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JP2005193544A - プリンタ - Google Patents

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JP2005193544A
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Teruyoshi Nakajima
輝義 中嶋
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】 手軽に消耗品の管理を行えるようにする。
【解決手段】 プリンタ10は、1日1回、記録紙ロール35の巻き径を検出し、記録紙31の残量を測定する。続いて、プリンタ10は、前日と今日の残量から、前日のプリント枚数(消費実績)を算出する。そして、プリンタ10は、消費実績をカレンダと対応付け、累積的に記憶し、記録紙31の使用履歴を作成する。次に、プリンタ10は、使用履歴に基づいて、今後1週間分の記録紙31の予測消費量を求める。そして、記録紙31の残量と予測消費量とに基づいて、用紙切れ発生時期を予測し、今後1週間以内に用紙切れが発生すると予測される場合には、警告メッセージをLCD19に表示して、プリンタ10の管理者に新たな記録紙ロール35の用意を促す。
【選択図】 図6

Description

本発明は、プリント量に応じて消費される消耗品が装填されるプリンタに関するものである。
デジタルカメラやカメラ付き携帯電話、及び、メモリーカードなどに記憶された画像を、店先などでプリントアウト出来るようにした店頭設置型のプリンタがある。このようなプリンタの管理者は、定期的にプリント用紙の残量を確認し、必要に応じて用紙補充を行うことにより用紙切れが起こらないようにする必要がある。
しかし、このような作業は面倒であるので、用紙の残量を監視して、用紙残量が規定量以下になると、用紙切れを警告するようにした装置がある(例えば、下記特許文献1参照)。また、この装置では、前記規定量の値を複数設定することが可能であり、用紙の消費量が多い時間帯と、用紙の消費量が少ない時間帯とで、それぞれ異なる規定量の値が設定されている。これにより、消費量に応じた、適正な時期に用紙切れの警告を行うことができる。
特開2000−267520号公報
しかしながら、上記特許文献記載の装置では、適正な時期に用紙の補充を促すようにするためには、装置の管理者が予め規定量の値を設定する必要があり手間がかかってしまう。そして、上述した店頭設置型のプリンタのように、店舗の立地条件や、曜日、特売日などの各種要素、また、これらの組み合わせによって用紙の消費量が変化する場合に、これらに応じていちいち規定量を設定していくことは非常に面倒であり現実的ではない。
本発明は、このような問題を解決し、手軽に消耗品の管理を行えるプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のプリンタは、消耗品の過去の消費実績を記憶する消費実績記憶手段と、前記消費実績に基づいて将来の消耗品の消費量を予測するとともに、予測した予測消費量と予測時点の消耗品の残量とに基づいて消耗品の残量切れが発生する残量切れ発生時期を予測する残量切れ予測手段と、予測時点において、将来の所定期間内に前記残量切れが発生すると予測される場合に、その旨を報知する報知手段とを設けたことを特徴としている。
前記消費実績記憶手段には、日毎の消費実績がカレンダに対応付けて記憶されており、前記残量切れ予測手段は、月、週、曜日が同じ前年の消費実績値を基準値として、予測対象日の消費量を予測することが好ましい。また、前記消費実績記憶手段には、特売日情報の設定が可能であり、前記残量切れ予測手段は、前記特売日情報に基づいて予測消費量を補正することが好ましい。
前記残量切れ予測手段は、予め定められた所定の時間に予測を行う他に、予測消費量と、実際の消費量との間の予実差を調べ、予実差が発生した場合には、その時点で再度消耗品切れの発生時期の予測を行うことが好ましい。また、前記残量切れ予測手段は、予測消費量と、実際の消費量との間に予実差が発生した場合に、この予実差に基づいて、以後に予測される予測消費量を補正することが好ましい。
本発明のプリンタは、過去の消耗品の消費実績に基づいて、将来の消耗品の消費量を予測して、近い将来に残量切れが発生すると予測される場合には、これを報知するようにしたので、面倒な規定量の値の設定を行うことなく、店舗の立地条件や、曜日などの各種要素を踏まえた適正な時期に用紙の補充を促すことができ、手軽に消耗品の管理を行うことができる。
