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JP2005223381A - 画像形成システム - Google Patents

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JP2005223381A JP2004026396A JP2004026396A JP2005223381A JP 2005223381 A JP2005223381 A JP 2005223381A JP 2004026396 A JP2004026396 A JP 2004026396A JP 2004026396 A JP2004026396 A JP 2004026396A JP 2005223381 A JP2005223381 A JP 2005223381A
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Nobuo Inoue
伸夫 井上
Norihisa Hasegawa
記央 長谷川
Yoko Ogura
陽子 小倉
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Abstract

【課題】 メモリ容量を増大させることなく、記録媒体両面の画像位置を揃えることを可能にする。
【解決手段】 両面印刷を行う場合、表面の印刷時には、トンボ付加処理部626Aによって、印刷すべき元々の画像と共に、用紙Pの四隅の余白部に印刷画像サイズ測定用の指標であるトンボも印刷させるようなページデータを伸長処理部610に生成させる。そして、画像形成装置11でこのページデータに基づいて表面の印刷を行って、表面印刷済みの用紙を裏面印刷のために反転搬送路で搬送しているときに、ラインセンサ部90で表面に印刷されている画像を読取り、この読取結果に基づいて、印刷画像サイズ算出部92により当該用紙の表面に印刷されている実際のトンボ間の距離を算出する。裏面倍率設定部626Bでは、この算出した距離を用紙の表面に印刷されている実際の印刷画像サイズとして、本来の印刷画像サイズ(本来のトンボ間の距離)と比較することで、用紙の膨張・収縮状態を把握し、裏面に印刷する画像の拡大・縮小倍率を決定する。
【選択図】 図5


Description

本発明は、画像形成システムに係り、特に、記録媒体の両面に画像を形成する機能、所謂両面印刷機能を備えた画像形成システムに関する。
従来の印刷(例えばオフセット印刷)では、写植等の紙焼き(印画紙)、版下、網ネガ、網ポジ、PS版(刷版)等の中間成果物を生成し、これら中間成果物を元に印刷や製本等を行っていた。近年、DTP(DeskTop Publishing /Prepress)の普及によって、DTPデータから直接印刷する「ダイレクト印刷」または「オンデマンド印刷」が知られている。DTPでは、ページレイアウトをコンピュータ上で処理して得た印刷データを印画紙や製版フィルム等に形成し、これに基づいて刷版を作成して印刷する処理が普及している。また、中間成果物を生成せずに電子データにより直接刷版を形成するCTP(Computer To Plate)も注目されている。このような印刷処理に用いることが可能なものとして、プリンタ装置や複写装置等の印刷機能を備えた画像形成装置が知られている。近年の画像形成装置は、画質向上が高まると共にカラー化され、例えば、電子写真プロセス(ゼログラフィ)を用いたカラープリンタ装置は、高品質かつ高速な画像形成が可能である。この画像形成装置では、印刷データを受け取り刷版等を生成せずに印刷物を出力することができる。
図8は、従来の画像形成システムの概略図である。図8(A)に全体構成図を示すように、画像形成システムは、画像形成装置11と、画像形成装置11に印刷データを渡し印刷指示をするDFE(Digital Front End Processor)装置とから構成されている。また、図8(B)にはデータの流れを示した。なお、画像形成装置11とは、カラー複写機、ファクシミリ、またはプリンタ等、所定の記録媒体に画像を形成する所謂印刷機能を備えた装置である。
DFE装置は、描画機能とプリンタコントローラ(印刷制御装置)機能とを備えており、例えばページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述された印刷データをクライアント端末から順次受け取り、この印刷データをラスターイメージに変換(RIP処理;Raster Image Process)し、さらにRIP処理済みのイメージデータ及び印刷枚数や用紙サイズ等の印刷制御情報(ジョブチケット)を画像形成装置11に送り、画像形成装置11のプリントエンジンや用紙搬送系を制御して、画像形成装置11に印刷処理を実行させる。すなわち、画像形成装置11の印刷動作は、DFE装置によるプリンタコントローラによって制御される。印刷データは、カラー印刷用の基本色の、イエロ(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の3色と、ブラック(K)とを合わせた4色(YMCK)分が画像形成装置11に送られる。
画像形成装置11は、電子写真プロセスを利用して画像を印刷用紙に記録するもので、IOT(Image Output Terminal)モジュール12、IOTモジュール12に連結されたフィードモジュール(FM;Feeder Module;給紙モジュール)5、出力モジュール17、タッチパネル等を含んで各種データの入力支援をするためのユーザインターフェース装置18、を備えている。IOTモジュール12は、YMCK分のトナーカートリッジ24が搭載されたトナー供給部22と、IOTコア部20とを有する。IOTコア部20は、光走査装置や感光体ドラム等を有するプリントエンジン(印字ユニット)30を色毎でかつベルト回転方向に一列に配置した所謂タンデム構成になっており、プリントエンジン30を制御する電気回路等を収容する電気系制御収納部39を備えている。IOTコア部20では、各感光体ドラム上のトナー像を中間転写ベルト43に順次転写(1次転写)する。これにより、YMCKの各色トナー像が中間転写ベルト43に多重転写されることになる。中間転写ベルト43上に転写された画像(トナー像)は、所定のタイミングでフィードモジュール15から搬送されてきた印刷用紙上に転写(二次転写)され、定着器(Fuser)70により定着処理(溶融定着)される。その後、排紙処理装置72を経由して機外へ排出される。また、両面印刷時には、片面に印刷済みの用紙が排紙トレイ(スタッカ)74に一時的に保持され、排紙トレイ74から引き出され、反転搬送路49を介して反転されて再度IOTコア部20に渡される。
