JP2005201545A - 自動製氷機の多重製氷判定方法および運転方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】製氷工程に要する時間や冷媒温度が低下する時間の変化によって多重製氷を判定する。
【解決手段】製氷機は、冷凍系12に接続する蒸発管14が配設された製氷板10,10を、該蒸発管14に冷媒を循環供給することで冷却すると共に製氷水タンク22の製氷水を循環供給して氷塊Mを生成する製氷工程と、製氷板10,10に生成された氷塊Mを離脱させる除氷工程とを交互に繰り返す。製氷工程の開始から完了までに要する時間が、正常製氷時間より短くなる製氷工程が所定回数連続した場合は、多重製氷が発生したものと判定し、製氷機を停止させる。
【選択図】図1
【解決手段】製氷機は、冷凍系12に接続する蒸発管14が配設された製氷板10,10を、該蒸発管14に冷媒を循環供給することで冷却すると共に製氷水タンク22の製氷水を循環供給して氷塊Mを生成する製氷工程と、製氷板10,10に生成された氷塊Mを離脱させる除氷工程とを交互に繰り返す。製氷工程の開始から完了までに要する時間が、正常製氷時間より短くなる製氷工程が所定回数連続した場合は、多重製氷が発生したものと判定し、製氷機を停止させる。
【選択図】図1
Description
この発明は、製氷工程と除氷工程とを交互に繰り返すことで多量の氷塊を製造する自動製氷機の多重製氷判定方法および運転方法に関するものである。
氷塊を連続的に製造する自動製氷機では、その製氷方式として多数の型式が提案され、用途に応じて適宜の方式が採用されている。その一つの方式として、垂直に配設した製氷板に冷凍系を構成する蒸発管を配設し、この蒸発管に循環供給される冷媒により冷却される前記製氷板に製氷水を散布供給して氷塊を形成し、得られた氷塊を剥離して落下放出させる流下式製氷機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記流下式製氷機においては、製氷板の下方に、所要量の製氷水を貯留するための製氷水タンクを備え、製氷工程に際してタンク中の製氷水を循環ポンプで圧送して製氷板に供給し、氷結するに至らなかった製氷水は製氷水タンク中に回収した後に、再び製氷板に向けて送り出すよう構成されている。また、製氷板と製氷水タンクとの間に氷案内板が傾斜配置されると共に、この氷案内板の傾斜下方端側にストッカが設けられ、製氷板から落下する氷塊は、氷案内板を介してストッカに放出されるよう構成される。なお、氷案内板には複数の通孔が穿設されており、製氷板から落下する製氷水は、ストッカに流れ込むことなく、通孔を介して製氷水タンクに回収されるようになっている。またストッカには、氷塊が所定レベルまで貯留されたことを検知(満杯検知)する氷検知手段が設置され、この氷検知手段の検知信号により製氷機の運転または停止の制御を行なっている。
特開2002−62002号公報
前述したように、ストッカに設置された氷検知手段により製氷機の運転または停止の制御を行なう場合、該氷検知手段の動作不良により満杯検知が正しく行なわれないと、氷塊が満氷レベルを越えて貯留され、前記氷案内板の上や製氷板の配設位置まで氷塊が貯留されてしまうことが発生する。また制御系や冷凍系の異常により、通常よりも過大な氷塊が製氷された場合には、離脱した氷塊が製氷板や氷案内板に引掛かってしまい、ストッカに放出されることなく製氷板近傍に残留することがある。
前記のように製氷板付近にまで氷塊が貯留されたり、ストッカに放出されることなく氷塊が残留した状態(異常状態)で、次の製氷工程に移行すると、前記製氷板に供給される製氷水によりある程度の氷塊は融けるものの、融けることなく残留することが殆どであり、製氷−除氷サイクルの繰り返しにより製氷板付近の氷塊は次第に増えてしまう。そして、この場合は、これら氷塊の圧力により製氷板や、該製氷板を支持する筐体等が変形したり破損するおそれがある。しかるに、このように製氷板付近に氷塊が存在している状態で、新たな氷塊を製氷すると云う、所謂多重製氷に関しては、これを検出することは行なわれていないのが現状であった。
