JP2005255816A - 木質材料用光硬化性塗料組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 下塗りをせずに木質材料に直接塗装しても発泡及び木質材料への吸い込みが抑制され、塗膜の表面平滑性に優れた肉もちの良い塗膜を形成可能な塗料組成物の提供。
【解決手段】
重合性樹脂(例、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート及びポリエステルアクリレートからなる群から選択される少なくとも1種のアクリレート)、光重合開始剤及び熱可塑性樹脂(例、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらのエステルによる重合体)を含有する木質材料用光硬化性塗料組成物。
【効果】木質表面に、発泡がなく、肉もち感に優れた塗膜が得られる。
【選択図】なし
【解決手段】
重合性樹脂(例、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート及びポリエステルアクリレートからなる群から選択される少なくとも1種のアクリレート)、光重合開始剤及び熱可塑性樹脂(例、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらのエステルによる重合体)を含有する木質材料用光硬化性塗料組成物。
【効果】木質表面に、発泡がなく、肉もち感に優れた塗膜が得られる。
【選択図】なし
Description
本発明は、木質材料に直接塗装されても、泡立ちが少なく肉もちの良い光硬化性塗料組成物に関する。
木質材料には、耐久性付与及び美感向上等を目的として、光硬化性アクリレート系樹脂、2液型ウレタン、不飽和ポリエステルなどの塗料(上塗り剤又は中塗り剤)が塗装される。しかし、上塗り剤又は中塗り剤を直接塗装すると、塗料が木質材料に吸い込まれることにより塗面の平滑性が悪化し肉もちが悪くなったり、小さい泡が生ずるなどの問題が発生する。このため、上塗り剤又は中塗り剤を塗装する前に、木質材料の吸い込みを抑え、発泡を抑制し、表面を平滑にすることを目的として、一般にシーラー(ウッドシーラー)と呼ばれる下塗り塗料で導管などを穴埋め(目止め)をしていた(特許文献1)。
特開2000−317386号公報
従って、下塗りをせずに木質材料に直接塗装しても発泡及び木質材料への吸い込みが抑制され、塗膜の表面平滑性に優れた肉もちの良い塗膜を形成可能な塗料組成物が期待されている。
本発明者らは、光硬化性塗料組成物に熱可塑性樹脂組成物を配合することによって、木質材料に直接塗装しても発泡及び木質材料への吸い込みが抑制され、塗膜の表面平滑性に優れた肉もちの良い塗膜を形成可能であることを見いだし、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、下記の木質材料用光硬化性組成物を提供するものである。
項1. 重合性樹脂、光重合開始剤及び熱可塑性樹脂を含有する木質材料用光硬化性塗料組成物。
項2. 熱可塑性樹脂の含有量が1〜20重量%である項1に記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項3. 熱可塑性樹脂の重量平均分子量5000〜10万である項1又は2に記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項4. 熱可塑性樹脂が、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらのエステルからなる群から選択される少なくともの重合体である項1〜3のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項5. 熱可塑性樹脂が、溶剤重合法で得られた重合体である項1〜4のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項6. 熱可塑性樹脂が、スチレン、メチルメタクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート及びエチルアクリレートの共重合物、並びに2-エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート及びジメチルアクリルアマイドの共重合物からなる群から選択される少なくとも1種の共重合物である項1〜5のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項7. 重合性樹脂が、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート及びポリエステルアクリレートからなる群から選択される少なくとも1種のアクリレートである項1〜6のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項1. 重合性樹脂、光重合開始剤及び熱可塑性樹脂を含有する木質材料用光硬化性塗料組成物。