また、予測消費量と、実際の消費量との間に予実差が発生した時点で、再度消耗品の残量切れ発生時期の予測を行うようにしたので、残量切れ発生時期を正確に予測できる。さらに、予測消費量と、実際の消費量との間に予実差がある場合には、この予実差に基づいて、以後予測消費量を補正するようにしたので、消費量を正確に予測できる。また、消費量に影響を及ぼす特売日を消費量の予測に関与させるようにしたので、より正確に消費量の予測を行うことができる。
図1に、本発明を実施した店頭設置型のプリンタの外観図を示す。プリンタ10は、デジタルカメラなどにより撮影され、メモリカード13に記憶された画像を出先にてプリントするための装置であり、写真店や電器店の店頭など様々な場所に設置される。利用者はプリンタ10にメモリカード13をセットして、プリント料金を投入することによって、メモリカード13に記憶された画像をプリントすることが出来る。
プリンタケース15の前面には、メモリカード13がセットされるメモリカードスロット17が設けられている。メモリカードスロット17の奥にはメモリーカードリーダ18(図2参照)が設けられており、メモリカード13に記憶されている画像は、メモリカードリーダ18によって読み込まれる。
メモリカードスロット17の上方には、タッチパネル型の液量表示装置(LCD)19が設けられている。LCD19は、メモリカード13から読み込んだ画像や、操作案内や後述する警告メッセージを含む操作画面を表示する。ユーザーは、操作画面に触れることで、プリント画像の選択や、プリント実行指示などを行う。
また、プリンタケース15の前面には料金精算機構21(図2参照)を構成する料金投入口23、釣り銭払い出し口25が設けられている。料金投入口23から、現金が投入されると投入された現金からプリント料金が減算され、残りの金額が釣り銭払い出し口25から払い出される。これにより、プリント料金の精算が行われ、操作画面で選択された画像のプリントが行われる。
図2に示すように、このプリンタ10では、記録媒体として長尺のカラー感熱記録紙(以下、単に記録紙という)31が用いられる。記録紙31は、周知のように支持体上にシアン感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。
また、イエロー感熱発色層は、波長が約420nmの青紫色の光であるイエロー定着光が照射されたときに発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、波長が約365nmの近紫外線であるマゼンタ定着光が照射されたときに発色能力が消失する。この記録紙31は、巻芯33にロール状に巻かれた記録紙ロール35の形態で用いられる。プリンタケース15には、蓋体37によって開閉される記録紙収納室39が形成されており、記録紙ロール35は、この記録紙収納室39にセットされる。
プリンタ10の内部には、プリンタ10の各部の統括制御を行うシステムコントローラ41が設けられている。システムコントローラ41は、LCD19から入力される操作信号に基づいて、接続された各部を駆動制御し、メモリカード13から読み込んだ画像を記録紙31に記録する。
給紙ローラ43は、セットされた記録紙ロール35の外周面に当接し、記録紙31を搬送路上に引き出して給紙を行う。搬送ローラ対45は、給紙された記録紙31をニップしてA方向及びB方向へ往復搬送する。給紙ローラ43及び搬送ローラ対45は、搬送モータ47によって駆動される。システムコントローラ41は、搬送モータ47の回転量をカウントして、記録紙31の搬送量を制御する。
記録紙31は、この搬送中にサーマルヘッド49による熱記録と光定着器51による光定着が行われる。サーマルヘッド49は、記録紙31と圧接して各感熱発色層を加熱することによりイエロー,マゼンタ,シアンの各色の画像を熱記録する。サーマルヘッド49と対向する位置には、プラテンローラ53が設けられ、記録紙31は、サーマルヘッド49とプラテンローラ53とで挟み込まれた状態で熱記録される。
光定着器51は、イエロー用定着ランプ55と、マゼンタ用定着ランプ57と、リフレクタ59とからなる。イエロー定着ランプ55は、イエロー画像を熱記録済みのイエロー感熱発色層に対してイエロー定着光を照射して光定着する。マゼンタ用定着ランプ57は、マゼンタ画像を記録済みのマゼンタ感熱発色層に対してマゼンタ定着光を照射して光定着する。リフレクタ59は、イエロー用及びマゼンタ用の各定着ランプ55、57が放射した光を記録紙31に向けて反射する。
カッタ機構61は、カッタモータ63によって駆動され、熱記録及び光定着が終了した記録済み部分を切断して記録紙31から切り離す。切断されたシート65は、商品取り出し口27(図1参照)に排紙される。
