JP2005300863A - 移動体通信端末及びカラオケシステム - Google Patents
移動体通信端末及びカラオケシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005300863A JP2005300863A JP2004116026A JP2004116026A JP2005300863A JP 2005300863 A JP2005300863 A JP 2005300863A JP 2004116026 A JP2004116026 A JP 2004116026A JP 2004116026 A JP2004116026 A JP 2004116026A JP 2005300863 A JP2005300863 A JP 2005300863A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- communication terminal
- mobile communication
- image
- sound signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
【解決手段】 移動体通信端末(携帯電話機)は、音声入力手段215と通信手段212とデータ記憶手段214と音声信号生成手段216と画像信号生成手段217と外部インターフェース手段218とを備える。音声信号生成手段216は、データ記憶手段214から読み出した楽曲データに基づいて楽曲の音信号を生成し、その楽曲の音信号と音声入力手段215から入力された音声の音信号とを混合し、出力用の音信号を生成する。画像信号生成手段217は、データ記憶手段214から読み出した画像データに基づいて出力用の画像信号を生成する。外部インターフェース手段218は、出力用の音信号及び画像信号をテレビ装置30に送信する。
【選択図】 図5
Description
また、請求項2の発明は、請求項1の移動体通信端末において、上記通信手段で通信可能な上記通信ネットワーク上のサーバから上記楽曲データ及び上記画像データの少なくとも一方を取得して上記データ記憶手段に保存するデータ取得手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の移動体通信端末において、上記楽曲、上記音声又はその両方について実行する音処理の内容を指定するための音処理指定手段を備え、上記音信号生成手段は、該音処理指定手段で指定された指定内容に基づいて、音声入力オンオフ処理、音量調整処理、エコー処理、キー調整処理及び音質調整処理の少なくとも一つの音処理を実行することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1又は2の移動体通信端末において、上記音信号生成手段は、上記楽曲の演奏中の所定タイミングにメッセージ音を重ねて出力するように上記楽曲及び上記音声と該メッセージ音とを混合して上記音信号を生成することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1又は2の移動体通信端末において、上記画像信号生成手段は、上記楽曲の演奏中の所定タイミングにメッセージを重ねて表示するように上記画像にメッセージを重ねた画像信号を生成することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの移動体通信端末において、利用者が選択して実行可能なアプリケーションプログラムの実行を管理するアプリケーションプログラム実行管理手段を備え、実行中のアプリケーションプログラムによって発生した指令に基づいて、上記出力用の音信号及び画像信号の生成処理並びに送信処理を実行することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかの移動体通信端末において、上記外部インターフェース手段は、上記音信号及び上記画像信号を有線通信によって送信することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至6のいずれかの移動体通信端末において、上記外部インターフェース手段は、上記音信号及び上記画像信号を無線通信によって送信することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項7の移動体通信端末と、画像を表示する表示手段及び音を出力する音出力手段を有する外部出力装置と、該移動体通信端末と該外部出力装置との間の通信に用いる通信ケーブルとを備え、該外部出力装置は、該通信ケーブルを介して該移動体通信端末から音信号及び画像信号を受信する外部インターフェース手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項8の移動体通信端末と、画像を表示する表示手段及び音を出力する音出力手段を有する外部出力装置とを備え、該外部出力装置は、該移動体通信端末との間で無線通信するための外部インターフェース手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項2の移動体通信端末では、通信ネットワーク上のサーバから楽曲及び画像の少なくとも一方を取得してデータ記憶手段に保存することにより、外部出力装置に出力可能な楽曲及び画像の少なくとも一つを追加することができる。
