JP2005262189A - 分離膜および分離膜の作製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
所定の平均細孔径を有する多孔質支持体と、前記多孔質支持体の表面に緻密に形成されたゼオライト膜とからなる分離膜であって、前記ゼオライト膜の表面から10μmの深さまでに形成されたゼオライト結晶の総量M1と、前記ゼオライト膜の表面から10μmの深さから前記ゼオライト膜の表面から20μmの深さまでに形成されたゼオライト結晶の総量M2との関係がM2/M1<0.4であることを特徴とする。
【選択図】 図6
Description
さらに、請求項1において定義したM1とM2との関係をM2/M1<0.12とすることで、分離膜の透過特性をより高いものとすることができる。
この関係は、ゼオライト結晶の密度が高い部分を比較対照としているため、多孔質支持体の細孔内に形成されたゼオライト結晶の量をより顕著に示したものとなっている。この関係式が低い値を示すほどに、高い透過性能を得ることが可能となる。
また、より高い透過特性を有する分離膜を作製するためには、前記多孔質支持体の表面の平均細孔径をR、前記種結晶の平均径をSとしたときに、0.1μm≦R−S≦0.8μmとすることが好ましい。平均細孔径が大きすぎると、また、前記種結晶の平均径が0.3μm〜0.8μmとすることが好ましい。また、前記多孔質支持体の表面の平均細孔径が0.4〜1.5μmであることが望ましい。種結晶の平均径が0.8μmよりも大きくなると種結晶の担持時に使用するスラリー内において、種結晶が沈殿し、均質に種結晶を担持することが出来ない。また、種結晶が0.3μmよりも小さいと、種結晶の粒径制御が困難である。また、平均細孔径が1.5μmよりも大きくなると、多孔質支持体内に多量のゼオライト結晶が形成され、これにより、透過成分の透過抵抗が増大して、透過係数が低下する。これらの理由から、好ましい種結晶の平均径と、好ましい支持体の表面の平均細孔径が与えられる。
なお、この製法の作用効果は、Y型ゼオライト膜では得られない。
[1]種結晶の多孔質支持体への付着
ゼオライトの合成反応に先立って、多孔質支持体にゼオライトの種結晶を付着させる。得られる種結晶を含む層が厚すぎるとゼオライトの合成反応が主として種結晶を含む層の表面で起こるため、種結晶を含む層の下側では十分に結晶化したゼオライト膜が得られず、ゼオライト膜が剥離しやすくなる。鋭意研究の結果、種結晶の粒子径を調整する必要があり、さらに種結晶を含む層を均一化するには種結晶を含むスラリー中のゼオライト濃度及び多孔質支持体の平均細孔径を調整するのが好ましいことが分かった。以下これらの条件を詳細に説明する。
種結晶は、ゼオライトの微結晶を使用すればよい。種結晶の粒径の頻度分布におけるモードは1nm〜1μmであるのが好ましい。また種結晶の99体積%は粒径5μm以下であり、粒径1μm以下であるのが好ましい。
ゼオライトの微細粒子を水に入れ、撹拌してスラリーにする。スラリー中に含まれる種結晶の濃度は0.1〜20質量%であるのが好ましく、0.1〜10質量%であるのがより好ましい。濃度が0.1質量%未満であると、多孔質支持体に種結晶が均一に付着せず、種結晶のない領域でのゼオライト膜にピンホール等の欠陥が生じるので好ましくない。また濃度を20質量%超とすると、種結晶を含む層が厚くなりすぎ、外側部分しか結晶化せず、内側の種結晶は十分に結晶化せずに保持されるので、ゼオライト膜の剥離や欠陥が発生し易くなる。
多孔質支持体としては、セラミックス、有機高分子又は金属からなるのが好ましく、セラミックスからなるのがより好ましい。セラミックスとしては、ムライト、アルミナ、シリカ、チタニア、ジルコニア等が好ましく、金属としてはステンレススチール、焼結されたニッケル又は焼結されたニッケルと鉄の混合物等が好ましい。
多孔質支持体の形状は特に限定されず、管状、平板状、ハニカム状、中空糸状、ペレット状等、種々の形状のものを使用できる。例えば管状の場合、多孔質支持体の大きさは特に限定されないが、実用的には長さ2〜200cm程度、内径0.5〜2cm、厚さ0.5〜4mm程度である。
種結晶を含むスラリーを多孔質支持体に付着させるには、多孔質支持体の形状に応じてディップコート法、スプレーコート法、塗布法、濾過法等の方法を適宜選択する。多孔質支持体とスラリーとの接触時間は0.5〜60分間が好ましく、1〜10分間がより好ましい。
種結晶を付着させた後、多孔質支持体を乾燥させるのが好ましい。高温で乾燥させると、溶媒の蒸発が早く、種結晶粒子の凝集が多くなるため、均一な種結晶付着状態を壊してしまうおそれがあるので好ましくない。このため乾燥は70℃以下で行うのが好ましい。加熱時間を短くするため、室温乾燥と加熱乾燥を組み合わせて行うのがより好ましい。乾燥は多孔質支持体が十分に乾燥するまで行えばよく、乾燥時間は特に限定されないが、通常2〜12時間程度で良い。
