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JP2005308707A - 時計用指標の製造方法 - Google Patents

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JP2005308707A
JP2005308707A JP2004255427A JP2004255427A JP2005308707A JP 2005308707 A JP2005308707 A JP 2005308707A JP 2004255427 A JP2004255427 A JP 2004255427A JP 2004255427 A JP2004255427 A JP 2004255427A JP 2005308707 A JP2005308707 A JP 2005308707A
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Shuichi Miyashita
修一 宮下
Minoru Akazawa
実 赤沢
Yukinari Matsuura
幸成 松浦
Arata Nagasawa
新 長澤
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Abstract

【課題】 時計用指標の生産工数を削減する。
【解決手段】 導電性基材110の表面に電鋳メッキ手法で時計用の指標2を形成し、感圧接着剤層24を設けてある支持基材25の感圧接着剤層24に前記指標2を剥離転写し、更に該指標の裏面側に固着用接着剤層28を形成し、前記指標2を支持基材25から剥離しながら固着用接着剤層28を介して時計用の文字板1に貼付ける時計用指標の製造方法において、導電性基材110が樹脂基板111上に金属シート112を仮接着剤層113を介して貼り合せたものを用いる。時計用指標の生産において、前記樹脂基板111を回収してリサイクルして用いることで、生産工数を削減し、指標の製造コストを低減する。【選択図】 図2

Description

本発明は時計等で用いる文字板に設ける数字やマークや記号などの指標の製造方法に関する。
以下背景技術を図9〜13を用いて説明する。図9は指標を設けた時計用文字板の斜視図、図10は導電性基材の表面上に指標を形成したときの平面図、図11は電鋳手法に用いる導電性基材の断面図、図12は電鋳手法で指標を形成するときの製造工程図、図13は図12の工程(d)における図10矢視A−A断面での斜視図である。
図9に示したように、時計用文字板は、平板状の文字板1上に金属やプラスチックでできた指標2を設けるが、この指標の製造方法として、大別すると次の3通りの方法がある。
1)電鋳手法;金属板上にメッキ金属を用い電鋳で指標を製作しておいてから、これを文字板に転写・接着する方法。
2)コインニング法;プレス機等を用い、純銅や黄銅の様な伸びの良い金属を素材にして足部を盛上げた足付指標を作り、上面や側面をダイヤモンドバイト等でカットして光沢を出した後、文字板に設けた小穴に足部を嵌合し、かしめて留める方法。
3)削り出し法;プラスチックや金属材料を素材にしてNC機等で切削加工した指標を製作し、この指標を文字板に接着剤で固定する方法。
本発明の時計用指標の製造方法は電鋳手法に属する。電鋳手法を用いた指標の製造方法としての背景技術の1つに、下記の特許文献1で開示された技術がある。
特許公開平8−27597号公報
以下、特許文献1に基づいて指標2を電鋳手法で形成し、その指標2を文字板1に貼り付ける迄の工程を主に図12を用いながら説明するが、その中で初期の工程では、指標2は導電性基材10上に形成していくので、先ずこの導電性基材10の説明から始める。
従来用いられてきた導電性基材10は、図11に示すように、ステンレス鋼等の金属基板11の表面に、導電性被膜12を設けた積層体であった。この多層の導電性基材10を用いると、製造の後工程で、指標2を導電性基材10から支持基材25に転写する際に、指標像が飛散するのを防止できる。導電性被膜12は導電性を有する可撓性の薄膜であり、電解メッキ(電着)、または無電解メッキによって形成される導電性金属薄膜、導電性塗料被膜、導電性高分子薄膜等が用いられるが、好ましくは電着による導電性金属薄膜が用いられた。導電性金属被膜の膜厚は通常は20〜30μmである。導電性被膜は、後工程において、金属基板11の表面から剥離するので、剥離を容易にするため、金属基板11の表面に表面酸化等の離型処理を施しておく。この導電性基材10を用いて、図12の工程(a)〜(d)の工程を経ると、図10、図13に示した中間製品20が出来上がる。