項2. 熱可塑性樹脂の含有量が1〜20重量%である項1に記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項3. 熱可塑性樹脂の重量平均分子量5000〜10万である項1又は2に記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項4. 熱可塑性樹脂が、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらのエステルからなる群から選択される少なくともの重合体である項1〜3のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項5. 熱可塑性樹脂が、溶剤重合法で得られた重合体である項1〜4のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項6. 熱可塑性樹脂が、スチレン、メチルメタクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート及びエチルアクリレートの共重合物、並びに2-エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート及びジメチルアクリルアマイドの共重合物からなる群から選択される少なくとも1種の共重合物である項1〜5のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
項7. 重合性樹脂が、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート及びポリエステルアクリレートからなる群から選択される少なくとも1種のアクリレートである項1〜6のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
以下の本発明の木質材料用光硬化性塗料組成物を説明する。本発明の木質材料用光硬化性塗料組成物は、重合性樹脂、光重合開始剤及び熱可塑性樹脂を含有することを特徴とする。なお、光硬化性とは、紫外線、可視光線などの光線をあびることにより硬化する性質をいう。
(1)熱可塑性樹脂
熱可塑性樹脂は、通常、アクリル酸系単量体の重合体、アクリル酸系単量体とその他の単量体(マレイン酸系単量体、フマル酸系単量体、ビニル系単量体、アクリロニトリル等)との重合体を使用する。
熱可塑性樹脂は、通常、アクリル酸系単量体の重合体、アクリル酸系単量体とその他の単量体(マレイン酸系単量体、フマル酸系単量体、ビニル系単量体、アクリロニトリル等)との重合体を使用する。
アクリル酸系単量体としては、通常、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸アルキルエステル、アクリル酸グリシジルエステル、メタクリル酸グリシジルエステル、N,N-ジアルキルアクリルアミド、N,N-ジアルキルアクリルアミドなどが単独又は2種以上組み合わせて使用される。ここでアルキルは、通常、炭素数1〜12の直鎖又は分岐状のアルキルであり、好ましくは炭素数1〜8の直鎖又は分岐状のアルキルである。具体的なアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキルエステルの例としては、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n-プロピルアクリレート、n-プロピルメタクリレート、イソプロピルアクリレート、イソプロピルメタクリレート、n-ブチルアクリレート、n-ブチルメタクリレート、イソブチルアクリレート、イソブチルメタクリレート、tert-ブチルアクリレート、tert-ブチルメタクリレート、n-ヘキシルアクリレート、n-ヘキシルメタクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート、2-エチルヘキシルメタクリレート、n-オクチルアクリレート、n-オクチルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレートなどが挙げられる。
マレイン酸系単量体としては、通常、マレイン酸、マレイン酸モノ又はジアルキルエステル、無水マレイン酸などが単独又は2種以上組み合わせて使用される。ここでアルキルは、通常、炭素数1〜10の直鎖又は分岐状のアルキルであり、好ましくは炭素数1〜8の直鎖又は分岐状のアルキルである。
フマル酸系単量体としては、通常、フマル酸、フマル酸モノ又はジアルキルエステルなどが単独又は2種以上組み合わせて使用される。ここでアルキルは、通常、炭素数1〜10の直鎖、分岐又は環状のアルキルであり、好ましくは炭素数1〜8の直鎖又は分岐状のアルキルである。
イタコン酸系単量体としては、通常、イタコン酸、イタコン酸モノ又はジアルキルエステルなどが単独又は2種以上組み合わせて使用される。ここでアルキルは、通常、炭素数1〜10の直鎖又は分岐状のアルキルであり、好ましくは炭素数1〜8の直鎖又は分岐状のアルキルである。
上記以外のその他の単量体ビニル系単量体としては、通常、スチレン、酢酸ビニル、ビニルトルエンなどが単独又は2種以上組み合わせて使用される。
熱可塑性樹脂を合成するための好ましい単量体の組み合わせは、目的とする熱可塑性樹脂のガラス転移温度が目標物性に適合するか、容易に共重合できるかなどにより適宜決定することができる。例えば、メチルメタアクリレート、ジメチルアクリルアミド、スチレンなどの高Tgの単量体と、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2-エチルヘキシルアクリレートなどの低Tgの単量体の組み合わせが好適である。
