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JP2005244400A - 光通信ネットワークシステム - Google Patents

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JP2005244400A
JP2005244400A JP2004049067A JP2004049067A JP2005244400A JP 2005244400 A JP2005244400 A JP 2005244400A JP 2004049067 A JP2004049067 A JP 2004049067A JP 2004049067 A JP2004049067 A JP 2004049067A JP 2005244400 A JP2005244400 A JP 2005244400A
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Yoshihiro Nakahira
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】通信パスを動的に変更する際に、簡単な処理でトラフィックを退避させることができる、光通信ネットワークを安価に提供する。
【解決手段】本発明の光通信ネットワークシステムでは、新たな通信パスを設定するための資源の過不足を確認し、資源が不足している場合に資源の確保のために解除すべき通信パスを新たな通信パスよりも優先度が低い既存通信パスから選択し、解除すべき既存通信パスのIPトラフィックを他の通信パスに退避させ、この退避が終了した後で既存通信パスを解除し、その後、新たな通信パスを設定する。既存通信パスを解除する際に、この既存通信パスのトラフィックを他の通信パス退避させてから解除するので、簡単な処理のみでトラフィックの消失を防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、優先制御を行う機能を有する光通信ネットワークシステムにおいて、通信パスの設定を動的に行う技術に関する。本発明は、例えばインターネット用の光通信ネットワークシステムに適用することができる。
インターネット等に使用される光通信ネットワークシステムは、複数のノードと、これらのノードどうしを接続するリンクを備える。例えば、図18(A)に示した光通信ネットワークシステムは、ノードとして、ルータA〜Eおよび光スイッチF〜Jを備えている。そして、各ノードA〜Jは、光ファイバケーブルによって、1または複数の他のノードにリンクされている。また、ルータA〜Eは、それぞれ、光ファイバケーブルおよびトラフィックモニタTM1〜TM6を介して、他のネットワークNW1〜NW6にリンクされている。
通信ネットワークは、保守管理者が制御管理できる制御可能ドメインと、制御管理できない外部ドメインとに分けることができる。図18(A)の例では、ノードA〜J、トラフィックモニタTM1〜TM6およびこれらを相互接続する光ファイバケーブルからなる領域が制御可能ドメインである。一方、外部ネットワークNW1〜NW6は、外部ドメインである。すなわち、トラフィックモニタTM1〜TM6と外部ネットワークNW1〜NW6とを繋ぐ光ファイバケーブル上に、制御可能ドメインと外部ドメインとの境界が存在することになる。
制御可能ドメインは、転送プレーンと制御プレーンとに機能分割することができる。ここで、転送プレーンとはデータトラフィックの転送に使用されるプレーンであり、制御プレーンとはネットワークの制御管理に使用されるプレーンである。
また、制御可能ドメインは、通信パスの構築方法に応じて、複数のドメインにさらに階層化することができる。このようなドメインとしては、例えば、通常のIP(Internet protocol) 網のIPドメインや、パケットによって通信パス網が構築されるPSC(Packet Switch Capable) ドメイン、レイヤ2のスイッチ機能によって通信パス網が構築されるL2SC(Layer 2 Switch Capable)ドメイン、時分割多重によって通信パス網が構築されるTDM(Time Division Multiplexing)ドメイン、光波長によって通信パス網が構築されるLSC(Lambda Switch Capable) ドメイン、光ファイバによって通信パス網が構築されるFSC(Fiber Switch Capable)ドメイン等がある。
通信パスを識別する手段(すなわちラベル)としては、PSCドメインではパケットヘッダが、L2SCドメインではL2セルヘッダが、TDMドメインでは時分割多重のチャネル番号が、LSCドメインでは光波長が、FSCドメインでは物理ファイバ位置が、それぞれ使用される。ラベルを用いて構築される通信パスを、LSP(Label Switched Path) と称する。例えば、LSCドメインの通信パスはLSC−LSP、FSCドメインの通信パスはFSC−LSPというように称される。
図18(A)のシステムにLSC−LSPを構築した例を、図18(B)に示す。図18(B)の例では、2個のLSC−LSP1810,1820が構築されている。LSC−LSP1810は、光パスB−G−H−C内で、同一の光周波数を使用する。同様に、LSC−LSP1820は、光パスA−F−G−H−I−D内で、同一の周波数を使用する。ルータF,G,H,Iは、それぞれ、光周波数をラベルとしてスイッチングを行う。
制御可能ドメイン内に複数の通信パスを構築する場合、データ転送量が多い通信パスの回線容量を大きくし、データ転送量が少ない回線容量は小さくすることが望ましい。通信ネットワークシステム内でのトラフィックのばらつきに対応させてパスの設定を行うことにより、資源の有効活用が可能となる。しかしながら、例えばインターネットのようなIP通信ネットワークでは、トラフィックの変動が非常に激しいために、予めトラフィックの大小を予想して通信パスを構築することは困難である。このため、トラフィック分布の変動等に応じて動的に通信パスを変更することができるように、通信ネットワークシステムを構成することが望ましい。動的な通信ネットワークシステムを提案する文献としては、例えば、下記特許文献1や非特許文献1等がある。
特許文献1の通信ネットワークシステムでは、各パケット交換機PEXに設けられたパケット流量監視手段PFMが、トラフィック量を監視する。網管理センタNMCは、各パケット流量監視手段PFMの監視結果に基づいて、トラフィックの大きい区間に新しい通信パスを設定したり、トラフィックが小さい区間の通信パスを削除したりする。
また、非特許文献1には、現行通信パスの削除と新しい通信パスの設定とを行う際にパケットの損失等を抑制する技術が、提案されている。
特開2000−232483号公報 石田他2名、「高信頼WDMネットワークにおける論理トポロジー再構成アルゴリズムの提案」、信学技報2002−9、2002年9月発行、p49−54
しかしながら、特許文献1の技術では、通信パスの設定・解除をすべて網管理センタNMCが行う方式を用いるため、新たなパスを設定しようとしたときに網管理センタNMCが故障すると、システム全体が停止してしまう。また、網管理センタNMCや制御用ネットワークの輻輳を減らそうとすると、処理能力や通信能力を大きくしなければならなくなるので、コストが増大する。
