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JP2005161306A - ペルフルオロメタンの精製 - Google Patents

ペルフルオロメタンの精製 Download PDF

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JP2005161306A
JP2005161306A JP2004314531A JP2004314531A JP2005161306A JP 2005161306 A JP2005161306 A JP 2005161306A JP 2004314531 A JP2004314531 A JP 2004314531A JP 2004314531 A JP2004314531 A JP 2004314531A JP 2005161306 A JP2005161306 A JP 2005161306A
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フィリップ ブルース ヘンダーソン
Charles G Coe
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C17/38Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C17/389Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by adsorption on solids

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

【課題】 ペルフルオロエタン(C)及び1又は複数種の他のフッ化炭素化合物を含む気体混合物からフルオロエタンを除去する方法を提供する。
【解決手段】 気体混合物を、Cの少なくとも一部を選択的に吸着するモルデナイト構造のゼオライトを含む吸着剤と接触させること、及びこの吸着剤との接触によるCが減少した気体生成物を取り出すことを含む方法とする。
【選択図】 なし

Description

ペルフルオロメタン、すなわちテトラフルオロメタン(CF)は、電子部品の製造に用いられる重要な材料であり、低温冷媒として用いられることもある。CFを工業的に生産する1つの方法においては、フッ素を炭素と直接反応させ、CF、未反応のフッ素、及び反応副生物、例えばフッ化水素酸(HF)及び炭素とFの不完全反応に起因するヘキサフルオロエタン(C)などの比較的大きいフッ化アルキル化合物を含む粗生成物を得る。この残留F及び副生物HFを湿式又は乾式スクラビングにより除去して、1体積%までのペルフルオロエタン(C)を含有する混ざりものあるCFを得る。最終的なCF製品を得るには更なる精製が必要であり、最高等級の高純度CFでのCの濃度は一般に、体積で100万部当たり0.5部(ppmv)未満まで減らさなければならない。
混合フッ化炭素は、圧力スイング又は温度スイング吸着法により分離又は精製することができる。例えば米国特許第5,417,742号には、ケイ素に富むゼオライト吸着剤を用いて、窒素、酸素、アルゴン、及びこれらの混合物などの低沸点ガスから過フッ化炭素を回収する吸着法が開示されている。米国特許第5,523,499号には、活性炭又はゼオライト吸着剤上への吸着によって、不純物のCClF及び/又はCHFを含有するヘキサフルオロエタンを精製する方法が開示されている。米国特許第5,785,741号及び第6,187,077号は、窒素、NF、SF、並びにCF、CHF及びCなどのフッ化炭素の混合物からフッ化炭素を回収する複合膜−吸着法について記述している。
