JP2005301613A - プリンタドライバ、ドライバインストーラ、画像形成装置の利用制限方法および装置 - Google Patents

Abstract

【課題】
画像形成装置側に動作モードの制限や切り替えを行う手段を配することなく、画像形成装置を利用するコンピュータ側で、その画像形成装置の利用を制限することのできるプリンタドライバ、ドライバインストーラ、画像形成装置の利用制限方法および装置を提供する。
【解決手段】
プリンタドライバ１０に配された制限情報確認部１１が、ＰＣ２の制限情報記憶部２０に記憶された制限情報を取得し、取得した制限情報に基づいて、動作モード決定部１２がプリンタドライバ１０の動作モードを決定する。
【選択図】 図２

Description

本発明は、プリンタドライバ、ドライバインストーラ、画像形成装置の利用制限方法および装置に関し、特に、画像形成装置の利用を制限するプリンタドライバ、ドライバインストーラ、画像形成装置の利用制限方法および装置に関する。

近年、プリンタ等の画像形成装置においては、カラー印刷が可能なものが増加し、カラー印刷を容易に行うことができるようになっている。

また、最近では、ネットワークの普及に伴って、ネットワークに対応した画像形成装置も増加している。

ネットワークを介して画像形成装置を利用する場合には、多数のユーザが１つの画像形成装置を利用することが可能である利点がある反面、安易にカラー印刷が実行される機会も増加し、画像形成装置を利用するコストが上昇するといった欠点もある。

画像形成装置で、安易にカラー印刷を実行させないためには、当該画像形成装置を利用するユーザに応じて、カラー印刷の可否を設定するなど、利用制限を行うことが一般的である。

画像形成装置の利用制限を行う技術としては、パスワード等を用いて、利用可能な動作モードを制限したり、現状の動作モードを切り替えたりする技術がある（例えば、特許文献１、特許文献２参照）。
特開平１０−６７１６０号公報 特開平１０−３０１３５３号公報

ところで、上述の特許文献１と特許文献２に記載の技術は、いずれも、動作モードの制限や切り替えを画像形成装置側で行っている。

動作モードの制限や切り替えを画像形成装置側で行う場合には、当然のことながら、画像形成装置に当該処理を実行するための手段を配する必要があるとともに、画像形成装置の負荷が増大する可能性がある等、改善を行うことが望ましい点が、多々存在する。

そこで、本発明は、画像形成装置側に動作モードの制限や切り替えを行う手段を配することなく、画像形成装置を利用するコンピュータ側で、その画像形成装置の利用を制限することのできるプリンタドライバ、ドライバインストーラ、画像形成装置の利用制限方法および装置を提供することを目的とする。

上述した目的を達成するため、請求項１の発明は、画像形成装置に接続されたコンピュータを動作させ、前記画像形成装置に対して印刷データを送出するプリンタドライバであって、前記コンピュータの記憶装置に記憶された動作制限情報を取得する動作制限情報取得ステップと、前記動作制限情報に基づいて、前記画像形成装置で利用可能な処理を決定する処理決定ステップと、前記動作制限情報に基づいて、ユーザインタフェイスに表示する設定項目を決定する表示決定ステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とする。

また、請求項２の発明は、請求項１の発明において、前記動作制限情報は、カラー印刷の利用を制限するカラー制限情報を含み、前記処理決定ステップは、前記動作制限情報に基づいて、前記画像形成装置に対するカラー印刷指示処理の実行可否を決定することを特徴とする。

また、請求項３の発明は、請求項２の発明において、前記動作制限情報は、前記カラー制限情報の変更を制限する変更制限情報を含み、前記処理決定ステップは、前記動作制限情報に基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定することを特徴とする。

また、請求項４の発明は、請求項３の発明において、前記動作制限情報は、前記カラー制限情報の変更に要する認証情報を含み、前記処理決定ステップは、前記変更制限情報で前記カラー制限情報の変更が許可されている場合に、前記ユーザインタフェイスを介して入力された入力認証情報と前記認証情報とに基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定することを特徴とする。

また、請求項５の発明は、画像形成装置に接続されたコンピュータを動作させて前記画像形成装置に対して印刷データを送出するプリンタドライバを、前記コンピュータにインストールするドライバインストーラであって、前記プリンタドライバを前記コンピュータの記憶装置に記憶させるステップと、前記プリンタドライバの動作制限情報を含む設定情報を前記コンピュータに登録するステップとを前記コンピュータに実行させることを特徴とする。

