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JP2005284174A - 表示装置及びその駆動回路 - Google Patents

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JP2005284174A
JP2005284174A JP2004101156A JP2004101156A JP2005284174A JP 2005284174 A JP2005284174 A JP 2005284174A JP 2004101156 A JP2004101156 A JP 2004101156A JP 2004101156 A JP2004101156 A JP 2004101156A JP 2005284174 A JP2005284174 A JP 2005284174A
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JP2004101156A
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Tatsuhiko Yonekawa
達彦 米川
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

【課題】 消費電力が増えることを抑えつつ、多様な画像を提供する表示装置を提供する。
【解決手段】 走査電極(例えば、COM1〜COMm)を順次選択して画像を表示した後に、複数本の走査電極(例えば、COMm+1〜COMn)を一括して選択して所望の背景色、模様を表示する。カラーフィルターが設けられた表示装置にあっては、走査電極が一括して選択されているときに、信号電極のそれぞれに所望の電圧を加えて、任意の背景色を表示することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は表示装置に関し、より詳細には、低消費電力で動作可能な表示装置に関する。
携帯電話等の携帯情報機器の表示機器として、軽量、薄型で、消費電力が少ないという利点を有する液晶表示装置やEL表示装置等が盛んに開発されている。携帯電話等は視認性の高い表示をするために高精細化が望まれており、さらに長時間の使用をするために低消費電力化が求められている。
表示装置はパッシブマトリクス型とアクティブマトリクス型とに分けられるが表示装置の高精細化と、低消費電力化とを同時に実現することは共通する要求である。しかしながら、例えばパッシブマトリクス型の液晶表示装置において、高精細化のために走査電極の数を増やすと、デューティー比が高くなり、駆動電圧を高くする必要があり、消費電力が増加してしまう。
そこで、パッシブマトリクス型の液晶表示装置において、携帯電話の待機画面のように画面の一部分だけに情報を表示する場合に、情報が表示されない非表示部分の走査電極を選択せずに駆動をして、デューティー比を下げる方法が提案されている。この駆動方法は、画面の一部分だけを部分的に駆動して表示を行うため、パーシャル表示と呼ばれている(例えば、特許文献1)。
特開平07−281632号公報
パーシャル表示は、例えば液晶表示装置に走査電極がn本設けられていて、画像の表示をする時に、m本の走査電極が情報等のデータの表示に用いられ、残りの走査電極はデータの表示に不要である場合に、1フレーム期間にデータの表示に用いられるm本の走査電極だけに順次選択電圧を印加して、1/mデューティーで駆動を行う方法である。
このように、パーシャル表示は、情報の表示に用いられる走査電極だけに順次選択電圧を印加するため、全ての走査電極に選択電圧を順次印加する通常の表示方法に比べて、デューティー比を下げることができ、駆動電圧を低く抑えることが可能になり、消費電力を抑えることができる。
パーシャル表示では、非表示部分の走査電極には非選択電圧を印加する。このため、ノーマリーホワイトの表示装置では、非表示部分は白表示、ノーマリーブラックの表示装置では、非表示部分は黒表示しかできない。すなわち、従来のパーシャル表示は、非表示部分の画像は、電源がオフになっている状態で表示される画像と同一であり、単調な表示となっている。
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、消費電力を抑えつつ多様な表示を可能にする表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点に係る表示装置は、n本の走査電極(nは3以上の自然数)と、前記走査電極と交差する複数本の信号電極と、を有する表示パネルと、前記表示パネルの前記n本の走査電極に選択電圧を順次印加する第1の動作モードと、前記n本の走査電極のうち、m本の走査電極(mは2以上の自然数、m<n)のそれぞれに選択電圧を順次印加し、さらに前記m本の走査電極を除いた(n−m)本の走査電極に一括して選択電圧を印加する第2の動作モードとを選択的に切り替えて動作する走査電極駆動回路と、前記第1の動作モードにおいて、前記n本の走査電極と前記信号電極とが交差して形成される画素が表示すべき画像に対応する階調指定データに応じた信号電圧を前記信号電極に順次出力し、前記第2の動作モードにおいて、前記m本の走査電極と前記信号電極とが交差して形成される画素に表示すべき画像に対応する階調指定データに応じた部分表示信号電圧と、前記(n−m)本の走査電極と信号電極とが交差して形成される画素に表示すべき背景色に対応する階調指定データに応じた背景表示信号電圧とを、前記複数本の信号電極のそれぞれに信号電圧を印加する信号電極駆動回路と、を備えることを特徴とする。
