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JP2005192194A - 通信装置及び通信システム - Google Patents

通信装置及び通信システム Download PDF

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JP2005192194A JP2004306751A JP2004306751A JP2005192194A JP 2005192194 A JP2005192194 A JP 2005192194A JP 2004306751 A JP2004306751 A JP 2004306751A JP 2004306751 A JP2004306751 A JP 2004306751A JP 2005192194 A JP2005192194 A JP 2005192194A
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Abstract

【課題】共通化を図ることができる通信装置を提供する。
【解決手段】伝送路Lに接続される通信装置10sは、その伝送路Lに接続された上位の他の通信装置10sに入力手段16が接続され、その伝送路Lに接続された下位の他の通信装置10sに出力手段17が接続される。そして、入力手段16から入力されたデータが識別データとして識別データ設定手段11s1によって設定され、その識別データに基づいて下位の他の通信装置10sの識別データが識別データ生成手段11s2によって生成され、その識別データは出力制御手段11s3によって出力手段17から出力される。その結果、出力手段17に接続された下位の他の通信装置10sに識別データが入力される。また、通信手段13sは、識別データ設定手段11s1によって設定された識別データに基づいた通信が通信手段13sによって行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置及び通信システムに関し、より詳細には、伝送路に接続され、前記伝送路に接続される他の通信装置との通信を、各々の装置に割り振られた識別データに基づいて行う通信装置、及び、伝送路に接続するマスタ通信装置と前記伝送路に接続する複数のスレーブ通信装置とを備え、各通信装置に割り振れた識別データに基づいて前記伝送路を介した通信を行う通信システムに関するものである。
自動車における電子機器は発展・多様化し、その搭載数も急増している。そして、肥大化するワイヤハーネスを削減する、個別に制御されるセンサや電装品のデータを連係させてリアルタイムで精密な制御を行うことなどを目的に、現在も車載LANが検討されている。
車載LANは、基幹に相当するメインネットワークと、該メインネットワークに接続されるボディ系、安全系、パワートレイン系、情報系、バッテリ系等の複数のサブネットワークと、を有して構成している。そして、メインネットワークの通信プロトコルは、主にCAN(Controller Area Network)が採用されている。一方、サブネットワークは用途毎にLANが構築され、その用途に適した通信プロトコルが検討・採用されている。
上述したネットワークに用いられる多重伝送装置においては、伝送路にスイッチ系ノード、ランプ系ノード、表示系ノード、バッテリ系ノード等が接続され、各ノードには複数のスイッチ等の入力部または複数のランプ等の出力部が接続される。各ノードは、自ノードに接続される複数の入力部からのデータを多重化すると共に、該データを認識するためのユニークな識別データ(ID)を付加してフレームを作成する。そして、各ノードがこのフレームを伝送路を介して他のノードへ送信することで、各ノード相互間で多重通信を行うようにしている。
また、過去の多重伝送装置としては、1つのIDを複数のノードで共有し、効率よくIDを割り振る多重伝送装置が提供されている(特許文献1)。この多重伝送装置によれば、送信制御部は、自ノードに接続された入力部と他のノードに接続された入力部とが入出力部に機能により同一のIDを共有する場合に、自ノードに接続された入力部の第1入力データを多重化データに付加すると共に、他のノードに接続された入力部の第2入力データの送信権を自ノードが放棄することを表す送信放棄データを多重化データに付加して送信する。
即ち、自ノードが担当する第1入力データと自ノードが担当しない他のノードの第2入力データとが同一のIDを共有している場合であっても、送信放棄データにより自ノードが他のノードに接続された入力部の第2入力データとの干渉を防止することができ、1つのIDを複数のノードで共有し、効率よくデータ認識コードを割り付けることを可能としてきた。
特開2000−83033号公報
しかしながら、上述した車載LANを構築する場合、各ノード毎に個別のIDを持ったせる必要があることから、全く同一の機能(アプリケーション・プログラム)であってもそれぞれが専用品となってしまうため、ノードの共通化がはかれず、コストアップの要因となっていた。
特に、大容量の電力を必要とする電気自動車等の車両には、複数の電池ユニットが搭載されており、常に安定した走行能力を確保するために、電池ユニットの状態を監視するノードが各ユニットに組み込まれているが、ノードは専用品であることから、電池ユニットも専用品となってしまうため、ノードの共通化を図りたいとの要望が高まっている。
また、任意数の各ノードにIDを割り振る方法としては、電圧降下を利用した電圧検知方法もあるが、これはノード数が増えるに従って精度が悪くなってしまい、誤作動の要因となる可能性があった。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、共通化を図ることができる通信装置及び通信システムを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の通信装置は、図1の基本構成図に示すように、伝送路Lに接続され、前記伝送路Lに接続される他の通信装置との通信を、各々の装置に割り振られた識別データに基づいて行う通信手段13sを備える通信装置10sにおいて、前記伝送路Lに接続される上位の前記他の通信装置と接続ケーブルCを介して接続され、該上位の他の通信装置からデータが入力される入力手段16と、前記伝送路Lに接続される下位の前記他の通信装置と接続ケーブルCを介して接続され、該下位の他の通信装置にデータを出力する出力手段17と、前記入力手段16から入力されるデータを前記通信装置10sの前記識別データと設定する識別データ設定手段11s1と、前記識別データ設定手段11s1が設定した識別データに基づいて、前記出力手段17に接続される該下位の他の通信装置の識別データを生成する識別データ生成手段11s2と、前記識別データ生成手段11s2が生成した識別データを前記出力手段17から出力させる出力制御手段11s3と、をさらに備え、前記通信手段13sは、前記識別データ設定手段11s1が設定した識別データに基づいて前記通信を行うことを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の通信装置によれば、伝送路Lに接続される通信装置10sは、その伝送路Lに接続される上位の他の通信装置10sの出力手段17が入力手段16に接続され、その伝送路Lに接続される下位の他の通信装置10sの入力手段16が出力手段17に接続される。