JP2005184735A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 蓄積画像を用いた出力(画像形成や外部機器へ転送)を可能とした画像形成装置において、蓄積画像のセキュリティをより完全に確保する。
【解決手段】 画像蓄積の前段で暗号化処理を行う。入力画像データを暗号化部104の暗号化アルゴリズムの異なる複数の暗号化方式1〜Nに振り分けて暗号化する。一つの暗号化方式の解読法が分かっても、振り分けた他の暗号化方式を解読できないので、セキュリティ機能を高めることができる。入力データの振り分けは、暗号方式セレクト信号で動作する入力セレクタ102により行う。暗号方式セレクト信号を入力画像のラインの先頭を検知した信号により切り替えるようにし、又振り分ける暗号化方式1〜Nを定めるセレクトデータをユーザ設定によったり、ランダムデータを用いることにより2重の鍵として機能させる。
【選択図】 図2
【解決手段】 画像蓄積の前段で暗号化処理を行う。入力画像データを暗号化部104の暗号化アルゴリズムの異なる複数の暗号化方式1〜Nに振り分けて暗号化する。一つの暗号化方式の解読法が分かっても、振り分けた他の暗号化方式を解読できないので、セキュリティ機能を高めることができる。入力データの振り分けは、暗号方式セレクト信号で動作する入力セレクタ102により行う。暗号方式セレクト信号を入力画像のラインの先頭を検知した信号により切り替えるようにし、又振り分ける暗号化方式1〜Nを定めるセレクトデータをユーザ設定によったり、ランダムデータを用いることにより2重の鍵として機能させる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像形成装置(例えば、複写機、ファクシミリ、プリンタ等)に関し、より特定すると、入力画像の蓄積部を有し、蓄積部の利用によって機能拡大を図ることを可能にした画像形成装置において、蓄積画像に対するセキュリティを確保するために画像データの暗号化を行う手段を備えた画像形成装置に関する。
近年、複写機にはHDD等の電源OFF後もデータが消滅しない大容量のデータ記憶装置が搭載され、この記憶装置を複写機に入力される画像データの蓄積部として用いることが可能になっている。その際、蓄積データのセキュリティ(データを自由に利用させないようにする)の面から、画像データを暗号化してからデータ記憶装置に蓄積するということが考えられる。
このような情報のセキュリティの確保は、複写機に限らず情報を管理する場合に共通する問題で、近年重視される傾向にあり、一般的には、セキュリティを守るために様々な暗号方式が提案されている。ただ、完全な方式は得がたく、パソコンの高速化が著しい現状では解読しようとすれば、容易ではないにしろ暗号の解読が可能になってきている。
ところで、画像データの暗号化手段を備えた従来の複写装置の1例を示すものとして、下記特許文献1を挙げることができる。特許文献1においては、複写装置を用いて複写或いは送信出力を行った画像データを管理者だけが解読できるデータとして残し、セキュリティのチェックができるようにすることを目的とする装置が記載されている。特許文献1では、画像データを縮小した後、このデータを暗号化して保存する処理を行っており、暗号を解読することができるのは解読キーを保有する管理者だけとし、一枚の用紙に複数の画像を作成して管理者がチェックに用いる、としている。
特開2002-165101号公報
このような情報のセキュリティの確保は、複写機に限らず情報を管理する場合に共通する問題で、近年重視される傾向にあり、一般的には、セキュリティを守るために様々な暗号方式が提案されている。ただ、完全な方式は得がたく、パソコンの高速化が著しい現状では解読しようとすれば、容易ではないにしろ暗号の解読が可能になってきている。
ところで、画像データの暗号化手段を備えた従来の複写装置の1例を示すものとして、下記特許文献1を挙げることができる。特許文献1においては、複写装置を用いて複写或いは送信出力を行った画像データを管理者だけが解読できるデータとして残し、セキュリティのチェックができるようにすることを目的とする装置が記載されている。特許文献1では、画像データを縮小した後、このデータを暗号化して保存する処理を行っており、暗号を解読することができるのは解読キーを保有する管理者だけとし、一枚の用紙に複数の画像を作成して管理者がチェックに用いる、としている。
上記のように、困難であっても暗号の解読をしようとすれば、可能にする条件が整いつつある現状では、複写機の蓄積画像データに対する厳重なセキュリティの確保が必要であるが、そのために簡単に構成が可能であり、効果的な手段が提供されていない。
また、例示した上記特許文献1記載のセキュリティ機能付複写装置は、複写に用いた画像データを暗号化して保存し、暗号を解読できる管理者だけが複数の画像を一度にチェックすることを可能にするという限定された目的の下に、縮小画像を暗号化するもので、入力された画像の再利用を可能にする蓄積データそのもののセキュリティを確保することを目的とするものではない。その上、使用している暗号化方法も特別なものではなく、セキュリティが十分確保可能な手段を用いているとはいい難く、上記したと同様に蓄積画像データに対するセキュリティの問題を解決するものではない。
本発明は、上記した従来技術における問題に鑑み、これを解決するためになされたもので、その解決課題は、入力画像の蓄積部を有し、蓄積部の利用によって機能拡大を図ることを可能にした画像形成装置(例えば、複写機、ファクシミリ、プリンタ等)において、簡単に構成が可能で容易に解読ができない暗号化手段を用いることにより蓄積画像のセキュリティの確保をより完全にすることにある。
