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JP2005252931A - 直交変調器 - Google Patents

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JP2005252931A
JP2005252931A JP2004063540A JP2004063540A JP2005252931A JP 2005252931 A JP2005252931 A JP 2005252931A JP 2004063540 A JP2004063540 A JP 2004063540A JP 2004063540 A JP2004063540 A JP 2004063540A JP 2005252931 A JP2005252931 A JP 2005252931A
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JP
Japan
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signal
output
frequency
fif
mixer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2004063540A
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English (en)
Inventor
Fumiya Kamimura
二三也 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004063540A priority Critical patent/JP2005252931A/ja
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Abstract

【課題】ミキサ出力に存在する2つの入力周波数やその和及び差の周波数の信号により発生する送信スプリアスを直交変調器内部または出力後に挿入されるフィルタで容易に減衰させることのできる直交変調器を提供する。
【解決手段】第1の局部発振器1の出力を90度の位相差をもつ2つの信号を生成する移相器5と、ベースバンドI信号、ベースバンドQ信号とそれぞれ積算して加算することにより変調波信号を得る直交変調器6と、前記直交変調器の出力した変調波信号と第2の局部発振器3の発振信号とを積算することにより搬送波周波数まで周波数変換するミキサ9と前記ミキサの出力信号を増幅して出力するアンプ10を備え、前記移相器で生成される信号の周波数近辺を減衰させるトラップ回路12でミキサ出力のfIF信号を減衰させることで後段のアンプ等の非直線性により発生する送信出力でのスプリアスを低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末の送信部にて使用される直交変調器に関わり、特に変調波信号にスプリアス成分が含まれないように構成したものである。
近年、移動体通信においても直交位相推移変調(QPSK:Quaternary Phase Shift Keying )等の多値ディジタル変調を行う変調部を構成する直交変調器が一般的になっている。
図2は従来の一般的な直交変調器の構成を示すブロック図である。図2において、1は第1の局部発振器(以下、VCO1という)、2はVCO1の入力端子、3は第2の局部発振器(以下、VCO2という)、4はVCO2の入力端子である。5は前記VCO1が発生した局部発振信号より精度のよい90度の位相差を持つ搬送波を生成する移相器である。このように90度の位相差を持つ中間搬送波を生成するには、例えば、4分周する方法が知られており、第1の局部発振器1の周波数を予め中間搬送波の4倍の周波数で発振させておく必要がある。6は前記移相器にて生成された互いに90度の位相差を持つ中間搬送波をベースバンド信号により変調する直交変調回路であり、6a、6bの掛け算器、6cの加算器で構成されている。7はベースバンドI信号の入力端子、8はベースバンドQ信号の入力端子である。9は直交変調器6により出力される変調波信号と第2の局部発振器3で発生した発振信号とをミキシングして、所望の送信搬送波周波数を得るミキサであり、10は送信搬送波を増幅するアンプ、11は送信搬送波出力端子である。
次に動作について説明する。局部発振器1は搬送波の4倍の周波数を有する第1の局部発振信号を発生させる。この第1の局部発振信号はVCO1の入力端子2より移相器5に入力され、その移相器で4分周され、互いに90度の位相差をもつ中間搬送波となり、直交変調器6で入力端子7、8より入力されたベースバンドI信号、ベースバンドQ信号とそれぞれ積算して加算することにより変調波信号を得たのち、前記変調波信号と入力端子4より入力された第2の局部発振器3の第2の発振信号とをミキサ9で積算することにより搬送波周波数まで周波数変換された変調波信号を得て、アンプ10で増幅して出力端子11より出力する構成になっている。
第1の局部発振器1の周波数fIF*4と該第2の局部発振器3の周波数fLoは搬送波周波数fcに対し、例えば、fc=fLo+fIFとなるように設定する。ここで前記差の周波数(fLo-fIF )(以下、イメージ成分という)は計算上、発生する信号であり、後段にフィルタを挿入して落とす必要がある。また、fIFとfLoの周波数は変調器の変調精度を確保するため、fIF<<fLoの関係になるように設定するのが一般的である。このような変調器については、特許文献1が開示されている。
特開平7−226890号公報