そして、入力手段16から入力されるデータが識別データとして識別データ設定手段11s1によって設定され、その識別データに基づいて出力手段17に接続される下位の他の通信装置10sの識別データが識別データ生成手段11s2によって生成され、その識別データは出力制御手段11s3によって出力手段17から出力される。その結果、出力手段17に接続される次(下位)の他の通信装置10sに識別データが入力される。また、通信手段13sは、前記識別データ設定手段11s1によって設定される識別データに基づいた通信が通信手段13sによって行われる。
上記課題を解決するためになされる請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載の通信装置において、前記識別データ生成手段11s2は、前記識別データ設定手段11s1が設定した識別データに連続するように前記下位の他の通信装置の識別データを生成することを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の通信装置によれば、識別データ設定手段11s1によって識別データが設定されると、この識別データに連続するように下位の他の通信装置の識別データが識別データ生成手段11s2によって生成される。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項3記載の通信システムは、図1の基本構成図に示すように、伝送路Lに接続するマスタ通信装置10mと前記伝送路Lに接続する複数のスレーブ通信装置10sとを備え、各通信装置に割り振れた識別データに基づいて前記伝送路Lを介した通信を行う通信システムにおいて、前記スレーブ通信装置10sは、請求項1又は2に記載の通信装置であり、前記複数のスレーブ通信装置10sは、数珠つなぎとなるように前記スレーブ通信装置10sの各々の入力手段16と出力手段17を接続ケーブルCを介して順次接続され、前記マスタ通信装置10mは、前記数珠つなぎになった先頭の前記スレーブ通信装置10sの入力手段16に接続されるマスタ側出力手段15と、前記識別データの割り振り開始を検出する開始検出手段11m1と、前記開始検出手段11m1による割り振り開始の検出に応じて、前記マスタ側出力手段15に接続される前記スレーブ通信装置10sの前記識別データを生成するスレーブ用識別データ生成手段11m2と、前記スレーブ用識別データ生成手段11m2が生成した識別データを前記マスタ側出力手段15から出力させるマスタ側出力制御手段11m3と、を備えることを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の通信システムによれば、複数のスレーブ通信装置10sは、各々の入力手段16と出力手段17が接続ケーブルCを介して、数珠つなぎとなるように接続される。そして、先頭のスレーブ通信装置10sの入力手段16にマスタ通信装置10mのマスタ側出力手段15が接続される。そして、開始検出手段11m1によって例えば、マスタ通信装置10mに対する電力の供給開始、開始要求の受信等により識別データの割り振り開始が検出されると、マスタ側出力手段15に接続されるスレーブ通信装置10sの識別データがスレーブ用識別データ生成手段11m2によって生成される。そして、そのスレーブ用の識別データはマスタ側出力制御手段11m3によってマスタ側出力手段15からスレーブ通信装置10sに出力される。そして、スレーブ通信装置10sは、入力される識別データを自ノードの識別データとして設定し、この識別データに基づいて出力手段17に接続される次のスレーブ通信装置10sの識別データを生成して出力手段17から出力する。このような処理が数珠つなぎに接続された順にスレーブ通信装置10s側で実行されることで識別データが順次設定される。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項3に記載の通信システムにおいて、前記スレーブ通信装置10sはさらに、前記識別データ設定手段11s1が設定した識別データを通知する通知情報を生成する通知情報生成手段11s4と、前記通知情報生成手段11s4が生成した通知情報を前記マスタ通信装置10mに送信させるように前記通信手段13sを制御する送信制御手段11s5と、を備え、前記マスタ通信装置10mはさらに、前記伝送路Lを介した通信を行うマスタ側通信手段13mと、前記マスタ側出力制御手段11m3による前記識別データの出力に応じて、前記マスタ側通信手段13mが受信した前記通知情報に基づいて通信可能な前記スレーブ通信装置10sを認識する認識手段11m4と、を備え、前記マスタ通信装置10mは、前記認識手段11m4が認識した前記スレーブ通信装置10sと前記マスタ側通信手段13mによって通信を行うことを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明の通信システムによれば、スレーブ通信装置10sにおいて、識別データ設定手段11s1によって設定された識別データを通知する通知情報が通知情報生成手段11s4によって生成されると、この通知情報は送信制御手段11s5の制御により通信手段13sから伝送路Lを介してマスタ通信装置10mに送信される。そして、マスタ側通信装置10mにおいて、マスタ側通信手段13mによって通知情報が受信されると、該通知情報に基づいて通信可能なスレーブ通信装置10sが認識手段11m4によって認識される。そして、認識手段11m4が認識したスレーブ通信装置10sとマスタ側通信手段13mによって通信が行われる。