フッ化炭素を含有する気体混合物からCを除去する改良された吸着法、特にCFから不純物としてのCを除去する改良された吸着法が、当業界で必要性とされている。吸着される不純物に対して高い吸着能力を有し、それによって所与の吸着装置の規模に対して長い操業時間を可能にし、且つまた不純物とCF生成物の間で高い選択率を有する吸着剤が、当業界で必要性とされている。CFの回収率を高めることができるこのような改良された吸着剤は、下記に開示し、また特許請求される本発明の実施形態により提供される。
本明細書中で述べる本発明の実施形態には、ペルフルオロエタン(C)及び1又は複数種の他のフッ化炭素化合物を含む気体混合物からペルフルオロエタンを除去する方法が含まれる。ここでこの方法は、この気体混合物を、Cの少なくとも一部を選択的に吸着するモルデナイト構造のゼオライトを含む吸着剤と接触させること、及びこの吸着剤との接触でCが減少した気体生成物を取り出すことを含む。このゼオライト吸着剤は、シリカとアルミナの原子比(Si/Al)が約50未満でよい。このゼオライト吸着剤は、その陽イオンの少なくとも約50%がプロトンで置換されるようにして、脱陽イオン化されていてもよい。
1つの実施形態では、この気体混合物中の1又は複数種の他のフッ化炭素化合物のうちの1つが、ペルフルオロメタン(CF)であることができる。Cが減少したこの気体生成物は、CFを含んでもよい。Cが減少したこの気体生成物は、CFを少なくとも99.99体積%含むことができる。
ペルフルオロエタン及び1又は複数種の他のフッ化炭素化合物を含有する気体混合物からペルフルオロエタン(C)を除去する方法は、少なくとも下記の工程(a)〜(d)を用いる圧力スイング吸着法を含むことができる:
(a)ケイ素とアルミニウムの原子比(Si/Al)が約50未満のモルデナイト構造のゼオライト吸着剤を入れた吸着容器中に、所定の供給圧で気体混合物を導入し、吸着剤上にCの少なくとも一部を選択的に吸着させ、この吸着容器から、Cが減少した気体生成物を取り出すこと、
(b)この吸着容器中への気体混合物の流れを停止し、そこからCに富んだ廃ガスを取り出すことにより吸着容器中の圧力を下げ、それによってCを脱着し、吸着剤を再生すること、
(c)この吸着容器を加圧すること、及び
(d)循環的に(a)〜(c)を繰り返すこと。
圧力スイング吸着法は、1台の吸着容器で工程(a)を行いながら別の容器で工程(b)及び(c)を行うようにして異なる位相で操作される2台又はそれよりも多くの吸着容器を用いて行ってもよい。工程(b)を行う1台の吸着容器から取り出されたCに富んだ廃ガスの少なくとも一部を、工程(c)を行う別の吸着容器に導入してもよい。
気体混合物中の1又は複数種の他の成分のうちの1つがペルフルオロメタン(CF)である場合、この方法は更に、工程(b)の間に不活性ガスで吸着容器をパージして不活性ガス、C、及びCFを含むパージガス流出物を提供すること、このパージガス流出物を、選択的にCを吸着する二次吸着容器に通過させること、この二次吸着装置から、パージガス及びCFを含む二次パージ流を取り出すこと、パージ流を冷却し、部分的に凝縮させて、冷却されたパージ流を得ること、及びこの冷却されたパージ流から、凝縮したCFを回収することを含んでもよい。
あるいは、ペルフルオロエタン(C)及び1又は複数種の他のフッ化炭素化合物を含有する気体混合物からペルフルオロエタンを除去する方法は、少なくとも下記の工程(a)〜(d)を用いる温度スイング吸着法を含むことができる:
(a)ケイ素とアルミニウムの原子比(Si/Al)が約50未満のモルデナイト構造のゼオライト吸着剤を入れた吸着容器中に、所定の供給温度で気体混合物を導入し、吸着剤上にCの少なくとも一部を選択的に吸着させ、そしてこの吸着容器からCが減少した気体生成物を取り出すこと、
(b)吸着容器中への気体混合物の流れを停止し、供給温度を超える温度でパージガスにより容器をパージし、不活性ガス及びCを含むパージガス流出物を容器から取り出すことによってCを脱着し、吸着剤を再生させること、
(c)この吸着容器を冷却すること、及び
(d)循環的に(a)〜(c)を繰り返すこと。