ところで、定着器で定着処理を施すと用紙が膨張・収縮するため、当該用紙上の印刷画像も用紙の膨張・収縮に伴って拡縮する。この結果、両面印刷時には、表面と裏面とで印刷された画像の位置にズレが生じる。このため、画像形成システムでは、代用的なサンプル紙の膨張・収縮率を実験で求めて記憶させておき、その値を用いて、表裏両面の画像の位置を一致させるように画像を一律に拡大・縮小して印刷するようになっていた(特許文献1参照)。
特開2002−314800号公報
しかしながら、用紙の膨張・収縮率は、用紙の材質や定着器の温度変動などによって異なるため、上述したサンプル紙での実験値を用いた一律の拡大・縮小補正では、表面と裏面の印刷位置を一致させることができないことがあった。すなわち、サンプル紙と異なる種類の用紙を用いる場合や定着器の温度変動などによって急激に膨張・収縮率が変わった場合には、表面と裏面とで印刷された画像の位置がずれてしまった。
このために、用紙の種別毎、定着器の温度毎に、膨張・収縮率を求めて装置に記憶させておくことも考えられるが、そのために必要とされるメモリ容量が膨大となり、コスト的に不利である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、メモリ容量を増大させることなく、記録媒体両面の画像位置を揃えることができる画像形成システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項1に記載の画像形成システムは、記録媒体の両面に画像を形成可能な画像形成手段と、前記画像形成手段によって前記記録媒体の第1面に形成された画像のサイズを測定する画像サイズ測定手段と、前記画像サイズ測定手段により測定された画像のサイズと、本来形成されているべき画像のサイズとを比較し、当該比較結果に基づいて、前記第1面上における画像形成位置と略一致させるように、前記画像形成手段により前記記録媒体の第2面に形成すべき画像を拡大・縮小させる拡縮手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、用紙などの記録媒体の両面に画像を形成する時には、画像形成手段により記録媒体の第1面に画像を形成した時点で、画像サイズ測定手段によって、当該形成された画像のサイズが測定される。そして、拡縮手段によって、この実際に測定された第1面に形成されている画像のサイズ(実際の画像サイズ)と、本来形成されているべき画像のサイズ(本来の画像サイズ)とが比較され、この比較結果に基づいて、第1面上における画像形成位置と略一致させるように第2面に印刷すべき画像が拡大・縮小されてから、画像形成手段による記録媒体の第2面に対する画像形成がなされる。
このように第1面に形成された実際の画像サイズと本来の画像サイズとを比較することで、第1面に画像を形成した後の実際の各記録媒体の膨張・収縮状態(記録媒体の膨張・収縮による第1面の画像サイズの変化)を把握でき、この比較結果に基づいて第2面の画像の拡大・縮小倍率が定められるので、使用する記録媒体の種類が変わったり、急激に記録媒体の膨張・収縮率が変わったとしても、第1面と第2面の両面の画像位置を揃えることができる。また、用紙の種別毎、定着器の温度毎などの設定値を事前に記憶しておく必要もなく、メモリ容量を節約できる。
なお、画像形成の際に形成される画像は様々であり、記録媒体の第1面に形成された画像そのもののサイズを測定することが困難な場合もある。
このような場合に対応するためには、上記の画像形成システムにおいては、請求項2に記載されているように、前記第1面の画像形成の際に、画像サイズ測定用の指標を付加した画像を形成させる指標付加手段を更に備え、前記画像サイズ測定手段が、前記第1面上に形成された前記指標の位置を検出し、当該検出位置に基づいて前記第1面に形成された画像のサイズを求めるようにするとよい。
また、請求項3に記載されているように、前記画像サイズ測定手段が、前記第1面に画像が形成された後の前記記録媒体のサイズを測定し、当該測定結果に基づいて前記第1面に形成された画像のサイズを求めるようにしてもよい。
以上のように、本発明によれば、第1面に形成された実際の画像サイズを測定して本来の画像サイズと比較することで、第1面を形成した後の実際の各記録媒体の膨張・収縮状態(記録媒体の膨張・収縮による第1面の画像サイズの変化)を把握でき、この比較結果に基づいて第2面に印刷すべき画像を拡大・縮小するので、メモリ容量を増大させることなく、記録媒体両面の画像位置を揃えることができるという優れた効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔画像形成システム〕
図1は、本実施の形態に係る画像形成システムの全体概略構成を示す図である。画像形成システムは、汎用の通信プロトコルによる高速LAN(Local Area Network)を備えており、高速LANには例えばページ記述言語(PDL)で記述された電子データ(印刷データ)を入力するためのクライアント端末400,402が接続されている。クライアント端末400,402は、異なるオペレーティングシステム(OS)下で各種アプリケーションプログラムを実行可能なコンピュータである。この高速LANには、原稿の画像を読み取りその画像データを出力するスキャナ装置410も接続されている。また、高速LANには、DFE装置500,502,504,506,508、詳細を後述する本発明の画像形成支援装置としてのBEP(Back End Processor:バックエンドプロセッサ)装置600,602,604、電子データで直接刷版を作成するCTP装置702が接続されている。
CTP装置702で作成された刷版を用いてプレス装置710において印刷がなされる。また、このCTP装置702に並列的に(高速LANに)BEP装置600が接続される。このBEP装置600には画像形成装置11と同様の高速プリンタ746が接続される。
また、高速LANに接続されたBEP装置604の出力側には、出力機730、同様の構成の高速プリンター740,742、CTP装置700が接続されている。出力機730、高速プリンター740、742からはプリント出力がなされ、CTP装置700では刷版が作成される。また、DFE装置502は、BEP装置602を介して同様の構成のプリンタプルーファ720,722に接続されている。プリンタプルーファ720,722は印刷のための出力確認用のものであり、画像形成装置として機能する場合がある。
