JP2005225587A - コンベヤベルトのクリーナ装置 - Google Patents
コンベヤベルトのクリーナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005225587A JP2005225587A JP2004033716A JP2004033716A JP2005225587A JP 2005225587 A JP2005225587 A JP 2005225587A JP 2004033716 A JP2004033716 A JP 2004033716A JP 2004033716 A JP2004033716 A JP 2004033716A JP 2005225587 A JP2005225587 A JP 2005225587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- belt
- tip
- pressure contact
- holding shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
【課題】磨耗限度に達したスクレーパをひと目で確認できるようにする。
【解決手段】ベルトコンベヤ1のベルトB幅方向に配設される保持軸11に、弾性材からなるスクレーパ15を湾曲させながら取り付け、その先端がスクレーパ15自身の弾性力により保持軸11の軸周り方向に付勢されるようにして、先端チップ15aをベルトB表面に圧接させる。先端チップ15aの圧接位置は、その磨耗とともに、ベルトB表面上を前記付勢方向に移動し、磨耗限度に達すると、ベルトB表面上の保持軸11からの最短距離位置pを通過する。その後さらに付勢されて、スクレーパ15先端がベルトB表面から完全に離れて、前記最短距離位置pを挟んで最初の圧接位置の反対側に傾倒して停止する。このため、滞留した付着物に影響されずスクレーパ15全体が見えやすくなり、そのスクレーパ15の向きの違いをはっきりと視認できて、磨耗限度を超えたことを発見しやすい。
【選択図】図3
【解決手段】ベルトコンベヤ1のベルトB幅方向に配設される保持軸11に、弾性材からなるスクレーパ15を湾曲させながら取り付け、その先端がスクレーパ15自身の弾性力により保持軸11の軸周り方向に付勢されるようにして、先端チップ15aをベルトB表面に圧接させる。先端チップ15aの圧接位置は、その磨耗とともに、ベルトB表面上を前記付勢方向に移動し、磨耗限度に達すると、ベルトB表面上の保持軸11からの最短距離位置pを通過する。その後さらに付勢されて、スクレーパ15先端がベルトB表面から完全に離れて、前記最短距離位置pを挟んで最初の圧接位置の反対側に傾倒して停止する。このため、滞留した付着物に影響されずスクレーパ15全体が見えやすくなり、そのスクレーパ15の向きの違いをはっきりと視認できて、磨耗限度を超えたことを発見しやすい。
【選択図】図3
Description
この発明は、コンベヤベルト表面の付着物を除去するクリーナ装置に関するものである。
火力発電所、製鉄所、化学プラント、下水処理場、ゴミ処理場等では、各種原料や燃料、処理済の材料、廃棄物等を搬送するベルトコンベヤが使用されている。このベルトコンベヤ1は、図4に示すように、駆動プーリ2と従動プーリ(図示せず)との間に所定幅のゴム製ベルトBを巻き付け、駆動プーリ2を回転させることによりそのベルトBを両プーリ間で周回運動させるものである。周回運動するベルトBのうち、上側に位置するキャリヤ部6のベルトB上面一端に搬送物が載せられ、そのベルトBの動きとともに搬送物がコンベヤ1の一端から他端へ搬送される。他端の反転部7においては、前記ベルトBが、下側に位置するリターン部8へと、図4に示す矢印aのように反転するとともに、搬送物は、矢印bで示すようにベルト面から落下して取り下ろしされる。
この種のゴム製ベルトBを使用したコンベヤでは、特に湿った搬送物を載せた場合に、そのベルトB表面に搬送物が付着しやすい。この付着物が増えれば、ベルトBは重心がずれて蛇行し、ベルトBの端部がフレームに触れるなどして損傷する恐れがあるので好ましくない。また、付着物が途中で床面等に落下すると、搬送の効率が悪くなるだけでなく、特に搬送物が可燃物などの場合には危険であるので、付着物を放置することは安全上好ましくない。
そこで、前記反転部7付近やリターン部8の所定の場所にクリーナ装置9,10を取り付け、そのクリーナ装置9,10のスクレーパ5をベルトB表面に押し付けることにより、付着物を掻き取るように除去している。