前記走査電極駆動回路はn本の走査電極のうちから、連続するm本の走査電極を指定する指定手段を備え、前記第2の動作モードにおいて、前記指定手段により指定された連続する前記m本の走査電極のそれぞれに選択電圧を順次印加し、さらに前記m本の走査電極を除いた(n−m)本の走査電極に一括して選択電圧を印加してもよい。
上記構成において、m本の走査電極に一括して選択電圧を加えて表示をするため、従来のパーシャル表示の方法に比べて分割数の増加を1だけに抑えられる。
上記各構成において、三色の着色層からなるカラーフィルタをさらに備え、前記カラーフィルタは、一本の信号電極には同一の色に着色された着色層が重なるように配置することも可能である。
上記構成によれば、信号電極といずれか一色の着色層とが重なっているため、信号電極に所望の電圧を印加すれば、一括して選択されたm本の走査電極と信号電極のそれぞれとが交差して形成される各画素を組み合わせて、カラー表示をすることが可能になる。すなわち、m本の走査電極に一括して選択電圧を加えてカラー表示をすることが可能になる。
この発明の第2の観点に係る表示装置の駆動回路はn本の走査電極(nは3以上の自然数)と、前記走査電極と交差する複数本の信号電極と、を有する表示装置を駆動するための表示装置駆動回路であって、前記表示パネルの前記n本の走査電極に選択電圧を順次印加する第1の動作モードと、前記n本の走査電極のうち、m本の走査電極(mは2以上の自然数、m<n)のそれぞれに選択電圧を順次印加し、さらに前記m本の走査電極を除いた(n−m)本の走査電極に一括して選択電圧を印加する第2の動作モードとを選択的に切り替えて動作する走査電極駆動回路と、前記第1の動作モードにおいて、前記n本の走査電極と前記信号電極とが交差して形成される画素が表示すべき画像に対応する階調指定データに応じた信号電圧を前記信号電極に順次出力し、前記第2の動作モードにおいて、前記m本の走査電極と前記信号電極とが交差して形成される画素に表示すべき画像に対応する階調指定データに応じた部分表示信号電圧と、前記(n−m)本の走査電極と信号電極とが交差して形成される画素に表示すべき背景色に対応する階調指定データに応じた背景表示信号電圧とを、前記複数本の信号電極のそれぞれに信号電圧を印加する信号電極駆動回路と、を備える。
上記各構成において、前記走査電極駆動回路の動作モードを判別する手段と、前記第1の動作モードにおいて、ゼロから(n−1)の値を繰り返しカウントしてカウント値を出力し、第2の動作モードにおいて、ゼロからmの値を繰り返しカウントしてカウント値を出力するカウンタを更に備え、前記走査電極駆動回路は、前記第1の動作モードにおいて、前記カウンタから供給されたカウント値が指示する走査電極に順次選択電圧を印加し、前記第2の動作モードにおいて、前記カウント値がゼロから(m−1)の値である場合は、前記カウント値の指示する走査電極に順次選択電圧を印加し、前記カウント値がmの値である場合は、前記(n−m)本の走査電極に選択電圧を印加することも可能である。
以上の説明のように、この発明によれば、消費電力の増大を抑えた駆動をし、且つ、多様な表示ができる表示装置が提供される。
(実施形態1)
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態1に係るパッシブマトリクス型の液晶表示装置について説明する。
図1(a)は、実施形態1の液晶表示装置の構成図、図1(b)は図1(a)に示す液晶表示パネルのA−A’線矢視断面図である。
実施形態1の液晶表示装置は、図1(a)に示すように、表示パネル1と、走査電極駆動回路2と、信号電極駆動回路3と、表示コントローラ4と、から構成されている。
表示パネル1は、図1に示すように、基板5、6と、カラーフィルタ7と、平坦化膜8と、信号電極9と、 走査電極10と、配向膜11と、液晶12と、シール剤13と、から構成されている。
基板5と基板6とは、液晶12を挟んで対向して、シール剤13を用いて貼り合わせられる。
一方の基板5の基板6に対向する面には、カラーフィルタ7が形成されている。カラーフィルタ7は、赤色の着色層7a、青色の着色層7b、及び緑色の着色層7cから構成される。着色層7a〜7cは1つの信号電極9にいずれか1色の着色層7a、7b又は7cが重なるように配置されている。カラーフィルタ9の上には、平坦化膜8が形成されている。