温度スイング吸着法は、1台の吸着容器で工程(a)を行いながら別の容器で工程(b)及び(c)を行うようにして異なる位相で操作される2台又はそれよりも多くの吸着容器を用いて行ってもよい。工程(b)の少なくとも一部は、50〜300℃の温度範囲で行うことができる。このパージガスは、窒素、アルゴン、ヘリウム、水素、及びこれらの混合物からなる群から選択することができる。
気体混合物中の1又は複数種の他の成分のうちの1つがペルフルオロメタン(CF)である場合、この方法は更に、このパージガス流出物を冷却して、不活性ガス、C及びCFを含有する冷却されたパージガス流出物を得ること、この冷却されたパージガス流出物を、選択的にCを吸着する二次吸着容器に通過させること、この二次吸着装置から、パージガス及びCFを含む二次パージ流を取り出すこと、パージ流を冷却し、部分的に凝縮させて、冷却されたパージ流を得ること、及びこの冷却されたパージ流から、凝縮したCFを回収することを含んでもよい。
本発明の別の実施形態は、下記の工程(a)〜(c)を含む方法により得られる高純度ペルフルオロメタン(CF)生成物である:
(a)CF及び少なくともペルフルオロエタン(C)を含む気体混合物を提供すること、
(b)この気体混合物を、ケイ素とアルミニウムの原子比(Si/Al)が約50未満のモルデナイト構造のゼオライト吸着剤と接触させ、吸着剤にCの少なくとも一部を選択的に吸着させて、CFに富んだガスを形成すること、及び
(c)この吸着剤との接触によるCFに富んだガスを取り出して、高純度のCF生成物を得ること。
このゼオライト吸着剤は、その陽イオンの少なくとも約50%がプロトンで置換されるようにして脱陽イオン化されていてもよい。この高純度CF生成物は、CFを少なくとも99.99体積%含むことができる。
本発明の実施形態は、ペルフルオロエタン(C)、他のフッ化炭素、及び任意選択でNFを含有する混合物から、Cを除去するための改良された方法に関する。本発明の1つの実施形態は、ペルフルオロメタン(CF)からCを除去して高純度のCF生成物を生成する改良された方法に関する。この改良された方法では、酸の形態(HMOR)のモルデナイト(MOR)構造のゼオライトを、不純物としてのCを除去するために圧力又は温度スイング吸着法で使用する。
モルデナイトは天然に産出するアルミノケイ酸塩鉱物であり、工業的な量で合成によっても生産される。このモルデナイト構造は、隣接する酸素の共有によって架橋するアルミノケイ酸塩の鎖からなる。モルデナイトの構築単位は、四及び五員環からなり、骨格の各四面体は、構造中においてこの五員環の少なくとも1つに属する。モルデナイト構造の本質的特徴は、約6.7×7.0Åの寸法を有する主チャネルの存在であり、この主チャネルはc−結晶軸に平行であり、12員環を通して気体分子にとって利用可能である。主チャネルに対して垂直でb−結晶軸に沿った約5.7×2.9Åの寸法を有するサイドポケットは、8員環を通して利用可能である。これらのサイドポケットは、モルデナイト構造内に包含される二次細孔系の限られた利用を可能にする。これらのサイドポケットは、主チャネルに沿って規則的な間隔で離間し、その小さな細孔のサイドポケットを通って次の主チャンル中に拡散するには大きすぎる分子に対して、主チャネル中の「粗い」表面を与える。
本発明をサポートする開発作業中に、思いがけなくモルデナイトがCに対して他の市販のゼオライトよりも高い選択率を有し、それによって他のフッ化炭素を含むCの混合物からCを除去するための改良された吸着剤をもたらすことを発見した。1つの実施形態において、ある種のモルデナイトは、CFからCを除去するのに特に適しており、再生パージガスからのCFの高い回収率を可能にする好都合な平衡及び速度特性を有することが特に分かった。
合成モルデナイトは一般に、少なくとも1種類の金属陽イオンを含有し、また天然に産出するモルデナイトは一般に、様々な金属陽イオンを含有する。これらの金属陽イオンは、従来のイオン交換法を用いて容易に酸性プロトンで置き換えることができる。このイオン交換は、固相又は液相のいずれかで行うことができる。酸の形態又は脱陽イオン化された形態の得られたモルデナイトは、HMORとして特定することができる。本発明では好ましくは、元のモルデナイト中の陽イオンの少なくとも約50%を、イオン交換によりプロトンで置換して、HMORを生成する。