このように、画像の記録が行われると、これに伴って記録紙31が消費されて、その残量が減少してゆく。プリンタ10の管理者は、残量がゼロになった場合には、記録紙ロールを補充する。しかし、予備の記録紙ロールが無いと、それを調達するまでの間プリントサービスを停止せざるを得ない。このような問題を防止するためにプリンタ10には、用紙切れ予測部71が設けられている。用紙切れ予測部71は、残量測定部73と、消費実績記憶部75と、予測部77とから構成され、予め1週間先までの記録紙31の消費量を予測して、1週間以内に記録紙31の残量がゼロになる場合には、その旨を報知する。
残量測定部73には、巻き径センサ81が接続されている。巻き径センサ81は、1日1回設定された時間(本実施例においては、プリンタ10の設置された店舗の営業開始時間とした。)になると、記録紙ロール35の巻き径を検出し、記録紙ロール35の巻き径データを残量測定部73に送信する。残量測定部73は、送信された記録紙31の巻き径データから、記録紙31の残量をプリント枚数に換算して測定する。残量測定部73には、EEPROM83が設けられており、測定した残量が記憶される。EEPROM83には、直近の2日分の残量が記憶されており、これらの残量は、1日1回の残量測定が行われる毎に更新される。
消費実績記憶部75は、当日測定された残量と前日の残量との差分から前日のプリント枚数(消費実績)を算出する。そして、消費実績記憶部75は、この消費実績をカレンダと対応付け、累積的に記憶していくことによって、記録紙31の使用履歴を作成する。図3に示すように、消費実績記憶部75は、例えば、過去2年分のカレンダデータを記憶しており、日付に対応させて、その日の消費実績を記憶する。
予測部77は、用紙切れの発生時期の予測を行う。予測部77は、用紙切れ発生時期の予測において、まず、消費実績記憶部75に記憶された記録紙31の使用履歴に基づいて、1週間先までの日毎の予測消費量を求める。1日の予測消費量をPdとすると、予測部77は、予測消費量Pdを、「予測消費量Pd=予測基本値B×予測係数C」という基本式によって求める。図4は、1日当たりの予測消費量Pdの算出手順を示す。
予測基本値Bは、予測の基となる値であり、予測を行いたい日(予測対象日)と、この予測対象日の前年の同じ月、同じ週、同じ曜日である日(比較日)の消費実績を抽出することで得られる。例えば、図3において、予測対象日が今年11月第3週の日曜日である場合は、前年11月第3週の日曜日が比較日であり、消費実績記憶部75に記憶されている前年11月第3週の日曜日の消費実績が、予測基本値Bである。図3に示す例では、基本予測値Bは1500となる。
予測係数Cは、前年と今年の消費量の変化を表す係数であり、例えば、次のようにして求められる。まず、使用履歴を参照して、予測時点から遡った過去半年分の消費実績(今年度実績)と、それに対応する期間の前年度の消費実績(前年度実績)を求める。そして、今年度実績を前年度実績で割った値が予測係数Cである。
そして、用紙切れ予測部71は、予測基本値Bに予測係数Cをかけて、予測対象日1日分の予測消費量Pdを得る。用紙切れ予測部71は、初めに、当日の予測消費量Pd1を求め、続けて、翌日の予測消費量Pd2、翌々日の予測消費量Pd3と順次求めてゆき、1週間先の予測消費量Pd8までを求める。
次に、用紙切れ予測部71は、現在の記録紙31の残量から、予測消費量Pd1〜Pd8までを順番に減算してゆき、用紙切れの発生時期を予測する。例えば、現在の残量から翌日の予測消費量Pd2まで減算したときに、残量がマイナスとなれば、用紙切れ発生時期は翌日と予測され、翌々日の予測消費量Pd3まで減算したときに、残量がマイナスとなれば、用紙切れ発生時期は翌々日と予測される。また、予測消費量Pd8まで減算しても残量がマイナスとならない場合には、今後1週間以内に用紙切れは起こらないと予測される。そして、用紙切れ予測部71は、今後1週間以内に用紙切れが発生すると予測された場合に、警告信号をシステムコントローラ41へ送信する。
システムコントローラ41は、この警告信号が入力されると、警告メッセージをLCD19に表示して、プリンタ10の管理者に報知する。警告メッセージには、例えば、図5に示すように、用紙の残量が少ないこと、用紙切れの発生が予測される日付、新たな記録紙ロールの準備を促すメッセージなどが含まれる。
以下、本発明の作用について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明をする。プリンタ10は、プリンタ10の設置店舗の営業開始時間になると、記録紙ロール35の巻き径を検出し、検出した記録紙ロール35の巻き径から、記録紙31の残量が測定される。プリンタ10には、前日と当日の残量が記憶されていく。