図10は、前記導電性基材10の表面に指標2を形成した状態を示す平面図、図13は図12の工程(d)における図10矢視A−A断面での斜視図であるが、導電性基材10表面には、指標2および該指標2を囲む線状電着5と、ガイド孔6aが設けられたガイド用電着6を形成してある。線状電着5を指標2の周囲に形成することで指標2の外周端への過剰電着が防止できる。ガイド用電着6に設けたガイド孔6aは、最終工程で、文字板1に指標2を転写・接着する際の位置出しに用いる。線状電着5及びガイド用電着6は製品としては使用しないので、以降は、線状電着5及びガイド用電着6を総称して「捨て電3」と称することにする。
先ず、工程(d)に到るまでの各工程を図12を用いながら説明する。
工程(a);導電性基材10の表面にフォトレジスト22を積層し、その上から指標2像と、捨て電3像を印刷や写真で作製したマスクフィルム23でおおってから、フォトレジスト22上に露光4を照射する。
工程(b);露光後の現像を経て、フォトレジスト22の露光されなかった部分だけを除去してから、導電性基材10の露出部(フォトレジスト被覆の無い部分)に離型処理を施す。
工程(c);更に電着法を用いてメッキを施し、メッキ金属からなる指標2と捨て電3を形成する。
工程(d);続いて剥離液に浸漬して露光されたフォトレジストを除去する。
以上の工程を経ると、図10に示したように導電性基材10の上にメッキ金属からなる指標2と捨て電3が形成される。
次に、この中間製品20を文字板1に取付ける迄の工程を、図12(e)から図12(g)を用いて説明する。
工程(e);指標2を、感圧接着剤から成る感圧接着剤層24を介して支持基材25上に一旦転写する。このとき、導電性被膜12は指標2に接着したままで、金属基板11からは分離する。
工程(f);導電性被膜12を除去。固定用接着剤からなる固定用接着剤層28を指標2上に設け、捨て電3を引き離して除去する。
工程(g);ジグ26上に固定してある文字板1に、ガイドピン27で位置出ししながら押圧、更に支持基材25と感圧接着剤層24を剥ぎ取ることで、指標2は固定接着剤層28を介して文字板1に固着させる。
既に述べたように、従来行われてきた電鋳手法の場合は、金属基板11上に電解メッキを施した導電性基材10の上面で指標2を製作していくが、指標2を感圧接着剤層24を設けた支持基材25に転写する工程(図12(e)工程)が終ると、金属基板11は製造工程から離れる。この金属基板11は、電解メッキをかけ直してから再利用に供するが、電解メッキ工程には多くの時間がかかる。また、回収した金属基板11には不導体が付着しており、そのままだと良質のメッキ膜が形成できないので、電解メッキ前に予め長時間(例えば10分位)を費やして磨く必要がある。また金属基板11は一度使うと反りが出るので、その修正も必要になるが、金属基板11は剛性が高く修正作業は簡単ではない。
本発明は上記課題を解決するために成されたものである。解決する手段として、本発明の請求項1記載に係わる発明は、導電性基材の表面に電鋳メッキ手法で指標を形成し、感圧接着剤層を設けてある支持基材の感圧接着剤層に前記指標を剥離転写し、更に該指標の裏面側に固着用接着剤層を形成し、前記指標を支持基材から剥離しながら固着用接着剤層を介して時計用文字板に貼付ける時計用指標の製造方法において、前記導電性基材は金属シートを樹脂基板上に仮接着剤層を介して貼り合せて構成し、前記樹脂基板は前記金属シートを剥離後にリサイクルして使用することを特徴とする時計用指標の製造方法である。
また本発明の請求項2記載に係わる発明は、前記金属シートが無接着剤銅張積層板(2層CCL)、または銅箔とポリエステルフィルを張り合わせた複合材からなることを特徴とする時計用指標の製造方法である。
また本発明の請求項3記載に係わる発明は、前記樹脂基板はベークライト系樹脂、またはアクリル系樹脂からなることを特徴とする時計用指標の製造方法である。
また本発明の請求項4記載に係わる発明は、前記仮接着剤層は光硬化型接着剤、または熱硬化型接着剤、熱剥離粘着材からなることを特徴とする時計用指標の製造方法である。
また本発明の請求項5記載に係わる発明は、前記仮接着剤層は前記樹脂基板の上面全面又は上面外縁部に設けたことを特徴とする時計用指標の製造方法である。
