JP2005295817A - 光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光学活性マンデルアミド誘導体を製造するための方法の提供。
【解決手段】光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法は、特定のフェニルグリオキシルアミド誘導体に、特定の微生物の培養物、菌体またはその処理物を作用させ、生成する光学活性な特定のマンデル酸誘導体を回収する工程を含む。
【効果】光学活性なマンデルアミド誘導体は、医薬や農薬の合成用中間体として有用である。
【選択図】なし
【解決手段】光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法は、特定のフェニルグリオキシルアミド誘導体に、特定の微生物の培養物、菌体またはその処理物を作用させ、生成する光学活性な特定のマンデル酸誘導体を回収する工程を含む。
【効果】光学活性なマンデルアミド誘導体は、医薬や農薬の合成用中間体として有用である。
【選択図】なし
Description
本発明は、光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法に関する。
医薬品等の分野において、対掌体の一方が有効な生理活性を示す場合、もう一方の異性体が単に全く活性を示さないだけでなく、有効な対掌体に対して競合阻害をもたらす結果、ラセミ体の生物活性が有効な対掌体に対して激減してしまうこともある。
従って、光学的に純粋な対掌体をいかにして入手(合成または分割)するかは、産業上重要な課題となっている。
従って、光学的に純粋な対掌体をいかにして入手(合成または分割)するかは、産業上重要な課題となっている。
光学活性マンデルアミド誘導体は、各種医薬品の原料あるいは合成中間体として広く利用されている化合物であり、光学的に純粋な対掌体の効率的な入手方法の提供が求められている。
ベンゼン環に置換基を有する光学活性マンデルアミド誘導体を製造する方法として、たとえば以下のような方法が知られている。
(1)ラセミ体をクロマトグラフィーによって光学分割することで光学活性体を得る方法(非特許文献1)
(2)対応するニトリルをニトリルヒドラターゼによって不斉加水分解することで光学活性体を得る方法(特許文献1)
(3)ラセミ体の一方をアミダーゼによって不斉加水分解することで光学活性体を得る方法(非特許文献2、3、特許文献2、3、4、5)
(1)ラセミ体をクロマトグラフィーによって光学分割することで光学活性体を得る方法(非特許文献1)
(2)対応するニトリルをニトリルヒドラターゼによって不斉加水分解することで光学活性体を得る方法(特許文献1)
(3)ラセミ体の一方をアミダーゼによって不斉加水分解することで光学活性体を得る方法(非特許文献2、3、特許文献2、3、4、5)
ラセミ体をクロマトグラフィーによって光学分割する方法では、目的とする光学異性体を回収する一方で、不要な対掌体を利用できないため、原料の一部を失う結果になる。つまり、原料を有効に利用できないので、コストを高める原因となる。同様に、ラセミ体の一方を加水分解することで光学活性体を得る方法は、目的とする光学活性体を回収する一方で、不要な対掌体を利用できないので、コストを高める原因となる。不要な対掌体を回収して、ラセミ化することで原料として再利用する方法も報告されているが、操作が煩雑である。
ニトリルヒドラターゼを用いる方法は、原料としてマンデロニトリル誘導体を必要とする。マンデロニトリル誘導体の合成には、青酸が必要である。青酸は毒性を有するので、取扱いに注意しなければならない。
他方、酵素は高い触媒機能をもつだけでなく、基質特異性、反応特異性とともに、立体特異性を示す。酵素の立体特異性は、いくつかの例外はあるものの、ほとんど絶対的といえる。
これまでに、ベンゼン環に置換基を有しないフェニルグリオキシルアミドを微生物によって不斉還元し、光学活性なマンデル酸を得る方法が知られている(非特許文献4)。
一方、ベンゼン環に置換基を有するマンデルアミドにおいても、酵素的な反応によって光学活性体を得ることができれば有用である。たとえば、対応するケトアミドを不斉還元することで光学活性体を得る方法が知られている(特許文献6)。
本発明の課題は、微生物の有する還元力を有効に利用し、ベンゼン環に置換基を有する光学活性マンデルアミド誘導体を製造するための方法を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、特定の属に属する微生物を用いて、ベンゼン環に置換基を有するフェニルグリオキシルアミド誘導体(以下「フェニルグリオキシルアミド誘導体」という。)を不斉還元することによって、ベンゼン環に置換基を有する光学活性マンデルアミド誘導体(以下「光学活性マンデルアミド誘導体」という。)に有利に導き得ることを見出した。
既に述べたように、ベンゼン環に置換基を有しないフェニルグリオキシルアミドを微生物によって不斉還元し、光学活性なマンデルアミドを得る方法は公知である。しかし、ベンゼン環に置換基を有するフェニルグリオキシルアミドを基質として、同じ微生物が同様の反応を触媒することは一般に考えにくい。置換基の立体障害、基質化合物や生成物の菌に対する毒性、更には基質が有する置換基による電子的効果の違いなどから、同様の反応は期待できないと考えられる。
したがって、本発明者らが得た知見は、非常に意外なことであった。更に驚くべきことに、微生物が生成する光学活性マンデルアミド誘導体の光学純度は非常に高く、実用に際し問題の無いレベルであった。これらの知見に基づいて、本発明者らは本発明を完成した。
すなわち、本発明は、以下の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法に関する。
すなわち、本発明は、以下の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法に関する。
〔1〕 下記一般式(I)で示されるフェニルグリオキシルアミド誘導体またはその塩に、下記A群から選択されるいずれかの属に属する少なくとも1つの微生物の培養物、菌体またはその処理物を作用させ、生成する下記一般式(II)で表される光学活性なマンデルアミド誘導体またはその塩を回収する工程を含む、光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法;
(式中、R−は、オルト位、メタ位またはパラ位に一個または複数個存在することを意味し、該Rは、ハロゲン原子、−COOR1(式中、R1は、水素原子または(C1−3)アルキル基を示す。)、(C1−3)アルキル基、水酸基、(C1−3)アルコキシ基、メルカプト基、(C1−3)アルキルチオ基、アミノ基、モノ(C1−3)アルキルアミノ基、ジ(C1−3)アルキルアミノ基、ニトロ基、(C6−10)アリール基または(C6−10)アリールオキシ基を表し、Rが複数個存在する場合、これらは互いに環を形成していてもよい。);
(式中、Rは、式(I)のRと同意義を示す);
A群:
キャンディダ(Candida)属、
クリプトコッカス(Cryptococcus)属、
ゲオトリカム(Geotrichum)属、
ハンゼヌラ(Hansenula)属、
コンドア(Kondoa)属、
マラセジア(Malassezia)属、
ナカザワエア(Nakazawaea)属、
オオスポリディウム(Oosporidium)属、
ピキア(Pichia)属、
シュードジマ(Pseudozyma)属、
ロドスポリディウム(Rhodosporidium)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属、
サッカロミコプシス(Saccharomycopsis)属、
シゾサッカロマイセス(Shizosaccharomyces)属、
スポロパキデルミア(Sporopachydermia)属、
トリゴノプシス(Trigonopsis)属、
ヤマダジマ(Yamadazyma)属、
チゴサッカロマイセス(Zygosaccharomyces)属、および
エンテロコッカス(Enterococcus)属。
〔2〕前記光学活性なマンデルアミド誘導体がR体であることを特徴とする〔1〕に記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法;
〔3〕前記微生物が、下記の群から選択されるいずれかの微生物である、〔1〕または〔2〕に記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法;
キャンディダ・ボイジニー(Candida boidinii)、
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・インターメディア(Candida intermedia)、
キャンディダ・メタノソルボーサ(Candida methanosorbosa)、
キャンディダ・モギー(Candida mogii)、
キャンディダ・オオイテンシス(Candida ooitensis)、
キャンディダ・ピントロペシー(Candida pintolopesii)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
キャンディダ・シルバノラム(Candida silvanorum)、
クリプトコッカス・フミコラス(Cryptococcus humicolus)、
ゲオトリカム・ファーメンタンス(Geotrichum fermentans)、
ゲオトリカム・クレバーニー(Geotrichum klebahnii)、
ハンゼヌラ・グルコジマ(Hansenula glucozyma)、
コンドア・マルビネラ(Kondoa malvinella)、
マラセジア・フルフル(Malassezia furfur)、
ナカザワエア・ホルスティー(Nakazawaea holstii)、
オオスポリディウム・マルガリティフェラム(Oosporidium margaritiferum)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・カルソニー(Pichia carsonii)、
ピキア・ファビアニー(Pichia fabianii)、
ピキア・フィンランディカ(Pichia finlandica)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
シュードジマ・フシフォルマータ(Pseudozyma fusiformata)、
ロドスポリディウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diovobatum)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)、
サッカロミコプシス・カプスラリス(Saccharomycopsis capsularis)、
サッカロミコプシス・シンナエデンドラ(Saccharomycopsis synnaedendra)、
シゾサッカロマイセス・ポンベ(Schizosaccharomyces pombe)、
スポロパキデルミア・シレアナ(Sporopachydermia cireana)、
トリゴノプシス・バリアビリス(Trigonopsis variabilis)、
ヤマダジマ・ファリノーサ(Yamadazyma farinosa)、
チゴサッカロマイセス・バイリー(Zygosaccharomyces bailii)、および
エンテロコッカス・スピーシーズ(Enterococcus sp.)。
〔4〕前記Rが、オルト位に1つ存在することを特徴とする〔1〕に記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法。
〔5〕前記Rが、ハロゲン原子、水酸基またはアミノ基であることを特徴とする〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法。
A群:
キャンディダ(Candida)属、
クリプトコッカス(Cryptococcus)属、
ゲオトリカム(Geotrichum)属、
ハンゼヌラ(Hansenula)属、
コンドア(Kondoa)属、
マラセジア(Malassezia)属、
ナカザワエア(Nakazawaea)属、
オオスポリディウム(Oosporidium)属、
ピキア(Pichia)属、
シュードジマ(Pseudozyma)属、
ロドスポリディウム(Rhodosporidium)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属、
サッカロミコプシス(Saccharomycopsis)属、
シゾサッカロマイセス(Shizosaccharomyces)属、
スポロパキデルミア(Sporopachydermia)属、
トリゴノプシス(Trigonopsis)属、
ヤマダジマ(Yamadazyma)属、
チゴサッカロマイセス(Zygosaccharomyces)属、および
エンテロコッカス(Enterococcus)属。
〔2〕前記光学活性なマンデルアミド誘導体がR体であることを特徴とする〔1〕に記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法;
〔3〕前記微生物が、下記の群から選択されるいずれかの微生物である、〔1〕または〔2〕に記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法;
キャンディダ・ボイジニー(Candida boidinii)、
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・インターメディア(Candida intermedia)、
キャンディダ・メタノソルボーサ(Candida methanosorbosa)、
キャンディダ・モギー(Candida mogii)、
キャンディダ・オオイテンシス(Candida ooitensis)、
キャンディダ・ピントロペシー(Candida pintolopesii)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
キャンディダ・シルバノラム(Candida silvanorum)、
クリプトコッカス・フミコラス(Cryptococcus humicolus)、
ゲオトリカム・ファーメンタンス(Geotrichum fermentans)、
ゲオトリカム・クレバーニー(Geotrichum klebahnii)、
ハンゼヌラ・グルコジマ(Hansenula glucozyma)、
コンドア・マルビネラ(Kondoa malvinella)、
マラセジア・フルフル(Malassezia furfur)、
ナカザワエア・ホルスティー(Nakazawaea holstii)、
オオスポリディウム・マルガリティフェラム(Oosporidium margaritiferum)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・カルソニー(Pichia carsonii)、
ピキア・ファビアニー(Pichia fabianii)、
ピキア・フィンランディカ(Pichia finlandica)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
シュードジマ・フシフォルマータ(Pseudozyma fusiformata)、
ロドスポリディウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diovobatum)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)、
サッカロミコプシス・カプスラリス(Saccharomycopsis capsularis)、
サッカロミコプシス・シンナエデンドラ(Saccharomycopsis synnaedendra)、
シゾサッカロマイセス・ポンベ(Schizosaccharomyces pombe)、
スポロパキデルミア・シレアナ(Sporopachydermia cireana)、
トリゴノプシス・バリアビリス(Trigonopsis variabilis)、
ヤマダジマ・ファリノーサ(Yamadazyma farinosa)、
チゴサッカロマイセス・バイリー(Zygosaccharomyces bailii)、および
エンテロコッカス・スピーシーズ(Enterococcus sp.)。
〔4〕前記Rが、オルト位に1つ存在することを特徴とする〔1〕に記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法。
〔5〕前記Rが、ハロゲン原子、水酸基またはアミノ基であることを特徴とする〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法。
本発明により、微生物を用いた不斉還元反応によって、光学活性なマンデルアミド誘導体を効率的に製造することができる。本発明の方法は、高い収率を期待できるので、工業的にも有利である。本発明によって製造される光学活性なマンデルアミド誘導体は、光学活性な医薬や農薬の合成原料として有用である。
本発明は、下記一般式(I)で示されるフェニルグリオキシルアミド誘導体またはその塩に、特定の属に属する微生物の培養物、菌体またはその処理物を作用させ、生成する下記一般式(II)で表される光学活性なマンデルアミド誘導体またはその塩を回収する工程を含む、光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法である。
<微生物>
本発明で用いることのできる微生物としては、下記A群から選択されるいずれかの属に属する少なくとも1つの微生物が挙げられる。本発明では、これらの微生物の培養物、菌体またはその処理物を用いる。これらの微生物は、いずれも高い光学純度で(R)−マンデル酸誘導体を生成しうる。
本発明で用いることのできる微生物としては、下記A群から選択されるいずれかの属に属する少なくとも1つの微生物が挙げられる。本発明では、これらの微生物の培養物、菌体またはその処理物を用いる。これらの微生物は、いずれも高い光学純度で(R)−マンデル酸誘導体を生成しうる。
A群:
キャンディダ(Candida)属、
クリプトコッカス(Cryptococcus)属、
ゲオトリカム(Geotrichum)属、
ハンゼヌラ(Hansenula)属、
コンドア(Kondoa)属、
マラセジア(Malassezia)属、
ナカザワエア(Nakazawaea)属、
オオスポリディウム(Oosporidium)属、
ピキア(Pichia)属、
シュードジマ(Pseudozyma)属、
ロドスポリディウム(Rhodosporidium)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属、
サッカロミコプシス(Saccharomycopsis)属、
シゾサッカロマイセス(Shizosaccharomyces)属、
スポロパキデルミア(Sporopachydermia)属、
トリゴノプシス(Trigonopsis)属、
ヤマダジマ(Yamadazyma)属、
チゴサッカロマイセス(Zygosaccharomyces)属、
エンテロコッカス(Enterococcus)属。
キャンディダ(Candida)属、
クリプトコッカス(Cryptococcus)属、
ゲオトリカム(Geotrichum)属、
ハンゼヌラ(Hansenula)属、
コンドア(Kondoa)属、
マラセジア(Malassezia)属、
ナカザワエア(Nakazawaea)属、
オオスポリディウム(Oosporidium)属、
ピキア(Pichia)属、
シュードジマ(Pseudozyma)属、
ロドスポリディウム(Rhodosporidium)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属、
サッカロミコプシス(Saccharomycopsis)属、
シゾサッカロマイセス(Shizosaccharomyces)属、
スポロパキデルミア(Sporopachydermia)属、
トリゴノプシス(Trigonopsis)属、
ヤマダジマ(Yamadazyma)属、
チゴサッカロマイセス(Zygosaccharomyces)属、
エンテロコッカス(Enterococcus)属。
これらのうち、好ましくは下記の属に属する微生物が挙げられる。
キャンディダ(Candida)属、
クリプトコッカス(Cryptococcus)属、
ハンゼヌラ(Hansenula)属、
コンドア(Kondoa)属、
マラセジア(Malassezia)属、
ナカザワエア(Nakazawaea)属、
オオスポリディウム(Oosporidium)属、
ピキア(Pichia)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属、
サッカロミコプシス(Saccharomycopsis)属、