平坦化膜8の上には、列方向が長手方向となる矩形状の信号電極9がk(複数)本設けられる。前述のように、信号電極9のそれぞれは、赤色の着色層7a、青色の着色層7b、緑色の着色層7cのいずれかと平坦化膜8を介して重なっている。
一方、基板6の基板5と対向する面には、行方向が長手方向となる矩形状の走査電極10が、n(複数)本設けられている。
信号電極9と走査電極10の上には、配向膜11がそれぞれ設けられている。配向膜11の表面にはラビング処理が施されており、それぞれの配向膜11のラビング方向を液晶の配向方式に応じた角度で交差させて、基板5と基板6とが貼り合わせられている。
液晶12は、配向膜11とシール剤13により形成される空隙に充填され、配向膜11による配向規制力により所定の配向状態を維持している。液晶12は、ネマティック液晶や、カイラルスメクティック(Sm)液晶、例えば、強誘電性液晶(Ferroelectric Liquid Crystal:FLC)、反強誘電性液晶(Antiferroelectric Liquid Crystal:AFLC)から構成される。ネマティック液晶の配向方式としては、例えば、STN(Super Twisted Nematic)方式、TN(Twisted Nematic)方式、垂直配向(Vertical Aligned Nematic:VAN)方式を用いることができる。
図1(a)に示す走査電極駆動回路2は、各走査電極10に選択電圧又は非選択電圧を印加して、これを走査する。
走査電極10の本数をn本とし、図1(a)の上側から順に、COM〜COMnとして説明すると、走査電極駆動回路2は、n本の走査電極10に順次選択電圧を印加する通常の動作モードと、上位m本の走査電極10(COM〜COMm)に順次選択電圧を印加した後、残りの(n−m)本の走査電極10(COMm+1〜COMn)に選択電圧を一括して印加する待機動作モードの2つの動作モードを備え、表示コントローラ4から入力される信号に従って、一方の動作モードで動作する。
信号電極駆動回路3は、表示コントローラ4から入力される階調指定データに対応する信号電圧を、走査電極10に選択電圧が印加されている期間に、各信号電極11に印加する。
表示コントローラ4は、走査電極駆動回路2及び信号電極駆動回路3に接続されており、外部の制御回路からの指示に従って、表示パネル1の全体に情報を表示する通常の動作モードと、表示パネル1の上部のみに情報を表示する待機動作モードとを判別し、判別した動作モードに応じて、走査電極駆動回路2と信号電極駆動回路3とに、それぞれの回路動作を制御する信号を出力する。
具体的には、表示コントローラ4は、通常動作モードでは、走査電極駆動回路2に、n本の走査電極10(COM1〜COMn)に順次選択電圧を印加させ、信号電極駆動回路3に、表示する階調に対応した信号電圧をそれぞれの信号電極9に印加させ、選択電圧が印加された走査電極10とそれぞれの信号電極9(S1〜Sk)とが交差して形成される画素(1ラインの画素)に所望の輝度の表示をさせる。
また、表示コントローラ4は、待機動作モードでは、走査電極駆動回路2に、上位m本の走査電極10(COM1〜COMm)に順次選択電圧を印加させ、信号電極駆動回路3に表示する階調に対応する信号電圧を印加させた後、残りの(n−m)本の走査電極10(COMm+1〜COMn)に選択電圧を一括して印加させ、信号電極駆動回路3に、所定の背景色を表示するための電圧を信号電極9(S1〜Sk)に印加させる。
図2に例示するように、走査電極駆動回路2はアドレスデコーダ21と、オア回路22と、ドライブ回路23と、から構成されている。また表示コントローラ4は制御部41と、カウンタ42と、論理回路ブロック43と、から構成されている。
制御部41は、クロックCKと、カウンタ42のカウント値の上限値m又はn−1とモード信号Smodeと階調指定データDglayscaleとを出力する。図3(a)と図4(a)に示すように、クロックCKはその周期が1水平走査期間(1本の走査電極10の選択期間)に等しく、通常動作モードと待機動作モードとでその周期が変わる。図3(c)と図4(c)に示すように、モード信号Smodeは通常動作モードと待機動作モードとで信号のレベルが変わる。
カウンタ42は、制御部41から供給されるクロックCKに従って動作し、アドレスデータDadを出力する。
具体的には、制御部41からカウンタ42にクロックCKが供給され、カウンタ42はクロックCKの立ち上がりエッジに応答してカウントアップし、そのカウント値を、 図3(b)、図4(b)に示すように、アドレスデータDadとして出力する。アドレスデータDadは、選択電圧を印加する走査電極10のアドレスを指示する信号である。
カウンタ42には、制御部41によりカウント上限値として通常動作モードではn−1が、待機動作モードではmが設定され、カウント値が上限値を超えるとリセットされる。従って、カウンタ42は、通常動作モードでは0〜(n−1)を繰り返してカウントし、1フレーム期間Tに0〜(n−1)のカウント値を一通り出力する。一方、待機動作モードではカウンタ42は0〜mを繰り返してカウントし、1フレーム期間Tに0〜mのカウント値を一通り出力する。
