい。間隙tが1.0mmを超えると、ブロック全体の剛性を高められず、接地圧力の不均一による偏摩耗が生じ易くなる。また、0.2mm未満では、サイプを形成する際のサイプブレードの耐久性が問題となり易い。
また、サイプ10によって区分されたブロック片1aの厚みTは、2〜10mmが好ましい。
本発明では、図2(a)に示すように、前記複数の凹部13aのうち、一部の凹部13aが陸部の表面に露出していることが好ましい。また、製造直後には、陸部の表面に凹部13aが露出していなくても、タイヤ使用中の摩耗によって凹部13aが表面に露出するようにしても、同様の効果が得られる。
また、本発明では、サイプ深さの中央線でサイプ10を上下に区分した場合に、形成した凹部13aの体積密度が、上側より下側が大きくなるようにするのが好ましい。これによって、摩耗後半時期における除水性を良好に保つことができる。体積が同じ凹部13aを形成する場合には、その個数の密度が、上側より下側が大きくなるようにするのが好ましい。
以上のようなサイプ10を形成するには、その形状に対応するサイプブレードを用いればよいが、図3(a)〜(c)に示すような、サイプブレード15を用いるのが好ましい。つまり、このサイプブレード15は、一方のブレード15aは平坦であり、他方のブレード15bには凹部15cをプレス成形などで形成し、両者をスポット溶接などで接合することで、サイプ形状に対応するサイプブレード15とすることができる。
本発明の空気入りタイヤは、上記の如きトレッドパターンTを備える以外は、通常の空気入りタイヤと同等であり、従来公知の材料、形状、構造、製法などが何れも本発明に採用できる。
本発明の空気入りタイヤは、前述の如き作用効果を奏し、アイス性能に優れるため、特にスタッドレスタイヤとして有用である。
[他の実施形態]
以下、本発明の他の実施の形態について説明する。
(1)前述の実施形態では、直線状のサイプに対して空間部を設ける例を示したが、本発明では、図4(a)に示すように、ブロック1に形成した波型のサイプ10に対して空間部11を設けてもよい。その場合、サイプ深さに垂直な断面形状としては、正弦波に近いものに限られず、直線と曲線とを交互に組み合わせた波線、矩形波、ジグザグ状に近いもの等、何れの形状でもよい。この断面形状における凹凸の周期(例えば凸−凸頂部間の距離)は、いわゆる波型サイプの特性を好適に発現する上で1.5〜5mmが好ましく、振幅(両側頂部の高さの和)は1.5〜5mmが好ましい。
(2)前述の実施形態では、2次元状のサイプに対して空間部を設ける例を示したが、本発明では、図4(b)に示すように、サイプ10の形状を深さ方向で変化させて、サイプ10の倒れ込みを抑制した、3次元形状のサイプ10に対して空間部11を設けてもよい。
(3)前述の実施形態では、各々のサイプに対して略同数の空間部を設ける例を示したが、本発明では、図4(c)に示すように、サイプ10の形成密度がブロック1のタイヤ回転方向の前方で大きくなるように、サイプ10に対して空間部11を設けてもよい。
この場合、制動時に接地圧力が大きくなるタイヤ回転方向の前方に位置するブロック片の剛性が、後方に位置するブロック片より低下するため、接地圧力の均一化が図れるようになり、トゥーヒール摩耗を効果的に抑制することができる。
(4)前述の実施形態では、タイヤ幅方向に延びるサイプに対して空間部を設ける例を示したが、本発明では、図5(a)〜(b)に示すように、タイヤ周方向に延びるサイプ10に対しても空間部11を設けてもよい。その場合も、タイヤ周方向のサイプ10に設けた空間部11により、サイプ間隙を小さくしてブロック全体の剛性を高めつつ、除水性を確保することができる。
(5)前述の実施形態では、1つのサイプの内壁面の一方のみに凹部を形成する例を示したが、本発明では、図6(a)に示すように、サイプ10の内壁面13の両方に凹部13aを形成してもよい。その際、図6(b)に示すように、凹部13a同士が重なるようにしてもよく、その場合、2つの凹部13aによって1つの空間部11が形成されることになる。
また、図6(c)に示すように、内壁面13の凹部13aに重なるように、対向する内壁面13に凸部13bを形成してもよく、その場合、凹部13aと凸部13bとによって1つの空間部11が形成されることになる。この構成によると、ブロックの倒れ込みが生じる際に、凹部13aと凸部13bとが係合するため、ブロックの倒れ込みによる弊害(エッジ効果の低減)を効果的に防止することができる。
(6)前述の実施形態では、図1に示すようなブロックパターンの例を示したが、この形状のブロックに限らず、平行四辺形、V字型、5角形、又は曲線基調のブロックでもよい。また、中央付近や端部近傍まで溝の入ったブロックや一部の陸部が周方向に連続するもの、又はリブ基調のパターンでもよい。
(7)前述の実施形態では、図2に示すように、サイプがブロック表面に対して垂直になるように形成された例を示したが、ブロック表面の法線に対してサイプの基準面が若干(例えば15°以下)傾斜していてもよい。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、タイヤの各性能評価は、次のようにして行った。
(1)アイス制動距離
タイヤを実車(国産2000ccクラスのFFセダン)に装着し、車指定の空気圧で2名乗車の荷重条件にて、氷上を速度30km/hで走行し、制動開始から車両停止までの