また、請求項６の発明は、請求項５の発明において、前記動作制限情報は、前記プリンタドライバに、カラー印刷の利用を制限させるカラー制限情報を含むことを特徴とする。

また、請求項７の発明は、請求項６の発明において、前記動作制限情報は、前記プリンタドライバに、前記カラー制限情報の変更を制限させる変更制限情報を含むことを特徴とする。

また、請求項８の発明は、請求項７の発明において、前記動作制限情報は、前記変更制限情報で前記カラー制限情報の変更が許可されている場合に、前記プリンタドライバが前記カラー制限情報の変更の可否を認証する認証情報を含むことを特徴とする。

また、請求項９の発明は、画像形成装置に接続されたコンピュータから該画像形成装置に対して送出する印刷データを制限する画像形成装置の利用制限方法であって、前記コンピュータの記憶装置に記憶された動作制限情報を取得し、該取得した動作制限情報に基づいて、前記画像形成装置で利用可能な処理を決定することを特徴とする。

また、請求項１０の発明は、請求項９の発明において、前記動作制限情報は、カラー印刷の利用を制限するカラー制限情報を含み、該カラー制限情報に基づいて、前記画像形成装置に対するカラー印刷データの送出の可否を決定することを特徴とする。

また、請求項１１の発明は、請求項１０の発明において、前記動作制限情報は、前記カラー制限情報の変更を制限する変更制限情報を含み、該変更制限情報に基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定することを特徴とする。

また、請求項１２の発明は、請求項１１の発明において、前記動作制限情報は、前記カラー制限情報の変更に要する認証情報を含み、前記変更制限情報で前記カラー制限情報の変更が許可されている場合に、ユーザから入力された入力認証情報と前記認証情報とに基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定することを特徴とする。

また、請求項１３の発明は、画像形成装置に接続されたコンピュータから該画像形成装置に対して送出する印刷データを制限する画像形成装置の利用制限装置において、前記コンピュータの記憶装置に記憶された動作制限情報を取得する動作制限情報取得手段と、前記動作制限情報取得手段が取得した動作制限情報に基づいて、前記画像形成装置で利用可能な処理を決定する処理決定手段とを具備することを特徴とする。

また、請求項１４の発明は、請求項１３の発明において、前記動作制限情報は、カラー印刷の利用を制限するカラー制限情報を含み、前記処理決定手段は、前記動作制限情報に基づいて、前記画像形成装置に対するカラー印刷指示処理の実行可否を決定することを特徴とする。

また、請求項１５の発明は、請求項１４の発明において、前記動作制限情報は、前記カラー制限情報の変更を制限する変更制限情報を含み、前記処理決定手段は、前記動作制限情報に基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定することを特徴とする。

また、請求項１６の発明は、請求項１５の発明において、前記動作制限情報は、前記カラー制限情報の変更に要する認証情報を含み、前記処理決定手段は、前記変更制限情報で前記カラー制限情報の変更が許可されている場合に、前記ユーザインタフェイスを介して入力された入力認証情報と前記認証情報とに基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定することを特徴とする。

本発明によれば、コンピュータの記憶装置に記憶された動作制限情報を取得し、該取得した動作制限情報に基づいて、画像形成装置で利用可能な処理を決定するように構成したので、画像形成装置に動作を制限するための手段を配する必要がなく、画像形成装置に余計な負荷をかけることなく、当該画像形成装置の利用を制限することが可能となる。

以下、本発明に係るプリンタドライバ、ドライバインストーラ、画像形成装置の利用制限方法および装置の一実施の形態について、添付図面を参照して、詳細に説明する。

図１は、本発明を適用するＰＣ（パーソナルコンピュータ）を含むネットワークシステムの構成例を示した図である。同図に示すネットワークシステムは、画像形成装置であるプリンタ１と、複数のＰＣ２（２−１〜２−ｎ）が、ネットワーク３を介して接続されている。なお、本発明は、複数のＰＣ２のそれぞれに適用するものである。

次に、ＰＣ２の構成について説明する。図２は、ＰＣ２の機能的な構成を示すブロック図である。

同図に示すように、ＰＣ２は、プリンタドライバ１０と、制限情報記憶部２０、アプリケーション３０を具備して構成される。

プリンタドライバ１０は、アプリケーション３０が作成した文書等の印刷データを、プリンタ１に対応する印刷データに変換し、変換した印刷データを印刷指示とともに、プリンタ１に送出する。このとき、制限情報記憶部２０に記憶されている制限情報に基づいて、カラー印刷の実行を制限する。