上記課題を解決するためになされた請求項5記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項3又は4に記載の通信システムにおいて、前記伝送路Lは、サブネットワークを構成し、前記マスタ通信装置10mはさらに、前記サブネットワークがつながるメインネットワークを構成するメイン伝送路Mに接続され、前記メイン伝送路Mに接続される通信先との通信を行うメイン用通信手段14と、前記マスタ側通信手段13mと前記スレーブ通信装置10sとの間で発生した通信異常を検出する通信異常検出手段11m5と、前記通信異常検出手段11m5が検出した通信異常に対応する前記スレーブ通信装置10sの前記識別データを有し、当該通信異常を通知する通信異常情報を生成する通信異常情報生成手段11m6と、前記通信異常情報生成手段11m6が生成した通信異常情報の前記通信先への送信を前記メイン用通信手段14に要求する送信要求手段11m7と、を備えることを特徴とする。
上記請求項5に記載した本発明の通信システムによれば、マスタ通信装置10mにおいて、マスタ側通信手段13mとスレーブ通信装置10sとの間で発生した通信異常が、例えば、応答なし、異常データの受信等に基づいて通信異常検出手段11m5によって検出されると、その通信異常に対応するスレーブ通信装置10sの識別データを有する通信異常情報が通信異常情報生成手段11m6によって生成される。この通信異常情報の通信先への送信が送信要求手段11m7によってメイン用通信手段14に要求されると、通信異常情報はメイン用通信手段14によって通信先に送信される。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の通信装置によれば、伝送路に接続される複数の通信装置を数珠つなぎに順次接続する入力手段及び出力手段を通信手段の他に設け、入力手段から入力されたデータを自ノードの識別データと設定し、この識別データに基づいて出力手段に接続される次(下位)の通信装置の識別データを生成して出力手段から出力するようにしたことから、通信装置に予め割り振られた識別データを記憶しておく必要がなくなる。また、入力手段と出力手段によって識別データの入出力を行うことから、通信装置を接続した順番に識別データを順次割り振ることができる。従って、通信装置の共通化を図ることが可能となり、装置のコストダウンを図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、設定した識別データに連続するように、出力手段に接続した下位の他の通信装置の識別データを生成するようにしたことから、複数の通信装置が数珠つなぎに接続された場合に、その接続順に識別データを設定することができるため、異常発生時等に識別データを通知するようにすれば、その識別データからその通信装置を特定することができる。
以上説明したように請求項3に記載した本発明の通信システムによれば、マスタ通信装置に設けたマスタ側出力手段とスレーブ通信装置に設けた入力手段を接続し、マスタ通信装置にて割り振り開始の検出に応じて生成したスレーブ用の識別データをマスタ側出力手段からスレーブ通信装置に出力し、スレーブ通信装置は入力されたデータを識別データとして設定するようにしたことから、スレーブ通信装置は予め割り振られた識別データを記憶しておく必要がなくなる。また、スレーブ通信装置は、設定した識別データに基づいて出力手段に接続している次のスレーブ通信装置の識別データを設定するようにしたことから、このスレーブ通信装置を数珠つなぎに順次接続しておくことで、各スレーブ通信装置に識別データを自動的に設定することができる。さらに、マスタ通信装置は、識別データの割り振り開始を検出するようにしたことから、その開始を装置に対する電力供給開始時、接続完了時などに設定することで、適時に識別データを設定することができ、スレーブ通信装置の増減に容易に対応することができる。従って、スレーブ通信装置に予め割り振られた識別データを記憶しておく必要がなくなることから、スレーブ通信装置の共通化を図ることが可能となり、スレーブ通信装置の数が多い通信システムのコストダウンを図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、スレーブ通信装置に設定された識別データを通知する通知情報をマスタ通信装置に伝送路を介して送信し、マスタ通信装置は受信した通知情報に基づいて通信可能なスレーブ通信装置を認識するようにしたことから、マスタ通信装置が通信可能なスレーブ通信装置を容易に認識することができると共に、そのスレーブ通信装置に設定された識別データを認識することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項3又は4に記載の発明の効果に加え、マスタ通信装置においてスレーブ通信装置との間で発生した通信異常を検出すると、その通信異常に対応するスレーブ通信装置の識別データを有する通信異常情報を生成し、メイン伝送路に接続された通信先に送信するようにしたことから、通信異常情報の識別データに基づいて通信異常となったスレーブ通信装置を通信先にて特定することができるため、通信異常が発生した場合のメンテナンスを通信異常情報によって支援することができる。
以下、本発明に係る通信装置及び通信システムの一実施の形態を、図2〜図8の図面を参照して説明する。
ここで、図2は本発明の通信システムの概略構成の一例を示す構成図であり、図3は出力部と入力部の一例を示す構成図であり、図4は第1の最良の形態におけるマスタ通信装置のCPUが実行する第1の最良の形態に係るマスタ側ID割り振り処理の一例を示すフローチャートであり、図5は第1の最良の形態におけるスレーブ通信装置のCPUが実行する第1の最良の形態に係るスレーブ側ID割り振り処理の一例を示すフローチャートであり、図6は通信システムの動作を説明するための図であり、図7はマスタ通信装置のCPUが実行する第2の最良の形態に係るマスタ側ID割り振り処理の一例を示すフローチャートであり、図8はスレーブ通信装置のCPUが実行する第2の最良の形態に係るスレーブ側ID割り振り処理の一例を示すフローチャートである。
図2において、メインネットワークのメイン伝送路Mには、バッテリ系のサブネットワークN及び情報系のサブネットワークIを接続している。そして、サブネットワークNとサブネットワークIは基幹ラインMを介した通信を行う。なお、サブネットワークNとサブネットワークIとのプロトコルが異なる場合は、基幹ラインMにゲートウェイECU等を設けて対応する。
また、サブネットワークIは、運転席に着座した運転者がステアリングホイールを介してそれぞれの計器装置の表示を視認できるように、運転席前方のインストルメントパネル内に配置され、車両の走行速度、エンジンの単位時間当たりの回転数、燃料タンクの燃料の残量、エンジンの冷却水の温度などを示す複数の表示エリアを有するメータ・ユニット50を備える。そして、メータ・ユニット50は、サブネットワークN等から基幹ラインMを介して受信した各種データを運転者等に対して表示する。
