JP2005214328A - 車両用クラッチ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、始動時におけるクラッチの断絶動作までの時間を短縮し、始動性を向上させるとともに、始動時制御に必要なクラッチ断絶点位置を常に正確に検出し、自動クラッチ付き変速機の商品力の向上に貢献することを目的としている。
【解決手段】このため、車両用クラッチ制御装置において、エンジン始動時でかつクラッチを制御する制御油圧が判定値より小さく、かつクラッチ係合解除条件を判定する判定手段により解除条件を満足すると判定されたときには、オイルポンプ駆動開始前に流量制御弁を開放制御し、オイルポンプ駆動開始と共にクラッチ開放制御する制御手段を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】このため、車両用クラッチ制御装置において、エンジン始動時でかつクラッチを制御する制御油圧が判定値より小さく、かつクラッチ係合解除条件を判定する判定手段により解除条件を満足すると判定されたときには、オイルポンプ駆動開始前に流量制御弁を開放制御し、オイルポンプ駆動開始と共にクラッチ開放制御する制御手段を備えている。
【選択図】図1
Description
この発明は車両用クラッチ制御装置に係り、特に手動変速装置付き自動車のダイアフラムスプリング式発進用クラッチを油圧により制御して自動化する車両用クラッチ制御装置に関する。
自動車においては、エンジンの駆動力を走行状態に応じて車輪に適正に伝達するために、クラッチや変速機を備えている。クラッチは、エンジンと変速機との間に介設され、エンジンから変速機に伝達される駆動力を断続する。
ところで、従来の車両用クラッチ制御装置、例えば手動変速装置付き自動車の発進用クラッチにおいては、ダイアフラム式が多数採用されている。このとき、発進用クラッチの操作はクラッチペダルにより運転者が行っている。
つまり、発進用クラッチの操作時の動作は、図9に示す如く、少なくともオイルポンプと流量制御弁とからなる油圧回路(「油圧ユニット」とも換言できる)を動作させる油圧システムにおいて、エンジンスタート時のクラッチ開放要求があると(202)、オイルポンプを駆動させるポンプ駆動制御がスタート(204)し、制御油圧が規定値以上か否かの判断(206)を行い、この判断(206)がNOの場合には、判断(206)がYESとなるまで繰り返し判断(206)を行う。
そして、判断(206)がYESの場合には、クラッチ開放条件が成立するか否かの判断(208)に移行し、この判断(208)がNOの場合には、プログラムの終了(214)に移行し、判断(208)がYESの場合には、発進用クラッチを開放するために流量弁を作動(210)する。
この流量弁作動処理(210)の後には、発進用クラッチが開放状態であるか否かの判断(212)を行い、この判断(212)がNOの場合には、判断(212)がYESとなるまで繰り返し判断(212)を行い、判断(212)がYESの場合には、プログラムを終了(214)させるものである。
このとき、前記発進用クラッチを、上述の如く油圧で制御して自動化した場合に、以下のような問題がある。
先ず、ダイアフラム式の発進用クラッチでは、長時間の使用によってクラッチディスクの摩擦材が摩耗することとなり、摩擦材の摩耗量によりクラッチの押し付け荷重が変化するとともに、レリーズベアリングの動く位置が移動するため、結果として制御上で検知しているレリーズピストンストロークとクラッチのトルク特性に変化が生じてくる。
そして、レリーズ特性はダイアフラムスプリング特性によりリニア特性ではないため、レリーズピストンは、圧力ではなく、流量の制御によりレリーズピストンストロークをフィードバック制御してクラッチのトルク制御をしているが、特性変化により適切なトルク制御が困難となるという不都合がある。
次に、油圧の問題として、制御用油圧はエンジン停止時においても作動させる必要があるため、電動式のオイルポンプを使用し、且つ安定した油圧を確保するためには、アキュムレータ等により畜圧する必要がある。