また、請求項3の移動体通信端末では、利用者が音処理指定手段を操作することにより、楽曲、音声又はその両方について実行する音処理の内容を指定することができる。音信号生成手段は、音処理指定手段で指定された指定内容に基づいて、利用者が希望する音声入力オンオフ処理、音量調整処理、エコー処理、キー調整処理及び音質調整処理の少なくとも一つの音処理を実行する。この音処理により、外部出力装置から楽曲及び音声をオンオフしたり、楽曲及び音声の音量、エコー、キー並びに音質に変化を持たせたりすることができる。
また、請求項4の移動体通信端末では、楽曲の演奏中の所定タイミングに、上記楽曲及び音声とメッセージ音とを混合して出力用の音信号を生成することにより、外部出力装置から楽曲及び音声にメッセージ音を重ねて出力できる。
また、請求項5の移動体通信端末では、楽曲の演奏中の所定タイミングに、上記画像にメッセージを重ねた画像信号を生成することにより、外部出力装置からメッセージを重ねた画像を出力できる。
また、請求項6の移動体通信端末では、実行中のアプリケーションプログラムによって発生した指令に基づいて、上記出力用の音信号及び画像信号の生成処理並びに送信処理を実行する。従って、利用者が選択して実行しようとするアプリケーションプログラムを変えることにより、出力用の音信号及び画像信号の生成処理並びに送信処理の処理内容を変更し、外部出力装置から出力する楽曲、音声及び画像の内容や出力形態を変えることができる。
また、請求項7の移動体通信端末及び請求項9のカラオケシステムでは、電波や光等の通信媒体を用いる無線通信の場合とは異なり、電気信号から電波や光等へ変換する装置や、電波や光等から電気信号へ変換する装置を設ける必要がない。
また、請求項8の移動体通信端末及び請求項10のカラオケシステムでは、通信ケーブル等の通信媒体を用いる有線通信の場合と異なり、通信ケーブル等の通信媒体の長さや引き回しを気にする必要がない。
また、上記「外部出力装置」は、移動体通信端末からの信号を受けることができる外部インターフェース手段、音出力手段及び画像表示手段を備えた装置であり、例えばアナログ又はデジタルの音信号及び画像信号を受ける汎用の外部インターフェース部を備えたテレビ装置やディスプレイ装置が挙げられる。
また、上記移動体通信端末における制御やデータ処理は、その通信端末に設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行なってもよい。
特に請求項2の発明によれば、外部出力装置に出力可能な楽曲及び画像の少なくとも一方をサーバから取得して移動体通信端末に追加できるという効果がある。
特に請求項3の発明によれば、利用者の操作等で指定した内容に応じて、外部出力装置から楽曲及び音声をオンオフしたり、楽曲及び音声の音量調、エコー、キー及び音質に変化を持たせたりすることができるという効果がある。
特に請求項4の発明によれば、楽曲の演奏中の所定タイミングに、外部出力装置から応援や採点結果等のメッセージ音を重ねて出力できるという効果がある。
特に請求項5の発明によれば、楽曲の演奏中の所定タイミングに、外部出力装置から出力している画像に応援や採点結果等のメッセージを重ねて出力できるという効果がある。
特に請求項6の発明によれば、アプリケーションプログラムを変えることにより、外部出力装置から出力する楽曲、音声及び画像の内容や出力形態を変えることができるという効果がある。
特に請求項7及び9の発明によれば、電波や光等の通信媒体を用いる無線通信の場合とは異なり、電気信号から電波や光等へ変換する装置や、電波や光等から電気信号へ変換する装置を設ける必要がないので、システム構成の簡略化を図ることができるという効果がある。
特に請求項8及び10の発明によれば、通信ケーブル等の通信媒体を用いる有線通信の場合と異なり、通信ケーブル等の通信媒体の長さや引き回しを気にする必要がないため、カラオケに利用しているときの移動体通信端末の取り扱いが楽になるという効果がある。