サブネットワークNは、伝送路Lを有し、このネットワークにおける通信プロトコルは、CAN(Controller Area Network)となっている。そして、サブラインLには、通信システムを構成するマスタ通信装置10m(マスタノード)とn個(複数)のスレーブ通信装置10s(スレーブノード)を接続している。そして、マスタ通信装置10mとn個のスレーブ通信装置10sの各々には、バッテリ・ユニットBを接続している。
なお、バッテリ・ユニットBの各々は、電圧検出、電流検出、温度検出等の機能を有し、それらの検出したデータ等をマスタ通信装置10m若しくはスレーブ通信装置10sに出力する構成となっており、スレーブ通信装置10sは入力されたデータを伝送路Lを介してマスタ通信装置10mに送信する。そして、マスタ通信装置10mは、対応するバッテリ・ユニットBから入力されたデータ、及び、スレーブ通信装置10sから受信したデータをメイン伝送路Mに接続されたメータ・ユニット50(通信先)等に送信する。よって、本最良の形態では、マスタ通信装置10mがサブネットワークIにおけるゲートウェイとして機能している。
マスタ通信装置10mは、周知のように、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)11mと、CPU11mのためのプログラム等を格納する格納エリア、CPU11mの処理作業に必要な作業エリア等を有するROM、RAM、EEPROM等のメモリ12mと、を備える。
マスタ通信装置10mはさらに、CPU11に接続されるとともに、伝送路Lを介して他のスレーブ通信装置10sとの間でデータの送受信を行うローカル通信部13(通信手段に相当)を備える。そして、CPU11は、データを送信する際に、そのデータとメモリ12に格納している設定された識別データ(ID)とを有するフレームを作成し、このフレームをローカル通信部13に出力することで、フレームは伝送路Lを介して他のスレーブ通信装置10sに送信される。
マスタ通信装置10mはさらに、メイン通信部14(メイン用通信手段に相当)と出力部15(マスタ側出力手段に相当)とを備える。メイン通信部14は、CPU11mに接続されるとともに、メイン伝送路Mを介して例えばメータ・ユニット50等の他のサブネットワークの機器との間でデータの送受信を行う。
また、数珠つなぎになった先頭のスレーブ通信装置10sに接続される出力部15は、後述するUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)を有し、CPU11mから送られてくるパラレル信号をシリアル信号に変換して出力する。なお、出力部15については、汎用ポートにて実現するなど種々異なる実施の形態とすることもできるが、UARTは再送、パリティチェック等の機能を有するため、UARTを用いることで、入出力されるデータの信頼性を向上させることができる。
次に、スレーブ通信装置10sは、上述したマスタ通信装置10mと基本構成は同一であり、CPU11sと、メモリ12sと、ローカル通信部13sと、他の通信装置からデータが入力される入力部16(入力手段に相当)と、他のスレーブ通信装置10sにデータを出力する出力部17(出力手段に相当)と、を備える。
スレーブ通信装置10sは、その一方側で隣接して伝送路Lに接続された上位の他の通信装置の出力部17が入力部16に接続され、また、その他方側で隣接して伝送路Lに接続された下位の他のスレーブ通信装置10sの入力部16が出力部17に接続される。なお、先頭のスレーブ通信装置10sの入力部16は、マスタ通信装置10mの出力部15に接続される。そして、入力部16及び出力部17は、上述した出力部15と同様に、UARTを有し、入力部16は外部装置から送られてきたシリアル信号をパラレル信号に変換してCPU11に出力し、また、出力部17はCPU11から送られてくるパラレル信号をシリアル信号に変換して出力する。
また、マスタ通信装置10mのメモリ12mには、例えば、装置本体への電力の供給開始等の識別データの割り振り開始を検出する開始検出手段、該開始検出手段による割り振り開始の検出に応じて、出力前記マスタ側出力手段に接続されるスレーブ通信装置10sの識別データを生成するスレーブ用識別データ生成手段、該スレーブ用識別データ生成手段が生成した識別データを出力部(マスタ側出力手段)15から出力させるマスタ側出力制御手段等の各種手段として、マスタ通信装置10mのCPU11mを機能させるための各種プログラムを記憶している。
メモリ12mにはさらに、マスタ側出力制御手段による識別データの出力に応じて、ローカル通信部13m(マスタ側通信手段)がスレーブ通信装置10sから受信した通知情報に基づいて通信可能なスレーブ通信装置10sを認識する認識手段、としてマスタ通信装置10mのCPU11mを機能させるための各種プログラムを記憶している。
メモリ12mにはさらに、ローカル通信部13m(マスタ側通信手段)とスレーブ通信装置10sとの間で発生した通信異常を検出する通信異常検出手段、該通信異常検出手段が検出した通信異常に対応するスレーブ通信装置10sの識別データを有し、当該通信異常を通知する通信異常情報を生成する通信異常情報生成手段、該通信異常情報生成手段が生成した通信異常情報の前記通信先への送信をメイン通信部(メイン用通信手段)に要求する送信要求手段、としてマスタ通信装置10mのCPU11mを機能させるための各種プログラムを記憶している。
一方、スレーブ通信装置10sのメモリ12sには、入力部16から入力されるデータをスレーブ通信装置10sの識別データと設定する識別データ設定手段、該識別データ設定手段が設定した識別データに基づいて、出力部17に接続された他の通信装置の識別データを生成する識別データ生成手段、該識別データ生成手段が生成した識別データを出力手部17から出力させる出力制御手段等の各種手段として、スレーブ通信装置10sのCPU11sを機能させるための各種プログラムを記憶している。
メモリ12sにはさらに、前記識別データ設定手段が設定した識別データを通知する通知情報を生成する通知情報生成手段、該通知情報生成手段が生成した通知情報をマスタ通信装置10mに送信させるようにローカル通信部13s(通信手段)を制御する送信制御手段、としてスレーブ通信装置10sのCPU11sを機能させるための各種プログラムを記憶している。
次に、マスタ通信装置10mにn台のスレーブ通信装置10sの接続方法の一例を説明する。なお、本最良の形態では、バッテリ・ユニットBの各々にマスタ通信装置10mとスレーブ通信装置10sを対応させていることから、この場合、バッテリ・ユニットBはn+1台ということになる。