そこで、本願の発明者は、前記課題の解決策を求めて種々模索したところ、そのヒントとなる以下の現象を確認するに至った。すなわち、前述したように製氷板付近まで氷塊が貯留等された状態で、次の製氷工程を開始すると、製氷板に供給される製氷水の一部は貯留等されている前記氷塊を伝ってストッカ内に落下し、製氷水タンクに回収される量が少なくなる。従って、製氷水タンク中の水位が予め設定された所定の下位水位まで減少したことを検知して製氷完了と判断する場合は、製氷板付近に氷塊が貯留等されていない正常な状態での製氷工程よりも短かい時間で製氷が完了することが判った。
また、製氷板付近の氷塊が製氷水により融かされ、この融けた冷たい水が製氷水タンク中に流入することで製氷水の温度は短時間で低下し、これによって製氷板と熱交換する蒸発管内を循環する冷媒の出口温度も、正常な状態での製氷工程に比べて、早い時間で低下することも判った。
すなわち本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、製氷工程に要する時間や冷媒温度が低下する時間の変化によって多重製氷を判定して、適切な対処を可能とすることで、製氷板等の破損を未然に防止し得る自動製氷機の多重製氷判定方法および運転方法を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る自動製氷機の多重製氷判定方法は、
冷凍系を構成する蒸発器が配設された製氷部を、該蒸発器に冷媒を循環供給することで冷却すると共に、該製氷部に製氷水タンクに貯留されている製氷水を循環供給することで氷塊を生成する製氷工程と、前記製氷部に生成された氷塊を離脱させる除氷工程とを交互に繰り返す自動製氷機において、
前記製氷工程の開始から完了までに要する時間が、正常な状態での正常製氷時間より短かくなる製氷工程を連続して所定回数検知した場合には、多重製氷が発生したと判定するようにしたことを特徴とする。
冷凍系を構成する蒸発器が配設された製氷部を、該蒸発器に冷媒を循環供給することで冷却すると共に、該製氷部に製氷水タンクに貯留されている製氷水を循環供給することで氷塊を生成する製氷工程と、前記製氷部に生成された氷塊を離脱させる除氷工程とを交互に繰り返す自動製氷機において、
前記製氷工程の開始から完了までに要する時間が、正常な状態での正常製氷時間より短かくなる製氷工程を連続して所定回数検知した場合には、多重製氷が発生したと判定するようにしたことを特徴とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る自動製氷機の多重製氷判定方法は、
冷凍系を構成する蒸発器が配設された製氷部を、該蒸発器に冷媒を循環供給することで冷却すると共に、該製氷部に製氷水タンクに貯留されている製氷水を循環供給することで氷塊を生成する製氷工程と、前記製氷部に生成された氷塊を離脱させる除氷工程とを交互に繰り返す自動製氷機において、
前記製氷工程に際し、前記蒸発器における冷媒出口温度が予め設定された設定温度に到達するまでの時間が、正常な状態での正常低下時間より短かくなることを所定回数検知した場合には、多重製氷が発生したと判定するようにしたことを特徴とする。
冷凍系を構成する蒸発器が配設された製氷部を、該蒸発器に冷媒を循環供給することで冷却すると共に、該製氷部に製氷水タンクに貯留されている製氷水を循環供給することで氷塊を生成する製氷工程と、前記製氷部に生成された氷塊を離脱させる除氷工程とを交互に繰り返す自動製氷機において、
前記製氷工程に際し、前記蒸発器における冷媒出口温度が予め設定された設定温度に到達するまでの時間が、正常な状態での正常低下時間より短かくなることを所定回数検知した場合には、多重製氷が発生したと判定するようにしたことを特徴とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本願の別の発明に係る自動製氷機の運転方法は、
多重製氷判定方法により多重製氷が発生したと判定した場合には、製氷機の運転を停止するようにしたことを特徴とする。