モルデナイトのSi/Al原子比は、合成中に又は様々な合成後の変性を通じて、広範囲にわたって変えることができる。これらのモルデナイト組成物はすべて、上記のように主に酸の形態に容易に転換することができ、また場合によってはこの転化プロセスにより、モルデナイトのSi/Al原子比を変えることもできる。本発明では、モルデナイトのSi/Al原子比は、好ましくは約50未満、最も好ましくは約10未満である。
炭素の直接フッ素化で得られるCFの精製は、HMORゼオライトを含有する吸着剤を用いて温度スイング吸着により行うことができる。CFは一般に、HMORゼオライト上に共に吸着され、吸着床温度を上げ、また吸着床をパージ又は排気して吸着された不純物を除去するときに、この吸着された部分が失われることがある。この一部の共に吸着されたCF生成物を回収するためには、この使用済みの吸着床を窒素でパージすることができ、Cほど強く吸着されないCFはパージガス中に脱着される。脱着されたCFと脱着された少量のCを含有するパージガスは、CF/Nパージガス流出物の流れの中でC濃度が許容できないレベルに上昇するまで、HMORゼオライトの第二吸着床に通過させてもよい。共に吸着されたCFのかなりの量、一般には50%を超える量を、脱着C濃度があまり高くなり過ぎないうちに、このやり方で回収することができる。CFは、パージ流出ガスを冷却し、CFを凝縮させ、この凝縮させたCFを回収することによって、このガスから回収することができる。
この酸モルデナイト(HMOR)と比べて、酸の形態の非モルデナイトのゼオライトは、Cに対する高い選択率を示さなかった。他の型のゼオライトを凌ぐHMORの利点を、下記の実施例で示す。これらは本発明の実施形態を例示するものであり、それらの中で述べるどの特定の細部によっても本発明を限定するものではない。
(実施例1)
Si/Al原子比が6のHMOR(CP504−11CY、Zeolyst)272gを、長さ3ft(約91cm)、直径1インチ(約2.54cm)のカラムに詰めた。カラムの流出物を、ガスクロマトグラフィ(GC)により、CFの濃度(%)及びCの濃度(ppm)について分析した。このカラムをCFで飽和させ、一定温度に達するに任せた。CF中にCを1000ppmv含有する気体混合物を、100sccm(標準cm/分)でカラムを通過させ、カラムからの流出物を3分おきに分析した。破過時間を、GCにより3ppmvのCが検出される時間と定義した。14.5時間後に破過が観察された。これは破過時点で0.014mmol/gのC吸着容量に相当する。
(実施例2)
が破過した直後に、実施例1で得たカラムを周囲温度で100sccmのNの流れでパージし、脱着したCFの純度を分析した。N中の脱着したCFは、その混合物を第二の活性炭カラムを通過させてCを除去することによって回収し、極低温でパージNから分離することができる。HMORからCFのパージ及び脱着の間ずっと、25ppmの一定レベルのCがパージガス流出物中で観察された。45分後、N中のCF濃度は10%未満に下がりパージを停止した。
(実施例3)
MORの代わりにNaX型ゼオライト278gを用いて、実施例1で述べた実験を繰り返した。Cの破過が13.0時間後に観察された。これは0.012mmol/gのC吸着容量に相当した。
(実施例4)
実施例2と同様なCF回収実験を、実施例3で得たカラムについて行った。60分後、N中のCF濃度は10%未満に下がり、脱着を停止した。CFの脱着の初めには、C濃度60ppmが観察され、着実に上昇し回収工程の終りには285ppmになった。