また、DFE装置504は画像形成装置11と同様の高速プリンター744に接続され、DFE装置504と高速プリンター744とはオンデマンド印刷処理を担当する部門を担っている。DFE装置506は出力機732に接続され、DFE装置508は大型出力機750に接続されている。DFE装置506と出力機732からなる構成及びDFE装置508と大型出力機750からなる構成は、従来の画像形成装置の構成と同様である。
本実施の形態の画像形成システムでは、CTPと、POD(プリントオンデマンド)の機能を有する装置を同一のシステム内に混在可能な構成である。これは、本実施の形態にかかるBEP装置が、クライアントからの印刷データがラスタデータに変換(RIP処理)された後のデータを、各種処理する機能を備えているためである。
〔構成例〕
上記構成による画像形成システムにおいて、本発明の実施形態について説明を簡単にするために、刷版を作成して印刷する構成と、刷版作成なしに印刷する構成との代表例を、一実施形態として説明する。すなわち、クライアント端末400、DFE装置500、CTP装置702、及びプレス装置710の装置を利用して画像を形成する場合の構成A、クライアント端末400、DFE装置500、BEP装置600、及び高速プリンタ746(画像形成装置11)の装置を利用して画像を形成する場合の構成B、について説明する。
なお、DFE装置500は、クライアント端末400からのデータをラスタデータに変換(RIP処理)し、その変換後のラスタ画像を圧縮処理する機能を備えるが、本実施の形態では、高速プリンタ746(画像形成装置11)に依存した印刷制御機能を果たすプリンタコントローラ機能を要求しない。すなわち、DFE装置500は、主にRIP処理の機能のみを有する構成でよい。なお、詳細な説明は省略するが、クライアント端末400からのデータの代わりに、スキャナ装置410から読取データが入力される構成の場合には、DFE装置500にて、該スキャナ装置410の特性に合わせたシェーディング補正、グレイバランス補正等を行うようにしてもよい。
図2は、本発明に係る画像形成システムの一実施形態を示す図である。すなわち、クライアント端末400で印刷指示した画像をDFE装置500でRIPして、CTP装置702で刷版を作成した後にプレス装置710で印刷する構成Aと、RIPされた画像をBEP装置600を介して高速プリンタ746(画像形成装置11)で印刷する構成Bとを本発明に係る画像形成システムの一実施形態として説明する。図2(A)は本実施形態で構成Aと構成Bからなるシステム構成の概略を示し、図2(B)は、構成Bによる接続例を示している。
〔構成A〕
構成Aは、刷版を作成するCTP装置702と、このCTP装置702に印刷データを出力し刷版作成の指示をするDFE装置500と、CTP装置702で作成された刷版を用いて印刷するプレス装置710と、からシステムを構成する。
この構成Aは、従来の印刷処理と同様のため、詳細な説明を省略するが、DFE装置500は、フロントエンドプロセッサ(FEP:Front End Processor)部や、フロントエンジンによるROP(Raster OPeration)処理によりクライアント端末400からのデータをラスタデータに変換(RIP処理)し、その変換後のラスタ画像を圧縮処理する機能を備える。そして、DFE装置500では、刷版を作成するために、主にRIP処理のみを実行する。このRIP処理されたラスタ画像(圧縮画像)のラスタデータにより、CTP装置702で刷版が作成される。このCTP装置702で作成された刷版を用いてプレス装置710で印刷媒体に画像がプレスされ、印刷がなされる。
なお、上記構成Aでは、高速LANに、CTP装置702を接続し、DFE装置500からの印刷データで刷版を作成する場合を説明したが、CTP装置702をBEP装置600を介して接続してもよい(図1のBEP装置604と、CTP装置700の構成)。この場合には、以下の構成Bで説明するように、DFE装置500からの印刷データによりBEP装置600において画像形成装置11などの下流側装置に依存する処理を行ってデータ出力する。この下流側装置として、CTP装置700を採用したときに、BEP装置600は、そのCTP装置700に依存する処理を行ってデータ出力する。
〔構成B〕
次に、構成Bは、画像形成装置11(高速プリンタ746)と、この画像形成装置11に印刷データを渡し印刷指示をするDFE装置500と、画像形成装置11とDFE装置500との間に設けられるBEP装置600からシステムを構成する。
画像形成装置11は、本発明の画像形成手段に対応するIOTモジュール(IOT本体)12と、フィード(給紙)モジュール(FM:Feeder Module)15と、出力モジュール17と、パソコン(PC)等のユーザインターフェース装置18とを備える。なお、フィードモジュール15は、多段構成としてもよい。また、必要に応じて、各モジュール間を連結する連結モジュールを設けてもよい。また、出力モジュール17の後段に、フィニッシャ(Finisher:後処理装置)モジュールを接続してもよい。フィニッシャモジュールとしては、例えば、用紙をスタック処理し、1個所以上を綴じるステープラを備えたもの、またはパンチ孔を穿設するパンチング機構を備えたもの等がある。
DFE装置500は、クライアント端末400からのデータをラスタデータに変換(RIP処理)し、その変換後のラスタ画像を圧縮処理する機能を備えて、主にRIP処理をする。このデータは、BEP装置600により処理されて画像形成装置11へ出力される。
BEP装置600は、画像形成装置11に依存した処理の制御機能を有するが、この制御機能は、ユーザインターフェース装置18により指示してもよく、予め定めておいてもよい。ユーザインターフェース装置18により指示する場合、ユーザインターフェース装置18は、キーボード等の入力デバイスやユーザに画像を提示しつつ指示入力を受け付けるGUI(Graphic User Interface)機能を有し、画像形成装置11に依存した処理を指示するように構成すればよい。