図1は本実施形態に係るカラオケシステムの概略構成を示す説明図である。このカラオケシステムは、通信ネットワークとしての携帯電話通信網を介して通信可能な携帯電話機20と、外部出力装置としての音出力機能付き画像表示装置である汎用のテレビ装置30と、通信ケーブル40とを備えている。この通信ケーブル40は、汎用の3つのアナログ信号である左右2つのオーディオ信号及びコンポジット・ビデオ信号を、携帯電話機20からテレビ装置30へ送るための通信ケーブルである。コンポジット・ビデオ信号は、テレビ画面の輝度信号、色信号及び同期信号のすべてを含む汎用の信号である。利用者は、携帯電話機20を操作してカラオケ用のアプリケーションプログラムを起動した後、複数のカラオケ伴奏用の楽曲から希望の楽曲を選択して開始操作を行う。この開始操作により、テレビ装置30の画面31に、背景画像や歌詞内容からなるカラオケ用の画像が表示されるとともに、テレビ装置30のスピーカ32から伴奏の楽曲が流れ始める。この伴奏の楽曲に合わせて利用者が歌い始めると、利用者の音声が伴奏の楽曲と一緒にテレビ装置30のスピーカ32から出力される。
ダウンロードサーバ11から提供されるアプリケーションプログラムは、アプリケーションプログラムの開発元2から提供される。具体的には、例えば、アプリケーションプログラム開発元2側のパーソナルコンピュータ等から、専用回線や公衆回線を介してダウンロードサーバ11にアップロードして提供する。なお、開発したアプリケーションプログラムを記録した光ディスクや磁気ディスク等の記録媒体を、アプリケーションプログラム開発元2からダウンロードサーバ11を管理・運営する通信事業者に送り、その記録媒体内のアプリケーションプログラムをダウンロードサーバ11で読み取るようにして、提供してもよい。このようにして提供されたアプリケーションプログラムは、携帯電話機20から携帯電話通信網10を介してダウンロード可能な状態でダウンロードサーバ11に登録される。
上記情報提供サーバは、各位置登録管理エリアの基地局を介して、所定の通信チャンネルによって地域情報、該当する位置登録管理エリアの位置情報(緯度、経度、住所)、コンテンツ情報等の各種情報を配信する。このように各種情報が送信されている通信チャンネルについて、携帯電話機20が所定のタイミングで受信動作を実行することにより、その通信チャンネルで送信されている情報を取得し情報記憶手段としての内部メモリーに保存することができる。各通信チャンネルに対する受信動作は、予め初期設定で設定されているタイミングや、利用者が設定したタイミングで実行することができる。この受信動作は定期的に実行してもいいし、不定期に実行してもよい。
上記メールサーバは、各携帯電話機20から送信されたメールのデータを次のメールサーバに転送したり、各携帯電話機20宛に送られてきたメールを受信して保存・管理し、各携帯電話機20からのメール取得要求に応じて受信メールのデータを各携帯電話機に送信したりする。
この携帯電話機20は、携帯電話機の一例である、クラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機であり、システムバス200、CPU201、RAM202やROM203等からなるデータ記憶手段、入力装置204、出力装置205及び携帯電話通信網用通信装置206を備えている。更に、携帯電話機20は、メモリーカードドライブ装置207、画像信号処理装置208、音信号処理装置209及び外部インターフェース手段としての外部インターフェース装置210を備えている。
この携帯電話機20は、アプリケーションプログラム実行管理手段(アプリケーションプログラム実行管理部)211、通信手段212、データ取得手段213、データ記憶手段214、音声入力手段215、音信号生成手段216、画像信号生成手段217及び外部インターフェース手段218を有している。これらの手段のうち、通信手段212、データ取得手段213、データ記憶手段214、音声入力手段215、音信号生成手段216、画像信号生成手段217及び外部インターフェース手段218は、携帯電話機のネイティブ側の電話機プラットフォーム220内に設けられている。また、携帯電話機20は、CPU等からなるハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、アプリケーションプログラム実行管理手段211、データ取得手段213、音信号生成手段216、画像信号生成手段217及び外部インターフェース手段218の各機能のすべて又は一部を実現している。
ここで、アプリケーションプログラムは、クラスライブラリAPI(アプリケーションインターフェース)を介して上記プログラム実行環境内にある関数等のクラスライブラリを呼び出して使用できるようになっている。この関数等のクラスライブラリの呼び出しの履歴は、アプリケーションプログラムの仮想的な実行環境(仮想マシンVM)が終了するまで保持される。
また、プログラム実行環境内の実行環境管理ライブラリは、電話機プラットフォームAPIを介して後述の電話機プラットフォーム内の電話機プラットフォームライブラリを呼び出して使用できるようになっている。
上記データ取得手段213は、上述のシステムバス200、CPU201やRAM202等で構成されている。このデータ取得手段213は、利用者がキー操作部を操作することにより、通信手段212で通信可能な携帯電話通信網10やインターネット上のWebサーバから上記カラオケ楽曲データやカラオケ画像データをダウンロードして取得し、RAM202やメモリーカード29に保存する。
