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JP2005173258A - カメラシステム - Google Patents

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JP2005173258A
JP2005173258A JP2003413793A JP2003413793A JP2005173258A JP 2005173258 A JP2005173258 A JP 2005173258A JP 2003413793 A JP2003413793 A JP 2003413793A JP 2003413793 A JP2003413793 A JP 2003413793A JP 2005173258 A JP2005173258 A JP 2005173258A
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lens
camera
focus detection
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microcomputer
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Teruyuki Kojima
輝之 小島
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Abstract

【課題】 本発明は上記問題を解決するために成されたもので、レンズの有する特定のスイッチが操作された場合、カメラ本体の制御、特にオートフォーカス制御を含む連続した一連の制御動作を行うことが可能なカメラシステムを提供する。
【解決手段】レンズが第1のカメラと接続されたときは、レンズSW18(操作手段)がカスタムファンクション設定機能(選択手段)により選択された機能で動作し、レンズが第2のカメラと接続されたときはレンズSW18が選択手段の操作に応じてカメラの焦点検出手段(焦点検出回路105)を起動し、焦点検出手段の検出結果に基づいて距離環駆動手段(光検出器35、パルス板36、モーター16)を駆動するように構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カメラ等の光学機器本体と、光学機器本体に着脱可能な付属機器に関するものであり、特に、高度に電子化されたカメラ本体と交換レンズなどの付属機器の距離環制御に関するものである。
従来、高度に電子化されたカメラ本体と交換レンズなどの付属機器の距離環制御においてカメラからレンズへ通信を行うカメラシステムが知られている。
また、一部の交換レンズに操作スイッチを備えたカメラシステムにおいて、カメラのカスタムファンクション設定値ごとに制御内容が変動するカメラシステムが知られている。
従来のカメラシステムにおいては、カメラと付属機器の通信形態は、カメラがマスター機器、レンズなどの付属機器がスレーブ機器である。
カメラの制御スイッチが操作された場合,カメラの設定値に応じて、カメラ本体を制御するのみならず、レンズなどの付属機器の制御をすることができ、これにより撮影者が操作しやすいカメラシステムを構成している。
また、カスタムファンクション機能を有するカメラにおいて、レンズなどの付属機器の操作スイッチが押された場合の制御を付属機器の設定情報に関係なくカメラ側がカスタムファンクション設定された情報にもとづいて制御するカメラシステムが設けられていた。
特開平08−313797号公報
しかし、従来これらのカメラシステムにおいては、付属機器のスイッチ手段とカメラ制御内容の組合せが複雑化することにより、必ずしも撮影者に使用しやすいカメラシステムになっていないという問題がある。
また、カスタムファンクション機能に対応していないカメラの場合、レンズなど付属機器のスイッチを操作しても機能しない付属機器があり、組合せにより機能しないことから、レンズなど付属機器の有するスイッチ機能を生かしきれていないという問題がある。
本発明は上記問題を解決するために成されたもので、レンズの有する特定のスイッチが操作された場合、カメラ本体の制御、特にオートフォーカス制御を含む連続した一連の制御動作を行うことが可能なカメラシステムを提供するものである。