論理回路ブロック43は、制御部41から入力されるモード信号Smodeと、カウンタ42から入力されるアドレスデータDadとに従って動作し、スキャン制御信号Sscanを出力する。
具体的には、論理回路ブロック43は、制御部41から通常動作モードを指定するモード信号Smodeが入力されると、図3(d)に示すように、非アクティブレベル(Lレベル)のスキャン制御信号Sscanを出力する。
一方、論理回路ブロック43は、制御部41から待機動作モードを指定するモード信号Smodeが入力されると、図4(d)に示すように、アドレスデータDadが“m”となる1水平走査期間だけアクティブレベル(Hレベル)となり、残りの期間は非アクティブレベル(Lレベル)となるスキャン制御信号Sscanを出力する。
走査電極駆動回路2を構成するアドレスデコーダ21は、表示コントローラ4から入力されるアドレスデータDadをデコードし、n本の出力端O1〜Onのうち、アドレスデータDadと対応する出力端からアクティブレベルの信号を出力し、残りの出力端から非アクティブレベルの信号を出力する。
アドレスデコーダ21の第1〜第mの出力端O1〜Omはドライブ回路23の第1〜第mの入力端I〜Iに直接接続されている。また、アドレスデコーダ21の第(m+1)〜第nの出力端Om+1〜Onは対応するオア回路22m+1〜22nの一方の入力端Im+1〜Inに接続されている。
オア回路の他方の入力端には、論理回路ブロック43からスキャン制御信号Sscan(図3(d)、図4(e))が供給される。また、オア回路22の出力端は、ドライブ回路23の第(m+1)〜第nの入力端Im+1〜Inにそれぞれ接続されている。
ドライブ回路23は、n本の入力端I1〜Inと、この入力端に対応するn本の出力端O1〜Onとを有する。ドライブ回路23の第1〜第mの入力端I1〜Imにはアドレスデコーダ21から信号が供給され、第m+1〜第nの入力端Im+1〜Inには対応するオア回路22の出力信号が供給される。
ドライブ回路23は、そのn本の出力端O1〜Onに対応して設けられた走査電極10(COM〜COMn)のそれぞれへ走査電圧を印加する。
具体的には、ドライブ回路23は、図3(e)、図4(e)に示すように、クロックCKの立ち下がりエッジと同期して、対応する入力がアクティブレベルである走査電極10に順次選択電圧を印加し、他の走査電極10に非選択電圧を印加する。
またドライブ回路23は、液晶を交流駆動するために、図示せぬフレーム反転信号に応答して、1フレーム期間T毎に走査電極10(COM〜COMn)に印加する選択電圧及び非選択電圧の電位を基準に対して反転させる。
一方、信号電極駆動回路3は、図3(a)、図4(a)に示すクロックCKの立ち下がりエッジと同期して選択状態にある走査電極上の画素の表示を指定する階調指定データDglayscaleを信号電圧に変換し、信号電極9に印加する。
また信号電極駆動回路3は、図示せぬフレーム反転信号に応答して、1フレーム期間T毎に信号電圧を基準に対して反転させる。
次に、上記液晶表示装置の一連の動作について通常動作モードと待機動作モードとに分けて説明する。図3は通常動作モードの駆動を、図4は待機動作モードの駆動を、それぞれ説明するためのタイミングチャートである。
なお、以下の動作説明では、表示パネル1は待機動作モードにおいては、画面上部に情報を、残りの部分に背景色を表示し、通常動作モードにおいては、画面全体に所望の画像を表示するものとする。
(通常動作モード)
表示コントローラ4の制御部41は、クロックCKの周期をTi/n(Ti:フレーム期間、n:走査電極の総本数)にし、モード信号Smodeを非アクティブレベルにする。
表示コントローラ4の制御部41はカウンタ42のカウント値の上限をn−1にセットする。カウンタ42は、クロックCK(図3(a))の立ち上がりエッジに応答してカウントアップし、0〜(n−1)を繰り返してカウントし、図3(b)に示すように、そのカウント値をアドレスデータDadとして論理回路ブロック43へと供給する。
論理回路ブロック43は、制御部41から供給されるモード信号Smode(図3(c))に従って、図3(d)に示すように、常に非アクティブレベルであるスキャン制御信号Sscanを出力する。
アドレスデコーダ21は、カウンタ42から供給されるアドレスデータDadをデコードし、1水平走査期間(1クロック周期)だけアクティブレベルとなる選択信号をn本の出力端O1〜Onから順次出力する。
オア回路22は、他方の入力端に非アクティブレベルのスキャン制御信号Sscanが入力されているため、アドレスデコーダ21から入力されるアクティブレベルの信号をそのまま出力する。このため、アドレスデコーダ21の出力端O1〜Onから出力される信号がそのままドライブ回路23の入力端I1〜Inに供給される。
ドライブ回路23は、図3(e)に示すように、アクティブレベルの信号が入力される入力端Ipと対応する走査電極10(COMp)に、1水平走査期間だけ選択電圧を印加し、且つ、選択電圧が印加されていない残りの走査電極には非選択電圧を印加する。