シゾサッカロマイセス(Shizosaccharomyces)属、
スポロパキデルミア(Sporopachydermia)属、
トリゴノプシス(Trigonopsis)属、
ヤマダジマ(Yamadazyma)属、
チゴサッカロマイセス(Zygosaccharomyces)属、
エンテロコッカス(Enterococcus)属。
キャンディダ(Candida)属、
クリプトコッカス(Cryptococcus)属、
ハンゼヌラ(Hansenula)属、
コンドア(Kondoa)属、
マラセジア(Malassezia)属、
ナカザワエア(Nakazawaea)属、
オオスポリディウム(Oosporidium)属、
ピキア(Pichia)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属、
サッカロミコプシス(Saccharomycopsis)属、
シゾサッカロマイセス(Shizosaccharomyces)属、
スポロパキデルミア(Sporopachydermia)属、
トリゴノプシス(Trigonopsis)属、
ヤマダジマ(Yamadazyma)属、
チゴサッカロマイセス(Zygosaccharomyces)属、
エンテロコッカス(Enterococcus)属。
これらのうち、さらに好ましくは下記の属に属する微生物が挙げられる。
キャンディダ(Candida)属、
ハンゼヌラ(Hansenula)属、
ナカザワエア(Nakazawaea)属、
ピキア(Pichia)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属、
スポロパキデルミア(Sporopachydermia)属、
チゴサッカロマイセス(Zygosaccharomyces)属、
エンテロコッカス(Enterococcus)属。
キャンディダ(Candida)属、
ハンゼヌラ(Hansenula)属、
ナカザワエア(Nakazawaea)属、
ピキア(Pichia)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属、
スポロパキデルミア(Sporopachydermia)属、
チゴサッカロマイセス(Zygosaccharomyces)属、
エンテロコッカス(Enterococcus)属。
これらのうち、特に好ましくは下記の属に属する微生物が挙げられる。
キャンディダ(Candida)属、
ピキア(Pichia)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属。
キャンディダ(Candida)属、
ピキア(Pichia)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属。
より具体的には、上記の群から選択された属に属する微生物として、たとえば、好ましくは以下の微生物(種)を示すことができる。
キャンディダ・ボイジニー(Candida boidinii)、
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・インターメディア(Candida intermedia)、
キャンディダ・メタノソルボーサ(Candida methanosorbosa)、
キャンディダ・モギー(Candida mogii)、
キャンディダ・オオイテンシス(Candida ooitensis)、
キャンディダ・ピントロペシー(Candida pintolopesii)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
キャンディダ・シルバノラム(Candida silvanorum)、
クリプトコッカス・フミコラス(Cryptococcus humicolus)、
ゲオトリカム・ファーメンタンス(Geotrichum fermentans)、
ゲオトリカム・クレバーニー(Geotrichum klebahnii)、
ハンゼヌラ・グルコジマ(Hansenula glucozyma)、
コンドア・マルビネラ(Kondoa malvinella)、
マラセジア・フルフル(Malassezia furfur)、
ナカザワエア・ホルスティー(Nakazawaea holstii)、
オオスポリディウム・マルガリティフェラム(Oosporidium margaritiferum)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・カルソニー(Pichia carsonii)、
ピキア・ファビアニー(Pichia fabianii)、
ピキア・フィンランディカ(Pichia finlandica)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
シュードジマ・フシフォルマータ(Pseudozyma fusiformata)、
ロドスポリディウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diovobatum)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)、
サッカロミコプシス・カプスラリス(Saccharomycopsis capsularis)、
サッカロミコプシス・シンナエデンドラ(Saccharomycopsis synnaedendra)、
シゾサッカロマイセス・ポンベ(Schizosaccharomyces pombe)、
スポロパキデルミア・シレアナ(Sporopachydermia cireana)、
トリゴノプシス・バリアビリス(Trigonopsis variabilis)、
ヤマダジマ・ファリノーサ(Yamadazyma farinosa)、
チゴサッカロマイセス・バイリー(Zygosaccharomyces bailii)、
エンテロコッカス・スピーシーズ(Enterococcus sp.)。
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・インターメディア(Candida intermedia)、
キャンディダ・メタノソルボーサ(Candida methanosorbosa)、
キャンディダ・モギー(Candida mogii)、
キャンディダ・オオイテンシス(Candida ooitensis)、
キャンディダ・ピントロペシー(Candida pintolopesii)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
キャンディダ・シルバノラム(Candida silvanorum)、
クリプトコッカス・フミコラス(Cryptococcus humicolus)、
ゲオトリカム・ファーメンタンス(Geotrichum fermentans)、
ゲオトリカム・クレバーニー(Geotrichum klebahnii)、
ハンゼヌラ・グルコジマ(Hansenula glucozyma)、
コンドア・マルビネラ(Kondoa malvinella)、
マラセジア・フルフル(Malassezia furfur)、
ナカザワエア・ホルスティー(Nakazawaea holstii)、
オオスポリディウム・マルガリティフェラム(Oosporidium margaritiferum)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・カルソニー(Pichia carsonii)、
ピキア・ファビアニー(Pichia fabianii)、
ピキア・フィンランディカ(Pichia finlandica)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
シュードジマ・フシフォルマータ(Pseudozyma fusiformata)、
ロドスポリディウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diovobatum)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)、
サッカロミコプシス・カプスラリス(Saccharomycopsis capsularis)、
サッカロミコプシス・シンナエデンドラ(Saccharomycopsis synnaedendra)、
シゾサッカロマイセス・ポンベ(Schizosaccharomyces pombe)、
スポロパキデルミア・シレアナ(Sporopachydermia cireana)、
トリゴノプシス・バリアビリス(Trigonopsis variabilis)、
ヤマダジマ・ファリノーサ(Yamadazyma farinosa)、
チゴサッカロマイセス・バイリー(Zygosaccharomyces bailii)、
エンテロコッカス・スピーシーズ(Enterococcus sp.)。
これらのうち、より好ましくは以下の微生物(種)である。
キャンディダ・ボイジニー(Candida boidinii)、
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・インターメディア(Candida intermedia)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
キャンディダ・シルバノラム(Candida silvanorum)、
クリプトコッカス・フミコラス(Cryptococcus humicolus)、
ゲオトリカム・ファーメンタンス(Geotrichum fermentans)、
ハンゼヌラ・グルコジマ(Hansenula glucozyma)、
コンドア・マルビネラ(Kondoa malvinella)、
マラセジア・フルフル(Malassezia furfur)、
ナカザワエア・ホルスティー(Nakazawaea holstii)、
オオスポリディウム・マルガリティフェラム(Oosporidium margaritiferum)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・ファビアニー(Pichia fabianii)、
ピキア・フィンランディカ(Pichia finlandica)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)、
サッカロミコプシス・シンナエデンドラ(Saccharomycopsis synnaedendra)、
シゾサッカロマイセス・ポンベ(Schizosaccharomyces pombe)、
