JP2005211751A - 自動精米装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置の利用者のニーズに合わせた処理が施された白米を当該装置の利用者に提供できる自動精米装置を得る。
【解決手段】 自動精米装置10では、操作室12Aに張込ホッパ14が設けられており、また、機械室12Bには、籾摺り機18、石抜き機20、精米機22、研米機38、及び色彩選別機44が配置されている。張込ホッパ14に投入された米粒の種類(籾、玄米、白米、簡易無洗米)に応じて処理コース選択ボタン62が操作されると、この操作結果に応じて切換弁17による米粒の搬送先が籾摺り機18、石抜き機20、研米機38、及び色彩選別機44の何れか1つに選択的に切り換えられる。このため、米粒の種類に応じて適切に処理された良品としての簡易無洗米KMが集積タンク26へ送り出されて袋27に集積され、装置の利用者に提供される。従って、装置の利用者のニーズに適切に対応することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 自動精米装置10では、操作室12Aに張込ホッパ14が設けられており、また、機械室12Bには、籾摺り機18、石抜き機20、精米機22、研米機38、及び色彩選別機44が配置されている。張込ホッパ14に投入された米粒の種類(籾、玄米、白米、簡易無洗米)に応じて処理コース選択ボタン62が操作されると、この操作結果に応じて切換弁17による米粒の搬送先が籾摺り機18、石抜き機20、研米機38、及び色彩選別機44の何れか1つに選択的に切り換えられる。このため、米粒の種類に応じて適切に処理された良品としての簡易無洗米KMが集積タンク26へ送り出されて袋27に集積され、装置の利用者に提供される。従って、装置の利用者のニーズに適切に対応することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、投入されたコインに応じて作動して玄米等の米粒を白米に処理する自動精米機に関する。
投入されたコインに応じて作動し、投入された米粒(玄米)を白米に処理するコイン精米装置が知られている(例えば、下記特許文献1を参照)。
このような従来の自動精米装置では、機体の内部には精白ロールを備えた精米機が配置されている。また、機体の前面壁には米粒が投入される張込ホッパが設けられており、張込ホッパは昇降機等の搬送機器を介して精米機に連結されている。さらに機体の前面壁には、コイン投入部が設けられており、コインを投入できる。
この自動精米装置では、張込ホッパへ米粒を投入すると共に、コイン投入部へ所定枚数のコインを投入し、次いで運転スイッチを操作すると、投入された米粒が昇降機等によって搬送されて精米機へ供給され、さらに精米機の精白ロールが回転して精米処理され白米となって取り出される。この自動精米装置の運転は、投入されたコインの金額に応じた時間で行なわれる。
このように、従来の自動精米装置は、投入されたコインに応じて自動的に精米処理して白米にできる。
ところで、このようなコインを用いて運転できる自動精米装置では、投入された米粒を精米処理して白米として取り出すことができ、処理された白米はその後に水で洗われ(研がれ)て炊飯され、食用に供されるが、近年、当該装置の利用者は水でさっと軽く洗う(研ぐ)だけで炊飯できる白米、所謂「簡易無洗米」を得たいというニーズがある。
また一方、精米処理された白米の中には、例えば天候や虫の害により茶色・黒色等に変色した米が混在(混入)している場合があり、当該装置の利用者はこのような変色した白米(所謂、不良品)は不要で取り除きたい(不良な白米を除去し良品としての白米のみを得たい)というニーズがある。
この場合、白米として良品であるかあるいは変色等した不良品であるかは、精米処理後においてしか判別が困難である(玄米や籾の状態では、当該判別が困難である)。このため、当該装置の利用者が事前に(玄米や籾の状態で)白米としたときに不良品となる籾や玄米を判別(選別)して取り除いておくことは困難であり、このための対策が切望されていた。
特開2003−24804号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、装置の利用者のニーズに合わせた処理が施された白米を当該装置の利用者に提供できる自動精米装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る自動精米装置は、張込ホッパに投入された米粒を高揚して搬送する搬送機と、搬送された米粒を精米する精米機と、を有し、装置内に投入されたコインに応じて所定時間作動することにより、前記張込ホッパに投入された米粒を精米処理する自動精米装置において、前記精米機によって処理された後の白米を更に研いで前記白米表面に付着している糠粉を取り除く研米機と、前記搬送機に設けられ、前記高揚した米粒の搬送先を前記精米機又は前記研米機に切り換える切換弁と、前記精米処理及び前記研米処理の指示を行うための操作盤に設けられ、前記切換方向を前記切換弁に指示する切換スイッチと、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明に係る自動精米装置では、切換スイッチが操作されると、切換弁の切換方向(搬送機によって高揚された米粒の搬送先)が切換弁に指示される。この切換方向が切換弁に指示されると、切換弁は、高揚した米粒の搬送先を精米機又は研米機に切り換える。
