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JP2005285401A - 発光素子 - Google Patents

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JP2005285401A
JP2005285401A JP2004094327A JP2004094327A JP2005285401A JP 2005285401 A JP2005285401 A JP 2005285401A JP 2004094327 A JP2004094327 A JP 2004094327A JP 2004094327 A JP2004094327 A JP 2004094327A JP 2005285401 A JP2005285401 A JP 2005285401A
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JP2004094327A
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Yuji Hishida
有二 菱田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 複数の発光ユニットをタンデムに配置した発光素子において、低電圧で駆動することができ、電力効率が高い発光素子を得る。
【解決手段】 陽極2と陰極18の間に複数の発光ユニット5及び11をタンデムに配置した発光素子であって、陰極18側に配置されるp型半導体層7と、陽極2側に配置されるn型半導体層6とからなる無機半導体pn接合を有する電荷反転層8が、発光ユニット5及び11の間に設けられていることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、陽極と陰極の間に複数の発光ユニットをタンデムに配置した発光素子に関するものである。
近年、情報機器の多様化に伴い、一般に使用されているCRT(陰極線管)に比べて消費電力が少ない平面表示装置に対するニーズが高まってきている。このような平面表示装置の1つとして、高効率、薄型、軽量、低視野角依存性等の特徴を有するエレクトロルミネッセンス(EL)素子が注目され、このEL素子を用いたディスプレイ等の開発が活発に行われている。このようなEL素子には、無機材料からなる発光層を有する無機EL素子と、有機材料からなる発光層を有する有機EL素子とがある。
これらの発光素子においては、複数の発光ユニットをタンデムに配置した発光素子が求められる場合がある。例えば、青色発光ユニットと、オレンジ色発光ユニットとをタンデムに配置し、白色発光素子とし、白色光源に用いる場合がある。また、発光ユニットをタンデムに配置することにより、発光強度を高め、照明用光源として用いる場合がある。
特許文献1においては、対向する陽極と陰極の間に、複数の発光ユニットを配置した有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)において、発光ユニット間に電気的絶縁層からなる電荷発生層を配置することが提案されている。しかしながら、このような構造の発光素子においては、各発光ユニット間に設けられる電気的絶縁層からなる電荷発生層において電圧降下が生じるため、高い駆動電圧が必要となり、エネルギー資源の有効利用等の観点から好ましくないものであった。
特開2003−272860号公報
本発明の目的は、複数の発光ユニットをタンデムに配置した発光素子において、低電圧で駆動することができ、電力効率が高い新規な構造の発光素子を提供することにある。
本発明は、陽極と陰極の間に複数の発光ユニットをタンデムに配置した発光素子であり、陰極側に配置されるp型半導体層と、陽極側に配置されるn型半導体層とからなる無機半導体pn接合を有する電荷反転層が、発光ユニット間に設けられていることを特徴としている。
本発明においては、発光ユニット間に電荷反転層が設けられており、陽極−陰極間に順方向電圧を印加すると、この電荷反転層に逆バイアスが印加されることになり、ツェナー崩壊(Zener breakdown)が生じ、電子がp型半導体層からn型半導体層を通り発光ユニットに注入され、陽極から注入された正孔と再結合し発光する。また、p型半導体層に残った正孔は、電界に引かれてもう一方の発光ユニットに注入され、陰極からの電子と再結合し発光する。従って、本発明に従い、発光ユニット間に電荷反転層を設けることにより、陽極−陰極間に順方向電圧を印加して各発光ユニットを発光させることができる。