制限情報記憶部２０は、プリンタ１０が参照する制限情報を含む各種の設定情報を記憶するもので、レジストリ等と称されることがある。

アプリケーション３０は、ワードプロセッサや図形描画ソフト、ウェブブラウザ等の各種アプリケーションソフトウェアであり、作成若しくは取得した文書等の情報に基づいて、印刷データを出力することができるものである。

ここで、プリンタドライバ１０の詳細について説明する。図２に示すように、プリンタドライバ１０は、制限情報確認部１１と、動作モード決定部１２、制限情報変更部１３、送受信処理部１４、データ変換部１５、ＵＩ制御部１６を具備して構成される。

制限情報確認部１１は、プリンタドライバ１０が起動された際に、制限情報記憶部２０に記憶されている制限情報を確認する。制限情報記憶部２０に記憶されている制限情報は、図３に示すように、ＣＡＣ（Ｃｏｌｏｒ Ａｃｃｅｓｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ）フラグと、ＣＡＣ機能表示フラグ、パスワードにより構成される。

ＣＡＣフラグは、カラー印刷の可否を示すもので、値が「ＴＲＵＥ」の場合には、カラー印刷が制限され、値が「ＦＡＬＳＥ」の場合には、カラー印刷が許可される。ＣＡＣ機能表示フラグは、ＣＡＣフラグを変更するための画面の表示の可否を示すもので、値が「ＴＲＵＥ」の場合には、当該画面の表示が許可され、値が「ＦＡＬＳＥ」の場合には、当該画面の表示が制限される。パスワードは、ＣＡＣフラグを変更する際の認証に用いられるもので、ユーザにより入力されたパスワードが、記憶されているパスワードと一致した場合に、ＣＡＣフラグが変更される。したがって、パスワードは、ＣＡＣ機能表示フラグの値が「ＴＲＵＥ」の場合にのみ設定されている。

この制限情報は、管理者がＰＣ２にプリンタドライバをインストールする際に、インストーラに対して指示を与えることにより、制限情報記憶部２０に記憶される。

また、管理者は、ＰＣ２にプリンタドライバをインストールする際には、インストーラデフォルトとして設定されている制限情報を制限情報記憶部２０に記憶させ、後に、別途制限情報を変更するツール等を利用して、各ＰＣ２の制限情報を変更するようにしてもよい。

この他にも、特定の制限情報を制限情報記憶部２０に記憶させるインストーラを、制限情報毎に作成し、各インストーラを対応するユーザに配布することで、各ＰＣ２に制限情報を設定するようにすることもできる。

動作モード決定部１２は、制限情報取得部１１が取得した制限情報に基づいて、プリンタドライバの動作モードを決定する。

動作モード決定部１２は、制限情報が図３（ａ）に示したように、ＣＡＣフラグの値が「ＦＡＬＳＥ」で、ＣＡＣ機能表示フラグの値が「ＦＡＬＳＥ」である場合には、プリンタドライバ１０をカラードライバとして動作させる決定を行う。

また、制限情報が図３（ｂ）に示したように、ＣＡＣフラグの値が「ＴＲＵＥ」で、ＣＡＣ機能表示フラグの値が「ＴＲＵＥ」である場合には、動作モード決定部１２は、プリンタドライバ１０を通常はモノクロドライバとして動作するがカラードライバとしての動作に変更が可能なカラー制限ドライバとして動作させる決定を行う。

制限情報が図３（ｃ）に示したように、ＣＡＣフラグの値が「ＦＡＬＳＥ」で、ＣＡＣ機能表示フラグの値が「ＴＲＵＥ」である場合には、動作モード決定部１２は、プリンタドライバ１０を通常はカラードライバとして動作するがモノクロドライバとしての動作に変更が可能なカラー制限ドライバとして動作させる決定を行う。

制限情報が図３（ｄ）に示したように、ＣＡＣフラグの値が「ＴＲＵＥ」で、ＣＡＣ機能表示フラグの値が「ＦＡＬＳＥ」である場合には、動作モード決定部１２は、プリンタドライバ１０をモノクロドライバとして動作させる決定を行う。

図（ｃ）に示した制限情報は、ユーザによりＣＡＣフラグが変更された場合の制限情報であり、インストール時には、図３（ａ）、図３（ｂ）、図３（ｄ）に示した制限情報のいずれかが設定される。