また、例示した上記特許文献1記載のセキュリティ機能付複写装置は、複写に用いた画像データを暗号化して保存し、暗号を解読できる管理者だけが複数の画像を一度にチェックすることを可能にするという限定された目的の下に、縮小画像を暗号化するもので、入力された画像の再利用を可能にする蓄積データそのもののセキュリティを確保することを目的とするものではない。その上、使用している暗号化方法も特別なものではなく、セキュリティが十分確保可能な手段を用いているとはいい難く、上記したと同様に蓄積画像データに対するセキュリティの問題を解決するものではない。
本発明は、上記した従来技術における問題に鑑み、これを解決するためになされたもので、その解決課題は、入力画像の蓄積部を有し、蓄積部の利用によって機能拡大を図ることを可能にした画像形成装置(例えば、複写機、ファクシミリ、プリンタ等)において、簡単に構成が可能で容易に解読ができない暗号化手段を用いることにより蓄積画像のセキュリティの確保をより完全にすることにある。
請求項1の発明は、入力された画像を蓄積する画像蓄積手段を有し、該画像蓄積手段を通して画像出力を可能とする画像形成装置であって、複数の暗号化方式によって画像の暗号化が可能な画像暗号化手段と、入力された画像を前記暗号化手段の複数の暗号化方式に振り分けて暗号化するために暗号化方式を選択するセレクタと、前記暗号化手段により暗号化された画像を蓄積する画像蓄積手段と、該画像蓄積手段から画像を取り出し、出力する画像出力手段を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像形成装置において、前記セレクタは、入力された画像を走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けることを可能にする手段であることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された画像形成装置において、前記セレクタが画像を複数の暗号化方式に振り分けるために用いるセレクトデータを設定する手段と、前記セレクトデータを入力する操作手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載された画像形成装置において、前記セレクタが画像を複数の暗号化方式に振り分けるために用いるセレクトデータを設定する手段と、前記セレクトデータをランダムなデータとして生成する手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載された画像形成装置において、前記セレクタは、入力された画像を走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けることを可能にする手段であることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された画像形成装置において、前記セレクタが画像を複数の暗号化方式に振り分けるために用いるセレクトデータを設定する手段と、前記セレクトデータを入力する操作手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載された画像形成装置において、前記セレクタが画像を複数の暗号化方式に振り分けるために用いるセレクトデータを設定する手段と、前記セレクトデータをランダムなデータとして生成する手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項1の発明によると、入力された画像を複数の暗号化方式に振り分けて暗号化することにより、一つの暗号化方式の解読法が発見されたとしても、振り分けた他の暗号化方式を解読できないので、セキュリティ機能を維持することができる。
また、請求項2の発明によると、走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けるようにしたので、画像形成装置の入力画像データに対する有効なセキュリティ機能を容易に装置に組み込むことが可能になる。
また、請求項3の発明によると、暗号化方式の振り分けに使用するセレクトデータをユーザーの操作により指定することができるので、よりセキュリティ機能を高めることが可能になる。即ち、一つの暗号方式の解読法が発見されたとしてもその暗号方式がどのラインで使用されているかという情報であるセレクトデータがある意味鍵のようなものなので2重の鍵となり容易に復号できない。
また、請求項4の発明によると、暗号化方式の振り分けに使用するセレクトデータをランダム値として生成する手段を備えるようにしたので、請求項3の発明のようなユーザーによる入力操作の場合にかかる手間を省いて、よりセキュリティ機能を高めることを可能にする。
また、請求項2の発明によると、走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けるようにしたので、画像形成装置の入力画像データに対する有効なセキュリティ機能を容易に装置に組み込むことが可能になる。
また、請求項3の発明によると、暗号化方式の振り分けに使用するセレクトデータをユーザーの操作により指定することができるので、よりセキュリティ機能を高めることが可能になる。即ち、一つの暗号方式の解読法が発見されたとしてもその暗号方式がどのラインで使用されているかという情報であるセレクトデータがある意味鍵のようなものなので2重の鍵となり容易に復号できない。