また、非特許文献1の技術は、トラフィックを退避させるための通信パスを別途設けるため、そのための資源が必要になる。
本発明の課題は、分散的な処理を行い、トラフィックを消失させることなく、新たなパスを設定することができる光通信ネットワークシステムを提供することにある。
本発明は、複数のルータを用いて構築される通信パスを動的に変更する光通信ネットワークシステムに関する。
そして、新たな通信パスを設定するための資源の過不足を確認する資源確認手段と、資源が不足している場合に資源の確保のために解除すべき通信パスを新たな通信パスよりも優先度が低い既存通信パスから選択する解除パス選択手段と、解除すべき既存通信パスのIPトラフィックを他の通信パスに退避させるトラフィック退避手段と、トラフィック退避手段によるIPトラフィックの退避が終了した後で既存通信パスを解除するパス解除手段と、パス解除手段が既存通信パスを解除した後で新たな通信パスを設定するパス設定手段とを備える。
本発明によれば、既存通信パスを解除する際に、この既存通信パスのトラフィックを他の通信パス退避させてから解除し、トラフィックの消失を防止する通信ネットワークシステムを、分散的な手法で実現することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
第1実施形態
本発明の第1実施形態に係る通信ネットワークシステムについて、図1〜図4を用いて説明する。
本実施形態の通信ネットワークシステムの全体構成は、従来の通信ネットワークシステム(図18(A)参照)と同じである。本実施形態では、上述のLSCドメインに、通信パスを構築する。このため、ルータA〜Eとしては、LSCインタフェースを有するエッジルータ(以下、「LSCエッジルータ」と記す)を使用し、また、光スイッチF〜Jとしては、LSC−LSPを中継・クロスコネクトするためのスイッチルータ(以下、「LSCスイッチルータ」と記す)を使用する。
図1は、本実施形態に係るLSCエッジルータおよびLSCスイッチルータの機能的な要部構成を概略的に示すブロック図である。図1のLSCエッジルータ100は、図18(A)のルータA〜Eとして使用される。また、図1のLSCスイッチルータ200は、図18(A)の光スイッチF〜Jとして使用される。
LSCエッジルータ100は、入力されたユーザ信号に対して、パケット単位で出力方路の切り替えを行う。このLSCエッジルータ100は、制御機能部110と、転送機能部120と、制御インタフェース130とを備える。
制御機能部110は、パス制御機能部111と、IPパケット転送制御機能部112とを備える。パス制御機能部111は、LSCパスの出力方路切り換えおよびIPパケット単位での光パスの切り換えを制御する。一方、IPパケット転送制御機能部112は、IPパケット単位での出力方路切り替えを制御する。なお、パス制御機能部111内の各機能の詳細については、後述する。
転送機能部120は、IPパケット転送機能部121、IPルータインタフェース機能122、ルータインタフェース機能123、LSCパス終端インタフェース機能124およびLSCパス終端インタフェース機能125を備える。IPパケット転送機能部121は、IPパケットの転送を行う。IPルータインタフェース機能122およびルータインタフェース機能123は、従来のIPルータと同様のインタフェース機能である。また、LSCパス終端インタフェース機能124およびLSCパス終端インタフェース機能125は、LSCパスの終端を行う機能である。なお、LSCパス終端物理機能124およびLSCパス終端インタフェース機能125や、LSCパス終端を行う機能は、IPルータと別の装置にしてもよい。
制御インタフェース130は、ルータ間で制御信号を送受信するためのインタフェースである。
LSCスイッチルータ200は、LSCパス単位で出力方路の切り替えを行う。このLSCスイッチルータ200は、パケット単位での出力方路切り替えは行わない。LSCスイッチルータ200は、制御機能部210、転送機能部220および制御インタフェース230を備える。
制御機能部210は、LSCエッジルータ110のパス制御機能部111と同様、LSCパスの出力方路切り換えを制御する。但し、制御機能部210には、IPパケット転送経路の切り換えを制御するための機能は設けられていない。
転送機能部220は、パススイッチ機能部221を備えている。パススイッチ機能部221は、IPパケットの方路切り換えを行う。
制御インタフェース230は、ルータ間で制御信号を送受信するためのインタフェースである。
次に、本実施形態に係る通信ネットワークシステムの動作について、図2〜図4を用いて説明する。
図2(A)に、初期(変更前)のLSCパス状態の例を概念的に示す。なお、図2では、トラフィックモニタTM1〜TM6および外部ネットワークNW1〜NW6は省略した。図2(A)に示した例では、光パスA−F−G−B、光パスB−G−H−C、光パスC−H−I−D、光パスA−F−G−H−I−D、光パスA−F−J−E、光パスD−I−J−Eが設定されている。
次に、このようなパス状態で、新規な光パスA−F−G−H−C(図2(B)参照)を設定する要求が出された場合を考える。この要求は、例えば、各ルータ内の図示しない管理機能部等によって、出される。この管理機能部は、例えば、トラフィックモニタTM1〜TM5から得た情報等に応じて、新規光パスの設定を要求する。以下、ルータA内の管理機能部(図示せず)が、パスの設定要求を出した場合を例に採って説明する。
新規な光パスが設定される場合、まず、パス設定命令が、制御プレーン上で、各ノードA,F,G,H,Cに送られる。これにより、各ノードA,F,G,H,Cで、新しい光パスを設定するための資源確保動作が行われる。そして、かかる資源が無い場合には、優先度の低い光パスを解除する。本実施形態では、ノードG,H間の資源を確保するために、優先度の低い光パスA−F−G−H−I−Dを解除することにする(図2(C)参照)。本実施形態の通信ネットワークシステムでは、光パスA−F−G−H−I−Dの解除に先立って、かかる解除を全ノードに広告する。この広告を受けて、ルータA〜Eは、光パスA−F−G−H−I−Dを使用しないようにIPパケットの転送経路を変更する。そして、この転送経路変更の後で、光パスA−F−G−H−I−Dの解除と新規光パスA−F−G−H−Cの設定とが行われる(図2(D)参照)。
以下、このような光パス設定を行う際の具体的手順を一例について、図3および図4を用いて説明する。なお、以下の説明における括弧数字は、図3および図4の丸数字に対応している。
ここでは、新規な光パスの設定が必要か否かを、ルータA内のシステム制御部(図示せず)で判断する場合を例に採って説明する。
(1)まず、システム制御部が、ルータA内のパス制御機能部111(図1参照)に対して、光パスA−F−G−H−C(図2(B)参照)の設定を依頼する。
