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JP2005148393A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2005148393A JP2003385461A JP2003385461A JP2005148393A JP 2005148393 A JP2005148393 A JP 2005148393A JP 2003385461 A JP2003385461 A JP 2003385461A JP 2003385461 A JP2003385461 A JP 2003385461A JP 2005148393 A JP2005148393 A JP 2005148393A
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Abstract

【課題】 ドキュメントの領域毎の要件を管理し、各領域に対する要件に従って読み取ったドキュメントデータに対する動作を制御することができる画像形成装置を提供することである。
【解決手段】 上記の課題を解決するため、本発明は、ドキュメントの識別情報を読み取る識別情報読取手段と、上記識別情報によって指定される動作要件を選択する動作要件選択手段と、上記動作要件選択手段によって選択された1つ以上の動作要件に従って所定動作の実行を制御する動作制御手段とを有する画像形成装置において、上記ドキュメントの領域情報毎の上記動作要件を格納する領域情報管理テーブルを有し、上記動作要件選択手段は、上記ドキュメントの各領域と対応する動作要件を上記領域情報管理テーブルに格納し、上記動作制御手段は、上記領域情報管理テーブルから上記動作要件を読み出し、該動作要件に従って所定動作の実行を制御する構成とされる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報システムのセキュリティを確保するシステムに関し、特に、セキュリティポリシーに基づいたドキュメントの読み取り及び複写等の動作を制御する画像形成装置に関する。
近年、オフィスに代表されるようなドキュメントを扱うフィールドでは、そのドキュメントのセキュリティをコントロールしたいという要望が、常に存在する。例えば秘密の文書を複写する際には管理責任者の許可を得なければならない等,特に情報のコンテナであるドキュメントに対するポリシー,中でも機密保持に関するポリシーの制御が重要視されている。一般に、情報システムのセキュリティ確保は機密性、完全性、可用性の確保に大別されるが、完全性や可用性はシステムの管理者が適切に運営、管理すれば実質上問題のないレベルまで確保できることが多い。これに対して、機密性の確保のためには、ユーザ組織に所属するメンバに、ポリシーを共有及び徹底させなければならないためであろうと推測される。
現実に多くの企業では文書管理規定などを設け、セキュリティをコントロールしようとしている。しかし、実際のオフィスシステムにおけるセキュリティの確保については、文書についてのセキュリティではなく、オフィスシステムを構成するさまざまな機器に関して、個別にセキュリティ設定を行う必要がある。
セキュリティポリシーに基づいてアクセス制御を行う方法に関する従来技術としては、種々のものが挙げられる(特許文献1から、特許文献14)。
例えば、アクセス制御において、条件付のアクセス許可を評価することが記載されている(特許文献1)。
また、例えば、情報セキュリティポリシーに従った企業情報システムのセキュリティ管理、監査の簡単化について記載されている(特許文献2)。
しかし、特に、上述の特許文献1では、データファイルへのアクセス制御システムで、アクセス後のデータの処理、特に読み取りなどには言及されていない。
また、上述の特許文献2では、セキュリティポリシー、システム、制御手段から構成され、それぞれの組み合わせを登録してあるDB(データベース)から制御手段を抽出して、システムをポリシーに合うように制御する手段を有しているがしかし、その状態を監査する手段では、システムに対して登録された制御手段で制御するだけであり、実現の自由度が低い。
また、特許文献7の操作者IDを入力させ、文書からIDを取り出し、複写を制御する方法では、複写を拒否する、又は、複写を許可してログを記録するという固定されたルールに基づく制御しか行えない。
特許文献8の画像から機密文書であることを示すマークを取り出してチェックする方法では、得られた情報からどのような動作を行うか否かが決められているため、ルールの柔軟性に欠ける。
特許文献9の印刷情報に含まれる出力制限データに基づいて出力先を制御する方法では、印刷情報にルールを含めなければならない。
特許文献10の画像を読み取ってパスワードとともに記憶し,出力の際にパスワードが一致したときに許可する方法では、判断する基準がパスワードだけであり、それによって制御される動作も許可、又は、不許可だけである。