BEP装置600は、DFE装置に保持しておいたRIP処理済みのデータを利用することで、効率的な高速出力を可能としている。すなわち、BEP装置600は、DFE装置500から受け取った印刷制御情報に基づいてコマンドコード(Command Code)を生成し、画像形成装置11内の各部の処理タイミングをエンジン特性に応じて制御する。また、BEP装置600は、IOTモジュール12やフィードモジュール15または出力モジュール17等のエンジン特性に適合するようにスプール(Spool)処理を完結させてからIOTモジュール12に画像データを渡す。
例えば、DFE装置500からBEP装置600には、RIP処理が施されたラスタベース画像を含むデータが送られる。このデータとしては、TIFF(Tagged Image File Format)フォーマット等の圧縮されたラスタベースの画像ファイルデータの他、印刷部数、両面/片面、カラー/白黒、合成印刷、ソートの有無、ステープラの有無等印刷制御情報等が含まれる。以下、印刷制御情報として上記印刷処理に係る各種の制御コマンドが記述されたデータのことを、ジョブチケットと称す。
なお、回転(Rotation)、1枚の用紙内へのページ割付(N−UP)、リピート処理、用紙サイズ合わせ、デバイス差を補正するCMS(Color Management System ; カラー管理システム)、解像度変換、コントラスト調整、圧縮率指定(低/中/高)等のRIP処理と関わりのある処理は、DFE装置500にて処理し、その制御コマンドをBEP装置600へは通知しない(非通知)。
また、コレーション(帳合い)、両面印刷、スタンプ・パンチ・ステープラ等のフィニッシャ装置または用紙トレーと関わりのある位置合わせ処理、排出面(上下)合わせ、グレーバランスや色ズレ補正等のキャリブレーション処理、スクリーン指定処理等、画像形成装置11の処理特性と関わりの強いもの(IOT依存の処理)に関しては、その制御コマンドをDFE装置500がスルーすることで、BEP装置600にて処理する。
このように、本実施形態のDFE装置側は1つのジョブ(JOB)をエンジン特性に依存せずRIP処理した順にBEP装置側へ一方的に転送し、BEP装置側で印刷用にページ再配置をする。
図3は、DFE装置500と画像形成装置11との間にBEP装置600を介在させたときのデータの流れに着目した概念ブロック図である。
DFE装置500は、クライアント端末400からPDLで記述された印刷データ(以下PDLデータという)を受け取り、そのPDLデータを一旦順次格納するデータ格納部509と、データ格納部509からPDLデータを読み出して解釈しページ単位のイメージデータ(ラスタデータ)を生成(ラスタライズ)するRIP処理部510と、このRIP処理部510にて生成されたイメージデータを所定のフォーマットにしたがって圧縮する圧縮処理部530とを備える。この圧縮処理部530の後段には、インターフェース部542が設けられている。RIP処理部510では、PDLデータを展開してイメージデータを生成するため、RIP処理部510には、PDL解釈部およびイメージャとして機能するデコンポーザ、所謂RIPエンジンが組み込まれている。圧縮処理部530は、RIP510からのイメージデータを圧縮し、圧縮済のイメージデータをBEP装置600へ即時に転送する。
一方、BEP装置600は、DFE装置500にて印刷ジョブやプリントエンジン30の処理特性に無関係に処理された(例えばプリントエンジン30の処理速度に非同期で処理された)圧縮済のイメージデータを受け取り保持する画像記憶部605と、画像記憶部605から圧縮済のイメージデータを読み出して、DFE装置500側の圧縮処理部530の圧縮処理に対応する伸張処理をし、この伸張処理済のイメージデータをIOTコア部20側に送出する伸張処理部610を備える。この伸張処理部610は、画像記憶部605から読み出し伸張処理したイメージデータに対して、画像回転や用紙上の画像位置の調整、または拡大もしくは縮小等、の画像編集機能を備えている。画像記憶部605の前段には、データ受信部601が設けられ、伸張処理部610の後段には、出力側のインターフェース部650が設けられている。
また、BEP装置600は、IOTコア部20の処理性能に依存してBEP装置600の各部やIOTコア部20を制御するプリンタコントローラとして機能する印刷制御部620を備える。印刷制御部620は、DFE装置500からのジョブチケットを解釈(デコード)、またはGUI部80を介したユーザ指示を受けて、プリントエンジン30や定着器70またはフィニッシャの処理特性に応じて出力形態(ページ内の画像位置、またはページ排出順や向き等)を特定する出力形態特定部622と、特定した出力形態で印刷物が出力されるように、プリントエンジン30や定着器70またはフィニッシャ等の各部を制御する制御部624とを備える。出力形態特定部622は、クライアントが希望する出力形態に関する情報を受け付ける出力形態情報収得部としての機能を備える。
従って、DFE装置500では、RIP処理部510にてページ記述言語からラスタライズされ(描画展開された)且つ圧縮処理部530で圧縮されたイメージデータが、BEP装置600側へページ順に転送される。BEP装置600は、DFE装置500から転送されたイメージデータを、一旦バッファとして機能する画像記憶部605に蓄積する。伸張処理部610は、画像記憶部605から圧縮済のイメージデータを読み出して伸張処理するとともに、クライアント端末やDFE装置500から指定された印刷ジョブに従ってページデータを組み立てたり(ページデータの再配置)、指示されたプリントエンジンへの転送準備をしたりする。そして、BEP装置600では、プリントエンジン30の処理速度に同期して制御コマンドをやり取りしながら、エンジン生産性を最大限生かす速度でページデータを所定の順にIOTコア部20に送出する。
このように、DFE装置500側は1つのジョブ(JOB)をエンジン特性に依存せずRIP処理した順にBEP装置600側へ一方的に転送すればよい。そして、BEP装置600が、印刷用にページ再配置をする等印刷ジョブやプリントエンジン30に依存した処理を担当する。
このように構成Bでは、画像形成装置11とDFE装置500との間に出力側に依存した制御をするプリンタコントローラ機能を備えたBEP装置600を介在させて、BEP装置600において、DFE装置500から送られたイメージデータを受け取ると、出力側の処理特性に応じて順次イメージデータを画像記録装置へ送るとともに、画像記録装置を制御して印刷処理をさせるようにしたので、システムの高速化・高機能化に柔軟に対応できる。