図1は、本発明の発光素子における発光原理を説明するための模式図である。順方向電圧となるように陽極2側に正電位を、陰極18側に負電位を印加すると、2つの発光ユニット5及び11に挟まれた電荷反転層8には、逆バイアスが印加されることになる。pn接合を形成する半導体が十分に高キャリア濃度であれば、ツェナー崩壊が生じ、p型半導体層7の価電子帯にあった電子がpn接合を形成している空乏層をトンネリングし、n型半導体層6の伝導帯に流れ出る。空乏層をトンネリングし、n型半導体層6の伝導帯に流れ出た電子は、発光ユニット5の発光層4に注入され、陽極2から正孔輸送層3に注入された正孔と再結合し、発光する。
一方、価電子がn型半導体層6にトンネリングした後のp型半導体層7の価電子帯には、正孔が残される。この正孔は電界に引かれ発光ユニット11の正孔輸送層9に注入され、陰極18から発光層10に注入された電子と再結合し、発光する。
以上の説明においては、発光ユニットを有機EL素子の発光ユニットとして説明したが、発光ユニットが無機半導体発光ダイオード素子の発光ユニットである場合には、有機ELの正孔輸送層が無機半導体発光ダイオードのp型クラッド層に対応し、発光層がn型クラッド層及び発光層に対応する。
上記電荷反転層中のpn接合に印加される電界Emaxは、次式(1)で表される。
Emax=(2eNAD/εSε0(NA+ND))1/2×(VD+Vb1/2 …(1)
但し、NA:p型層のアクセプタ濃度、ND:n型層のドナー濃度、e:電子の電荷、εS:半導体層の比誘電率、ε0:真空の誘電率、VD:pn接合の拡散電位、Vb:pn接合に印加されている電位である。
Emax>108V/mでは、pn接合において高密度のツェナー崩壊電力が流れる。
pn半導体層の材料として、GaNを例にとると、εSは約8程度であり、VDは約3Vであるから、
A,ND>1.5×1018cm-3 …(2)
であれば、Vb≧0Vにおいて、ツェナー崩壊電流が流れる。これは、アクセプタ及びドナー濃度がある値(GaNの場合1.5×1018cm-3)以上であれば、pn接合からなる電荷反転層における電圧降下がほとんど起こらず、駆動電圧が上昇しないことを示している。
その他の半導体材料について、ZnSの場合はεSが約8程度であり、VDが約3Vであるから、GaNと同じく、NA,ND>1.5×1018cm-3であれば、Vb≧0Vにおいて、ツェナー崩壊電流が流れる。
・ZnSeの場合はεSがおよそ9程度であり、VDがおよそ2.6Vであるので、NA,ND>1.5×1018cm-3
・6H,4H−SiC及びAlPの場合はεSがおよそ10程度であり、VDがおよそ3Vであるので、NA,ND>1.9×1018cm-3
・AlAs、ZnTe及びCdSの場合はεSがおよそ10程度であり、VDがおよそ2.2Vであるので、NA,ND>2.6×1018cm-3
・GaPの場合はεSがおよそ11程度であり、VDがおよそ2.2Vであるので、NA,ND>2.8×1018cm-3
であればVb≧0Vにおいてツェナー崩壊電流が流れ、pn接合の電荷反転層による電圧上昇がほとんど起こらない。
本発明における電荷反転層の比抵抗は、1.0×102Ω・cm未満であることが好ましく、さらに好ましくは、0.1Ω・cm以下である。
本発明における電荷反転層の比抵抗は、上述のように低いものであるので、電荷反転層のうちの少なくとも1つを、他の電荷反転層、陽極、または陰極と、直接または抵抗を介して電気的に接続することができる。このような電気的接続により、各発光ユニットの発光強度を制御することができる。
本発明における発光ユニットは、有機エレクトロルミネッセンス素子の発光ユニットであってももよいし、無機半導体発光ダイオード素子の発光ユニットであってもよい。また、1つの素子に、有機エレクトロルミネッセンス素子の発光ユニットと無機半導体発光ダイオード素子の発光ユニットが共に含まれていてもよい。