実施例1と実施例3とを比較すると、HMORは、NaXゼオライトと比べて、mmol/g基準で16%多いC容量を有することが示される。これら2種類の吸着剤の充填密度はほぼ等しいので、CFからCを除去する場合、HMORでは15%より長い操業時間が可能になるはずである。実施例2と実施例4の比較は、NaXと比べて、HMORを用いた場合、CFがずっと容易にパージガスから回収され、且つNaXを用いた場合よりも、CF回収工程の間の不純物の脱着量がかなり少ないことが示される。更にCFの脱着の間、NaXを用いるとC濃度レベルは着実に増加するのに比べて、HMORの場合は低く且つ不変であった。
(実施例5)
実施例1の破過実験を、242gのゼオライト吸着剤HZSM−5を用いて繰り返した。わずか9時間後にCの破過が起こった。これは破過時点で0.010mmol/gの負荷量に相当する。C吸着性能が劣っていたので、HZSM−5については吸着実験を行わなかった。このHZSM−5の比較的低いC選択率は、比較的短い破過時間につながった。これは、酸の形態の他のゼオライトは、標準的なNaX吸着剤で達成可能なレベル以上にはCFの精製を向上させないことを示している。
上記の充填床の破過の検討に加えて、標準の平衡等温線の測定を、幾つかのゼオライト吸着剤について行った。等温線の測定は、これら吸着剤について400℃までの動的真空下で注意深く活性化させた後に70℃で行って、構造的損傷がこの活性化により起きないことを確実にした。ヘンリー則定数がこの吸着等温線から得られ、これを用いて、CFと比較したCに対するヘンリー則選択率を、検討される吸着剤について計算した。この選択率は本明細書中では、CFに対するヘンリー則定数と、Cに対するヘンリー則定数の比として定義する。これらの選択率を次の表1に示す。
Figure 2005161306
表1の結果から、酸の形態のモルデナイト(HMOR)は、CFからCを選択的に除去する独特の収着特性を有することが分かる。NaX吸着剤と比較したHMORに関する幾つかの早期の結果によれば、HMORの選択率は、容積測定に基づく微細孔体積量と並んで、収着空間の電荷密度の増加によって、増加させることができると考えられた。酸性プロトンをナトリウムで置換することによって、電荷密度を増す最初の試みがなされた。ナトリウムの付加は、ゼオライトへのCFとCの両方の接触を完全に妨げ、NaXについて上記で見られたような測定し得る吸着をもたらさなかった。一価のナトリウムイオンの代わりに二価のカルシウムイオンを用いて、ゼオライトへの接近を「拡大させる」試みもまた不成功であった。
Naモルデナイトは、比較的小さな微細孔容積を有する一次元ゼオライトであるため、より大きい体積密度だけでなくより大きい細孔径を有することが分かっているX型ゼオライトを用いる試みがなされた。選択したX型吸着剤は、高電荷密度リチウム陽イオンのうちでも最も高密度を有し、O−VSA用途に供される最もよく知られている吸着剤であるLiLSXである。思いがけないことに、LiLSXのC/CF選択率は、実際に、標準的なNaX吸着剤について見られたものよりも低かった。この結果は、陽イオンの種類は選択率に強い影響を及ぼすものではないことを示唆した。
これらの結果に基づいて、選択率に及ぼす細孔径及び骨格組成の影響を調査した。ZSM−5構造を有する2種類のゼオライトを試験して、比較的小さな細孔径(5.5Å対6.5Å)又はゼオライト構造中の5員環の存在が、Cの選択的吸着に影響するかどうかを調べた。単位セル当たり1個未満のAlを有する高シリカ質のZSM−5の選択率は、HMORよりも劣ることが分かった。チャネル中に存在する電界勾配を更に低減させる40Åの細孔を有するメソポーラスシリカMCM−41も試験した。この収着剤は、評価した中で最も非選択性のものであり、わずか2.2のC/CF選択率を示したに過ぎない。
モルデナイトと類似の構造的特徴を有する酸の形態の他のゼオライトも評価した。一般にZSM−22及びZSM−23と呼ばれる平滑な壁及び10員環のチャネルを有する2種類の一次元構造物を評価した。ZSM−22及びZSM−23は、CFと比べてCに対してより高い親和性を与える比較的小さなチャネルと同様の多孔度を有するので、これらはHMORよりもすぐれていると予想された。結果は、これらのゼオライトのどちらも、HMORを凌駕しないことを示した。