米粒として玄米に精米処理及び研米処理を施す場合には、切換スイッチが操作されることで切換方向が切換弁に指示されて上記高揚した玄米の搬送先が精米機へと切り換わり、高揚した玄米が精米機へ搬送される。精米機へ搬送された玄米は精米処理されて白米とされ、さらに、精米機によって処理された後の白米は、研米機によって、表面に付着している糠粉が取り除かれ、光沢のあるきれいな白米(水でさっと軽く洗うだけで炊飯できる所謂簡易無洗米)とされる。この簡易無洗米が装置外へ取り出され、装置の利用者に提供される。
このように、請求項1記載の自動精米装置では、玄米を張込ホッパに投入して、水でさっと軽く洗うだけで炊飯できる簡易無洗米を得たいという装置の利用者のニーズに対応することができる。
また、米粒として研米処理の施されていない白米に研米処理を施す場合には、切換スイッチが操作されることで切換方向が切換弁に指示されて上記高揚した白米の搬送先が研米機へと切り換わり、高揚した白米が研米機へ搬送される。すなわち、この白米は、精米機を経ずに搬送機から直接に研米機へと搬送される。この白米には、以後、上記と同様の研米処理が施される。
従って、研米処理の施されていない白米を張込ホッパに投入して簡易無洗米を得たいという装置の利用者のニーズにも対応することができる。
なお、研米機としては種々の型式のものが適用可能であるが、例えば、研米処理を白米同士の研磨作用によって行う摩擦式のタイプ(特開2001−46889号公報)や、研米処理をブラシによって行うブラシ式のタイプ(特開平2−135152号公報)が好適である。
請求項2に記載の発明に係る自動精米装置は、張込ホッパに投入された米粒を高揚して搬送する搬送機と、搬送された米粒を精米する精米機と、を有し、装置内に投入されたコインに応じて所定時間作動することにより、前記張込ホッパに投入された米粒を精米処理する自動精米装置において、前記精米機によって処理された後の白米が不良品であるか否か又は前記白米群に不良品が含まれるか否かを判定して選別する色彩選別機と、前記搬送機に設けられ、前記高揚した米粒の搬送先を前記精米機又は前記色彩選別機に切り換える切換弁と、前記精米処理及び前記選別処理の指示を行うための操作盤に設けられ、前記切換方向を前記切換弁に指示する切換スイッチと、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る自動精米装置では、切換スイッチが操作されると、切換弁の切換方向(搬送機によって高揚された米粒の搬送先)が切換弁に指示される。この切換方向が切換弁に指示されると、切換弁は、高揚した米粒の搬送先を精米機又は色彩選別機に切り換える。
米粒として玄米に精米処理及び選別処理を施す場合には、切換スイッチが操作されることで切換方向が切換弁に指示されて上記高揚した玄米の搬送先が精米機へと切り換わり、高揚した玄米が精米機へ搬送される。精米機へ搬送された玄米は精米処理されて白米とされ、さらに、精米機によって処理された後の白米は、色彩選別機によって、白米として不良品であるか否か又は白米群に不良品が含まれるか否かが判定されて選別される。選別された良品としての白米のみが装置外へ取り出され、装置の利用者に提供される。
このように、請求項2記載の自動精米装置では、玄米を張込ホッパに投入して、不良な白米を除去した良品としての白米のみを得たいという装置の利用者のニーズに対応することができる。
また、米粒として選別処理の施されていない白米に選別処理を施す場合には、切換スイッチが操作されることで切換方向が切換弁に指示されて上記高揚した白米の搬送先が色彩選別機へと切り換わり、高揚した白米が色彩選別機へ搬送される。すなわち、この白米は、精米機を経ずに搬送機から直接に色彩選別機へと搬送される。この白米には、以後、上記と同様の選別処理が施される。
従って、選別処理の施されていない白米を張込ホッパに投入して、不良な白米を除去し良品としての白米のみを得たいという装置の利用者のニーズにも対応することができる。
なお、色彩選別機としては種々の型式のものが適用可能であるが、精米処理後の白米が不良品であるか否かの判定及び不良品の選別を高い精度で行うためには、白米を一次選別(粗選別)した後にさらに二次選別(精選別)して処理する構成の色彩選別機(例えば、本出願人が既に提案している、特開平9−113454号公報等に示したもの)が好適である。