本発明によれば、複数の発光ユニットをタンデムに配置した発光素子において、低電圧で駆動することができ、電力効率を高めることができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図2は、本発明に従う発光素子の一実施例を示す断面図である。図2に示すように、ガラス基板1の上には、ITO(インジウム錫酸化物)からなる陽極2が形成されている。陽極2と陰極18の間には、第1の発光ユニット5、第2の発光ユニット11、第3の発光ユニット17が配置されている。第1の発光ユニット5は、正孔輸送層3及び発光層4から構成されており、第2の発光ユニット11は、正孔輸送層9及び発光層10から構成されており、第3の発光ユニット17は、正孔輸送層15及び発光層16から構成されている。正孔輸送層3、9及び15は、NPB(N,N’−ジ(ナフタセン−1−イル)−N,N’−ジフェニルベンジジン)から形成されている。発光層4、10及び16は、Alq(トリス−(8−キノリナト)アルミニウム(III))から形成されている。Alqは、電子輸送性を有する有機材料であり、従って、発光層3,9及び15は、電子輸送層でもある。
第1の発光ユニット5と第2の発光ユニット11の間には、第1の電荷反転層8が設けられている。また、第2の発光ユニット11と第3の発光ユニット17の間には、第2の電荷反転層14が設けられている。第1の電荷反転層8は、陽極2側に配置されるn型半導体層6と、陰極18側に配置されるp型半導体層7から構成されている。第2の電荷反転層14は、陽極2側に配置されるn型半導体層12と、陰極18側に配置されるp型半導体層13から構成されている。
n型半導体層6及び12は、n型硫化亜鉛から形成されている。p型半導体層7及び13は、p型テルル化亜鉛から形成されている。陰極18はAlから形成されている。本実施例において、第1の電荷反転層8及び第2の電荷反転層14の比抵抗は、0.1Ω・cmである。
図2に示す発光素子は、基板1の上に、順次薄膜を堆積して積層することにより形成することができる。ITOからなる陽極2は、例えばスパッタリング法により基板1の上に形成することができる。正孔輸送層3から陰極18までの各層は、例えば、真空蒸着法により形成することができる。NPB及びAlqの原料としては、例えば純度99%の粉末状のものを用いることができる。硫化亜鉛及びテルル化亜鉛の原料としては、純度99.999%の単結晶インゴットを用いて形成することができる。硫化亜鉛には1ppmのAlが添加されている。Alは純度99.99%のワイヤー形状のものを原料として用いることができる。テルル化亜鉛には、1ppmの窒素が添加されている。
陽極2の厚みは1000Åであり、正孔輸送層及び発光層の厚みはそれぞれ500Åである。また、n型半導体層、p型半導体層及び陰極の厚みはそれぞれ2000Åである。
本発明においては、各層を形成する材料及び厚みは、上記実施例のものに限定されるものではない。例えば、発光ユニットに用いる発光材料は、ポリマー発光材料や、燐光材料などを用いてもよい。また、発光ユニットの構造も、上記のような正孔輸送層/発光層・電子輸送層の2層構造に限定されるものではなく、例えば、正孔輸送層/発光層/電子輸送層の3層構造であってもよく、電子注入層、正孔注入層、電子ブロッキング層、及び正孔ブロッキング層などの層がさらに設けられた構造であってもよい。
電荷反転層についても、上記のものに限定されるものではない。例えば、GaN(p型はMgドープ、n型はSiドープ等),ZnO(p型はNドープ、n型はClドープ,Alドープ等),SiC(p型はAlドープ,Bドープ,Gaドープ等、n型はPドープ,Asドープ等),ZnSe(p型はNドープ、n型はClドープ等),CuInO2,CuGaO2,CuAlO2(p型はCaドープ、n型はSnドープ等),AlN,AlP(p型はMgドープ,Znドープ,Cドープ、n型はSiドープ,Sドープ,Seドープ等)等の半導体材料及びAlGaN,MgZnSSe等のこれら半導体材料から構成される混晶からなるホモpn接合、ヘテロpn接合でもよい。
また、発光素子の構造も上記のものに限定されるものではない。本発明において、発光ユニット及び電荷反転層の積層数には制限なく、例えば、発光ユニット10個と、電荷反転層9個が積層された素子や、発光ユニット100個と電荷反転層99個が積層された素子も可能である。
図3は、図2に示した発光素子のエネルギー状態を模式的に示す図である。図3(a)は電極に電圧が印加されていない状態を示しており、図3(b)は電極に順方向の電圧が印加され発光している状態を示している。
