JP2005286169A - 変圧器の巻鉄心の製造方法及びその製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 巻鉄心素体の外周に嵌合する整形保持枠を用いなくても済む製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】 珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して楕円状に変形させた巻鉄心素体2の対応する二辺部のそれぞれを、外側及び内側整形治具4,4,5,5を含む狭持用整形治具7,7により狭持し、これら狭持用整形治具7,7の一方を介して吊持装置8により吊持して、焼鈍する製造方法により、良好な寸法形状を有した変圧器の巻鉄心1を製造することができる。また、巻鉄心1と寸法の異なった巻鉄心を製造する場合は、巻鉄心の寸法に合わせて内側整形治具を用意し、外側整形治具4,4を共通に使用することで、寸法の異なった巻鉄心を整形することができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して楕円状に変形させた巻鉄心素体2の対応する二辺部のそれぞれを、外側及び内側整形治具4,4,5,5を含む狭持用整形治具7,7により狭持し、これら狭持用整形治具7,7の一方を介して吊持装置8により吊持して、焼鈍する製造方法により、良好な寸法形状を有した変圧器の巻鉄心1を製造することができる。また、巻鉄心1と寸法の異なった巻鉄心を製造する場合は、巻鉄心の寸法に合わせて内側整形治具を用意し、外側整形治具4,4を共通に使用することで、寸法の異なった巻鉄心を整形することができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、珪素鋼板薄帯を巻回して構成される変圧器の巻鉄心の製造方法及びその製造装置に関する。
図12は、従来の変圧器の巻鉄心の整形状態を示す。巻鉄心の製造に際しては、図12に示すように、珪素鋼板帯を一巻回毎に切断して円形状に巻回した巻鉄心素体101をプレス成形機等(図示せず)で楕円形状に押圧変形させ、その孔102内に八角形状の整形用芯金103を嵌合わせる。そして、巻鉄心素体101の上下左右をプレス成形機等で押圧することで矩形状に整形し、この矩形状態を維持するために整形保持枠104を巻鉄心素体101の外周に嵌合わせる。このようにして、巻鉄心素体101が整形される。さらに、この状態の巻鉄心素体101を焼鈍炉等により焼鈍することにより、整形保持枠104を除いても矩形形状が維持された巻鉄心を得ることができる(例えば特許文献1参照)。
特開平8−97063号公報
しかしながら従来によれば、整形保持枠104は、矩形状に整形された巻鉄心素体101の外周に嵌合させるので、大形になるものであるが、寸法の異なる(容量の異なる)巻鉄心を製造する場合、それぞれの寸法に合わせた整形保持枠をそれぞれ用意する必要があり、大形の整形保持枠の数が多くなるといった問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、巻鉄心素体の外周に嵌合させる整形保持枠を用いる必要がない変圧器の巻鉄心の製造方法及び製造装置を提供するにある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、巻鉄心素体の外周に嵌合させる整形保持枠を用いる必要がない変圧器の巻鉄心の製造方法及び製造装置を提供するにある。
請求項1記載の発明は、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、所定の直線寸法となるように狭持用整形治具で狭持し、これら狭持用整形治具の一方を介して前記巻鉄心素体を吊持し、この状態で当該巻鉄心素体を焼鈍するようにしたことを特徴する。