このうち、図4に示す、リターン部8に設けるクリーナ装置10は、そのスクレーパ5先端あるいはベルトBが磨耗すると、その磨耗に合わせてバネ4の弾性力でもってスクレーパ5は付勢されて、スクレーパ5先端は常にベルトB表面に接して押し付けられた状態となるので、その先端の磨耗が所定の限度を超えない限りにおいて付着物を除去できるようになっている。
なお、そのスクレーパ5先端には、急速な磨耗による頻繁なスクレーパ交換を避けるため、超硬合金やセラミック等の硬い素材からなるチップが取り付けられており、一般的には、そのチップが磨耗によりなくならない範囲のスクレーパの磨耗量、あるいはベルトBが所定の強度を保ち得る最低厚さに至るベルトBの磨耗量を、前記磨耗の限度とする場合が多い。
また、図4に示す反転部7に設けたクリーナ装置9のように、スクレーパ5を、バネ4等の付勢手段を介してそのスクレーパを保持する保持軸の軸周り方向に付勢することにより、ベルトB表面に接して押し付けられるようにしたクリーナ装置があり、このタイプの付勢手段を有するクリーナ装置を前記リターン部8に設けた例もある。(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平7−41146号公報
特開平7−41147号公報
上記リターン部8に設けるクリーナ装置10は、スクレーパ5を下から上に向かってベルトB表面に押し付けるものとなる。この押し付け位置は、通常は床面に近く比較的低い位置にあるため、間近で見るためにはコンベヤの下側からその部分を覗く必要がある。このとき、その視認者は、姿勢をかがめるなどしなければならないため、リターン部8に設けたスクレーパ5の磨耗度合は確認し難いという問題がある。
また、そのスクレーパ5先端付近には、掻き取られた付着物が大量に滞留しているので、そのスクレーパ5を確実に視認できない。このため、既に磨耗限度に達して交換を要する状態にあるスクレーパ5を見逃す恐れもある。
そこで、この発明は、磨耗限度に達したスクレーパをひと目で確認できるようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、スクレーパ先端縁の磨耗とともにその先端縁のコンベヤベルトへの圧接位置が変化するようにし、磨耗限度に達するとスクレーパが大きく向きを変えてベルト表面から離れるようにしたのである。スクレーパの向きをみれば、磨耗限度を超えたかどうかひと目で把握できるのでわかりやすい。
具体的には、ベルトコンベヤのベルト幅方向に配設される保持軸にその長さ方向のスクレーパを取り付け、そのスクレーパ先端のチップをベルト表面に圧接することにより、前記ベルト表面の付着物を除去するクリーナ装置において、前記スクレーパを保持軸の軸周り方向に付勢されるようにする。その付勢により、スクレーパ先端のチップがベルト表面に圧接され、その圧接位置は、前記チップの磨耗により保持軸からそのチップ圧接面までの距離が短くなるとともに、ベルト表面上を、自動的に最初の圧接位置から保持軸からの最短距離位置に向かって移動するようにする。そのスクレーパは、前記チップが磨耗限度に達した際あるいはその前に、前記圧接位置が前記最短距離位置を通過して、その後は、前記スクレーパ先端が、前記最短距離位置を挟んで最初の圧接位置の反対側を向いて停止するまでスクレーパが自動的に付勢されるようにしたのである。
このようにすれば、スクレーパの圧接位置が前記最短距離位置を通過後、その先端は自動的に付勢されてベルト表面から完全に離れるので、滞留した付着物などの影響を受けることなくスクレーパ全体が見える。このとき、そのスクレーパの保持軸から先端への向きは、前記圧接位置が前記最短距離位置を通過した後もさらにスクレーパが軸回り方向に付勢されているので、前記最短距離位置を越えて、当初当接位置の反対側へと大きく移動している。このため、スクレーパの向きの違いをはっきりと視認できて、磨耗限度を超えたことを発見しやすい。また、スクレーパを交換する際に、そのスクレーパとベルトとが離れているので、その位置でベルトを触らずにスクレーパを外すことができ作業が簡単である。
なお、そのベルト表面と保持軸との距離は、そのベルトに圧接するスクレーパのチップが磨り減って磨耗限度に達した際における、その保持軸からチップの圧接面までの距離以上に設定しておけば、前記チップが磨耗限度に到達した際あるいはその前に、スクレーパの圧接位置が前記最短距離位置を通過することになる。ここでいう磨耗限度とは、チップが磨耗してすべて無くなる状態とするのが望ましい。
さらに、前記付勢手段は、スクレーパを弾性材からなるものとし、そのスクレーパを保持軸に沿って湾曲させ、その湾曲状態で先端のチップをベルト表面に圧接させるものであり、スクレーパがその湾曲前の状態に戻る弾性力(復元力)により前記軸周り方向に自動的に付勢するものとすれば、付勢手段をスクレーパと別に設ける必要がないので、クリーナ装置の構造が簡単になる。