特許文献11のネットワーク上の複数のMFPのうち、一つのMFPがユーザ管理を行ってネットワーク上のMFPすべての操作の許可、不許可を制御する方法では、制御される動作は許可、又は、不許可だけである。
特許文献12の複数の機器について利用の許可、操作の許可をユーザごとに判断する方法では、許可,不許可だけしか制御できないし、ユーザ情報に基づいた制御しかできない。というように、従来技術の問題点はルールが限定的で柔軟性がなく、またそのルールもあらかじめ決められたものだけであるという欠点がある。すなわち、従来の入出力装置は、「ユーザ」と「ドキュメント」のIDに対する、操作の「許可」、「禁止」だけを、「あらかじめ」決められているものばかりである。
特開2001−184264号公報 特開2001−273388号公報 特開2001−337864号公報 特開平09−293036号公報 特開平07−141296号公報 特許第02735966号公報 特許3203103号公報 特開平7−58950号公報 特開平7−152520号公報 特開平10−191072号公報 特開2000−15898号公報 特開2000−357064号公報 特開2001−125759号公報 特開2001−325249号公報
しかしながら、このようなセキュリティの実施方法では、ドキュメントの印刷に対するセキュリティを実行する場合には、第1に、セキュリティの施行者が、さまざまな機器のセキュリティに関する知識を必要とする。そして、第2には、すべての機器に対してセキュリティが、一つ一つ実行される必要がある。第3には、システムの全体がどのようなセキュリティ状態になっているのかを容易に把握することが必要であるが、把握しにくい。そして、第4に、個々の機器にセキュリティが実施されていても、実際に文書のセキュリティが守られていることが実感できない。このように、実際のオフィスシステムにおけるセキュリティの確保については、以上のような問題点がある。
また、ドキュメントの複数の領域それぞれで取り扱いの要件が異なる場合、例えば、ドキュメントの領域に読み取り許可及び禁止の要件が混在する場合、読み取りドキュメントの各領域の要件に応じた処理を行うことが難しいという問題点もある。
本発明は、上述の問題点を解決することを目的とする。
特に本発明の目的は、ドキュメントの領域毎の要件を管理し、各領域に対する要件に従って読み取ったドキュメントデータに対する動作を制御することができる画像形成装置、その画像形成装置での処理をコンピュータに行わせるための画像形成方法及びプログラム、そのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、ドキュメントの識別情報を読み取る識別情報読取手段と、上記識別情報によって指定される動作要件を選択する動作要件選択手段と、上記動作要件選択手段によって選択された1つ以上の動作要件に従って所定動作の実行を制御する動作制御手段とを有する画像形成装置において、上記ドキュメントの領域情報毎の上記動作要件を格納する領域情報管理テーブルを有し、上記動作要件選択手段は、上記ドキュメントの各領域と対応する動作要件を上記領域情報管理テーブルに格納し、上記動作制御手段は、上記領域情報管理テーブルから上記動作要件を読み出し、該動作要件に従って所定動作の実行を制御する構成とされる。
このような画像形成装置において、ドキュメントの各領域に許可及び禁止の要件が混在する場合でも、ドキュメントの領域毎の要件を管理し、各領域に対する要件に従って読み取ったドキュメントデータに対する動作を制御することができる。
また、本発明は、請求項2に記載されるように、上記動作要件は、上記ドキュメントに対するセキュリティに関する要件である構成としてもよい。
このような画像形成装置において、ドキュメントの領域毎のセキュリティに関する動作要件を管理することができる。
また、本発明は、請求項3に記載されるように、上記所定動作は、電子データで画像を形成する構成としてもよい。
このような画像形成装置において、読み取ったドキュメントデータに対して電子データで画像を形成することができる。
また、本発明は、請求項4に記載されるように、上記所定動作は、上記ドキュメントを用紙上に印刷する構成としてもよい。
このような画像形成装置において、読み取ったドキュメントデータに対して用紙上に印刷することができる。
また、本発明は、請求項5に記載されるように、上記識別情報読取手段は、上記識別情報と上記ドキュメントの領域毎のドキュメント属性とを対応付けして管理するドキュメント属性管理テーブルを有し、上記ドキュメントの各領域に対応する識別情報を取得し、上記ドキュメント属性管理テーブルから上記識別情報に対応するドキュメント属性を取得する構成としてもよい。