また本発明の請求項6記載に係わる発明は、導電性基材の表面に電鋳メッキ手法で指標を形成し、感圧接着剤層を設けてある支持基材の感圧接着剤層に前記指標を剥離転写し、更に該指標の裏面側に固着用接着剤層を形成し、前記指標を支持基材から剥離しながら固着用接着剤層を介して時計用文字板に貼付ける時計用指標の製造方法において、前記導電性基材は導電性薄膜を形成した非導電性シートで構成すると共に、該導電性基材を緊張の下でメッキ浴液層に浸漬して電鋳メッキ手法で前記導電性薄膜上に指標を形成したことを特徴とする時計用指標の製造方法である。
また本発明の請求項7記載に係わる発明は、前記導電性基材の緊張は、導電性基材を四方から引っ張った状態で緊張枠に固定することによって緊張の状態にしたことを特徴とする時計用指標の製造方法である。
また本発明の請求項8記載に係わる発明は、前記導電性基材の緊張は、帯状の導電性基材の両端を支えながら、一定の距離を持たせた2つのローラで前記導電性基材に加圧することによって緊張の状態にしたことを特徴とする時計用指標の製造方法である。
また本発明の請求項9記載に係わる発明は、前記導電性薄膜は光沢面をなしていることを特徴とする時計用指標の製造方法である。
また本発明の請求項10記載に係わる発明は、前記導電性薄膜はステンレス金属からなることを特徴とする時計用指標の製造方法である。
発明の効果として、請求項1記載に係わる金属シートとを用いることで、従来行われてきた金属基板への時間がかかるメッキ工程が不要になる。また、請求項1記載に係わる樹脂基板を用いることで、基板をリサイクルして生産工程を繰り返すとき、基板を磨く必要がなくなる。また、反った基板の修正も金属基板より簡単である。
また、請求項2記載に係わる金属シートは鏡面で導通性も良いのでメッキがのり易く、電鋳手法で形成した指標に光沢が現れて高級感をもたらす。また、安価な市販品を容易に入手できる。
また、請求項3記載に係る樹脂基板は、基板としての剛性が適度にあり、また一度反っても簡単に修正できる。
また、請求項4記載に係わる仮接着剤を用いることで、金属シートと樹脂基板との間の結び付を製造工程での必要性に応じて容易に変えることができる。
また、請求項5に記載に係わる仮接着剤層を樹脂基板の上面全面又は上面外縁部に設けることで、金属シートを緊張して貼付けることができ、これにより、電鋳による指標の形成形状をより良い形状に仕立てることができる。また、特に樹脂基板の外縁部に設けることにより、接着作業と剥離作業がやり易くなる。
また、請求項6、7、8に記載に係る製造方法の下では、従来用いていた金属基板が不要となり、また、金属基板の剥離工程も不要となるので、製造工程が短縮でき、製造コスト低減の効果を生む。
また、請求項9記載に係わる導電性薄膜を光沢面にすることによって、電鋳メッキ手法で形成した指標に光沢が現れて高級感をもたらす。
また、請求項10記載に係わる製造方法の下では、離型性が良くなり、離型剤塗布を施さなくても離型が容易にできるようになる。
次に本発明を実施するための最良の実施形態を、以下図1〜図8を用いて説明する。ここで、図の説明を簡単に行う。図1、図2、図3は本発明の第1実施形態に係る時計用指標の製造方法を説明するもので、図1(a)は本発明の第1実施形態に係る指標製造方法に用いる導電性基材の1実施例の断面図、図1(b)は他の実施例の断面図、図2は本発明の指標製造方法における製造工程図、図3は図2の工程(d)における中間製品の要部断面斜視図である。図4は本発明の第2形態における導電性基材の表面上に指標を形成したときの平面図を示したものである。図5は本発明の指標製造方法の第2実施形態に係る製造工程を説明する工程図で、図6は図5の工程(d)における中間製品の要部断面斜視図を示したものである。また、図7は図5の工程(c)における電鋳メッキを行う時の説明図を示したものである。また、図8は導電性基材を緊張させる方法の他の実施形態の緊張させる方法を説明する説明図を示したものである。尚、背景技術で説明した構成部品と同一部品には同一符号を付して説明する。
最初に、本発明の第1実施形態に係る指標の製造方法を図1〜図3を用いて説明する。図1(a)に示したように、本発明の指標製造方法に用いる導電性基材110は樹脂基板111と金属シート112と、その間を連結する仮接着剤層113から構成されている。その詳細な説明は後述することにして、本発明の導電性基材110を用いた時計用指標の製造方法を先に説明する。
先ず、工程(a)において、導電性基材110の表面にフォトレジスト22を印刷などの方法で形成し、その上から指標2像と、捨て電3像を印刷や写真で作製したマスクフィルム23でおおってから、フォトレジスト22上に露光4を照射する。ここでの捨て電3は、背景技術で述べたように、指標2の周囲に形成する線状電着5と最終工程で文字板1に指標2を転写・接着する際に用いるガイド用電着6とで構成しているものである。
