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JP2005183455A - 半導体モジュールの端子構造及びコントローラ出力端子 - Google Patents

半導体モジュールの端子構造及びコントローラ出力端子 Download PDF

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JP2005183455A JP2003418094A JP2003418094A JP2005183455A JP 2005183455 A JP2005183455 A JP 2005183455A JP 2003418094 A JP2003418094 A JP 2003418094A JP 2003418094 A JP2003418094 A JP 2003418094A JP 2005183455 A JP2005183455 A JP 2005183455A
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Abstract

【課題】 半導体素子の配線端子とコントローラ出力端子とを直接接続する場合においても、製造コストを抑えることが可能な半導体モジュールの端子構造を提供する。
【解決手段】 コントローラ出力端子の配線端子接続部13を矢印D方向にたわませることにより熱膨張による配線端子20の伸縮に応じて配線端子20にかかる応力(配線端子20にかかる矢印B方向の力)や配線接続部11にケーブルを接続する際に配線接続部11にかかる応力(配線接続部11にかかる矢印C方向の力)を緩和させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体素子の配線端子とコントローラ出力端子とが接続される半導体モジュールの端子構造に関し、特には、そのコントローラ出力端子の形状に関する。
図7は、従来の半導体モジュールの端子構造を示す図である。
図7に示す半導体モジュールの端子構造では、モータのインバータなどを構成する半導体素子70がケース71内に備えられ、半導体素子70からワイヤボンディングされるワイヤ72と配線端子73の一方の端部とがはんだ74により電気的に接続されている。
また、ワイヤ72と接続される配線端子73の一方の端部は、ケース71内の床面に固定されている。そして、配線端子73の他方の端部は、ケース71内の天井面に固定されると共に、ケース71の外部に突出されている。
また、ケース71の外部に突出される配線端子73の端部には、銅バーなどの部品がいくつか接続され、それらの部品の先にコントローラ出力端子(不図示)が接続される。
このように構成される半導体モジュールの端子構造では、例えば、半導体素子70から出力される制御信号がワイヤ72、配線端子73、及びコントローラ出力端子などを介してモータなどの被制御に出力される。
ところで、配線端子73には、アルファベットのC状の蛇行部分(図7に示す破線枠X内の部分であって、以下、Cベンドという)が設けられている。
このように、図7に示す半導体モジュールの端子構造では、配線端子73にCベンドが設けられているので、そのCベンドがバネの機能を果たし、熱膨張による配線端子73の伸縮に応じて配線端子73にかかる応力を緩和させることができる。これにより、はんだ74の使用量を減らすことができるので、その分抵抗成分を低減することができる。また、ケース71と配線端子73との接合部分におけるはんだ74の破壊を防止することができる。(例えば、特許文献1参照)
特開平8−8374号 (第2〜3頁、第1図)
しかしながら、図7に示す半導体モジュールの端子構造において、ケース71の外部に突出される配線端子73の端部とコントローラ出力端子とを直接接続する場合で、且つ、コントローラ出力端子に大電流出力用の太いケーブルを接続するなど、コントローラ出力端子に大きな応力がかかる場合では、その大きな応力が直接配線端子73にも伝わってしまう。そのため、ケース71内の天井面への固定部分を大きくするなどして、ケース71と配線端子73との接続部を強化させることが必要となり、その分製造コストが増加するという問題と半導体モジュールの高さが高くなるという問題がある。
そこで、本発明では、半導体素子の配線端子とコントローラ出力端子とを直接接続する場合においても、製造コストを抑えることと、半導体モジュールの高さを低くすることが可能な半導体モジュールの端子構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の半導体モジュール構造は、筐体内に備えられる半導体素子の配線端子と前記筐体の外部に設けられる出力端子とが接続される半導体モジュールの端子構造であって、前記出力端子は、前記筐体の外部の配線と接続される配線接続部と、前記配線接続部と結合され、前記筐体に固定される筐体固定部と、前記配線接続部と結合され、前記筐体の外部に突出される前記配線端子の端部と直接接続される板状の配線端子接続部とを備え、前記配線端子接続部は、前記配線接続部との結合部を固定端としてたわむことを特徴とする。
