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JP2005306083A - インストルメントパネルリインホースメント - Google Patents

インストルメントパネルリインホースメント Download PDF

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JP2005306083A
JP2005306083A JP2004122378A JP2004122378A JP2005306083A JP 2005306083 A JP2005306083 A JP 2005306083A JP 2004122378 A JP2004122378 A JP 2004122378A JP 2004122378 A JP2004122378 A JP 2004122378A JP 2005306083 A JP2005306083 A JP 2005306083A
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JP
Japan
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inner end
diameter pipe
pipe
instrument panel
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP2004122378A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusaku Furukawa
裕作 古川
Masato Ichiki
正人 市来
Shigeru Kashiwagi
茂 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
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Abstract

【課題】 小径パイプと大径パイプの連結部の強度を向上させて、ステアリング操作時の違和感を解消する。
【解決手段】 車両の左右のフロントピラー間に架設され、運転席側に配設された大径パイプ2の内端部21を、助手席側に配設された小径パイプ3の内端部31に対して縮径させて、互いに内周面と外周面が接した状態で一定長さ範囲でオーバラップさせて結合する。外方に位置するパイプ内端部21の周壁に開口213を形成して、当該開口213の開口縁全周をその内方に位置するパイプ内端部31の外周面に溶接する。
【選択図】 図1