また、請求項4の発明によると、暗号化方式の振り分けに使用するセレクトデータをランダム値として生成する手段を備えるようにしたので、請求項3の発明のようなユーザーによる入力操作の場合にかかる手間を省いて、よりセキュリティ機能を高めることを可能にする。
本発明に係わる画像形成装置を添付する図面とともに示す以下の実施形態に基づき説明する。本実施形態は、本発明を複合型の複写機等のように、原稿から画像を読み取り、得た画像データを一旦画像蓄積装置に蓄積し、蓄積データを用いて画像形成(コピー出力)、或いは外部機器への画像データの配信、といった画像出力を行うことが可能な画像形成装置に適用した例を示す。
以下には、蓄積される入力画像データを暗号化する暗号化処理装置を備えた画像形成装置の基本構成を「実施形態1」に、又「実施形態2」〜「実施形態4」には、それぞれ暗号化処理において、画像を複数の暗号化方式に振り分ける暗号化方式セレクト装置を異なる態様で付加した実施形態を示す。
以下には、蓄積される入力画像データを暗号化する暗号化処理装置を備えた画像形成装置の基本構成を「実施形態1」に、又「実施形態2」〜「実施形態4」には、それぞれ暗号化処理において、画像を複数の暗号化方式に振り分ける暗号化方式セレクト装置を異なる態様で付加した実施形態を示す。
「実施形態1」
まず、一旦画像蓄積装置に蓄積した入力画像データを装置内の画像形成(コピー出力)や外部機器への配信といった形で画像出力を可能とする画像形成装置について説明する。
図1は、本実施形態に係わる画像形成装置及び画像形成装置からの画像出力を利用する外部機器を接続したシステムの概略構成を示す。
図1に示すシステムは、画像形成装置10と外部機器8とをネットワーク接続して構成する。なお、外部機器8は、転送される画像データを利用する機器であればよく、PC、複写機、ファクシミリ等が対応可能な機器にあたる。
画像形成装置10は、原稿を読み取ってカラー画像の信号入力が可能なスキャナ等の読み取り手段1と、読み取った画像信号に正規化処理、γ補正、色変換等の各種の補正・変換をかけ、画像の再生(例えば、コピー出力)に用いることができるデータへと処理する画像処理装置2と、処理された入力画像データを暗号化する暗号化処理装置3と、暗号化処理された入力画像データに圧縮やファイル処理を加えて、ファイル蓄積する画像蓄積装置4と、画像蓄積装置4から取り出した暗号化画像データを復号化する復号化処理装置6と、復号化した画像データを画像処理装置2を通すことにより得られる書き込み信号によりレーザを変調させ像担持体(感光体)へ画像を形成する書き込み装置7とを画像形成に必要な要素として備える。なお、書き込み装置7による書き込み以降の画像(可視化像)を形成する処理装置については、公知の構成が適用できるので、この構成部分を図1では省略している。
また、画像形成装置10は、入力画像データを外部機器8に転送するための要素として、画像蓄積装置4に蓄積した画像ファイルを転送する画像転送装置5を備える。なお、画像転送装置5は、蓄積画像を転送するので、暗号化された画像を転送することになる。ただ、特定のユーザ(暗号を解く鍵を持っている)の利用を図るために、複合化した後の画像を送ることが可能な構成を採用し、利用条件を設定することにより、その条件を満たす特定のユーザだけは復号化した画像を転送できるようにすることができる。
まず、一旦画像蓄積装置に蓄積した入力画像データを装置内の画像形成(コピー出力)や外部機器への配信といった形で画像出力を可能とする画像形成装置について説明する。
図1は、本実施形態に係わる画像形成装置及び画像形成装置からの画像出力を利用する外部機器を接続したシステムの概略構成を示す。
図1に示すシステムは、画像形成装置10と外部機器8とをネットワーク接続して構成する。なお、外部機器8は、転送される画像データを利用する機器であればよく、PC、複写機、ファクシミリ等が対応可能な機器にあたる。
画像形成装置10は、原稿を読み取ってカラー画像の信号入力が可能なスキャナ等の読み取り手段1と、読み取った画像信号に正規化処理、γ補正、色変換等の各種の補正・変換をかけ、画像の再生(例えば、コピー出力)に用いることができるデータへと処理する画像処理装置2と、処理された入力画像データを暗号化する暗号化処理装置3と、暗号化処理された入力画像データに圧縮やファイル処理を加えて、ファイル蓄積する画像蓄積装置4と、画像蓄積装置4から取り出した暗号化画像データを復号化する復号化処理装置6と、復号化した画像データを画像処理装置2を通すことにより得られる書き込み信号によりレーザを変調させ像担持体(感光体)へ画像を形成する書き込み装置7とを画像形成に必要な要素として備える。なお、書き込み装置7による書き込み以降の画像(可視化像)を形成する処理装置については、公知の構成が適用できるので、この構成部分を図1では省略している。
また、画像形成装置10は、入力画像データを外部機器8に転送するための要素として、画像蓄積装置4に蓄積した画像ファイルを転送する画像転送装置5を備える。なお、画像転送装置5は、蓄積画像を転送するので、暗号化された画像を転送することになる。ただ、特定のユーザ(暗号を解く鍵を持っている)の利用を図るために、複合化した後の画像を送ることが可能な構成を採用し、利用条件を設定することにより、その条件を満たす特定のユーザだけは復号化した画像を転送できるようにすることができる。
ここで、本発明の目的を実現するために上記画像形成装置に設けた暗号化処理装置3に関して説明する。