スポロパキデルミア・シレアナ(Sporopachydermia cireana)、
トリゴノプシス・バリアビリス(Trigonopsis variabilis)、
ヤマダジマ・ファリノーサ(Yamadazyma farinosa)、
チゴサッカロマイセス・バイリー(Zygosaccharomyces bailii)、
エンテロコッカス・スピーシーズ(Enterococcus sp.)。
キャンディダ・ボイジニー(Candida boidinii)、
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・インターメディア(Candida intermedia)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
キャンディダ・シルバノラム(Candida silvanorum)、
クリプトコッカス・フミコラス(Cryptococcus humicolus)、
ゲオトリカム・ファーメンタンス(Geotrichum fermentans)、
ハンゼヌラ・グルコジマ(Hansenula glucozyma)、
コンドア・マルビネラ(Kondoa malvinella)、
マラセジア・フルフル(Malassezia furfur)、
ナカザワエア・ホルスティー(Nakazawaea holstii)、
オオスポリディウム・マルガリティフェラム(Oosporidium margaritiferum)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・ファビアニー(Pichia fabianii)、
ピキア・フィンランディカ(Pichia finlandica)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)、
サッカロミコプシス・シンナエデンドラ(Saccharomycopsis synnaedendra)、
シゾサッカロマイセス・ポンベ(Schizosaccharomyces pombe)、
スポロパキデルミア・シレアナ(Sporopachydermia cireana)、
トリゴノプシス・バリアビリス(Trigonopsis variabilis)、
ヤマダジマ・ファリノーサ(Yamadazyma farinosa)、
チゴサッカロマイセス・バイリー(Zygosaccharomyces bailii)、
エンテロコッカス・スピーシーズ(Enterococcus sp.)。
これらのうち、さらに好ましくは以下の微生物(種)である。
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
ゲオトリカム・ファーメンタンス(Geotrichum fermentans)、
ハンゼヌラ・グルコジマ(Hansenula glucozyma)、
ナカザワエア・ホルスティー(Nakazawaea holstii)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・ファビアニー(Pichia fabianii)、
ピキア・フィンランディカ(Pichia finlandica)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)、
スポロパキデルミア・シレアナ(Sporopachydermia cireana)、
チゴサッカロマイセス・バイリー(Zygosaccharomyces bailii)、
エンテロコッカス・スピーシーズ(Enterococcus sp.)。
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
ゲオトリカム・ファーメンタンス(Geotrichum fermentans)、
ハンゼヌラ・グルコジマ(Hansenula glucozyma)、
ナカザワエア・ホルスティー(Nakazawaea holstii)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・ファビアニー(Pichia fabianii)、
ピキア・フィンランディカ(Pichia finlandica)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)、
スポロパキデルミア・シレアナ(Sporopachydermia cireana)、
チゴサッカロマイセス・バイリー(Zygosaccharomyces bailii)、
エンテロコッカス・スピーシーズ(Enterococcus sp.)。
これらのうち、特に好ましくは以下の微生物(種)である。
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)。
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)。
さらに、本発明で用いられる微生物としては、より具体的には、たとえば、好ましくは下記の群から選択される少なくとも1つの微生物(菌株)が挙げられる。
Candida boidinii DSM 70026、
Candida cariosilignicola DSM 2148、
Candida intermedia IFO 10601、
Candida methanosorbosa IFO 10294、
Candida mogii IFO 0436、
Candida ooitensis IFO 10738、
Candida pintolopesii IFO 0729、
Candida schatavii IFO 10258、
Candida silvanorum IFO 10419、
Cryptococcus humicolus IFO 0760、
Geotrichum fermentans JCM 2467、
Geotrichum fermentans JCM 2468、
Geotrichum klebahnii JCM 3913、
Hansenula glucozyma DSM 70271、
Kondoa malvinella IFO 1935、
Malassezia furfur IFO 0656、
Nakazawaea holstii IFO 0980、
Nakazawaea holstii IFO 0986、
Oosporidium margaritiferum IFO 1208、
Pichia angusta ATCC 26012、
Pichia angusta DSM 70277、
Pichia carsonii DSM 70392、
Pichia fabianii IFO 1253、
Pichia fabianii IFO 1254、
Pichia finlandica DSM 70280、
Pichia subpelliculosa IFO 0808、
Pseudozyma fusiformata IFO 10225、
Rhodosporidium diovobatum IFO 1830、
Rhodotorula glutinis var. glutinis IFO 0389、
Saccharomycopsis capsularis DSM 70560、
Saccharomycopsis synnaedendra IFO 1604、
Schizosaccharomyces pombe IFO 0363、
Sporopachydermia cireana IFO 10013、
Trigonopsis variabilis IFO 0755、
Yamadazyma farinosea IFO 0193、
Zygosaccharomyces bailii IFO 1047、
Enterococcus sp. TUA 1802。
Candida boidinii DSM 70026、
Candida cariosilignicola DSM 2148、
Candida intermedia IFO 10601、
Candida methanosorbosa IFO 10294、
Candida mogii IFO 0436、
Candida ooitensis IFO 10738、
Candida pintolopesii IFO 0729、
Candida schatavii IFO 10258、
Candida silvanorum IFO 10419、
Cryptococcus humicolus IFO 0760、
Geotrichum fermentans JCM 2467、
Geotrichum fermentans JCM 2468、
Geotrichum klebahnii JCM 3913、
Hansenula glucozyma DSM 70271、
Kondoa malvinella IFO 1935、
Malassezia furfur IFO 0656、
Nakazawaea holstii IFO 0980、
Nakazawaea holstii IFO 0986、
Oosporidium margaritiferum IFO 1208、
Pichia angusta ATCC 26012、
Pichia angusta DSM 70277、
Pichia carsonii DSM 70392、
Pichia fabianii IFO 1253、
Pichia fabianii IFO 1254、
Pichia finlandica DSM 70280、
Pichia subpelliculosa IFO 0808、
Pseudozyma fusiformata IFO 10225、
Rhodosporidium diovobatum IFO 1830、
Rhodotorula glutinis var. glutinis IFO 0389、
Saccharomycopsis capsularis DSM 70560、
Saccharomycopsis synnaedendra IFO 1604、
Schizosaccharomyces pombe IFO 0363、
Sporopachydermia cireana IFO 10013、
Trigonopsis variabilis IFO 0755、
Yamadazyma farinosea IFO 0193、
Zygosaccharomyces bailii IFO 1047、
Enterococcus sp. TUA 1802。
これらのうちでは、より好ましくは下記の微生物(菌株)が挙げられる。
Candida boidinii DSM 70026、
Candida cariosilignicola DSM 2148、