次に、工程(b)において、露光後の現像を経て、フォトレジスト22の露光されなかった部分だけを除去してから、導電性基材110の露出部(フォトレジスト22被覆の無い部分)に離型処理を施す。
次に、工程(c)において、電鋳メッキ法を用いてメッキを施し、メッキ金属からなる指標2と捨て電3を形成する。図中においては、捨て電3の内の線状電着5のみを示してある。
次に、工程(d)において、続いて剥離液に浸漬して露光されたフォトレジスト22を除去する。
以上の工程を経ると、図3に示したように導電性基材110の上にメッキ金属からなる指標2と捨て電3(図3中には捨て電3の1つである線状電着5のみが描かれている)が形成された中間製品120を得る。
次に、この中間製品120を文字板1に取付ける迄の工程を、図2(e)〜図2(i)を用いて説明する。
工程(e)において、指標2及び捨て電3を、感圧接着剤から成る感圧接着剤層24を介してフィルム状の支持基材25上に一旦転写する。そして、金属シート112は指標2、及び捨て電3(図中においては、捨て電3の内の1つである線状電着5のみを示してある)側に接着したままで、樹脂基板111側からは分離する。
次に、工程(f)において、金属シート112を指標2及び捨て電3(図中においては、捨て電3の内の1つである線状電着5のみを示してある)側から剥離除去する。
次に、工程(g)において、指標2及び捨て電3(図中においては、捨て電3の内の1つである線状電着5のみを示してある)の固着面に印刷などの方法で固定用接着剤層28を設ける。
次に、工程(h)において、捨て電3の内の1つである線状電着5を剥離除去する。
次に、工程(i)において、感圧接着剤層24の接着力を弱めておいてから、ガイドピン27にガイド用電着6のガイド孔を差し込んで位置出しながら、指標2が付いた支持基材25をジグ26上に固定してある文字板1に押圧して、指標2を支持基材25及び感圧接着剤層24から剥離し、時計用文字板1に固着用接着剤層28を介して貼付ける。以上の工程を経ることによって指標2を形成し、そして、時計用文字板1上に指標2を貼付ける。
本発明では導電性基材として、樹脂基板111の上に仮接着剤層113を介して金属シート112を貼付けている。仮接着剤層113を成す仮接着剤は、加熱等の物理化学処理を施すことにより接着力が変化する接着剤であり、指標2を支持基材25側に転写する際には樹脂基板111と金属シート112の間で剥離する。この導電性基材110を構成する樹脂基板111は、時計用指標の生産においてはリサイクルして用いるので、以下、導電性基材110の各構成部品を個々に説明していく。
樹脂基板111は導電性基材110の基板を成し、この表面に設ける薄い金属シート112を支える構造材としての機能を有する。従って、或る程度の剛性が必要である一方で、適度な柔軟性を有し剥離作業がやり易くすることが求められる。これらの要望を満たすものとしてベークライト系樹脂が適当である。
導電性基材110の表面に電鋳手法で指標2を形成する場合、電鋳メッキで形成する指標の表面に光沢を出させるため、また、後工程での剥離性を良くするため、導電性基材110の表面は導電性と同時に鏡面状態にしておく必要がある。また、指標2を支持基材25に転写する際には、指標2の位置を保持しながら指標2と一緒に転写することで指標2が飛散するのを防止する必要がある。これらの条件を実現する方法として、本発明では、金属シート112を用いた。この金属シート112は表面に金属箔を有するラミネートフィルムであり、接着剤を用いないラミネートフィルムとして2層CCL(無接着剤銅張積層板)がある。2層CCLとしては銅箔上にポリイミド前駆体溶液を塗布、乾燥硬化させるキャスティング法で生産したものを用いた(新日鐵化学株式会社のエスパネックス)。
仮接着剤層113に用いる接着剤等には、しっかりした接着力と同時に簡単に剥離することも求められる。これらの条件を満たすものとして、本実施形態では、粘着テープ(日東電工株式会社のリバルファ)を用いた。これは、ポリエステルフィルム基材上に粘着層を設けた熱剥離粘着テープである。粘着剤中に熱膨張性マイクロカプセルが混入されており、加熱発泡させることで粘着剤表面に凹凸を作り、被着体との接着面積を小さくする。 熱剥離温度は製品タイプによって異なるが90°C〜170°Cで加熱すれば短時間で接着力がゼロになる。
本発明の実施形態では、導電性基材110として、上記の樹脂基板111の上に上記の仮接着剤を用いて上記の金属シート112を貼付けて構成した。この導電性基材110を用いて、図2に示した製造工程で指標2を製作した。また生産サイクルの中で金属シート112は使い捨てにするが、樹脂基板111はリサイクルして使用する。