このような画像形成装置において、ドキュメントの各領域に対応する識別情報を取得し、その識別情報からドキュメント属性管理テーブルを参照して、各領域に対応するドキュメント属性を取得することができる。
また、本発明は、請求項6に記載されるように、上記識別情報読取手段は、上記ドキュメント属性管理テーブルから各ドキュメントの識別情報に対応するドキュメント属性を取得する構成としてもよい。
このような画像形成装置において、ドキュメント毎の識別情報からドキュメント属性管理テーブルを参照してドキュメントの各領域のドキュメント属性を取得することができる。
また、本発明は、請求項7に記載されるように、上記識別情報読取手段は、上記ドキュメントの領域が設定された領域設定テーブルを有し、上記領域設定テーブルからドキュメントの領域に対応する識別情報を取得する構成としてもよい。
このような画像形成装置において、予めドキュメントの領域が設定された領域設定テーブルからドキュメントの領域に対応する識別情報を取得することができる。
また、本発明は、請求項8に記載されるように、上記識別情報読取手段は、上記ドキュメントの背景のドットパターンを識別し、識別した上記ドットパターンと同じドットパターンを有する領域と対応する識別情報を取得する構成としてもよい。
このような画像形成装置において、ドキュメントの背景のドットパターンから各領域と、その領域の識別情報を取得することができる。
また、本発明は、請求項9に記載されるように、上記動作制御手段は、上記ドキュメントにユーザーから要求された動作が許可されていない領域がある場合、或いは選択された要件を満たすことができない領域がある場合、上記領域に該領域の情報と無関係な画像を形成して所定動作を制御する構成としてもよい。
このような画像形成装置において、ドキュメントにユーザーから要求された動作が許可されていない領域がある場合、或いは選択された要件を満たすことができない領域がある場合、領域に該領域の情報と無関係な画像を形成して所定動作を制御することができる。
また、本発明は、請求項10に記載されるように、上記画像は上記領域に要求された動作が許可されていないこと、或いは選択された要件を満たすことができないことを示す画像である構成としてもよい。
このような画像形成装置において、読み取ったドキュメントデータに、領域に要求された動作が許可されていないこと、或いは選択された要件を満たすことができないことを示す画像を形成して所定動作を制御することができる。
また、本発明は、請求項11に記載されるように、上記動作制御手順は、上記ドキュメントにユーザーから要求された動作が許可されていない領域がある場合、或いは選択された要件を満たすことができない領域がある場合、上記所定動作を停止する構成としてもよい。
このような画像形成装置において、ドキュメントにユーザーから要求された動作が許可されていない領域がある場合、或いは選択された要件を満たすことができない領域がある場合、所定動作を停止することができる。
また、本発明は、請求項12に記載されるように、上記ドキュメントにユーザーから要求された動作が許可されていない領域がある旨、或いは選択された要件を満たすことができない領域がある旨、上記領域に該領域の情報と無関係な画像を形成して所定動作を制御する旨、上記所定動作を停止する旨をそれぞれ上記ユーザーに通知する通知手段を有する構成としてもよい。
このような画像形成装置において、ドキュメントにユーザーから要求された動作が許可されていない領域がある旨、或いは選択された要件を満たすことができない領域がある旨、領域に該領域の情報と無関係な画像を形成して所定動作を制御する旨、所定動作を停止する旨をユーザーに通知することができる。
また、本発明は、請求項13に記載されるように、上記通知手段により通知された情報を上記ユーザが確認したことを示す確認情報を取得する確認情報取得手段を有する構成としてもよい。
このような画像形成装置において、通知手段により通知された情報をユーザが確認したことを示す確認情報を取得することができる。
また、本発明は、請求項14に記載されるように、上記動作制御手順は、上記領域に該領域の情報と無関係な画像を形成して所定動作を制御する動作、上記所定動作を停止する動作のいずれかを上記ユーザーに選択させる構成としてもよい。
このような画像形成装置において、領域に無関係な画像を形成して所定動作を制御する動作、所定動作を停止する動作のいずれかをユーザーに選択させることができる。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記画像形成装置での処理をコンピュータに行なわせるための画像形成方法及びプログラム、及びそのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とすることもできる。