熱可塑性樹脂は、通常、これらの単量体を、溶液重合法、懸濁重合法、塊状重合法、乳化重合法などの方法で重合させて得られる。これらの中でも、溶剤に溶解した状態で重合する溶液重合法は、不溶分がないため、好ましい。溶液重合法とは、例えば、60〜140℃程度の温度で、溶剤重合触媒(過酸化物、アゾビス化合物など)の存在化にビニル系単量体を重合させる方法である。各種重合に使用される重合触媒としては、通常、ラジカル重合触媒が使用される。具体的には、2,2'-アゾビスイソブチルニトリル、2,2'-アゾビス-2,4-ジメチルバレロニトリル、アゾビス2-メチルブチロニトリル、tert-ブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート、ベンゾイルパーオキサイド、ジ-tert-ブチルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイドなどである。
熱可塑性樹脂は、本発明の塗料組成物中、通常1〜20重量%程度、好ましくは3〜10重量%程度配合する。配合量がこの範囲にあると、硬化塗膜のレベリング性の向上、気泡、ハジキ及びクレーターの減少などの点で有利である。
また、熱可塑性樹脂の重量平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる測定値であり、ポリスチレン換算)は、通常5000〜10万程度、好ましくは5000〜7万程度である。分子量がこの範囲にあると、より塗布に適した粘度であってかつ木質材料へのしみ込みがより抑制された塗料組成物となるため好ましい。熱可塑性樹脂のガラス転移温度(Tg)は、通常−60〜100℃程度、好ましくは−50〜70℃程度である。
光硬化性組成物は、無溶剤系で用いられる場合があり、重合した樹脂から溶媒を除去することがある。その場合、通常、例えば、重合終了後、生成物を撹拌装置の付いた密閉槽に移し、適当に加熱しながら減圧条件下で溶剤を除去する一般的な方法が採用されるが、溶剤を除去できればその方法は特に制限されない。
(2)重合性樹脂
本発明において使用される重合性樹脂は、通常、従来木質材料用塗料の主要成分として、塗膜物性と良好な硬化性を得る目的で使用され、例えば、アクリレート系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂等が使用され、常法により製造することができる。
本発明において使用される重合性樹脂は、通常、従来木質材料用塗料の主要成分として、塗膜物性と良好な硬化性を得る目的で使用され、例えば、アクリレート系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂等が使用され、常法により製造することができる。
アクリレート系樹脂としては、脂肪族系、芳香族系のいずれであってもよく、通常、ウレタンアクリレート系樹脂、エポキシアクリレート系樹脂、ポリエステルアクリレート系樹脂、ポリエーテルアクリレート系樹脂などが使用される。好ましくはウレタンアクリレート系樹脂、エポキシアクリレート系樹脂である。
アクリレート系樹脂及び不飽和ポリエステル系樹脂は、光重合可能なオリゴマーを主成分とし、必要に応じて光重合可能なモノマーを含む。アクリレート系樹脂は、例えば、日本合成化学工業製の紫光シリーズ;東亞合成製のアロニックスシリーズ;共栄社化学製のエポキシエステルシリーズ、ウレタンアクリレートシリーズ;新中村化学工業製のNKオリゴマーシリーズとして市販されており、入手は容易である。
ウレタンアクリレート系樹脂は、一般的には、ポリオールと有機ジイソシアネートを反応させ、ポリウレタンプレポリマーとし、次いで水酸基含有アクリレート付加させることによって得られ、分子中に官能基としてアクリロイル基(CH2=CHCO−)と、ウレタン結合(−NHCOO−)を有するオリゴマーである。具体的なポリオールの例としては、ポリ(プロピレンオキサイド)ジオール、ポリ(エチレンオキサイド)ジオール、ポリ(テトラメチレンオキサイド)ジオール、ポリエステルポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、エトキシ化ビスフェノールAなどが挙げられる。
エポキシアクリレート系樹脂は、一般的には、ポリエポキシ化合物(またはエポキシ樹脂)とアクリル酸とをエステル化して得られる。具体的なエポキシアクリレートの例としては、各種ビスフェノール(ビスフェノールA、ビスフェノールS、ビスフェノールFなど)とエピクロルヒドリンとアクリル酸との反応により合成されるビスフェノール型エポキシアクリレート、フェノールノボラックとエピクロルヒドリンとアクリル酸との反応により合成されるフェノールノボラック型エポキシアクリレートなどが挙げられる。
ポリエステルアクリレート系樹脂は、一般的には、多価アルコール又はポリエステルポリオールを触媒存在下にてアクリル酸でエステル化して得られる。具体的なポリエステルアクリレートの例としては、無水フタル酸とプロピレンオキサイドとアクリル酸との反応により合成されるアクリレート、アジピン酸と1,6-ヘキサンジオールとアクリル酸との反応により合成されるアクリレート、トリメリット酸とジエチレングリコールとアクリル酸との反応により合成されるアクリレートなどが挙げられる。
不飽和ポリエステル系樹脂は、例えば、1,2-プロピレングリコールとエチレングリコールと無水フタル酸と無水マレイン酸とからなる不飽和ポリエステル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル、グリセリンモノアリルエーテル等のアリル基含有不飽和ポリエステル化合物とスチレンとが配合された不飽和ポリエステルなどが挙げられる。