この発明は、以上のようにしたので、スクレーパの圧接位置を見れば磨耗の進行状況がひと目で把握できるのでわかりやすく、磨耗限度に達したスクレーパを見逃さない。
一実施形態を図1乃至図3に示し、この実施形態のコンベヤベルト用クリーナ装置20は、図1に示すように、駆動プーリ2と従動プーリ(図示せず)との間に所定幅のゴム製ベルトBを巻き付け、駆動プーリ2を回転させることによりそのベルトBを両プーリ間で周回運動させるベルトコンベヤ1のベルトB表面に圧接して使用されるものである。
このコンベヤベルトBのベルト面に圧接されるクリーナ装置は、図1に示すように、前記反転部7に、コンベヤ1外方の側方よりベルトB表面に向かって押しつける反転部クリーナ装置9と、そのベルトBがリターン部8へ反転した後に、そのリターン部8に設けた中間プーリ3と前記駆動プーリ2との間において、下方より上方へベルトB表面に向かって押しつけるリターン部クリーナ装置20とからなる。各クリーナ装置9,20は、ベルトコンベヤ1のベルト幅方向に配設される保持軸11と、その保持軸11に沿って保持されるスクレーパを備えている。
このベルトコンベヤ1の部位の名称、使用態様については従来例と同じであり、また、反転部7に設けられるクリーナ装置9についても、従来例と同じであるので説明を省略する。
リターン部8に設けられるクリーナ装置20は、図1に示すように、リターン部8下方において、ベルトBの幅方向に配設される保持軸11とその保持軸11に立設されるスクレーパ15を有している。その保持軸11は、ベルトBを挟んで両側のフレームFに設けた軸受16に挿通され、その軸受16にねじ込まれたセットボルト17により、そのボルト17先端が保持軸11の周面に押し付けられて、保持軸11が軸方向、軸回りに動かないように固定される。
また、その軸受16は、図2(b)に示すように、フレームFに設けた圧力調整ボルト14により、そのベルトBに対する上下方向の位置が調整できるようになっている。
そのスクレーパ15は、図2(a)に示すように、ベルトB幅方向に複数分割されて、それぞれ保持軸11に隙間なく並列して取り付けられている。そのスクレーパ15の構成は、可撓性を有するゴム製の板状弾性体部15cに取付ボルト13を介してプレート15bがナット止めして取り付けられ、さらに、そのプレート15b先端には、直接ベルトB表面に触れる超硬合金又はセラミックス等からなるチップ15aが接合されて構成されている。このうち、弾性体部15cを、図2(a)に示す保持軸11に設けられた固定板11aに取付ボルト12を介してナット止めすることにより、スクレーパ15が保持軸11に取り付けられる。
このスクレーパ15を有するクリーナ装置20をベルトコンベヤ1に取り付ける際には、スクレーパ15の弾性体部15cを、図3に矢印Aで示すように、リターン部8のベルトB周回方向に向かって保持軸11に沿って湾曲させる。この状態で保持軸11を軸受16に挿通し、セットボルト17をねじ込んで動かないように固定する。そして、圧力調整ボルト14を回転させることにより、その高さ方向位置を調整し、同時にそのスクレーパ15の湾曲度合いも調整し得る。
スクレーパ15のベルトB表面に対する向きは、前記湾曲前の状態で、保持軸11からベルトB表面に下ろした垂線cの交点、つまり、図3に示すベルトB表面上の保持軸11からの最短距離位置pよりも図中の左側(前記周回方向前方)にスクレーパ15先端が位置するようにする。また、湾曲後のスクレーパ15の向きは、前記最短距離位置pよりも図中の右側(前記周回方向後方)にスクレーパ15先端が位置するようにする。
ベルトB表面への圧接は、図3に示すように、前記スクレーパ15の弾性体部15cがその湾曲前の状態に戻ろうとする弾性力により、図中の矢印Bのように、前記保持軸11の軸周り方向にスクレーパ15を付勢し、その付勢により、スクレーパ15先端のチップ15aがベルトB表面に圧接するようになっている。
この圧接状態でベルトコンベヤ1を使用すると、ベルトBの周回とともにクリーナ装置20のスクレーパ15が、反転部7のクリーナ装置9で除去できなかった付着物を、リターン部8において削り取るように除去していく。そして、そのスクレーパ15のチップ15aは、ベルトB表面に摺れるため次第にその圧接面が磨耗していき、また、ベルトB表面も次第に磨耗してベルトBの厚さが薄くなっていく。
この磨耗とともにスクレーパ15は、前記保持軸11からその圧接面までの長さが短くなり、その長さが短くなるとともに前記弾性体部15cの付勢力により先端が徐々に左側に押し付けられて湾曲度合いが小さくなっていく。つまり、そのチップ15aのベルトB表面への圧接位置は、ベルトB表面上を、図3の右側に実線で示す最初の圧接位置から、図中の中央に鎖線で示す前記最短距離位置pに向かって、矢印Bに示すように、自動的に徐々に移動する。