これにより、クライアントからの要求に基づく出力形態に適合した処理やリカバリ処理などをする際には、フロントエンドプロセッサと無関係に、対応することができる。すなわち、RIP処理に関わる処理はDFE装置で行うが、RIP処理のやり直しが必要な際には、DFE装置500へ再RIP処理を要求することなく(DFE装置500とは独立に)、画像記憶部605に保持しておいたデータを再利用することができる。これにより、DFE装置500にての再RIP処理が不要となる。また、プリントエンジン等出力側の処理特性に適応する性能を持ちプリントエンジン30等と接続されたBEP装置600にて、出力側の処理特性に依存する処理をすることができる。
例えば、クライアントが希望する出力形態にて出力する場合において、出力側の処理特性に依存する処理を必要とする一例で、RIP処理と関わりのある再処理としては、1枚の用紙内へのページ割付(N−UP)、リピート処理、用紙サイズ合わせ、デバイス差を補正するCMS(Color Management System;カラー管理システム)、解像度変換、コントラスト調整、圧縮率指定(低/中/高)等がある。
また、出力側である画像形成装置11(例えばプリントエンジン)の処理特性に依存した処理(出力側の処理特性と関わりの強い依存処理)が必要となる場合の一例としては、画像回転(Rotation)、コレーション(Collation;帳合い)、両面印刷、スタンプ・パンチ・ステープラ等のフィニッシャ装置または用紙トレーと関わりのある位置合わせ処理(Shift;画像シフト)、排出面(上下)合わせ、グレーバランスや色ズレ補正等のキャリブレーション処理、スクリーン指定処理等がある。
なお、BEP装置によりプルーファを構成する場合、高速高機能の画像形成装置11によるダイレクト印刷に先立って、DTPデータから直接カラー校正用プリントの出力を例えばプリンタプルーファ720にて行うDDCP(Digital Direct Color Proofing)システムを構築することができる。このシステムで、BEP装置は、印刷ジョブとしてプルーフデータを受け取るとプルーフィングに適したデータ形式(例えば低ビデオレート等)の画像データをプルーファに出力してカラー校正用プリント出力を指令する一方、通常の印刷ジョブを受け取ると、高速高性能マシンに高ビデオレートの画像データを出力して高速高機能の印刷指示を出力する。この場合、高速高機能マシンとプルーファまたは縦連接続された機種との間の異なるカラー出力の微妙な差異(デバイス差)を補正するCMS(Color Management System;カラー管理システム)を搭載することが望ましい。
[両面印刷に関する構成]
次に、上記構成Bにおける両面印刷に関する構成について説明する。
前述したように、画像形成装置11には、両面印刷を行うために反転搬送路49が設けられている。この反転搬送路49は、図4に示すように、用紙搬送方向に定速移動する搬送ベルト49Aを備え、両面印刷時は、表面(本発明の第1面に対応)に画像が転写されて定着器70によって定着処理が施された後の用紙Pが、表面を上にした状態でこの搬送ベルト49A上に載置され、搬送ベルト49Aの移動によって搬送されることになる。
本実施の形態では、この搬送ベルト49Aの上方に、搬送ベルト49A上に載置されて搬送されている用紙Pから画像を読取るためのラインセンサ部90が設けられている。
このラインセンサ部90は、搬送ベルト49A上の用紙Pへ向けて光を照射するための光源90Aと、複数のCCD(Charge Coupled Device)がその受光面を搬送ベルト49Aのベルト面に対向させ且つ搬送ベルト49Aの幅方向(用紙Pの搬送方向と直交する方向)に渡り一列に並べられたCCDラインセンサ90Bと、光源から出力された光の反射光を各CCDの受光面上に結像させる複数のレンズ90Cと、を備えて構成されており、1ライン毎の画像を読み取り、その読取結果を示す画像信号を出力するものである。このとき、用紙Pが搬送ベルト49Aに搬送されることによって、CCDラインセンサ90Bによる用紙P上の画像読取位置が移動するので、ラインセンサ部90では、用紙Pをその搬送方向にスキャンしながら画像を読取ることができる。
なお、本実施形態では、ラインセンサ部90を反転搬送路49に配設したが、ラインセンサ部90の配設位置はこれに限定されるものではない。表面に印刷済みの用紙Pが裏面(本発明の第2面に対応)に印刷される前に表面の印刷画像を読取ることができればよく、例えば、排紙トレイスタッカ74など、定着器70の出力後で、反転搬送路49を介してIOTコア部20へ渡されるまでの用紙Pの搬送経路上の何れにラインセンサ部90を配設してもよい。
このラインセンサ部90の出力は、図示しないA/D変換器を介して、印刷画像サイズ算出部92と接続されている(図3、図5参照)。印刷画像サイズ算出部92では、ラインセンサ部90による用紙Pの表面に印刷された画像の読取結果に基づいて、実際の印刷されている画像のサイズ(実際の印刷画像サイズ)を計測するものである。したがって、本実施形態では、ラインセンサ部90及び印刷画像サイズ算出部92により本発明の画像サイズ測定手段が構成されている。
印刷画像サイズ算出部92の出力は、図示しないBEP装置600と通信を行うためのインタフェース部を介してBEP装置600と接続されており、印刷画像サイズ算出部92による印刷画像サイズの計測結果がBEP装置600へ通知される。
一方、BEP装置600側には、図3に示すように、制御部624に、両面印刷時に裏面に印刷する画像を拡大・縮小させる拡縮制御部626が備えられている。
この拡縮制御部626は、詳しくは、図5に示すように、印刷画像サイズ測定用の指標として、四隅の余白部にトンボマーク(以下、トンボ)T(図4参照)を印刷させるためのトンボ付加処理部626Aと、画像形成装置11から通知された印刷画像サイズに基づいて裏面に印刷する画像の拡大・縮小倍率を設定する裏面倍率設定部626Bと、を備えている。なお、印刷画像サイズ測定用の指標は、所定形状のマークであればトンボ以外であっても構わない。
トンボ付加処理部626Aは、両面印刷が指示された印刷ジョブに従って伸張処理部610により表面用のページデータが生成される際に、表面に印刷するべき本来の画像と共に四隅の余白部にトンボTが付加された状態を表すページデータを生成するように伸張処理部610に指示する。この指示にしたがって生成されたページデータが画像形成装置11へ出力され、画像形成装置11において用紙Pの表面に対する印刷が行われるので、搬送ベルト49Aでは、表面の四隅の余白部にトンボTが印刷された用紙Pを搬送することになる。すなわち、トンボ付加処理部626Aが本発明のマーク付加手段に対応する。