請求項3に記載の発明に係る自動精米装置は、張込ホッパに投入された米粒を高揚して搬送する搬送機と、搬送された米粒を精米する精米機と、を有し、装置内に投入されたコインに応じて所定時間作動することにより、前記張込ホッパに投入された米粒を精米処理する自動精米装置において、前記精米機によって処理された後の白米を更に研いで前記白米表面に付着している糠粉を取り除く研米機と、前記研米機によって処理された後の白米が不良品であるか否か又は前記白米群に不良品が含まれるか否かを判定して選別する色彩選別機と、前記搬送機に設けられ、前記高揚した米粒の搬送先を前記精米機、前記研米機、及び前記色彩選別機のうち何れか1つに選択的に切り換える切換弁と、前記精米処理、前記研米処理、及び前記選別処理の指示を行うための操作盤に設けられ、前記切換方向を前記切換弁に指示する切換スイッチと、を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係る自動精米装置では、切換スイッチが操作されると、切換弁の切換方向(搬送機によって高揚された米粒の搬送先)が切換弁に指示される。この切換方向が切換弁に指示されると、切換弁は、高揚した米粒の搬送先を精米機、研米機、及び色彩選別機のうち何れか1つに選択的に切り換える。
米粒として玄米に精米処理、研米処理、及び選別処理を施す場合には、切換スイッチが操作されることで切換方向が切換弁に指示されて上記高揚した玄米の搬送先が精米機へと切り換わり、高揚した玄米が精米機へ搬送される。精米機へ搬送された玄米は精米処理されて白米とされ、さらに、精米機によって処理された後の白米は、研米機によって、表面に付着している糠粉が取り除かれ、光沢のあるきれいな白米(水でさっと軽く洗うだけで炊飯できる所謂簡易無洗米)とされる。次いで、この簡易無洗米は、色彩選別機によって、簡易無洗米として不良品であるか否か又は簡易無洗米群に不良品が含まれるか否かが判定されて選別される。選別された良品としての簡易無洗米のみが装置外へ取り出され、装置の利用者に提供される。
このように、請求項3記載の自動精米装置では、玄米を張込ホッパに投入して、水でさっと軽く洗うだけで炊飯できる簡易無洗米の中から不良な簡易無洗米を除去した良品としての簡易無洗米のみを得たいという装置の利用者のニーズに対応することができる。
また、米粒として研米処理及び選別処理の施されていない白米に研米処理及び選別処理を施す場合には、切換スイッチが操作されることで切換方向が切換弁に指示されて上記高揚した白米の搬送先が研米機へと切り換わり、高揚した白米が研米機へ搬送される。すなわち、この白米は、精米機を経ずに搬送機から直接に研米機へと搬送される。この白米には、以後、上記と同様の研米処理及び選別処理が施される。
従って、研米処理及び選別処理の施されていない白米を張込ホッパに投入して、不良な簡易無洗米を除去した良品としての簡易無洗米のみを得たいという装置の利用者のニーズにも対応することができる。
また、米粒として選別処理の施されていない白米(精米された白米又は研米された簡易無洗米)に選別処理を施す場合には、切換スイッチが操作されることで切換方向が切換弁に指示されて上記高揚した白米の搬送先が色彩選別機へと切り換わり、高揚した白米が色彩選別機へ搬送される。すなわち、この白米は、精米機及び研米機を経ずに搬送機から直接に色彩選別機へと搬送される。この白米には、以後、上記と同様の選別処理が施される。
従って、選別処理の施されていない白米を張込ホッパに投入して、不良な白米を除去し良品としての白米のみを得たいという装置の利用者のニーズにも対応することができる。
なお、研米機としては種々の型式のものが適用可能であるが、例えば、研米処理を白米同士の研磨作用によって行う摩擦式のタイプ(特開2001−46889号公報)や、研米処理をブラシによって行うブラシ式のタイプ(特開平2−135152号公報)が好適である。
また一方、色彩選別機も研米機と同様に種々の型式のものが適用可能であるが、精米処理後の白米(ここでは、さらに研米処理の施された簡易無洗米)が不良品であるか否かの判定及び不良品の選別を高い精度で行うためには、白米を一次選別(粗選別)した後にさらに二次選別(精選別)して処理する構成の色彩選別機(例えば、本出願人が既に提案している、特開平9−113454号公報等に示したもの)が好適である。