上記データ記憶手段214は、RAM202やROM203等の内部メモリ、メモリーカード29等の外部記憶装置等で構成され、利用者がサーバ等から取得したカラオケ楽曲データ、カラオケ画像データ、カラオケ等のアプリケーションプログラムを記憶する。カラオケ楽曲データ及びカラオケ画像データを含むファイルとしては、SMAF(Synthetic music Mobile Application Format)ファイルやMMF(Mobile Multimedia Format)ファイル等がある。
上記音声入力手段215は、入力装置204のマイク26で構成され、利用者の音声を電気信号に変換して入力する。
また、この音信号生成手段216は、音処理指定手段で指定された指定内容に基づいて、音声入力オンオフ処理、音量調整処理、エコー処理、キー調整処理及び音質調整処理の少なくとも一つの音処理を実行することができる。上記指定内容を利用者が指定する場合は、上記キー操作部が音処理指定手段として機能し、上記指定内容をアプリケーションプログラムから指定する場合は、上記アプリケーションプログラム実行管理手段211が音処理指定手段として機能する。
図7は、専用の通信ケーブル40の説明図である。この通信ケーブル40は3本の信号線及び1本のアース線を有し、携帯電話機20の出力コネクタ210aに接続する端部側には、所定数のピン端子を有するコネクタ41が取り付けられている。また、通信ケーブル40のテレビ装置30に接続する端部側には汎用のピンプラグ、すなわちステレオオーディオ信号(L,R)用の2本のピンプラグ42(赤色)及びピンプラグ43(白色)と、コンポジット・ビデオ信号用の1本のピンプラグ44(黄色)が取り付けられている。
具体的に説明すると、本実施形態において、アプリケーションプログラムは、プロパティ情報であるJADファイル(テキストデータ)とプログラム本体であるJARファイル(バイナリデータ)とからなる。JADファイルには、アプリケーション名、アプリケーションのバージョン、アプリケーションのベンダー名、JARファイルが保存されているURLデータなどの基本データのほか、当該アプリケーションプログラムが認証済みのものか、当該アプリケーションプログラムがネットワークに接続した状態で使用されるものか、当該アプリケーションプログラムが常駐型のものであるかなどの設定データが含まれている。また、このJADファイルには、当該アプリケーションプログラムに関する関連情報を公開している公式WebページのURL(配信元アドレスデータ)も含まれている。そして、上記ダウンロード選択画面において利用者が希望するアプリケーションプログラムが選択されると、アプリケーションプログラムのうちJADファイルだけをダウンロードする。その後、主制御部210は、そのJADファイルの中から、JARファイルが保存されているURLデータを読み出し、そのURLにアクセスし、JARファイルをダウンロードする。このようにしてダウンロードされたJADファイル及びJARファイルからなるアプリケーションプログラムは、主制御部210により、RAM102に記憶される。
まず、利用者は、カラオケ楽曲データ及びカラオケ画像データからなるカラオケデータファイル(例えばSMAFファイル)を、Webサーバ12からのダウンロード等によって取得し、携帯電話機20の内部メモリやメモリーカード29に保存する(ステップ1)。
次に、利用者は、携帯電話機20とテレビ装置30とを専用の通信ケーブル40で接続し(ステップ2)、携帯電話機20のディスプレイ27にアプリケーションプログラムのリストを表示する。そして、この液晶ディスプレイ27に表示したリストからカラオケ用のアプリケーションプログラム(カラオケプレーヤー)を選択して起動させる(ステップ3)。このアプリケーションプログラムの起動の際に、携帯電話機20のスピーカーからの出力をオフにする処理と、携帯電話機本体を閉じてもアプリケーションプログラムが停止しないようにする処理と、カラオケ用のアプリケーションプログラムの特異動作をメッセージで通知する処理とが実行される。
次に、利用者は、上記アプリケーションプログラムの実行中においてディスプレイ27に表示される複数のカラオケ曲名のリストから、出力したいカラオケ曲名をクリックして選択する(ステップ4)。この選曲操作により、また、携帯電話機20のディスプレイ27の画面及びテレビ装置30の画面31の両方に、選曲したカラオケ曲に対応したカラオケ画像が表示されるとともに、選曲したカラオケ曲のカラオケ楽曲データ(SMAFファイル)が音信号生成手段216(音信号処理装置209)の作業メモリに読み出され、カラオケ開始可能な状態になる。