したがって、前述したCCDラインセンサ90Bでは、用紙PからトンボTを含む画像が読取られることになる。また、印刷画像サイズ算出部92では、CCDラインセンサ90Bから入力された画像データから用紙P上に印刷されたトンボTを検出し、検出したトンボ間の距離を用紙P上の実際の印刷画像サイズに対応する値として求める。このとき、トンボ間の距離は、主走査方向と副走査方向の各々について算出する。なお、BEP装置600側に印刷画像サイズ算出部92を設け、ラインセンサ部90の読取結果をBEP装置600へ送出するようにして、主走査方向及び副走査方向のトンボT間の距離算出については、BEP装置600側で行なうようにしてもよい。
また、トンボ付加処理部626Aは、付加させたトンボT間の本来の主走査方向(搬送ベルト49Aの幅方向に対応)及び副走査方向(搬送ベルト49Aによる用紙Pの搬送方向に対応)の距離を、本来印刷されるべき画像のサイズ(本来の印刷画像サイズ)に対応する値として、裏面倍率設定部626Bへ通知する。
裏面倍率設定部626Bは、画像形成装置11から通知された印刷画像サイズ(すなわち印刷画像サイズ算出部92で求められたトンボT間の距離)と、本来の画像サイズ(すなわち、トンボ付加処理部626Aから通知された本来のトンボT間の距離)とを比較して、用紙Pの膨張・収縮による印刷画像サイズの変化、すなわち用紙Pの膨張・収縮状態を求める。そして、当該用紙Pの膨張・収縮状態に基づいて、裏面の印刷位置を表面の印刷位置と略一致させるように、裏面に印刷する画像の拡大・縮小倍率を定め、両面印刷が指示された印刷ジョブに従って伸張処理部610で裏面用のページデータが生成される際に、裏面に印刷すべき画像を該求めた拡大・縮小倍率で拡大・縮小するように伸張処理部610に指示する。伸張処理部610では、この指示に従って裏面に印刷すべき画像を拡大・縮小してイメージデータを生成することになり、生成されたイメージデータは画像形成装置11へ出力されて用紙Pの裏面に対する印刷に用いられる。すなわち、裏面倍率設定部626Bが本発明の拡縮手段に対応する。
[両面印刷時の動作]
次に、図6、図7を参照して、本実施形態の作用として、クライアント端末400から入力された印刷ジョブを構成Bのシステムにおいて両面印刷を行う場合の動作について説明する。図6は、この場合にBEP装置600の制御部624(主として拡縮制御部626)により実行される制御処理であり、図7はこの場合の画像形成装置11の動作を示している。
DFE装置500には、印刷ジョブとして、クライアント端末400からPDLデータとその印刷処理内容を示すジョブチケットが入力される。DFE装置500は、印刷ジョブが入力されると、RIP処理部510で当該印刷ジョブのPDLデータをページ(N−up設定時などは実際の印刷時のページと異なるため、論理的なページと称す)毎にラスタライズしてイメージデータを生成し、生成したイメージデータを圧縮処理部530で圧縮する。このとき、当該印刷ジョブのジョブチケットで記述されている印刷処理に係る各種の制御コマンドのうち、RIP処理と関わりのある処理に関するものについては、当該制御コマンドに従った処理も同時に行う。そして、DFE装置500は、圧縮済みのイメージデータ及びジョブチケットをBEP装置600へと送信する。このとき送信されるジョブチケットには、両面印刷を指示する制御コマンドが記述されている。
BEP装置600は、印刷ジョブとして、圧縮済みのイメージデータと両面印刷を指示する制御コマンドが記述されたジョブチケットとを受信すると、イメージデータについては画像記憶部605に蓄積し、ジョブチケットについては出力形態特定部622で解釈(デコード)される。そして、出力形態特定部622のジョブチケットの解釈処理によって、両面印刷が指示されている印刷ジョブであることが分かると、制御部624(主として拡縮制御部626)により、図6に示す制御処理が実行される。
すなわち、制御部624では、まず、ステップ200において、トンボ付加処理部624によって四隅の余白部にトンボを付加した表面用のイメージデータを伸張処理部610に生成させ、次のステップ202でこの生成した表面用のイメージデータを画像形成装置11(IOTコア部20)へ送出し、表面の印刷を実行させる。
画像形成装置11では、図7に示すように、BEP装置600から表面用のイメージデータを受信すると、ステップ300からステップ302に進み、このイメージデータに基づいて用紙Pの表面に画像を印刷する。すなわち、フィードモジュール15において用紙トレイ52に装填されている用紙Pを1枚取り出してIOTコア部20に供給する。IOTコア部20において、BEP装置600からの表面用のイメージデータに基づいてプリントエンジン30を動作させ、表面用のイメージデータに基づく画像であるトナー像を形成し、形成したトナー像をフィードモジュール15から供給された用紙Pに転写し、定着器70により定着処理(溶解定着)が施される。これにより、用紙Pの表面に、余白部にトンボTが付加された画像が印刷される。なお、このときの用紙Pは、定着処理時の熱によって膨張・収縮するため、表面に印刷された画像もこの膨張・収縮によって拡縮し本来のサイズと異なっている。表面に画像が印刷された用紙Pは、排紙トレイ74に一時的に保持された後、排紙トレイ74から引き出され、反転搬送路49により搬送されて、IOTコア部20に表裏反転されて再度引き渡される。
画像形成装置11は、次のステップ304において、ラインセンサ部90によって、この反転搬送路49での搬送中の用紙Pの表面から画像をスキャンしながら読取る。具体的に、図4の場合は、ラインセンサ部90によりまず主走査方向(搬送ベルト49Aの幅方向に対応)に並んだトンボT1、T2が読取られ、その後、印刷画像部分、最後に主走査方向に並んだトンボT3、T4が読取られることになる。
このラインセンサ部90での読取結果は、ライン単位の画像データとして印刷画像サイズ算出部92に順次送出され、次のステップ306では、印刷画像サイズ算出部92において、この画像データから主走査方向に並んだトンボTを検出する。なお、画像データからのトンボTの検出は、連続する複数ライン分の画像データを用いたパターンマッチングなどにより容易に行うことができる。