クリーナ装置20の保持軸11の高さは、スクレーパ15の圧接位置が、図3の中央に鎖線で示す最短距離位置pに至った際に、前記チップ15aがすべて磨耗してなくなる磨耗限度に達した状態、あるいはそれに達する直前の状態になるように、保持軸11とベルトB表面との距離が設定されている。このため、前記圧接位置が前記最短距離位置pに達した場合には、スクレーパ15は所定の磨耗量に至って交換を要する状態になっていると言える。この状態で、さらにベルトコンベヤ1を使用すると、スクレーパ15のチップ15aの圧接面はさらに磨耗して短くなり、スクレーパ15先端は、矢印Cのごとくさらに付勢されて最短距離位置pを通過する。この付勢は、スクレーパ15に、その湾曲前の状態に戻ろうとする(弾性力)復元力がなくなって、前記保持軸11の軸周りの付勢力がなくなるまで自動的に作用する。
スクレーパ15先端が最短距離位置pを通過すると、その保持軸11からスクレーパ15先端圧接面までの長さは、既に保持軸11からベルトB表面までの距離よりも短くなっているので、その後は、前記スクレーパ15先端がベルトB表面に届かなくなる。このため、スクレーパ15は、そのベルトB表面への圧接が解除されて、図3に左側に実線で示すように、前記最短距離位置pを挟んで最初の圧接位置の反対側へ向かって一気に傾倒する。そして、スクレーパ15を湾曲させる前の状態の位置まで到達すると、スクレーパ15の前記復元力がなくなるとともに、前記保持軸11の軸周りの付勢がなくなってスクレーパ15が動きが停止する。
この一連の圧接位置の移動の過程において、スクレーパ15が磨耗限度に達した状態での圧接位置を、図3に示す前記最短距離位置pとし、新しいスクレーパ15を取り付けた際の最初の圧接位置から徐々にその最短距離位置pへと向かう圧接位置の変化を観察しておけば、前記チップ15aの圧接面の細部を観察せずとも、ひと目で磨耗の進行度合いを把握することができる。このとき、前記磨耗限度に達した際の圧接位置を、最短距離位置pよりも図中の右側(ベルトBの周回方向後方)に設定することは、安全側の措置であるので差し支えない。
また、図2(a)に示すように、スクレーパ15は、ベルトBの幅方向に分割されて、その分割されたスクレーパ15が保持軸11の軸方向に沿って隙間なく並列して取り付けられているので、その湾曲の際にはそれぞれ別々に変形するようになっている。このため、ベルトB幅方向に沿って、スクレーパ15やベルトB表面の磨耗度合いに違いがある場合においても、その各分割スクレーパ15が、それぞれの圧接位置で別々に湾曲して適度な圧接状態を維持できる。
この実施形態では、クリーナ装置20の取り付け位置を、図1に示すように、前記リターン部8下方の駆動プーリ2から中間プーリ3に至るまでの間に設けたが、その設置場所は限定されず、この場所以外のリターン部8や、あるいは反転部7でも使用できる。なお、スクレーパのベルトB表面に対する設置角度、すなわち、湾曲前のスクレーパ15のベルトB表面に対する角度及び湾曲させた際の同角度は、求める付勢力、圧接強さに応じていかなる設置場所においても自由に設定することができる。
また、この実施形態では、反転部7にクリーナ装置9、及びリターン部8にクリーナ装置20の2つのクリーナ装置を並設したが、この実施形態には限定されず、付着物の質や量に応じて反転部7のクリーナ9を省略した構成も採用し得る。
スクレーパ15の材質は、前記付勢力を与えるために、弾性を有する弾性体部15cをスクレーパ15のいずれかの部分に有する限りにおいて自由である。また、そのスクレーパ15全体が弾性体からなる弾性体部15cとして、その弾性体部15c先端がチップ15aを成すものとしてもよい。この場合、チップ15aは別体のものを取り付けても良いし、その弾性体部15cと一体の弾性材であってもよい。
スクレーパ15の湾曲方向が逆の場合も考えられる、すなわち、図3に示す態様において、ベルトBの周回方向が、図中の矢印Aと逆方向となる場合である。付着物を掻き取るためのスクレーパ15とベルトB表面との圧接の作用は同じであり、その付勢による作用も同じである。
また、そのスクレーパ15自体をベルトB幅方向に分割しないようにした構成も採用でき、分割する場合においても、その分割箇所、分割数は自由である。
また、そのスクレーパ15自体をベルトB幅方向に分割しないようにした構成も採用でき、分割する場合においても、その分割箇所、分割数は自由である。
さらに、この実施形態では、スクレーパ15を付勢するために、そのスクレーパ15に弾性体部15cを設けてこの弾性体部15cを湾曲させることにより付勢力を与えたが、その付勢手段をスクレーパ15とは別に設けることにより、弾性体部15cを有さないスクレーパ15とした構成を採用し得る。その別に設ける付勢手段とは、例えば、保持軸11やスクレーパ15に取り付けられて、その保持軸11の軸周りにスクレーパ15に付勢力を与えるバネなど周知の弾性材であってもよいし、別途設けた回路に圧力流体を供給することによりその保持軸11を回転、あるいはスクレーパ15を押圧するものであってもよく、スクレーパの付勢手段はこの実施形態に限定されない。