光重合可能なオリゴマーは、本発明の塗料組成物中、通常20〜80重量%、好ましくは30〜70重量%配合される。
光重合可能なモノマーは、主として光重合可能なオリゴマーと併用して使用され、2-エチルヘキシルアクリレート、2-エチルヘキシルメタクリレート、イソペンチルアクリレート、イソペンチルメタクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリレート、ブトキシエチルアクリレート、ブトキシエチルメタクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、エトキシジエチレングリコールメタクリレート、メトキシジプロピレングリコールアクリレート、メトキシジプロピレングリコールメタクリレート、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシエチルメタクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、テトラヒドロフルフリルメタクリレート、イソボルニルアクリレート、イソボルニルメタクリレート、2-ヒドロキシエチルアクリレート、2-ヒドロキシエチルメタクリレート、2-ヒドロキシプロピルアクリレート、2-ヒドロキシプロピルメタクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、シクロヘキシルアクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、1,9-ノナンジオールジアクリレート、1,9-ノナンジオールジメタクリレート、1,6-ヘキサンジオールジアクリレート、1,6-ヘキサンジオールジメタクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジアクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジメタクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジメタクリレート、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物ジアクリレート、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物ジメタクリレート、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物ジアクリレート、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物ジメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリメタクリレート、ジトリメチロールプロパントリアクリレート、ジトリメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサメタクリレート、アクリロイルモルフォリン、N-ビニルホルムアミド、N-ビニルピロリドン、ドデシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテルなどを挙げられ、単独又は2種以上組み合わせて用いることができる。好ましくは、アクリレート系モノマーであり、より好ましくは1,9-ノナンジオールアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物ジアクリレートなどである。
光重合可能なモノマーは、本発明の塗料組成物中、通常20〜80重量%、好ましくは30〜70重量%配合される。
(3)光重合開始剤
光重合開始剤は、本発明において使用される重合性樹脂を重合させる。使用される光重合開始剤に特に制限はなく、従来公知のものを用いることができる。例えば、4-フェノキジクロロアセトフェノン、4-tert-ブチルジクロロアセトフェノン、4-tert-ブチルトリクロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニルプロパン-1-オン、1-(4-イソプロピルフェニル)-2-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-1-オン、1-(4-ドデシルフェニル)-2-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-1-オン、4-(2-ヒドロキシエトキシ)-フェニル(2-ヒドロキシ-2-プロピル)ケトン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2-メチル-1-〔4-(メチルチオ)フェニル〕-2-モルフォリノプロパン-1-オン、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジルジメチルケタール、ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4-フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、アクリル化ベンゾフェノン、4-ベンゾイル-4'-メチルジフェニルサルファイド、3,3'-ジメチル-4-メトキシベンゾフェノン、チオキサンソン、2-クロロチオキサンソン、2-メチルチオキサンソン、2,4-ジメチルチオキサンソン、イソプロピルチオキサンソン、2,4-ジクロロチオキサンソン、2,4-ジイソプロピルチオキサンソン、α-アシロキシムエステル、アシルホスフィノキサイド、メチルフェニルグリオキシレート、ベンジル、9,10-フェナンスレキノン、ジベンゾスベロンなどが挙げられ、単独又は2種以上を組み合わせて使用できる。