図3(b)で示される順方向の電圧印加状態では、以下の過程で各発光ユニットにおいて定常的な発光が生じる。第1の発光ユニット5においては、陽極2から正孔19が注入されるとともに、n型半導体層6から電子20が注入され、発光を生じる。このとき、陽極2から正孔が定常的に供給されると同時に、第1の電荷反転層8においてp型半導体層7の価電子帯にあった電子がツェナー崩壊によりn型半導体層6の伝導電子25を経由して供給され続ける。このため、順方向の電圧印加状態では、第1の発光ユニット5は定常的に発光することができる。
同様に、第3の発光ユニット17においては、陰極18から電子24が注入されるとともに、p型半導体層13から正孔23が注入され、発光を生じる。このとき、陰極18から電子が定常的に供給されると同時に、第2の電荷反転層14においてp型半導体層13に残された正孔28が供給され続けるので、順方向の電圧印加状態で第3の発光ユニット17は定常的に発光することができる。なお、p型半導体層13に残された正孔28は、p型半導体層13の価電子帯にあった電子がツェナー崩壊によりn型半導体層12に注入されたことにより残されたものである。
第2の発光ユニット11においては、この発光ユニットに接するn型半導体層12から電子22が注入されるとともに、p型半導体層7から正孔21が注入され、発光を生じる。このとき、第2の電荷反転層14においてp型半導体層13の価電子帯にあった電子がツェナー崩壊によりn型半導体層12の伝導電子26を経由して第2の発光ユニット11に供給され続けるとともに、第1の電荷反転層8においてn型半導体層7に残された正孔27も第2の発光ユニット11に供給され続けるので、順方向の電圧印加状態で第2の発光ユニット11は定常的に発光する。
本実施例においては、発光ユニットを3組積層しているが、さらに多くの発光ユニットが積層された発光素子においても、順方向の電圧印加状態において、上記と同じ過程で各発光ユニットに定常的な発光が生じる。
特許文献1に開示されている発光素子は、複数の有機EL発光ユニットを電気的絶縁層からなる電荷発生層を介して直列に接続している。この発光素子に電流を流し、動作させるには、各発光ユニットをつなぐ電気的絶縁層からなる電荷発生層で電圧降下が発生するため、各有機EL発光ユニットで発光に必要な電圧以外に、電荷発生層で発生する電圧降下を補わなければならない。このため、高い動作電圧が必要となる。これに対し、本発明において、各発光ユニットを接続する電荷反転層は、低抵抗の無機半導体から構成されており、pn接合において、ゼロバイアスからツェナー崩壊により電流が流れる。このため、電荷反転層においては、実質的にほとんど電圧降下が生じない。本発明によれば、低い電圧で駆動することができるので、省エネルギーに貢献することができ、エネルギー資源の有効利用と地球温暖化をもたらすCO2排出削減に寄与することができる。また、素子駆動時の発熱を抑えることができるので、素子の長寿命化を図ることができる。
また、本発明においては、発光ユニットの特性及び素子全体の電気的特性に影響を及ぼすことなく、電荷反転層の厚さを自由に選択することができる。電荷反転層の厚みを適切に選択することにより、薄膜積層構造で発生し易い光の干渉を避けることができる。また、特定波長域に対する共振器を形成することも可能である。
図4は、本発明の発光素子を液晶プロジェクターに応用した一実施例を示す斜視図である。発光素子29は、青色光を発光する発光素子であり、青色発光に対し共振器構造を有している。発光素子30は、緑色光を発光する発光素子であり、緑色発光に対し共振器構造を有している。発光素子31は、赤色光を発光する発光素子であり、赤色発光に対し共振器構造を有している。青色画像、緑色画像、及び赤色画像を合成するためのプリズム35と、発光素子29の間には青色画像を形成するための液晶ライトバルブ32が設けられている。発光素子30とプリズム35の間には、緑色画像を形成するための液晶ライトバルブ33が設けられている。発光素子31とプリズム35との間には赤色画像を形成するための液晶ライトバルブ34が設けられている。プリズム35で合成された画像は、スクリーンに映像を投影するためレンズユニット36を通り出射される。
発光素子29〜31は、それぞれの発光色に対して共振器として機能するので、それぞれのユニットから出射される発光は指向性を有しており、並行光線に近い形で液晶ライトバルブに垂直に入射することができる。特許文献1に開示されたような平面状光源は、発光に指向性がなく発散しているので、垂直な入射光が望ましい液晶ライトバルブに近接して設置すると、多くの光が斜めに入射することになり好ましくない。本発明の発光素子を用いることにより、発光素子と液晶ライトバルブを近接させることができ、液晶プロジェクターの小型化を図ることができる。