さらに、カメラにカスタムファンクション機能を有しない場合であっても、レンズ固有の制御情報に基づいて、カメラ本体の制御および付属機器の制御、特にオートフォーカス制御を含む連続した一連の制御動作を行うことが可能なカメラシステムを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明のカメラシステムは、操作手段を有するレンズレンズに設けられた操作手段の機能を選択する選択手段を有する第1のカメラと前記レンズに設けられた操作手段の機能を選択する選択手段を有さない第2のカメラとに対し、前記レ
ンズは前記第1および第2のカメラに着脱可能であるカメラシステムにおいて、
前記レンズは距離環駆動手段を有し、
第2のカメラは焦点検出手段を有し
前記レンズが第1のカメラと接続されたときは前記レンズの操作手段は、前記選択手段により選択された機能で動作し、前記レンズが第2のカメラと接続されたときは前記レンズの操作手段は、前記選択手段の操作に応じてカメラの焦点検出手段を起動し、焦点検出手段の検出結果に基づいて距離環駆動手段を駆動するように構成される。
本発明によれば、カスタムファンクション設定機能を有しないカメラにおいて、レンズ釦SWの操作によりレンズのサーチ動作を開始および停止させることができる。これにより、レンズ釦SWをオンすると常時AFサーチし、レンズ釦SWを開放するとAFストップするので、サーチ動作に必要とする操作が1つの釦SWのオンとオフで構成できる。
さらに、レンズサーチ動作を切替える機能を有するレンズ釦SWを有し、レンズ釦SWをオンするとワンショットAFモードから切り替わり、サーボAFモードになる。これによりAFモードの切替に必要とする操作が2つの釦SWのオンで構成し、AF操作の操作性が向上する。
また、レンズ釦SWの操作によりとワンショットAFモードからサーボAFモードに切り替える動作とレンズのサーチ動作を開始および停止させる動作と同時に行うことが可能となり、レンズ釦SWをオンすると常時AFサーチし、レンズ釦SWを開放するとAFストップするので、サーチ動作に必要とする操作が1つの釦SWのオンとオフで構成できる。
以上により、カスタムファンクション設定機能を有しないカメラにおいてレンズの有する特定のスイッチが操作された場合、カメラ本体の制御、特にオートフォーカス制御を含む連続した一連の制御動作を行うことが可能なカメラシステムを提供することができる。
以下に本発明の実施例について説明する。
以下に、カメラシステムにおける本発明の第1の実施例を図1〜図3に基づいて説明する。
図1は本発明を一眼レフレックスカメラに適用して実施したフラッシュ制御カメラシステムの主に光学的な構成を説明した横断面図である。1はカメラ本体であり、この中に光学部品、機械部品、電気回路、モーター、フィルム、などを収容し、写真撮影ができるようになっている。2は主ミラーであり、観察状態と撮影状態に応じて撮影光路へ斜設されあるいは撤去される。
また、主ミラー2はハーフミラーであり、斜設されているときも後述する焦点検出光学系に被写体からの光線の約半分を透過させている。3は撮影レンズ12〜14の予定結像面に配置されたピント板、4はファインダー光路変更のためのペンタダハプリズム、5はファインダーであり撮影者はこの窓よりピント板3を観察することで、撮影画面を観察することができる。6、7は観察画面内の被写体輝度を測定するための結像レンズと光電センサーで、結像レンズ6はペンタダハプリズム4内の反射光路を介してピント板3と光電センサー7を共役に関係付けている。8はシャッター、9は感光部材で、銀塩フィルム等により成っている。23、24はフィルム面の反射輝度を測定するための結像レンズと調
光センサーで、結像レンズ23はフィルム面の像を調光センサー上に結んでいる。調光センサー24は、フィルム面で反射して得られるフラッシュの発光エネルギーを積分し所望の光量に達したらフラッシュマイコンに発光停止を伝達する。25はサブミラーであり、被写体からの光線を下方に折り曲げて、焦点検出ユニット26へ導く。
焦点検出ユニット26は、2次結像ミラー27、2次結像レンズ28、焦点検出ラインセンサ29などより構成される。2次結像ミラー27、2次結像レンズ28は、焦点検出光学系を構成しており、撮影光学系の2次結像面を焦点検出ラインセンサ29上に結んでいる。