請求項2記載の発明は、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部の内の一方の辺部を、所定の直線寸法になるように狭持用整形治具で狭持し、載置基準面から前記一方の辺部の上面までが所定の高さ寸法になるように狭持用整形治具を介して前記巻鉄心素体を吊持すると共に、前記巻鉄心素体の前記一方の辺部と対応する他方の辺部の上面に反止め用整形治具を設置し、この状態で当該巻鉄心素体を焼鈍するようにしたことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、所定の直線寸法となるように狭持用整形治具で狭持し、狭持しない方の対応する二辺部間に、これらの二辺部の所定の直線寸法を確保するための窓用整形治具を配置し、この状態で前記狭持用整形治具に互いに離反する方向の引張力を加えて前記巻鉄心素体を整形し、しかる後、当該巻鉄心素体を焼鈍するようにしたことを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、所定の直線寸法となるように狭持用整形治具で狭持し、狭持しない方の対応する二辺部間に、これらの二辺部の所定の直線寸法を確保するための窓用整形治具を配置し、この状態で前記狭持しない二辺部の一方の辺部を設置面に設置し、この設置辺部の両側部に、コーナ用整形治具を設置し、前記狭持しない二辺部の他方の辺部の上面に反止め用整形治具を設置し、この状態で当該巻鉄心素体を焼鈍するようにしたことを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成されかつ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、内側整形治具と外側整形治具とで挟持することで所定の直線寸法を確保する狭持用整形治具と、これらの狭持用整形治具の一方を介して巻鉄心素体を吊持する吊持手段と、この吊持手段により吊持された状態で前記巻鉄心素体の焼鈍を行なう焼鈍手段とを含んで構成されたことを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成されかつ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部の内の一方の辺部を、内側整形治具と外側整形治具とで挟持することで所定の直線寸法を確保する狭持用整形治具と、載置基準面から前記一方の辺部の上面までが所定の高さ寸法になるように、前記狭持用整形治具を介して巻鉄心素体を吊持する吊持手段と、この吊持手段により吊持された巻鉄心素体の前記一方の辺部と対応する他方の辺部の上面に設置された反止め用整形治具と、前記吊持手段により吊持された状態で前記巻鉄心素体の焼鈍を行う焼鈍手段とを含んで構成されたことを特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成されかつ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、内側整形治具と外側整形治具とで挟持することで所定の直線寸法を確保する狭持用整形治具と、前記巻鉄心素体の狭持しない方の対応する二辺部間に配置され、これらの二辺部の所定の直線寸法を確保するための窓用整形治具と、前記狭持用整形治具に互いに離反する方向の引張力を加えて巻鉄心素体を整形する引張整形手段と、当該巻鉄心素体を焼鈍する焼鈍手段とを含んで構成されたことを特徴とする。
請求項10記載の発明によれば、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成されかつ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、内側整形治具と外側整形治具とで挟持することで所定の直線寸法を確保する狭持用整形治具と、前記巻鉄心素体の狭持しない方の対応する二辺部間に設置され、これらの二辺部の所定の直線寸法を確保するための窓用整形治具と、前記巻鉄心素体の狭持しない二辺部の一方の辺部が設置面に設置された状態で、その設置辺部の両側部に配置されるコーナ用整形治具と、前記狭持しない二辺部の他方の辺部の上面に配置され反止め用整形治具と、当該巻鉄心素体を焼鈍する焼鈍手段とを含んで構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、巻鉄心素体の対応する二辺部を狭持用整形治具により狭持して吊持し、さらに、その状態で焼鈍するだけの構成により変圧器の巻鉄心を製造することができる。従って、従来のような整形保持枠を用いる必要はない。(請求項1,5)