しかしながらミキサ9の出力には所望の送信搬送波の和の周波数以外にも差の周波数(fIF-fLo )、fIF、fLoの周波数及びそれぞれの高調波信号も存在している。これはミキサの回路は所望の出力以外を低減させるためダブルバランス型の回路を使用することが一般的であり、fIF、fLoの周波数の信号は180度位相の異なる信号同士で打ち消しあって理想的には発生しないが、差動回路のDCオフセットや、前段の回路との配線間の寄生抵抗や寄生容量の影響により180度の位相差がずれることによりfIF、fLoの信号が出力されてしまう。ミキサ内または後段のアンプにおいて非線形の回路を通ることによりスプリアス発生の要因になっている。
ここで、fIF、fLoの信号が出力された場合のスプリアスの発生を考察してみるとミキサの出力に発生しているfLo+fIF、fLo-fIFとfIFの足し算、引き算の組み合わせによりfLo+2*fIF、fLo、fLo-2*fIFが、同様にfLo+fIF、fLo-fIFとfLoの足し算、引き算の組み合わせにより2*fLo+fIF、fIF、2*fLo-fIFのスプリアスが発生する。ここで、上記のスプリアスの周波数をみてみると所望の送信搬送波fLo+fIFと比較して+fIF、-fIF(=fLo)、-2*fIF、fLo、-fIF(=fLo)、-fIFだけ離れた周波数となる。つまり所望の送信搬送波fLo+fIFに比べ±fIF離れたところにスプリアスが発生し、-fIFの信号はfLoの信号と周波数が一致する(以下、fLoのスプリアスをローカルリークという)。fIF<<fLoであることを考慮すると所望の送信搬送波の±fLoの信号は±IFに比べより離れた周波数であり、イメージ成分を低減するために挿入するフィルタで十分減衰させることが可能である。
ところが、ローカルリークや所望の送信搬送波+fIFのスプリアスはイメージ成分に比べ送信搬送波に近いため、十分減衰させることができない。そのため、送信出力にローカルリークが残り、変調精度を劣化させる要因となったり、VCO2にローカルリークが回り込み特性を劣化させる要因となる。それを防ぐには後段のフィルタをより狭帯域にする等の処置が必要となる。
前記に鑑み、本発明は、上記スプリアス特にローカルリークを低減することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明に係る直交変調器は第1の局部発振器の出力より直交する2信号を生成する位相器と、ベースバンドI信号、ベースバンドQ信号とそれぞれ積算して加算することにより変調波信号を得る直交変調器とともに、該変調波信号と第2の局部発振器の発振信号とを積算することにより搬送波周波数まで周波数変換するミキサと同出力にfIF信号のみを減衰させるトラップ回路と該変調波信号を増幅して出力するアンプを備えている。
本発明に係る直交変調器によるとミキサ出力のfIF信号を低減でき、後段のアンプ等の非直線性により発生するfIFとの組合せによるスプリアスを低減することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る直交変調器について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1に示すように、1は第1の局部発振器(以下、VCO1という)、2はVCO1の入力端子、3は第2の局部発振器(以下、VCO2という)、4はVCO2の入力端子である。5は前記VCO1が発生した局部発振信号より精度のよい90度の位相差を持つ搬送波を生成する移相器である。このように90度の位相差を持つ中間搬送波を生成するには、例えば、4分周する方法が知られており、第1の局部発振器1の周波数を予め中間搬送波の4倍の周波数で発振させておく必要がある。6は前記移相器にて生成された互いに90度の位相差を持つ中間搬送波をベースバンド信号により変調する直交変調回路であり、6a、6bの掛け算器、6cの加算器で構成されている。7はベースバンドI信号の入力端子、8はベースバンドQ信号の入力端子である。9は直交変調器6により出力される変調波信号と第2の局部発振器3で発生した発振信号とをミキシングして、所望の送信搬送波周波数を得るミキサであり、12はミキサの出力のfIF信号のトラップ回路であり、13、14はミキサの出力端子である。10は送信搬送波を増幅するアンプ、11は送信搬送波出力端子である。
上記の構成によりミキサ9の出力ではトラップ回路12によりfIF信号が減衰しており、後段のアンプの非直線性により発生するfIFと所望の送信搬送波やイメージ成分の組合せによるスプリアスを低減できる。同様にfIFの高調波と搬送波信号やイメージ成分等の組合せによるスプリアスも低減できる。
本発明にかかる直交変調器はローカルリーク等のスプリアスを低減でき、変調精度劣化の少ない送信器を構成するのに有用である。
本発明の第1の実施の形態における直交変調器の構成を示すブロック図 従来の直交変調器の構成を示すブロック図
符号の説明
1 第1の局部発振器
2 VCO1の入力端子
3 第2の局部発振器
4 VCO2の入力端子
5 移相器
6 直交変調回路
6a 掛け算器
6b 掛け算器
6c 加算器
7 ベースバンドI信号の入力端子
8 ベースバンドQ信号の入力端子
9 ミキサ
10 アンプ
11 送信搬送波出力端子
12 fIFのトラップ回路
13 ミキサの出力端子
14 ミキサの出力端子

Claims (1)

  1. 第1の局部発振器の出力より直交する2信号を生成する移相器と、ベースバンドI信号、ベースバンドQ信号とそれぞれ積算して加算することにより変調波信号を得る直交変調器と、前記直交変調器の出力した変調波信号と第2の局部発振器の発振信号とを積算することにより搬送波周波数まで周波数変換するミキサと前記ミキサの出力に前記第1の局部発振器の発振周波数近辺を減衰させるトラップ回路と前記ミキサの出力信号を増幅して出力するアンプを備えていることを特徴とする直交変調器。
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