そして、トンボTが検出されなければ、トンボT手前の余白部などトンボ以外の部分であるとして、ステップ306からステップ304に戻り、次のラインの画像データをラインセンサ部90に読取らせる。そして、トンボTが検出された場合には、1回目の検出であるので、ステップ306からステップ308を介してステップ310に進む。
ステップ310では、主走査方向の実際の印刷画像サイズに対応する値として、検出した主走査方向に並んだトンボT間の主走査方向の距離を算出する。これにより、図4の例では、トンボT1、T2間の距離L1が、主走査方向の実際の印刷画像サイズとして求められることになる。
その後は、再びステップ304に戻って、次のラインの画像データを受信して、次のステップ306で再度主走査方向に並んだトンボTを検出する。そして、トンボTが検出されなければ、印刷画像部分などトンボ以外の部分であるとして、ステップ306からステップ304に戻り、トンボTが検出されたら、今回は2回目の検出であるので、ステップ306からステップ308を介してステップ312に進む。
ステップ312では、副走査方向の実際の印刷画像サイズに対応する値として、1回目に検出したトンボTと今回(2回目に)検出したトンボTとの間の副走査方向(搬送ベルト49Aにおける用紙Pの搬送方向に対応)の距離を算出する。具体的には、副走査方向のトンボT間の距離(図4のL2)は、1回目と2回目のトンボの検出時間差tを計測し、搬送速度vとの積(t×v)により演算される。これにより、図4の例では、トンボT1、T3(又はトンボT2、T4)間の距離L2が、副走査方向の実際の印刷画像サイズとして求められることになる。
そして、次のステップ314で、前述のステップ310で算出した主走査方向のトンボT間の距離、及びステップ312で算出した副走査方向のトンボT間の距離を示すデータをBEP装置600へ送信する。これにより、実際の印刷画像サイズがBEP装置600へ通知されることになる。その後、画像形成装置11は、裏面用のイメージデータの待機状態となる。
BEP装置600では、画像形成装置11からの主走査方向及び副走査方向のトンボT間の距離を示すデータを受信すると、すなわち実際の印刷画像サイズが通知されると、図6のステップ204からステップ206に進み、裏面倍率設定部626Bにおいて、本来の主走査方向及び副走査方向のトンボT間の距離とそれぞれ比較する。これによって、主走査方向及び副走査方向の実際の印刷画像サイズと、本来の印刷画像サイズとが比較されることになり、この比較により、用紙Pの膨張・収縮状態(用紙Pの膨張・収縮による表面の印刷画像サイズの変化)を把握することができる。
続いて次のステップ208で、この比較結果に基づいて、主走査方向及副走査方向の各々について、表面と裏面の印刷位置を一致するように、裏面に印刷する画像の拡大・縮小倍率を決定する。そして、ステップ210で、この決定した倍率で画像を二次元に拡大・縮小した裏面用のページデータを伸張処理部610に生成させて、最後にステップ212で、生成した裏面用のイメージデータを画像形成装置11(IOTコア部20)へ送出し、裏面の印刷を実行させて、図6の制御処理は終了する。
画像形成装置11では、裏面用のイメージデータを受信すると、図7のステップ316からステップ318に進み、このイメージデータに基づいて用紙Pの表面に画像を印刷する。すなわち、IOTコア部20において、BEP装置600からの裏面用のイメージデータに基づいてプリントエンジン30を動作させ、裏面用のイメージデータに基づく画像であるトナー像を形成する。そして、反転搬送路49により表裏反転されてIOTコア部20に再度送り込まれてきた用紙Pに形成したトナー像を転写し、定着器70により定着処理(溶解定着)を施した後、排紙処理装置72を経由して機外へ排出する。なお、このときの用紙Pは、表面印刷時に一度定着処理がなされた後であるため、ほとんど膨張・収縮しない。
このように本実施の形態では、両面印刷を行う場合、表面の印刷時には、トンボ付加処理部626Aによって、印刷すべき元々の画像と共に、用紙Pの四隅の余白部に印刷画像サイズ測定用の指標であるトンボも印刷させるようなページデータを伸長処理部610に生成させる。そして、画像形成装置11でこのページデータに基づいて表面の印刷を行って、表面印刷済みの用紙を裏面印刷のために反転搬送路で搬送しているときに、ラインセンサ部90で表面に印刷されている画像を読取り、この読取結果に基づいて、印刷画像サイズ算出部92により当該用紙の表面に印刷されている実際のトンボ間の距離を算出する。裏面倍率設定部626Bでは、この算出された距離を用紙の表面に印刷されている実際の印刷画像サイズとして、本来の印刷画像サイズ(本来のトンボ間の距離)と比較することで、用紙の膨張・収縮状態を把握し、裏面に印刷する画像の拡大・縮小倍率を決定する。
これにより、表面印刷後の各用紙の膨張・収縮状態を実際に検知し、その膨張・収縮状態に基づいて裏面の画像の拡大・縮小倍率が定めることができるので、使用する用紙の種類が変わったり、定着器の温度変動などによって急激に膨張・収縮率が変わったとしても、表面と裏面の画像の位置を一致させることができる。また、用紙の種別毎、定着器の温度毎などの設定値を事前に記憶しておく必要もなく、メモリ容量を節約できる。
また、印刷される画像は様々であり、用紙Pの表面上に印刷されている画像自体のサイズを計測するのは困難であるが、本実施の形態の如く印刷画像サイズ測定用の指標を用いることで、印刷画像のサイズを容易に計測することができる。なお、同一サイズの写真画像を両面印刷する場合などであれば、印刷画像サイズ算出部92では、用紙Pの表面の余白部と写真画像との境界を検出することで、用紙P上における印刷画像自体のサイズを容易に計測することができるので、印刷画像サイズ測定用の指標を用いなくても良い。この場合、トンボ付加処理部626Aは省略可能である。
なお、上記では、両面印刷の表面の印刷時に、用紙四隅の余白部に印刷画像サイズ測定用の指標(トンボT)が印刷されるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、印刷画像サイズ測定用の指標の記録は、例えば、印刷画像サイズ測定用の指標として用紙に微小な穴を用紙に開けたり、磁気記録するなど、印刷以外の方法で行うこともでき、その検出には記録方法に応じたセンサが適宜選択されることは言うまでもない。また、印刷画像サイズ測定用の指標の位置及び個数についても上記に限定されるものではなく、例えば、四隅の余白部のうち、同一の対角線上にある2個所のみにトンボT(例えば図4のトンボT1、T4のみ)を記録した場合でも、主走査方向及び副走査方向の印刷画像サイズは計測可能である。