(2)パス制御機能部111内のパス設定解除機能111aは、パス設定資源確認更新機能111bに対して、新規光パスA−F−G−H−Cを設定するための資源の有無を問い合わせる。パス設定資源確認更新機能111bは、パス資源情報管理機能111cに格納されたパス資源情報を用いて資源の有無を判定し、パス設定解除機能111aに返答する。パス設定に必要な資源が不足しているとの返答を受け取った場合、パス設定解除機能111aは、パス資源不足時対応機能111dに対して資源確保処理の実行を要求する。パス資源不足時対応機能111dは、解除パス検索機能111eに対して、解除できる光パスの有無を調査させる。解除パス検索機能111eは、パス資源情報管理機能111cに格納されたパス資源情報を用いて、解除する光パス(ここでは、光パスA−F−G−H−I−D)を決定する。この決定結果は、パス資源不足時対応機能111dを介して、パス設定解除機能111aに送られる。パス設定解除機能111aは、この決定結果を受け取ると、光パスA−F−G−H−I−Dの解除を決定する。そして、パス解除依頼機能111fから、パス解除依頼受信対応機能111gに対して、光パスA−F−G−H−I−Dの解除が依頼される。
(3)パス解除依頼受信対応機能111gは、IPパケット転送経路変更要否判断機能111hに、IPパケット転送経路の変更が必要か否かを問い合わせる。IPパケット転送経路要否判断機能111hは、光パスA−F−G−H−I−Dをそのまま解除した場合にトラフィックが失われる可能性があるか否かを判断する。判断結果は、パス解除依頼受信対応機能111gに送られる。IPパケット転送経路の変更が必要であると判断された場合、パス解除依頼受信対応機能111gは、IPパケット転送経路変更要否判断機能111hおよびIPパケット転送経路変更依頼機能111iを介して、IPパケット転送制御機能部112に、光パスA−F−G−H−I−Dが使用されないように転送経路を変更するよう依頼する。IPパケット転送制御機能部112は、この依頼にしたがって、経路表を変更する。さらに、この依頼は、かかるIPパケット転送制御機能部112から他のルータB〜E内のIPパケット転送制御機能部112にも送られ、同様の変更処理が行われる。変更後の経路は、各ルータのIPパケット転送制御機能部112に委ねてもよいし、ルータAで決定してもよい。基本的には、動的ルーティングの場合には各ルータのIPパケット転送制御機能部112に委ねることが望ましく、静的ルーティングの場合にはルータAで決定することが望ましい。
本実施形態ではルータAから他のルータB〜Eに転送経路変更依頼を行うこととしたが、OSPF(Open Shortest Path First)のように各ルータがネットワーク構成を把握しているプロトコルが採用されている場合には、そのプロトコルに対して光パスの解除を通知し、そのプロトコルからネットワーク全体に対して光パスの解除を広告することとしてもよい。OSPF等のプロトコルが採用されている場合、光パス解除の通知に伴って、経路表が変更される。
(4)ルータB〜Eは、経路表変更の処理が完了したことを、ルータAに伝える。
(5)解除される光パスからIPパケットが退避した後で、ルータAのパス解除依頼受信対応機能111gは、パス設定解除機能111aに対して、光パスの解除を依頼する。そして、パス設定解除機能111aが、光パスA−F−G−H−I−Dの解除命令を発行する。この命令は、ノードA→F→G→H→I→Dの順で、これらのノードのパス設定解除機能111a,210aによって転送される。このような命令転送は、例えば、IEFT(Internet Engineering Task Force) の規約RFC(Request For Comment) 3471〜RFC3473に修正を加えることで、実現できる。解除命令を受け取った各ルータは、対応するパスを解除する。パスが解除される際には、各インタフェース機能122,123,124,125の設定が変更されるとともに、パス資源情報管理機能111c,210cのデータベース情報が書き換えられる(図1参照)。
(6)解除命令が終端ルータDに達すると、ルータDのパス設定解除機能111aは、パス解除完了通知を発行する。このパス解除完了通知は、ノードD→I→H→G→F→Aの順で、これらのノードのパス設定解除機能111a,210aによって転送される。これにより、パスの解除を完了したことが、ルータAに伝えられる。
(7)ルータAのパス設定解除機能111aは、パス解除完了通知を受け取ると、さらに、この通知を受け取ったことを確認するための確認通知を発行する。この通知は、ノードA→F→G→H→I→Dの順で、これらのノードのパス設定解除機能111a,210aによって転送される。以上により、新しい光パスA−F−G−H−Cを設定するための資源確保処理が終了する。
(8)続いて、新しい光パスA−F−G−H−Cの設定処理が行われる。この処理では、まず、ルータAのパス設定解除機能111aが、光パスA−F−G−H−Cを設定するための命令を発行する。この設定命令は、ルータAのパス設定解除機能111aから、光スイッチFのパス設定解除機能210a(図1参照)に送られる。光スイッチFのパス設定解除機能210aは、この設定命令を受け取ると、パス設定資源確認更新機能210b、パス資源情報管理機能210c等を用いて、ノードF−G間の資源に空きがあるか否かをチェックする。資源の空きがある場合、光スイッチFのパス設定解除機能210aは、この光パス用の資源を予約し、設定命令をスイッチGに転送する。スイッチGは、同様の方法でノードG−H間の資源をチェックし、空きがあれば資源の予約と設定命令の転送を行う。同様にして、スイッチHは、ノードH−C間の資源をチェックする。
(9)ここで、ノードH−C間に、新しい光パスを設定するための資源がなかった場合を考える。この場合、スイッチHのパス設定解除機能210aは、パス資源不足時対応機能210d、解除パス検索機能210e等を用いて、解除候補を選択する。ここでは、光パスB−G−H−Cが解除候補に選ばれたものとする。スイッチHのパス設定解除機能210aは、光パスB−G−H−Cの優先度をチェックする。そして、スイッチHのパス設定解除機能210aは、この優先度が新しい光パスA−F−G−H−Cの優先度よりも低い場合、光パスB−G−H−Cの解除を決定する。このようなが決定がなされた場合、スイッチHのパス解除依頼機能210fは、ルータBのパス解除依頼受信対応機能111gに対して、光パスB−G−H−Cのの解除を要請する。
(10)ルータBは、光パスB−G−H−Cが解除されることを、他のLSCエッジルータA,C,D,Eに通知する。
(11)LSCエッジルータA,C,D,Eは、この通知を受け取ると、経路表を変更して、変更の終了を示す通知をルータBに送る。
(12)この通知を受け取ると、ルータBのパス設定解除機能111aは、光パスB−G−H−Cの解除命令を発行する。この命令は、ノードB→G→H→Cの順で、これらのノードのパス設定解除機能によって転送される。
(13)ノードB,G,H,Cは、上記(5)と同様、この解除命令に従ってパスを解除する。パスの解除には、パス解除依頼受信対応機能111g,210gが使用される。そして、上記(6)と同様のパス解除完了通知が、C→H→G→Bの順に転送される。これにより、パスの解除が完了したことが、ルータBに伝えられる。
(14)ルータBのパス設定解除機能111aは、このパス解除完了通知を受け取ると、上記(7)と同様、この通知を受け取ったことを確認するための確認通知を発行する。この通知は、ノードB→G→H→Cの順で、これらのノードのパス設定解除機能によって転送される。