一方、制御部41は所望の画像に対応する階調指定データDglayscaleを、走査ライン毎に信号電極駆動回路3に供給する。信号電極駆動回路3は、クロックCK(図3(a))の立ち下がりエッジに同期して、各ラインの画素の表示に対応する階調指定データDglayscaleを信号電圧に変換して信号電極9へと印加する。以上の動作により表示パネルの全面に、所望の画像が形成される。
(待機動作モード)
制御回路41はカウンタ42に、カウント上限値としてmを設定する。カウンタ42は、クロックCKの立ち上がりエッジに同期してカウントアップし、0〜mを繰り返してカウントして、図4(b)に示すように、そのカウント値をアドレスデータDadとして出力する。
論理回路ブロック43は、カウンタ42からアドレスデータDadが入力され、図4(d)に示すように、アドレスデータDadが“m”である期間だけ、アクティブレベルとなるスキャン制御信号Sscanをオア回路22に出力する。
走査電極駆動回路2を構成するアドレスデコーダ21は、カウンタ42から入力されたアドレスデータDadをデコードし、n本の出力端O1〜Onのうちの第1〜第mの出力端O1〜Omから1水平走査期間(1クロック周期)だけアクティブレベルとなる信号を順次出力する。
アドレスデコーダ21の第1〜第mの出力端O1〜Omから出力される信号は、ドライブ回路23の第1〜第mの入力端I1〜Imにそのまま供給される。したがって、アドレスデータDadが0〜(m−1)である期間は、アドレスデコーダ21の出力がそのままドライブ回路23に供給され、ドライブ回路23は、クロックCKの立ち下がりエッジと同期して、図4(e)に示すように、走査電極10(COM1〜COMm)のそれぞれに、1水平走査期間だけ選択電圧を印加し、選択電圧が印加されていない残り(n−1)本の走査電極10に、非選択電圧を印加する。
アドレスデータDadが“m”に達すると、図4(d)に示すように、スキャン制御信号Sscanがアクティブレベルとなり、全てのオア回路22はアクティブレベルの信号を出力する。このため、ドライブ回路23の第m+1〜第nの入力端Im+1〜Inにはアクティブレベルの信号が供給される。また、ドライブ回路23の第1〜第mの入力端I1〜Imにはオア回路22が設けられていないため、アドレスデコーダ21の出力端O1〜Omからそのまま非アクティブレベルの信号が供給される。このためドライブ回路23は、図4(e)に示すように、n本の走査電極10のうち、COM1〜COMmには非選択電圧を印加し、COMm+1〜COMnには選択電圧を印加する。すなわち待機動作モードにおいて、背景色を表示する領域の走査電極10(COMm+1〜COMn)に一括して選択電圧を印加する。
一方、制御部41は、待機動作モードの指定があった場合は、データ表示領域に表示すべき画像を指定する階調指定データDglayscale(1ライン目の画素〜mライン目の画素に対応する階調指定データDglayscale)と、背景色表示領域に表示すべき色・模様等を指定する階調指定データDglayscale(m+1ライン目の画素〜nライン目の画素に対応する階調指定データDglayscale)とを信号電極駆動回路3に供給する。
信号電極駆動回路3は、各ラインの画素の表示に対応する階調指定データDglayscaleを信号電圧に変換して、クロックCKの立ち下がりエッジに同期して、それぞれの信号電極9に印加する。こうして1ライン目の画素〜(m+1)ライン目の画素までが順次表示をして、データ領域の表示がされる。次いで、背景色表示領域に表示すべき色・模様等を構成する階調指定データDglayscaleを信号電圧に変換して、クロックCKの立ち下がりエッジに同期してそれぞれの信号電極9に印加して背景色表示領域の表示をする。これにより、データ表示領域に任意の画像が表示され、背景表示領域に背景色や模様が表示される。
こうして待機動作モードにおいて、上位m本の走査電極が順次選択され、残り(n−m)本の走査電極が一括して選択され、1/(m+1)デューティーで駆動がされる。
以上説明したように、実施形態1の駆動方法では、待機動作モードにおいて、通常のパーシャル表示と比較して、デューティー比の増加が少ないため、消費電力の増加をおさえつつカラーの背景色が表示できる。このため、多様な表現をすることが可能になり、表示品位を高めた映像が提供される。
また、表示パネル1では、カラーフィルタ7を構成する着色層7a〜7cのいずれか一つだけが1本の信号電極9に重なっている。このため、信号電極9に印加する信号電圧の大きさを変えることで、着色層7a〜7cの透過光の強度を変更して自由な色を表示できる。また、任意の色の模様(縦縞)を表示することができる。
(実施形態2)
上記実施形態1においては、表示パネル1上で、データ表示領域と背景色表示領域の位置やサイズは固定していたが、この位置やサイズを変更できるようにしてもよい。以下、図面を参照しながら、データ表示領域と背景色表示領域の位置やサイズを適宜変更可能な実施形態2に係るパッシブマトリクス型の液晶表示装置について説明する。