距離を測定し、指数で評価した。なお、評価は従来品(比較例1)を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示す。
(2)アイス旋回速度
タイヤを実車(国産2000ccクラスのFFセダン)に装着し、車指定の空気圧で2名乗車の荷重条件にて、半径25mを描いた氷上を10周旋回し、1周当たりに掛かる旋回速度を測定し、指数で評価した。なお、評価は従来品(比較例1)を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示す。
(3)耐摩耗性能
舗装道路を1万km走行したときのタイヤのトゥーアンドヒール摩耗量を測定し、指数で評価した。トゥーアンドヒール摩耗量とは、1つのブロックについてタイヤ周方向の摩耗量の差を示すものであり、踏み込み側摩耗量と蹴り出し側摩耗量との差を測定した。なお、評価は従来品(比較例1)を100としたときの指数表示で示し、数値が大きいほど良好な結果を示す。
比較例1(従来品)
1つのブロックのサイズが幅25mm、周方向長さ35mm、高さ9.0mmである長方形のブロックを、タイヤ幅方向に6列で形成したテストパターンを有し、各々のブロックに下記のサイズを有しタイヤ幅方向に延びる直線のオープンサイプ(空間部はなし)を5本づつ形成したサイズ205/65R15 94Hのラジアルタイヤを製造し、上記の各性能評価を行った。その結果を表1に示す。
サイプの深さを7.0mm、間隙を0.5mmとした。
実施例1
比較例1と同じレッドパターンにおいて、各々のサイプ(間隙は0.3mm)に対して深さ0.7mm、直径2mmの半球状の凹部を10個づつ均一に形成して、サイズ205/65R15 94Hのラジアルタイヤを製造した。表面に露出した凹部の数は1ブロック当たり7個であった。このタイヤを用いて、上記の各性能評価を行った結果を表1に示す。
実施例2
比較例1と同じレッドパターンにおいて、各々のサイプ(間隙は0.3mm)に対して深さ0.7mm、直径2mmの半球状の凹部を5個〜15個づつ形成して、サイズ205/65R15 94Hのラジアルタイヤを製造した。その際、タイヤ回転方向の前方で凹部の個数が最大となり、後方のサイプほど個数が少なくなるように凹部の形成密度を変えた。表面に露出した凹部の数は1ブロック当たり7個であった。このタイヤを用いて、上記の各性能評価を行った結果を表1に示す。
実施例3
比較例1と同じレッドパターンにおいて、図4(b)に示すようにサイプを中央で分断してその部分に周方向に延びるサイプを形成し、各々のサイプ(間隙は0.3mm)に対して深さ0.7mm、直径2mmの半球状の凹部を10個づつ均一に形成して、サイズ205/65R15 94Hのラジアルタイヤを製造した。表面に露出した凹部の数は1ブロック当たり7個であった。このタイヤを用いて、上記の各性能評価を行った結果を表1に示す。
比較例2
比較例1において、横断面形状が1mm×2mmの柱状の凹条を各々のサイプに4本づつ設けること以外は、実施例1と同様にして、サイズ205/65R15 94Hのラジアルタイヤを製造し、上記の各性能評価を行った。その結果を表1に示す。
Figure 2005329793
表1の結果が示すように、実施例ではブロック全体の剛性を高めつつ、サイプ内部に設けた空間部で除水性を確保することで、アイス路面での制動性能や耐偏摩耗性能が、従来品より良好であった。特に、タイヤ回転方向の前方ほど凹部の個数が多い実施例2では、アイス制動性と偏摩耗性により優れていた。また、タイヤ周方向のサイプに凹部を形成した実施例3では、特にアイス旋回性能に優れていた。
これに対して、サイプに柱状の凹条を設けた比較例2では、アイス制動性能が不十分となり、乾燥路走行時のトウヒール磨耗の問題も生じた。
本発明の空気入りタイヤの一例のトレッド面を示す平面図 本発明の空気入りタイヤの要部を示す図であり、(a)はブロックの一部を変形させた斜視図、(b)はそのI−I矢視断面図、(c)は寸法説明図 本発明におけるサイプを形成するためのサイプブレートの一例を示す図であり、(a)は組み立て斜視図、(b)は断面図 本発明におけるサイプの他の例を示す斜視図 本発明におけるサイプの他の例を示す斜視図 本発明におけるサイプの他の例を示す斜視図
符号の説明
1 ブロック(陸部)
1a ブロック片
10 サイプ
11 空間部
13 サイプの内壁面
13a 凹部
T トレッドパターン

Claims (3)

  1. 複数のサイプを形成した陸部を有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤにおいて、
    前記サイプの間隙を1.0mm以下にすると共に、前記サイプの内壁面に設けられサイプ深さ方向の幅が1.0〜5.0mmの凹部により複数の空間部を形成してあることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記凹部の深さは、凹部が形成されるブロック片の厚みの半分以下で、かつ前記サイプの間隙以上である請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記複数の凹部のうち、一部の凹部が前記陸部の表面に露出している請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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