多重製氷判定方法により多重製氷が発生したと判定した場合には、製氷機の運転を停止するようにしたことを特徴とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本願の別の発明に係る自動製氷機の運転方法は、
多重製氷判定方法により多重製氷が発生したと判定した場合には、前記蒸発器への冷媒供給を停止したもとで、前記製氷水タンク中の製氷水の排出、製氷水タンクへの新たな製氷水の供給および製氷部への製氷水の循環供給のサイクルを、所定回数繰り返すことを特徴とする。
多重製氷判定方法により多重製氷が発生したと判定した場合には、前記蒸発器への冷媒供給を停止したもとで、前記製氷水タンク中の製氷水の排出、製氷水タンクへの新たな製氷水の供給および製氷部への製氷水の循環供給のサイクルを、所定回数繰り返すことを特徴とする。
請求項1または2に係る自動製氷機の多重製氷判定方法によれば、多重製氷に伴う製氷工程に要する時間の短縮、または蒸発器の出口側における冷媒温度が短時間で低下することを検知して、多重製氷が発生したことを判定するようにしたから、多重製氷が継続されることによる製氷板等の破損を未然に防止する対策を採ることが可能となる。
請求項3に係る自動製氷機の運転方法によれば、多重製氷判定方法により多重製氷が発生したと判定された場合には、製氷機の運転を停止するようにしたから、多重製氷が継続されることによる製氷板等の破損を未然に防止することができる。
また請求項4に係る自動製氷機の運転方法によれば、多重製氷判定方法により多重製氷が発生したと判定された場合には、蒸発器への冷媒供給を停止したもとで、製氷水タンク中の製氷水を用いて残留している氷塊を融かすようにしたから、多重製氷状態を解消して自動復帰することが可能となる。
次に、本発明に係る自動製氷機の多重製氷判定方法および運転方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1は、実施例1に係る多重製氷判定方法が好適に実施される自動製氷機としての流下式製氷機の概略構成を示すものであって、垂直に配置した一対の製氷板10,10の対向面間(裏面間)に、冷凍系12を構成する蒸発管(蒸発器)14が横方向に蛇行するよう密着して挟持固定され、製氷工程時に該蒸発管14に冷媒を循環させて製氷板10,10を強制冷却するよう構成される。実施例1では、一対の製氷板10,10からなる製氷部16が、複数並列に配置されている。これら製氷部16の直下には、除氷工程により製氷板10,10から剥離されて落下する氷塊Mを、斜め下方に配設したストッカ18に案内する氷案内板20が傾斜姿勢で配設されている。なお、この氷案内板20には多数の通孔(図示せず)が穿設されており、製氷工程に際し前記製氷板10,10の製氷面(前面)に供給された製氷水は、該氷案内板20の通孔を介して下方に位置する製氷水タンク22に回収貯留されるようになっている。また、ストッカ18内には氷塊Mの満杯検知を行なう氷検知手段(図示せず)が配設されており、該氷検知手段による満杯検知信号に基づいて、後述する第1の制御装置44が製氷機の運転または停止の制御を行なうよう構成される。
前記製氷水タンク22から循環ポンプPMを介して導出した製氷水供給管24は、前記各製氷部16の上方に設けた製氷水散布器26に夫々接続してある。各製氷水散布器26には多数の散水孔が穿設され、製氷工程時に製氷水タンク22からポンプ圧送される製氷水を、前記散水孔から前記対応する製氷板10,10の氷結温度にまで冷却されている製氷面に散布流下させ、該製氷面に所要形状の氷塊Mを生成するようになっている。また除氷工程に際して、冷凍系12に配設されるホットガス弁HVの切換えにより、前記蒸発管14にホットガス(高温冷媒)を循環させて製氷板10,10を加熱し、各製氷面と氷塊Mとの氷結面を融解させるよう構成される。
前記製氷水タンク22の上方には、外部水道系に接続する給水管28が臨み、該給水管28に介挿した給水弁WVを開放することで、製氷水タンク22に、製氷水として用いられる所定量の水道水を供給するよう構成される。また、前記製氷水タンク22にはオーバーフロー管30が配設され、該タンク22中に貯留される製氷水の貯留量を規定するようになっている。更に、製氷水タンク22の底部には排水管31が接続され、該排水管31に介挿した排水弁DVを開放することで、タンク22中に残留する製氷水を機外に排出し得るよう構成してある。