本発明の発光素子は、上述のように、発光面を平面的に形成すれば、指向性を有する高輝度の面状発光を行うことができるものであるが、本発明の発光素子は、平面的な発光面に限定されるものではなく、曲面的な発光面を形成してもよい。例えば、円筒状基板や円錐状基板の上に本発明の発光素子を形成してもよい。
図5は、円筒状基板の上に本発明の発光素子を形成した誘導灯を示している。図6は、円錐状基板の上に本発明の発光素子を形成した発光三角コーンを示している。また、本発明の発光素子を小球の表面上に形成すると、図7に示すように、面光源でありながら、単位面積当たりの光度が高い疑似点光源とすることができる。また、本発明の発光素子は、自動車のストップランプ等の、遠方の幅広い方位から視認性が求められる様々な表示装置の用途に用いることができる。
また、図8に示すように、凹面状基板150の内面150aの上に、本発明の発光素子を形成してもよい。また、図9に示すような凹面状の基板151の内面151aの上に本発明の発光素子を形成してもよい。このように凹面状の基板の上に本発明の発光素子を形成することにより、広い範囲を照らすことができると同時に、発光原理自体には指向性がほとんどないにもかからず、凹面を形成する曲線の中心付近または曲面の焦点付近に、より強い光を照射することができる。このような形状に作製した発光素子は、発光スペクトルがブロードで演色性の良い白色光が得られる有機ELの特色も活かすことにより、手術・医療用無影灯などに適している。
以上のように、本発明の発光素子は、照明などを含めた様々な用途に用いることができるものである。
本発明の発光素子における電荷反転層は、低抵抗であるため、電荷反転層の端面が電極と短絡しないようにする必要がある。
発光ユニットが有機EL素子の発光ユニットである場合、図10に示す素子構造とすることにより、電荷反転層の端面と電極との短絡発生を防止することができる。
図10は、本発明に従う発光素子の他の例を示す断面図である。図10に示す実施例においては、基板37の上に2つの発光素子が形成されている。それぞれの発光素子は、陽極38,39の上に正孔輸送層40,41及び発光層42,43からなる3つの発光ユニットが形成されており、これら3つの発光ユニットの間に、n型半導体層44,45及びp型半導体層46,47からなる電荷反転層が設けられている。電荷反転層の側面は、その上に形成される正孔輸送層40,41により覆われている。このため、電荷反転層の側面が電極と接して短絡することがない。各発光素子の外側には、陰極48が設けられている。
図11は、本発明に従う発光素子のさらに他の実施例を示す断面図である。図11に示す実施例においては、基板49の上に陽極50が形成され、陽極50の上に、正孔輸送層51及び発光層52からなる発光ユニットが3つ形成されており、各発光ユニットの間にn型半導体層53及びp型半導体層54からなる電荷反転層が設けられている。発光ユニット及び電荷反転層の各層は、陽極50から上に積層するに従い、順次その面積が大きくなるように形成されている。発光素子の最も外側には、陰極55が形成されている。
本実施例では、各層の面積が徐々に大きくなるように形成されているので、電荷反転層の側面は、その上に形成される正孔輸送層及び発光層により覆われており、陰極55と接しないようにされている。
図12は、本発明に従う発光素子のさらに他の実施例を示す断面図である。図12に示す実施例では、基板56の上に陽極57が設けられており、陽極57の上に、正孔輸送層58及び発光層59からなる発光ユニットが3つ設けられており、各発光ユニットの間に、n型半導体層60及びp型半導体層61からなる電荷反転層がそれぞれ設けられている。各発光ユニット及び電荷反転層の側面の部分には、SiO2などからなる無機絶縁層63が形成されている。最上層の発光層59の上方及び無機絶縁層63上方及び側面には、陰極62が形成されている。
本実施例においては、電荷反転層の側面が無機絶縁層63により覆われており、無機絶縁層63により電荷反転層の側面と陰極62の短絡が防止されている。
図13は、本発明に従う発光素子のさらに他の実施例を示す断面図である。図13に示す実施例においては、基板64の上に陽極65が形成されている。陽極65の上に、正孔輸送層66及び発光層67からなる発光ユニットが3つ設けられている。各発光ユニットの間には、n型半導体層68及びp型半導体層69からなる電荷反転層がそれぞれ設けられている。各発光ユニット及び電荷反転層の側面は、無機絶縁層71及び72により覆われている。最上層である発光層67の上には陰極70が設けられている。