このように、配線端子接続部と配線端子とを直接接続し、且つ、配線接続部と配線端子接続部との結合部を固定端として配線端子接続部をたわませているので、そのたわみにより出力端子に配線を接続する際に配線端子にかかる応力などを緩和させることができる。これにより、配線端子と出力端子とが直接接続される場合においても、配線端子にかかる応力に対応するために筐体と配線端子との接続部を強化させる必要がないので、その分製造コストを抑えることができる。
また、配線端子への応力を緩和させるための構成を配線端子に設ける必要がないので、配線端子の形状を単純にすることができる。
また、配線端子の形状を単純にすることができるので、配線端子における抵抗成分またはリアクタンス成分を低減させることができる。また、筐体と配線端子との接続部を強化させる必要が無いことと、配線端子の形状を単純にできることから、半導体モジュールの高さを低くすることができる。
また、上記半導体モジュールの端子構造の配線端子接続部には、前記配線接続部との結合部に沿って切り欠きが設けられていてもよい。
これにより、切り欠きの長さに応じて配線端子接続部がたわむ際の固定端の位置を変えることができる。
また、本発明の範囲は、半導体素子を内部に備える筐体の外部に設けられ、前記半導体素子の配線端子と接続される出力端子であって、前記筐体の外部の配線と接続される配線接続部と、前記配線接続部と結合され、前記筐体に固定される筐体固定部と、前記配線接続部と結合され、前記筐体の外部に突出される前記配線端子の端部と直接接続される板状の配線端子接続部とを備え、前記配線端子接続部が前記配線接続部との結合部を固定端としてたわむ出力端子にまで及ぶ。
本発明によれば、配線端子と出力端子とが直接接続される場合においても、配線端子にかかる応力に対応するために筐体と配線端子との接続部を強化させる必要がないので、その分製造コストを抑えることと、半導体モジュールの高さを低くすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態のコントローラ出力端子を示す図である。なお、図1(a)はコントローラ出力端子の斜視図を、図1(b)はコントローラ出力端子を横から見た図を、図1(c)はコントローラ出力端子を上から見た図を、図1(d)は図1(c)におけるA−A断面図をそれぞれ示している。
図1(a)〜(d)に示すコントローラ出力端子10は、例えば、モータのインバータなどを構成する半導体素子の配線端子と直接接続される端子であって、アルミなどの導電性材料で構成されている。
また、上記コントローラ出力端子10は、モータ側に配設される大電流出力用のケーブルなどが接続される円柱形の配線接続部11と、配線接続部11と結合され半導体素子を内部に備えるケースの外部上面に固定される板状の筐体固定部12と、配線接続部11と結合され半導体素子の配線端子に直接接続される板状の配線端子接続部13とから構成されている。そして、配線端子接続部13には、配線接続部11の周囲に沿って切り欠き(孔)が設けられている。
すなわち、上記コントローラ出力端子10は、筐体固定部12と配線端子接続部13とから形成されるカタカナの略コの字形の部材において、上側の配線端子接続部13と下側の筐体固定部12との結合部に、配線端子接続部13を貫通するようにして設けられる配線接続部11を有して構成されている。また、配線端子接続部13には、配線端子接続部13の先端側の配線接続部11の周囲に沿って半周分の切り欠きが設けられている。
なお、コントローラ出力端子10は、鋳型形成などにより配線接続部11、筐体固定部12、及び配線端子接続部13を一体化して形成されてもよいし、配線接続部11、筐体固定部12、及び配線端子接続部13を溶接などによりそれぞれが結合されて形成されてもよい。
また、配線接続部11、筐体固定部12、及び配線端子接続部13のそれぞれの大きさは特に限定されない。
また、配線端子接続部13に設けられる切り欠きの長さは限定されない。例えば、切り欠きの長さを図1に示す切り欠きの長さよりも長くする場合では、配線端子接続部13がたわむ際の固定端の位置を配線端子接続部13の後側(筐体固定部12と配線端子接続部13との結合部側)に変えることができるので、その分配線端子接続部13のたわみ量(配線端子接続部13が切り欠きの根元を固定端として上下方向にスイングするときの振れ幅)を増加させることができる。
次に、コントローラ出力端子10が実装された際の半導体モジュールの端子構造について説明する。