従って、油圧システムの停止により制御油圧がない状態からエンジンをスタートさせる場合には、油圧システムの動作によって油圧を昇圧し、その後レリーズピストンをストロークさせて発進用クラッチを切る時間が必要になり、エンジンスタートまでに長時間必要とするため、始動性に問題があるという不都合がある。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、エンジンから変速機への動力伝達を断接するクラッチと、このクラッチを駆動するクラッチアクチュエータと、このクラッチアクチュエータを油圧駆動制御する、少なくともオイルポンプと流量制御弁とからなる油圧回路とを備え、前記クラッチアクチュエータのストロークを制御することにより前記クラッチを開放あるいは係合制御する車両用クラッチ制御装置において、クラッチ係合を解除する条件を満たしたか否かを判定する判定手段を備え、エンジン始動時でかつクラッチを制御する制御油圧が判定値より小さく、かつ前記判定手段により解除条件を満足すると判定されたときには、オイルポンプ駆動開始前に前記流量制御弁を開放制御し、オイルポンプ駆動開始と共にクラッチ開放制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、エンジンから変速機への動力伝達を断接するクラッチと、クラッチを駆動するクラッチアクチュエータと、クラッチアクチュエータを油圧駆動制御する、少なくともオイルポンプと流量制御弁とからなる油圧回路とを備え、クラッチアクチュエータのストロークを制御することにより前記クラッチを開放あるいは係合制御する車両用クラッチ制御装置において、クラッチ係合を解除する条件を満たしたか否かを判定する判定手段を備え、エンジン始動時でかつクラッチを制御する制御油圧が判定値より小さく、かつ前記判定手段により解除条件を満足すると判定されたときには、オイルポンプ駆動開始前に流量制御弁を開放制御し、オイルポンプ駆動開始と共にクラッチ開放制御する制御手段を備えたことにより、オイルポンプの駆動する前からクラッチアクチュエータが作動しているため、始動時におけるクラッチの断絶動作までの時間を短縮することができ、始動性を向上させることができる。
また、エンジンから変速機への動力伝達を断接するクラッチと、クラッチを駆動するクラッチアクチュエータと、クラッチアクチュエータを油圧駆動制御する、少なくともオイルポンプと流量制御弁とからなる油圧回路とを備え、クラッチアクチュエータのストロークを制御することによりクラッチを開放あるいは係合制御する車両用クラッチ制御装置において、油圧回路に油圧を検出可能な圧力検出手段を備え、クラッチアクチュエータのストローク量を検出可能なストローク量検出手段を備え、圧力検出手段とストローク量検出手段とから、クラッチ伝達トルクを算出し、クラッチ断絶点を、算出されたクラッチ伝達トルクにより学習制御する制御手段を備えたことにより、圧力検出手段とストローク量検出手段とから得られる特性を用いることによって、始動時制御に必要なクラッチ断絶点位置を常に正確に検出することができ、自動クラッチ付き変速機の商品力の向上に貢献し得るものである。
上述の如く発明したことにより、オイルポンプの駆動する前からクラッチアクチュエータを作動し、始動時におけるクラッチの断絶動作までの時間を短縮して始動性を向上させている。
また、圧力検出手段とストローク量検出手段とから得られる特性を用いることによって、始動時制御に必要なクラッチ断絶点位置を常に正確に検出し、自動クラッチ付き変速機の商品力の向上に貢献している。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図8はこの発明の実施例を示すものである。図2において、2は自動車(図示せず)に搭載された図示しないエンジンのクランク軸、4は手動変速装置、6は手動変速装置ケース、8は入力軸である。
前記エンジンに連結される手動変速装置4は、クランク軸2と同軸心上に入力軸8を設けている。
前記手動変速装置ケース6は、エンジンと対向する側(図2において左側)のケース壁部10に入力軸受保持部12を設けている。入力軸受保持部12は入力軸受14を保持し、前記入力軸8はこの入力軸受14により軸支されている。
前記手動変速装置ケース6内には、ダイアフラムスプリング式の発進用クラッチ16を設けている。
このクラッチ16は、図2に示す如く、クランク軸2の軸端にホイール取付ボルト18により取付けられたフライホイール20にクラッチカバー22をカバーボルト24により取付けている。クラッチカバー22内には、クランク軸2と同軸心上に設けた入力軸8にクラッチハブ26を軸方向移動可能且つ回転不可能に係合している。
そして、クラッチハブ26には、ダンパ28を介して円環板形状のクラッチディスク30を取り付けている。クラッチディスク30は、一側面を前記フライホイール20に対向させて配設するとともに、他側面に前記フライホイール20に対して軸方向移動可能に係合したプレッシャプレート32を対向させて配設している。