マスタ通信装置10mのローカル通信部13m及びスレーブ通信装置10sのローカル通信部13sと伝送路Lとを接続する。そして、マスタ通信装置10mの出力部15と1番目のスレーブ通信装置10sの入力部16とを接続ケーブルCを介して接続する。そして、1番目のスレーブ通信装置10sの出力部17と2番目のスレーブ通信装置10sの入力部16とを接続ケーブルCを介して接続する。そして、スレーブ通信装置10sは他のスレーブ通信装置10sとが数珠つなぎとなるように、出力部17と入力部16とを接続ケーブルCを介して接続する。その結果、n番目のスレーブ通信装置10sは、入力部16にn−1番目のスレーブ通信装置10sの出力部17が接続ケーブルCを介して接続され、その出力部17には何も接続されない。
また、図3に示すように、出力部15,17のUARTは抵抗R1を介して接地しており、また、入力部16のUARTは抵抗R2を介して電源に接続している。よって、出力部15、17のUARTは、入力部16に接続されていない状態ではローレベルとなり、入力部16に接続された状態の時にハイレベルとなることから、CPU11は出力部15、17の状態を監視することで、入力部16に接続されているか否かを認識することができる。
[第1の最良の形態]
次に、上述した構成において、マスタ通信装置10mのCPU11mが実行する第1の最良の形態に係るマスタ側ID割り振り処理の一例を、図4のフローチャートを参照して説明する。なお、このマスタ側ID割り振り処理は、車両のイグニッション・スイッチのON操作によってマスタ通信装置10mに電力が供給されてCPU11mが起動された後、つまり、識別データの割り振り開始が検出された時に、上位モジュールから呼び出される。
ステップS1において、自ノードの識別データとして”0”がメモリ12mに設定され、出力部15(マスタ側出力手段)に接続される先頭のスレーブ通信装置10sの識別データ”1”が生成され、この識別データを示す前記パラレル信号が出力部15に出力されることで、出力部15にてアナログ信号に変換された前記シリアル信号がスレーブ通信装置10sの入力部16に入力され、その後ステップS2に進む。
ステップS2において、ローカル通信部13mからの入力データに基づいて、スレーブ通信装置10sからCANデータを受信したか否かが判定される。CANデータを受信していないと判定された場合は(S2でN)、つまり、スレーブ通信装置10sで識別データの登録完了を示す登録完了データ(通知情報に相当)を受信していないことから、この判定処理を繰り返すことで、CANデータ(登録完了データ)の受信を待つ。一方、CANデータを受信していると判定された場合は(S2でY)、識別データの登録が完了したスレーブ通信装置10sが存在することから、ステップS3に進む。
ステップS3において、受信したCANデータが有するスレーブノード(識別データ等)をサブネットワークNにおいて通信が可能なCANノードとしてメモリ12mの所定の領域に順次追加して記憶され、その後ステップS4に進む。また、CANデータが最終ノードであることを示す最終ノードデータを有していると、そのデータがメモリ12mに記憶される。
ステップS4において、受信したCANデータの最終ノードデータの有無に基づいて、最終のスレーブ通信装置10sからCANデータを受信したか否かが判定される。最終のスレーブ通信装置10sからCANデータを受信していないと判定された場合は(S4でN)、ステップS2に戻り、一連の処理が繰り返される。一方。最終のスレーブ通信装置10sからCANデータを受信したと判定された場合は(S4でY)、ステップS5に進む。
ステップS5において、メモリ12mに記憶しているCANノードの最大値をスレーブノード数として記憶され、その後ステップS6において、そのスレーブノード数を示すノード情報が生成され、この情報を送信するフレームが生成されてメイン通信部14に出力されることで、メイン伝送路Mを介してメータ・ユニット50等に送信され、その後処理を終了する。
次に、第1の最良の形態において、スレーブ通信装置10sのCPU11sが実行するスレーブ側ID割り振り処理の一例を、図5のフローチャートを参照して説明する。なお、このスレーブ側ID割り振り処理も、車両のイグニッション・スイッチのON操作によってスレーブ通信装置10sに電力が供給されてCPU11sが起動された後に、上位モジュールから呼び出される。
ステップS21において、所定の一定期間が経過するとタイムアウトするタイマがスタートされ、その後、ステップS22において、識別データ”n”が入力部16から入力されたか否かが判定される。識別データは入力されていないと判定された場合は(S32でN)、ステップS23に進む。
ステップS23において、タイマがタイムアウトしているか否かに基づいて、一定時間が経過したか否かが判定される。タイムアウトしていない、つまり、一定時間を経過していないと判定された場合は(S23でN)、ステップS22に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、タイムアウトしている、つまり、一定期間を経過していると判定された場合は(S23でY)、処理を終了する。
また、ステップS22で識別データを入力されたと判定された場合は(S22でY)、ステップS24において、識別データ”n”を識別データ(CAN−ID)として設定されてメモリ12sに記憶され、その後ステップS25に進む。
ステップS25において、出力部17のUARTのレベル状態に基づいて、自分が最終ノードであるか否かが判定される。出力部17のUARTがハイレベル、つまり、自分が最終ノードではないと判定された場合は(S25でN)、ステップS26に進む。
ステップS26において、出力部17に接続された次(下位)のスレーブ通信装置10sの識別データ”n+1”が生成され、この識別データを示す前記パラレル信号が出力部17に出力されることで、出力部17にてアナログ信号に変換された前記シリアル信号が次のスレーブ通信装置10sの入力部16に入力され、その後ステップS27に進む。
ステップS27において、設定された識別データの登録が完了したことをマスタ通信装置10mに通知する、例えば登録完了データ、識別データ等を有するフレーム(CANデータ、通知情報に相当)が生成され、このフレームがローカル通信部13に出力されることで、フレームは伝送路Lを介してマスタ通信装置10mに送信され、その後処理を終了する。
また、ステップS25でUARTがローレベルである、つまり、自分が最終ノードであると判定された場合は(S25でY)、ステップS28において、設定された識別データの登録が完了したことをマスタ通信装置10mに通知する登録完了データ、最終ノードであることを示す最終ノードデータ等を有するフレーム(CANデータ、通知情報に相当)が生成され、このフレームがローカル通信部13に出力されることで、フレームは伝送路Lを介してマスタ通信装置10mに送信され、その後処理を終了する。