本願発明によれば、ドキュメントの領域毎の要件を管理し、ドキュメントの各領域に読み取り許可及び禁止の要件が混在する場合でも、各領域に対する要件に従って読み取ったドキュメントデータに対する動作を制御することができる画像形成装置及びその画像形成装置での処理をコンピュータに行わせるための画像形成方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図1において、本発明の画像形成装置の一例である画像形成装置100は、コンピュータによって制御される装置であって、CPU(中央処理装置)11と、ROM(Read-Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、不揮発性RAM(non-volatile Random Access Memory)14と、リアルタイムクロック15、イーサネット(登録商標)I/F(Ethernet(登録商標) Interface)21と、USB(Universal Serial Bus)22と、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1284 23と、ハードディスクI/F24と、エンジンI/F25と、RS−232C I/F26と、ドライバ27とで構成され、システムバスBに接続される。
CPU11は、ROM12に格納されたプログラムに従って画像形成装置100を制御する。RAM13には、例えば、各インターフェース21〜26に接続される資源に領域が割り当てられる。不揮発性RAM14には、画像形成装置100を制御するためにCPU11による処理で必要な情報が格納される。リアルタイムクロック15は、現時刻を計ると共に、処理を同期させる場合にCPU11によって使用される。
イーサネット(登録商標)I/F21には、10BASE−T又は100BASE−TX等のイーサネット(登録商標)用インターフェースケーブルが接続される。USB22には、USB用インターフェースケーブルが接続される。IEEE1284 23には、IEEE1284用インターフェースケーブルが接続される。
ハードディスクI/F24には、ハードディスク34が接続され、ネットワークを介して送信された印刷すべき文書の文書データ、又は、印刷処理後の画像データがハードディスクI/F24を介してハードディスク34に格納される。エンジンI/F25には、文書データに基づいて所定媒体に印刷を行うプロッタ35−1及び画像データを取り込むスキャナ35−2等が接続される。RS−232C I/F26には、オペレーションパネル36が接続され、ユーザへのドキュメントの領域毎のセキュリティポリシーに関する情報の表示、及びユーザから入力情報又は設定情報の取得が行われる。
画像形成装置100によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体37によって画像形成装置100に提供される。即ち、プログラムが保存された記録媒体37がドライバ27にセットされると、ドライバ27が記録媒体37からプログラムを読み出し、その読み出されたプログラムがシステムバスBを介してハードディスク34にインストールされる。そして、プログラムが起動されると、ハードディスク34にインストールされたプログラムに従ってCPU11がその処理を開始する。尚、プログラムを格納する記録媒体37としてCD−ROMに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であればよい。また、プログラムを、ネットワークを介してダウンロードし、ハードディスク34にインストールするようにしても良い。
本実施例では、上記画像形成装置100だけでなく、異なるタイプのシステムでドキュメントに対するセキュリティポリシーを共有するために、以下のような仕組みを使用して、セキュリティポリシーを記述する。ここでは、記述したセキュリティポリシーのことをドキュメントセキュリティポリシー(DSP)と呼ぶ。
ユーザの属する組織は、例えば、機密文書、丸秘文書、社外秘文書のような、文書の機密レベルごとに、そのドキュメントに対するセキュリティポリシーを掲げることが想定される。このようなセキュリティポリシーをDSPとして記述できるようにするために、以下のような方法を使用する。
まず最初に、ドキュメントを機密レベル(極秘、丸秘、社外秘など)と、カテゴリー(人事文書、技術文書など)に応じて分類する。この、機密レベルとカテゴリーの組みを、ドキュメントのセキュリティラベルと呼ぶ。このセキュリティラベルは、実際には、個々のドキュメントの領域毎に属性情報として付与されるものとする。この属性情報としてドキュメントに付与されるのは、セキュリティラベルのリストを管理するファイル、例えば、XMLによって記述される。
このようなセキュリティポリシーに従って動作する画像形成装置について図2、図5、図13、図15、図17、図21を参照して以下に詳細に説明する。