Candida intermedia IFO 10601、
Candida schatavii IFO 10258、
Candida silvanorum IFO 10419、
Cryptococcus humicolus IFO 0760、
Geotrichum fermentans JCM 2467、
Geotrichum fermentans JCM 2468、
Hansenula glucozyma DSM 70271、
Kondoa malvinella IFO 1935、
Malassezia furfur IFO 0656、
Nakazawaea holstii IFO 0980、
Nakazawaea holstii IFO 0986、
Oosporidium margaritiferum IFO 1208、
Pichia angusta DSM 70277、
Pichia fabianii IFO 1253、
Pichia finlandica DSM 70280、
Pichia subpelliculosa IFO 0808、
Rhodotorula glutinis var. glutinis IFO 0389、
Saccharomycopsis synnaedendra IFO 1604、
Schizosaccharomyces pombe IFO 0363、
Sporopachydermia cireana IFO 10013、
Trigonopsis variabilis IFO 0755、
Yamadazyma farinosea IFO 0193、
Zygosaccharomyces bailii IFO 1047、
Enterococcus sp. TUA 1802。
Candida boidinii DSM 70026、
Candida cariosilignicola DSM 2148、
Candida intermedia IFO 10601、
Candida schatavii IFO 10258、
Candida silvanorum IFO 10419、
Cryptococcus humicolus IFO 0760、
Geotrichum fermentans JCM 2467、
Geotrichum fermentans JCM 2468、
Hansenula glucozyma DSM 70271、
Kondoa malvinella IFO 1935、
Malassezia furfur IFO 0656、
Nakazawaea holstii IFO 0980、
Nakazawaea holstii IFO 0986、
Oosporidium margaritiferum IFO 1208、
Pichia angusta DSM 70277、
Pichia fabianii IFO 1253、
Pichia finlandica DSM 70280、
Pichia subpelliculosa IFO 0808、
Rhodotorula glutinis var. glutinis IFO 0389、
Saccharomycopsis synnaedendra IFO 1604、
Schizosaccharomyces pombe IFO 0363、
Sporopachydermia cireana IFO 10013、
Trigonopsis variabilis IFO 0755、
Yamadazyma farinosea IFO 0193、
Zygosaccharomyces bailii IFO 1047、
Enterococcus sp. TUA 1802。
前記微生物のうち、さらに好ましくは下記の微生物(菌株)が挙げられる。
Candida cariosilignicola DSM 2148、
Candida schatavii IFO 10258、
Geotrichum fermentans JCM 2467、
Geotrichum fermentans JCM 2468、
Hansenula glucozyma DSM 70271、
Nakazawaea holstii IFO 0986、
Pichia angusta DSM 70277、
Pichia fabianii IFO 1253、
Pichia finlandica DSM 70280、
Pichia subpelliculosa IFO 0808、
Rhodotorula glutinis var. glutinis IFO 0389、
Sporopachydermia cireana IFO 10013、
Zygosaccharomyces bailii IFO 1047、
Enterococcus sp. TUA 1802。
Candida cariosilignicola DSM 2148、
Candida schatavii IFO 10258、
Geotrichum fermentans JCM 2467、
Geotrichum fermentans JCM 2468、
Hansenula glucozyma DSM 70271、
Nakazawaea holstii IFO 0986、
Pichia angusta DSM 70277、
Pichia fabianii IFO 1253、
Pichia finlandica DSM 70280、
Pichia subpelliculosa IFO 0808、
Rhodotorula glutinis var. glutinis IFO 0389、
Sporopachydermia cireana IFO 10013、
Zygosaccharomyces bailii IFO 1047、
Enterococcus sp. TUA 1802。
前記微生物のうち、特に好ましくは下記の微生物(菌株)が挙げられる。
Candida cariosilignicola DSM 2148、
Candida schatavii IFO 10258、
Pichia angusta DSM 70277、
Pichia subpelliculosa IFO 0808、
Rhodotorula glutinis var. glutinis IFO 0389。
Candida cariosilignicola DSM 2148、
Candida schatavii IFO 10258、
Pichia angusta DSM 70277、
Pichia subpelliculosa IFO 0808、
Rhodotorula glutinis var. glutinis IFO 0389。
本発明の方法に用いる微生物は、様々な寄託機関から細胞株として入手することができる。細胞の寄託機関としては、たとえば以下に示すような機関を示すことができる。あるいは、当業者であれば様々な試料から、必要な微生物を分離することもできる。
IFO: 財団法人発酵研究所
DSM: Deutsche Sammlung von Mikroorganismen
ATCC: American Type Culture Collection
JCM: 理化学研究所微生物系統保存施設
IAM: 東京大学応用微生物研究所
NRIC: 東京農業大学
DSM: Deutsche Sammlung von Mikroorganismen
ATCC: American Type Culture Collection
JCM: 理化学研究所微生物系統保存施設
IAM: 東京大学応用微生物研究所
NRIC: 東京農業大学
これら微生物は、醗酵学の分野で公知の情報に従って培養することができる。培地としては炭素源、窒素源、無機物およびその他の栄養素を適量含有する培地ならば、合成培地または天然培地のいずれでも使用可能である。培地は、液体培地または固体培地を使用することができる。
前記炭素源としては、次に示すような一般的な炭素源より、使用する微生物の資化性を考慮して、適宜一種または二種以上選択して使用する。
糖類:グルコース、フルクトース、フルクトース、ガラクトースなど、
天然炭水化物:澱粉、澱粉加水分解物、糖蜜、廃糖蜜、麦、とうもろこしなど
アルコール類:グリセロール、メタノール、エタノールなど
脂肪酸類:酢酸、グルコン酸、ピルビン酸、クエン酸など
アミノ酸類:グリシン、グルタミン、アスパラギンなど
炭化水素類:ノルマルパラフィンなど
糖類:グルコース、フルクトース、フルクトース、ガラクトースなど、
天然炭水化物:澱粉、澱粉加水分解物、糖蜜、廃糖蜜、麦、とうもろこしなど
アルコール類:グリセロール、メタノール、エタノールなど
脂肪酸類:酢酸、グルコン酸、ピルビン酸、クエン酸など
アミノ酸類:グリシン、グルタミン、アスパラギンなど
炭化水素類:ノルマルパラフィンなど
前記窒素源としては、次に示すような一般的な窒素源の中から、使用する微生物の資化性を考慮して、適宜一種または二種以上選択して使用する。
有機窒素化合物:肉エキス、ペプトン、酵母エキス、大豆加水分解物、ミルクカゼイン、カザミノ酸、各種アミノ酸、コーンスティープリカー、その他の動物、植物、微生物の加水分解物など
無機窒素化合物:アンモニア、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、塩化ナトリウムなどのアンモニウム塩、硝酸ナトリウムなどの硝酸塩、尿素など
有機窒素化合物:肉エキス、ペプトン、酵母エキス、大豆加水分解物、ミルクカゼイン、カザミノ酸、各種アミノ酸、コーンスティープリカー、その他の動物、植物、微生物の加水分解物など
無機窒素化合物:アンモニア、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、塩化ナトリウムなどのアンモニウム塩、硝酸ナトリウムなどの硝酸塩、尿素など
前記無機塩としては、微量のマグネシウム、マンガン、カリウム、カルシウム、ナトリウム、銅、亜鉛などのリン酸塩、塩酸塩、硝酸塩、酢酸塩等より適宜一種または二種以上を選択して使用することができる。また、必要に応じて植物油、界面活性剤、シリコンなどの消泡剤を培養液中に添加してもよい。
また、微生物の光学活性マンデルアミド誘導体への変換能力を高めるために、誘導物質を用いることができる。誘導物質としては、目的とする光学活性なマンデルアミド誘導体、もしくはフェニルグリオキシルアミド誘導体を、使用する微生物に応じて使用することができる。
培養は前記培地成分を含有する液体培地中で振とう培養、通気攪拌培養、連続培養、流加培養などの通常の培養方法を用いて行うことができる。
培養条件は、微生物の種類、培養の種類、培養方法により適宜選択すればよく、該菌株が増殖し、フェニルグリオキシルアミド誘導体からマンデルアミド誘導体への変換能力を有しうる条件であれば特に制限はない。