焦点検出ユニット26は後述の電気回路の処理により既知の位相差検出法により撮影画面内の被写体の焦点状態を検出する。この焦点状態に応じて撮影レンズの焦点調節機構を制御することにより自動焦点検出装置を実現している。
10はカメラ1とレンズのインターフェイスとなるマウント接点群であり、11はカメラに据え付けられるレンズ鏡筒である。12〜14は撮影レンズであり、12は1群レンズで光軸上を前後に移動することで撮影画面のピント位置を調節することができる。13は2群レンズで光軸上を前後に移動することで撮影画面の変倍となり、撮影レンズの焦点距離が変更される。14は3群固定レンズである。15は撮影レンズ絞りである。16は1群レンズ駆動モーターであり、自動焦点調節動作に応じて1群レンズ12を前後に移動させることによりピント位置を調節することができる。17はレンズ絞り駆動モーターであり、撮影レンズ絞り15を所望される絞り径に駆動する。18はプッシュスイッチであり、押し込むことにより閉成される。
次に、第2図は本発明のカメラ本体と交換レンズなどの距離環制御システムの電気回路ブロックを示している。図1と対応する部材には同じ番号が付されている。
カメラの処理手段としてカメラマイコン100は、発振器101で作られるクロックをもとに内部の動作が行われる。
記憶手段としてのEEPROM101bは、フィルムカウンタその他の撮影情報を記憶可能である。100cのA/D(アナログ−デジタル変換器)は焦点検出回路105、測光回路106からのアナログ信号をA/D変換し、カメラマイコン100はこのA/D値を信号処理することにより各種の動作を行う。
カメラマイコン100には、焦点検出回路105、測光回路106、シャッター制御回路107、モーター制御回路108、フィルム走行検知回路109、スイッチセンス回路110、LCD駆動回路111が接続されている。また撮影レンズ内に配置されたレンズ制御回路としてのレンズマイコン112とはマウント接点群10を介して信号の伝達がなされ、フラッシュ装置とはフラッシュ接点群22を介してフラッシュ装置内のフラッシュマイコン200と信号の伝達がされる。
ラインセンサ29は、ファインダー上の3つの測距点に対応した3組のラインセンサLine−L(左)、Line−C(中央)、Line−R(右)、で構成する公知のCCDラインセンサである。焦点検出回路105はカメラマイコン100(MPU)の信号に従い、これらラインセンサ29の蓄積制御と読出制御を行って、それぞれの画素情報をカメラマイコン100に出力する。カメラマイコン100はこの情報をA/D変換し、既知の位相差検出法により撮影画面内の被写体の焦点状態を検出する。
カメラマイコン100は焦点検出結果に応じてレンズマイコン112と信号のやりとり
を行うことにより、焦点調節機構を駆動する。
測光回路106は画面内の各エリアの輝度信号として、画面内を6個のエリアに分割した多分割測光センサー7からの出力をカメラマイコン100に取り込む。測光回路106は、定常状態では輝度信号を出力し、
カメラマイコン100は、その輝度信号をA/D変換し、撮影の露出の調節のための絞り値の演算とシャッタースピードの演算を行う。
シャッター制御回路107はカメラマイコン100からの信号に従って、フォーカルプレーンシャッター8を構成するシャッター先幕駆動マグネットMG−1および、シャッター後幕駆動マグネットMG−2を走行させ、感光部材への露出制御を行う。
モーター制御回路108は、カメラマイコン100からの信号に従って、モーターを制御することにより、主ミラー2のアップダウンおよびシャッターのチャージ、そしてフィルムの給送を行う。
フィルム走行検知回路109は、フィルムの給送時にフィルム1駒分を巻き上げたかを検知しカメラマイコン100に給送信号を伝達する。
SW1は不図示のレリーズ釦の第1ストロークでONするスイッチであり、SW1をONすると測光制御、焦点検出制御を開始する。
SW2は不図示のレリーズ釦の第2ストロークでONするスイッチであり、露光動作を開始するスイッチとなる。
SW1、SW2、その他不図示のカメラの操作部材からの信号はスイッチセンス回路110が検知し、カメラマイコン100に伝達する。
液晶表示回路111はファインダー内LCD24と不図示のモニター用LCD42の表示をカメラマイコン100からの信号に応じて制御している。
次に カメラマイコン100レンズ間のインターフェイス端子の説明を行う。