実施形態2の液晶表示装置の基本構成は図1に示す実施形態1の液晶表示装置と同一である。ただし、図5に例示するように、表示コントローラ4と走査電極駆動回路2の内部構成が図2に示す実施形態1の構成と異なる。以下、この異なる点を中心に説明する。
走査電極駆動回路2はアドレスデコーダ21と、オア回路22及びアンド回路24と、ドライブ回路23と、から構成されている。また、表示コントローラ4は制御部41と、カウンタ42と、加算器44と、論理回路ブロック43と、から構成されている。
制御部41は、データ表示領域の走査電極数を示す値mと、データ表示領域の先頭位置を示す値jと、通常モードと待機モードの別を示すモード信号Smodeと、データ表示領域の走査電極数mによってその周期が変わるクロックCKと、階調指定データDglayscaleとを出力する。
カウンタ42は、クロックCKの立ち上がりエッジに応答して、カウントアップし、通常表示モードでは、0〜n−1を繰り返してカウントし、待機表示モードでは、0〜mまでの値を繰り返してカウントする。
加算器44は、カウンタ42のカウント値にオフセット値jを加算し、図3(b)及び図6(c)に示すアドレスデータDadとして出力する。
論理回路ブロック43は、加算器44からアドレスデータDadが供給され、制御部41からクロックCKと値m、nとオフセット値jとモード信号Smode(図3(c)、図6(d))とがそれぞれ供給される。
また、論理回路ブロック43は、モード信号Smodeが通常動作モードを指定している場合には、非アクティブレベルを維持し、モード信号Smodeが待機動作モードを指定している場合は、加算器44から入力されるアドレスデータDadと、制御部41から供給される値mとオフセット値jとの和が一致する期間だけアクティブレベルとなるスキャン制御信号Sscanを出力する。
詳しくは、論理回路ブロック43は、図3(e)に示すように、モード信号Smodeが通常動作モードを指定している際には、1フレーム期間Tiの間非アクティブレベルを維持するスキャン制御信号Sscan1〜Sscannを出力する。また、図6(c)に示すように、モード信号Smodeが待機動作モードを指定している際には、1フレーム期間Tiの間非アクティブレベルを維持するスキャン制御信号Sscan1〜Sscanj-1及びSscanm+j〜Sscannと、アドレスデータDadが(j+m)の期間だけアクティブレベルとなるスキャン制御信号Sscanj〜Sscanj+m-1とを出力する。
走査電極駆動回路2のアドレスデコーダ21は、n個の出力端O1〜Onを有し、加算器44から入力されるアドレスデータDadをデコードし、アドレス値に対応する出力端からアクティブレベルの信号を、残りの出力端から非アクティブレベルの信号を出力する。
アドレスデコーダ21のn個の出力端O1〜Onには、それぞれ、オア回路22とアンド回路24の対が配置されている。
アンド回路24の一方の入力端には、制御部41からのモード信号Smodeが共通に供給され、他方の入力端には、論理回路ブロック43より、スキャン制御信号Sscan1〜Sscannが個別に供給される。各アンド回路24の出力端は、対応するオア回路22の一方の入力端に接続される。各アンド回路24の他方の入力端はアドレスデコーダ21の対応する出力端O1〜Onに接続される。
各オア回路22の出力端はドライブ回路23の対応する入力端I1〜Inに接続されている。
ドライブ回路23は、オア回路22の出力端に接続されたn個の入力端I1〜Inと、走査電極10(COM1〜COMn)に接続されたn個の出力端O1〜Onを備え、アクティブレベルの信号が供給された入力端Iiに対応する出力端Oiに選択電圧を、非アクティブレベルの信号が供給された入力端Iiに対応する出力端Oiに非選択信号を出力する。また、ドライブ回路10は、走査電極10に印加する電圧をフレーム期間Ti毎に反転させる。
次に、実施形態2の液晶表示装置の動作について、通常動作モードと待機動作モードとに分けて説明をする。通常動作モードの説明は図3を用いて行い、待機動作モードの説明は、図6を用いて行う。
(通常動作モード)
表示コントローラ4の制御部41はオフセット値を0に、クロックCKの周期をTi/n(Ti:1フレーム期間、n:走査電極の総本数)に、モード信号Smodeを非アクティブレベルにそれぞれ設定する。
このためカウンタ42は、図3(a)に示すクロックCKに従って、1フレーム期間Tiに0〜(n−1)を繰り返してカウントし、そのカウント値を出力する。カウンタ42の出力するカウント値は、加算器45のオフセット値が0であるため、図3(c)に示すように、そのままアドレスデータDadとして論理回路ブロック43及びアドレスデコーダ21へと出力される。
論理回路ブロック43は、非アクティブレベルのモード信号Smode(図3(c))に従って、図3(d)に示すように、常時非アクティブレベルのスキャン制御信号Sscan1〜Sscannを出力する。