請求項4に記載の発明に係る自動精米装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記搬送機と前記精米機との間に設けられ、籾を籾摺り処理して玄米とする籾摺り機を備え、前記切換弁は、前記高揚した米粒の搬送先の1つに前記籾摺り機も含めて選択的に切換可能に設定された、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明に係る自動精米装置では、籾を籾摺り処理して玄米とする籾摺り機が更に併設されているため、より一層適用の範囲が拡大する。すなわち、切換スイッチからの指示に応じて、切換弁は、高揚した米粒の搬送先を籾摺り機にも切り換えできる。
このため、張込ホッパに投入された米粒が籾である場合には、切換スイッチが操作されることで切換方向が切換弁に指示されて上記高揚した米粒の搬送先が籾摺り機へと切り換わり、高揚した米粒(籾)が籾摺り機へ搬送される。籾摺り機へ搬送された籾は、当該籾摺り機によって籾摺り処理された後に精米機によって精米処理される構成とできる。
一方、張込ホッパに投入された米粒が籾ではない場合には、切換スイッチが操作されることで切換方向が切換弁に指示されて上記高揚した米粒の搬送先が精米機、研米機又は色彩選別機に切り換わり、高揚した米粒(籾を除く)が精米機、研米機又は色彩選別機へ搬送され、籾摺り機を介すことなくそのまま精米処理、研米処理又は選別処理される構成とすることができる。
このように、請求項4記載の自動精米装置では、張込ホッパに投入される米粒が籾であってもその他の種類の米粒であってもよく、張込ホッパに投入される米粒の種類を問わず対応することが可能になる。
本発明に係る自動精米装置は、装置の利用者のニーズに合わせた処理が施された白米を当該装置の利用者に提供できるという優れた効果を有している。
図1には本発明の実施の形態に係る自動精米装置10の概略全体構成図が示されている。
自動精米装置10は、操作室12Aと機械室12Bから成る屋外用建物12を備えている。操作室12Aの前面壁に、米粒(籾米M又は玄米G、あるいは研米処理又は選別処理(これらの処理については後述)の施されていない白米S)が投入される張込ホッパ14が操作室12Aに露出する状態で設けられている。張込ホッパ14は米粒搬送用のスクリュウコンベア15を内蔵しており、さらに、機械室12B内に配置された昇降機16に連結されている。昇降機16は、張込ホッパ14へ投入されスクリュウコンベア15によって供給された米粒を機械室12Bの上部へ持ち上げ搬送できる。
昇降機16の上端部に設けられた放出口16Aには、切換弁17が取り付けられている。この切換弁17は、作動することにより、米粒の供給方向(米粒の搬送先)を変更することができる。すなわち、切換弁17は、昇降機16によって持ち上げ搬送された米粒の搬送先を後述する籾摺り機18、石抜き機20、研米機38、及び色彩選別機44のうち何れか1つに選択的に切り換えて、米粒を供給する。
機械室12B内の昇降機16の側方には、脱ぷ部としての籾摺り機18が昇降機16の放出口16Aに対応して配置されている。籾摺り機18は、一対のゴムロール機構を備えたロール式とされており、米粒(籾米M)の脱ぷ処理ができる。なおこの脱ぷ部は、他の型式のもの例えば、高速回転羽を備えた衝撃式の遠心脱ぷ機であっても差し支えない。
籾摺り機18の側方には石抜き機20が配置されており、籾摺り機18の排出口18Aに対応している。このため、籾摺り機18を経由した後の玄米Gは石抜き機20へ供給されるようになっている。なお、この石抜き機20は、前述の切換弁17にも連結されており、切換弁17が作動し米粒の搬送先が石抜き機20に切り換えられた場合には、昇降機16によって持ち上げ搬送された米粒を直接に(籾摺り機18を介さないで)受け取ることができる。
また、機械室12B内には、精米部としての精米機22が配置されており、石抜き機20を経由後の玄米Gが供給されるようになっている。精米機22は、精白ロールを備えた縦型円筒摩擦式とされており、玄米Gの精米処理ができる。なおこの精米部は、他の型式のもの例えば、横型円筒式のものや、循環機構を備えた循環式のもの、あるいは金剛砥石ロールを備えた研削式のものであっても差し支えない。
精米機22の側方には糠回収機24が配置されており、精米処理の際に発生する米糠を回収し糠袋25に集積できる。この糠袋25は自由に取り替えることが可能である。
さらに、精米機22の下流側には、精米機22の放出口22Aに対応して研米機38が配置されている。この研米機38は、精米機22によって処理された後の白米Hを更に研いでこの白米Hの表面に付着している糠粉を取り除き、光沢のあるきれいな簡易無洗米KM(水でさっと軽く洗うだけで炊飯できる白米)とすることができる。なお、この研米機38は、前述の切換弁17にも連結されており、切換弁17が作動し米粒の搬送先が研米機38に切り換えられた場合には、昇降機16によって持ち上げ搬送された米粒を直接に(籾摺り機18、石抜き機20、精米機22を介さないで)受け取ることができる。