本発明によれば、巻鉄心素体の一辺を狭持用整形治具により狭持して吊持し、巻鉄心素体の一辺の上面に反止め用整形治具を使用して、さらに、その状態で焼鈍するだけの構成により変圧器の巻鉄心を製造することができる。従って、請求項1,5の発明と同様の効果が得られ、特に、巻鉄心の高さ寸法を所定にすることができる。(請求項2,6)
本発明によれば、略楕円形状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部それぞれを、狭持用整形治具で狭持すると共に、狭持しない二辺部間に窓用整形治具を配置し、前記狭持しない二辺部の内の一方の上面に反止め用整形治具を配置し、前記狭持しない二辺部の内の他方の辺部の両側部にコーナ用整形治具を設置し、その状態で焼鈍することにより、変圧器の巻鉄心を製造することができる。従って、請求項1,5の発明と同様の効果を得ることができる。(請求項4,10)
(第1の実施の形態)
以下本発明の第1の実施の形態について、図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1において、巻鉄心1は、長辺部を示す脚部1a、短辺部を示す継鉄部1b及びこれらの間を連結する傾斜状のコーナ部1cを含んで略矩形状に形成され、具体的には、八角形(多角形)に形成され、その内周の空間は、窓部1dを形成する。
例えば、単相変圧器としては、巻鉄心1の一方の脚部1aに一次巻線が巻装され、他方の脚部1aに二次巻線が巻装されて、変圧器本体が構成される。
以下本発明の第1の実施の形態について、図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1において、巻鉄心1は、長辺部を示す脚部1a、短辺部を示す継鉄部1b及びこれらの間を連結する傾斜状のコーナ部1cを含んで略矩形状に形成され、具体的には、八角形(多角形)に形成され、その内周の空間は、窓部1dを形成する。
例えば、単相変圧器としては、巻鉄心1の一方の脚部1aに一次巻線が巻装され、他方の脚部1aに二次巻線が巻装されて、変圧器本体が構成される。
次に、巻鉄心1の製造装置による製造方法を、図2ないし4を参照しながら説明する。
図2において、巻鉄心素体2は、珪素鋼板薄帯を、一巻回毎に一個所切断を行なうワンターンカット方式にて、所定寸法の円形状になると共に所定の厚さである断面積を有すように所定回数巻回したものを固定バンド3により固定して構成されている。
図2において、巻鉄心素体2は、珪素鋼板薄帯を、一巻回毎に一個所切断を行なうワンターンカット方式にて、所定寸法の円形状になると共に所定の厚さである断面積を有すように所定回数巻回したものを固定バンド3により固定して構成されている。
図3は、整形後の巻鉄心1を示している。まず、この図3のように整形するために、図2に示した巻鉄心素体2の対応する二個所をプレス機等で押圧することで、巻鉄心素体2を略楕円形状に変形させる。その状態で、略楕円状に形成された巻鉄心素体2の対応する二辺部(整形後の継鉄部1b,1bに相当)のそれぞれの外側に矩形板状の外側整形治具4,4を配置すると共に、それぞれの内側に内側整形治具5,5を配置し、対応する外側整形治具4,4と内側整形治具5,5とを各二本のボルト6等で連結することで(外側及び内側整形治具4及び5ならびにボルト6等が狭持用整形治具7を構成)、巻鉄心素体2の対応する二辺部が狭持される。この内側整形治具5は、図4に示すように、整形後の継鉄部1bの直線寸法を有する継鉄部整形面5aと整形後のコーナ部1cを整形するためのコーナ整形面(コーナ整形部分)5b,5bとを含んで構成されている。尚、巻鉄心素体2の対応する二辺部の内の一方の辺部は、珪素鋼板薄体を巻回するときに切断した部分(継目部)が集合している辺部であり、その辺部を外側及び内側整形治具4及び5で狭持することで同時にバラけるのを防止しているのである。
そして、耐熱性のある材料で形成された吊時装置(吊持手段に相当)8により、一方の外側整形治具4を介して、巻鉄心素体2全体が吊持された状態で、図示しない焼鈍炉(焼鈍手段に相当)にて焼鈍を行なう。この焼鈍は、巻鉄心素体2の整形過程において内部に発生した歪みを取り除くために行なわれ、焼鈍中の巻鉄心素体2は、約800℃まで加温されるため、鉄心材料である珪素鋼板の剛性が低下する。すると、図3に示すように、狭持用整形治具7及び巻鉄心素体2の自重により巻鉄心素体2の狭持しない二辺部が直線状に引っ張られて脚部1a,1aが整形され、外側及び内側整形治具4及び5の押圧力と前記自重とにより、継鉄部1b,1bと4つのコーナ部1cとが整形される。そして、焼鈍後に狭持用整形治具7,7を取り外すことで、所定の寸法形状の巻鉄心1を得ることができる。