光重合開始剤は、本発明において使用される重合性樹脂を重合させる。使用される光重合開始剤に特に制限はなく、従来公知のものを用いることができる。例えば、4-フェノキジクロロアセトフェノン、4-tert-ブチルジクロロアセトフェノン、4-tert-ブチルトリクロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニルプロパン-1-オン、1-(4-イソプロピルフェニル)-2-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-1-オン、1-(4-ドデシルフェニル)-2-ヒドロキシ-2-メチルプロパン-1-オン、4-(2-ヒドロキシエトキシ)-フェニル(2-ヒドロキシ-2-プロピル)ケトン、1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2-メチル-1-〔4-(メチルチオ)フェニル〕-2-モルフォリノプロパン-1-オン、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル、ベンジルジメチルケタール、ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4-フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、アクリル化ベンゾフェノン、4-ベンゾイル-4'-メチルジフェニルサルファイド、3,3'-ジメチル-4-メトキシベンゾフェノン、チオキサンソン、2-クロロチオキサンソン、2-メチルチオキサンソン、2,4-ジメチルチオキサンソン、イソプロピルチオキサンソン、2,4-ジクロロチオキサンソン、2,4-ジイソプロピルチオキサンソン、α-アシロキシムエステル、アシルホスフィノキサイド、メチルフェニルグリオキシレート、ベンジル、9,10-フェナンスレキノン、ジベンゾスベロンなどが挙げられ、単独又は2種以上を組み合わせて使用できる。
光重合開始剤は、本発明の塗料組成物中、通常1〜12重量%、好ましくは3〜6重量%配合される。
また、必要に応じて光開始助剤を配合することもできる。光開始助剤としては、例えば、トリエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、4,4-ジエチルアミノベンゾフェノン、2-ジメチルアミノエチル安息香酸、4-ジメチルアミノエチル安息香酸イソアミル、4-ジメチルアミノエチル安息香酸2-エチルヘキシル、重合性3級アミンなどが挙げられ、単独又は2種以上組み合わせて使用される。
さらに、その他の任意の配合成分としては、レベリング剤、消泡剤、チクソ性付与剤、つや消し剤、体質顔料、着色顔料、染料、溶剤等を挙げることができる。
本発明の塗料組成物は、光重合性樹脂、光重合開始剤、熱可塑性樹脂、その他の任意の配合成分を混合することにより得ることができる。また、本発明の塗料組成物は、2液型とすることもできる。例えば、ポリウレタンアクリレート系の場合、硬化剤のポリイソシアネートと、主剤のポリオール等の成分とに分包することにより2液型として保存し、使用時にこれらを一定量比で配合して用いることができる。
また、本発明の塗料組成物の塗装対象となる木質材料は、塗装対象面が木材であればどのようなものでも良く、天然木、突き板合板等の加工木材などを問わない。例えば、木材、合板、ファイバーボード、パーティクルボード、ウェファーボード等の木質ボード、積層合板、転写印刷合板、転写印刷ファイバーボード等を挙げることができる。その用途は問わないが、例えば、建築材料、家具などである。木材の材質は、ヒノキ、ネズコ、ヒバ、マツ、ポプラ、キリ、ツガ、スギ、セン、シラカバ、ブナ、ナラ(ミズナラ、コナラなど)、ケヤキ、セン、アガチス、オーク、メルクシマツ、ラジアータパイン、アピトン、ライトレッドメランチ、ゴム、ラミン、ニヤトー、コクタン、シタン、ローズウッド、チーク、ウォールナットなどが例示できる。好ましくは、広葉樹の木材であり、より好ましくは、ナラ、オーク、ブナなどである。
本発明の塗料組成物を木質材料に塗装する方法は、特に制限されず、公知の塗装方法が採用される。例えば、ナチュラルロールコーター、ナチュラルリバースロールコーター、リバースロールコーター、カーテンフローコーター、エアスプレー、エアレススプレー、バキュームコーター、静電塗装、刷毛塗り、ローラー塗りなどが挙げられる。
また、本発明の塗料組成物は、一度のコーティングで下塗りと中塗りの役目を果たすことができるため、下塗り中塗り兼用コーティング剤用の組成物として利用できる。