また、印刷画像サイズ測定用の指標が予め記録された用紙を用紙トレイ52に装填しておき画像形成装置11での印刷に用いるようにしてもよい。また、コレーション(帳合い)が指定されているなど、余白部にトンボ等のマークが元々印刷されるような印刷ジョブであれば、印刷画像サイズ測定用の指標を新たに付加せずに、このマークを印刷画像サイズ測定用の指標として用いてもよい。これらの場合には、トンボ付加処理部626Aは省略可能である。
ところで、後工程で余白部が断裁される場合(例えばコレーション(帳合い)が指定されているなど)は、上記のように余白部にトンボTを印刷するなど印刷画像サイズ測定用の指標を用紙Pに記録しても問題ないが、用紙Pに印刷画像サイズ測定用の指標が印刷された状態では印刷結果として好ましくない場合もある。
このような場合には、用紙Pのサイズを計測するようにすればよい。すなわち、用紙Pの膨張・収縮により表面の印刷画像が拡大・縮小するので、膨張・収縮後の用紙Pのサイズから用紙Pの表面に印刷されている実際の印刷画像サイズを把握できる。
具体的には、前述したように、ラインセンサ部90では搬送ベルト49Aの幅方向に渡ってCCDが一列に並べたCCDラインセンサ90Bを用いており、ラインセンサ部90では搬送ベルト49Aの幅方向全体に渡って画像を読取るので、用紙Pの幅寸法が搬送ベルト49Aの幅寸法よりも短い場合には、搬送ベルト49Aも含んが画像が読取られる。言い換えると、搬送ベルト49の幅寸法を用紙Pの幅寸法よりも長く設計しておけば、ラインセンサ部90の読取結果から搬送ベルト49A用紙Pとの境界を検出できる。印刷画像サイズ算出部92では、この境界検出により検出した境界から用紙Pのサイズを算出すればよい。なお、この場合、境界検出を容易且つ高精度に行うために、搬送ベルト49Aを用紙Pと容易に区別可能な色にする(例えば、一般に用紙の色は白色であるので、搬送ベルト49Aは黒色にする)ことが好ましい。この場合、印刷画像サイズ測定用の指標が不要となるので、トンボ付加処理部626Aは省略可能である。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記の実施形態は、請求項に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組合せにより種々の発明を抽出できる。実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
例えば、上記では、DFE装置500と画像形成装置11との間にBEP装置600が設置されたシステムに本発明を適用した例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、図8に示したような画像形成装置11とDFE装置500とから構成されるシステムにも適用可能である。また、画像形成装置11に拡縮制御部626を設け、画像形成装置11単体で本発明の画像形成システムが構成されるようにしてもよい。
なお、圧縮/伸張の処理に際しては、線画や文字等主に2値で表される画像オブジェクト(線画文字オブジェクトLW(Line Work))と背景部や写真部等主に多階調で表される画像オブジェクト(多階調画像オブジェクトCT(Continuous Tone))等、画像オブジェクトの特性に応じて、適応した処理とすることもできる。
本実施の形態に係る画像形成システムの全体構成を示す概略図である。 画像形成システムの一実施形態を示す図である。 DFE装置およびBEP装置の一実施形態を示すブロック図である。 画像形成装置の反転搬送路を示す斜視図である。 BEP装置及び画像形成装置の両面印刷に関する構成を示すブロック図である。 両面印刷が指示された印刷ジョブが入力された場合にBEP装置の制御部で実行される制御処理を示すフローチャートである。 両面印刷時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 従来の画像形成システムの概略を示す図である。
符号の説明
11 画像形成装置
12 IOTモジュール
15 フィードモジュール
17 出力モジュール
20 IOTコア部
49 反転搬送路
70 定着器
90 ラインセンサ部
92 印刷画像サイズ算出部
400、402 クライアント端末
410 スキャナ装置
500、502、504、508 DFE装置
600、602、604 BEP装置
601 データ受信部
605 画像記憶部
610 伸張処理部
620 印刷制御部
622 出力形態特定部
624 制御部
626 拡縮制御部
626A トンボ付加処理部
626B 裏面倍率設定部
700、702 CTP装置
710 プレス装置
720、722 プリンタプルーファ
730、732 出力機
740、744、746 高速プリンター
750 大型出力機
T トンボ

Claims (3)

  1. 記録媒体の両面に画像を形成可能な画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって前記記録媒体の第1面に形成された画像のサイズを測定する画像サイズ測定手段と、
    前記画像サイズ測定手段により測定された画像のサイズと、本来形成されているべき画像のサイズとを比較し、当該比較結果に基づいて、前記第1面上における画像形成位置と略一致させるように、前記画像形成手段により前記記録媒体の第2面に形成すべき画像を拡大・縮小させる拡縮手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記第1面の画像形成時に、前記画像形成手段に画像サイズ測定用の指標を付加した画像を形成させる指標付加手段を更に備え、
    前記画像サイズ測定手段が、前記第1面上に形成された前記指標の位置を検出し、当該検出位置に基づいて前記第1面に形成された画像のサイズを求める、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像サイズ測定手段が、前記第1面に画像が形成された後の前記記録媒体のサイズを測定し、当該測定結果に基づいて前記第1面に形成された画像のサイズを求める、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
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