(15)そして、ルータBのパス設定解除機能111aが、上記(9)の解除要請に対する返信として、光パスB−G−H−Cの解除処理終了を示す通知を、スイッチHに送る。
(16)スイッチHは、この通知を受け取ると、再びノードH−C間の資源をチェックする。そして、スイッチHは、空き資源の予約を行うとともに、新しい光パスA−F−G−H−Cの設定命令をルータCに転送する。
(17)ルータCは、この設定命令を受け取ると、パス設定完了通知を発行する。このパス設定完了通知は、ノードC→H→G→F→Aの順で、これらのノードのパス設定解除機能によって転送される。これにより、パスの設定を完了したことが、ルータAに伝えられる。
(18)ルータAのパス設定解除機能111aは、パス設定完了通知を受け取ると、さらに、この通知を受け取ったことを確認するための確認通知を発行する。この通知は、ノードA→F→G→H→Cの順で、これらのノードのパス設定解除機能によって転送される。
(19)さらに、LSCエッジルータAのパス設定解除機能111aは、新しい光パスA−F−G−H−Cが使用可能になったことを、他のLSCエッジルータB,C,D,Eに通知する。
(20)ルータB,C,D,Eは、転送機能部120の設定を変更し、この変更が完了したことをルータAに通知する。
なお、OSPF等のプロトコルを用いている場合には、そのプロトコルからネットワーク全体に対して新しい光パスの設定を広告することとしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、いずれかのルータが既存のパス設定を解除する際に、この設定を他のルータに通知してトラフィックを退避させることとしたので、パス解除に伴うパケット損失を防止することができる。
第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態に係る通信ネットワークシステムについて、図5〜図8を用いて説明する。
本実施形態は、優先順位の低い通信パスを解除する際に、単に経路表を変更するのではなく、IPトンネルを設定してトラフィックを退避させる点で、上述の第1実施形態と異なる(上記第1実施形態の処理(3),(11)参照)。
ここで、IPトンネルとは、ヘッダを含むIPパケット全体を他のIPパケットのペイロードに格納して転送する通信モードである。本実施形態では、解除される通信パスの入口側ルータで、出口側ルータ宛のIPパケットを他のIPパケットに格納して、解除される通信パスとは別の経路で出口側ルータに転送する。そして、この出口側ルータで、転送されたIPパケットのペイロードから、出口側ルータ宛のIPパケットを取り出す。
図5は、本実施形態に係るLSCエッジルータおよびLSCスイッチルータの機能的構成を概略的に示すブロック図である。図5において、図1と同じ符号を付した構成要素は、それぞれ図1の場合と同じものを示している。図5に示したように、本実施形態のLSCエッジルータ110では、IPパケット転送制御機能部112に、IPトンネル設定機能112aが設けられる。
図6は、本実施形態に係るIPトンネルを示す概念図である。また、図7および図8は、本実施形態に係る光パス設定処理おけるメッセージの流れを示す概念図である。
なお、光パスの初期設定状態は、図2(A)と同様である。また、AD間のトラフィックは、光パスA−F−G−H−I−Dを使用する。
本実施形態では、処理(3)において、IPパケット転送経路の変更が必要であると判断された場合に、ルータAのIPトンネル設定機能112aが、他のLSCエッジルータD,EにIPトンネルの設定依頼を送信する。これにより、解除される光パスA−F−G−H−I−Dに代わるパスとして、IPトンネルA−F−J−E−J−I−Dが設定される(図6(A)のIPトンネル601参照)。IPトンネルを設定した各ルータD,Eは、処理(4)で、IPトンネルの設定完了を、ルータAに伝える。
同様に、処理(10)では、LSCエッジルータBが、LSCエッジルータA,C,D,Eに、IPトンネル設定依頼を送信する。これにより、処理(11)で、解除される光パスB−G−H−Cに代わるパスとして、IPトンネルB−G−F−A−F−J−E−J−I−D−I−H−Cが設定される(図6(B)のIPトンネル602参照)。IPトンネルを設定した各LSCエッジルータA,C,D,Eは、IPトンネルの設定完了を、ルータBに伝える。
これらのIPトンネルは、新しい光パスA−F−G−H−Cの設定が完了した後に(処理(20)参照)、解除される(図示せず)。
他の処理(1)、(2)、(5)〜(9)、(12)〜(20)は、第1の実施の形態(図3、図4参照)と同様である。
ここで、IPトンネルは、例えば、保守者により設定することができる。
本実施形態の通信ネットワークシステムによれば、第1実施形態と同様、いずれかのルータが既存のパス設定を解除する際に、この設定を他のルータに通知してトラフィックを退避させることとしたので、パス解除に伴うパケット損失を防止することができる。
加えて、本実施形態に係る通信ネットワークシステムでは、光パスを解除する際に、IPトンネルを設定することにした。このため、本実施形態の通信ネットワークシステムでは、トラフィックを退避させる際に、解除する光パスを通過するトラフィックのみを移動させればよく、したがって、トラフィックの退避に要する時間を短縮することができる。
第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態に係る通信ネットワークシステムについて、図9〜図16を用いて説明する。
上述の第2実施形態では、トラフィック退避用のパスとして、IPトンネルを構築した。これに対して、本実施形態では、PSC−LSP(パケットによって構築された通信パス)を用いてトラフィック退避用のパスを構築する。このため、本実施形態に係る通信ネットワークシステムは、三種類のノードを備えている。
図9は、本実施形態に係るノードの機能的構成を概略的に示すブロック図である。図9に示したように、本実施形態では、ノードとして、PSCエッジルータ300と、PSCスイッチ/LSCエッジルータ400と、LSCスイッチルータ500とを備えている。
PSCエッジルータ300は、PSCインタフェースを備えるIPルータである。すなわち、PSCエッジルータ300は、通常のIPルータのインタフェース機能とIPパケットヘッダに基づく転送を行うノードの機能とに加えて、パケットヘッダ情報を識別子とした切り換え動作で提供されるパス(すなわちPSCパス)の終端を行う機能を備えている。PSCエッジルータ300は、制御機能部310と、転送機能部320とを備える。
制御機能部310は、PSC制御機能311と、IPパケット転送制御機能部312とを備える。PSC制御機能311は、PSCパスの出力方路切り換えおよびIPパケット単位でのパスの切り換えを制御する。一方、IPパケット転送制御機能部312は、IPパケット単位での出力方路切り替えを制御する。
転送機能部320は、IPパケット転送機能部321、ルータインタフェース機能322,323およびPSCパス終端インタフェース機能324,325を備える。IPパケット転送機能部321は、IPパケットの転送を行う。ルータインタフェース機能322,323は、従来のルータと同様のインタフェース機能である。また、PSCパス終端インタフェース機能324,325は、PSCパスの終端を行う機能である。