Description

本発明はインストルメントパネルリインホースメントに関し、特に、大径パイプと小径パイプを連結してなるインストルメントパネルリインホースメントの連結強度を向上させた構造に関する。
図3にはインストルメントパネルリインホースメント(以下、インパネリインホースメントという)の外観を示す。インパネリインホースメント1は大径のパイプ2と小径のパイプ3を互いの一端部(内端部)にて、後述する構造で連結して構成されており、各他端部(外端部)に設けたブラケット41によって左右のフロントピラー間に架設される。大径パイプ2は運転席側に位置させられ、その中間部外周にはステアリングコラムを支持するためのブラケット42が設けられている。大径パイプ2と小径パイプ3の連結は例えば図4に一例を示すように、大径パイプ2の内端部21をその内径が小径パイプ3の内端部31外径にほぼ等しくなる程度まで縮径させた後、一定長さ範囲で平行パイプとする。そして、平行パイプとした大径パイプ2の内端部21内に小径パイプ3の内端部31を挿入して内端部31外周が内端部21内周と接した状態で互いにオーバラップさせ、図5に示すように、内端部21の端面全周を小径パイプ3の外周面に溶接する。なお、特許文献1には、小径パイプの内端部を拡径して、その内部に大径パイプの内端部を圧入して連結した構造のインパネリインホースメントが示されている。
特開平9−277961号
しかし、上記従来の連結構造では、ステアリング操作時の荷重を受けると小径パイプと大径パイプの連結部が曲げ変形して、ステアリングの初期応答性やリニア感が損なわれることがあるという問題があった。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、小径パイプと大径パイプの連結部の強度を向上させて、ステアリング操作時の違和感を解消したインパネリインホースメントを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本第1発明では、車両の左右のフロントピラー間に架設され、運転席側に配設された大径パイプ(2)と助手席側に配設された小径パイプ(3)の各内端部(21,31)を、その一方を他方に対して拡径ないし縮径させて、互いに内周面と外周面が接した状態で一定長さ範囲でオーバラップさせ結合してなるインストルメントパネルリインホースメント(1)において、外方に位置するパイプ内端部(21)の周壁に少なくとも一つの開口(213)を形成して、当該開口(213)の開口縁全周をその内方に位置するパイプ内端部(31)の外周面に溶接する。
本第1発明においては、大径パイプと小径パイプの内端部が、各開口の開口縁全周で互いに溶接されるから、両者の溶接長さおよび溶接領域が十分確保されて、大径パイプと小径パイプの連結強度が向上し、ステアリング操作に伴う荷重が印加してもこの部分が曲げ変形を生じない。これにより、ステアリング操作時の違和感が解消される。
本第2発明では、さらに、外方に位置するパイプ内端部(21)の端面全周をその内方に位置するパイプ(3)の外周面に溶接する。本第2発明においては、大径パイプと小径パイプの連結強度がさらに向上する。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明のインパネリインホースメントによれば、小径パイプと大径パイプの連結部の強度を向上させて、ステアリング操作時の違和感を解消することができる。
図1はインパネリインホースメント1を構成する大径パイプ2と小径パイプ3の連結部を示すもので、従来例における図4に対応するものである。図1において、円筒状の大径パイプ2の内端部21は円筒状の小径パイプ3に向けて縮径させてある。すなわち、上記内端部21はその内径が小径パイプ3の外径にほぼ等しくなる程度までテーパ状に縮径するテーパ部211と、これに続いて一定長さ範囲で平行パイプとなった連結部212よりなる。そして、連結部212の周壁には120°間隔で周方向の3ヶ所にパイプ長手方向へ延びる楕円形の開口213が設けられている。なお、図2には各開口213の形成位置を模擬的に示す。
上記連結部212内には小径パイプ3の内端部31が挿入されており、連結部212内周は小径パイプ3の内端部31外周と接した状態で互いに一定長さ範囲でオーバラップさせられている。そして、各開口213では開口縁全周がその内方に位置する上記内端部31の外周面に溶接されている。また、図2に示すように、連結部212の端面は全周が小径パイプ3の外周面に溶接されている。なお、図2の符号42は大径パイプ2に設けられたステアリングコラム支持用のブラケットである(図3参照)。
このような構造によれば、大径パイプ2の内端部21が小径パイプ3の内端部31に対し、内端部31の端面全周に加えて各開口213の開口縁全周においても溶接されるから、互いの溶接長さおよび溶接領域が十分確保される。この結果、大径パイプ2と小径パイプ3の連結強度が向上し、ステアリング操作に伴う荷重が印加してもこの部分が曲げ変形することはない。これにより、ステアリング操作時の違和感が解消される。
なお、上記実施形態では大径パイプ2の縮径させた内端部21内に小径パイプ3の内端部31を挿入しているが、小径パイプの内端部を拡径させてその内部に大径パイプの内端部を挿入した構造のインパネリインホースメントに対しても本発明を適用することができ、この場合には小径パイプの内端部周壁に開口を設ける。また、開口の数は3個に限らず、内端部の筒壁の強度を低下させない範囲で適当数設けるのが良い。また、開口の形状は楕円である必要はなく円形等であっても良いが、筒壁の強度低下をきたさないようにして、ある程度の数の開口を設けることができる点で、上記実施形態のようにパイプ長手方向へ延びる楕円形とするのが有利である。また、一方の内端部を他方の内端部内に圧入等することにより連結状態が得られる場合には、連結部端面の溶接は省略することができる。
本発明の一実施形態を示すインパネリインホースメントの、大径パイプと小径パイプの連結部の拡大側面図である。 第1図のII−II線に沿った断面図である。 インパネリインホースメントの全体斜視図である。 従来のインパネリインホースメントの、大径パイプと小径パイプの連結部の拡大側面図で、図3におけるA部の拡大図である。 図4のV−V線に沿った断面図である。
符号の説明
1…インストルメントパンルリインホースメント、2…大径パイプ、21…内端部、213…開口、3…小径パイプ、31…内端部。

Claims (2)

  1. 車両の左右のフロントピラー間に架設され、運転席側に配設された大径パイプと助手席側に配設された小径パイプの各内端部を、その一方を他方に対して拡径ないし縮径させて、互いに内周面と外周面が接した状態で一定長さ範囲でオーバラップさせ結合してなるインストルメントパネルリインホースメントにおいて、外方に位置するパイプ内端部の周壁に少なくとも一つの開口を形成して、当該開口の開口縁全周をその内方に位置するパイプ内端部の外周面に溶接したことを特徴とするインストルメントパネルリインホースメント。
  2. 外方に位置するパイプ内端部の端面全周をその内方に位置するパイプの外周面に溶接した請求項1に記載のインストルメントパネルリインホースメント。
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