次に、利用者は、キー操作部の所定のキーを押下することにより、カラオケを開始する(ステップ5)。このカラオケ開始操作により、次のように携帯電話機20は所定の音信号及び画像信号をテレビ装置30に送信し始める。すなわち、携帯電話機20はカラオケ楽曲データ(SMAFファイル)に基づいて伴奏楽曲の音信号を生成してテレビ装置30に送信し、カラオケ画像データに基づいて歌詞を含むカラオケ画像を生成してテレビ装置30に送信し始める。これにより、選曲したカラオケ伴奏の楽曲がテレビ装置30のスピーカー32から流れ、図9に示すような歌詞を含むカラオケ画像が携帯電話機20のディスプレイ27の画面及びテレビ装置30の画面31の両方に表示される。このカラオケ画像を見ながらカラオケ伴奏の楽曲に合わせて利用者が歌い始めると、その利用者の音声が伴奏楽曲の音信号と混合されて出力用の音信号が生成される。これにより、テレビ装置30のスピーカー32から、伴奏の楽曲とともに利用者の歌声が流れはじめる。
また、本実施形態によれば、テレビ装置30に出力可能なカラオケの伴奏楽曲及びカラオケ画像の少なくとも一方を、カラオケデータを一括管理しているサーバからダウンロードして携帯電話機20に追加できるので、カラオケ曲の選択の自由度が高まり、新曲への対応も容易になる。
また、本実施形態によれば、携帯電話機20とテレビ装置30との間の通信に通信ケーブル40を用いた有線通信を採用することにより、電波や光等の通信媒体を用いる無線通信の場合とは異なり、電気信号から電波や光等へ変換する装置や、電波や光等から電気信号へ変換する装置を設ける必要がなく、システム構成の簡略化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、携帯電話機20から出力している信号がテレビ装置の外部入力信号として一般的に使用されている汎用のステレオオーディオ信号及びコンポジット・ビデオ信号であるので、携帯電話機20と一般のテレビ装置とを組み合わせてカラオケを手軽に楽しむことができる。また、携帯電話機20から送信したカラオケ伴奏の楽曲や音声の音信号及びカラオケ画像の画像信号をテレビ装置30に送って出力できるので、携帯電話機のディスプレイやスピーカーに出力する場合とは異なり、カラオケ伴奏の楽曲や音声を大音量で出力したり、カラオケ画像を大画面に表示したりすることができる。
例えば、利用者がキー操作部を操作して入力した指定内容やアプリケーションプログラムによって発生した指令(指定内容)に基づいて、マイク26からの音声入力をオン/オフしたり、利用者の音声の音量を調整したり、カラオケ伴奏の楽曲の音量宴曲の音量をしたりしてもよい。
また、利用者がキー操作部を操作して入力した指定内容やアプリケーションプログラムによって発生した指令(指定内容)に基づいて、利用者の音声及びカラオケ伴奏の楽曲にエコー効果をかける処理をオン/オフしたり、そのエコー効果の程度を調整したりしてもよい。
また、利用者がキー操作部を操作して入力した指定内容やアプリケーションプログラムによって発生した指令(指定内容)に基づいて、カラオケ伴奏の楽曲のキーを変更したりしてもよい。
また、利用者がキー操作部を操作して入力した指定内容やアプリケーションプログラムによって発生した指令(指定内容)に基づいて、利用者の音声やカラオケ伴奏の楽曲の音質を調整してもよい。例えば、男性の利用者の音声を女性や子供のような高音域の音声にするように音質を調整したり、逆に女性や子供の音声を男性のような低音域の音声に調整したりすることにより、カラオケを演出してもよい。
例えば図10(a)に示すように、利用者がキー操作部を操作して入力した指定内容やアプリケーションプログラムによって発生した指令(指定内容)に基づいて、利用者が歌っている歌声を採点し、その得点をテレビ装置30の画面31や携帯電話機20のディスプレイ27に表示するようにしてもよい。この得点の表示は、利用者の歌の途中で表示してもいいし、利用者が歌い終わった後に表示してもよい。また、利用者の歌声の採点は、例えば音信号生成手段216において、楽曲の音信号と利用者の音信号との間で音程やリズムを比較し、その音程やリズムの一致の程度に基づいて行うことができる。
また、図10(b)に示すように、利用者が歌っている途中の所定のタイミングに、利用者を声援する言葉「ガンバレ!」等のメッセージをテレビ装置30の画面31や携帯電話機20のディスプレイ27に表示するようにしてもよい。また、利用者が歌っている途中の所定のタイミングに、利用者を声援する言葉「ガンバレ!」等のメッセージ音声を、テレビ装置30のスピーカー32から出力するようにしてもよい。
また、図10(c)に示すように、利用者が歌う複数のカラオケの曲を前もって予約するように登録し、そのカラオケの予約曲の一覧をテレビ装置30の画面31や携帯電話機20のディスプレイ27に表示するようにしてもよい。このカラオケの曲の予約は、利用者が携帯電話機20のキー操作部を操作して入力することができる。