本発明の木質材料用光硬化性塗料組成物は、木質材料に直接塗装しても発泡及び木質材料への吸い込みが抑制され、目止めもでき、塗膜の表面平滑性に優れた肉もちの良い塗膜を形成できるため、従来は、発泡や木質材料への吸い込みを防止するために必要であった下塗り工程を省略することができる。即ち、本発明の組成物は一度の塗布で中塗りの特性(表面平滑性、肉もち感など)と下塗りの特性(発泡抑制、吸い込み抑制、目止めなど)を充足できるものである。
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されない。なお、実施例において「部」は「重量部」を意味する。
製造例1
<熱可塑性樹脂1の製造>
撹拌機、温度計、還流冷却器、窒素導入管、滴下ロートを備えた反応容器に、トルエン135部を仕込み、窒素ガスを導入しつつ、110℃まで昇温した。その後、スチレン184部、メチルメタクリレート89部、2-エチルヘキシルアクリレート22部、エチルアクリレート22部、tert-ブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート32部(重合開始剤)からなる混合溶液を滴下ロートにて3時間かけて等速滴下した。滴下終了後、反応容器にトルエン30部を添加し、110℃で1時間撹拌した後、tert-ブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート1.6部及びトルエン6部を加え、さらに110℃で3時間撹拌し、アクリル共重合体溶液を得た。アクリル共重合体溶液のガラス転移温度(計算値)は66℃で、不揮発分は72重量%、重量平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる測定値であり、ポリスチレン換算)は9000であった。この溶液からトルエンを減圧留去し、白色粉末の熱可塑性樹脂1を得た。
<熱可塑性樹脂1の製造>
撹拌機、温度計、還流冷却器、窒素導入管、滴下ロートを備えた反応容器に、トルエン135部を仕込み、窒素ガスを導入しつつ、110℃まで昇温した。その後、スチレン184部、メチルメタクリレート89部、2-エチルヘキシルアクリレート22部、エチルアクリレート22部、tert-ブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート32部(重合開始剤)からなる混合溶液を滴下ロートにて3時間かけて等速滴下した。滴下終了後、反応容器にトルエン30部を添加し、110℃で1時間撹拌した後、tert-ブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート1.6部及びトルエン6部を加え、さらに110℃で3時間撹拌し、アクリル共重合体溶液を得た。アクリル共重合体溶液のガラス転移温度(計算値)は66℃で、不揮発分は72重量%、重量平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる測定値であり、ポリスチレン換算)は9000であった。この溶液からトルエンを減圧留去し、白色粉末の熱可塑性樹脂1を得た。
製造例2
<熱可塑性樹脂2の製造>
撹拌機、温度計、還流冷却器、窒素導入管、滴下ロートを備えた反応容器に、メチルエチルケトン180部及びブチルアクリレート120部を仕込み、窒素ガスを導入しつつ、85℃まで昇温した。その後、2-エチルヘキシルアクリレート240部、ブチルアクリレート120部、ジメチルアクリルアマイド120部、2,2'-アゾビスイソブチロニトリル6部(重合触媒)、メチルエチルケトン56部からなる混合溶液を滴下ロートにて3時間かけて等速滴下した。滴下終了後、反応容器にメチルエチルケトン24部を添加し、85℃で1時間撹拌した後、2,2-アゾビス-2,4-ジメチルバレロニトリル18部をメチルエチルケトン62部に溶解した溶液を3時間かけて滴下した。その後85℃で2時間撹拌し、アクリル共重合体溶液を得た。アクリル共重合体溶液のガラス転移温度(計算値)は−50℃で、不揮発分は67重量%、重量平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる測定値であり、ポリスチレン換算)は50000であった。この溶液からメチルエチルケトンを減圧留去し、白色粉末の熱可塑性樹脂2を得た。
<熱可塑性樹脂2の製造>
撹拌機、温度計、還流冷却器、窒素導入管、滴下ロートを備えた反応容器に、メチルエチルケトン180部及びブチルアクリレート120部を仕込み、窒素ガスを導入しつつ、85℃まで昇温した。その後、2-エチルヘキシルアクリレート240部、ブチルアクリレート120部、ジメチルアクリルアマイド120部、2,2'-アゾビスイソブチロニトリル6部(重合触媒)、メチルエチルケトン56部からなる混合溶液を滴下ロートにて3時間かけて等速滴下した。滴下終了後、反応容器にメチルエチルケトン24部を添加し、85℃で1時間撹拌した後、2,2-アゾビス-2,4-ジメチルバレロニトリル18部をメチルエチルケトン62部に溶解した溶液を3時間かけて滴下した。その後85℃で2時間撹拌し、アクリル共重合体溶液を得た。アクリル共重合体溶液のガラス転移温度(計算値)は−50℃で、不揮発分は67重量%、重量平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる測定値であり、ポリスチレン換算)は50000であった。この溶液からメチルエチルケトンを減圧留去し、白色粉末の熱可塑性樹脂2を得た。
実施例1〜6及び比較例
下記表1に示す成分を密閉型の混合槽に入れ、プロペラ型の撹拌羽で室温混合し、実施例1〜6及び比較例1光硬化性塗料組成物を得た。