1 ベルトコンベヤ
2 駆動プーリ
3 中間プーリ
5,15 スクレーパ
6 キャリヤ部
7 反転部
8 リターン部
9,10,20 クリーナ装置
11 保持軸
12,13 取付ボルト
14 圧力調整ボルト
15a チップ
15b プレート
15c 弾性体部
16 軸受
17 セットボルト
B ベルト
p 最短距離位置
2 駆動プーリ
3 中間プーリ
5,15 スクレーパ
6 キャリヤ部
7 反転部
8 リターン部
9,10,20 クリーナ装置
11 保持軸
12,13 取付ボルト
14 圧力調整ボルト
15a チップ
15b プレート
15c 弾性体部
16 軸受
17 セットボルト
B ベルト
p 最短距離位置
Claims (2)
- ベルトコンベヤ1のベルト幅方向に配設される保持軸11にその長さ方向のスクレーパ15を取り付け、そのスクレーパ15先端のチップ15aをベルトB表面に圧接することにより、前記ベルトB表面の付着物を除去するクリーナ装置において、
前記スクレーパ15は保持軸11の軸周り方向に付勢されて、その付勢により、スクレーパ先端のチップ15aがベルトB表面に圧接されており、その圧接位置は、前記チップ15aの磨耗により保持軸11からそのチップ15a圧接面までの距離が短くなるとともに、ベルトB表面上を、自動的に最初の圧接位置から保持軸11からの最短距離位置に向かって移動するものであり、
前記チップ15aが磨耗限度に達した際あるいはその前に、前記圧接位置が前記最短距離位置を通過して、その後は、前記スクレーパ15先端が、前記最短距離位置を挟んで最初の圧接位置の反対側を向いて停止するまでスクレーパが自動的に付勢されることを特徴とするクリーナ装置。 - 前記スクレーパ15は弾性材からなり、そのスクレーパ15を保持軸11に沿って湾曲させ、その湾曲状態で先端のチップ15aをベルトB表面に圧接させることにより、スクレーパ15がその湾曲前の状態に戻る弾性力により前記保持軸11の軸周り方向に自動的に付勢されるものであることを特徴とする請求項1に記載のクリーナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004033716A JP2005225587A (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | コンベヤベルトのクリーナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004033716A JP2005225587A (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | コンベヤベルトのクリーナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005225587A true JP2005225587A (ja) | 2005-08-25 |
Family
ID=35000606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004033716A Pending JP2005225587A (ja) | 2004-02-10 | 2004-02-10 | コンベヤベルトのクリーナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005225587A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010094577A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Hitachi Chem Co Ltd | フイルム状基材の洗浄方法及び洗浄装置 |
TWI403448B (ja) * | 2008-06-02 | 2013-08-01 | ||
JP6055132B1 (ja) * | 2016-03-11 | 2016-12-27 | 株式会社野田テック | ベルトコンベヤ用クリーナ装置および板状材 |
CN112620192A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-04-09 | 莱芜连云玻璃股份有限公司 | 一种便于维护的镀膜玻璃的镀膜胶辊自动清洗装置 |