LCKはレンズとのシリアル通信を行うための同期クロックの出力端子、LDOはレンズとのシリアル通信を行うためのシリアルデータ出力端子、LDIはレンズとのシリアル通信を行うためのシリアルデータ入力端子である。
次にレンズの構成について説明を行う。カメラ本体1とレンズはレンズマウント接点群10を介して相互に電気的に接続される。このレンズマウント接点群10はレンズのフォーカス駆動用モーター16および、絞り駆動用モーター17の電源用接点であるL0、レンズマイコン112の電源用接点であるL1、公知のシリアルデータ通信を行うための同期クロック用接点L2、カメラからレンズへのリアルデータを送信するためのシリアルデータ用接点L3、レンズからカメラへシリアルデータを送信するためのシリアルデータ用接点L4、前記モーター用電源に対するグランド接点であるL5、レンズマイコン112用電源に対するグランド接点であるL6で構成されている。
レンズマイコン112はこれらレンズマウント接点群10を介してカメラマイコン10
0と接続され、1群レンズ駆動モーター16およびレンズ絞り駆動モーター17を動作させ、レンズの焦点調節と絞り制御を行っている。35、36は光検出器とパルス板であり、レンズマイコン112がパルス数を計数することにより1群レンズの位置情報を得るこ
とができ、焦点調節を行うことができる。
18はSWであり、レンズマイコンに接続しており、閉成することによりフォーカス制御駆動を開始するものである。
図3はフローチャートである。
図3において、ステップ101は、カメラマイコン100はスタンバイ状態である。
ステップ201において、撮影者によりレンズSW18が操作されると、SW18を接続しているレンズマイコン112が起動する。
レンズマイコン112は通信インターフェース(LDI)を介してカメラマイコンに通信要求割り込みを行う。
ステップ102において、カメラマイコン100はスタンバイ状態から起動状態へ移行しレンズ通信を許可する。
ステップ103において、カメラマイコン100はレンズ通信コマンドを発行するとともに、カメラ内部の設定値のうち、カメラ撮影モード、カメラID番号、レンズ制御に使用する設定値など各種設定値をレンズマイコン112へ送信する。
ステップ202において、レンズマイコン112は、レンズ通信コマンドを受信し、レンズ内部状態フラグとスイッチ状態をカメラマイコン100へ返信するとともにカメラ内部の設定値を受信する。これにより、レンズSW18が操作され、レンズ駆動可能な状態であるかをカメラマイコン100へ伝達する。カスタムファンクション設定機能を有しないカメラであるため、レンズSW18の操作に応じて、ダイレクトに以下の処理へ移行する。
ステップ104において、カメラマイコン100はバッテリチェックを行い、カメラのバッテリ状態が正常な範囲であるかを確認し、正常あればステップ105以降へ進み、バッテリが異常状態であれば、以下の処理を中断し、異常終了となる。
ステップ105において、カメラマイコン100は、ワンショットAFモードに設定するとともに焦点検出回路105を作動させる。
ワンショットAFモードとは、レリーズスイッチSW2の割込みを禁止し、いわゆる合焦状態に無い場合には、レリーズシーケンスへ移行しない。一方、合焦状態に達したと判断した場合には、レリーズシーケンスへ移行する。
これに対し、サーボAFモードとは、レリーズスイッチSW2の割込みを禁止しないものであり、常時SW2の入力状態を監視し、SW2の入力があれば即座に、レリーズシーケンスへ移行する。いわゆる合焦状態に無くても、レリーズシーケンスへ移行する点がワンショットAFモードと異なる。
ステップ106において、SW2の割込みを禁止することにより、ワンショットAFモードを開始する。
ステップ107において、カメラマイコン100は、焦点検出回路105の出力をA/D変換器100cで検出し、さらに位相差検出方式による所謂相関演算を行い、デフォーカス量を算出する。
デフォーカス量が所定量未満の場合は、ステップ109へ進む。
デフォーカス量が所定量より大きい場合は、ここで得られたデフォーカス量をレンズマイコン112へ送信する。
ステップ203において、レンズマイコン112はカメラマイコン100からデフォーカス量を受信する。このデフォーカス量に基づいて、駆動パルス量を算出する。
ステップ204において、フォーカス駆動モーター16を制御開始する。35、36は光検出器とパルス板であり、レンズマイコン112がパルス数を計数することにより1群レンズの位置情報を得ることができ、焦点調節を行うことができる。