なお、研米機38としては種々の型式のものが適用可能であるが、乾式タイプのものであれば、研米処理を白米同士の研磨作用によって行う摩擦式のタイプや研米処理をブラシによって行うブラシ式のタイプのものであっても適用できる。
また、この研米機38によって取り除かれた糠粉は、前述した糠回収機24によって回収され糠袋25に集積される。
また一方、研米機38によって研米された簡易無洗米KMの放出口38Aに対応して、昇降機42が立設されている。昇降機42は、研米機38の放出口38Aから取り出される簡易無洗米KMを、機械室12Bの上部へ持ち上げ搬送できる。
また、昇降機42の上端部に設けられた放出口42Aに対応して色彩選別機44が配置されている。この色彩選別機44は、研米機38によって処理された後の簡易無洗米KMが不良品であるか否か又はこの簡易無洗米KM群に不良品が含まれるか否かを判定して選別(色選)することができる。なお、この色彩選別機44は、前述の切換弁17にも連結されており、切換弁17が作動し米粒の搬送先が色彩選別機44に切り換えられた場合には、昇降機16によって持ち上げ搬送された米粒を直接に(籾摺り機18、石抜き機20、精米機22、研米機38、昇降機42を介さないで)受け取ることができる。
なお、色彩選別機44としては種々の型式のものが適用可能であるが、研米処理後の簡易無洗米KMが不良品であるか否かの判定及び不良品の選別を高い精度で行うためには、簡易無洗米KMを一次選別(粗選別)した後にさらに二次選別(精選別)して処理する構成の色彩選別機(例えば、本出願人が既に提案している、特開平9−113454号公報等に示したもの)が好適である。
なお、この色彩選別機44によって不良品として選別された簡易無洗米KMは、色彩選別機44の側方に配置された不良米袋(図示省略)に回収されて集積される。この不良米袋は自由に取り替えることが可能である。
また、色彩選別機44の放出口44Aに対応した操作室12Aの前面壁には、集積タンク26が操作室12Aに露出する状態で配置されており、色彩選別機44によって選別処理された後の良品としての簡易無洗米KMを袋27に集積できる。
一方、操作室12Aの前面壁の張込ホッパ14の上方には操作パネル28が配置されている。図2に示す如く、操作パネル28にはコイン金額識別部30が設けられている。コイン金額識別部30では、操作パネル28に開口する投入口34が設けられており、所定のコイン(例えば、50円硬貨、100円硬貨)が投入でき、これを識別可能である。
またさらに、操作パネル28には、切換スイッチを構成する処理コース選択ボタン62(籾コース選択ボタン62A、玄米コース選択ボタン62B、白米コース選択ボタン62C、色選コース選択ボタン62D)が設けられている。これらの処理コース選択ボタン62は、操作されることで、上述した切換弁17の切換方向(米粒の搬送先)を後述する制御装置50と協働して切換弁17に指示することが可能である。
以上説明したようなコイン金額識別部30、処理コース選択ボタン62の各々は後述する制御装置50に接続されている。
図3には上述した処理コース選択ボタン62と共に切換スイッチを構成する制御装置50の概略構成が示されている。制御装置50は、中央処理装置(CPU)52、リードオンリメモリ(ROM)54、ランダムアクセスメモリ(RAM)56、入力ポート58、出力ポート60を含んで構成されている。入力ポート58には前述のコイン金額識別部30及び処理コース選択ボタン62(籾コース選択ボタン62A、玄米コース選択ボタン62B、白米コース選択ボタン62C、色選コース選択ボタン62D)が接続されている。一方、出力ポート60には、張込ホッパ14のスクリュウコンベア15、昇降機16、切換弁17、籾摺り機18、石抜き機20、精米機22、研米機38、昇降機42、及び色彩選別機44の各駆動モータがそれぞれ接続されている。また、ROM54には、自動精米装置10の満了作動時間の所定の値および所定の運転プログラムが記憶されており、この運転プログラムに従ってCPU52が前記各駆動部を制御する。
次に本実施の形態の作用を説明する。
上記構成の自動精米装置10を利用する際には、コインをコイン金額識別部30の投入口34へ投入すると共に、張込ホッパ14へ籾米M又は玄米G、あるいは研米処理又は選別処理の施されていない白米Sを投入する。次いで、処理コース選択ボタン62(籾コース選択ボタン62A、玄米コース選択ボタン62B、白米コース選択ボタン62C、色選コース選択ボタン62D)の何れか1つを操作すると、張込ホッパ14のスクリュウコンベア15、昇降機16、切換弁17、籾摺り機18、石抜き機20、精米機22、研米機38、及び昇降機42の各駆動モータが作動されて運転が開始される。