以上のようにして、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して且つ楕円状に変形させた巻鉄心素体2の対応する二辺部のそれぞれを、狭持用整形治具7,7により狭持し、その巻鉄心素体2を狭持用整形治具7,7の一方を介して吊持装置8により吊持して焼鈍する製造方法により、良好な寸法形状を有した変圧器の巻鉄心1を製造することができる。また、巻鉄心1と寸法の異なった巻鉄心を製造する場合は、巻鉄心の寸法に合わせて内側整形治具を用意し、外側整形治具4,4を共通に使用することで、寸法の異なった巻鉄心を整形することができる。
このような構成によれば、従来のような巻鉄心素体の外周に嵌合する整形保持枠を用いなくてもよく、また、寸法に合わせた内側整形治具を交換用治具として用意するだけでよく、以って、巻鉄心製造における作業性を向上させることができると共に、整形治具の数が少なくてすむ。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態を示している。この図5においては、第1の実施の形態と、同一の構成については同一の符号を付し、以下異なるところについて説明する。
図5は、本発明の第2の実施の形態を示している。この図5においては、第1の実施の形態と、同一の構成については同一の符号を付し、以下異なるところについて説明する。
第1の実施の形態では、狭持用整形治具7,7の2つを使用する構成としたが、この第2の実施の形態では、巻鉄心素体2の対応する二辺部の内の一方の辺部を狭持用整形治具7により狭持して吊持する。この場合、焼鈍炉の床面には、台座10が設置されており、この台座10の上面(載置基準面に相当)10aから狭持された一方の辺部(整形後の上部の継鉄部1bに相当)の上面までの高さ寸法Hを巻鉄心1の所定の高さの寸法に設定した状態で吊持装置8により外側整形治具4を介して巻鉄心素体2が吊持される。そして、巻鉄心素帯2の対応する二辺部の他方の辺部の上面に、反止め用整形治具9が設置される。この反止め用整形治具9は、内側整形治具5と略同じ形状であり、継鉄部1bとコーナ部1cとを整形するための継鉄部整形面9a及びコーナ整形部分たるコーナ整形面9bを有する。そして、この反止め用整形治具9を設置した状態で(この状態においては、巻鉄心素体2の対応する他方の辺部は、台座10に接していない)、焼鈍を行なう。すると、図5に示すように、巻鉄心素体2の剛性が低下して、反止め用整形治具9及び巻鉄心素体2の自重により巻鉄心素体2が直線状に引っ張られ脚部1a,1aが整形され、反止め用整形治具9の重さと巻鉄心素体2の自重とにより巻鉄心素体2の他方の二辺部の底面が台座10に接するまで変形し、反止め用整形治具9の重さにより、巻鉄心素体2の間に押圧力がかかり、反止め用整形治具9の形に添って継鉄部1bが整形されると共にコーナ部1cが整形される。そして、図1に示すような、所定寸法に整形された巻鉄心1を得ることができる。
以上のようにして、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して且つ楕円状に形成させた巻鉄心素体2の対応する二辺部の一方の辺部を狭持用整形治具7により狭持し、この狭持用治具7を介して、載置基準面としての台座10の上面から前記一方の辺部の上面までが所定の高さ寸法Hとなるように、吊持装置8により吊持すると共に、巻鉄心素体2の前記一方の辺部と対応する他方の辺部の上面に反止め用整形治具9を配置して、焼鈍する製造方法により、良好な寸法形状を有した変圧器の巻鉄心を製造することができる。また、巻鉄心1と寸法の異なった巻鉄心を製造する場合は、巻鉄心の寸法に合わせて内側整形治具と反止め用整形治具を用意し、外側整形治具4を共通に使用することで、寸法の異なった巻鉄心を整形することができる。