前記製氷水タンク22には、フロートスイッチFSが配設されている。このフロートスイッチFSは、タンク22中の水面の高さを検出するもので、水面の高さが、予め設定された規定水位WLより高ければオン状態となり、規定水位WLまで低下するとオフ状態となるよう設定される。実施例では、前記オーバーフロー管30で規定される上位の水位から製氷工程が開始されて、前記各製氷部16の製氷板10,10に氷塊Mが生成されることで製氷水タンク22中の水位が低下し、氷塊Mが完全に生成されたときの下位の水位を、前記規定水位WLとしている。
図1に示す如く、前記冷凍系12において、圧縮機CMで圧縮された気化冷媒は、吐出管32を経て凝縮器34で凝縮液化し、膨張弁36で減圧され、前記蒸発管14に流入してここで一挙に膨張して蒸発し、前記各製氷部16の製氷板10,10と熱交換を行なって、該製氷板10,10を氷点下にまで冷却させる。この蒸発管14で蒸発した気化冷媒は、吸入管38を経て圧縮機CMに帰還するサイクルを反復する。
更に、前記圧縮機CMの吐出管32からホットガス管40が分岐され、このホットガス管40はホットガス弁HVを経て、前記蒸発管14の入口側に連通されている。このホットガス弁HVは、除氷工程の際にのみ開放し、製氷工程時は閉成する制御がなされる。すなわち、除氷工程時にホットガス弁HVが開放して、圧縮機CMから吐出されるホットガスを、前記ホットガス管40を介して蒸発管14にバイパスさせ、各製氷部16の製氷板10,10を加温することにより、製氷面に生成される氷塊Mの氷結面を融解させて、該氷塊Mを自重により落下させるようになっている。なお、図1中の符号FMは、凝縮器用の冷却ファンを示す。
前記蒸発管14の冷媒出口側に接続する前記吸入管38には、各製氷部16の製氷板10,10と熱交換を行なった後の冷媒出口温度を検出する温度検出手段としての温度センサ42が密着的に配設されている。そして、この温度センサ42の検出温度は、後述する第1の制御装置44に入力されるようになっている。
図2は、実施例1に係る流下式製氷機の制御系を示すものであって、該製氷機は、その電気的制御の全般を統括するマイクロコンピュータ等からなる第1の制御装置44を備え、該制御装置44には、前記フロートスイッチFSおよび温度センサ42が接続されている。この第1の制御装置44は、製氷工程が開始された後に、前記製氷水タンク22中の水面が規定水位WLまで低下して前記フロートスイッチFSがオンからオフに動作(規定水位WLの検出)したときに、製氷工程を停止して除氷工程に切換える制御を行なう。また第1の制御装置44は、除氷工程が開始されて前記蒸発管14に供給されるホットガスにより加温された製氷板10,10から氷塊Mが離脱することにより急激に温度上昇するホットガスの温度が、予め設定された除氷完了温度に達したことを前記温度センサ42が検出することで、除氷が完了したものと判断し、除氷工程を停止して製氷工程に切換える制御を行なうよう設定されている。
前記第1の制御装置44は、第1多重製氷検出用タイマT1を備え、該多重製氷検出用タイマT1は、製氷工程の開始と同時にカウント動作を開始(オン)するよう設定される。この第1多重製氷検出用タイマT1には、氷塊Mの貯留状態等が正常な場合において、製氷工程を開始してから前記フロートスイッチFSが規定水位WLを検出するまでに要する正常製氷時間tmが設定されている。また第1の制御装置44は、前記第1多重製氷検出用タイマT1がカウントアップする前にフロートスイッチFSが規定水位WLを検出したとき、すなわち製氷完了までに要する時間が正常製氷時間tmより短かい場合であったときには、その回の製氷工程が短時間製氷であるとしてカウントするよう設定される。そして、第1の制御装置44は、短時間製氷の製氷工程が所定回数(N回)連続したことを検知した場合に、多重製氷が発生したものと判定し、直ちに製氷機の運転を停止させる制御を行なうよう設定されている。なお、短時間製氷がカウントされた後、正常製氷時間tmでの製氷工程に復帰した場合は、前記カウント数はリセットされるようになっている。また、多重製氷を判定するための短時間製氷での製氷工程の連続回数は、製氷板付近での氷塊Mの増加によって該製氷板10等が破損することのない値に設定される。