前記プレッシャプレート32には、ダイアフラム34の外周縁一側を当接させて設けている。ダイアフラム34は、外周縁近傍をクラッチカバー22に保持され、内周縁他側をレリーズベアリング36に当接させて設けている。レリーズベアリング36は、前記手動変速装置ケース6内にクランク軸2と同軸心上に設けた入力軸8に軸方向に移動自在に設けている。
前記レリーズベアリング36には、このレリーズベアリング36を軸方向に移動させるよう揺動されるレリーズレバー38を設けている。レリーズレバー38は、図2及び図3に示す如く、前記手動変速装置ケース6を貫通すべく軸支されるレリーズシャフト40の手動変速装置ケース6内側端部に取り付けられるとともに、レリーズシャフト40の手動変速装置ケース6外側端部には、レリーズアーム42が取れ付けられる。
また、このレリーズアーム42の揺動端部には、前記クラッチ16を駆動するクラッチアクチュエータ44を、前記手動変速装置ケース6に固定して設ける。
このクラッチアクチュエータ44は、図4に示す如く、アクチュエータ本体部44−1と、このアクチュエータ本体部44−1内に長手方向に形成された貫通孔部44−2と、貫通孔部44−2の一端(図4において左側)を閉塞する閉塞部材44−3と、この閉塞部材44−3に対して接離する方向、つまり前記貫通孔部44−2内を長手方向にスライド移動して、閉塞部材44−3と先端部位との間に制御油圧室44−4を現出あるいは消滅させるピストン44−5と、制御油圧室44−4に連絡させるべく前記アクチュエータ本体部44−1に形成した制御油圧用連通孔部44−6とを有する。
そして、前記ピストン44−5の他端側(図4において右側)には、レリーズアーム42の揺動端部に連絡する接続部材44−7が取り付けられるとともに、ピストン44−5の途中部位にセンサシャフト44−8を介して連絡し、ピストン44−5のスライド移動量である前記クラッチアクチュエータ44のストローク量を検出するストローク量検出手段であるストロークセンサ44−9が配設されている。
更に、前記クラッチアクチュエータ44を油圧駆動制御する油圧回路46を設け、クラッチアクチュエータ44のストロークを制御することにより前記クラッチ16を開放あるいは係合制御するものである。
つまり、前記油圧回路46からの制御油圧はクラッチアクチュエータ44に入り、ピストン44−5を押す。このとき、センサシャフト44−8によりストロークセンサ44−9でピストン44−5のストロークが検出される。
そして、ピストン44−5が押されることによりレリーズアーム42が押され、レリーズシャフト40が回転してレリーズレバー38を押し込み、ダイアフラム式の発進用クラッチ16が切れることとなる。
前記油圧回路46は、少なくともオイルポンプ48と流量制御弁50とを有する。
つまり、油圧回路46は、図5に示す如く、オイルタンク52内からオイルを吸い上げるオイルポンプ48を設け、このオイルポンプ48と前記流量制御弁50とを連絡しオイルを導入する第1通路54を設け、流量制御弁50とオイルタンク52とを連絡しオイルを戻す第2通路56を設けるとともに、第1通路54の途中部位とオイルタンク52とを連絡し制御油圧を調整して余剰油圧をリリーフさせる第3通路58とを設ける。
そして、前記第1通路54には、オイルポンプ48側から、所定の制御油圧を確保するワンウェイバルブ60と、油圧の検出可能な圧力検出手段である圧力センサ62と、畜圧するアキュムレータ64とを順次配設するとともに、前記第3通路58途中にはリリーフバルブ66を配設する。
また、前記オイルポンプ48は、前記圧力センサ62の検出信号によりベース圧力範囲内で駆動するモータ68によって駆動されるものである。
更に、前記アキュムレータ64は、オイルポンプ48から圧送された油圧を畜圧する。
更にまた、前記流量制御弁50は、クラッチアクチュエータ44のストロークを制御して発進用クラッチ16の伝達トルクを制御するが、ピストンストローク(「レリーズベアリングストローク」ともいう)とトルクとの関係は、図8に示す如く、前記クラッチディスク30の摩耗と共に変化するため、後述のようにその特性を学習する必要がある。
ここで、クラッチ係合を解除する条件を満たしたか否かを判定する判定手段70を備え、エンジン始動時でかつクラッチを制御する制御油圧が判定値より小さく、かつ前記判定手段70により解除条件を満足すると判定されたときには、オイルポンプ駆動開始前に前記流量制御弁50を開放制御し、オイルポンプ駆動開始と共にクラッチ開放制御する制御手段72を備える構成とする。
また、この制御手段72には、前記油圧回路46に油圧を検出可能な圧力検出手段である圧力センサ62と、前記クラッチアクチュエータ44のストローク量を検出可能なストローク量検出手段であるストロークセンサ44−9とを備え、前記圧力センサ62とストロークセンサ44−9とから、クラッチ伝達トルクを算出し、クラッチ断絶点を、算出されたクラッチ伝達トルクにより学習制御する機能をも備える構成とする。