このような構成によれば、前記第1の実施の形態と同様の効果が得られる。特に、この第2の実施の形態によれば、台座1の上面から巻鉄心素体2の一方の辺部の上面までの高さ寸法が所定の高さ寸法Hとなるようにして巻鉄心素体2を吊持するようにしたので、焼鈍時に巻鉄心素体2の高さ寸法がHになった(伸長した)時には巻鉄心素体2の下方の辺部は台座10の上面で受けられて、それ以上の伸長は阻止されるようになり、従って、巻鉄心1の高さ寸法を所定の高さ寸法Hに確実に規定することができる。
尚、第2の実施の形態では、台座10を用いてその上面を載置基準面としたが、この台座10を省略して、代わりに焼鈍炉の床面を載置基準面としてもよい。
尚、第2の実施の形態では、台座10を用いてその上面を載置基準面としたが、この台座10を省略して、代わりに焼鈍炉の床面を載置基準面としてもよい。
(第3の実施の形態)
図6及び図7は本発明第3の実施の形態であり、第1の実施の形態を同一部分には同一符号を付して示し、以下異なる部分について説明する。
図6及び図7は本発明第3の実施の形態であり、第1の実施の形態を同一部分には同一符号を付して示し、以下異なる部分について説明する。
内側整形治具5に代わる内側整形治具11は、図6で示すように、凸形状に形成され、継鉄部整形面11aの他に、コーナ整形部分11b,11cを有す。そして、この内側整形治具11は、外側整形治具4及びボルト6等と共に狭持用整形治具12を構成する。図7は内側整形治具11を適用して整形された巻鉄心を示す。この図7に示す巻鉄心1は、コーナ整形部分11b、11cの両角によってコーナ部1cが整形される。
このような構成によれば、内側整形治具11は、凸形状をなしてコーナ整形部分11b、11cを有すことで、巻鉄心1のコーナ部1cを整形することができると共に、上記第1の実施の形態の内側整形治具5のコーナ整形面5bをカットしてコーナ整形部分11b、11cを構成する形態であるので、内側整形治具5に比し軽量化することができる。
(変形例)
内側整形治具は、コーナ整形部分11b、11cに相当する部分を有している構成ならば良いため、図8及び図9に示すような内側整形治具13及び14を用いてもよく、その場合、継鉄部整形面13a,14a及びコーナ整形部分13b,14b並びに13c,14cは、内側整形治具11の継鉄部整形面11a及びコーナ整形部分11b並びに11cに対応する。
また、上記変形例では内側整形治具に適用した例を示しているが、内側整形治具と略同じ形状である反止め用整形治具に適用してもよい。
内側整形治具は、コーナ整形部分11b、11cに相当する部分を有している構成ならば良いため、図8及び図9に示すような内側整形治具13及び14を用いてもよく、その場合、継鉄部整形面13a,14a及びコーナ整形部分13b,14b並びに13c,14cは、内側整形治具11の継鉄部整形面11a及びコーナ整形部分11b並びに11cに対応する。
また、上記変形例では内側整形治具に適用した例を示しているが、内側整形治具と略同じ形状である反止め用整形治具に適用してもよい。
(第4の実施の形態)
図10は、本発明の第4の実施の形態を示しており、上記第1の実施の形態と、同一部分には同一の符号を付して示し、以下異なるところについて説明する。
図10は、本発明の第4の実施の形態を示しており、上記第1の実施の形態と、同一部分には同一の符号を付して示し、以下異なるところについて説明する。
第1の実施の形態で用いた内側整形治具5の代わりに矩形板状の内側整形治具15を用い、狭持用整形治具16を構成し、さらに、巻鉄心素体2における狭持用整形治具16,16により狭持しない方の対応する二辺部(整形後の巻鉄心1の脚部1a,1a間に相当)に、巻鉄心素体2の整形後の脚部1aの必要な所定の直線寸法となるように複数個例えば2個の窓用整形治具17,17を並べて配置する。この窓用整形治具17は、長方形板形状の珪素鋼板を積層して構成され、この積層鋼板には、棒部材17aを挿入するための棒孔17bが設けられている。そのため、窓用整形治具17は、棒孔17bに棒部材17aを挿入することで珪素鋼板を重ねて高さを変化させることができると共に、窓用整形治具17,17間の間隔寸法を変化させることにより、整形後の脚部1aに必要な所定の寸法になるように組み合わせて使用することができる。