〔実施例1の作用〕
次に、前述した実施例1に係る自動製氷機の多重製氷判定方法および運転方法の作用について、図3のフローチャートを参照して説明する。
次に、前述した実施例1に係る自動製氷機の多重製氷判定方法および運転方法の作用について、図3のフローチャートを参照して説明する。
前記流下式製氷機での製氷工程を開始(ステップS1)すると、前記圧縮機CM、循環ポンプPMおよび冷却ファンFMが起動(ON)すると共に、前記第1多重製氷検出用タイマT1がカウント動作を開始(ON)する(ステップS2)。なお、このとき、前記製氷水タンク22には、オーバーフロー管30で規定される上位の水位まで製氷水が貯留されており、前記フロートスイッチFSはオン状態となっている。
前記製氷工程の開始により、前記各製氷部16における製氷板10,10は蒸発管14内を循環する冷媒と熱交換を行なって強制冷却され、前記製氷水タンク22から循環ポンプPMを介して製氷板10,10の製氷面に供給される製氷水は徐々に氷結を始める。なお、氷結することなく製氷面から落下する製氷水は、前記氷案内板20の通孔を介して製氷水タンク22に回収され、再び製氷板10,10に供給される。
前記製氷板10,10に完全な氷塊Mが生成され、前記フロートスイッチFSが規定水位WLを検出(オンからオフヘの動作)することで、前記第1の制御装置44は製氷完了を検知し(ステップS3)、前記第1多重製氷検出用タイマT1をリセットする(ステップS4)。また第1の制御装置44は、前記フロートスイッチFSが規定水位WLを検出したときに、前記第1多重製氷検出用タイマT1がカウントアップ(正常製氷時間tmが経過)していれば(ステップS5でYES)、正常な状態での製氷工程が行なわれたものと判断し、除氷工程を開始する(ステップS6)。しかるに、フロートスイッチFSが規定水位WLを検出したときに第1多重製氷検出用タイマT1がカウントアップしていなければ(ステップS5でNO)、短時間製氷が行なわれたとして、第1の制御装置44はカウントする。そして、第1の制御装置44による短時間製氷のカウント数が、連続してN回カウントされていなければ(ステップS7でNO)、製氷機を停止することなく除氷工程を開始する。
なお、除氷工程に移行すると、前記ホットガス弁HVが開放されて、前記蒸発管14にホットガスが循環供給される。この除氷工程により前記各製氷部16の製氷板10,10から氷塊Mが完全に離脱し、ホットガスの温度上昇(除氷完了温度)を前記温度センサ42が検出すると、前記第1の制御装置44は除氷工程を終了して製氷工程に移行させる。
前述したように、前記ストッカ18に配設した氷検知手段の動作不良等により、製氷板付近にまで氷塊Mが貯留されていたり、過大な氷塊Mがストッカ18に放出されることなく残留している異常状態では、製氷工程に際して製氷板10,10に供給される製氷水の一部が氷塊Mを伝ってストッカ18に流入することに起因して、前記製氷水タンク22中の製氷水の量は早く減少する。従って、前記第1多重製氷検出用タイマT1がカウントアップする前に、フロートスイッチFSが規定水位WLを検出して製氷完了となる。従って、以後の製氷工程においても、正常製氷時間tmより短かい時間で製氷が完了するため、前記第1の制御装置44は、短時間製氷による製氷工程を連続してカウントすることとなる。
前記第1の制御装置44が、短時間製氷の製氷工程を連続してN回カウントした場合は(ステップS7でYES)、該第1の制御装置44は、多重製氷が発生したものと判定し(ステップS8)、製氷機の運転を停止(機械停止)する(ステップS9)。すなわち、多重製氷が発生したまま製氷−除氷サイクルが繰り返されることにより、前記製氷板10等が破損するのを未然に防止することができる。また、多重製氷を検知するための特別なスイッチやセンサ等を用いることなく多重製氷を検知し得るから、コストが嵩むことはない。なお、短時間製氷のカウント数が、予め設定された回数(N回)より少ない時点で連続しなくなれば、該カウント数はリセットされるから、多重製氷状態が自然解消された場合等には不必要に機械が停止されることもない。