本実施形態の暗号化処理装置3は、複数の暗号化方式によって画像の暗号化を行うことが可能な手段を用いることにより、暗号を解き難くすることを意図するものである。
即ち、入力画像データをそれぞれ暗号化アルゴリズムの異なる複数の暗号化方式に振り分けて暗号化し、一つの暗号化方式の解読法が発見されても、振り分けた他の暗号化方式を解読できないので、セキュリティ機能を維持することができるようにするものである。
従って、暗号化処理装置に内臓する暗号方式はいくつでもよいが、多ければ多い方が当然、復号が困難になるので、セキュリティ機能を高くできる。
図2は、本実施形態の暗号化処理装置を示すブロック図である。
図2において、同図示の暗号化処理装置101は、図1に暗号化処理装置3として示される装置に用いるものである。暗号化処理装置101は、複数の暗号化方式1〜Nにより暗号化処理をする暗号化部104と、暗号化すべき入力画像データを暗号化方式セレクト信号によって選択される暗号化部104の暗号化方式1〜Nの一つに入力する入力セレクタ102と、入力と同様に暗号化方式セレクト信号によって選択される暗号化方式1〜Nの一つからの暗号化データを出力する出力セレクタ103とを備える。なお、暗号化方式セレクト信号は、図示しない装置のコントローラが、画像処理装置2からの画像データの入力にタイミングを合わせて送信してくる信号であり、振り分け順に従い指定された暗号化方式を所定の切り替えタイミングで送ってくる。
本実施形態の暗号化処理装置3は、複数の暗号化方式によって画像の暗号化を行うことが可能な手段を用いることにより、暗号を解き難くすることを意図するものである。
即ち、入力画像データをそれぞれ暗号化アルゴリズムの異なる複数の暗号化方式に振り分けて暗号化し、一つの暗号化方式の解読法が発見されても、振り分けた他の暗号化方式を解読できないので、セキュリティ機能を維持することができるようにするものである。
従って、暗号化処理装置に内臓する暗号方式はいくつでもよいが、多ければ多い方が当然、復号が困難になるので、セキュリティ機能を高くできる。
図2は、本実施形態の暗号化処理装置を示すブロック図である。
図2において、同図示の暗号化処理装置101は、図1に暗号化処理装置3として示される装置に用いるものである。暗号化処理装置101は、複数の暗号化方式1〜Nにより暗号化処理をする暗号化部104と、暗号化すべき入力画像データを暗号化方式セレクト信号によって選択される暗号化部104の暗号化方式1〜Nの一つに入力する入力セレクタ102と、入力と同様に暗号化方式セレクト信号によって選択される暗号化方式1〜Nの一つからの暗号化データを出力する出力セレクタ103とを備える。なお、暗号化方式セレクト信号は、図示しない装置のコントローラが、画像処理装置2からの画像データの入力にタイミングを合わせて送信してくる信号であり、振り分け順に従い指定された暗号化方式を所定の切り替えタイミングで送ってくる。
暗号化処理装置101の関連動作を説明すると、画像処理装置2からの入力画像データは、複数の暗号化アルゴリズムを持つ暗号化処理装置101に入力されると、暗号化方式セレクト信号に従って動作する入力セレクタ102により、指定された暗号方式の暗号化部104に順に振り分けられる。
振り分けられた画像データは、暗号化部104の暗号化方式1〜Nそれぞれで異なる暗号化アルゴリズムにより暗号処理される。なお、このときに用いる暗号化方式は、既存の暗号化アルゴリズムを適用することにより実施することができる。
暗号化されたデータは、入力セレクタ102と同様に、暗号化方式セレクト信号に従って動作する出力セレクタ103を通り出力される。
この後、暗号化された画像データは、一旦画像蓄積装置4に蓄積される。画像蓄積装置4に蓄積された画像データを画像形成(コピー出力)に利用する場合には、暗号化される前の(元の)画像に戻す必要があるので、復号化処理装置6で復号化を行う。復号化処理装置6は、暗号化処理装置101の暗号化方式1〜Nそれぞれに対応する復号化方式を復号化部に用意し、暗号化処理装置101における入力、出力に用いたと同様の入力、出力セレクタを用い、暗号化を行ったときのセレクト信号を同様にセレクタを動作させる復号化セレクト信号として入力することにより、暗号化入力画像を復号部の対応する復号化方式へ振り分けることが可能である。復号化後の画像は、画像処理装置2で通常行われる書き込みに必要な画像処理を経て、得られる書き込み信号により書き込み装置を動作させ、画像形成を行う。
振り分けられた画像データは、暗号化部104の暗号化方式1〜Nそれぞれで異なる暗号化アルゴリズムにより暗号処理される。なお、このときに用いる暗号化方式は、既存の暗号化アルゴリズムを適用することにより実施することができる。
暗号化されたデータは、入力セレクタ102と同様に、暗号化方式セレクト信号に従って動作する出力セレクタ103を通り出力される。
この後、暗号化された画像データは、一旦画像蓄積装置4に蓄積される。画像蓄積装置4に蓄積された画像データを画像形成(コピー出力)に利用する場合には、暗号化される前の(元の)画像に戻す必要があるので、復号化処理装置6で復号化を行う。復号化処理装置6は、暗号化処理装置101の暗号化方式1〜Nそれぞれに対応する復号化方式を復号化部に用意し、暗号化処理装置101における入力、出力に用いたと同様の入力、出力セレクタを用い、暗号化を行ったときのセレクト信号を同様にセレクタを動作させる復号化セレクト信号として入力することにより、暗号化入力画像を復号部の対応する復号化方式へ振り分けることが可能である。復号化後の画像は、画像処理装置2で通常行われる書き込みに必要な画像処理を経て、得られる書き込み信号により書き込み装置を動作させ、画像形成を行う。