そして、図示しない引張り機(引張り手段に相当)により、それぞれの外側整形治具4,4を介して対応する二辺が互いに離反する方向に引張力を加えることで、巻鉄心素体2が塑性変形されて整形される。この状態でそれぞれの狭持用整形治具16,16が焼鈍炉の床に接するように配置して、焼鈍を行なう。すると、整形後の脚部1a,1aに相当する二辺部は、狭持用整形治具16,16の自重による摩擦力により動かない為、たるみが発生することはなく整形された形状が維持され、さらに、窓用整形治具17は、焼鈍中に線膨張係数の違いにより熱膨張したとしても、積層鋼板で構成されているため圧延方向に膨張する。そのため、窓用整形治具17は、窓用整形治具17と内側整形治具15との空間を埋める方向に膨張し、整形後の脚部1a,1aに影響を与える方向への膨張は極めて少ない。そして、巻鉄心素体2の内部に生じた歪みを除去することができ、図1に示すような、所定の寸法形状を有した巻鉄心1を製造することができる。
以上のように、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して楕円状に変形させた巻鉄心素体2の対応する二辺部のそれぞれを、外側及び内側整形治具4及び15を含む狭持用整形治具16,16により狭持し、狭持しない方の対応する二辺部間に窓用整形治具17,17をこれら二辺部の所定の直線寸法になるように組み合わせて配置し、引張り機等でそれぞれの外側整形治具4,4を介して対応する二辺が互いに離反する向きに引張力を加えて整形してから、焼鈍を行なうことにより、良好な寸法形状を有した巻鉄心を製造することができる。
このような構成によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
このような構成によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
(第5の実施の形態)
図11は、本発明第5の実施の形態を示しており、第4の実施の形態と同一部分には同一符号を付して示し、以下異なるところについて説明する。
上記第4の実施の形態において、巻鉄心素体2の対応する二辺部のそれぞれを狭持用整形治具16,16により狭持し、狭持しない方の対応する二辺部間に窓用整形治具17,17を設けた状態で引張り機等により引っ張る構成としたが、この実施の形態では、引張り機を用いて引張ることなく、狭持用整形治具16,16と窓用整形治具17,17を設けた状態で、狭持しない二辺部の一方の辺部(整形後の脚部1aの一方に相当)が台座18の上面(設置面に相当)18aに設置された状態で、その一方の辺部(設置辺部に相当)の両側部(巻鉄心1のコーナ部1cを整形する位置に相当)のそれぞれに、三角柱状に形成されて傾斜面19a、19aを有したコーナ用整形治具19,19を配置し、狭持しない二辺部の他方の辺部(整形後の脚部1aの他方に相当)の上面に、焼鈍中の反りを防止するための反止め用整形治具20を配置した状態で、焼鈍を行う。この焼鈍中は、巻鉄心素体2の剛性が低下するため、図11に示すように、狭持用整形治具16,16と巻鉄心素体2との重さにより、巻鉄心素体2がコーナ用整形治具19の傾斜面19aの形に添って整形されて巻鉄心1のコーナ部1cが整形される。さらに、巻鉄心素体2の対応する狭持しない辺部は、窓用整形治具17と反止め用整形治具20との重さにより押圧されて、巻鉄心1としての脚部1aが整形される。
図11は、本発明第5の実施の形態を示しており、第4の実施の形態と同一部分には同一符号を付して示し、以下異なるところについて説明する。
上記第4の実施の形態において、巻鉄心素体2の対応する二辺部のそれぞれを狭持用整形治具16,16により狭持し、狭持しない方の対応する二辺部間に窓用整形治具17,17を設けた状態で引張り機等により引っ張る構成としたが、この実施の形態では、引張り機を用いて引張ることなく、狭持用整形治具16,16と窓用整形治具17,17を設けた状態で、狭持しない二辺部の一方の辺部(整形後の脚部1aの一方に相当)が台座18の上面(設置面に相当)18aに設置された状態で、その一方の辺部(設置辺部に相当)の両側部(巻鉄心1のコーナ部1cを整形する位置に相当)のそれぞれに、三角柱状に形成されて傾斜面19a、19aを有したコーナ用整形治具19,19を配置し、狭持しない二辺部の他方の辺部(整形後の脚部1aの他方に相当)の上面に、焼鈍中の反りを防止するための反止め用整形治具20を配置した状態で、焼鈍を行う。この焼鈍中は、巻鉄心素体2の剛性が低下するため、図11に示すように、狭持用整形治具16,16と巻鉄心素体2との重さにより、巻鉄心素体2がコーナ用整形治具19の傾斜面19aの形に添って整形されて巻鉄心1のコーナ部1cが整形される。さらに、巻鉄心素体2の対応する狭持しない辺部は、窓用整形治具17と反止め用整形治具20との重さにより押圧されて、巻鉄心1としての脚部1aが整形される。