続いて、プリンタ10は、前日と当日の残量から、前日のプリント枚数(消費実績)を算出する。プリンタ10は、算出された消費実績をカレンダと対応付け、累積的に記憶していく。これにより、記録紙31の使用履歴が作成される。
次に、プリンタ10は、使用履歴に基づいて、今後1週間分の記録紙31の予測消費量Pd1〜Pd8を求めると、現在の記録紙31の残量から、予測消費量Pd1〜Pd8を順番に減算してゆき、用紙切れの発生時期を予測する。そして、プリンタ10は、今後1週間以内に用紙切れが発生すると予測される場合には、警告メッセージをLCD19に表示して、プリンタ10の管理者に新たな記録紙ロール35の用意を促す。この警告メッセージを確認して、プリンタ10の管理者は、新たな記録紙ロール35を用意する。
このように、プリンタ10では、1日1回自動的に用紙切れ発生時期を予測して、近日中に用紙切れが発生する場合には、これを報知するようにしたので、突然用紙切れが発生して、プリントサービスが停止してしまうといったことがなくなる。また、使用履歴に基づいて、用紙切れ発生時期を予測するので、曜日や、プリンタが設置される店舗の立地条件、個々のプリンタの消費動向などの各種要素を踏まえた的確な予測が可能である。これにより、警告を発する規定量の値を細かく設定するといった作業をすることなく、適正な時期に警告を発することが可能となる。
上記実施形態では、用紙切れ発生時期の予測を、1日1回だけ行っているが、営業開始時に予測された当日分の予測消費量を、その日の営業時間内に上回ってしまう場合がある。このような事態に対処するために、図7に示すように、営業開始時以後も、例えば、1時間に1回といった頻度で、記録紙の残量を測定し、測定された残量から当日の記録紙の消費量を調べる。そして、営業開始時に予測された当日の予測消費量を上回った場合には、その時点で用紙切れ発生時期を再予測し、今後1週間以内に用紙切れが発生すると予測される場合には、その旨を報知するようにしてもよい。こうすることによって、用紙切れ発生時期をより正確に予測できる。
なお、記録紙の残量の測定を行ったり、用紙切れ発生時期を予測するタイミングは、上述したタイミング以外でも適宜設定することができる。また、今後1週間分の消費量を予測して、この期間内に用紙切れが発生すると予測される場合に、警告メッセージを表示するようにしたが、この期間は自由に設定することが出来る。例えば、今後1ヶ月分の消費量を予測して、この期間内に用紙切れが発生すると予測される場合に、警告メッセージを表示するようにしてもよい。
また、前日分の消費実績が算出された際に、その消費実績が以前に予則された前日分の予測消費量と異なっている(予実差がある)場合には、予測の補正を行ってもよい。予測の補正方法としては、例えば、図8に示すように、前日分の消費実績が算出された際に、算出された消費実績を以前に予測された前日分の予測消費量で割り、補正係数を算出する。そして、この補正係数を今後予測される予測消費量にかけて、予測消費量の補正を行うようにしてもよい。こうすることによって、消費量をより正確に予測できる。
なお、上記実施形態では、月、週、曜日が同じ前年の消費実績値を基準値とし、この基準値に対して前年から今年へかけての消費動向の変化を表す変化率を乗じて予測値を求めている。これによれば、消費量に影響する要因として、月、週、曜日、経年の消費動向などを考慮した予測を行うことができるが、もちろん、これら以外にも消費量に影響する要因としては様々なものが考えられ、こうした要因を予測に反映させてもよい。この要因の1例として、例えば、プリンタ設置店舗が実施する特売日がある。特売日の消費量は、通常の営業日と比較して消費量が多いと考えられるので、予測日が特売日である場合には、それを考慮した予測が行われるようにしておくとよい。
この場合には、カレンダに予め特売日情報を入力出来るようにしておく。そして、予測部は、予測対象日が特売日である場合には、予測消費量に、過去の使用履歴から所定の方法によって求めた特売日係数を乗じることにより、特売日補正を行う。
また、こうした特売日情報をカレンダに記憶させておけば、予測基本値として抽出する過去の消費実績が特売日のものか通常営業日のものか区別して、それに応じた修正を行うことができる。例えば、予測対象日が通常営業日で、それに対応する比較日が特売日であるような場合には、比較日の消費実績を特売日係数で除して修正し、修正後の値を予測基本値とする。こうすれば、より予測の精度が向上する。