導電性基材110の表面は鏡面にする必要があるので、従来は、リサイクルの都度に長時間掛けてステンレス板の上に全面メッキを施していたが、本発明の製造方法を用いるとメッキ工程を廃止できる。本発明で用いる金属シート112は鏡面で、導通性が良いのでメッキがのり易く、しかも安価な市販品が容易に手に入る。また本発明に用いる樹脂基板111は、基板としての剛性が適度にあり、弾性があり剥がし易く、リサイクルの場合、不導体が付着しないのでステンレス板の時のように磨く必要がない。また一度反っても簡単に修正できる。これらの諸メリット結果、時計用指標の生産工数が削減できる。
樹脂基板111の素材には実施形態で用いたベークライト系樹脂のほかに、アクリル系樹脂を用いてもよい。アクリル系樹脂も生産工程において剥がし易く、又、リサイクルにおいて反った基板を簡単に修正できる。
金属シート112はスパッタ・メッキ法で生産した2層CCLでもよい。また接着剤を用いた銅張りシートとして、銅箔とポリエステルフィルを張り合わせた複合材も市販されており、これも使用可能である。これらの金属シート112を用いることで、実施形態同様に、生産工程において、長時間掛かったメッキ工程を廃止し、またステンレス板のように磨く必要が無い効果が得られる。
仮接着剤層113に用いる接着剤には、実施形態で説明した粘着テープの他に、下記のような種類の接着剤を使用することも可能である。
熱硬化型接着剤;剥がす場合は、加熱を施すことで接着力を弱めることができる。
光硬化型接着剤;例えば、株式会社アーデルの光硬化型接着剤は、液状を成し、塗布後、Kシリーズは可視光や紫外線を照射することで硬化し、KMシリーズ、KRシリーズは、可視光照射や加熱処理で硬化する。剥離時には水またはエタノール水溶液から成る剥離液を用いる。錆が発生する場合は、防錆剤を添加する。
これらの接着剤も本発明の導電性基材110の構成品として仮接着の効果を発揮できる。更にまた、金属シート112を仮接着剤層113を介して樹脂基板111に貼付ける際に、金属シート112をしわ等が発生しないよう緊張状態にして貼付ける。これにより、電鋳メッキで形成する指標の形状も滑らかな表面形状に仕上げられる。
本実施形態において、図1(a)で示した導電性基材110の断面形状と異なる形状を取る他の実施例を図1(b)に示す。図1(b)に示す実施例では、樹脂基板131の外縁部134にのみ仮接着剤層133を設けてある。樹脂基板131の外縁部134にのみ仮接着剤層133を設けた導電性基材130を用いることで、樹脂基板131と金属シート112の接着・剥離作業が一層やり易くなり、樹脂基板131の材質や、仮接着剤層133をなす接着剤の種類を選定するときの自由度が増す効果を生じる。尚、図1(b)の構成では、仮接着剤層133の収まりが良くするため、外縁部134を一段低くして、更に内側部135と外縁部134の間に溝136を設けている。この様な構成を取っても十分金属シートを緊張した状態で貼付けられる。
次に、本発明の第2実施形態に係る時計用指標の製造方法を図4〜図8を用いて説明する。ここで、図4は、本発明の第2形態における、導電性基材の表面上に指標を形成したときの平面図を示したもので、以降、第1実施形態と同様に中間製品と称して説明する。図5は本発明の指標製造方法の第2実施形態に係る製造工程を説明する工程図で、図6は図5で示した中間製品の要部断面斜視図を示したものである。
図4に示すように、中間製品150は、長尺状の導電性基材140に文字板複数個分の指標2と捨て電43とが並んで設けられたものから形成されている。ここでの捨て電43は、指標2を島状にして中に包み込んだような形状を持って面状に形成した面状電着45と、面状電着45を囲んで対向するようにして形成した一対のガイド用電着46とから成っているもので、面状電着45は指標に過剰電流が流れての過剰電着を防止する目的で設けている。また、この面状電着45は相隣り合う面状電着と接続しており、面状電着45の剥離工程で一度に全部の面状電着が剥離できるように作業性を改善した設計になっている。また、一対のガイド用電着46は位置決め用のガイド孔46aを設けており、文字板に指標を貼付ける時の位置決めに用いる目的で設けている。面状電着45、及びガイド電着46は指標2を文字板に貼付ける前の工程、並びに、貼付けた後の工程で捨て去る(取り去る)ものなので捨て電43と呼称する。指標2、面状電着45、及びガイド電着46は何れも電鋳メッキ手法、即ち、長時間メッキ浴液に浸漬して電解メッキ方法で形成する。メッキの厚みはメッキ時間によって任意に設定できるものではあるが、好ましくは15〜50μmの範囲が望ましい。