ここで、操作された処理コース選択ボタン62に応じて切換弁17による米粒(籾米M、玄米G、研米処理又は選別処理の施されていない白米S)の搬送先が切り換えられる。籾コース選択ボタン62Aが操作され「籾コース」が選択されると、切換弁17による米粒(籾M)の搬送先が籾摺り機18に切り換えられる。また、玄米コース選択ボタン62Bが操作され「玄米コース」が選択されると、切換弁17による米粒(玄米G)の搬送先が石抜き機20に切り換えられる。また、白米コース選択ボタン62Cが操作され「白米コース」が選択されると、切換弁17による米粒(研米処理の施されていない白米S)の搬送先が研米機38に切り換えられる。また、色選コース選択ボタン62Dが操作され「色選コース」が選択されると、切換弁17による米粒(選別処理の施されていない白米(簡易無洗米である場合を含む)S)の搬送先が色彩選別機44に切り換えられる。
例えば、装置の利用者が処理しようとする米粒が籾Mの場合には、張込ホッパ14に籾Mを投入すると共に、籾コース選択ボタン62Aを操作する。籾コース選択ボタン62Aが操作された場合には、籾コース選択ボタン62Aが切換弁17の切換方向(米粒の搬送先)を制御装置50と協働して切換弁17に指示し、切換弁17による米粒(籾M)の搬送先が籾摺り機18に切り換わって、張込ホッパ14へ投入された籾米Mは、スクリュウコンベア15及び昇降機16によって籾摺り機18へ供給されて脱ぷ処理される。さらに、脱ぷ処理後は、石抜き機20へ供給される。
石抜き機20によって石抜きされた米粒(玄米G)は、さらに精米機22へ供給される。精米機22では、玄米Gの精米処理が実施される。また、この精米機22による精米処理の際に発生する米糠は、糠回収機24によって回収されて糠袋25に集積される。
さらに、精米機22によって精米された白米Hは、研米機38へ供給され、この研米機38によって、当該白米Hの表面に付着している糠粉が取り除かれ、光沢のあるきれいな簡易無洗米KM(水でさっと軽く洗うだけで炊飯できる白米)とされる。
研米機38によって処理された簡易無洗米KMは、昇降機42によって持ち上げ搬送されて色彩選別機44へ供給され、この色彩選別機44によって、簡易無洗米KMが不良品であるか否か又はこの簡易無洗米KM群に不良品が含まれるか否かが判定されて選別される。なお、色彩選別機38によって不良品として選別された簡易無洗米KM(例えば、天候や虫の害により茶色・黒色等に変色したもの)は、図示しない不良米袋に回収されて集積される。
色彩選別機44から排出された良品としての簡易無洗米KMは、色彩選別機44の放出口44Aから集積タンク26へ送り出され、袋27に集積されて、装置の利用者に提供される。
以上の工程が順次実施され、投入されたコインに応じた所定時間経過した後に装置が停止される。
一方、装置の利用者が処理しようとする米粒が玄米Gの場合には、張込ホッパ14に籾Mを投入すると共に、玄米コース選択ボタン62Bを操作する。玄米コース選択ボタン62Bが操作された場合には、玄米コース選択ボタン62Bが切換弁17の切換方向を制御装置50と協働して切換弁17に指示し、切換弁17による米粒(玄米G)の搬送先が石抜き機20に切り換わって、張込ホッパ14へ投入された玄米Gは、スクリュウコンベア15及び昇降機16によって持ち上げ搬送された後に、籾摺り機18を介さないでそのまま石抜き機20へ供給される。以後、石抜き機20へ搬送された後の玄米Gには、上述と同様の精米処理、研米処理、及び選別処理が順になされる。
また一方、装置の利用者が処理しようとする米粒が研米処理の施されていない白米Sの場合には、張込ホッパ14にこの白米Sを投入すると共に、白米コース選択ボタン62Cを操作する。白米コース選択ボタン62Cが操作された場合には、白米コース選択ボタン62Cが切換弁17の切換方向を制御装置50と協働して切換弁17に指示し、切換弁17による米粒(研米処理の施されていない白米S)の搬送先が研米機38に切り換わって、張込ホッパ14へ投入されたこの白米Sは、スクリュウコンベア15及び昇降機16によって持ち上げ搬送された後に、籾摺り機18、石抜き機20、精米機22を介さないでそのまま研米機38へ供給される。以後、研米機38へ搬送された後の白米Sには、上述と同様の研米処理及び選別処理が順になされる。
また一方、装置の利用者が処理しようとする米粒が選別処理の施されていない白米(簡易無洗米である場合を含む)Sの場合には、張込ホッパ14にこの白米Sを投入すると共に、色選コース選択ボタン62Dを操作する。色選コース選択ボタン62Dが操作された場合には、色選コース選択ボタン62Dが切換弁17の切換方向を制御装置50と協働して切換弁17に指示し、切換弁17による米粒(上記の選別処理の施されていない白米S)の搬送先が色彩選別機44に切り換わって、張込ホッパ14へ投入されたこの白米Sは、スクリュウコンベア15及び昇降機16によって持ち上げ搬送された後に、籾摺り機18、石抜き機20、精米機22、研米機38、昇降機42を介さないでそのまま色彩選別機44へ供給される。以後、色彩選別機44へ搬送された後の白米Sには、上述と同様の選別処理がなされる。