詳述すれば、上述した制御手段72を含む制御システムが停止状態から起動する時に発進用クラッチ16の係合が解除可能な車両状態において、制御油圧発生のためのオイルポンプ48を駆動する前に、流量制御弁50をクラッチ開放方向に制御するものである。
その後、オイルポンプ48を駆動すると、オイルポンプ48によって圧送されたオイルは前記アキュムレータ64における畜圧よりも先にクラッチアクチュエータ44のピストン44−5を押してクラッチ16を開放する。この時の油圧はレリーズ荷重に対して発生し、油圧ユニットである油圧回路46の圧力センサ62により検知可能であり、レリーズピストンストロークと油圧、すなわちレリーズ荷重の関係を得ることが可能となるものである。
また、図8からも明らかな如く、レリーズ荷重と伝達トルクとの間には密接な関係があり、上記特性をピストンストローク(「レリーズベアリングストローク」ともいう)と伝達トルク特性に換算し、学習値として制御にフィードバックさせるものである。
更に、前記油圧回路46(「油圧ユニット」とも換言できる)を動作させる油圧システムのスタートからエンジンスタートをする場合、従来は昇圧完了後にクラッチ開放によりスタート可能となり、昇圧までの時間が必要であったが、この発明の実施例においては、ポンプ駆動開始で即時にクラッチ16を開放させ、エンジンスタート可能になる時間を最少にするものである。
次に、図1の車両用クラッチ制御装置の制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
エンジンスタート時のクラッチ開放要求があると(エンジン始動時においてクラッチを制御する制御油圧が判定値より小さいと)(102)、クラッチ開放条件が成立するか否かの判断(104)を行う。
このクラッチ開放条件が成立するか否かの判断(104)としては、以下のものがある。
(1)ニュートラルであるか否か
(2)パーキングブレーキがONであるか否か
(3)フットブレーキがONであるか否か
(1)ニュートラルであるか否か
(2)パーキングブレーキがONであるか否か
(3)フットブレーキがONであるか否か
上述のクラッチ開放条件が成立するか否かの判断(104)がYESの場合には、発進用クラッチ16を開放するために流量弁を作動(106)し、判断(104)がNOの場合には、このプログラムを終了(118)する。
そして、発進用クラッチ16の開放制御をするために流量弁作動処理(106)の後には、制御油圧が規定値以上か否かの判断(108)を行い、この判断(108)がYESの場合には、クラッチが開放されこのプログラムは終了(118)する。判断(108)がNOの場合には、オイルポンプ48の駆動制御を開始(110)し、ピストンストロークであるレリーズベアリングストローク油圧の関係を計測(112)し、発進用クラッチが開放状態であるか否かの判断(114)に移行する。
また、この発進用クラッチが開放状態であるか否かの判断(114)がNOの場合には、ピストンストロークであるレリーズベアリングストローク油圧の関係を計測処理(112)に戻り、判断(114)がYESの場合には、学習値の格納(116)に移行した後、この制御プログラムの終了(118)に移行する。
これにより、前記制御手段72に、判定手段70により解除条件を満足すると判定されたときには、オイルポンプ駆動開始前に前記流量制御弁50を開放制御し、オイルポンプ駆動開始と共にクラッチ開放制御する機能を付加したことによって、オイルポンプ48の駆動する前からクラッチアクチュエータ44が作動しているため、始動時におけるクラッチ16の開放動作までの時間を短縮することができ、始動性を向上させることができるものである。
また、前記制御手段72に、前記油圧回路46に油圧を検出可能な圧力検出手段である圧力センサ62と、前記クラッチアクチュエータ44のストローク量を検出可能なストローク量検出手段であるストロークセンサ44−9とを備え、前記圧力センサ62とストロークセンサ44−9とから、クラッチ伝達トルクを算出し、クラッチ断絶点を、算出されたクラッチ伝達トルクにより学習制御する機能をも負荷したことにより、圧力検出手段である圧力センサ62とストローク量検出手段であるストロークセンサ44−9とから得られる特性を用いることによって、始動時制御に必要なクラッチ断絶点位置を常に正確に検出することができ、自動クラッチ付き変速機の商品力の向上に貢献し得る。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