多孔質支持体上でのゼオライト膜の合成は、水熱合成法、気相法等により行うことができる。以下水熱合成法を例にとって、ゼオライト膜の合成方法を説明するが、本発明はこれに限定されない。
水熱反応の原料を水に加えて撹拌し、ゼオライト合成反応に使用する反応溶液又はスラリーを作製する。原料はアルミナ源及びシリカ源と、必要に応じてアルカリ金属源及び/又はアルカリ土類金属源である。アルミナ源としては、水酸化アルミニウム、アルミン酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミニウム等のアルミニウム塩の他、アルミナ粉末、コロイダルアルミナ等が挙げられる。シリカ源としては、ケイ酸ナトリウム、水ガラス、ケイ酸カリウム等のアルカリ金属ケイ酸塩の他、シリカ粉末、ケイ酸、コロイダルシリカ、ケイ素アルコキシド(アルミニウムイソプロポキシド等)等が挙げられる。アルカリ(土類)金属源としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム等が挙げられる。アルカリ金属ケイ酸塩は、シリカ源及びアルカリ金属源として兼用できる。
反応溶液又はスラリー中のシリカ源+アルミナ源の含有量は特に限定されないが、50〜99.5質量%であるのが好ましく、60〜90質量%であるのがより好ましい。シリカ源+アルミナ源の含有量が50質量%未満であるとゼオライトの合成反応が遅すぎ、また99.5質量%超であると均一なゼオライト膜が形成し難い。
反応溶液又はスラリーに、ゼオライトの結晶化促進剤を添加しても良い。結晶化促進剤としては、テトラプロピルアンモニウムブロマイドや、テトラブチルアンモニウムブロマイド等が挙げられる。
種結晶を付着させた多孔質支持体に反応溶液又はスラリーを接触させ(例えば反応溶液又はスラリー中に浸漬し)、加熱処理する。加熱温度は40〜200℃が好ましく、80〜150℃がより好ましい。加熱温度が40℃未満であると、ゼオライトの合成反応が十分に起こらない。また200℃超であると、ゼオライトの合成反応を制御するのが困難であり、均一なゼオライト膜が得られない。加熱時間は加熱温度に応じて適宜変更し得るが、一般に1〜100時間であれば良い。なお水系の反応溶液又はスラリーを100℃超の温度に保持する場合、オートクレーブ中で加熱すれば良い。
本発明の製造方法により、MFI型、A型、T型等、種々の組成及び構造を有するゼオライト膜を製造できる。これらのゼオライト膜は分離膜として使用できる。
得られるゼオライト膜を分離膜として使用する場合、その性能は分離係数により表すことができる。例えばエタノールと水を分離する場合、分離前の水の濃度をA1質量%、エタノールの濃度をA2質量%とし、膜を透過した液体又は気体中の水の濃度をB1質量%、エタノールの濃度をB2質量%とすると、下記式(2):
α=(B1/B2)/(A1/A2)・・・(2)
により表されるものである。分離係数αが大きいほど、分離膜の性能が良いことになる。
α=M0・exp(M1・X)・・・(1)
(ただし、Xはゼオライト種結晶を含むスラリー中のゼオライト種結晶の濃度(質量%)を示し、M0及びM1は315≦M0≦1.4×105、−4.16≦M1≦−0.8を満たす定数である。)の関係が成立することが分かった。M0及びM1はゼオライトの種類により決まる定数である。
本発明は、支持体の細孔内に形成されるゼオライト層を制御して、ゼオライト膜全体における透過成分の透過量を向上させるものである。
ゼオライト膜は、一般的に、セラミクスなどの多孔質の支持体上に形成される。ゼオライト膜の分離膜としての特性は、膜を透過する成分の透過量と分離処理の前後における透過する成分の濃度の比率(分離選択性)によって評価される。
ゼオライト膜の開発においては、分離選択性の向上が図られる。本発明のような多孔質支持体へのゼオライト膜の形成において、その分離選択性を決める要因として、ゼオライト膜全体の緻密性を向上させる必要がある。膜の緻密性が低く、例えばピンホールなどがゼオライト膜に存在すると、そのピンホールを介して、透過成分と共に非透過成分もゼオライト膜を透過することとなり、その分離選択性は低下してしまう。よって、本発明の分離膜においても、その分離選択性が十分に高いことが大前提としてある。
(実施例)