このように、本実施の形態に係る自動精米装置10では、籾Mを籾摺り処理して得られた玄米Gを精米し、この結果得られた白米Hを更に研米処理して簡易無洗米KMとし、さらにこの簡易無洗米KM(換言すれば、装置の利用者が張込ホッパ14へ投入した不良なものも含む籾米Mを籾摺りした後に精米したもの)から、不良な簡易無洗米KM(天候や虫の害により茶色・黒色等に変色したもの)を除去し、良品としての簡易無洗米KMのみを袋27に集積して装置の利用者に提供することができる。
また、玄米Gを精米して得られた白米Hを更に研米処理して簡易無洗米KMとし、さらにこの簡易無洗米KM(換言すれば、装置の利用者が張込ホッパ14へ投入した不良なものも含む玄米Gをそのまま精米したもの)から、不良な簡易無洗米KM(天候や虫の害により茶色・黒色等に変色したもの)を除去し、良品としての簡易無洗米KMのみを袋27に集積して装置の利用者に提供することができる。
また、研米処理の施されていない白米Sを研米処理して簡易無洗米KMとし、さらにこの簡易無洗米KM(換言すれば、装置の利用者が張込ホッパ14へ投入した不良なものを含む白米Sをそのまま研米したもの)から不良な簡易無洗米KMを除去し、良品としての簡易無洗米のみを袋27に集積して装置の利用者に提供することができる。
また、選別処理の施されていない白米(簡易無洗米である場合を含む)S(装置の利用者が張込ホッパ14へ投入した不良なものを含む白米S)から、不良な簡易無洗米KM(天候や虫の害により茶色・黒色等に変色したもの)を除去し、良品としての簡易無洗米KMのみを袋27に集積して装置の利用者に提供することができる。
以上説明したように、本自動精米装置10では、張込ホッパ14に投入される米粒の種類を問わずにこの米粒を処理し、装置の利用者のニーズに適切に対応することができる。
なお、本実施の形態では、切換弁17による米粒の供給方向を4方向(米粒の搬送先が籾摺り機18、石抜き機20、研米機38、及び色彩選別機44の何れか1つ)に切り換えるものとしたが、本発明はこれに限らない。
例えば、切換弁17による米粒の搬送先を石抜き機20又は研米機38に切り換える構成としたり、石抜き機20又は色彩選別機44に切り換える構成としてもよい(すなわち、米粒の搬送先の中から色彩選別機44又は研米機38を省略した構成としてもよい)。この場合には、処理コース選択ボタン62を構成するボタンのうち不要なボタン(色選コース選択ボタン62D又は白米コース選択ボタン62C)を省略した簡単な構成とすることができる。
またさらに、切換弁17による米粒の搬送先の中から籾摺り機18を省略した簡単な構成としてもよい。この場合にも処理コース選択ボタン62を構成するボタンのうち不要なボタン(籾コース選択ボタン62A)を省略した簡単な構成とすることができる。
また、本実施の形態では、籾摺り機18と精米機22との間に石抜き機20が配置される構成としたが、石抜き機20を省略した構成としてもよい。この場合には、切換弁17を精米機22に対応させ、玄米コース選択ボタン62Bが操作されたときに、切換弁17によって米粒(玄米G)が昇降機16から精米機22に直接に搬送される構成にすればよい。
10 自動精米装置
14 張込ホッパ
17 切換弁
18 籾摺り機
20 石抜き機
22 精米機
38 研米機
44 色彩選別機
50 制御装置(切換スイッチ)
62 処理コース選択ボタン(切換スイッチ)
62A 籾コース選択ボタン(切換スイッチ)
62B 玄米コース選択ボタン(切換スイッチ)
62C 白米コース選択ボタン(切換スイッチ)
62D 色選コース選択ボタン(切換スイッチ)
M 籾米
G 玄米
S 白米
KM 簡易無洗米
14 張込ホッパ
17 切換弁
18 籾摺り機
20 石抜き機
22 精米機
38 研米機
44 色彩選別機
50 制御装置(切換スイッチ)
62 処理コース選択ボタン(切換スイッチ)
62A 籾コース選択ボタン(切換スイッチ)
62B 玄米コース選択ボタン(切換スイッチ)
62C 白米コース選択ボタン(切換スイッチ)
62D 色選コース選択ボタン(切換スイッチ)
M 籾米
G 玄米
S 白米
KM 簡易無洗米
Claims (4)
- 張込ホッパに投入された米粒を高揚して搬送する搬送機と、搬送された米粒を精米する精米機と、を有し、装置内に投入されたコインに応じて所定時間作動することにより、前記張込ホッパに投入された米粒を精米処理する自動精米装置において、
前記精米機によって処理された後の白米を更に研いで前記白米表面に付着している糠粉を取り除く研米機と、
前記搬送機に設けられ、前記高揚した米粒の搬送先を前記精米機又は前記研米機に切り換える切換弁と、
前記精米処理及び前記研米処理の指示を行うための操作盤に設けられ、前記切換方向を前記切換弁に指示する切換スイッチと、