2 クランク軸
4 手動変速装置
6 手動変速装置ケース
8 入力軸
10 ケース壁部
12 入力軸受保持部
16 発進用クラッチ
20 フライホイール
22 クラッチカバー
26 クラッチハブ
28 ダンパ
30 クラッチディスク
32 プレッシャプレート
34 ダイアフラム
36 レリーズベアリング
38 レリーズレバー
40 レリーズシャフト
42 レリーズアーム
44 クラッチアクチュエータ
44−1 アクチュエータ本体部
44−2 貫通孔部
44−3 閉塞部材
44−4 制御油圧室
44−5 ピストン
44−6 制御油圧用連通孔部
44−7 接続部材
44−8 センサシャフト
44−9 ストロークセンサ
46 油圧回路
48 オイルポンプ
50 流量制御弁
52 オイルタンク
54 第1通路
56 第2通路
58 第3通路
60 ワンウェイバルブ
62 圧力センサ
64 アキュムレータ
66 リリーフバルブ
68 モータ
70 判定手段
72 制御手段
4 手動変速装置
6 手動変速装置ケース
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10 ケース壁部
12 入力軸受保持部
16 発進用クラッチ
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22 クラッチカバー
26 クラッチハブ
28 ダンパ
30 クラッチディスク
32 プレッシャプレート
34 ダイアフラム
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38 レリーズレバー
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44 クラッチアクチュエータ
44−1 アクチュエータ本体部
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50 流量制御弁
52 オイルタンク
54 第1通路
56 第2通路
58 第3通路
60 ワンウェイバルブ
62 圧力センサ
64 アキュムレータ
66 リリーフバルブ
68 モータ
70 判定手段
72 制御手段
Claims (2)
- エンジンから変速機への動力伝達を断接するクラッチと、このクラッチを駆動するクラッチアクチュエータと、このクラッチアクチュエータを油圧駆動制御する、少なくともオイルポンプと流量制御弁とからなる油圧回路とを備え、前記クラッチアクチュエータのストロークを制御することにより前記クラッチを開放あるいは係合制御する車両用クラッチ制御装置において、クラッチ係合を解除する条件を満たしたか否かを判定する判定手段を備え、エンジン始動時でかつクラッチを制御する制御油圧が判定値より小さく、かつ前記判定手段により解除条件を満足すると判定されたときには、オイルポンプ駆動開始前に前記流量制御弁を開放制御し、オイルポンプ駆動開始と共にクラッチ開放制御する制御手段を備えたことを特徴とする車両用クラッチ制御装置。
- 前記油圧回路に油圧を検出可能な圧力検出手段を備え、前記クラッチアクチュエータのストローク量を検出可能なストローク量検出手段を備え、前記圧力検出手段とストローク量検出手段とから、クラッチ伝達トルクを算出し、クラッチ断絶点を、算出されたクラッチ伝達トルクにより学習制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両用クラッチ制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007218315A (ja) * | 2006-02-15 | 2007-08-30 | Honda Motor Co Ltd | 車両の動力断接用油圧回路 |
JP2010190283A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Nissan Motor Co Ltd | クラッチ制御装置 |
-
2004
- 2004-01-30 JP JP2004023044A patent/JP2005214328A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2010190283A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Nissan Motor Co Ltd | クラッチ制御装置 |
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