走査電極駆動回路2のアドレスデコーダ21の出力は、オア回路22の一方の入力端へと供給される。オア回路22の他方の入力端に接続されたアンド回路24には、非アクティブレベルのモード信号Smode(図3(a))と非アクティブレベルのスキャン制御信号Sscan1〜Sscann(図3(d))が出力され続けるため、アンド回路24の出力端からオア回路22の他方の入力端に非アクティブレベルの信号が出力される。この結果、アドレスデコーダ21の出力は、オア回路22を介してそのままドライブ回路23に供給される。こうして、図3(e)に示すように、走査電極10(COM1〜COMn)に順次選択電圧が印加される。こうして、実施形態2の通常モードと同様に液晶表示パネル1が駆動される。
(待機動作モード)
一方、待機動作モードでは制御部41はn本の走査電極のうち、所望の画像を表示するために用いる走査電極の本数m(自然数、通常、2以上)と、その走査電極の先頭位置j(jは自然数、j≦n−m)とを指定する。続いて、制御部41は、加算器44のオフセット値をjに、クロックCKの周期をTi/(m+1)(Ti:1フレーム期間、m:データ表示領域の走査電極の本数)に、モード信号Smodeをアクティブレベルにそれぞれ設定する。
カウンタ42は、クロックCK(図6(b))に従って、0〜mを繰り返してカウントし、図6(c)に示すように、そのカウント値とオフセット値jの加算値がアドレスデータDadとして出力される。従って、アドレスデータDadは、j〜j+mを繰り返す。
アドレスデータDadに従って、アドレスデコーダ21は、j番の出力端Oj、j+1番の出力端Oj+1、j+2番の出力端Oj+2、...j+m−1番目の出力端Oj+m-1から順次アクティブレベルの信号を出力し、このアクティブレベルの信号が出力されていない他の出力端から非アクティブレベルの信号を出力する。
この段階では、論理回路ブロック43から各々のアンド回路24へと出力するスキャン制御信号Sscan1〜Sscann(図6(e))はいずれも非アクティブレベルである。このためすべてのアンド回路24は、非アクティブレベルの信号を出力し、各オア回路22は他方の入力端に供給されるアドレスデコーダ21の出力をドライブ回路23の出力端にそのまま出力する。従って、第j〜j+m−1の走査電極10に選択電圧が順次印加される。
続いて、アドレスデータDadの指定するアドレスがj+mに達すると、一水平走査期間だけスキャン制御信号Sscanj〜Sscanj+m-1(図6(e))がアクティブレベルとなり、このアクティブレベルとなった信号が第j〜第(j+m−1)のアンド回路24の一方の入力端に供給される。各アンド回路24の他方の入力端には、アクティブレベルのモード信号Smodeが供給されているため、第jから第j+m−1のアンド回路24は、アクティブレベルの信号を出力し、このアクティブレベルの信号がオア回路22を介してドライブ回路23の入力端へと供給される。
一方、図6(e)に示すようにスキャン制御信号Sscan1〜scanj-1とSscanj+m-1〜scannは、非アクティブレベルのままであるため、第j〜第(j+m−1)のアンド回路24の出力は非アクティブレベルのままである。このため、第1〜第j-1と第j+m-1〜第のオア回路22の出力は非アクティブレベルとなる。
結果として、図6(b)に示すように、アドレスデータDadの指定するアドレスがj+mに達すると、ドライブ回路23は、第1〜第(j−1)、及び、第(j+m)〜第nの走査電極に一括して選択電圧を印加し、他の走査電極に非選択電圧を印加する。
一方、制御部41は、第j〜第(j+m−1)の走査電極8が配置されたデータ表示領域において表示すべき画像の階調指定データDglayscaleと、他の走査電極8が配置されている表示領域(背景色表示領域という)に表示すべき色・模様等を指定する階調指定データDglayscaleを信号電極駆動回路3へと供給する。
信号電極駆動回路3は、アドレスデータDadが第j〜第(j+m−1)である期間については、クロックCKに同期して信号電極9のそれぞれに階調指定データDglayscaleを印加し、アドレスデータDadが第(j+m)である期間には、背景色表示領域に表示すべき色・模様等を指定する信号を信号電極9に印加する。これにより、任意の位置(第jの走査線から始まる位置)に設定した任意のサイズ(走査電極m本分)の表示領域に任意の画像が表示され、背景表示領域に任意の背景色や模様が表示される。
以上説明したように、実施形態2によれば、表示パネルの任意の位置をデータ表示に用いることができる。
なお、カラー表示をする表示装置だけでなく、白黒表示をする表示装置に本発明を適用すれば、待機動作モードにおける背景色として白又は黒の表示だけでなく中間調の表示を採用することも可能である。