なお、ＣＡＣフラグとＣＡＣ機能表示フラグの組み合わせによるドライバの動作モードの一覧を図４に示しておく。

制限情報変更部１３は、制限情報記憶部２０に記憶されている制限情報を変更する。変更対象となる制限情報はＣＡＣフラグであるが、上述したように、ＣＡＣフラグの変更は、ＣＡＣ機能表示フラグが「ＴＲＵＥ」の場合にのみ実行可能となる。

ＵＩ制御部１６は、アプリケーション３０からの指示等に基づいて、ＵＩ（ユーザインタフェイス）をＰＣ２の表示部（不図示）に表示するが、表示されるＵＩは、動作モード決定部１２が決定した動作モードによって異なるものとなる。例えば、動作モードがモノクロドライバである場合には、ＵＩ制御部１６は、カラーに関係する各種パラメータの設定等を指示するための項目が表示されない、若しくはグレーアウトされたＵＩを表示する。また、ＵＩ制御部１６は、動作モードがカラー制限プリンタ以外、つまり、ＣＡＣ機能表示フラグが「ＦＡＬＳＥ」の場合には、ＣＡＣフラグの変更を指示するための項目が表示されない、若しくはグレーアウトされたＵＩを表示する。

データ変換部１５は、アプリケーション３０が出力する印刷データを、プリンタ１に対応する形式の印刷データに変換する。データの変換に際しては、動作モード決定部１２が決定した動作モードに基づいて動作する。

送受信処理部１４は、データ変換部１５が変換した印刷データをプリンタ１に送出するほか、必要に応じて、プリンタ１からプリンタ１に関する情報を取得する。

次に、プリンタドライバ１０の動作の流れについて説明する。図５は、プリンタドライバ１０の動作の流れを示すフローチャートである。

プリンタドライバ１０は、起動されると、まず、制限情報確認部１１が、制限情報記憶部２０に記憶されている制限情報を確認する（ステップ１０１）。

確認した制限情報で、ＣＡＣフラグが「ＦＡＬＳＥ」で（ステップ１０２でＹＥＳ）、ＣＡＣ機能表示フラグが「ＦＡＬＳＥ」であった場合には（ステップ１０３でＹＥＳ）、動作モード決定部１２が、プリンタドライバ１０をカラードライバとして動作させることを決定する（ステップ１０４）。これにより、プリンタドライバ１０は、カラードライバとして動作するが、カラードライバとしての動作は、従来のカラードライバと同様であるため、ここでの説明は省略する。

また、制限情報で、ＣＡＣフラグが「ＦＡＬＳＥ」で（ステップ１０２でＹＥＳ）、ＣＡＣ機能表示フラグが「ＴＲＵＥ」であった場合には（ステップ１０３でＮＯ）、動作モード決定部１２が、プリンタドライバ１０を、現状ではカラー印刷を制限していないカラー制限ドライバとして動作させることを決定する（ステップ１０５）。これにより、プリンタドライバ１０は、カラー印刷が可能なカラー制限ドライバとして動作するが、カラードライバとしての動作は、従来のカラードライバと同様であるため、ここでの説明は省略する。なお、カラー制限ドライバに特有のＣＲＣフラグの変更処理の流れについては、後述する。

一方、確認した制限情報で、ＣＡＣフラグが「ＴＲＵＥ」であった場合には（ステップ１０２でＮＯ）、ＣＡＣ機能表示フラグが「ＦＡＬＳＥ」であれば（ステップ１０６でＹＥＳ）、動作モード決定部１２は、プリンタドライバ１０をモノクロドライバとして動作させることを決定する（ステップ１０７）。これにより、プリンタドライバ１０は、モノクロドライバとして動作するが、モノクロドライバとしての動作は、従来のモノクロドライバと同様であるため、ここでの説明は省略する。

また、制限情報で、ＣＡＣフラグが「ＴＲＵＥ」であった場合で（ステップ１０２でＮＯ）、ＣＡＣ機能表示フラグが「ＴＲＵＥ」であった場合には（ステップ１０６でＮＯ）、動作モード決定部１２は、プリンタドライバ１０を、現状でカラー印刷を制限しているカラー制限ドライバとして動作させることを決定する（ステップ１０８）。これにより、プリンタドライバ１０は、カラー印刷が不可能なカラー制限ドライバとして動作するが、モノクロドライバとしての動作は、従来のモノクロドライバと同様であるため、ここでの説明は省略する。なお、カラー制限ドライバに特有のＣＲＣフラグの変更処理の流れについては、後述する。