図2(a)は、コントローラ出力端子10の配線端子接続部13に半導体素子の配線端子が接続されたものを示す図である。
図2(a)に示す半導体素子の配線端子20は、配線端子接続部13と同様に板状の部材で構成され、カタカナの略コの字形に形成されている。
そして、配線端子20の端部と配線端子接続部13の端部とがネジ21により電気的に接続されている。なお、配線端子20と配線端子接続部13との接続方法は、はんだやカシメなどネジ止めに限定されない。
また、図2(b)は、コントローラ出力端子10が実装される際の半導体モジュールの端子構造を横から見た図である。
図2(b)に示す半導体モジュールの端子構造では、モータのインバータなどを構成する半導体素子22がケース23内に備えられ、半導体素子22からワイヤボンディングされるワイヤ24と、配線端子20の一方の端部がはんだ25により接続された配線パターン付の絶縁板27とが電気的に接続されている。
また、ワイヤ24と接続される配線端子の一方の端部は、ケース23内の床面に固定されている。そして、配線端子20の他方の端部は、ケース23内の天井面に固定されると共に、ケース23の外部に突出させている。そして、上述したように、ケース23の外部に突出される配線端子20の端部と配線端子接続部13の端部とがネジ21により接続されている。
また、筐体固定部12は、ネジ26により配線端子接続部13と共にケース11の外部上面に固定されている。なお、筐体固定部12とケース23との接続方法は、はんだやカシメなどネジ止めに限定されない。
そして、コントローラ出力端子10の配線接続部11には、例えば、モータなどの被制御側に配設される大電流出力用のケーブル(不図示)が接続される。
そして、図2(b)に示す半導体モジュールの端子構造では、半導体素子22から出力された制御信号をワイヤ24、配線端子20、及びコントローラ出力端子10などを介してモータなどの被制御側に出力する。
また、図2(b)に示す半導体モジュールの端子構造では、熱膨張による配線端子20の伸縮に応じて配線端子20にかかる応力(配線端子20にかかる図2(b)に示す矢印B方向の力)や配線接続部11にケーブルを接続する際に配線接続部11にかかる応力(配線接続部11にかかる図2(b)に示す矢印C方向の力)によって、配線端子接続部13と配線接続部11との結合部を固定端として配線端子接続部13が図2(b)に示す矢印D方向にたわむ。
すなわち、コントローラ出力端子10の配線端子接続部13は、配線端子20や配線接続部11にかかる応力によって配線端子接続部13の切り欠きの根元を固定端として上下方向にスイングする。
これにより、熱膨張による配線端子20の伸縮に応じて配線端子20にかかる応力は、配線端子20がケース23に固定されていないため、そのまま配線端子接続部13に伝わる。そして、その配線端子接続部13に伝わった力により配線端子接続部13が切り欠きの根元を固定端として上下方向にスイングするので、熱膨張により配線端子20にかかる応力を緩和させることができる。
また、配線接続部11にケーブルを接続する際に配線接続部11にかかる応力においても、配線接続部11にかかった応力により配線端子接続部13が切り欠きの根元を固定端として上下方向にスイングするので、配線端子20にかかる応力を緩和させることができる。
このように、配線端子接続部13と配線端子20とをケース23を介さず直接接続し、且つ、配線接続部11と配線端子接続部13との結合部を固定端として配線端子接続部13をたわませるようにしているので、その配線端子接続部13のたわみによりコントローラ出力端子10にケーブルを接続する際にコントローラ出力端子10を伝わって配線端子20にかかる応力を緩和させることができる。これにより、配線端子20とコントローラ出力端子10とが直接接続される場合においても、配線端子20にかかる応力に対応するためにケース23と配線端子20との接続部を強化させる必要がないので、その分半導体モジュールの製造コストを抑えることができる。
また、配線端子20にCバンドなどの応力を緩和させる構成を設ける必要がないので、配線端子20の形状を単純にすることができる。
また、配線端子20の形状を単純にすることができるので、配線端子20における抵抗成分またはリアクタンス成分を低減させることができる。
また、コントローラ出力端子10と配線端子20とを直接接続しているので、従来、コントローラ出力端子と配線端子との間に設けられていた銅バーなどの部品を削減することができ、その分製造コストを抑えることと、半導体モジュールをコンパクトにすることができる。
また、曲げ形状部分が少ない配線端子20を使用することができ、半導体素子22からコントローラ出力端子10までの間の中継部品を少なくすることができるので、抵抗成分やリアクタンス成分を低減することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲において、種々の構成を採用可能である。例えば、以下のような構成変更も可能である。