また、図10(d)に示すように、カラオケの選曲中の背景画像として、利用者がキー操作部を操作して指定した画像やアプリケーションプログラムによって指定された画像を、テレビ装置30の画面31や携帯電話機20のディスプレイ27に表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、携帯電話機20からテレビ装置30へアナログの音声信号及び画像信号を送信しているが、デジタルの音声信号及び画像信号を送信するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、外部出力装置としてテレビ装置30を用いた場合について説明したが、テレビ装置以外の音及び画像を出力できる外部出力装置を用いてもよい。
上記実施形態では、JAVA(登録商標)等のプログラム言語を用いたプラットフォームに依存しないオブジェクト指向のプログラミングで開発されたアプリケーションプログラムを実行できる携帯電話機について説明したが、本発明は、携帯電話機で実行するアプリケーションプログラムの種類に限定されることなく適用でき、同様な効果が得られるものである。
また、本発明は、アプリケーションプログラムを実行可能なものであれば、PHS、自動車電話機等の電話機のほか、携帯型のPDAの場合についても適用でき、同様な効果が得られるものである。
11 ダウンロードサーバ
12 Webサーバ
20 携帯電話機
30 テレビ装置
40 通信ケーブル
211 アプリケーションプログラム実行管理手段
212 通信手段
213 データ取得手段
214 データ記憶手段
215 音声入力手段
216 音信号生成手段
217 画像信号生成手段
218 外部インターフェース手段
Claims (10)
- 音声入力手段と、通信ネットワークを介した通信を行うための通信手段とを備えた移動体通信端末であって、
楽曲データ及び画像データを記憶するデータ記憶手段と、
該データ記憶手段から読み出した楽曲データに基づいて楽曲の音信号を生成し、該楽曲の音信号と該音声入力手段から入力された音声の音信号とを混合し、出力用の音信号を生成する音信号生成手段と、
該データ記憶手段から読み出した画像データに基づいて出力用の画像信号を生成する画像信号生成手段と、
該音信号生成手段で生成した出力用の音信号及び該画像信号生成手段で生成した出力用の画像信号を、外部出力装置に送信する外部インターフェース手段とを備えたことを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1の移動体通信端末において、
上記通信手段で通信可能な上記通信ネットワーク上のサーバから上記楽曲データ及び上記画像データの少なくとも一方を取得して上記データ記憶手段に保存するデータ取得手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1又は2の移動体通信端末において、
上記楽曲、上記音声又はその両方について実行する音処理の内容を指定するための音処理指定手段を備え、
上記音信号生成手段は、該音処理指定手段で指定された指定内容に基づいて、音声入力オンオフ処理、音量調整処理、エコー処理、キー調整処理及び音質調整処理の少なくとも一つの音処理を実行することを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1又は2の移動体通信端末において、
上記音信号生成手段は、上記楽曲の演奏中の所定タイミングにメッセージ音を重ねて出力するように上記楽曲及び上記音声と該メッセージ音とを混合して上記音信号を生成することを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1又は2の移動体通信端末において、
上記画像信号生成手段は、上記楽曲の演奏中の所定タイミングにメッセージを重ねて表示するように上記画像にメッセージを重ねた画像信号を生成することを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1乃至5のいずれかの移動体通信端末において、
アプリケーションプログラムの実行を管理するアプリケーションプログラム実行管理手段を備え、
上記出力用の音信号及び画像信号の生成処理並びに送信処理を、実行中のアプリケーションプログラムによって発生した指令に基づいて実行することを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1乃至6のいずれかの移動体通信端末において、
上記外部インターフェース手段は、上記音信号及び上記画像信号を有線通信によって送信することを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1乃至6のいずれかの移動体通信端末において、
上記外部インターフェース手段は、上記音信号及び上記画像信号を無線通信によって送信することを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項7の移動体通信端末と、画像を表示する表示手段及び音を出力する音出力手段を有する外部出力装置と、該移動体通信端末と該外部出力装置との間の通信に用いる通信ケーブルとを備え、