ステップ205において、レンズSW18を監視し、レンズSW18が撮影者によりオンしている状態を継続していれば、ステップ206以降へ進み、レンズSW18がオフされた場合には、ステップ207へ移行しモーター16の駆動を停止することにより、レンズサーチ動作を停止する。
ステップ206において、光検出器35、パルス板36によるパルス数をカウントし、所定パルス数に達しているか、検出する。所定パルス数に達している場合は停止位置に到達したと判断し、ステップ207へ移行し、モーター16の駆動を停止する。所定パルス数に達していない場合は、停止位置でないと判断し、ステップ204へ移行し、モーター16の駆動をさらに繰り返して行う。ステップ207において、モーター16の駆動を停止しステップ208へ移行する。
ステップ208において、次のコマンドを受信するか、撮影者による操作を待つ。一方カメラマイコン100において、ステップ108へ移行し、ステータス要求コマンドを送信し、レンズマイコン112の処理状況を検出する。レンズが所定のデフォーカス量に相当するサーチ動作を行ったあとモーター16の駆動を停止した場合は、ステップ107へ移行しデフォーカス量を算出する。
ステップ109において、SW2割込み入力の禁止を解除するとともに、レリーズシーケンスへ移行する。
以上のフローチャート手順により、レンズSW18を操作すると、一連の動作としてカメラの焦点検出制御機能を起動し、レンズサーチを行うことができる。また、レンズSW18をオフすると直ちに、レンズ駆動停止を行うことができる。
なお、語句の対応として、レンズに設けられたSW18は、操作手段、カメラに設けられたカスタムファンクション設定機能は選択手段、レンズに設けられた光検出器35、パルス板36、モーター16は、距離環駆動手段に対応し、さらに、カメラに設けられた焦点検出回路105は焦点検出手段、カメラに設けられたSW1は第2の操作手段、カメラに設けられたワンショットAFモードが第1の焦点検出モードとなり、カメラに設けられたサーボAFモードが第2の焦点検出モードとなる。そして、ワンショットAFモードとサーボAFモードとの切替えを行うカメラマイコン100が切替え手段となっている。
次に、図4は本発明に係る第2の実施例をあらわすフローチャートである。
図4において、ステップ301は、撮影者によりSW1が操作されるとカメラマイコン100は起動する。
ステップ201において、撮影者によりレンズSW18が操作されると、SW18を接続しているレンズマイコン112が起動する。レンズマイコン112は通信インターフェイス(LDI)を介してカメラマイコンに通信要求割り込みを行う。
ステップ302において、カメラマイコン100はスタンバイ状態から起動状態へ移行しレンズ通信を許可する。
ステップ303において、カメラマイコン100はレンズ通信コマンドを発行するとともに、カメラ内部の設定値のうち、カメラ撮影モード、カメラID番号、レンズ制御に使用する設定値など各種設定値をレンズマイコン112へ送信する。
ステップ202において、レンズマイコン112は、レンズ通信コマンドを受信し、レンズ内部状態フラグとスイッチ状態をカメラマイコン100へ返信するとともにカメラ内部の設定値を受信する。これにより、レンズSW18が操作され、レンズ駆動可能な状態であるかをカメラマイコン100へ伝達する。カスタムファンクション設定機能を有しないカメラであるため、レンズSW18の操作に応じて、ダイレクトに以下の処理へ移行する。
ステップ304において、カメラマイコン100はバッテリチェックを行い、カメラのバッテリ状態が正常な範囲であるかを確認し、正常あればステップ305以降へ進み、バッテリが異常状態であれば、以下の処理を中断し、異常終了となる。
ステップ305において、カメラマイコン100は、ワンショットAFモードとサーボAFモードを切替え、本実施例ではサーボAFモードに設定するとともに焦点検出回路105を作動させる。
ステップ306において、SW2の割込みを許可することにより、サーボAFモードを開始する。
ステップ307において、カメラマイコン100は、焦点検出回路105の出力をA/D変換器100cで検出し、さらに位相差検出方式による所謂相関演算を行い、デフォーカス量を算出する。デフォーカス量が所定量未満の場合は、ステップ309へ進む。デフォーカス量が所定量より大きい場合は、ここで得られたデフォーカス量をレンズマイコン112へ送信する。