図13に示す実施例において、下方の電荷反転層の側面は、その上方の発光ユニットにより覆われており、これによって陰極70との短絡が防止されている。また、上方の電荷反転層の側面は、無機絶縁層71及び72により覆われており、これによって陰極70との短絡が防止されている。
図14は、本発明に従う発光素子のさらに他の実施例を示す断面図である。本実施例の発光素子においては、各発光ユニットを選択的に機能させることができる。図14に示すように、基板73の上には陽極74が設けられている。陽極74の上には、正孔輸送層75及び発光層76が設けられており、これらによって第1の発光ユニットが構成されている。第1の発光ユニットの上には、n型半導体層77及びp型半導体層78が形成されており、これらによって第1の電荷反転層が構成されている。n型半導体層77及びp型半導体層78は、図面左側に延びた状態で形成されている。
第1の電荷反転層の上には、正孔輸送層79及び発光層80が形成されており、これらによって第2の発光ユニットが構成されている。正孔輸送層79及び発光層80は、第1の電荷反転層の右側側面を覆うように形成されている。第2の発光ユニットの上には、n型半導体層81及びp型半導体層82が形成されており、これらによって第2の電荷反転層が構成されている。n型半導体層81及びp型半導体層82は、図面右側に延びるように形成されている。
第2の電荷反転層の上には、正孔輸送層83及び発光層84が形成されており、これらによって第3の発光ユニットが構成されている。正孔輸送層83及び発光層84は、第2の発光ユニット及び第2の電荷反転層の左側側面を覆うように形成されている。第3の発光ユニットの上には、陰極87が形成されている。
以上のようにして形成された素子構造の左側側面には無機絶縁層85が形成されており、無機絶縁層85の一部にはコンタクトホールが形成され、この部分に第1の電極86が形成されている。この第1の電極86は、第1の電荷反転層と電気的に接続されている。上記素子構造の右側側面には無機絶縁層89が形成されており、その一部にコンタクトホールが形成され、この部分に第2の電極88が形成されている。第2の電極88は、第2の電荷反転層と電気的に接続されている。
無機絶縁層85及び89に形成される上記コンタクトホールは、フォトリソグラフィーとドライエッチングにより形成することができ、電極86及び88は、真空蒸着とフォトリソグラフィーにより形成することができる。
図14に示す実施例において、電極86及び88に何も接続せずにオープンの状態で陽極74から陰極87に通電した場合は、図2に示す実施例と同様に実質的に直列に接続された第1〜第3の発光ユニットに同じ電流が流れ、それぞれの発光ユニットが発光する。陽極74から陰極87に通電した状態で、電極86と電極88の間を導線で接続して短絡させると、第2の発光ユニットには電流が流れずに導線に電流が流れる。この結果、第1及び第3の発光ユニットのみが発光し、第2の発光ユニットは発光しない。また、電極86と電極88の間を結ぶ導線に抵抗を挿入すると、電流は抵抗を介した導線と第2の発光ユニットの両方に分配されて流れる。この結果、導線に挿入した抵抗の抵抗値により、第2の発光ユニットの発光強度を制御することができる。同様に、陽極74と電極86の間に導線もしくは抵抗を接続し、電流の一部を陽極74及び電極86間にバイパスさせることにより、第1の発光ユニットの発光強度を可変制御することができる。また、陰極87と電極88の間に導線もしくは抵抗を接続し、これら間に電流の一部をバイパスすることにより、第3の発光ユニットの発光強度を可変制御することができる。
各発光ユニットの発光スペクトルが異なる場合には、各電極間をバイパスさせる電流量を制御することにより、発光素子から発せられる発光色を自在に変化させることができる。
3個以上の複数の発光部の発光強度を独立に変化させる場合、一般的な素子であれば、発光部の数マイナス1個の入力電圧源もしくは入力電流源を必要とする。しかしながら、本発明に従う発光素子においては、発光部を3個以上に増やし、これらを独立に変化させる場合においても、単一の電源のみで、上記のように全ての発光部の発光強度を独立に制御することができる。