(1)図3は、本発明の他の実施形態のコントローラ出力端子を示す図である。なお、図3(a)はコントローラ出力端子の斜視図を、図3(b)はコントローラ出力端子を横から見た図を、図3(c)はコントローラ出力端子を上から見た図を、図3(d)は図3(c)におけるF−F断面図をそれぞれ示している。
図3(a)〜(d)に示すコントローラ出力端子30は、例えば、モータのインバータなどを構成する半導体素子の配線端子と直接接続される端子であって、モータ側に配設されるケーブルなどが接続される円柱形の配線接続部31と、配線接続部31と結合され半導体素子を内部に備えるケースの外部上面に固定される板状の筐体固定部32と、配線接続部31と結合され半導体素子の配線端子に接続される板状の配線端子接続部33とから構成されている。そして、配線端子接続部33には、配線端子接続部33の後側(筐体固定部32と配線端子接続部33との結合部側)の配線接続部31の周囲に沿って半周分の切り欠き(孔)が設けられている。そのため、配線端子接続部33の先端側の配線接続部31の周囲では、配線接続部31と配線端子接続部33とが結合されている。
すなわち、上記コントローラ出力端子30は、筐体固定部32と配線端子接続部33とから形成されるカタカナの略コの字形の部材において、上側の配線端子接続部33と下側の筐体固定部32との結合部付近に、配線端子接続部33を貫通するようにして設けられる配線接続部31を有して構成されている。また、配線端子接続部33には、配線端子接続部33の後側の配線接続部31の周囲に沿って半周分の切り欠きが設けられている。
このように、コントローラ出力端子30では、配線端子接続部33の先端側の配線接続部31の周囲において配線接続部31と配線端子接続部33とが結合されているので、コントローラ出力端子10に比べて、コントローラ出力端子に流れる電流の経路の長さを短くすることができる。
また、コントローラ出力端子30を図2(b)に示す半導体モジュールの端子構造に適用しても、すなわち、筐体固定部32とケース23とを固定し、且つ、配線端子接続部33と配線端子20とをケース23を介さず直接接続しても、配線接続部31と配線端子接続部33との結合部を固定端として配線端子接続部33をたわませることができるので、熱膨張による配線端子20の伸縮に応じて配線端子20にかかる応力、または配線接続部31にケーブルを接続する際に配線端子20にかかる応力を緩和させることができる。
これにより、配線端子20とコントローラ出力端子30とが直接接続される場合においても、配線端子20にかかる応力に対応するためにケース23と配線端子20との接続部を強化させる必要がないので、その分半導体モジュールの端子構造の製造コストを抑えることができる。また、ケース23と配線端子20との接続部を強化させる必要がないことと、配線端子20の形状を単純にできることから、半導体モジュールの高さを低くすることができる。
(2)図4は、本発明の他の実施形態のコントローラ出力端子を示す図である。なお、図4(a)はコントローラ出力端子の斜視図を、図4(b)はコントローラ出力端子を横から見た図を、図4(c)はコントローラ出力端子を上から見た図を、図4(d)は図4(c)におけるG−G断面図をそれぞれ示している。
図4(a)〜(d)に示すコントローラ出力端子40は、例えば、モータのインバータなどを構成する半導体素子の配線端子と直接接続される端子であって、モータ側に配設されるケーブルなどが接続される円柱形の配線接続部41と、配線接続部41と結合され半導体素子を内部に備えるケースの外部上面に固定される板状の筐体固定部42と、配線接続部41と結合され半導体素子の配線端子に直接接続される板状の配線端子接続部43とから構成されている。そして、配線端子接続部43には、配線端子接続部43の先端側の配線接続部41の周囲に沿って左右対称の2つの切り欠き(孔)が設けられている。そのため、配線端子接続部43の先端側の配線接続部41の周囲では、配線接続部41と配線端子接続部43とが結合されている。
すなわち、上記コントローラ出力端子40は、筐体固定部42と配線端子接続部43とから形成されるカタカナの略コの字形の部材において、上側の配線端子接続部43と下側の筐体固定部42との結合部に、配線端子接続部43を貫通するようにして設けられる配線接続部41を有して構成されている。また、配線端子接続部43には、配線端子接続部43の先端側の配線接続部41の周囲に沿って2つの左右対称の切り欠きが設けられている。
このように、コントローラ出力端子40では、配線端子接続部43の先端側の配線接続部41の周囲において配線接続部41と配線端子接続部43とが結合されているので、コントローラ出力端子10に比べて、コントローラ出力端子に流れる電流の経路の長さを短くすることができる。