通常は、培養開始時のpHを4から10、好ましくは6から8に調節し、15から70℃、好ましくは25から40℃の温度条件下で培養することが望ましい。培養時間はフェニルグリオキシルアミド誘導体からマンデルアミド誘導体への変換能力を有する菌体が得ることができれば特に制限はなく、通常は好ましくは1日から7日、より好ましくは1日から3日培養する。
前記微生物菌体の処理物としては、例えば、上記微生物の凍結乾燥菌体、アセトン乾燥菌体、菌体自己消化物、菌体抽出物、菌体磨砕物、菌体の超音波処理物などがあげられる。
また、本発明の微生物菌体あるいは菌体処理物は、たとえばポリアクリルアミド法、含硫多糖ゲル法(κ-カラギーナンゲル法など)、アルギン酸ゲル法、寒天ゲル法、イオン交換樹脂法などの公知方法により固定化して使用することもできる。
<基質化合物、生成物>
本発明で用いる基質化合物は、下記一般式(I)で示されるフェニルグリオキシルアミド誘導体またはその塩であり、生成物は下記一般式(II)で表される光学活性なマンデルアミド誘導体またはその塩である。
本発明で用いる基質化合物は、下記一般式(I)で示されるフェニルグリオキシルアミド誘導体またはその塩であり、生成物は下記一般式(II)で表される光学活性なマンデルアミド誘導体またはその塩である。
前記式(I)および(II)中、「R−」は、式中のベンゼン環上のオルト位、メタ位またはパラ位に、置換基Rが一個または複数個存在することを意味する。このうちでは、オルト位にRが存在していることが好ましい。また、「R」はベンゼン環上に一個存在していることが好ましい。
Rは、ハロゲン原子、−COOR1(式中、R1は、水素原子または(C1−3)アルキル基を示す。)、(C1−3)アルキル基、水酸基、(C1−3)アルコキシ基、メルカプト基、(C1−3)アルキルチオ基、アミノ基、モノ(C1−3)アルキルアミノ基、ジ(C1−3)アルキルアミノ基、ニトロ基、(C6−10)アリール基または(C6−10)アリールオキシ基を表す。
Rが複数存在する場合、これらは互いに環を形成していてもよい。環としてはたとえば、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、トリメチレンジオキシ基などの(C1−3)アルキレンジオキシ基が挙げられる。
これらのうち、Rとしては、好ましくは、ハロゲン原子、水酸基、またはアミノ基であり、さらに好ましくは、ハロゲン原子である。
「ハロゲン原子」としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子が挙げられ、これらのうちでは、塩素原子が好ましい。
「(C1−3)アルキル基」としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基が挙げられ、これらのうちでは、メチル基またはエチル基が好ましい。
「(C1−3)アルコキシ基」とは、前記定義の「(C1−3)アルキル基」が結合したオキシ基であることを意味し、具体的には例えば、メトキシ基、エトキシ基、1−プロピルオキシ基、2−プロピルオキシ基などが挙げられる。これらのうちでは、メトキシ基またはエトキシ基が好ましい。
「(C1−3)アルキルチオ基」とは、前記定義の「(C1−3)アルキル基」が結合したチオ基であることを意味し、具体的には例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、1−プロピルチオ基、2−プロピルチオ基などがあげられる。これらのうちでは、メチルチオ基またはエチルチオ基が好ましい。
「アミノ基」とは、基NH2−を意味し、ホルミル、アセチル、トリチル、tert-ブトキシカルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニルなどの当技術分野における公知の基で保護されたアミノ基を含む。アミノ基のうち好ましくはNH2−である。
「モノ(C1−3)アルキルアミノ基」は、基−NH-R'を意味し、R'は上記定義の(C1−3)アルキル基である。またホルミル、アセチル、トリチル、tert-ブトキシカルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカルボニルなどの当技術分野における公知の基で保護されたアミノ基を含む。
「モノ(C1−3)アルキルアミノ基」としては、好ましくはN-メチルアミノ基、N-エチルアミノ基、N-プロピルアミノ基、N-イソプロピルアミノ基などが挙げられ、より好ましくはN-メチルアミノ基、N-エチルアミノ基が挙げられる。
「モノ(C1−3)アルキルアミノ基」としては、好ましくはN-メチルアミノ基、N-エチルアミノ基、N-プロピルアミノ基、N-イソプロピルアミノ基などが挙げられ、より好ましくはN-メチルアミノ基、N-エチルアミノ基が挙げられる。
「ジ(C1−3)アルキルアミノ基」は、基-NR'R''を意味し、R'およびR''は互いに独立に上記定義の(C1−3)アルキル基である。
「ジ(C1−3)アルキルアミノ基」とは、好ましくはN,N-ジメチルアミノ基、N,N-ジエチルアミノ基、N,N-ジプロピルアミノ基、N,N-ジイソプロピルアミノ基などが挙げられ、より好ましくはN,N-ジメチルアミノ基、N,N-ジエチルアミノ基が挙げられる。
「ジ(C1−3)アルキルアミノ基」とは、好ましくはN,N-ジメチルアミノ基、N,N-ジエチルアミノ基、N,N-ジプロピルアミノ基、N,N-ジイソプロピルアミノ基などが挙げられ、より好ましくはN,N-ジメチルアミノ基、N,N-ジエチルアミノ基が挙げられる。
「(C6−10)アリール基」とは、炭素数6〜10の芳香族性の炭化水素環式基をいい、具体的には例えば、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基などが挙げられる。これらのうちでは、フェニル基が好ましい。
「(C6−10)アリールオキシ基」とは、前記定義の「(C6−10)アリール基」が結合したオキシ基であることを意味し、具体的には例えば、フェニルオキシ基が挙げられる。
前記「−COOR1」としては、たとえばカルボキシル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基などが挙げられ、これらのうちでは、カルボキシル基が好ましい。
「(C1−3)アルキレンジオキシ基」とは、「−O−(CH2)n−O−(式中、nは1〜3の整数である。)」で表される基である。
前記式(I)、(II)で表される化合物の「塩」としては、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩があげられ、金属としては、ナトリウム、カリウムなどの一価金属、カルシウム、マグネシウムなどの二価金属などが挙げられる。
本発明により得られる前記式(II)で表される「光学活性なマンデルアミド誘導体」は、ある光学異性体が別の光学異性体より多く含まれるマンデルアミド誘導体をいう。
前記式(I)で表される化合物として、より具体的には、たとえば、下記化合物が挙げられる。
o−(クロロ)フェニルグリオキシルアミド(ベンゼン環のオルト位に塩素原子が結合。以下同様である。)、o−(ブロモ)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(ハロ)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(メチル)フェニルグリオキシルアミド、o−(エチル)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(アルキル)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(メトキシ)フェニルグリオキシルアミド、o−(エトキシ)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(アルコキシ)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(メトキシカルボニル)フェニルグリオキシルアミド、o−(エトキシカルボニル)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(カルボン酸エステル)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(メチルチオ)フェニルグリオキシルアミド、o−(エチルチオ)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(アルキルチオ)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(アミノ)フェニルグリオキシルアミド、o−(メチルアミノ)フェニルグリオキシルアミド、o−(エチルアミノ)フェニルグリオキシルアミド、o−(ジメチルアミノ)フェニルグリオキシルアミド、o−(ジエチルアミノ)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(アミノ)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(カルボキシル)フェニルグリオキシルアミド、o−(ニトロ)フェニルグリオキシルアミド、o−(ヒドロキシ)フェニルグリオキシルアミド、o−(メルカプト)フェニルグリオキシルアミド、o−(フェニル)フェニルグリオキシルアミド、o−(フェノキシ)フェニルグリオキシルアミド化合物。