次に、上述したように構成した第1の最良の形態に係る通信システムにおける動作(作用)の一例を、図6の図面を参照して以下に説明する。
マスタ通信装置10mは、例えば車両のイグニッション・スイッチのON操作等によって電力の供給が開始されると、識別データの割り振りが要求されたと認識し、自ノードの識別データに”0”を設定し、出力部15に接続されるスレーブ通信装置10sの識別データ”1”を生成し、出力部15からその識別データ”1”を示す前記シリアル信号が出力される。
スレーブ通信装置10sは、入力部16に前記シリアル信号が入力されることで、その識別データ”1”が自ノードの識別データ”1”として設定する。そして、出力部17に接続される次(下位)のスレーブ通信装置10sの識別データが、設定した識別データ”1”に連続するように識別データ”2”として生成され、この識別データ”2”を示す前記シリアル信号が出力部17から次(下位)のスレーブ通信装置10sに出力される。そして、識別データ”1”及びその設定が完了したことを示す通知情報(CANデータ)が生成され、この通知情報はローカル通信部13sによって伝送路Lを介してマスタ通信装置10mに送信される。
次のスレーブ通信装置10sは、識別データ”1”のスレーブ通信装置10sと同様に、入力されたデータを自ノードの識別データ”2”として設定する。そして、出力部17に接続される次(下位)のスレーブ通信装置10sの識別データが、設定した識別データ”2”に連続するように識別データ”3”として生成され、この識別データ”3”を示す前記シリアル信号が出力部17から次(下位)のスレーブ通信装置10sに出力される。そして、識別データ”2”及びその設定が完了したことを示す通知情報(CANデータ)が生成され、この通知情報はローカル通信部13sによって伝送路Lを介してマスタ通信装置10mに送信される。
他のスレーブ通信装置10sの各々は、以上説明したように識別データ”3”〜”n”を順次設定して設定が完了すると、上述したように通知情報(CANデータ)をマスタ通信装置10mに送信する。そして、識別データ”n”が設定されたスレーブ通信装置10sは、自分が最終ノードであることを認識すると、登録完了と最終ノードであることを示す通知情報(CANデータ)が生成され、この通知情報はローカル通信部13sによって伝送路Lを介してマスタ通信装置10mに送信される。
また、マスタ通信装置10mは、受信した通知情報(CANデータ)に基づいて、通信可能なスレーブ通信装置10sを認識し、最終ノードであるスレーブ通信装置10sから登録完了と最終ノードであることを示す通知情報を受信すると、スレーブノード数などを示すノード情報を生成し、メイン伝送路Mを介してメータ・ユニット50を送信することで、メータ・ユニット50にノード情報が表示される。この表示によって作業者は通信可能なマスタ通信装置10m及び複数のスレーブ装置10sを認識することができる。
その後、マスタ通信装置10mにおいて、応答なし等の発生に応じて識別データ”2”のスレーブ通信装置10sとの間で発生した通信異常を検出すると、その通信異常に対応するスレーブ通信装置10sの識別データ”2”を有する通信異常情報を生成し、メイン伝送路Mを介してメータ・ユニット50に送信することで、メータ・ユニット50に通信異常情報が表示され、運転者、作業者等は、その識別データ”2”を認識する。そして、マスター通信装置10mから2番目に接続されたスレーブ通信装置10sを通信異常が発生した装置と認識し、メンテナンスが行われる。
また、マスタ通信装置10m及びスレーブ通信装置10sの各々は、バッテリ・ユニットBから入力される、バッテリ・ユニットBの電圧低下等を検出したことを示す検出データが入力されると、そのバッテリ・ユニットBの異常を通知するためのバッテリ情報を生成してメータ・ユニット50に対して送信する。
なお、スレーブ通信装置10sが送信する場合は、まず、伝送路Lを介してマスタ通信装置10mに送信し、マスタ通信装置10mはバッテリ情報をメータ・ユニット50に転送する構成となっている。つまり、本最良の形態では、マスタ通信装置10mがメイン伝送路Mに対するゲートウェイとして機能している。
以上説明したように、マスタ通信装置10mに設けた出力部15(マスタ側出力手段)とスレーブ通信装置10sに設けた入力部16(入力手段)を接続し、マスタ通信装置10mにて割り振り開始の検出に応じて生成したスレーブ用の識別データを出力部15からスレーブ通信装置10sに出力し、スレーブ通信装置10sは入力されたデータを識別データとして設定するようにしたことから、スレーブ通信装置10sは予め割り振られた識別データを記憶しておく必要がなくなる。
また、スレーブ通信装置10sは、設定した識別データに基づいて出力部17(出力手段)に接続している次(下位)のスレーブ通信装置10sの識別データを設定するようにしたことから、このスレーブ通信装置10sを数珠つなぎに順次接続しておくことで、各スレーブ通信装置10sに識別データを自動的に設定することができる。さらに、マスタ通信装置10mは、識別データの割り振り開始を検出するようにしたことから、その開始を装置に対する電力供給開始時、接続完了時などに設定することで、適時に識別データを設定することができ、スレーブ通信装置10sの増減に容易に対応することができる。
従って、スレーブ通信装置10sに予め割り振られた識別データを記憶しておく必要がなくなることから、スレーブ通信装置10sの共通化を図ることが可能となり、スレーブ通信装置10sの数が多い通信システムのコストダウンを図ることができる。
また、スレーブ通信装置10sに設定された識別データを通知する通知情報をマスタ通信装置10mに伝送路Lを介して送信し、マスタ通信装置10mは受信した通知情報に基づいて通信可能なスレーブ通信装置10sを認識するようにしたことから、マスタ通信装置10mが通信可能なスレーブ通信装置10sを容易に認識することができると共に、そのスレーブ通信装置10sに設定された識別データを認識することができる。
さらに、スレーブ通信装置10sにおいて、設定した識別データに連続するように、出力部17(出力手段)に接続した他のスレーブ通信装置10sの識別データを生成し、マスタ通信装置10mにおいて、スレーブ通信装置10sとの間で発生した通信異常を検出すると、その通信異常に対応するスレーブ通信装置10sの識別データを有する通信異常情報を生成し、メイン伝送路Mに接続されたメータ・ユニット50(通信先)に送信するようにしたことから、通信異常情報の識別データに基づいて通信異常となったスレーブ通信装置10sを通信先にて特定することができるため、通信異常が発生した場合のメンテナンスを通信異常情報によって支援することができる。