最後の一連の実験では、C/CF選択率に及ぼすモルデナイト構造中のアルミニウム含量の影響を調べた。Si/Al比が6〜45の範囲の3種類の異なるモルデナイトを評価した。表1に示すように、アルミニウム含量の増加は、C/CF選択率にプラスの作用を有し、C/CF選択率の向上に寄与するモルデナイト構造の独特の特徴があると考えられる。この高い選択率の1つの推定される理由は、C分子を「捕捉」するのに適切な形状を有するサイドポケットの存在である可能性がある。別の推定される理由は、分子の形状と大きさに左右される固体/気体の相互作用に分子特異性を与えるモルデナイトのチャネルの波形の壁である可能性がある。これらは、大量のCFからCを除去するための好ましい材料としてモルデナイト含有吸着剤を特色づける明らかに予想外の結果である。
上記の好ましい吸着剤は、圧力スイング、温度スイング、又は圧力及び温度スイング吸着法において、少なくとも1種類の比較的強く吸着されない成分も含有する気体混合物から、比較的強く吸着されるCを除去するために用いることができる。この吸着剤粒子の直径は0.5mm〜3.0mmであることができる。供給温度は0〜100℃の範囲にあることができ、また供給圧は1〜20atm(絶対圧)(約0.1〜2MPa)の範囲にあることができる。1つの実施形態ではこの気体混合物は、少量の成分として500〜5000ppmvの範囲のCを含有するCFを含むことができ、この方法を用いて、高純度CF生成物を回収することができる。
少なくとも1種類の比較的強く吸着されない成分も含有する気体混合物からCを除去する圧力スイング吸着法は、一般に複数回の循環工程を含む。第一工程では、所定の供給圧でこの気体混合物を、上記のゼオライト吸着剤、好ましくはシリカとアルミナの比が50未満のモルデナイト構造のゼオライトを入れた吸着容器に導入する。Cの少なくとも一部が、この吸着剤上に選択的に吸着され、Cが減少した気体生成物が吸着容器から取り出される。設定した時間の後、吸着容器中への気体混合物の流れを停止し、Cに富んだ廃ガスを吸着容器から取り出すことによって容器の圧力を下げ、それによってCを脱着し、吸着剤を再生する。この吸着容器を供給気体混合物で、また任意選択で他の共存できるガスで加圧する。次いでこれら工程を循環的に繰り返す。
この圧力スイング吸着法は、1台の吸着容器で供給工程を行いながら別の容器で再生工程を行うようにして異なる位相で操作される2台又はそれよりも多くの吸着容器を用いて行ってもよい。選択岐としての別の方法では、この圧力スイング吸着法は、減圧される1つの吸着容器から取り出されたCに富んだ廃ガスの少なくとも一部を、加圧工程を行っている別の吸着容器中に導入することによって、この容器を少なくとも一部再圧縮するようにして、異なる位相で操作される2台又はそれよりも多くの吸着容器を用いて行うこともできる。この任意選択工程は、Cが減少した気体生成物の回収率を向上させることになる。
気体混合物中の比較的強く吸着されない成分のうちの1つは、ペルフルオロメタン(CF)であることができる。この実施形態ではこの方法は更に、再生工程の間に吸着容器を不活性ガスを用いて、ほぼ周囲温度及び0.1〜2atm(絶対圧)(約0.01〜0.2MPa)でパージして、不活性ガス、C及びCFを含むパージガス流出物を得ること、このパージガス流出物を、選択的にCを吸着する二次吸着容器に通過させること、この二次吸着装置から、パージガス及びCFを含む二次パージ流を取り出すこと、このパージ流を冷却し、部分的に凝縮させて、冷却されたパージ流を得ること、及びこの冷却されたパージ流から凝縮したCFを回収することを含むこともできる。
あるいは、複数の循環工程を有する温度スイング吸着法を、少なくとも1種類の比較的強く吸着されない成分も含有する気体混合物からCを除去するために使用することもできる。この方法では、所定の供給温度で気体混合物を、上記ゼオライト、好ましくはシリカとアルミナの比が約50未満のモルデナイト構造のゼオライト吸着剤を入れた吸着容器中に導入する。このゼオライト吸着剤は、陽イオンの少なくとも約50%がプロトンで置換されるようにして脱陽イオン化されていてもよい。