ここで、導電性基材140は、非導電性シート上面に導電性薄膜を設けたものから成っている。即ち、図5(a)の工程図や図6に示したように、非導電性シート141と、この非導電性シート141上に設けた導電性薄膜142とでもって導電性基材140を構成している。非道電性シート141としては、ポリエチレンテレフタレートフィルムやポリイミドフィルムなどのように、耐熱性、耐水性、耐衝撃性、耐薬品性に強いものが好適に選択することができる。また、多少の剛性も必要とするので、厚みが100〜300μmの範囲のものを用いるのが好ましい。導電性薄膜142は導電性を有して光沢面を持った金属薄膜で、例えば、真空蒸着法やスパッタリング法などで形成した薄い金属膜や、光沢のある薄い金属箔からなる金属箔膜などが選ばれる。金属膜の材料としては、ニッケル、銅、銀、金、ステンレスなどの金属材料を選択することができるが、特に、SUS304、SUS310、SUS316などのステンレス金属を用いるのが好まい。これらのステンレス材はメッキ金属との離型性が良いことから離型剤を用いないで済む。ステンレス材以外の金属の金属膜を形成した場合には離型剤を用いての離型処理を施すことが必要とされる。導電性基材140は、上述したように、樹脂フィルム上に金属薄膜を形成したものからなるので可撓性を有している。このような導電性基材140としては、SUS310の金属蒸着膜を設けた樹脂フィルム、金属箔膜をラミネートした樹脂フィルムなどが既に市販されているので、これらの市販のものを直に利用することもできる。尚、導電性薄膜142は上記した金属に限るものではない。例えば、ITO蒸着膜でも良く、導電性の有する薄膜であれば本発明の効果が十分現れるものである。
この可撓性を有する導電性基材140を使っての指標の製造方法を図5に示す工程図を用いて説明する。
先ず、図5に示す工程(a)において、導電性基材140の表面にホトレジスト22を印刷などの方法で形成する。そして、その上から指標2像と捨て電43像を印刷や写真で作製したマスクフィルム123でおおってから、フォトレジスト22上に露光4を照射する。ここでの捨て電43の像は、前述したように、面状電着45とガイド用電着46とで構成されている像である。
次に、工程(b)において、露光後の現像を経て、フォトレジスト22の露光されなかった部分を除去する。更に、導電性基材140の導電性薄膜142をSUS304、SUS310、SUS316などのステンレス金属以外の金属材料で形成した場合には、露出部(フォトレジスト22被覆の無い部分)に酸化クロムの離型剤塗布による離型処理を施す。尚、前述したように、導電性基材140にSUS304、SUS310、SUS316などのステンレス金属薄膜を形成したものを用いた場合は離型処理を施さなくても良い。
次に、工程(c)において、電鋳メッキ法を用いてニッケルメッキなどを施し、メッキ金属からなる指標2と捨て電43を形成する(工程図中においては、面状電着45の捨て電のみを示してある)。ここで、導電性基材140が可撓性などを有することから、導電性基材140を緊張した状態にしてメッキを行う。メッキ方法は図7に示す方法で行うが、このメッキ方法は後から詳しく説明する。
次に、工程(d)において、続いて剥離液に浸漬して露光されたフォトレジスト22を除去する。
以上の工程を経ると、図4、並びに、図6に示した導電性基材140の上にメッキ金属からなる指標2と捨て電43が形成された中間製品150を得る。
次に、この中間製品150を文字板1に取付ける迄の工程を、図5(e)〜図2(i)を用いて説明する。
工程(e)において、指標2及び捨て電43(工程図中においては、面状電着45の捨て電のみを示してある)の上面に、感圧接着剤から成る感圧接着剤層24を設けたフィルム状の支持基材25を貼付ける。
そして、工程(f)において、指標2、及び捨て電43(工程図中においては、面状電着45の捨て電のみを示してある)から導電性基材140を剥がす。
次に、工程(g)において、指標2及び面状電着45の固着面に印刷などの方法で固定用接着剤層28を設ける。
次に、工程(h)において、捨て電43の1つである面状電着45を剥離除去する。
次に、工程(i)において、感圧接着剤層24の接着力を弱めておいてから、ガイドピン27にガイド用電着46のガイド孔を差し込んで位置出しながら、指標2が付いた支持基材25をジグ26上に固定してある文字板1に押圧して、指標2を支持基材25及び感圧接着剤層24から剥離し、時計用文字板1に固着用接着剤層28を介して貼付ける。