また、コントローラ出力端子40を図2(b)に示す半導体モジュールの端子構造に適用しても、すなわち、筐体固定部42とケース23とを固定し、且つ、配線端子接続部43と配線端子20とをケース23を介さず直接接続しても、配線接続部41と配線端子接続部43との結合部を固定端として配線端子接続部43をたわませることができるので、熱膨張による配線端子20の伸縮に応じて配線端子20にかかる応力、または配線接続部41にケーブルを接続する際に配線端子20にかかる応力を緩和させることができる。
これにより、配線端子20とコントローラ出力端子40とが直接接続される場合においても、配線端子20にかかる応力に対応するためにケース23と配線端子20との接続部を強化させる必要がないので、その分半導体モジュールの端子構造の製造コストを抑えることができる。また、ケース23と配線端子20との接続部を強化させる必要がないことと、配線端子20の形状を単純にできることから、半導体モジュールの高さを低くすることができる。
(3)図5は、本発明の他の実施形態のコントローラ出力端子を示す図である。なお、図5(a)はコントローラ出力端子の斜視図を、図5(b)はコントローラ出力端子を横から見た図を、図5(c)はコントローラ出力端子を上から見た図を、図5(d)は図5(c)におけるH−H断面図をそれぞれ示している。
図5(a)〜(d)に示すコントローラ出力端子50は、例えば、モータのインバータなどを構成する半導体素子の配線端子と直接接続される端子であって、モータ側に配設されるケーブルなどが接続される円柱形の配線接続部51と、配線接続部51と結合され半導体素子を内部に備えるケースの外部上面に固定される板状の筐体固定部52と、配線接続部51と結合され半導体素子の配線端子に直接接続される板状の配線端子接続部53とから構成されている。そして、配線端子接続部53には、配線端子接続部53の先端側の配線接続部51の周囲に沿って2つの左右対称の切り欠き(孔)が設けられると共に、配線端子接続部53の後側の配線接続部51の周囲に沿って切り欠き(孔)が1つ設けられている。そのため、配線端子接続部53の先端側の配線接続部51の周囲では、配線接続部51と配線端子接続部53とが結合されている。
すなわち、上記コントローラ出力端子50は、筐体固定部52と配線端子接続部53とから形成されるカタカナの略コの字形の部材において、上側の配線端子接続部53と下側の筐体固定部52との結合部付近に、配線端子接続部53を貫通するようにして設けられる配線接続部51を有して構成されている。また、配線端子接続部53には、配線端子接続部53の先端側の配線接続部51の周囲に沿って2つの左右対称の切り欠きが設けられると共に、配線端子接続部53の後側の配線接続部51の周囲に沿って切り欠きが1つ設けられている。
このように、コントローラ出力端子50では、配線端子接続部53の先端側の配線接続部51の周囲において配線接続部51と配線端子接続部53とが結合されているので、コントローラ出力端子10に比べて、コントローラ出力端子に流れる電流の経路の長さを短くすることができる。
また、コントローラ出力端子50を図2(b)に示す半導体モジュールの端子構造に適用しても、すなわち、筐体固定部52とケース23とを固定し、且つ、配線端子接続部53と配線端子20とをケース23を介さず直接接続しても、配線接続部51と配線端子接続部53との結合部を固定端として配線端子接続部53をたわませることができるので、熱膨張による配線端子20の伸縮に応じて配線端子20にかかる応力、または配線接続部51にケーブルを接続する際に配線端子20にかかる応力を緩和させることができる。
これにより、配線端子20とコントローラ出力端子50とが直接接続される場合においても、配線端子20にかかる応力に対応するためにケース23と配線端子20との接続部を強化させる必要がないので、その分半導体モジュールの端子構造の製造コストを抑えることができる。また、ケース23と配線端子20との接続部を強化させる必要がないことと、配線端子20の形状を単純にできることから、半導体モジュールの高さを低くすることができる。
(4)図6は、本発明の他の実施形態のコントローラ出力端子を示す図である。なお、図6(a)はコントローラ出力端子の斜視図を、図6(b)はコントローラ出力端子を横から見た図を、図6(c)はコントローラ出力端子を上から見た図を、図6(d)は図6(c)におけるI−I断面図をそれぞれ示している。