なお、ここでは、成分として以下の市販品を使用している。
ウレタンアクリレート:日本合成化学製の「UV-7550B」
エポキシアクリレート:共栄社化学製の「エポキシエステル300A」
エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート:第一工業製薬製の「TMP-3」
1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン:チバスペシャルティ製の「イルガキュアー184」
下記表1に示す成分を密閉型の混合槽に入れ、プロペラ型の撹拌羽で室温混合し、実施例1〜6及び比較例1光硬化性塗料組成物を得た。
なお、ここでは、成分として以下の市販品を使用している。
ウレタンアクリレート:日本合成化学製の「UV-7550B」
エポキシアクリレート:共栄社化学製の「エポキシエステル300A」
エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート:第一工業製薬製の「TMP-3」
1-ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン:チバスペシャルティ製の「イルガキュアー184」
<発泡及び肉もち感>
実施例1〜6及び比較例1の組成物をナラ材突き板合板にバーコーター(#12)で塗布し(塗布量80g/m2)、セッティング(塗布後照射までの時間)15秒を置いて、UV照射装置(ヒュージョン社製。Dバルブ装着。積算照度800mj/cm2)で照射した。UV照射後の各合板の塗膜の発泡及び肉もち感を評価した。評価結果を表2に示す。なお、肉もち感の評価基準は以下に示すとおりである。
肉もち感5:光沢感が非常にあり、塗膜の木目への落ち込みが非常に少なく、肉もち感が非常によい。
肉もち感4:光沢感があり、塗膜の木目への落ち込みが少なく、肉もち感がよい。
肉もち感3:光沢感があり、塗膜の木目への落ち込みが少なく、肉もち感がある。
肉もち感2:光沢感に乏しく、木目にハジキがあり、肉もち感がない。
肉もち感1:光沢感がなく、木目にハジキが多くあり、塗膜に厚みを感じない。
Claims (7)
- 重合性樹脂、光重合開始剤及び熱可塑性樹脂を含有する木質材料用光硬化性塗料組成物。
- 熱可塑性樹脂の含有量が1〜20重量%である請求項1に記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
- 熱可塑性樹脂の重量平均分子量5000〜10万である請求項1又は2に記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
- 熱可塑性樹脂が、アクリル酸、メタクリル酸及びこれらのエステルからなる群から選択される少なくともの重合体である請求項1〜3のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
- 熱可塑性樹脂が、溶剤重合法で得られた重合体である請求項1〜4のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
- 熱可塑性樹脂が、スチレン、メチルメタクリレート、2-エチルヘキシルアクリレート及びエチルアクリレートの共重合物、並びに2-エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート及びジメチルアクリルアマイドの共重合物からなる群から選択される少なくとも1種の共重合物である請求項1〜5のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
- 重合性樹脂が、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート及びポリエステルアクリレートからなる群から選択される少なくとも1種のアクリレートである請求項1〜6のいずれかに記載の木質材料用光硬化性塗料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004068497A JP2005255816A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 木質材料用光硬化性塗料組成物 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100848082B1 (ko) | 2006-12-28 | 2008-07-24 | (주)디피아이 홀딩스 | 광경화 도료 조성물 및 이를 이용한 코팅 방법 |
JP2009024156A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-02-05 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 紫外線硬化型塗料 |
CN103589327A (zh) * | 2013-12-06 | 2014-02-19 | 东周化学工业(昆山)有限公司 | 光固化除甲醛新型环保涂料及其制备方法 |
-
2004
- 2004-03-11 JP JP2004068497A patent/JP2005255816A/ja active Pending
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