該外部出力装置は、該通信ケーブルを介して該移動体通信端末から音信号及び画像信号を受信する外部インターフェース手段を有することを特徴とするカラオケシステム。 - 請求項8の移動体通信端末と、画像を表示する表示手段及び音を出力する音出力手段を有する外部出力装置とを備え、
該外部出力装置は、該移動体通信端末との間で無線通信するための外部インターフェース手段を有することを特徴とするカラオケシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004116026A JP2005300863A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 移動体通信端末及びカラオケシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004116026A JP2005300863A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 移動体通信端末及びカラオケシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005300863A true JP2005300863A (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=35332481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004116026A Pending JP2005300863A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 移動体通信端末及びカラオケシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005300863A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007139815A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-06-07 | Fujifilm Corp | カラオケシステム、楽曲設定方法及び撮影装置 |
JP2013113988A (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-10 | Misa Yamamoto | カラオケシステム及びカラオケボックス |
JP2014113316A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Gree Inc | 音楽ゲーム制御方法、プログラム及び音楽ゲームシステム |
JP2021051243A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | 株式会社第一興商 | カラオケ装置 |
JP2022007942A (ja) * | 2020-06-24 | 2022-01-13 | ソン ソン、ヘ | 音源サーバを用いたスマート端末カラオケシステム及び、それを用いてスマート端末で歌う方法 |
-
2004
- 2004-04-09 JP JP2004116026A patent/JP2005300863A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007139815A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-06-07 | Fujifilm Corp | カラオケシステム、楽曲設定方法及び撮影装置 |
JP4485455B2 (ja) * | 2005-11-14 | 2010-06-23 | 富士フイルム株式会社 | カラオケシステム、楽曲設定方法及び撮影装置 |
JP2013113988A (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-10 | Misa Yamamoto | カラオケシステム及びカラオケボックス |
JP2014113316A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Gree Inc | 音楽ゲーム制御方法、プログラム及び音楽ゲームシステム |
JP2021051243A (ja) * | 2019-09-26 | 2021-04-01 | 株式会社第一興商 | カラオケ装置 |
JP7299810B2 (ja) | 2019-09-26 | 2023-06-28 | 株式会社第一興商 | カラオケ装置 |
JP2022007942A (ja) * | 2020-06-24 | 2022-01-13 | ソン ソン、ヘ | 音源サーバを用いたスマート端末カラオケシステム及び、それを用いてスマート端末で歌う方法 |