図6(a)〜(d)に示すコントローラ出力端子60は、例えば、モータのインバータなどを構成する半導体素子の配線端子と直接接続される端子であって、モータ側に配設されるケーブルなどが接続される円柱形の配線接続部61と、配線接続部61と結合され半導体素子を内部に備えるケースの外部上面に固定される板状の筐体固定部62と、配線接続部61と結合され半導体素子の配線端子に直接接続される板状の配線端子接続部63とから構成されている。そして、配線端子接続部63には、配線端子接続部63の先端側及び後側以外の配線接続部61の周囲に沿って2つの左右対称の切り欠きが設けられる。そのため、配線端子接続部63の先端側の配線接続部61の周囲では、配線接続部61と配線端子接続部63とが結合されている。
すなわち、上記コントローラ出力端子60は、筐体固定部62と配線端子接続部63とから形成されるカタカナの略コの字形の部材において、上側の配線端子接続部63と下側の筐体固定部62との結合部付近に、配線端子接続部63を貫通するようにして設けられる配線接続部61を有して構成されている。また、配線端子接続部63には、配線端子接続部63の先端側及び後側以外の配線接続部61の周囲に沿って2つの左右対称の切り欠きが設けられる。
このように、コントローラ出力端子60では、配線端子接続部63の先端側の配線接続部61の周囲において配線接続部61と配線端子接続部63とが結合されているので、コントローラ出力端子10に比べて、コントローラ出力端子に流れる電流の経路の長さを短くすることができる。
そして、コントローラ出力端子60を図2(b)に示す半導体モジュールの端子構造に適用しても、すなわち、筐体固定部62とケース23とを固定し、且つ、配線端子接続部63と配線端子20とをケース23を介さず直接接続しても、配線接続部61と配線端子接続部63との結合部を固定端として配線端子接続部63をたわませることができるので、熱膨張による配線端子20の伸縮に応じて配線端子20にかかる応力、または配線接続部61にケーブルを接続する際に配線端子20にかかる応力を緩和させることができる。
これにより、配線端子20とコントローラ出力端子60とが直接接続される場合においても、配線端子20にかかる応力に対応するためにケース23と配線端子20との接続部を強化させる必要がないので、その分半導体モジュールの端子構造の製造コストを抑えることができる。また、ケース23と配線端子20との接続部を強化させる必要がないことと、配線端子20の形状を単純にできることから、半導体モジュールの高さを低くすることができる。
本発明の実施形態のコントローラ出力端子を示す図である。 本発明の実施形態のコントローラ出力端子構造を示す図である。 本発明の他の実施形態のコントローラ出力端子を示す図である。 本発明の他の実施形態のコントローラ出力端子を示す図である。 本発明の他の実施形態のコントローラ出力端子を示す図である。 本発明の他の実施形態のコントローラ出力端子を示す図である。 従来のコントローラ出力端子構造を示す図である。
符号の説明
10 コントローラ出力端子
11 配線接続部
12 筐体固定部
13 配線端子接続部
20 配線端子
21 ネジ
22 半導体素子
23 ケース
24 ワイヤ
25 はんだ
26 ネジ
27 絶縁板
30 コントローラ出力端子
31 配線接続部
32 筐体固定部
33 配線端子接続部
40 コントローラ出力端子
41 配線接続部
42 筐体固定部
43 配線端子接続部
50 コントローラ出力端子
51 配線接続部
52 筐体固定部
53 配線端子接続部
60 コントローラ出力端子
61 配線接続部
62 筐体固定部
63 配線端子接続部

Claims (3)

  1. 筐体内に備えられる半導体素子の配線端子と前記筐体の外部に設けられる出力端子とが接続される半導体モジュールの端子構造であって、
    前記出力端子は、
    前記筐体の外部の配線と接続される配線接続部と、
    前記配線接続部と結合され、前記筐体に固定される筐体固定部と、
    前記配線接続部と結合され、前記筐体の外部に突出される前記配線端子の端部と直接接続される板状の配線端子接続部と、
    を備え、
    前記配線端子接続部は、前記配線接続部との結合部を固定端としてたわむことを特徴とする半導体モジュールの端子構造。
  2. 請求項1に記載の半導体モジュールの端子構造であって、
    前記配線端子接続部は、前記配線接続部との結合部に沿って切り欠きが設けられていることを特徴とする半導体モジュールの端子構造。
  3. 半導体素子を内部に備える筐体の外部に設けられ、前記半導体素子の配線端子と接続される出力端子であって、
    前記筐体の外部の配線と接続される配線接続部と、
    前記配線接続部と結合され、前記筐体に固定される筐体固定部と、
    前記配線接続部と結合され、前記筐体の外部に突出される前記配線端子の端部と直接接続される板状の配線端子接続部と、
    を備え、
    前記配線端子接続部は、前記配線接続部との結合部を固定端としてたわむことを特徴とする出力端子。


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