PSCスイッチ/LSCエッジルータ400は、PSCスイッチルータとしての機能と、LSCエッジルータとしての機能とを備えている。PSCスイッチ/LSCエッジルータ400は、PSCパスの方路切り替えをパケットヘッダによるラベル情報に基づいて行う機能に加え、光波長を識別子とした切り換え動作で提供されるパス(すなわちLSCパス)の終端を行う機能を備えている。PSCスイッチ/LSCエッジルータ400は、制御機能部410と、転送機能部420とを備えている。
制御機能部410は、LSCパスの出力方路切り換えや、IPパケット単位でのパスの切り換え等を行う。
転送機能部420は、PSCパススイッチ機能部421、PSCパス終端インタフェース機能422,423およびLSCパス終端インタフェース機能424,425を備える。PSCパススイッチ機能部421は、IPパケットのパス切り換えを行う。PSCパス終端インタフェース機能422,423は、PSCパスの終端を行う機能である。また、LSCパス終端インタフェース機能424,425は、LSCパスの終端を行う機能である。
LSCスイッチルータ500は、多重化されたLSCパス単位で出力方路の切り替えを行う。このLSCスイッチルータ500は、パケット単位での出力方路切り替えは行わない。LSCスイッチルータ500は、制御機能部510および転送機能部520を備える。制御機能部510および転送機能部520の機能は、第1実施形態に係るLSCスイッチルータ200の制御機能部210および転送機能部220の機能(図1参照)と同様である。
図10は、本実施形態に係る通信ネットワークシステムの構成を示す概念図である。図10において、ルータA〜Eとしては図9のPSCエッジルータ300が使用され、ノードF〜Jとしては図9のLSCスイッチルータ500が使用され、且つ、ノードK〜Oとしては図9のPSCスイッチ/LSCエッジルータ400が使用される。
図11、図12は、本実施形態の通信ネットワークシステム内における、LSC−LSPおよびPSC−LSPの設定態様を示す概念図である。図11は、図10の通信パスA→K→F→J→O→J→I→N→Dに相当する。
図11から解るように、LSC−LSPは、LSCスイッチルータを中継ノードとして、PSCスイッチ/LSCエッジルータに設けられたLSCエッジルータ間に設定される。すなわち、LSC−LSP1はLSCスイッチルータF,Jを中継ノードとしてPSCスイッチ/LSCエッジルータK,O間に設定され、また、LSC−LSP2はLSCスイッチルータJ,Iを中継ノードとしてPSCスイッチ/LSCエッジルータO,N間に設定される。ここで、LSC−LSPは、すべてのPSCスイッチ/LSCエッジルータ(LSCエッジルータ)間に設定されるとは限らない(図12参照)。
一方、PSC−LSPは、PSCスイッチ/LSCエッジルータに設けられたPSCスイッチルータを中継ノードとして、PSCエッジルータ間に設けられる。すなわち、図11のPSC−LSPは、PSCスイッチ/LSCエッジルータK,O,Nを中継ノードとして、PSCエッジルータA,D間に設定される。ここで、PSC−LSPは、すべてのPSCエッジルータ間に、フルメッシュに設定される(後述の図12参照)。
PSC−LSP内では、複数のIPパケットが多重されて転送される。また、LSC−LSP1,LSC−LSP2内では、複数のPSC−LSPが多重されて設定される。
図12に示したように、本実施形態の通信ネットワークシステムでは、PSC−LSPはすべてのPSCエッジルータ間にフルメッシュに設定されているのに対して(同図(A)参照)、LSC−LSPは必ずしもすべてのLSCエッジルータ(PSCスイッチ/LSCエッジルータ)間には設定されない(同図(B)参照)。これは、PSC−LSPは論理的な通信パスであるためパス本数に物理的な制限がないのに対して、LSC−LSPは光波長による通信パスであるため物理的な制限が生じるからである。すなわち、LSC−LSPの本数を増やす場合、利用する波長の数を増やすことになるため、その分だけ、インタフェースが高価になり、通信ネットワークシステム全体としてのコストが増大する。
このような通信ネットワークシステムにおいては、トラフィックを退避させる際に、IPパケット単位で退避させるのではなく、PSC−LSP単位で退避させることが可能である。すなわち、解除されるLSC−LSP内に含まれるPSC−LSPを別経路に退避させることによって、トラフィックの退避を行うことができる。
以下、本実施形態に係る通信パス変更処理について、図13〜図16を用いて説明する。図13〜図16は、本実施形態の通信パス変更処理を説明するための図であり、図13は通信ネットワークシステムの概念図、図14〜図16はメッセージの流れを示す図である。
図13(A)に、初期(変更前)の通信パス状態の一例を概念的に示す。図13(A)に示した例では、LSC−LSPを用いて、LSCパスK−F−G−L、LSCパスL−G−H−M、LSCパスM−H−I−N、LSCパスK−F−G−H−I−N、LSCパスK−F−J−O、LSCパスN−I−J−Oが設定されている。これらのLSC−LSPを用いて、ノードA〜Eまでの間にPSC−LSPが論理フルメッシュに設定されている。以下、このようなパス状態で、新規なLSC−LSPとして、パスK−F−G−H−M(図13(B)参照)を設定する要求がなされた場合を考える。
(1)まず、PSCスイッチ/LSCエッジルータK内のシステム制御部(図示せず)が、PSCスイッチ/LSCエッジルータK内の制御機能部410(図9参照)に対して、パスK−F−G−H−M(図13(B)参照)の設定を依頼する。
(2)制御機能部410内のLSCパス設定解除機能410aは、LSCパス設定資源確認更新機能410bに対して、新規パスK−F−G−H−Mを設定するための資源の有無を問い合わせる。LSCパス設定資源確認更新機能410bは、LSCパス資源情報管理機能410cに格納されたパス資源情報を用いて資源の有無を判定し、LSCパス設定解除機能410aに返答する。パス設定に必要な資源が不足しているとの返答を受け取った場合、LSCパス設定解除機能410aは、LSCパス資源不足時対応機能410dに対して資源確保処理の実行を要求する。LSCパス資源不足時対応機能410dは、解除LSCパス検索機能410eに対して、解除できるパスの有無を調査させる。解除LSCパス検索機能410eは、LSCパス資源情報管理機能410cに格納されたパス資源情報を用いて、解除するLSC−LSP(ここでは、パスK−F−G−H−I−N)を決定する。この決定結果は、LSCパス資源不足時対応機能410dを介して、LSCパス設定解除機能410aに送られる。LSCパス設定解除機能410aは、この決定結果を受け取ると、LSCパス解除依頼機能410fを介して、LSCパス解除依頼受信対応機能410gに対して、パスK−F−G−H−I−Nの解除を依頼する。
LSCパス解除依頼受信対応機能410gは、PSCパス転送経路変更要否判断機能410hに、PSCパスの変更が必要か否かを問い合わせる。PSCパス転送経路要否判断機能410hは、パスK−F−G−H−I−Nをそのまま解除した場合にトラフィックが失われる可能性があるか否かを判断する。判断結果は、LSCパス解除依頼受信対応機能410gに送られる。PSCパスの変更が必要であると判断された場合、以下のような処理が行われる。