を備えたことを特徴とする自動精米装置。 - 張込ホッパに投入された米粒を高揚して搬送する搬送機と、搬送された米粒を精米する精米機と、を有し、装置内に投入されたコインに応じて所定時間作動することにより、前記張込ホッパに投入された米粒を精米処理する自動精米装置において、
前記精米機によって処理された後の白米が不良品であるか否か又は前記白米群に不良品が含まれるか否かを判定して選別する色彩選別機と、
前記搬送機に設けられ、前記高揚した米粒の搬送先を前記精米機又は前記色彩選別機に切り換える切換弁と、
前記精米処理及び前記選別処理の指示を行うための操作盤に設けられ、前記切換方向を前記切換弁に指示する切換スイッチと、
を備えたことを特徴とする自動精米装置。 - 張込ホッパに投入された米粒を高揚して搬送する搬送機と、搬送された米粒を精米する精米機と、を有し、装置内に投入されたコインに応じて所定時間作動することにより、前記張込ホッパに投入された米粒を精米処理する自動精米装置において、
前記精米機によって処理された後の白米を更に研いで前記白米表面に付着している糠粉を取り除く研米機と、
前記研米機によって処理された後の白米が不良品であるか否か又は前記白米群に不良品が含まれるか否かを判定して選別する色彩選別機と、
前記搬送機に設けられ、前記高揚した米粒の搬送先を前記精米機、前記研米機、及び前記色彩選別機のうち何れか1つに選択的に切り換える切換弁と、
前記精米処理、前記研米処理、及び前記選別処理の指示を行うための操作盤に設けられ、前記切換方向を前記切換弁に指示する切換スイッチと、
を備えたことを特徴とする自動精米装置。 - 前記搬送機と前記精米機との間に設けられ、籾を籾摺り処理して玄米とする籾摺り機を備え、
前記切換弁は、前記高揚した米粒の搬送先の1つに前記籾摺り機も含めて選択的に切換可能に設定された、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の自動精米機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004019866A JP2005211751A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | 自動精米装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004019866A JP2005211751A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | 自動精米装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005211751A true JP2005211751A (ja) | 2005-08-11 |
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ID=34903958
Family Applications (1)
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JP2004019866A Pending JP2005211751A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | 自動精米装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005211751A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010194431A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Iseki & Co Ltd | コイン精米機 |
JP2013230420A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Iseki & Co Ltd | 料金式の穀粒調製設備 |
CN103480443A (zh) * | 2013-09-02 | 2014-01-01 | 安徽永安米业购销有限公司 | 一种大米生产工艺 |
CN103721778A (zh) * | 2013-12-26 | 2014-04-16 | 辽宁巨龙有机食品有限公司 | 杂粮的加工方法 |
-
2004
- 2004-01-28 JP JP2004019866A patent/JP2005211751A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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