読み取り手段1のスキャナ入力と同時に、入力画像に対する画像形成(コピー出力)が要求された場合(通常のコピー動作)には、上記の動作を一連のフローとして実行することにより、画像形成(コピー出力)が行われる。ただし、スキャナ入力とは別に、画像蓄積装置4の蓄積画像に対する画像形成(コピー出力)が要求された場合には、復号化を容認する(正常な出力を行うようにする)か否かを、オペレータのID確認、或いは暗号の鍵を確認する等により、チェックする必要がある。このようにしないと、暗号化した意味が無くなる。
また、画像形成装置10から外部機器8への画像転送を行う場合、画像転送装置5は画像蓄積装置4から暗号化された蓄積画像を転送するので、転送先では暗号を知らないと復号化ができないので、転送の際に画像のセキュリティが守られる。
また、画像形成装置10から外部機器8への画像転送を行う場合、画像転送装置5は画像蓄積装置4から暗号化された蓄積画像を転送するので、転送先では暗号を知らないと復号化ができないので、転送の際に画像のセキュリティが守られる。
「実施形態2」
本実施形態では、上記「実施形態1」の基本構成をベースに、入力画像を複数の暗号化方式に振り分けるための暗号化方式セレクト装置を暗号化処理装置に付加する実施形態を示す。
本実施形態は、スキャナ入力のようにライン走査による入力画像であることを前提に、入力画像を走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けることを意図し、そのために、実施形態1に示したと同じ暗号化処理装置(複数の暗号化方式を持つ)の前段に暗号方式セレクト装置を設けたものである。
図3は、本実施形態の暗号方式セレクト装置を設けた暗号化処理装置を示すブロック図である。
なお、図3に示す装置全体が図1の暗号化処理装置3として用いられる。また、図3の暗号化処理装置201は、実施形態1(図2)の暗号化処理装置101に相当する。従って、上記実施形態1と重複する構成の説明はせず、上記の説明を参照することとする。
本実施形態では、上記「実施形態1」の基本構成をベースに、入力画像を複数の暗号化方式に振り分けるための暗号化方式セレクト装置を暗号化処理装置に付加する実施形態を示す。
本実施形態は、スキャナ入力のようにライン走査による入力画像であることを前提に、入力画像を走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けることを意図し、そのために、実施形態1に示したと同じ暗号化処理装置(複数の暗号化方式を持つ)の前段に暗号方式セレクト装置を設けたものである。
図3は、本実施形態の暗号方式セレクト装置を設けた暗号化処理装置を示すブロック図である。
なお、図3に示す装置全体が図1の暗号化処理装置3として用いられる。また、図3の暗号化処理装置201は、実施形態1(図2)の暗号化処理装置101に相当する。従って、上記実施形態1と重複する構成の説明はせず、上記の説明を参照することとする。
図3において、暗号方式セレクト装置202は、暗号化処理装置201の前段に設け、構成要素としては、セレクト信号切り替え装置203とライン先頭検知装置204を備える。
ライン先頭検知装置204は、ライン走査の結果としてライン毎に順次送信されてくる入力画像データのラインの先頭を検知する装置で、この検知信号をセレクト信号切り替え装置203における切り替え動作のトリガとして用いる。
セレクト信号切り替え装置203は、図示しない本装置のコントローラが送信してくる暗号方式セレクト信号、即ち、振り分け順に従い指定された暗号化方式を受信し、ライン先頭検知装置204からの切り替え動作のトリガ信号を受け、トリガ信号を受けたタイミングで暗号方式セレクト信号を暗号化処理装置201に入力する。
このように、セレクト信号切り替え装置203は、画像データの各ラインに用いる暗号方式をラインに同期して切り替えるための暗号方式セレクト信号を暗号化処理装置201に入力することができる。
なお、上記の動作に示すように、暗号方式セレクト装置202が暗号化処理装置201へのセレクト信号の入力タイミングをとるので、図示しない装置のコントローラにより送信される暗号方式セレクト信号は、指定された暗号化方式を表すデータだけで良い。
また、本実施形態では、図示しない装置のコントローラが送信してくる暗号方式セレクト信号は、ユーザが操作部から指定できるようにする。即ち、ユーザが暗号方式の振り分け順を指定したセレクトデータをもとに暗号方式セレクト信号を生成し、この信号により選択された暗号方式によって暗号化処理装置201では処理を行うようにする。この方法によって、ユーザのみが使用可能な暗号を解読する鍵として暗号方式セレクト信号を用いることが可能になる。
ライン先頭検知装置204は、ライン走査の結果としてライン毎に順次送信されてくる入力画像データのラインの先頭を検知する装置で、この検知信号をセレクト信号切り替え装置203における切り替え動作のトリガとして用いる。
セレクト信号切り替え装置203は、図示しない本装置のコントローラが送信してくる暗号方式セレクト信号、即ち、振り分け順に従い指定された暗号化方式を受信し、ライン先頭検知装置204からの切り替え動作のトリガ信号を受け、トリガ信号を受けたタイミングで暗号方式セレクト信号を暗号化処理装置201に入力する。