以上のように、珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して楕円状に変形させた略楕円形状に形成された巻鉄心素体2の対応する二辺部それぞれを、外側及び内側整形治具4及び15を含む狭持用整形治具16,16により狭持し、狭持しない方の対応する二辺部間に窓用整形治具17,17をこれら二辺部の所定の直線寸法になるように組み合わせて配置し、この状態で狭持しない二辺部の一方の辺部を設置面である台座18に設置し、この一方の辺部の両側部にコーナ用整形治具19,19を設置し、狭持しない二辺部の他方の辺部の上面に反止め用整形治具20を設置した状態で、焼鈍することにより、良好な寸法形状を有した巻鉄心1を製造することができる。
このような構成によっても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
このような構成によっても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(その他の実施の形態)
上記実施の形態において、内側整形部材5,11,13,14を用いる構成としたが、巻鉄心のコーナを整形できる形状のコーナ整形部分を有したものならどんなものでも良い。また、コーナ部1cは、斜面で構成されているが、曲線で構成してもよく、その場合は、コーナ整形部分は、曲面で形成されるようにする。
上記実施の形態において、内側整形部材5,11,13,14を用いる構成としたが、巻鉄心のコーナを整形できる形状のコーナ整形部分を有したものならどんなものでも良い。また、コーナ部1cは、斜面で構成されているが、曲線で構成してもよく、その場合は、コーナ整形部分は、曲面で形成されるようにする。
第4及び第5の実施の形態では、珪素鋼板を積層してその棒孔17bに棒部材17aを挿入することにより窓用整形治具17を構成したが、例えば、最小単位の窓寸法に応じて珪素鋼板を積層固定して基準ブロックを構成し、窓寸法に合わせて、この基準ブロックに調節用の珪素鋼板を積み重ねて調節するようにした窓用整形治具を用いてもよい。
また、上記実施の形態において、窓用整形治具17は、珪素鋼板を積層して構成され、脚部1aの寸法に合わせて、二つに分割して並べて配置する構成としたが、三つ以上の窓用整形治具により脚部1aの寸法に合わせて配置してもよく、また、分割することなく一つの窓用整形治具により整形しても良い。
上記第5の実施の形態において、係斜面19aを有した三角柱形状コーナ用整形治具19を使用して巻鉄心1のコーナ部1cを整形する構成としたが、傾斜面19aの代わりに円弧状に形成されたコーナ用整形治具を使用して、円弧状のコーナ部を有した巻鉄心を整形することができる。
図面中、1は巻鉄心、2は巻鉄心素体、4は外側整形治具、5,11,13,14,15は内側整形治具、7,12,16は狭持用整形治具、8は吊持装置(吊持手段)、9,20は反止め用整形治具、10,18は台座、10aは上面(載置基準面)、18aは上面(設置面)、11b,11c,13b,13c,14b,14cはコーナ整形部分、17は窓用整形治具、19はコーナ用整形治具を示す。
Claims (10)
- 珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、所定の直線寸法となるように狭持用整形治具で狭持し、これら狭持用整形治具の一方を介して前記巻鉄心素体を吊持し、この状態で当該巻鉄心素体を焼鈍するようにしたことを特徴とする変圧器の巻鉄心の製造方法。