JP7112130B2 (ja) | 2020-06-24 | 2022-08-03 | ソン ソン、ヘ | 音源サーバを用いたスマート端末カラオケシステム及び、それを用いてスマート端末で歌う方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080026355A1 (en) | Song lyrics download for karaoke applications | |
US20100069007A1 (en) | Information processing apparatus and mobile communication apparatus | |
JP2000066688A (ja) | 移動通信網を用いたカラオケサービス方法及びそのシステム | |
JP2004177586A (ja) | 携帯通信端末、コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生システム | |
EP1635330B1 (en) | Apparatus and method for transmitting background sound with voice signals in a phone | |
US20020035914A1 (en) | Music data providing apparatus, music data receiving apparatus, music data reproducing apparatus, and music data providing method | |
JP2010166324A (ja) | 携帯端末、音声合成方法、及び音声合成用プログラム | |
JP2002006869A (ja) | 携帯電話機などのパーソナル携帯情報端末をカラオケ装置の利用ツールとして機能させる方法と、この方法を適用したカラオケ装置 | |
JP4224450B2 (ja) | 移動体通信端末及びプログラム | |
KR20020065645A (ko) | 휴대 전화 | |
WO2000045567A1 (fr) | Telephone et systeme telephonique | |
JPH11242490A (ja) | 鳴動メロディ用の音楽生成データを供給するカラオケ演奏装置 | |
WO2005039212A1 (en) | Downloading system of self music file and method thereof | |
JP3575368B2 (ja) | 携帯電話機 | |
JP2005300863A (ja) | 移動体通信端末及びカラオケシステム | |
JP2002244654A (ja) | 配信装置、配信システム及びプレイ装置 | |
KR100506228B1 (ko) | 음악 연주 및 편집을 위한 이동통신 단말기 및 방법 | |
JP4201791B2 (ja) | 携帯電話内蔵形音声変換システム | |
JP2002244681A (ja) | カラオケ楽曲データ再生機能付電話装置、カラオケ楽曲データ再生機能付デジタルテレビ装置及びカラオケ楽曲データ配信装置 | |
JP2002182658A (ja) | 楽曲データ配信方法、楽曲データ配信システム、楽曲データ配信装置および楽曲データ配信プログラム | |
KR101054740B1 (ko) | 통화 배경음 저장 및 제공이 가능한 스마트 폰 및 이를 이용한 통화 배경음 제공 방법 | |
JP2006084515A (ja) | 音楽再生装置 | |
JP2007323512A (ja) | 情報提供システム、携帯端末及びプログラム | |
KR20020057926A (ko) | 휴대용 이동 전화 단말기에 대한 벨소리 작곡 및 편집 방법 | |
JP4657647B2 (ja) | 移動体通信端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20051209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080425 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080617 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080808 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081008 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20081022 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20081219 |