o−(クロロ)フェニルグリオキシルアミド(ベンゼン環のオルト位に塩素原子が結合。以下同様である。)、o−(ブロモ)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(ハロ)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(メチル)フェニルグリオキシルアミド、o−(エチル)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(アルキル)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(メトキシ)フェニルグリオキシルアミド、o−(エトキシ)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(アルコキシ)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(メトキシカルボニル)フェニルグリオキシルアミド、o−(エトキシカルボニル)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(カルボン酸エステル)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(メチルチオ)フェニルグリオキシルアミド、o−(エチルチオ)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(アルキルチオ)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(アミノ)フェニルグリオキシルアミド、o−(メチルアミノ)フェニルグリオキシルアミド、o−(エチルアミノ)フェニルグリオキシルアミド、o−(ジメチルアミノ)フェニルグリオキシルアミド、o−(ジエチルアミノ)フェニルグリオキシルアミドなどのo−(アミノ)フェニルグリオキシルアミド化合物;
o−(カルボキシル)フェニルグリオキシルアミド、o−(ニトロ)フェニルグリオキシルアミド、o−(ヒドロキシ)フェニルグリオキシルアミド、o−(メルカプト)フェニルグリオキシルアミド、o−(フェニル)フェニルグリオキシルアミド、o−(フェノキシ)フェニルグリオキシルアミド化合物。
このようなフェニルグリオキシルアミド誘導体(基質化合物)の製造方法は限定されず、たとえば下記の工程により入手することができる。工程中、Rは式(I)中のRと同意義であり、Xは塩素原子等のハロゲン原子を示す。
ハロゲン化ベンゾイル化合物(1a)は、市販品または当該技術分野の当業者であれば通常の技術常識を用いて公知の方法により得ることができる。
化合物(2a)は、たとえば、トルエン、アセトニトリルなどの溶媒中にシアン化第1銅を添加しておき、化合物(1a)を攪拌下に滴下し、加熱還流することにより得ることができる。
さらに、化合物(2a)を濃塩酸に添加し、室温程度で一晩攪拌し、更に、反応液全体を水中に投入して攪拌し、生成する結晶を濾別後、洗浄、乾燥することにより、化合物(3a)(基質化合物)を合成することができる。(たとえば、特開2004−75561号公報を参照。)
<不斉還元>
本発明における前記微生物による基質化合物の不斉還元は、前記一般式(I)で示されるフェニルグリオキシルアミド誘導体またはその塩に、前記A群から選択されるいずれかの属に属する少なくとも1つの微生物の培養物、菌体またはその処理物を作用させ、生成する前記一般式(II)で表される光学活性なマンデルアミド誘導体またはその塩を回収する工程を含む。
本発明における前記微生物による基質化合物の不斉還元は、前記一般式(I)で示されるフェニルグリオキシルアミド誘導体またはその塩に、前記A群から選択されるいずれかの属に属する少なくとも1つの微生物の培養物、菌体またはその処理物を作用させ、生成する前記一般式(II)で表される光学活性なマンデルアミド誘導体またはその塩を回収する工程を含む。
微生物の培養物、菌体またはその処理物と、前記一般式(I)で表される化合物(基質化合物)またはその塩とは、たとえば次のような方法で接触させて、該基質化合物の不斉還元反応を行うことができる。
(1)培地に最初から基質化合物を添加しておき、培養する方法
(2)培養液(培養物)をそのまま用い、該培養液に基質化合物を添加する方法
(3)遠心分離などにより菌体を分離し、これをそのまま、あるいは洗浄した後、緩衝液、水などに再懸濁したものに、基質化合物を添加する方法
微生物の培養は、前記微生物を酵素が誘導される適切な前記培養条件において行うことが好ましい。
(1)培地に最初から基質化合物を添加しておき、培養する方法
(2)培養液(培養物)をそのまま用い、該培養液に基質化合物を添加する方法
(3)遠心分離などにより菌体を分離し、これをそのまま、あるいは洗浄した後、緩衝液、水などに再懸濁したものに、基質化合物を添加する方法
微生物の培養は、前記微生物を酵素が誘導される適切な前記培養条件において行うことが好ましい。
不斉還元反応においては前記方法(1)〜(3)のいずれをも採用できる。このうち、前記微生物の培養時に、培地中に基質化合物を添加しておく(方法(1))と、この化合物を代謝するための酵素の誘導が期待できる。また、前記微生物の培養と前記不斉還元反応とは、別に行った方(方法(2)または(3))が良好な結果を期待できる。
方法(1)を採用する場合、前記培養条件と同じpH、温度範囲で、1日から7日間、培養と並行して不斉還元反応を行うことができる。
方法(2)または(3)を採用する場合、不斉還元の反応条件としては、たとえば以下の条件を示すことができる。
pHは、好ましくは4.0〜9.0、さらに好ましくは6.0〜8.0である。
温度は、好ましくは15〜50℃、さらに好ましくは25〜40℃である。
反応時間は、4時間〜7日間接触させる。
pHは、好ましくは4.0〜9.0、さらに好ましくは6.0〜8.0である。
温度は、好ましくは15〜50℃、さらに好ましくは25〜40℃である。
反応時間は、4時間〜7日間接触させる。
不斉還元反応においては、還元エネルギー源として、糖類、アルコール類、あるいは糖アルコール類などの存在下で反応を行うことにより、さらに反応が効率的となり、より生成物の蓄積が期待できる。
糖類としては、グルコース、フルクトース、シュクロース等を用いることができる。アルコール類としては、エタノール、イソプロパノール、グリセロール等が利用できる。またソルビトールなどを糖アルコール類として示すことができる。このような、還元エネルギーのために添加する化合物は、反応基質であるフェニルグリオキシルアミド誘導体量に応じて添加することができる。
還元エネルギー源の消費に伴って、反応液のpHに変化が見られる場合には、適当な酸、アルカリを用いてpHを一定範囲に調節することで、さらに良好な反応性を維持して、反応を行なうことも可能である。
本発明において生菌体を使用した場合、反応液中に界面活性剤を添加しておけば反応時間の短縮を図ることができ好ましい。
この目的に用いられる界面活性剤としては、生菌体の細胞壁の透過性をあげるものであれば特に制限はなく、臭化セチルピリミジウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、トリトンX-100、パライソオクチルフェニルエーテル、トゥイーン80、スパン60等が挙げられる。
界面活性剤を添加する場合、反応液に対して、0.0001〜1質量%程度使用することが好ましい。
この目的に用いられる界面活性剤としては、生菌体の細胞壁の透過性をあげるものであれば特に制限はなく、臭化セチルピリミジウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、トリトンX-100、パライソオクチルフェニルエーテル、トゥイーン80、スパン60等が挙げられる。
界面活性剤を添加する場合、反応液に対して、0.0001〜1質量%程度使用することが好ましい。
また、反応液中に有機溶媒を添加することによっても、同様の効果を得ることができる。この目的に用いられる有機溶媒としては、生菌体の細胞壁の透過性をあげるものであれば特に制限はなく、トルエン、キシレンなどの有機溶媒があげられ、反応液に対して、0.0001〜1質量%程度使用することが好ましい。
また、反応液に添加せずとも、菌体を集菌後、界面活性剤および/または有機溶媒を含む水もしくはバッファーで前処理することにより、細胞壁の透過性を上げた菌体を用いてもよい。
また、反応液に添加せずとも、菌体を集菌後、界面活性剤および/または有機溶媒を含む水もしくはバッファーで前処理することにより、細胞壁の透過性を上げた菌体を用いてもよい。
本発明における基質化合物である式(I)で表されるフェニルグリオキシルアミド誘導体は、目的とする生成物を効率的に生成できるように、適切な濃度で用いることが好ましい。
フェニルグリオキシルアミド誘導体は、水系溶媒における溶解性が低いことから、高濃度で添加しても水中の濃度は低く、結果として反応を阻害しない場合が多い。
フェニルグリオキシルアミド誘導体は、水系溶媒における溶解性が低いことから、高濃度で添加しても水中の濃度は低く、結果として反応を阻害しない場合が多い。
フェニルグリオキシルアミド誘導体の反応液中における濃度として、たとえば0.1から50%w/v、好ましくは1から20%w/vを示すことができる。フェニルグリオキシルアミド誘導体は、一括(バッチ法)、分割添加(フェドバッチ法)あるいは連続添加(フィード法)等の任意の方法で添加することができる。
本発明の不斉還元反応においては、好気的条件下では通常副生成物が多くなることもある。この場合には、嫌気的、あるいは酸素の制限条件下で反応を行うことにより、高い収率を期待できる。具体的には、たとえば窒素を液中もしくは気相中に通じて反応させることにより、収率の向上を期待できる。
本発明の反応により、式(I)のフェニルグリオキシルアミド誘導体またはその塩は不斉還元され、式(ii)の光学活性なマンデルアミド誘導体またはその塩を得ることができる。生成した光学活性マンデルアミド誘導体は、常法に従って容易に単離、回収することができる。たとえば、反応液から遠心分離によって、菌体などの不溶性物質を除去した後または除去しないまま、酢酸エチル、メチルイソブチルケトン、ジエチルエーテルなどで抽出後、これを減圧濃縮することにより、光学活性マンデルアミド誘導体を結晶として、採取することができる。
また、反応液において、生成したマンデルアミド誘導体が溶解していない場合には、水溶性溶媒、たとえばアセトニトリル、メタノール、ジメチルフルフォキシドなどを加えて完溶させた後、遠心分離によって、菌体成分などを除去した後、減圧濃縮により、添加した溶媒を留去すれば、光学活性マンデルアミド誘導体を結晶として、採取することができる。
さらに反応生成物の純度を上げるには、反応生成物を少量のアセトンに溶解し、ヘキサン−アセトン混合溶剤で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーを行なうことで高度に精製することができる。また、ベンゼン、トルエンあるいはヘキサン、酢酸エチル混合溶媒中に加熱溶解後冷却し、再結晶することで容易に他の不純物と分離することができる。
このような不斉還元により、通常50%ee以上、好ましくは80%ee以上、より好ましくは90%ee以上、更に好ましくは95%ee以上、さらにより好ましくは98%ee以上、特に好ましくは99%ee以上の光学純度(enantiomeric excess; ee)で光学活性なマンデルアミド誘導体を生成できる。