の少なくとも一部をこの吸着剤上に選択的に吸着し、Cが減少した気体生成物を、この吸着容器から取り出す。吸着容器中への気体混合物の流れを停止し、容器を、供給温度を超える温度、例えば50℃〜300℃の範囲の温度と0.1〜2atm(絶対圧)(約0.01〜0.2MPa)の範囲の圧力のパージガスによりパージする。このパージガスは、窒素、アルゴン、ヘリウム、水素、及びこれらの混合物からなる群から選択することができる。不活性ガス及びCを含むパージガス流出物を容器から取り出し、それによってCを脱着し、吸着剤を再生させる。この吸着容器を冷却し、これら工程を循環的に繰り返す。
この温度スイング吸着法は、1台の吸着容器で供給工程を行いつつ別の容器で再生工程を行うようにして異なる位相で操作される2台又はそれよりも多くの吸着容器を用いて行ってもよい。1つの実施形態では、この気体混合物はペルフルオロメタン(CF)を含有することができ、またこのパージガス流出物を冷却して、不活性ガス、C及びCFを含有する冷却されたパージガス流出物を得ることもできる。この実施形態では、CFを少なくとも99.99体積%含有する高純度CF生成物を生成する。この冷却されたパージガス流出物を、Cを選択的に吸着する二次吸着容器に通過させてもよく、またパージガス及びCFを含む二次パージ流を、この二次吸着装置から取り出すこともできる。このパージ流を冷却し、部分的に凝縮させて、冷却されたパージ流を得ることもでき、またこの冷却されたパージ流から凝縮したCFを回収することもできる。

Claims (18)

  1. ペルフルオロエタン(C)及び1又は複数種の他のフッ化炭素化合物を含む気体混合物から、ペルフルオロエタンを除去する方法であって、前記気体混合物を、前記Cの少なくとも一部を選択的に吸着するモルデナイト構造のゼオライトを含む吸着剤と接触させること、及び前記吸着剤との接触でCが減少した気体生成物を取り出すことを含む、気体混合物からペルフルオロエタンを除去する方法。
  2. 前記ゼオライト吸着剤のシリカとアルミナの原子比(Si/Al)が約50未満である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ゼオライト吸着剤が、その陽イオンの少なくとも約50%がプロトンで置換されるようにして脱陽イオン化されている、請求項1に記載の方法。
  4. 前記気体混合物中の前記1又は複数種の他のフッ化炭素化合物のうちの1つが、ペルフルオロメタン(CF)である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記Cが減少した気体生成物が、CFを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記Cが減少した気体生成物が、CFを少なくとも99.99体積%含む、請求項5に記載の方法。
  7. (a)ケイ素とアルミニウムの原子比(Si/Al)が約50未満のモルデナイト構造のゼオライト吸着剤を入れた吸着容器中に、所定の供給圧で気体混合物を導入し、前記吸着剤上にCの少なくとも一部を選択的に吸着させ、前記吸着容器からCが減少した気体生成物を取り出すこと、
    (b)前記吸着容器中への前記気体混合物の流れを停止し、前記吸着容器中からCに富む廃ガスを取り出すことによって前記吸着容器中の圧力を下げ、それによってCを脱着し、吸着剤を再生させること、
    (c)前記吸着容器を加圧すること、及び
    (d)循環的に工程(a)〜(c)を繰り返すこと、
    を少なくとも用いる圧力スイング吸着法を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記圧力スイング吸着法を、1台の吸着容器で工程(a)を行いながら、別の容器で工程(b)及び(c)を行うようにして異なる位相で操作される2台又はそれよりも多くの吸着容器を用いて行う、請求項7に記載の方法。