(3−1)まず、LSCパス解除依頼受信対応機能410gは、PSCパス転送経路変更要否判断機能410hおよびPSCパス転送経路変更依頼機能410iを介して、PSCエッジルータAに、退避要請を送る。
(3−2)PSCエッジルータAのPSC制御機能部311は、退避用のPSC−LSPを決定し、かかる退避用PSC−LSPの設定命令をPSCスイッチ/LSCエッジルータKのPSCパス制御機能411に送る。ここでは、退避用PSC−LSPとして、パスA−K−O−N−D(図12参照)の設定命令が送られるものとする。PSCスイッチ/LSCエッジルータKのPSCパス制御機能411は、かかる設定命令を受け取ると、該当する退避用PSC−LSPの設定を行い、さらに、この設定命令をPSCスイッチ/LSCエッジルータOに転送する。その後、かかる設定命令は、PSCスイッチ/LSCエッジルータNおよびPSCエッジルータDに順次転送されるとともに、これらのルータN,Dで退避用PSC−LSPが設定される。
(3−3)PSCエッジルータDは、退避用PSC−LSPの設定を完了すると、設定完了通知を発行する。この設定完了通知は、PSCスイッチ/LSCエッジルータN,O,Kを順次転送されて、PSCエッジルータAに送られる。
(3−4)PSCエッジルータAは、この設定完了通知を受信すると、設定確認通知を発行する。この設定確認通知は、PSCスイッチ/LSCエッジルータK,O,Nを順次転送されて、PSCエッジルータDに受信される。
(3−5)次に、PSCエッジルータAのPSC制御機能311は、パスK−F−G−H−I−Nの解除命令を発行する。この解除命令は、PSCスイッチ/LSCエッジルータKのPSCパス制御機能411に送られる。PSCスイッチ/LSCエッジルータKのPSC制御機能411は、かかる解除命令を受け取ると、該当するPSC−LSPの解除を行い、さらに、この解除命令をPSCスイッチ/LSCエッジルータNに転送する。PSCスイッチ/LSCエッジルータNは、該当するPSC−LSPの解除を行い、さらに、この解除命令をPSCエッジルータDに転送する。
(3−6)PSCエッジルータDは、解除完了通知を発行する。この解除完了通知は、PSCスイッチ/LSCエッジルータN,Kを介して、PSCエッジルータAに送られる。
(3−7)PSCエッジルータAは、この解除完了通知を受け取ると、解除確認通知を発行する。この解除確認通知は、PSCスイッチ/LSCエッジルータK,Nを介して、PSCエッジルータDに転送される。
(4)続いて、PSCエッジルータAのPSC制御機能311で、退避完了通知が発行される。PSCスイッチ/LSCエッジルータKのPSCパス制御機能411は、この退避完了通知を受け取る。
(5)PSCスイッチ/LSCエッジルータKのLSCパス解除依頼受信対応機能410gは、LSCパス設定解除機能410aに対して、LSC−LSPの解除を依頼する。そして、LSCパス設定解除機能410aが、パスK−F−G−H−I−Nの解除命令を発行する。各ノードK,F,G,H,I,Nは、解除命令を受け取ると、対応するLSC−LSPを解除した後で、この解除命令を次のノードに順次転送する。
(6)解除命令がPSCスイッチ/LSCエッジルータNに達すると、このルータNのパス設定解除機能が、パス解除完了通知を発行する。このパス解除完了通知は、ノードN→I→H→G→F→Kの順で、これらのノードのLSCパス設定解除機能410aによって転送される。これにより、パスの解除を完了したことが、PSCスイッチ/LSCエッジルータKに伝えられる。
(7)PSCスイッチ/LSCエッジルータKのLSCパス設定解除機能410aは、このパス解除完了通知を受け取ると、さらに、この通知を受け取ったことを確認するためのパス解除確認通知を発行する。このパス解除確認通知は、ノードK→F→G→H→I→Nの順で、これらのノードのLSCパス設定解除機能410a,510aによって転送される。以上により、新規パスK−F−G−H−Mを設定するための資源のうち、K−F−G−Hまでの資源が確保された。
(8)続いて、新しいパスK−F−G−H−Mの設定処理が行われる。この処理では、まず、PSCスイッチ/LSCエッジルータKのLSCパス設定解除機能410aが、パスK−F−G−H−Mを設定するための命令を発行する。この設定命令は、ルータKのLSCパス設定解除機能410aから、LSCスイッチルータFのLSCパス設定解除機能510a(図9参照)に送られる。LSCスイッチルータFのLSCパス設定解除機能510aは、この設定命令を受け取ると、ノードF−G間の資源に空きがあるか否かをチェックする。資源の空きがある場合、光スイッチFのLSCパス設定解除機能410aは、このパス用の資源を予約し、設定命令をLSCスイッチルータGに転送する。スイッチGは、LSCパス設定資源確認更新機能510b、LSCパス資源情報管理機能510c等を用いてノードG−H間の資源を再度チェックし、空きがあれば資源の予約と設定命令の転送を行う。同様にして、LSCスイッチルータHは、ノードH−M間の資源をチェックする。
(9)ここで、ノードH−M間に、新しいパスを設定するための資源がなかった場合を考える。この場合、LSCスイッチルータHのLSCパス設定解除機能510aは、LSCパス資源不足時対応機能510d、LSC解除パス検索機能510e等を用いて、解除候補を選択する。ここでは、パスL−G−H−Mが解除候補に選ばれたものとする。LSCスイッチルータHのLSCパス設定解除機能510aは、パスL−G−H−Mの優先度をチェックする。そして、このLSCパス設定解除機能510aは、この優先度が新しいパスK−F−G−H−Mの優先度よりも低い場合は、パスL−G−H−Mの解除を決定する。このようなが決定がなされた場合、LSCスイッチルータHのLSCパス解除依頼機能510fは、PSCスイッチ/LSCエッジルータLのLSCパス設定解除機能410gに対して、パスL−G−H−Mの解除を要請する。
(10)次に、解除されるLSC−LSPを使用するPSC−LSPの始点ノードに、PSCスイッチ/LSCエッジルータLから、退避命令が送信される。この例では、PSCエッジルータA,Bに対して、退避要請が送られる。具体的には、PSC−LSPである、A−K−L−M−CおよびB−L−M−Cを退避させる必要がある。
(11−1)退避要請を受信したPSCエッジルータAは、トラフィック退避用PSC−LSPの設定命令を、発行する。ここでは、トラフィック退避用PSC−LSPを、パスA−K−O−N−M−Cとする。PSCエッジルータAは、対応する退避用PSC−LSPを設定した後で、退避要請をPSCスイッチ/LSCエッジルータFに転送する。PSCスイッチ/LSCエッジルータFは、対応する退避用PSC−LSPを設定した後で、退避要請をさらにPSCスイッチ/LSCエッジルータOに転送する。以下同様にして、ルータO,N,M,Cの順で、退避用PSC−LSPの設定と退避要請の転送とが行われる。
(11−2)PSCエッジルータCは、退避用PSC−LSPの設定が終了すると、退避用PSC−LSPの設定完了通知を発行する。この設定完了通知は、ルータC,M,N,O,Fを介して、PSCエッジルータAに受信される。