レンズマイコンの制御ステップ203〜ステップ208は、図3における説明と同じであり重複するので省略する。
カメラマイコン100はステップ308へ移行し、ステータス要求コマンドを送信し、レンズマイコン112の処理状況を検出する。レンズが所定のデフォーカス量に相当するサーチ動作を行ったあとモーター16の駆動を停止した場合は、ステップ307へ移行してデフォーカス量を算出する。そして、ステップ309において、レリーズシーケンスへ移行する。
以上のフローチャート手順により、レンズSW18とカメラSW1を操作すると、サーボAFモードに移行し、一連の動作としてカメラの焦点検出制御機能を起動し、レンズサーチを行うことができる。
次に、図5は本発明に係る第3の実施例をあらわすフローチャートである。
図5において、ステップ401において、カメラマイコン100はスタンバイ状態にある。
ステップ201において、撮影者によりレンズSW18が操作されると、SW18を接続しているレンズマイコン112が起動する。
レンズマイコン112は通信インターフェイス(LDI)を介してカメラマイコンに通信要求割り込みを行う。
ステップ402において、カメラマイコン100はスタンバイ状態から起動状態へ移行しレンズ通信を許可する。
ステップ403において、カメラマイコン100はレンズ通信コマンドを発行するとともに、カメラ内部の設定値のうち、カメラ撮影モード、カメラID番号、レンズ制御に使用する設定値など各種設定値をレンズマイコン112へ送信する。
ステップ202において、レンズマイコン112は、レンズ通信コマンドを受信し、レンズ内部状態フラグとスイッチ状態をカメラマイコン100へ返信するとともにカメラ内部の設定値を受信する。これにより、レンズSW18が操作され、レンズ駆動可能な状態であるかをカメラマイコン100へ伝達する。カスタムファンクション設定機能を有しないカメラであるため、レンズSW18の操作に応じて、ダイレクトに以下の処理へ移行する。
ステップ404において、カメラマイコン100はバッテリチェックを行い、カメラのバッテリ状態が正常な範囲であるかを確認し、正常あればステップ405以降へ進み、バッテリが異常状態であれば、以下の処理を中断し、異常終了となる。
ステップ405において、カメラマイコン100は、ワンショットAFモードに設定するとともに焦点検出回路105を作動させる。ワンショットAFモードとサーボAFモードを切替え、サーボAFモードとなる。ステップ406において、SW2の割込みを許可することにより、サーボAFモードを開始する。
ステップ407において、カメラマイコン100は、焦点検出回路105の出力をA/D変換器100cで検出し、さらに位相差検出方式による所謂相関演算を行い、デフォーカス量を算出する。
デフォーカス量が所定量未満の場合は、ステップ409へ進む。デフォーカス量が所定量より大きい場合は、ここで得られたデフォーカス量をレンズマイコン112へ送信する。レンズマイコンの制御ステップ203〜ステップ208は、図3における説明と同じであり重複するので省略する。
カメラマイコン100はステップ408へ移行し、ステータス要求コマンドを送信し、レンズマイコン112の処理状況を検出する。レンズが所定のデフォーカス量に相当するサーチ動作を行ったあとモータ16の駆動を停止した場合は、ステップ407へ移行しデフォーカス量を算出する。ステップ409において、レリーズシーケンスへ移行する。
以上のフローチャート手順により、レンズSW18を操作すると、サーボAFモードに移行し、一連の動作としてカメラの焦点検出制御機能を起動し、レンズサーチを行うこと
ができる。また、SW18をオフすると直ちに、レンズ駆動停止を行うことができる。
本発明の構成をあらわす断面図である。 本発明のブロック図である。 本発明の第1の実施例に係るフローチャートである。 本発明の第2の実施例に係るフローチャートである。 本発明の第3の実施例に係るフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ本体
2 主ミラー
3 ピント板
4 ペンタダハプリズム
5 ファインダー
6 結像レンズ
7 光電センサー
8 シャッター
9 感光部材
10 マウント接点群
11 レンズ鏡筒
12〜14 撮影レンズ