特許文献1の発光素子構造においては、各発光ユニット間の電荷発生層が電気的絶縁層であるので、本実施例のように、電荷発生層と接続する電極を形成することができない。このため、本実施例のように各発光ユニットを選択的に機能させることができない。
図15及び図16は、本発明に従う発光素子のさらに他の実施例を示す断面図であり、これらの実施例においては、GaN系無機化合物半導体発光素子を発光ユニットに用いている。
図15に示す実施例においては、GaNまたはSiCからなる基板114の上に、第1の発光ユニット94、第2の発光ユニット103、及び第3の発光ユニット112が設けられており、第1の発光ユニット94と第2の発光ユニット103の間には第1の電荷反転層98が設けられており、第2の発光ユニット103と第3の発光ユニット112の間には、第2の電荷反転層107が設けられている。第1〜第3の発光ユニット94,103,112は、Mgドープp型GaNクラッド層91,100,109と、Siドープn型GaNクラッド層93,102,111の間に、アンドープ−In0.2Ga0.8発光層92,101,110を設けることにより構成されている。第1及び第2の電荷反転層98,107は、高濃度(1×1019cm-3)Siドープn型GaN層96,105と、高濃度(3×1018cm-3)Mgドープp型GaN層97,106をpn接合させることにより構成されている。
基板114の下面には、Ti/Alからなる陰極117が設けられている。また、第1発光ユニット94の上には、Pdからなる陽極90が設けられている。基板114は、n型GaN基板またはn型6H−SiC基板である。
図15に示す実施例の発光素子は、以下の方法で作製することができる。まず、MBE法を用いて、基板の表面をArスパッタにより清浄化した後、RF放電により活性化した窒素と、Ga、In、Si、Mg蒸気を基板表面に供給して結晶成長させる。結晶成長条件は、成長時の基板温度800℃、窒素圧力5×10-2Paとし、活性化は13.56MHz、500WのRF入力によりプラズマを発生させて行った。Ga及びInのセル温度は500〜700℃、Siのセル温度は900〜950℃、Mgのセル温度は200〜250℃とした。各層の形成は、各セルのシャッターの開閉により行い、各層を連続的に成長させた。結晶成長後、フォトリソグラフィーと塩素ガスによるドライエッチングにより各素子に分離した後、真空蒸着法によりPd陽極とTi/Al陰極を形成した。なお、素子の形成方法は、上記方法に限定されるものではなく、MOCVD法など他の結晶成長法でも同様にして素子を形成することができる。
図16は、発光ユニットにGaN系無機化合物半導体発光素子を用いた他の実施例を示す断面図である。図16に示す実施例においては、GaNテンプレート115を形成したサファイア基板116が用いられている。GaNテンプレート115の上に、第1の発光ユニット95、第2の発光ユニット104、及び第3の発光ユニット113が設けられており、第1の発光ユニット95と第2の発光ユニット104の間に、第1の電荷反転層99が設けられ、第2の発光ユニット104と第3の発光ユニット113の間に、第2の電荷反転層108が設けられている。第1〜第3の発光ユニット95、104及び113は、図15に示す実施例と同様にして構成されている。また、第1及び第2の電荷反転層99及び108も、図15に示す実施例と同様にして構成されている。
図16に示す実施例においては、第3の発光ユニット113のGaNクラッド層111の側方に突き出た部分の上に、Ti/Alからなる陰極118が設けられている。Pdからなる陽極90は、第1の発光ユニット95の上に設けられている。図16に示す発光素子は、GaNテンプレート115が形成されたサファイア基板116を基板として用いて、図15に示す実施例と同様の製造方法で作製することができる。
図17は、図15に示す実施例及び図16に示す実施例の発光素子のエネルギーバンド構造を模式的に示す図である。図17(a)は、素子に電圧が印加されていない状態を示しており、図17(b)は素子に順電圧が印加された状態を示している。
図17において、119は陽極のエネルギーバンドを、120、125及び130はp型GaNクラッド層のバンドギャップを、121、126及び131はアンドープ−In0.2Ga0.8N発光層のバンドギャップを、112、127及び137はn型GaNクラッド層のバンドギャップを、123及び128はn型GaN電荷反転層のバンドギャップを、124及び129はp型GaN電荷反転層のバンドギャップを、133は陰極のエネルギーバンドをそれぞれ示している。