以上の工程を経ることによって指標2を形成し、そして、時計用文字板1上に指標2を貼付ける。
図7は図5の工程(c)における電鋳メッキを行う時の説明図を示したものである。導電性基材140は可撓性を有しているので、電着膜を作るとメッキ応力(約6〜10g/mm)が発生して電着膜が凸状に反る現象が起きる。このことにより、電着で形成した指標は凸状の反りが発生し、文字板に貼付けたときに接着強度不足などが起きて剥がれ易くなる。この凸状の反りを発生させないために導電性基材140に張力をかけて緊張状態にしてメッキを行う必要がある。本実施形態における電鋳メッキ方法は、図7に示すように、メッキ浴槽200の上に長尺の導電性基材140を配置し、導電性基材140の両側を支持ローラ221で支えると共に、導電性基材140の両端に張力Qをかけて緊張させる。そして、一定の距離を保って設けた2個の押圧ローラ220でもって導電性基材140を上方から押圧してメッキ浴層200のメッキ浴液210の中に入れて更に導電性基材140を緊張させ。押圧ローラ220にかける圧力Pと導電性基材140の両端にかける引張力Qは、導電性基材140が程良い緊張が得られるようそれぞれ調整した力に設定している。そして、この緊張させた状態で長時間かけて電鋳メッキを行う。所定の時間メッキを施して所定の厚みが得られれば、2個の押圧ローラ220を上方に持ち上げて、導電性基材140をメッキ浴液210から外に出し、導電性基材140の片方を引っ張って位置をずらす。
ここで、2個の押圧ローラ220はメッキが付着しないプラスチック材料で製作し、自在に回動する構造にしてあり、また、ローラ220の表面は導電性基材140に傷が付かないようにするために滑らかな面に仕上げている。また、ローラ220の表面にゴムなどをコーティングしても良い。この2個の押圧ローラ220の配設位置は、図4で示した中間製品の並んでいる製品の製品と製品の間に当たる位置に来るように配設する。また、面状電着45は並んでいる製品全部に接続している。従って、ローラ220の面状電着45の接続部位に当たる部位に切込みの溝を設けいる。この溝を設けることで面状電着45の接続部位に電着メッキが付着できるようにしている。2個の支持ローラ221も、自在に回動できる構造にしてあり、ローラ220の表面は導電性基材140に傷が付かないようにするために滑らかな面に仕上げてある。
上記のような方法で電鋳メッキを行うと、導電性基材140が緊張した状態でメッキが施されることから、メッキ応力が発生してもそれをうち消して、変形のない形状の整った電着膜が形成される。このようにして、導電性基材140の導電性薄膜142上に指標2と捨て電43を電鋳メッキにて形成する。指標2と捨て電43の厚みは、好ましくは15〜50μmの範囲に設定されるが、導電性薄膜142の表面が光沢面になっていると指標2及び捨て電43の表面も光沢面になって仕上がる。指標2に光沢感が現れると文字板自体に高級感が現れてくる。
電鋳メッキとしては、一般に、ニッケルメッキや銅メッキなどが選ばれる。ニッケルの電鋳メッキをした後にフラッシュ程度の厚みの金メッキを施して指標2を仕上げると、指標2に貴金属感が現れる。
尚、導電性基材140を緊張させる方法は図7に示した方法に限るものではない。例えは、図8に示すものは他の方法を示したものである。図8に示す緊張方法は緊張枠300を用いる方法で、プラスチックからなる緊張枠300を導電性基材140の上下に配置し、導電性基材140を四方或いは八方に引張力をかけて緊張させ、緊張させた状態で上下の緊張枠300でしっかりと挟持して固定する方法である。このように、緊張枠300で緊張させた状態で電鋳メッキを行っても、図7に示した方法で得た指標と同じ形状の指標が得られる。
以上述べた本発明の第2実施形態にあっては、第1実施形態で用いた樹脂基板、或いは、背景技術で用いた金属基板なるものは全く使用しない。従って、樹脂基板や金属基板の剥離工程を設ける必要もなく、工程短縮による製造コストの低減効果を生むと共に、樹脂基板や金属基板の製作コストも要らない。また、導電性基材に市販品のものを直接利用するすることもできるので、手番短縮にも効果を生む。
これまで説明してきた時計用指標製造方法の産業上の利用可能性は、時計用指標に限るものではない。本発明は、基本的には或る一定量まとまって生産し、指標を用いる産業用、民生用のあらゆる機器計測器等においても全く同様にその効果を発揮する。