図4は、実施例2に係る流下式製氷機の制御系を示すものである。但し、製氷機の基本構成は実施例1と同じであるので、詳細説明は省略する。
実施例2の製氷機が備える第2の制御装置46には、前記フロートスイッチFSおよび温度センサ42が接続されると共に、製氷工程の開始と同時にカウント動作を開始する第2多重製氷検出用タイマT2を備える。この第2多重製氷検出用タイマT2には、正常な状態で製氷工程を開始した後において、前記蒸発管14における出口側の冷媒温度を検出する温度センサ42が、予め設定された設定温度(例えば2℃)K1を検出するまでに要する正常低下時間tnが設定されている。
そして、前記温度センサ42が設定温度K1を検出する前に、第2多重製氷検出用タイマT2がカウントアップしたとき、すなわち設定温度K1の検出までに要する時間が正常低下時間tnより短かい場合であったときには、前記第2の制御装置46は、何らかの異常発生によって前記蒸発管14の冷媒出口温度が短時間で低下したものと判断して、その回の製氷工程を冷媒短低下製氷であるとしてカウントするよう設定される。更に、前記冷媒短低下製氷での製氷工程が所定回数(N回)連続してカウントされた場合は、第2の制御装置46は多重製氷が発生したものと判定して、直ちに製氷機の運転を停止する制御を行なうよう設定されている。なお、冷媒短低下製氷がカウントされた後、正常低下時間tnでの製氷工程に復帰した場合は、前記カウント数はリセットされるようになっている。また、多重製氷を判定するための冷媒短低下製氷での製氷工程の連続回数は、製氷板付近での氷塊Mの増加によって該製氷板10等が破損することのない値に設定される。
〔実施例2の作用〕
次に、前述した実施例2に係る自動製氷機の多重製氷判定方法および運転方法の作用について、図5のフローチャートを参照して説明する。
次に、前述した実施例2に係る自動製氷機の多重製氷判定方法および運転方法の作用について、図5のフローチャートを参照して説明する。
前記流下式製氷機での製氷工程を開始(ステップS20)すると、前記圧縮機CM、循環ポンプPMおよび冷却ファンFMが起動(ON)すると共に、前記第2多重製氷検出用タイマT2がカウント動作を開始(ON)する(ステップS21)。なお、このとき、前記製氷水タンク22には、オーバーフロー管30で規定される上位の水位まで製氷水が貯留されており、前記フロートスイッチFSはオン状態となっている。
前記製氷工程の開始により、前記各製氷部16における製氷板10,10は蒸発管14内を循環する冷媒と熱交換を行なって強制冷却され、前記製氷水タンク22から循環ポンプPMを介して製氷板10,10の製氷面に供給される製氷水は徐々に氷結を始める。なお、氷結することなく製氷面から落下する製氷水は、前記氷案内板20の通孔を介して製氷水タンク22に回収され、再び製氷板10,10に供給される。
前記第2の制御装置46は、前記温度センサ42で検出される冷媒出口温度が設定温度K1となったことを確認した後、前記第2多重製氷検出用タイマT2をリセットする(ステップS22,S23)。そして、第2の制御装置46は、前記温度センサ42が設定温度K1を検出したときに、前記第2多重製氷検出用タイマT2がカウントアップしていれば(ステップS24でYES)、正常な状態での製氷工程が行なわれているものと判断し、製氷工程を続行(ステップS25)する。その後、前記フロートスイッチFSがオフ状態となることで製氷完了を検知(ステップS26)すると、除氷工程を開始する(ステップS27)。この除氷工程は、前記実施例1と同様に、ホットガス弁HVが開放されて、前記蒸発管14に循環供給されるホットガスにより各製氷部16の製氷板10,10を加温して氷塊Mを離脱させる。そして、ホットガスの温度上昇(除氷完了温度)を前記温度センサ42が検出すると、前記第2の制御装置46は除氷工程を終了して製氷工程に移行させる。