なお、本発明は、消費実績を記憶して、記憶された消費実績に基づいて、今後の消費量の予測を行えばよいので、予測の手順や方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、適宜変更することができる。例えば、上記実施形態では、予測の基となる基本予測値を前年同月の消費実績から求めるようにしたが、先月や先週の消費実績に基づいて、基本予測値を求めるといったことも可能である。また、過去の消費実績に基づいて将来の消費量を予測する手法は、上記実施形態以外にも各種の手法が知られており、それらいずれの手法を用いてもよい。
また、上記実施形態では、管理者への報知をプリンタのLCDに警告メッセージを表示することにより行う例で説明をしたが、報知の方法としては、通信回線を介して、個々のプリンタを管理する管理端末に警告メッセージを送信するようにしてもよい。この場合には、プリンタに通信手段を設けるとともに、プリンタと管理端末とを、電話回線や無線LANなど周知の電気通信回線によって接続して、前記電気通信回線を介して、プリンタから管理端末に宛てて警告メッセージを送信する。こうすることによって、1台の管理端末で複数台のプリンタの記録紙の残量状況を把握することが出来る。
なお、上記実施形態では、記録紙ロールの巻き径から記録紙の残量を求める例で説明をしたが、プリントが実行された回数から記録紙の残量を求めるようにしてもよい。また、記録紙ロールを用いるプリンタを例に説明をしたが、記録紙を予め所定の大きさのシート状にカットした、カットタイプの記録紙を用いるプリンタに本発明を適用することも可能である。
また、カラー感熱記録紙をサーマルヘッドで加熱して熱記録を行う感熱記録方式のカラー感熱プリンタを例に説明をしたが、インクリボンやインクシートをサーマルヘッドで加熱して、インクを用紙に転写するサーマルプリンタに適用してもよい。また、サーマルプリンタ以外のプリンタでもよく、インク噴射式のプリンタやレーザープリンタなど各種プリンタに本発明を適用することが出来る。
なお、上記実施形態では、消耗品として記録紙を例に説明をしたが、記録紙以外でもよく、本発明をインクリボン、噴射用インクなどの消耗品に適用してもよい。また、記録紙とインクなど、複数種類の消耗品の消耗品切れ発生時期を予測してもよい。
プリンタの外観図である。 プリンタの構成図である。 使用履歴とカレンダとが対応付けられている様子を表す説明図である。 1日当たりの消費量の予測手順を表すフローチャートである。 警告メッセージを表す説明図である。 用紙切れ発生時期の予測手順を表すフローチャートである。 用紙切れ発生時期の再予測手順を表すフローチャートである。 予実差に基づく予測消費量の補正手順を表すフローチャートである。
符号の説明
10 プリンタ
19 LCD
31 記録紙
35 記録紙ロール
41 システムコントローラ
71 用紙切れ予測部
73 残量測定部
75 消費実績記憶部
77 予測部
81 巻き径センサ

Claims (5)

  1. プリント量に応じて消費される消耗品が装填されるプリンタにおいて、
    前記消耗品の過去の消費実績を記憶する消費実績記憶手段と、前記消費実績に基づいて将来の消耗品の消費量を予測するとともに、予測した予測消費量と予測時点の消耗品の残量とに基づいて消耗品の残量切れが発生する残量切れ発生時期を予測する残量切れ予測手段と、予測時点において、将来の所定期間内に前記残量切れが発生すると予測される場合に、その旨を報知する報知手段とを設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記消費実績記憶手段には、日毎の消費実績がカレンダに対応付けて記憶されており、前記残量切れ予測手段は、月、週、曜日が同じ前年の消費実績値を基準値として、予測対象日の消費量を予測することを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記消費実績記憶手段には、特売日情報の設定が可能であり、前記残量切れ予測手段は、前記特売日情報に基づいて予測消費量を補正することを特徴とする請求項2記載のプリンタ。
  4. 前記残量切れ予測手段は、予め定められた所定の時間に予測を行う他に、予測消費量と、実際の消費量との間の予実差を調べ、予実差が発生した場合には、その時点で再度消耗品切れの発生時期の予測を行うことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のプリンタ。
  5. 前記残量切れ予測手段は、予測消費量と、実際の消費量との間に予実差が発生した場合に、この予実差に基づいて、以後に予測される予測消費量を補正することを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のプリンタ。
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