このように、セレクト信号切り替え装置203は、画像データの各ラインに用いる暗号方式をラインに同期して切り替えるための暗号方式セレクト信号を暗号化処理装置201に入力することができる。
なお、上記の動作に示すように、暗号方式セレクト装置202が暗号化処理装置201へのセレクト信号の入力タイミングをとるので、図示しない装置のコントローラにより送信される暗号方式セレクト信号は、指定された暗号化方式を表すデータだけで良い。
また、本実施形態では、図示しない装置のコントローラが送信してくる暗号方式セレクト信号は、ユーザが操作部から指定できるようにする。即ち、ユーザが暗号方式の振り分け順を指定したセレクトデータをもとに暗号方式セレクト信号を生成し、この信号により選択された暗号方式によって暗号化処理装置201では処理を行うようにする。この方法によって、ユーザのみが使用可能な暗号を解読する鍵として暗号方式セレクト信号を用いることが可能になる。
「実施形態3」
本実施形態では、上記「実施形態1」の基本構成をベースに、入力画像を複数の暗号化方式に振り分けるための暗号化方式セレクト装置を暗号化処理装置に付加するもう一つの実施形態を示す。
暗号方式の振り分け順をユーザが指定可能な実施形態を上記実施形態2に示したが、本実施形態は、ユーザ指定によらず、同等の効果を得るために装置側で自動化を図るようにするものである。また、この実施形態でもスキャナ入力のようにライン走査による入力画像であることを前提に、入力画像を走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けるようにする。
図4は、本実施形態の暗号方式セレクト装置を設けた暗号化処理装置を示すブロック図である。
なお、図4に示す装置全体が図1の暗号化処理装置3として用いられる。また、図4の暗号化処理装置301は、実施形態1(図2)の暗号化処理装置101に相当する。従って、上記実施形態1と重複する構成の説明はせず、上記の説明を参照することとする。
本実施形態では、上記「実施形態1」の基本構成をベースに、入力画像を複数の暗号化方式に振り分けるための暗号化方式セレクト装置を暗号化処理装置に付加するもう一つの実施形態を示す。
暗号方式の振り分け順をユーザが指定可能な実施形態を上記実施形態2に示したが、本実施形態は、ユーザ指定によらず、同等の効果を得るために装置側で自動化を図るようにするものである。また、この実施形態でもスキャナ入力のようにライン走査による入力画像であることを前提に、入力画像を走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けるようにする。
図4は、本実施形態の暗号方式セレクト装置を設けた暗号化処理装置を示すブロック図である。
なお、図4に示す装置全体が図1の暗号化処理装置3として用いられる。また、図4の暗号化処理装置301は、実施形態1(図2)の暗号化処理装置101に相当する。従って、上記実施形態1と重複する構成の説明はせず、上記の説明を参照することとする。
図4において、暗号方式セレクト装置302は、暗号化処理装置(実施形態1に示したと同じ複数の暗号化方式を持つ)301の前段に設け、構成要素としては、セレクト信号切り替え装置303と、ライン先頭検知装置304と、ランダム信号発生器305を備える。
ライン先頭検知装置304は、ライン走査の結果としてライン毎に順次送信されてくる入力画像データのラインの先頭を検知する装置で、この検知信号をセレクト信号切り替え装置303における切り替え動作のトリガとして用いる。
ランダム信号発生器305は、暗号化方式の振り分け順を指定するセレクトデータを発生する本実施形態に特有の手段であり、ここではランダム値を発生して、振り分けに用いるセレクトデータが簡単に求められないようにする。ランダム信号発生器そのものは、既存の装置を適用することにより実施することができる。ただ、ランダム値を発生させるためのデータは復号に用いるので、ランダム信号の発生に用いるアルゴリズム等のデータを管理しておく必要がある。
セレクト信号切り替え装置303は、ライン先頭検知装置304からの切り替え動作のトリガ信号を受け、トリガ信号を受けたタイミングで、ランダム信号発生器305が発生するランダム値による暗号方式セレクト信号を暗号化処理装置301に入力する。
上記のように、セレクト信号切り替え装置303は、画像データの各ラインに用いる暗号方式をラインに同期して切り替えるための暗号方式セレクト信号を、ユーザが設定することなく、装置側で発生させたランダム値の設定で暗号化処理装置301に入力し、動作させることができる。このような方法を採用したことにより、暗号を解読するには、全ての暗号方式の解読方法とどのような方法でランダムな値を得たかという情報を得なければ正しい元画像は復元できないので、セキュリティ機能を高めることが可能になる。
ライン先頭検知装置304は、ライン走査の結果としてライン毎に順次送信されてくる入力画像データのラインの先頭を検知する装置で、この検知信号をセレクト信号切り替え装置303における切り替え動作のトリガとして用いる。
ランダム信号発生器305は、暗号化方式の振り分け順を指定するセレクトデータを発生する本実施形態に特有の手段であり、ここではランダム値を発生して、振り分けに用いるセレクトデータが簡単に求められないようにする。ランダム信号発生器そのものは、既存の装置を適用することにより実施することができる。ただ、ランダム値を発生させるためのデータは復号に用いるので、ランダム信号の発生に用いるアルゴリズム等のデータを管理しておく必要がある。