A型ゼオライトの微粒子の粉体を水に入れて撹拌し、0.5質量%の濃度に調整したスラリーを3つ作製した。3つのスラリーの微粒子の平均粒径は、それぞれ100nm、300nmおよび500nmとした。そして、α−アルミナからなる管状多孔質支持体(平均細孔径1.3μm、外径10mm、内径6mm、長さ13cm)を3つ用意し、この3つの管状多孔質支持体を各スラリーにそれぞれ3分間浸漬した後、約0.2cm/sの速度で引き上げた。これを25℃の恒温槽中で2時間乾燥した後、70℃の恒温槽中で16時間乾燥した。乾燥後の各多孔質支持体を走査型電子顕微鏡で観察した結果、それぞれの多孔質支持体表面に種結晶が均質に付着していることが確認された。
第1の分離膜において、図4に示すように、表面付近には連続的および緻密に形成されたゼオライト結晶よりなるゼオライト膜が形成され、細孔内には、表面からの深さ30μm以上の部分にまで、ゼオライト結晶が緻密に形成されている。
ここで、さらに、深さ4μmごとの面分析および深さ10μmごとの面分析を行った。その結果を図8および図9にそれぞれ示す。図8および図9からもさらにわかるように、第3の分離膜では、第1および第2の分離膜と比べて、形成されているゼオライト結晶の総量が少ないことがわかる。これを数値化すると、分離膜の表面から深さ10μmまでのゼオライト結晶の総量M1と、分離膜の表面からの深さ10μmから表面からの深さ20μmまでのゼオライト結晶の総量M2との関係をM2/M1で表すと、第1、第2および第3の分離膜において、それぞれ0.58、0.36および0.11であった。さらに、分離膜の表面から深さ4μmまでのゼオライト結晶の総量M3と、分離膜の表面からの深さ12μmから表面からの深さ16μmまでのゼオライト結晶の総量M4との関係をM4/M3で表すと、第1、第2および第3の分離膜において、それぞれ0.52、0.21および0.05であった。
また、第3の分離膜のように支持体内部に形成されるゼオライト結晶の総量を減少させることにより、透過成分が分離膜内を透過していく際の透過抵抗を減少させることができる。これにより、分離膜の性能指標の1つである透過係数を向上させることができる
Claims (10)
- 所定の平均細孔径を有する多孔質支持体と、
前記多孔質支持体の表面に緻密に形成されたゼオライト膜とからなる分離膜であって、
前記ゼオライト膜の表面から10μmの深さまでに形成されたゼオライト結晶の総量M1と、前記ゼオライト膜の表面から10μmの深さから前記ゼオライト膜の表面から20μmの深さまでに形成されたゼオライト結晶の総量M2との関係がM2/M1<0.4であることを特徴とする分離膜。 - 請求項1において定義したM1とM2との関係がM2/M1<0.12であることを特徴とする請求項1に記載の分離膜。
- 前記ゼオライト膜の表面から4μmの深さまでに形成されたゼオライト結晶の総量M3と、前記ゼオライト膜の表面から12μmの深さから前記ゼオライト膜の表面から16μmの深さまでに形成されたゼオライト結晶の総量M4との関係がM4/M3<0.30であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分離膜。
- 請求項3において定義したM3とM4との関係がM4/M3<0.06であることを特徴とする請求項3に記載の分離膜。
- 前記ゼオライト膜の表面から前記多孔質支持体の表面までの深さが5μm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の分離膜。
- 前記ゼオライト膜を構成するゼオライト物質が、A型ゼオライトであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の分離膜。
- 所定の平均細孔径を有する多孔質支持体にゼオライトの種結晶を担持させる種結晶担持工程と、
種結晶が担持された前記多孔質支持体を所定の組成で予め用意されたゼオライト合成用反応液内に浸漬させ、水熱反応により多孔質支持体の表面および細孔内にゼオライト結晶を形成する結晶形成工程とを備え、
前記多孔質支持体の表面の平均細孔径をR、前記種結晶の平均径をSとしたときに、R−S≦1.1μmであることを特徴とする分離膜の作製方法。 - 前記多孔質支持体の表面の平均細孔径をR、前記種結晶の平均径をSとしたときに、0.1μm≦R−S≦0.8μmであることを特徴とする請求項7に記載の分離膜の作製方法。
- 前記多孔質支持体の表面の平均細孔径が0.4〜1.5μmであることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の分離膜の作製方法。
- 前記種結晶の平均径が0.3μm〜0.8μmであることを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載の分離膜の作製方法。
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