図17(b)に示す順電圧の印加状態においては、n型GaNクラッド層122、127及び132にある伝導電子134、135及び136が、In0.2Ga0.8N発光層121、126及び131に注入されると同時に、p型GaNクラッド層120、125及び130にある正孔137、138及び139もIn0.2Ga0.8N発光層121、126及び131に注入され、発光層121、126及び131において発光を生じる。同時に、陰極133からn型GaNクラッド層132に伝導電子140が注入されるとともに、p型GaN電荷反転層124及び129の価電子がツェナー崩壊により、n型GaN電荷反転層123及び128に注入され、伝導電子141及び142となり、さらにn型GaNクラッド層122及び127に注入される。同様に、陽極119からp型GaNクラッド層120に正孔が注入され、p型GaN電荷反転層124及び129の価電子がツェナー崩壊した際に残された正孔143及び144がp型GaNクラッド層125及び130に注入される。このような過程が連続的に起こることにより、陽極から陰極に電流が定常的に流れるとともに、各発光層から定常的な発光が得られる。
本実施例の発光素子は、従来のGaN系LEDと比較して、複数の発光層を直列接続している分、動作電圧が高くなるものの、同一のチップ面積で発光層の積層数に応じて発光強度を強くすることができる。このため、本実施例の発光素子は、照明用途などの大光量が求められる用途に最適である。
なお、本発明において各層を形成する材料及び厚みは上記実施例のものに限定されるものではない。例えば、発光ユニットに用いる材料系は、AlInGaP系材料やAlGaAs系材料などを用いてもよい。
積層構造も、多層反射による共振器構造であったり、上下面がファブリペロー型共振器を形成していてもよい。
本発明の発光素子の発光原理を説明すための模式図。 本発明に従う発光素子の一実施例を示す断面図。 図1に示す発光素子のエネルギー状態を模式的に示す図。 本発明の発光素子を用いた液晶プロジェクターを示す斜視図。 本発明の発光素子を用いた誘導灯を示す斜視図。 本発明の発光素子を用いた発光三角コーンを示す斜視図。 本発明の発光素子を用いた疑似点光源を示す斜視図。 本発明の発光素子を用いた照明灯を示す斜視図。 本発明の発光素子を用いた照明灯を示す斜視図。 本発明に従う発光素子の他の例を示す断面図。 本発明に従う発光素子のさらに他の例を示す断面図。 本発明に従う発光素子のさらに他の例を示す断面図。 本発明に従う発光素子のさらに他の例を示す断面図。 本発明に従う発光素子のさらに他の例を示す断面図。 本発明に従う発光素子のさらに他の例を示す断面図。 本発明に従う発光素子のさらに他の例を示す断面図。 図15に示す実施例及び図16に示す実施例の発光素子のバンド構造を示す図。
符号の説明
1…基板
2…陽極
3…正孔輸送層
4…発光層
5…第1の発光ユニット
6…n型半導体層
7…p型半導体層
8…第1の電荷反転層
9…正孔輸送層
10…発光層
11…第2の発光ユニット
12…n型半導体層
13…p型半導体層
14…第2の電荷反転層
15…正孔輸送層
16…発光層
17…第3の発光ユニット
18…陰極

Claims (5)

  1. 陽極と陰極の間に複数の発光ユニットをタンデムに配置した発光素子であって、
    陰極側に配置されるp型半導体層と、陽極側に配置されるn型半導体層からなる無機半導体pn接合を有する電荷反転層が、前記発光ユニット間に設けられていることを特徴とする発光素子。
  2. 前記電荷反転層の比抵抗が1.0×102Ω・cm未満であることを特徴とする請求項1に記載の発光素子。
  3. 前記発光ユニットが、有機エレクトロルミネッセンス素子の発光ユニットであることを特徴とする請求項1または2に記載の発光素子。
  4. 前記発光ユニットが、無機半導体発光ダイオード素子の発光ユニットであることを特徴とする請求項1または2に記載の発光素子。
  5. 前記電荷反転層のうちの少なくとも1つが、他の電荷反転層、陽極、または陰極と直接または抵抗を介して電気的に接続されることにより、各発光ユニットの発光強度が制御されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光素子。

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