セレクト信号切り替え装置303は、ライン先頭検知装置304からの切り替え動作のトリガ信号を受け、トリガ信号を受けたタイミングで、ランダム信号発生器305が発生するランダム値による暗号方式セレクト信号を暗号化処理装置301に入力する。
上記のように、セレクト信号切り替え装置303は、画像データの各ラインに用いる暗号方式をラインに同期して切り替えるための暗号方式セレクト信号を、ユーザが設定することなく、装置側で発生させたランダム値の設定で暗号化処理装置301に入力し、動作させることができる。このような方法を採用したことにより、暗号を解読するには、全ての暗号方式の解読方法とどのような方法でランダムな値を得たかという情報を得なければ正しい元画像は復元できないので、セキュリティ機能を高めることが可能になる。
「実施形態4」
本実施形態では、上記「実施形態1」の基本構成をベースに、入力画像を複数の暗号化方式に振り分けるための暗号化方式セレクト装置を暗号化処理装置に付加するもう一つの実施形態を示す。
暗号方式の振り分け順の指定をランダム信号発生器により発生したランダム値を用いることにより自動化を図るようにする実施形態を上記実施形態3に示したが、本実施形態は、自動化を図るもう一つの形態を示すものである。なお、この実施形態でもスキャナ入力のようにライン走査による入力画像であることを前提に、入力画像を走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けるようにする。
図5は、本実施形態の暗号方式セレクト装置を設けた暗号化処理装置を示すブロック図である。
なお、図5に示す装置全体が図1の暗号化処理装置3として用いられる。また、図5の暗号化処理装置401は、実施形態1(図2)の暗号化処理装置101に相当する。従って、実施形態1と重複する構成の説明はせず、上記の説明を参照することとする。
本実施形態では、上記「実施形態1」の基本構成をベースに、入力画像を複数の暗号化方式に振り分けるための暗号化方式セレクト装置を暗号化処理装置に付加するもう一つの実施形態を示す。
暗号方式の振り分け順の指定をランダム信号発生器により発生したランダム値を用いることにより自動化を図るようにする実施形態を上記実施形態3に示したが、本実施形態は、自動化を図るもう一つの形態を示すものである。なお、この実施形態でもスキャナ入力のようにライン走査による入力画像であることを前提に、入力画像を走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けるようにする。
図5は、本実施形態の暗号方式セレクト装置を設けた暗号化処理装置を示すブロック図である。
なお、図5に示す装置全体が図1の暗号化処理装置3として用いられる。また、図5の暗号化処理装置401は、実施形態1(図2)の暗号化処理装置101に相当する。従って、実施形態1と重複する構成の説明はせず、上記の説明を参照することとする。
図5において、暗号方式セレクト装置402は、暗号化処理装置(実施形態1に示したと同じ複数の暗号化方式を持つ)401の前段に設け、構成要素としては、セレクト信号切り替え装置403と、ライン先頭検知装置404を備える。
ライン先頭検知装置404は、ライン走査の結果としてライン毎に順次送信されてくる入力画像データのラインの先頭を検知する装置で、この検知信号をセレクト信号切り替え装置403における切り替え動作のトリガとして用いる。
本実施形態に特有の手段として、暗号化方式の振り分け順を指定するセレクトデータを定めるデータとして暗号化処理装置401において処理の過程で得られる何らかの情報をフィードバックして用いる。このフィードバック情報は暗号化処理に関わる情報であるから常に変動するデータ値を持つ、つまりランダム値に相当するので、上記実施形態3で発生させたランダム値と同様に、振り分けデータを簡単に求めることができないので、セキュリティを守るために必要な条件を備える。ただ、このフィードバック情報は復号に用いるので、暗号化方式の振り分けデータとして用いた情報は、管理しておく必要がある。
セレクト信号切り替え装置403は、ライン先頭検知装置404からの切り替え動作のトリガ信号を受け、トリガ信号を受けたタイミングで、フィードバック情報により指定される暗号化方式のセレクト信号を暗号化処理装置401に入力する。
上記のように、セレクト信号切り替え装置403は、画像データの各ラインに用いる暗号方式をラインに同期して切り替えるためのセレクトデータを、ユーザが設定することなく、暗号化処理装置401で発生するフィードバック情報を用いるようにしている。このような方法を採用したことにより、暗号を解読するには、全ての暗号方式の解読方法とフィードバック信号を得なければ正しい元画像は復元できないので、セキュリティ機能を高めることが可能になり、上記実施形態3のようにランダム発生器を新たに設ける必要もない。
ライン先頭検知装置404は、ライン走査の結果としてライン毎に順次送信されてくる入力画像データのラインの先頭を検知する装置で、この検知信号をセレクト信号切り替え装置403における切り替え動作のトリガとして用いる。
本実施形態に特有の手段として、暗号化方式の振り分け順を指定するセレクトデータを定めるデータとして暗号化処理装置401において処理の過程で得られる何らかの情報をフィードバックして用いる。このフィードバック情報は暗号化処理に関わる情報であるから常に変動するデータ値を持つ、つまりランダム値に相当するので、上記実施形態3で発生させたランダム値と同様に、振り分けデータを簡単に求めることができないので、セキュリティを守るために必要な条件を備える。ただ、このフィードバック情報は復号に用いるので、暗号化方式の振り分けデータとして用いた情報は、管理しておく必要がある。