(11−3)PSCエッジルータAは、この設定完了通知を受信すると、さらに、PSC−LSPの設定確認通知を発行する。この設定確認通知は、ルータK,L,M,Cに順次転送される。
(11−4)次に、PSCエッジルータAは、解除されるパスK−F−G−H−Mに含まれるLSC−LSP内のPSC−LSPを解除させるための解除命令を発行する。PSCエッジルータAは、対応するPSC−LSPを解除した後で、解除命令をPSCスイッチ/LSCエッジルータKに転送する。PSCスイッチ/LSCエッジルータFは、対応するSC−LSPを解除した後で、解除命令をさらにPSCスイッチ/LSCエッジルータOに転送する。以下同様にして、ルータO,N,M,Cの順で、PSC−LSPの解除と解除命令の転送とが行われる。
(11−5)PSCエッジルータCは、PSC−LSPの解除が終了すると、PSC−LSPの解除完了通知を発行する。この解除完了通知は、ルータC,M,N,O,Kを介して、PSCエッジルータAに受信される。
(11−6)PSCエッジルータAは、この解除完了通知を受信すると、さらに、SC−LSPの解除確認通知を発行する。この解除確認通知は、ルータK,O,M,Cに順次転送される。
(11−7)上述の処理(10)で退避要請を受信したPSCエッジルータBは、トラフィック退避用PSC−LSPの設定命令を、発行する。ここでは、トラフィック退避用PSC−LSPを、パスB−L−K−O−N−M−Cとする。PSCエッジルータBは、対応する退避用PSC−LSPを設定した後で、退避要請をPSCスイッチ/LSCエッジルータLに転送する。PSCスイッチ/LSCエッジルータLは、対応する退避用PSC−LSPを設定した後で、退避要請をさらにPSCスイッチ/LSCエッジルータKに転送する。以下同様にして、ルータK,O,N,M,Cの順で、退避用PSC−LSPの設定と退避要請の転送とが行われる。
(11−8)PSCエッジルータCは、退避用PSC−LSPの設定が終了すると、退避用PSC−LSPの設定完了通知を発行する。この設定完了通知は、ルータC,M,N,O,K,Lを介して、PSCエッジルータBに受信される。
(11−9)PSCエッジルータBは、この設定完了通知を受信すると、さらに、PSC−LSPの設定確認通知を発行する。この設定確認通知は、ルータL,K,O,N,M,Cに順次転送される。
(11−10)次に、PSCエッジルータBは、通信パスB−L−M−Cの解除命令を発行する。この解除命令は、PSCスイッチ/LSCエッジルータLのPSCパス制御機能411に送られる。PSCスイッチ/LSCエッジルータLのPSC制御機能411は、かかる解除命令を受け取ると、該当するPSC−LSPの解除を行い、さらに、この解除命令をPSCスイッチ/LSCエッジルータMに転送する。PSCスイッチ/LSCエッジルータMは、該当するPSC−LSPの解除を行い、さらに、この解除命令をPSCエッジルータCに転送する。
(11−11)PSCエッジルータCは、解除完了通知を発行する。この解除完了通知は、PSCスイッチ/LSCエッジルータM,Lを介して、PSCエッジルータBに送られる。
(11−12)PSCエッジルータBは、この解除完了通知を受け取ると、解除確認通知を発行する。この解除確認通知は、PSCスイッチ/LSCエッジルータL,Mを介して、PSCエッジルータCに転送される。
(11−13)その後、PSCエッジルータA,Bは、PSCスイッチ/LSCエッジルータLに対して、退避完了通知を送る。
(12)これらの退避完了通知を受け取ると、PSCスイッチ/LSCエッジルータLのLSCパス設定解除機能410aは、パスL−G−H−Mの解除命令を発行する。この命令は、ノードL→G→H→Mの順で、これらのノードのパス設定解除機能410a,510aによって転送される。ノードL,G,H,Mは、この解除命令に従って、パスを解除する。パスの解除には、LSCパス解除依頼受信対応機能410g,510gが使用される。
(13)続いて、PSCエッジルータMが、パス解除完了通知を発行する。このパス解除完了通知は、M→H→G→Lの順に転送される。これにより、パスの解除が完了したことが、PSCスイッチ/LSCエッジルータLに伝えられる。
(14)PSCスイッチ/LSCエッジルータLのLSCパス設定解除機能410aは、このパス解除完了通知を受け取ると、この通知を受け取ったことを確認するための確認通知を発行する。この通知は、ノードL→G→H→Mの順で、これらのノードのLSCパス設定解除機能410a,510aによって転送される。
(15)その後、PSCスイッチ/LSCエッジルータLのLSCパス設定解除機能410aは、上記(9)の解除要請に対する返信として、パスL−G−H−Mの解除処理終了を示す通知を、LSCスイッチルータHに送る。
(16)LSCスイッチルータHは、この通知を受け取ると、再びノードH−C間の資源をチェックする。そして、LSCスイッチルータHは、空き資源の予約を行うとともに、新規パスK−F−G−H−Mの設定命令をPSCスイッチ/LSCエッジルータMに転送する。
(17)PSCスイッチ/LSCエッジルータMは、この設定命令を受け取ると、パス設定完了通知を発行する。このパス設定完了通知は、ノードM→H→G→F→Kの順で、これらのノードのパス設定解除機能によって転送される。これにより、パスの設定を完了したことが、ルータKに伝えられる。
(18)ルータKのLSCパス設定解除機能410aは、パス設定完了通知を受け取ると、さらに、この通知を受け取ったことを確認するための確認通知を発行する。この通知は、ノードK→F→G→M→Hの順で、これらのノードのパス設定解除機能によって転送される。
(19)さらに、PSCスイッチ/LSCエッジルータKのLSCパス設定解除機能410aは、新しいパスK−F−G−H−Mが使用可能になったことを、各PSCエッジルータA,B,C,D,Eに通知する。
(20)PSCエッジルータA,B,C,D,Eは、転送機能部320の設定を変更し、この変更が完了したことをPSCスイッチ/LSCエッジルータKに通知する。
本実施形態の通信ネットワークシステムによれば、第1実施形態と同様、いずれかのルータが既存のパス設定を解除する際に、この設定を他のルータに通知してトラフィックを退避させることとしたので、パス解除に伴うパケット損失を防止することができる。
加えて、本実施形態によれば、すべてのルータA〜Oを論理的にフルメッシュで接続することができるので、LSC−LSPに変更があっても、物理層のトポロジーには変更がないように見える。したがって、OSPFやRIP等のプロトコルを利用することが可能となる。
第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態に係る通信ネットワークシステムについて、図17を用いて説明する。
図17は、本実施形態に係る通信ネットワークシステムの構成を示す概念図である。図17に示したように、本実施形態の通信ネットワークシステムは、経路確認機能1710と、バッファ機能1720とを備えている点で、上述の第3実施形態(図9参照)と異なる。
経路確認機能1710は、トレースルートコマンドに相当するパケットを流して、所望の通信パスが確立していることを確認する。例えば、経路確認機能1710により、図14の処理(3−4)の後で、退避用PSC−LSPの設定が実際に完了していることを確認してから、処理(3−5)すなわちパスK−F−G−H−I−Nの解除処理を行うことができる。これにより、トラフィックの退避を確実に実行することが可能になる。