これに対し、前記製氷工程中のフローにおいて、前記温度センサ42が設定温度K1を検出したときに、前記第2多重製氷検出用タイマT2がカウントアップしていない場合は(ステップS24でNO)、冷媒短低下製氷が行なわれているとして、第2の制御装置46はカウントする。そして、第2の制御装置46による冷媒短低下製氷のカウント数が、連続してN回カウントされていなければ(ステップS28でNO)、製氷機を停止することなく製氷工程を続行する。
前記第2の制御装置46が、冷媒短低下製氷の製氷工程を連続してN回カウントした場合は(ステップS28でYES)、該第2の制御装置46は、多重製氷が発生したものと判定し(ステップS29)、直ちに製氷機の運転を停止(機械停止)する(ステップS30)。すなわち、多重製氷が発生したまま製氷−除氷サイクルが繰り返されることにより、前記製氷板10等が破損するのを未然に防止することができる。また、多重製氷を検知するための特別なスイッチやセンサ等を用いることなく多重製氷を検知するようにしたから、コストが嵩むことはない。なお、冷媒短低下製氷のカウント数が、予め設定された回数(N回)より少ない時点で連続しなくなれば、該カウント数はリセットされるから、多重製氷状態が自然解消された場合等には不必要に機械が停止されることもない。
図6は、実施例3に係る流下式製氷機の制御系を示すものである。但し、製氷機の基本構成は実施例1と同じであるので、詳細説明は省略する。
実施例3の製氷機が備える第3の制御装置48には、前記フロートスイッチFSおよび温度センサ42が接続されると共に、前記給水弁WVおよび排水弁DVが接続されている。また第3の制御装置48は、製氷工程の開始と同時にカウント動作を開始する前記第1および第2多重製氷検出用タイマT1,T2を備えている。すなわち、第3の制御装置48においては、前述した実施例1および実施例2で説明した多重製氷判定方法を併用して、多重製氷を判定するよう構成されている。そして、多重製氷が発生したと判定された場合、第3の制御装置48は、前記冷凍系12における圧縮機CMの運転を停止したもとで、前記排水弁DVおよび給水弁WVを開閉制御して、前記製氷水タンク22中の製氷水の排出、製氷水タンク22への新たな製氷水の供給および製氷部16への製氷水の循環供給のサイクル(多重製氷解消サイクル)を、所定回数(X回)繰り返すよう設定してある。
なお、多重製氷解消サイクルを行なう回数については、製氷板付近に臨む氷塊Mを製氷水により融解して正常な状態に復帰し得る値に設定される。
〔実施例3の作用〕
次に、前述した実施例3に係る自動製氷機の多重製氷判定方法および運転方法の作用について、図7のフローチャートを参照して説明する。なお、実施例1,2と同様の作用については、その説明を省略する。
次に、前述した実施例3に係る自動製氷機の多重製氷判定方法および運転方法の作用について、図7のフローチャートを参照して説明する。なお、実施例1,2と同様の作用については、その説明を省略する。
前記流下式製氷機での製氷工程を開始(ステップS40)すると、前述したと同様に、多重製氷に伴う短時間製氷のカウント(ステップS41〜S43−S44)、または冷媒短低下製氷のカウント(ステップS49〜S51−S44)のフローを実施し、各カウント値がN回となっていなければ、除氷工程に移行する。そして、短時間製氷あるいは冷媒短低下製氷による製氷工程が、連続してN回カウントされた場合は(ステップS48でYES)、第3の制御装置48は多重製氷が発生したものと判定(ステップS52)して、ステップS53〜S58のフローを実施する。
すなわち、先ず、前記冷凍系12の圧縮機CMを停止(ステップS53)する。このもとで、前記製氷水タンク22の排水弁DVを開放し、タンク22中に残留している製氷水を排出する(ステップS54)。次いで、排水弁DVを閉成すると共に、前記給水弁WVを開放し、製氷水タンク22に新たな製氷水(水道水)を所要量だけ供給した後、該給水弁WVを閉成する(ステップS55,S56)。その後、前記循環ポンプPMを運転して、各製氷部16に製氷水タンク22中の製氷水を循環供給する(ステップS57)。