また、パッシブマトリクス型の表示装置を例にとって本発明を説明したが、本発明はこれによらない。本発明を、トランジスタ等のスイッチング素子を表示部に設けたアクティブマトリクス型の表示装置に適用し、待機動作モードにおいて、駆動回路の動作周波数を低減して、消費電力の低減を図り、かつ多様な表示をすることも可能である。この場合には、複数行の画素を同時に選択して(画素のアクティブ素子をオンにして)、階調指定データを各画素容量(液晶、配向膜を誘電体とするコンデンサや、このコンデンサと並列に接続された蓄積容量)に書き込むことになる。
なお、本発明の適用は、液晶表示装置に限定されない。例えば、陰極と、陽極と、陽極と陰極との間の発光層とを用いて構成され、電界発光(EL:Electroluminescence)を利用して明暗の表示をするEL素子が表示部に設けられたEL表示装置に本発明を適用することも可能である。
本発明の液晶表示装置の構成の一例を示す図である。 実施形態1の駆動回路の構成の一例を示す図である。 実施形態1及び2の通常動作モードでの各部の動作タイミングを説明するためのタイミングチャートである。 実施形態1の待機動作モードでの各部の動作タイミングを説明するためのタイミングチャートである。 実施形態2の駆動回路の構成の一例を示す図である。 実施形態2の待機動作モードでの各部の動作タイミングを説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1…表示パネル、2…走査電極駆動回路、3…信号電極駆動回路、4…表示コントローラ、5…基板、6…基板、7…カラーフィルタ、7a…着色層、7b…着色層、7c…着色層、8…平坦化膜、9…信号電極、10…走査電極、21…アドレスデコーダ、22…オア回路、23…ドライブ回路、24…アンド回路、41…制御部、42…カウンタ、43…論理回路ブロック、44…加算器

Claims (4)

  1. n本の走査電極(nは3以上の自然数)と、前記走査電極と交差する複数本の信号電極と、を有する表示パネルと、
    前記表示パネルの前記n本の走査電極に選択電圧を順次印加する第1の動作モードと、前記n本の走査電極のうち、m本の走査電極(mは2以上の自然数、m<n)のそれぞれに選択電圧を順次印加し、さらに前記m本の走査電極を除いた(n−m)本の走査電極に一括して選択電圧を印加する第2の動作モードとを選択的に切り替えて動作する走査電極駆動回路と、
    前記第1の動作モードにおいて、前記n本の走査電極と前記信号電極とが交差して形成される画素が表示すべき画像に対応する階調指定データに応じた信号電圧を前記信号電極に順次出力し、前記第2の動作モードにおいて、前記m本の走査電極と前記信号電極とが交差して形成される画素に表示すべき画像に対応する階調指定データに応じた部分表示信号電圧と、前記(n−m)本の走査電極と信号電極とが交差して形成される画素に表示すべき背景色に対応する階調指定データに応じた背景表示信号電圧とを、前記複数本の信号電極のそれぞれに信号電圧を印加する信号電極駆動回路と、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. 前記走査電極駆動回路は
    n本の走査電極のうちから、連続するm本の走査電極を指定する指定手段を備え、
    前記第2の動作モードにおいて、前記指定手段により指定された連続する前記m本の走査電極のそれぞれに選択電圧を順次印加し、さらに前記m本の走査電極を除いた(n−m)本の走査電極に一括して選択電圧を印加する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 三色の着色層からなるカラーフィルタをさらに備え、前記カラーフィルタは、一本の信号電極には同一の色に着色された着色層が重なるように配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. n本の走査電極(nは3以上の自然数)と、前記走査電極と交差する複数本の信号電極と、を有する表示装置を駆動するための表示装置駆動回路であって、
    前記表示パネルの前記n本の走査電極に選択電圧を順次印加する第1の動作モードと、前記n本の走査電極のうち、m本の走査電極(mは2以上の自然数、m<n)のそれぞれに選択電圧を順次印加し、さらに前記m本の走査電極を除いた(n−m)本の走査電極に一括して選択電圧を印加する第2の動作モードとを選択的に切り替えて動作する走査電極駆動回路と、
    前記第1の動作モードにおいて、前記n本の走査電極と前記信号電極とが交差して形成される画素が表示すべき画像に対応する階調指定データに応じた信号電圧を前記信号電極に順次出力し、前記第2の動作モードにおいて、前記m本の走査電極と前記信号電極とが交差して形成される画素に表示すべき画像に対応する階調指定データに応じた部分表示信号電圧と、前記(n−m)本の走査電極と信号電極とが交差して形成される画素に表示すべき背景色に対応する階調指定データに応じた背景表示信号電圧とを、前記複数本の信号電極のそれぞれに信号電圧を印加する信号電極駆動回路と、
    を備えることを特徴とする表示装置の駆動回路。
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