バッファ機能1720は、通信パスの変更設定を行ってから設定完了が確認されるまでの間、パケットを一時的に蓄積する。例えば、図14の処理(3−2)で退避用PSC−LSPの設定命令を受信してから、処理(3−4)でこの退避用PSC−LSPの設定完了通知を受け取るまでパケットをバッファ1720に蓄積しておくことができる。これにより、パケットの損失を確実に防止することができる。さらに、通信パスの変更に伴ってパケット到着順序の逆転が生じた場合に、これらのパケットの並べ直しを行うこともできる。
なお、本実施形態の経路確認機能やバッファ機能は、上述の第1、第2実施形態に係る通信ネットワークシステムにも適用することができる。
第1実施形態に係る通信ネットワークシステムに本発明を適用した場合、例えば、図4の処理(11)の後で、変更された経路の設定完了を確認してから、処理(12)のパス解除処理を行うことができる。
同様に、第2実施形態に係る通信ネットワークシステムに本発明を適用した場合には、例えば、図8の処理(11)の後で、IPトンネルの設定完了を確認してから、処理(12)のパス解除処理を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、経路確認機能1710およびバッファ機能1720を設けたので、パケット損失を、より確実に防止することができる。
上述の第1〜第4実施形態において、優先パスを設定する際にトラフィックを退避させる非優先パスを決定する方法は、任意である。例えば、リンク使用量等に基づいたコスト計算を行って決定してもよいし、単純に中継ノード数が最小となるように経路を選択してもよい。
さらに、非優先パス中のトラフィックを退避させる経路として、好適な経路がないときには、トラフィックの救済を行わないこととしてもよい。すなわち、好適な経路がある場合にのみ、本発明によるトラフィックの退避を行うことも可能である。
上述の第1、第2実施形態では通信ネットワークをIPパケット網およびLSC−LSP網の二階層で実現し、また、第3実施形態では通信ネットワークをIPパケット網、PSC−LSPおよびLSC−LSP網の三階層で実現した。しかしながら、本発明は、このような階層構造の通信ネットワークに限定されるものではなく、高い層の網と低い層の網との組み合わせであれば、どのような階層構造の通信ネットワークであっても適用することができる。但し、本発明は、各層の粒度の差が大きい場合ほど(すなわち、使用できるパス数の差が大きい場合ほど)、大きい効果を得ることができる。
第1実施形態に係るルータの構成を示す概念図である。 第1実施形態に係る通信パス変更処理を説明するための概念図である。 第1実施形態に係る通信パス変更処理におけるメッセージの流れを示す図である。 第1実施形態に係る通信パス変更処理におけるメッセージの流れを示す図である。 第2実施形態に係るルータの構成を示す概念図である。 第2実施形態に係る通信パス変更処理を説明するための概念図である。 第2実施形態に係る通信パス変更処理におけるメッセージの流れを示す図である。 第2実施形態に係る通信パス変更処理におけるメッセージの流れを示す図である。 第3実施形態に係るルータの構成を示す概念図である。 第3実施形態に係る通信ネットワークシステムの全体構成を示す概念図である。 第3実施形態に係る通信ネットワークシステムの通信パス構成を示す概念図である。 第3実施形態に係る通信ネットワークシステムの通信パス構成を示す概念図である。 第3実施形態に係る通信パス変更処理を説明するための概念図である。 第3実施形態に係る通信パス変更処理におけるメッセージの流れを示す図である。 第3実施形態に係る通信パス変更処理におけるメッセージの流れを示す図である。 第3実施形態に係る通信パス変更処理におけるメッセージの流れを示す図である。 第4実施形態に係るルータの構成を示す概念図である。 従来の通信ネットワークシステムの構成を示す概念図である。
符号の説明
100 LSCエッジルータ
110 制御機能部
111 パス制御機能部
112 IPパケット転送制御機能部
120 転送機能部
121 IPパケット転送機能部
122 IPルータインタフェース機能
123 ルータインタフェース機能
124 LSCパス終端インタフェース機能
125 LSCパス終端インタフェース機能
200 LSCスイッチルータ
210 制御機能部
220 転送機能部

Claims (6)

  1. 複数のルータを用いて構築される通信パスを動的に変更する光通信ネットワークシステムであって、
    新たな前記通信パスを設定するための資源の過不足を確認する資源確認手段と、
    前記資源が不足している場合に、当該資源の確保のために解除すべき通信パスを、前記新たな通信パスよりも優先度が低い既存通信パスから選択する解除パス選択手段と、
    解除すべき前記既存通信パスのIPトラフィックを他の通信パスに退避させるトラフィック退避手段と、
    当該トラフィック退避手段による前記IPトラフィックの退避が終了した後で、当該既存通信パスを解除するパス解除手段と、
    当該パス解除手段が当該既存通信パスを解除した後で、前記新たな通信パスを設定するパス設定手段と、
    を備えることを特徴とする光通信ネットワークシステム。
  2. 前記トラフィック退避手段が、前記複数のルータの経路表を、解除すべき前記既存通信パス以外の既存通信パスが用いられるように変更することによって、前記IPトラフィックを退避させることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワークシステム。
  3. 前記トラフィック退避手段が、解除すべき前記既存通信パスの両端に位置するルータの間にIPトンネルを設定することによって、前記IPトラフィックを退避させることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワークシステム。
  4. 前記トラフィック退避手段が、解除すべき前記既存通信パスが設定された層とは異なる層に退避用の通信パスを設定することによって、前記IPトラフィックを退避させることを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワークシステム。
  5. 前記パス解除手段が前記既存通信パスを解除する前に、前記トラフィック退避手段による退避用通信パスの設定が完了したことを確認するための、経路確認手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光通信ネットワークシステム。
  6. 前記解除パス選択手段が解除すべき前記既存通信パスを選択してから、前記トラフィック退避手段による退避が完了するまでの間、当該解除すべき既存通信パスを通過しようとするIPパケットを一時的に蓄積するバッファ手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光通信ネットワークシステム。
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