13 2群レンズ
14 3群固定レンズ
15 撮影レンズ絞り
16 1群レンズ駆動モーター
17 レンズ絞り駆動モーター
18 プッシュスイッチ(レンズSW)
22 フラッシュ接点群
23 結像レンズ
24 調光センサー
25 サブミラー
26 焦点検出ユニット
27、28 2次結像ミラー
29 焦点検出ラインセンサ
35 光検出器
36 パルス板
100 カメラマイコン
101 発振器
101b EEPROM
100c A/D(アナログ−デジタル変換器)
105 焦点検出回路
106 測光回路
107 シャッター制御回路
108 モーター制御回路
109 フィルム走行検知回路
110 スイッチセンス回路
111 LCD駆動回路
112 レンズマイコン
SW1 レリーズ釦の第1ストロークスイッチ
SW2 レリーズ釦の第2ストロークスイッチ

Claims (4)

  1. 操作手段を有するレンズに設けられた操作手段の機能を選択する選択手段を有する第1のカメラと、前記レンズに設けられた操作手段の機能を選択する選択手段を有さない第2のカメラとに対し、前記レンズが前記第1および第2のカメラに着脱可能であるカメラシステムにおいて、
    前記レンズは距離環駆動手段を有し、
    第2のカメラは焦点検出手段を有し
    前記レンズが第1のカメラと接続されたときは前記レンズの操作手段は、前記選択手段により選択された機能で動作し、前記レンズが第2のカメラと接続されたときは前記レンズの操作手段は、前記選択手段の操作に応じてカメラの焦点検出手段を起動し、焦点検出手段の検出結果に基づいて距離環駆動手段を駆動することを特徴とするカメラシステム
  2. 第1の操作手段を有するレンズに設けられた第1の操作手段の機能を選択する選択手段を有する第1のカメラと、前記レンズに設けられた第1の操作手段の機能を選択する選択手段を有さない第2のカメラとに対し、前記レンズが前記第1および第2のカメラに着脱可能であるカメラシステムにおいて、
    前記レンズは距離環駆動手段を有し、
    第2のカメラは焦点検出手段と第2の操作手段を有し、さらに第2のカメラはカメラの第1の焦点検出モードと第2の焦点検出モードを切替える切替え手段を有し、前記レンズが第1のカメラと接続されたときは前記レンズの第1の操作手段は、前記選択手段により選択された機能で動作し、
    前記レンズが第2のカメラと接続されたときは、前記レンズの第1の操作手段は、前記選択手段の操作に応じて動作し、第1の操作手段を操作するとともに前記第2の操作手段が操作されたときは、カメラの第1の焦点検出モードと第2の焦点検出モードを切替え、第2の焦点検出モードで焦点検出手段を起動し、焦点検出手段の検出結果に基づいて距離環駆動手段を駆動することを特徴とするカメラシステム
  3. 操作手段を有するレンズに設けられた第1の操作手段の機能を選択する選択手段を有する第1のカメラと、前記レンズに設けられた操作手段の機能を選択する選択手段を有さない第2のカメラとに対し、前記レンズが前記第1および第2のカメラに着脱可能であるカメラシステムにおいて、
    前記レンズは距離環駆動手段を有し、
    第2のカメラは焦点検出手段を有し、さらに第2のカメラはカメラの第1の焦点検出モードと第2の焦点検出モードを切替える切替え手段を有し
    前記レンズが第1のカメラと接続されたときは前記レンズの第1の操作手段は、前記選択手段により選択された機能で動作し、
    前記レンズが第2のカメラと接続されたときは、前記レンズの操作手段は、前記選択手段の操作に応じて、カメラの第1の焦点検出モードと第2の焦点検出モードを切替え、第2の焦点検出モードで焦点検出手段を起動し、焦点検出手段の検出結果に基づいて距離環駆動手段を駆動することを特徴とするカメラシステム
  4. 前記第1の焦点検出モードはワンショットAFモードであり、
    前記第2の焦点検出モードはサーボAFモードであることを特徴とした請求項2又は3記載のカメラシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009042365A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Canon Inc 撮像装置

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