なお、上述した第1の最良の形態では、全てのスレーブ通信装置10sがマスタ通信装置10mに登録完了情報を送信する場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、最後ノードであるスレーブ装置10sのみが登録完了情報を送信するなど種々異なる形態とすることができる。
[第2の最良の形態]
次に、上述した構成において、マスタ通信装置10mのCPU11mが実行する第2の最良の形態に係るマスタ側ID割り振り処理の一例を、図7のフローチャートを参照して説明する。なお、このマスタ側ID割り振り処理は、第1の最良の形態と同様に上位モジュールから呼び出される。
ステップS11において、自ノードの識別データとして”0”がメモリ12mに設定され、出力部15(マスタ側出力手段)に接続される先頭のスレーブ通信装置10sの識別データ”1”が生成され、この識別データを示す前記パラレル信号が出力部15に出力されることで、出力部15にて変換された前記シリアル信号がスレーブ通信装置10sの入力部16に入力され、その後ステップS12に進む。
ステップS12において、所定の一定期間が経過するとタイムアウトするタイマがスタートされ、その後ステップS13に進む。なお、一定期間については、スレーブ通信装置10sの識別データの登録・設定に必要な時間を予め設定し、その時間とスレーブ通信装置10sの設定可能台数に基づいた期間を予め設定している。
ステップS13において、ローカル通信部13mからの入力データに基づいて、スレーブ通信装置10sからCANデータを受信したか否かが判定される。CANデータを受信していないと判定された場合は(S13でN)、つまり、スレーブ通信装置10sで識別データの登録完了を示す通知情報を受信していないことから、ステップS15に進む。一方、CANデータを受信していると判定された場合は(S13でY)、識別データの登録が完了したスレーブ通信装置10sが存在することから、ステップS14に進む。
ステップS14において、受信したCANデータが有するスレーブノード(識別データ等)をサブネットワークNにおいて通信が可能なCANノードとしてメモリ12mの所定の領域に順次追加してに記憶され、その後ステップS15に進む。
ステップS15において、タイマがタイムアウトしたか否かに基づいて、一定期間が経過したか否かが判定される。タイマがタイムアウトしていない、つまり、一定期間が経過していないと判定された場合は(S15でN)、ステップS13に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、タイマがタイムアウトしている、つまり、一定期間が経過したと判定された場合は(S15でY)、ステップS16に進む。
ステップS16において、メモリ12mに記憶しているCANノードの最大値をスレーブノード数として記憶され、その後ステップS17において、そのスレーブノード数を示すノード情報が生成され、この情報を送信するフレームが生成されてメイン通信部14に出力されることで、メイン伝送路Mを介してメータ・ユニット50等に送信され、その後処理を終了する。
次に、スレーブ通信装置10sのCPU11sが実行する第2の最良の形態に係るスレーブ側ID割り振り処理の一例を、図8のフローチャートを参照して説明する。なお、このスレーブ側ID割り振り処理も、第1の最良の形態と同様にCPU11sが起動された後に上位モジュールから呼び出される。
ステップS31において、所定の一定期間が経過するとタイムアウトするタイマがスタートされ、その後、ステップS32において、識別データ”n”が入力部16から入力されたか否かが判定される。識別データは入力されていないと判定された場合は(S32でN)、ステップS33に進む。
ステップS33において、タイマがタイムアウトしているか否かに基づいて、一定時間が経過したか否かが判定される。タイムアウトしていない、つまり、一定時間を経過していないと判定された場合は(S33でN)、ステップS32に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、タイムアウトしている、つまり、一定期間を経過していると判定された場合は(S33でY)、処理を終了する。
また、ステップS32で識別データを入力されたと判定された場合は(S32でY)、ステップS34において、識別データ”n”を識別データとして設定されてメモリ12sに記憶され、ステップS35において、出力部17に接続された次のスレーブ通信装置10sの識別データ”n+1”が生成され、この識別データを示す前記パラレル信号が出力部17に出力されることで、出力部17にて変換された前記シリアル信号が次のスレーブ通信装置10sの入力部16に入力され、その後ステップS36に進む。
ステップS36において、設定された識別データの登録が完了したことをマスタ通信装置10mに通知する例えば登録完了データ、識別データ等を有するフレーム(CANデータ、通知情報に相当)が生成され、このフレームがローカル通信部13に出力されることで、このフレームは伝送路Lを介してマスタ通信装置10mに送信され、その後処理を終了する。
第2の最良の形態に係る通信システムにおける動作(作用)は、上述した第1の最良の形態の動作と基本的には同一となり、異なる点は、マスタ通信装置10mが、先頭のスレーブノードに相当するスレーブ通信装置10sに識別データ”1”を出力してから前記一定時間が経過するまでに受信した登録完了情報に基づいて、通信可能なスレーブ通信装置10sを認識することである。そして、このような形態とすることで、スレーブ通信装置10sは、自分が最終ノードであるか否かを判断する必要がなくなるため、スレーブ通信装置10sの簡単化を図ることができる。
よって、以上説明したように本発明の通信装置及び通信システムを第2の最良の形態としても、上述した第1の最良の形態と同一の作用効果を得ることができるため、スレーブ通信装置10sに予め割り振られた識別データを記憶しておく必要がなくなることから、スレーブ通信装置10sの共通化を図ることが可能となり、スレーブ通信装置10sの数が多い通信システムのコストダウンを図ることができる。
なお、上述した本最良の形態では、マスタ通信装置10m及び複数のスレーブ通信装置10sからなる通信システムをバッテリ・ユニットBの通信機能として用いる場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、車両のボディ系のサブネットワークであるシート制御、情報系のオーディオ、エアコン等のスイッチ制御等の同一機能ノードが複数存在する機器の制御に用いることができる。