前記製氷部16の蒸発管14には冷媒は供給されていないから、製氷水が冷却されることはなく、常温の製氷水が製氷部16と製氷水タンク22との間を循環することとなり、製氷板付近に存在する氷塊Mは、常温の製氷水により融解される。そして、所定時間(例えば30分)後に循環ポンプPMを停止し、第3の制御装置48は、ステップS54〜S57の多重製氷解消サイクルが1回完了したとしてカウントとする。また第3の制御装置48は、カウントした多重製氷解消サイクルが、予め設定されたX回数未満(ステップS58でNO)であれば、前述したステップを繰り返す。但し、多重製氷解消サイクルがX回数となったときには、製氷工程を開始させる。
すなわち、実施例3の運転方法によれば、常温の製氷水を循環供給することで、多重製氷の原因となる製氷板付近の氷塊Mを効率的に融解して、多重製氷を自動的に解消し得る。従って、夜間等、作業者がいない時間であっても、製氷機が停止状態で長時間に亘って放置されることはなく、自動復帰して氷塊Mを製造することができる。
〔変更例〕
前記実施例3では、多重製氷が発生したと判定された後に、多重製氷解消サイクルを実施するようにしたが、直ちに製氷機を停止するようにしてもよい。また製氷部の構成は、各実施例のような2枚の製氷板から構成されるものに限定されず、蒸発管を1枚の製氷板の裏面に配設する型式であってもよい。また製氷部は、複数並列に配置する構成に限らず、1基のみ配置されるものでもよい。
前記実施例3では、多重製氷が発生したと判定された後に、多重製氷解消サイクルを実施するようにしたが、直ちに製氷機を停止するようにしてもよい。また製氷部の構成は、各実施例のような2枚の製氷板から構成されるものに限定されず、蒸発管を1枚の製氷板の裏面に配設する型式であってもよい。また製氷部は、複数並列に配置する構成に限らず、1基のみ配置されるものでもよい。
12 冷凍系,14 蒸発管(蒸発器),16 製氷部,22 製氷水タンク,M 氷塊
tm 正常製氷時間,tn 正常低下時間,K1 設定温度
tm 正常製氷時間,tn 正常低下時間,K1 設定温度
Claims (4)
- 冷凍系(12)を構成する蒸発器(14)が配設された製氷部(16)を、該蒸発器(14)に冷媒を循環供給することで冷却すると共に、該製氷部(16)に製氷水タンク(22)に貯留されている製氷水を循環供給することで氷塊(M)を生成する製氷工程と、前記製氷部(16)に生成された氷塊(M)を離脱させる除氷工程とを交互に繰り返す自動製氷機において、
前記製氷工程の開始から完了までに要する時間が、正常な状態での正常製氷時間(tm)より短かくなる製氷工程を連続して所定回数検知した場合には、多重製氷が発生したと判定するようにした
ことを特徴とする自動製氷機の多重製氷判定方法。 - 冷凍系(12)を構成する蒸発器(14)が配設された製氷部(16)を、該蒸発器(14)に冷媒を循環供給することで冷却すると共に、該製氷部(16)に製氷水タンク(22)に貯留されている製氷水を循環供給することで氷塊(M)を生成する製氷工程と、前記製氷部(16)に生成された氷塊(M)を離脱させる除氷工程とを交互に繰り返す自動製氷機において、
前記製氷工程に際し、前記蒸発器(14)における冷媒出口温度が予め設定された設定温度(K1)に到達するまでの時間が、正常な状態での正常低下時間(tn)より短かくなることを所定回数検知した場合には、多重製氷が発生したと判定するようにした
ことを特徴とする自動製氷機の多重製氷判定方法。 - 請求項1または2記載の自動製氷機の多重製氷判定方法により多重製氷が発生したと判定した場合には、製氷機の運転を停止するようにした
ことを特徴とする自動製氷機の運転方法。 - 請求項1または2記載の自動製氷機の多重製氷判定方法により多重製氷が発生したと判定した場合には、前記蒸発器(14)への冷媒供給を停止したもとで、前記製氷水タンク(22)中の製氷水の排出、製氷水タンク(22)への新たな製氷水の供給および製氷部(16)への製氷水の循環供給のサイクルを、所定回数繰り返す
ことを特徴とする自動製氷機の運転方法。
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