セレクト信号切り替え装置403は、ライン先頭検知装置404からの切り替え動作のトリガ信号を受け、トリガ信号を受けたタイミングで、フィードバック情報により指定される暗号化方式のセレクト信号を暗号化処理装置401に入力する。
上記のように、セレクト信号切り替え装置403は、画像データの各ラインに用いる暗号方式をラインに同期して切り替えるためのセレクトデータを、ユーザが設定することなく、暗号化処理装置401で発生するフィードバック情報を用いるようにしている。このような方法を採用したことにより、暗号を解読するには、全ての暗号方式の解読方法とフィードバック信号を得なければ正しい元画像は復元できないので、セキュリティ機能を高めることが可能になり、上記実施形態3のようにランダム発生器を新たに設ける必要もない。
1・・・読み取り装置、 2・・・画像処理装置、
3,101,201,301,401・・・暗号化処理装置、
102・・・入力セレクタ、 104・・・暗号化部、
103・・・出力セレクタ、
202,302,402・・・暗号方式セレクト装置、
203,303,403・・・セレクト信号切り替え装置、
204,304,404・・・ライン先頭検知装置、
305・・・ランダム信号発生器、 4・・・画像蓄積装置、
5・・・画像転送装置、 6・・・復号化処理装置、
7・・・書き込み装置、 8・・・外部機器、
10・・・画像形成装置。
3,101,201,301,401・・・暗号化処理装置、
102・・・入力セレクタ、 104・・・暗号化部、
103・・・出力セレクタ、
202,302,402・・・暗号方式セレクト装置、
203,303,403・・・セレクト信号切り替え装置、
204,304,404・・・ライン先頭検知装置、
305・・・ランダム信号発生器、 4・・・画像蓄積装置、
5・・・画像転送装置、 6・・・復号化処理装置、
7・・・書き込み装置、 8・・・外部機器、
10・・・画像形成装置。
Claims (4)
- 入力された画像を蓄積する画像蓄積手段を有し、該画像蓄積手段を通して画像出力を可能とする画像形成装置であって、複数の暗号化方式によって画像の暗号化が可能な画像暗号化手段と、入力された画像を前記暗号化手段の複数の暗号化方式に振り分けて暗号化するために暗号化方式を選択するセレクタと、前記暗号化手段により暗号化された画像を蓄積する画像蓄積手段と、該画像蓄積手段から画像を取り出し、出力する画像出力手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1に記載された画像形成装置において、前記セレクタは、入力された画像を走査ライン単位で複数の暗号化方式に振り分けることを可能にする手段であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1又は2に記載された画像形成装置において、前記セレクタが画像を複数の暗号化方式に振り分けるために用いるセレクトデータを設定する手段と、前記セレクトデータを入力する操作手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像形成装置において、前記セレクタが画像を複数の暗号化方式に振り分けるために用いるセレクトデータを設定する手段と、前記セレクトデータをランダムなデータとして生成する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003426337A JP2005184735A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003426337A JP2005184735A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005184735A true JP2005184735A (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=34785903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003426337A Pending JP2005184735A (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005184735A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009239725A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Ricoh Co Ltd | 暗号機能を搭載可能な装置、サーバ装置及び暗号機能利用制限方法 |
-
2003
- 2003-12-24 JP JP2003426337A patent/JP2005184735A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009239725A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Ricoh Co Ltd | 暗号機能を搭載可能な装置、サーバ装置及び暗号機能利用制限方法 |
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