次に、プリンタドライバ１０が、カラー制限ドライバとして動作している際に、ＣＲＣフラグを変更する場合の処理について説明する。

プリンタドライバ１０は、カラー制限ドライバとして動作している際には、ＵＩ制御部１６が、ユーザの指示に基づいて図６に示すようなカラー制限変更画面５０を、ＰＣ２の図示しない表示部に表示する。このカラー制限変更画面５０では、カラー制限の有無を指定するチェックボックス５１と、チェックボックス５１での指定を反映させるためのＯＫボタン５２が配されている。このカラー制限変更画面５０に対して、ユーザがチェックボックス５１の指示内容を変更した後に、ＯＫボタン５２を押下すると、プリンタドライバ１０は、ＣＲＣフラグの変更処理を開始する。

図７は、ＣＲＣフラグの変更処理の流れを示すフローチャートである。プリンタドライバ１０では、ＵＩ制御部１６が表示したカラー制限変更画面５０でＯＫボタン５２が押下されると、ＵＩ制御部１６は、チェックボックス５１の指示内容が変更されたか否かを判定する。その結果、チェックボックス５１の指示内容が変更されていた場合には（ステップ２０１でＹＥＳ）、ＵＩ制御部１６は、図示しないパスワード入力画面をＰＣ２の表示部（不図示）に表示し（ステップ２０２）、ユーザによるパスワードの入力を待つ（ステップ２０３でＮＯ）。

ユーザが、図示しないパスワード入力画面にパスワードを入力すると（ステップ２０３でＹＥＳ）、当該パスワードが制限情報変更部１３に通知され、制限情報変更部１３が、入力されたパスワードが制限情報記憶部２０に記憶されているパスワードと一致するか否かを判定する。その結果、パスワードが一致した場合には（ステップ２０５でＹＥＳ）、制限情報変更部１３は、設定情報記憶部２０に記憶されているＣＲＣフラグを変更する（ステップ２０６）。そして、制限情報確認部１１が、変更された設定情報を確認して、動作モード決定部１２がプリンタドライバ１０の動作モードを変更する（ステップ２０７）。なお、プリンタドライバ１０の動作モードを変更は、プリンタドライバ１０を再起動することにより行ってもよい。

また、チェックボックス５１の指示内容が変更されていなかった場合や（ステップ２０１でＮＯ）、入力されたパスワードが制限情報記憶部２０に記憶されているパスワードと一致しなかった場合には（ステップ２０５でＮＯ）、ＣＲＣフラグの変更を行わずに、処理を終了する。

なお、本実施例では、プリンタ１の利用制限として、カラー印刷の可否を設定する場合を例として説明したが、他の機能、例えば、後処理装置の利用の可否や特定の用紙への印刷の可否等を同様の方法で設定することも可能である。

本発明を適用するＰＣを含むネットワークシステムの構成例を示した図である。 ＰＣ２の機能的な構成を示すブロック図である。 制限情報記憶部２０に記憶されている制限情報の例を示した図である。 ＣＡＣフラグとＣＡＣ機能表示フラグの組み合わせによるドライバの動作モードの一覧を示した図である。 プリンタドライバ１０の動作の流れを示すフローチャートである。 カラー制限変更画面の例を示した図である。 ＣＲＣフラグの変更処理の流れを示すフローチャートである。

符号の説明

１ プリンタ
２、２−１〜２−ｎ ＰＣ
３ ネットワーク
１０ プリンタドライバ
１１ 制限情報確認部
１２ 動作モード決定部
１３ 制限情報変更部
１４ 送受信処理部
１５ データ変換部
１６ ＵＩ制御部
２０ 制限情報記憶部
３０ アプリケーション
５０ カラー制限変更画面
５１ チェックボックス
５２ ＯＫボタン

Claims (16)