図1(a)は本発明の第1実施形態に係る指標製造方法に用いる導電性基材の1実施例の断面図、図1(b)は他の実施例の断面図である。 本発明の第1実施形態に係る指標製造方法における製造工程図である。 図2の工程(d)における中間製品の要部断面斜視図である。 本発明の第2形態における導電性基材の表面上に指標を形成したときの平面図である。 本発明の指標製造方法の第2実施形態に係る製造工程を説明する工程図である。 図5の工程(d)における中間製品の要部断面斜視図である。 図5の工程(c)における電鋳メッキを行う時の説明図である。 導電性基材を緊張させる方法の他の方法を説明する説明図である。 背景技術における指標付き時計用文字板の斜視図である。 背景技術で導電性基材の表面上に指標を形成したときの平面図である。 背景技術の電鋳手法に用いる導電性基材の断面図である。 背景技術の電鋳手法で指標を形成するときの製造工程図である。 図12の工程(d)における図10矢視A−A断面での斜視図である。
符号の説明
1 文字板
2 指標
3、43 捨て電
5 線状電着
6、46 ガイド用電着
22 ホトレジスト
23、123 マスクフィルム
24 感圧接着剤層
25 支持基材
28 固着用接着剤層
45 面状電着
110、130、140 導電性基材
111 樹脂基板
112 金属シート
113 仮接着剤層
141 非導電性シート
142 導電性薄膜
120、150 中間製品
200 メッキ浴槽
210 メッキ浴液
220 押圧ローラ
221 支持ローラ
300 緊張枠

Claims (10)

  1. 導電性基材の表面に電鋳メッキ手法で指標を形成し、感圧接着剤層を設けてある支持基材の感圧接着剤層に前記指標を剥離転写し、更に該指標の裏面側に固着用接着剤層を形成し、前記指標を支持基材から剥離しながら固着用接着剤層を介して時計用文字板に貼付ける時計用指標の製造方法において、前記導電性基材は金属シートを樹脂基板上に仮接着剤層を介して貼り合せて構成し、前記樹脂基板は前記金属シートを剥離後にリサイクルして使用することを特徴とする時計用指標の製造方法。
  2. 前記金属シートが無接着剤銅張積層板(2層CCL)、または銅箔とポリエステルフィルを張り合わせた複合材からなることを特徴とする請求項1に記載の時計用指標の製造方法。
  3. 前記樹脂基板はベークライト系樹脂、またはアクリル系樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の記載の時計用指標の製造方法。
  4. 前記仮接着剤層は光硬化型接着剤、または熱硬化型接着剤、熱剥離粘着材からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の時計用指標の製造方法。
  5. 前記仮接着剤層は前記樹脂基板の上面全面又は上面外縁部に設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の時計用指標の製造方法。
  6. 導電性基材の表面に電鋳メッキ手法で指標を形成し、感圧接着剤層を設けてある支持基材の感圧接着剤層に前記指標を剥離転写し、更に該指標の裏面側に固着用接着剤層を形成し、前記指標を支持基材から剥離しながら固着用接着剤層を介して時計用文字板に貼付ける時計用指標の製造方法において、前記導電性基材は導電性薄膜を形成した非導電性シートで構成すると共に、該導電性基材を緊張の下でメッキ浴液層に浸漬して電鋳メッキ手法で前記導電性薄膜上に指標を形成したことを特徴とする時計用指標の製造方法。
  7. 前記導電性基材の緊張は、前記導電性基材を四方から引っ張った状態で緊張枠に固定することによって緊張の状態にしたことを特徴とする請求項6に記載の時計用指標の製造方法。
  8. 前記導電性基材の緊張は、前記帯状の導電性基材の両端を支えながら、一定の距離を持たせた2つのローラで前記導電性基材に加圧することによって緊張の状態にしたことを特徴とする請求項6に記載の時計用指標の製造方法。
  9. 前記導電性薄膜は光沢面をなしていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の時計用指標の製造方法。
  10. 前記導電性薄膜はステンレス金属からなることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の時計用指標の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107219747A (zh) * 2015-11-11 2017-09-29 尼瓦洛克斯-法尔股份有限公司 具有至少一个视错觉图案的金属基部件的制造方法

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