さらに、本発明は車両に限らず、バス、飛行機、船舶等に搭載されるネットワークやホームネットワークにおいて、複数の端末機器が接続されるネットワーク内でIDを割り振り、そのIDに基づいて通信を行うシステムにも適用することができる。
本発明の通信装置及び通信システムを示す基本構成図である。 本発明の通信システムの概略構成の一例を示す構成図である。 出力部と入力部の一例を示す構成図である。 マスタ通信装置のCPUが実行する第1の最良の形態に係るマスタ側ID割り振り処理の一例を示すフローチャートである。 スレーブ通信装置のCPUが実行する第1の最良の形態に係るスレーブ側ID割り振り処理の一例を示すフローチャートである。 通信システムの動作を説明するための図である。 マスタ通信装置のCPUが実行する第2の最良の形態に係るマスタ側ID割り振り処理の一例を示すフローチャートである。 スレーブ通信装置のCPUが実行する第2の最良の形態に係るスレーブ側ID割り振り処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10m マスタ通信装置
10s スレーブ通信装置(通信装置)
11m1 開始検出手段(マスタ通信装置のCPU)
11m2 スレーブ用識別データ生成手段(マスタ通信装置のCPU)
11m3 マスタ側出力制御手段(マスタ通信装置のCPU)
11m4 認識手段(マスタ通信装置のCPU)
11m5 通信異常検出手段(マスタ通信装置のCPU)
11m6 通信異常情報生成手段(マスタ通信装置のCPU)
11m7 送信要求手段(マスタ通信装置のCPU)
11s1 識別データ設定手段(スレーブ通信装置のCPU)
11s2 識別データ生成手段(スレーブ通信装置のCPU)
11s3 出力制御手段(スレーブ通信装置のCPU)
11s4 通知情報生成手段(スレーブ通信装置のCPU)
11s5 送信制御手段(スレーブ通信装置のCPU)
13m マスタ側通信手段(マスタ通信装置のローカル通信部)
13s 通信手段(スレーブ通信装置のローカル通信部)
14 メイン用通信手段(メイン通信部)
15 マスタ側出力手段(マスタ通信装置の出力部)
16 入力手段(スレーブ通信装置の入力部)
17 出力手段(スレーブ通信装置の出力部)

Claims (5)

  1. 伝送路に接続され、前記伝送路に接続される他の通信装置との通信を、各々の装置に割り振られた識別データに基づいて行う通信手段を備える通信装置において、
    前記伝送路に接続される上位の前記他の通信装置と接続ケーブルを介して接続され、該上位の他の通信装置からデータが入力される入力手段と、
    前記伝送路に接続される下位の前記他の通信装置と接続ケーブルを介して接続され、該下位の他の通信装置にデータを出力する出力手段と、
    前記入力手段から入力されるデータを前記通信装置の前記識別データと設定する識別データ設定手段と、
    前記識別データ設定手段が設定した識別データに基づいて、前記出力手段に接続される該下位の他の通信装置の識別データを生成する識別データ生成手段と、
    前記識別データ生成手段が生成した識別データを前記出力手段から出力させる出力制御手段と、
    をさらに備え、
    前記通信手段は、前記識別データ設定手段が設定した識別データに基づいて前記通信を行う
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記識別データ生成手段は、前記識別データ設定手段が設定した識別データに連続するように前記下位の他の通信装置の識別データを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 伝送路に接続するマスタ通信装置と前記伝送路に接続する複数のスレーブ通信装置とを備え、各通信装置に割り振れた識別データに基づいて前記伝送路を介した通信を行う通信システムにおいて、
    前記スレーブ通信装置は、請求項1又は2に記載の通信装置であり、
    前記複数のスレーブ通信装置は、数珠つなぎとなるように前記スレーブ通信装置の各々の入力手段と出力手段を接続ケーブルを介して順次接続され、
    前記マスタ通信装置は、
    前記数珠つなぎになった先頭の前記スレーブ通信装置の入力手段に接続されるマスタ側出力手段と、
    前記識別データの割り振り開始を検出する開始検出手段と、
    前記開始検出手段による割り振り開始の検出に応じて、前記マスタ側出力手段に接続される前記スレーブ通信装置の前記識別データを生成するスレーブ用識別データ生成手段と、
    前記スレーブ用識別データ生成手段が生成した識別データを前記マスタ側出力手段から出力させるマスタ側出力制御手段と、
    を備える
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 前記スレーブ通信装置はさらに、
    前記識別データ設定手段が設定した識別データを通知する通知情報を生成する通知情報生成手段と、
    前記通知情報生成手段が生成した通知情報を前記マスタ通信装置に送信させるように前記通信手段を制御する送信制御手段と、
    を備え、
    前記マスタ通信装置はさらに、
    前記伝送路を介した通信を行うマスタ側通信手段と、
    前記マスタ側出力制御手段による前記識別データの出力に応じて、前記マスタ側通信手段が受信した前記通知情報に基づいて通信可能な前記スレーブ通信装置を認識する認識手段と、
    を備え、
    前記マスタ通信装置は、前記認識手段が認識した前記スレーブ通信装置と前記マスタ側通信手段によって通信を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記伝送路は、サブネットワークを構成し、
    前記マスタ通信装置はさらに、
    前記サブネットワークがつながるメインネットワークを構成するメイン伝送路に接続され、前記メイン伝送路に接続される通信先との通信を行うメイン用通信手段と、
    前記マスタ側通信手段と前記スレーブ通信装置との間で発生した通信異常を検出する通信異常検出手段と、
    前記通信異常検出手段が検出した通信異常に対応する前記スレーブ通信装置の前記識別データを有し、当該通信異常を通知する通信異常情報を生成する通信異常情報生成手段と、
    前記通信異常情報生成手段が生成した通信異常情報の前記通信先への送信を前記メイン用通信手段に要求する送信要求手段と、
    を備える
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の通信システム。
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