1. 画像形成装置に接続されたコンピュータを動作させ、前記画像形成装置に対して印刷データを送出するプリンタドライバであって、
   前記コンピュータの記憶装置に記憶された動作制限情報を取得する動作制限情報取得ステップと、
   前記動作制限情報に基づいて、前記画像形成装置で利用可能な処理を決定する処理決定ステップと、
   前記動作制限情報に基づいて、ユーザインタフェイスに表示する設定項目を決定する表示決定ステップと
   を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプリンタドライバ。
2. 前記動作制限情報は、
   カラー印刷の利用を制限するカラー制限情報を含み、
   前記処理決定ステップは、
   前記動作制限情報に基づいて、前記画像形成装置に対するカラー印刷指示処理の実行可否を決定する
   ことを特徴とする請求項１記載のプリンタドライバ。
3. 前記動作制限情報は、
   前記カラー制限情報の変更を制限する変更制限情報を含み、
   前記処理決定ステップは、
   前記動作制限情報に基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定する
   ことを特徴とする請求項２記載のプリンタドライバ。
4. 前記動作制限情報は、
   前記カラー制限情報の変更に要する認証情報を含み、
   前記処理決定ステップは、
   前記変更制限情報で前記カラー制限情報の変更が許可されている場合に、前記ユーザインタフェイスを介して入力された入力認証情報と前記認証情報とに基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定する
   ことを特徴とする請求項３記載のプリンタドライバ。
5. 画像形成装置に接続されたコンピュータを動作させて前記画像形成装置に対して印刷データを送出するプリンタドライバを、前記コンピュータにインストールするドライバインストーラであって、
   前記プリンタドライバを前記コンピュータの記憶装置に記憶させるステップと、
   前記プリンタドライバの動作制限情報を含む設定情報を前記コンピュータに登録するステップと
   を前記コンピュータに実行させることを特徴とするドライバインストーラ。
6. 前記動作制限情報は、
   前記プリンタドライバに、カラー印刷の利用を制限させるカラー制限情報を含むことを特徴とする請求項５記載のドライバインストーラ。
7. 前記動作制限情報は、
   前記プリンタドライバに、前記カラー制限情報の変更を制限させる変更制限情報を含むことを特徴とする請求項６記載のドライバインストーラ。
8. 前記動作制限情報は、
   前記変更制限情報で前記カラー制限情報の変更が許可されている場合に、前記プリンタドライバが前記カラー制限情報の変更の可否を認証する認証情報を含むことを特徴とする請求項７記載のドライバインストーラ。
9. 画像形成装置に接続されたコンピュータから該画像形成装置に対して送出する印刷データを制限する画像形成装置の利用制限方法であって、
   前記コンピュータの記憶装置に記憶された動作制限情報を取得し、該取得した動作制限情報に基づいて、前記画像形成装置で利用可能な処理を決定することを特徴とする画像形成装置の利用制限方法。
10. 前記動作制限情報は、カラー印刷の利用を制限するカラー制限情報を含み、該カラー制限情報に基づいて、前記画像形成装置に対するカラー印刷データの送出の可否を決定することを特徴とする請求項９記載の画像形成装置の利用制限方法。
11. 前記動作制限情報は、前記カラー制限情報の変更を制限する変更制限情報を含み、該変更制限情報に基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定することを特徴とする請求項１０記載の画像形成装置の利用制限方法。
12. 前記動作制限情報は、前記カラー制限情報の変更に要する認証情報を含み、前記変更制限情報で前記カラー制限情報の変更が許可されている場合に、ユーザから入力された入力認証情報と前記認証情報とに基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定することを特徴とする請求項１１記載の画像形成装置の利用制限方法。
13. 画像形成装置に接続されたコンピュータから該画像形成装置に対して送出する印刷データを制限する画像形成装置の利用制限装置において、
    前記コンピュータの記憶装置に記憶された動作制限情報を取得する動作制限情報取得手段と、
    前記動作制限情報取得手段が取得した動作制限情報に基づいて、前記画像形成装置で利用可能な処理を決定する処理決定手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置の利用制限装置。
14. 前記動作制限情報は、
    カラー印刷の利用を制限するカラー制限情報を含み、
    前記処理決定手段は、
    前記動作制限情報に基づいて、前記画像形成装置に対するカラー印刷指示処理の実行可否を決定する
    ことを特徴とする請求項１３記載の画像形成装置の利用制限装置。
15. 前記動作制限情報は、
    前記カラー制限情報の変更を制限する変更制限情報を含み、
    前記処理決定手段は、
    前記動作制限情報に基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定する
    ことを特徴とする請求項１４記載の画像形成装置の利用制限装置。
16. 前記動作制限情報は、
    前記カラー制限情報の変更に要する認証情報を含み、
    前記処理決定手段は、
    前記変更制限情報で前記カラー制限情報の変更が許可されている場合に、前記ユーザインタフェイスを介して入力された入力認証情報と前記認証情報とに基づいて、前記カラー制限情報の変更処理の実行可否を決定する
    ことを特徴とする請求項１５記載の画像形成装置の利用制限装置。

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