  9. 前記圧力スイング吸着法を、工程(b)を行っている1台の吸着容器から取り出されたCに富んだ廃ガスの少なくとも一部を、工程(c)を行っている別の吸着容器中に導入するようにして、異なる位相で操作される2台又はそれよりも多くの吸着容器を用いて行う、請求項7に記載の方法。
  10. 前記気体混合物中の前記1又は複数種の他の成分のうちの1つが、ペルフルオロメタン(CF)であり、且つ前記方法が更に、工程(b)の間に前記吸着容器を不活性ガスによりパージして、前記不活性ガス、C及びCFを含むパージガス流出物を得ること、前記パージガス流出物を、選択的にCを吸着する二次吸着容器に通過させること、前記二次吸着装置から、パージガス及びCFを含む二次パージ流を取り出すこと、パージ流を冷却し、部分的に凝縮させて、冷却されたパージ流を得ること、並びに前記冷却されたパージ流から凝縮したCFを回収することを含む、請求項6に記載の方法。
  11. (a)ケイ素とアルミニウムの原子比(Si/Al)が約50未満のモルデナイト構造のゼオライト吸着剤を入れた吸着容器中に、所定の供給温度で気体混合物を導入し、前記吸着剤上にCの少なくとも一部を選択的に吸着させ、前記吸着容器からCが減少した気体生成物を取り出すこと、
    (b)前記吸着容器中への前記気体混合物の流れを停止し、パージガスにより前記供給温度を超える温度で前記容器をパージし、前記容器から、不活性ガス及びCを含むパージガス流出物を取り出すことによって、Cを脱着し、前記吸着剤を再生すること、
    (c)前記吸着容器を冷却すること、及び
    (d)循環的に(a)〜(c)を繰り返すこと、
    を少なくとも用いる温度スイング吸着法を含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記温度スイング吸着法を、1台の吸着容器で工程(a)を行いながら別の容器で(b)及び(c)を行うようにして異なる位相で操作される2台又はそれよりも多くの吸着容器を用いて行う、請求項11に記載の方法。
  13. 工程(b)の少なくとも一部を、50℃〜300℃の温度範囲で行う、請求項11に記載の方法。
  14. 前記パージガスを、窒素、アルゴン、ヘリウム、水素、及びこれらの混合物からなる群から選択する、請求項11に記載の方法。
  15. 前記気体混合物中の1又は複数種の他の成分のうちの1つが、ペルフルオロメタン(CF)であり、且つ前記方法が更に、前記パージガス流出物を冷却して、前記不活性ガス、C及びCFを含有する冷却されたパージガス流出物を得ること、前記冷却されたパージガス流出物を、選択的にCを吸着する二次吸着容器に通過させること、前記二次吸着装置から、パージガス及びCFを含む二次パージ流を取り出すこと、パージ流を冷却し、部分的に凝縮させて、冷却されたパージ流を得ること、並びに前記冷却されたパージ流から凝縮したCFを回収することを含む、請求項11に記載の方法。
  16. (a)CF及び少なくともペルフルオロエタン(C)を含む気体混合物を提供すること、
    (b)前記気体混合物を、ケイ素とアルミニウムの原子比(Si/Al)が約50未満のモルデナイト構造のゼオライト吸着剤と接触させ、Cの少なくとも一部を前記吸着剤に選択的に吸着させてCFに富んだガスを提供すること、
    (c)前記吸着剤との接触により得られたCFに富んだガスを取り出して高純度CF生成物を得ること、
    を含む方法によって得られる、高純度のペルフルオロメタン(CF)生成物。
  17. 前記ゼオライト吸着剤が、その陽イオンの少なくとも約50%がプロトンで置換されるようにして脱陽イオン化されている、請求項16に記載の方法。
  18. 前記高純度CF生成物が、CFを少なくとも99.99体積%含む、請求項16に記載の方法。
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