光学純度の測定は、たとえば、化合物(I)を含む培地中で被験微生物を培養し、その培養物中に蓄積される光学活性マンデルアミド誘導体の光学純度を測定する。
あるいは、たとえば、予め培地中で増殖させた被験微生物を集菌し、適当な緩衝液中に懸濁させる。更に式(I)であらわされるフェニルグリオキシルアミド誘導体と接触、反応させて、この緩衝液中に蓄積される光学活性マンデルアミド誘導体の光学純度を測定する。
光学活性マンデルアミド誘導体の光学純度は、たとえば光学分割カラムなどを用いて確認することができる。本発明の「光学異性体」は、一般的に「光学活性体」および「鏡像異性体」と呼ばれる場合もある。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、表中菌株の株名の示す保存機関は以下のとおりである。
IFO: 財団法人発酵研究所
DSM: Deutsche Sammlung von Mikroorganismen
ATCC: American Type Culture Collection
JCM: 理化学研究所微生物系統保存施設
TUA: 筑波大学
IFO: 財団法人発酵研究所
DSM: Deutsche Sammlung von Mikroorganismen
ATCC: American Type Culture Collection
JCM: 理化学研究所微生物系統保存施設
TUA: 筑波大学
[実施例1](酵母のスクリーニング)
酵母エキス 3g/L、麦芽エキス 3g/L、グルコース 20g/L、ポリペプトン 5g/Lからなる液体培地(pH 6.0)を、18mmφ試験管に4mLずつ分注し、オートクレーブ中121℃、15分間加熱滅菌した。ここに、下表1に示す菌株を一白金耳接種し、30℃、48時間振とう培養した。
酵母エキス 3g/L、麦芽エキス 3g/L、グルコース 20g/L、ポリペプトン 5g/Lからなる液体培地(pH 6.0)を、18mmφ試験管に4mLずつ分注し、オートクレーブ中121℃、15分間加熱滅菌した。ここに、下表1に示す菌株を一白金耳接種し、30℃、48時間振とう培養した。
得られた培養液 2mLより遠心分離によって集めたそれぞれの菌体に、10mgグルコースを含む 100mMリン酸バッファー(pH 7.0) 0.8mLを加え懸濁し、ジメチルスルフォキシドに溶解したオルトクロロフェニルグリオキシルアミドを加え、30℃、48時間振とう反応した。
反応液に 0.8mLのアセトニトリルを添加し、オルトクロロフェニルグリオキシルアミド(特開2004−75561号公報の実施例1の方法により合成)および生成したオルトクロロマンデルアミドを溶解後、遠心分離によって除菌し、得られた上清中に含まれるオルトクロロマンデルアミドを、C18逆相カラムを用いた液体クロマトグラフィーにより定量した。カラム温度を40℃とした、和光純薬株式会社製 C18逆相カラム(Wakosil II 5C18 HG 4.6mm x 250mm)を用い、50mMリン酸バッファー(pH 2.5):アセトニトリル = 3:1 の溶離液を流速 1mL/min で通じ、254nmにおけるUV吸収を検出することで測定した。
また、上清液から塩酸酸性下オルトクロロマンデルアミドを酢酸エチルで抽出し、脱溶媒した後、光学分割カラムを用いた液体クロマトグラフィーによりその光学純度を測定した。光学分割カラムは、ダイセル化学工業株式会社製キラルパック AS-H(CHIRALCEL AS-H 4.6mm x 150mm)を用い、n-ヘキサン:エタノール = 9:1 の溶離液を流速1mL/minで通じ、254nmにおけるUV吸収を検出することで測定を行った。
分析結果を表1に示す。その結果、光学活性な(R)-オルトクロロマンデルアミドが生成していることが確認できた。
[実施例2](乳酸菌のスクリーニング)
MRS培地(Lactobacilli MRS broth、Difco Laboratories製)を、18mmφ試験管に4mLずつ分注し、オートクレーブ中121℃、15分間加熱滅菌した。ここに、下表2に示す菌株を一白金耳接種し、30℃、48時間振とう培養した。
さらに実施例1と同様にして反応を実施し、実施例1と同様にして定量および光学純度の測定を行なった。
分析結果を表2に示す。その結果、光学活性な(R)-オルトクロロマンデルアミドが生成していることが確認できた。
MRS培地(Lactobacilli MRS broth、Difco Laboratories製)を、18mmφ試験管に4mLずつ分注し、オートクレーブ中121℃、15分間加熱滅菌した。ここに、下表2に示す菌株を一白金耳接種し、30℃、48時間振とう培養した。
さらに実施例1と同様にして反応を実施し、実施例1と同様にして定量および光学純度の測定を行なった。
分析結果を表2に示す。その結果、光学活性な(R)-オルトクロロマンデルアミドが生成していることが確認できた。
本発明により、光学活性なマンデルアミド誘導体を微生物を用いた不斉還元反応によって、効率的に製造することができる。本発明の方法は、高い収率を期待できるので、工業的にも有利である。本発明によって製造される光学活性なマンデルアミド誘導体は、光学活性な医薬や農薬の合成原料として有用である。
Claims (5)
- 下記一般式(I)で示されるフェニルグリオキシルアミド誘導体またはその塩に、下記A群から選択されるいずれかの属に属する少なくとも1つの微生物の培養物、菌体またはその処理物を作用させ、生成する下記一般式(II)で表される光学活性なマンデルアミド誘導体またはその塩を回収する工程を含む、光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法;
A群:
キャンディダ(Candida)属、
クリプトコッカス(Cryptococcus)属、
ゲオトリカム(Geotrichum)属、
ハンゼヌラ(Hansenula)属、
コンドア(Kondoa)属、
マラセジア(Malassezia)属、
ナカザワエア(Nakazawaea)属、
オオスポリディウム(Oosporidium)属、
ピキア(Pichia)属、
シュードジマ(Pseudozyma)属、
ロドスポリディウム(Rhodosporidium)属、
ロドトルラ(Rhodotorula)属、
サッカロミコプシス(Saccharomycopsis)属、
シゾサッカロマイセス(Shizosaccharomyces)属、
スポロパキデルミア(Sporopachydermia)属、
トリゴノプシス(Trigonopsis)属、
ヤマダジマ(Yamadazyma)属、
チゴサッカロマイセス(Zygosaccharomyces)属、および
エンテロコッカス(Enterococcus)属。 - 前記光学活性なマンデルアミド誘導体がR体であることを特徴とする請求項1に記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法;
- 前記微生物が、下記の群から選択されるいずれかの微生物である、請求項1または2に記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法;
キャンディダ・ボイジニー(Candida boidinii)、
キャンディダ・カリオシリグニコーラ(Candida cariosilignicola)、
キャンディダ・インターメディア(Candida intermedia)、
キャンディダ・メタノソルボーサ(Candida methanosorbosa)、
キャンディダ・モギー(Candida mogii)、
キャンディダ・オオイテンシス(Candida ooitensis)、
キャンディダ・ピントロペシー(Candida pintolopesii)、
キャンディダ・シャタビー(Candida schatavii)、
キャンディダ・シルバノラム(Candida silvanorum)、
クリプトコッカス・フミコラス(Cryptococcus humicolus)、
ゲオトリカム・ファーメンタンス(Geotrichum fermentans)、
ゲオトリカム・クレバーニー(Geotrichum klebahnii)、
ハンゼヌラ・グルコジマ(Hansenula glucozyma)、
コンドア・マルビネラ(Kondoa malvinella)、
マラセジア・フルフル(Malassezia furfur)、
ナカザワエア・ホルスティー(Nakazawaea holstii)、
オオスポリディウム・マルガリティフェラム(Oosporidium margaritiferum)、
ピキア・アンガスタ(Pichia angusta)、
ピキア・カルソニー(Pichia carsonii)、
ピキア・ファビアニー(Pichia fabianii)、
ピキア・フィンランディカ(Pichia finlandica)、
ピキア・サブペリクローサ(Pichia subpelliculosa)、
シュードジマ・フシフォルマータ(Pseudozyma fusiformata)、
ロドスポリディウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diovobatum)、
ロドトルラ・グルティニス・バリアブル・グルティニス(Rhodotorula glutinis var. glutinis)、
サッカロミコプシス・カプスラリス(Saccharomycopsis capsularis)、
サッカロミコプシス・シンナエデンドラ(Saccharomycopsis synnaedendra)、
シゾサッカロマイセス・ポンベ(Schizosaccharomyces pombe)、
スポロパキデルミア・シレアナ(Sporopachydermia cireana)、
トリゴノプシス・バリアビリス(Trigonopsis variabilis)、
ヤマダジマ・ファリノーサ(Yamadazyma farinosa)、
チゴサッカロマイセス・バイリー(Zygosaccharomyces bailii)、および
エンテロコッカス・スピーシーズ(Enterococcus sp.)。 - 前記Rが、オルト位に1つ存在することを特徴とする請求項1に記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法。
- 前記Rが、ハロゲン原子、水酸基またはアミノ基であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学活性マンデルアミド誘導体の製造方法。
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