- 珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部の内の一方の辺部を、所定の直線寸法になるように前記狭持用整形治具で狭持し、載置基準面から前記一方の辺部の上面までが所定の高さ寸法になるように狭持用整形治具を介して前記巻鉄心素体を吊持すると共に、前記巻鉄心素体の前記一方の辺部と対応する他方の辺部の上面に反止め用整形治具を設置し、この状態で当該巻鉄心素体を焼鈍するようにしたことを特徴とする変圧器の巻鉄心の製造方法。
- 珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、所定の直線寸法となるように狭持用整形治具で狭持し、狭持しない方の対応する二辺部間に、これらの二辺部の所定の直線寸法を確保するための窓用整形治具を配置し、この状態で前記狭持用整形治具に互いに離反する方向の引張力を加えて前記巻鉄心素体を整形し、しかる後、当該巻鉄心素体を焼鈍するようにしたことを特徴とする変圧器の巻鉄心の製造方法。
- 珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、所定の直線寸法となるように狭持用整形治具で狭持し、狭持しない方の対応する二辺部間に、これらの二辺部の所定の直線寸法を確保するための窓用整形治具を配置し、この状態で狭持しない二辺部の一方の辺部を設置面に設置し、この設置辺部の両側部に、コーナ用整形治具を設置し、前記狭持しない二辺部の他方の辺部の上面に反止め用整形治具を設置し、この状態で当該巻鉄心素体を焼鈍するようにしたことを特徴とする変圧器の巻鉄心の製造方法。
- 珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、内側整形治具と外側整形治具とで挟持することで所定の直線寸法を確保する狭持用整形治具と、
これらの狭持用整形治具の一方を介して巻鉄心素体を吊持する吊持手段と、
この吊持手段により吊持された状態で前記巻鉄心素体の焼鈍を行なう焼鈍手段とを含んで構成されたことを特徴とする変圧器の巻鉄心の製造装置。 - 珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部の内の一方の辺部を、内側整形治具と外側整形治具とで挟持することで所定の直線寸法を確保する狭持用整形治具と、
載置基準面から前記一方の辺部の上面までが所定の高さ寸法になるように、前記狭持用整形治具を介して巻鉄心素体を吊持する吊持手段と、
この吊持手段により吊持された巻鉄心素体の前記一方の辺部と対応する他方の辺部の上面に設置された反止め用整形治具と、
前記吊持手段により吊持された状態で前記巻鉄心素体の焼鈍を行う焼鈍手段とを含んで構成されたことを特徴とする変圧器の巻鉄心の製造装置。 - 前記内側整形治具は、コーナ部を整形するコーナ整形部分を具備したことを特徴する請求項5記載の変圧器の巻鉄心の製造装置。
- 前記内側整形治具及び反止め用整形治具は、コーナ部を整形するコーナ整形部分を具備したことを特徴する請求項6記載の変圧器の巻鉄心の製造装置。
- 珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、内側整形治具と外側整形治具とで挟持することで所定の直線寸法を確保する狭持用整形治具と、
前記巻鉄心素体の狭持しない方の対応する二辺部間に配置され、これらの二辺部の所定の直線寸法を確保するための窓用整形治具と、
前記狭持用整形治具に互いに離反する方向の引張力を加えて巻鉄心素体を整形する引張整形手段と、
当該巻鉄心素体を焼鈍する焼鈍手段とを含んで構成されたことを特徴とする変圧器の巻鉄心の製造装置。 - 珪素鋼板薄帯を所定回数巻回して構成され且つ略楕円状に形成された巻鉄心素体の対応する二辺部のそれぞれを、内側整形治具と外側整形治具とで挟持することで所定の直線寸法を確保する狭持用整形治具と、
前記巻鉄心素体の狭持しない方の対応する二辺部間に設置され、これらの二辺部の所定の直線寸法を確保するための窓用整形治具と、
前記巻鉄心素体の狭持しない二辺部の一方の辺部が設置面に設置された状態で、その設置辺部の両側部に配置されるコーナ用整形治具と、
前記狭持しない二辺部の他方の辺部の上面に配置され反止め用整形治具と、
当該巻鉄心素体を焼鈍する焼鈍手段とを含んで構成されたことを特徴とする変圧器の巻鉄心の製造装置。
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