JP2022523660A (ja) * | 2019-01-23 | 2022-04-26 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 超吸収体粒子を製造する方法 |
CN117902266A (zh) * | 2024-03-19 | 2024-04-19 | 华能庆阳煤电有限责任公司 | 一种煤矿开采运输装置 |
-
2004
- 2004-02-10 JP JP2004033716A patent/JP2005225587A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI403448B (ja) * | 2008-06-02 | 2013-08-01 | ||
JP2010094577A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Hitachi Chem Co Ltd | フイルム状基材の洗浄方法及び洗浄装置 |
JP6055132B1 (ja) * | 2016-03-11 | 2016-12-27 | 株式会社野田テック | ベルトコンベヤ用クリーナ装置および板状材 |
JP2022523660A (ja) * | 2019-01-23 | 2022-04-26 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 超吸収体粒子を製造する方法 |
JP7621259B2 (ja) | 2019-01-23 | 2025-01-24 | ベーアーエスエフ・エスエー | 超吸収体粒子を製造する方法 |
US12275808B2 (en) | 2019-01-23 | 2025-04-15 | Basf Se | Method for producing superabsorbent particles |
CN112620192A (zh) * | 2020-12-16 | 2021-04-09 | 莱芜连云玻璃股份有限公司 | 一种便于维护的镀膜玻璃的镀膜胶辊自动清洗装置 |
CN112620192B (zh) * | 2020-12-16 | 2022-07-05 | 莱芜连云玻璃股份有限公司 | 一种便于维护的镀膜玻璃的镀膜胶辊自动清洗装置 |
CN117902266A (zh) * | 2024-03-19 | 2024-04-19 | 华能庆阳煤电有限责任公司 | 一种煤矿开采运输装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4839412B2 (ja) | ベルトコンベヤ用クリーナ装置 | |
RU2754044C1 (ru) | Вальцовая мельница со скребком | |
JP2008260628A (ja) | ベルトクリーニング装置 | |
KR102521828B1 (ko) | 롤러 부재의 청소 장치 및 청소 방법 | |
JP5458334B2 (ja) | ベルトクリーナ | |
KR101165143B1 (ko) | 벨트클리너장치 | |
JP2013142027A (ja) | ベルトクリーナ | |
JP2005225587A (ja) | コンベヤベルトのクリーナ装置 | |
KR102153958B1 (ko) | 컨베이어 벨트 스크래퍼 | |
JP2945388B1 (ja) | コンベアベルトのクリーナ | |
JP2009254989A (ja) | クリーニング装置およびクリーニング方法 | |
JP2009091150A (ja) | ベルトクリーニング装置 | |
JP2005059996A (ja) | コンベヤベルト用クリーナ装置 | |
JP6326524B1 (ja) | ベルトクリーナ装置 | |
JP5073953B2 (ja) | ログ搬送装置 | |
JP2005263407A (ja) | ベルトコンベヤの付着物除去装置 | |
JP6055132B1 (ja) | ベルトコンベヤ用クリーナ装置および板状材 | |
CN102380509B (zh) | 轧辊除水装置 | |
JP2022082311A (ja) | 破砕装置 | |
JP6589426B2 (ja) | ベルトクリーナ装置 | |
JP2007178553A (ja) | ラビング装置 | |
US6766896B1 (en) | Scraping device | |
KR20120003965U (ko) | 리턴벨트 표면의 부착광 제거장치 | |
JP2006264838A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007139470A (ja) | ノズルチップ廃棄装置 |