図2は、本発明の第1実施例に係る画像形成装置のシステム構成図である。図2に示す読み取り装置としての画像形成装置100は、主に、読み取り部71と、読み取り条件取得部72と、データ送信先取得部73と、データ処理部74と、データ送信部75と、ドキュメント属性取得部111と、動作要件選択部112と、動作制御部113と、ユーザ属性取得部121と、読み取り画像データを格納した読み取り画像データDB(データベース)61と、蓄積データDB62と、領域管理テーブルDB64とを有する。
また、ドキュメント属性取得部111は、読み取り対象となるDSPが記述された紙原稿60の各領域から、又は読み取り画像データDB61からドキュメントの属性を取得して、動作要件選択部112へ通知する。
一方、ユーザ属性取得部121は、ユーザによって入力されたユーザ情報を取得すると、動作要件選択部112に通知する。動作要件選択部112は、紙原稿60のDSPに従って各領域に対する動作要件を選択し、その結果を領域管理テーブルDB64に格納する。また、動作要件選択部112は、直接、結果を動作制御部113に通知するようにしてもよい。動作制御部113は、領域管理テーブルDB64に格納された要件に基づいて、又は、動作要件選択部112から通知された要件に基づいて、読み取った紙原稿60の画像データに対するデータ処理を指示する。
読み取り部71は、読み取り条件取得部72から通知されるユーザによって入力された読み取り条件に従って、紙原稿60を読み取る(スキャン)する処理部であり、読み取った画像データは、読み取り画像データDB61に格納される。また、画像データDB61から取得したドキュメント属性をドキュメント属性取得部111に通知する。
読み取り条件取得部72は、ユーザによって入力された読み取り条件を取得し、読み取り部71とデータ処理部74とへ通知する。
データ送信先取得部73は、ユーザによって入力されたデータ送信先を取得し、データ送信部75に通知する。
データ処理部74は、動作制御部113から提供される要件を満たすように読み取り条件取得部72から通知されるユーザによって入力された読み取り条件に従ってデータ処理を行い、そのデータ処理された画像データを蓄積データDB62に蓄積する。
データ送信部75は、動作制御部113から通知される要件を満たすように、蓄積データDB62から取り出した処理対象となる画像データをデータ送信先取得部73から通知された送信先へ送信する。
画像データを外部に送信する必要がない場合、データ送信部75を省略しても良い。また、画像データを記録媒体37に記憶するようにしても良い。
図2において、読み取り装置としての画像形成装置100は、専用のハードウェアにより構成するように記載されているが、汎用のコンピュータとそのコンピュータ上で実行されるプログラムにより構成するようにしても良い。
また、以下に説明する本発明の実施例をコンピュータ上で実行するプログラムは、コンピュータにより読み出し可能な記録媒体に記録され、その実行前に、コンピュータにより読み込まれる。また、このようなプログラムは、コンピュータネットワークを介して配信されることも可能である。
このように、本願発明の画像形成装置100は、ドキュメントの領域とその領域に対する要件を領域管理テーブルDB64で管理することにより、ドキュメントの各領域に許可及び禁止の要件が混在する場合でも、各領域に対する要件に従って読み取ったドキュメントデータに対する動作を制御することができる。
次に、ドキュメント(紙原稿)の各領域を識別するための識別情報について説明する。図3は、ドキュメントの領域を識別する識別情報を示す図である。図3に示すドキュメント200には、ドキュメントの内容に対して複数の領域201〜205が設定され、各領域201〜205を識別するための識別情報206が表示されている。識別情報206には、ドキュメント200の各領域におけるx軸方向の始点、y軸方向の始点、及びx軸方向の終点、y軸方向の終点と、その領域を示す識別子の配列情報が格納されている(テーブル640に示す)。ここでは、識別情報206として一次元のバーコードを用いている。尚、ドキュメントへの埋め込み容量の関係で二次元コードを用いることも可能である。
テーブル640は、ドキュメント属性取得部111により取得した識別情報206の詳細を示しており、取得した識別情報206毎に動作要件選択部112により選択された領域毎のドキュメント属性が格納されている。テーブル640には、領域の始点の項目と、領域の終点の項目と、識別情報の項目とで構成されている。
このとき、テーブル641に示すように、各領域の位置と識別情報を合わせて128ビットを割り当てると、ドキュメント200の識別は、64ビット=18,446,744,073,709,551,616まで可能である。例えば、日本全国民が100年程度利用することを想定すれば、1日1人あたり4,043,121領域を利用することができる。また、それぞれの領域指定情報も16ビット=65,536であり、A3の紙原稿長辺(420mm)を4000dpiでサンプリングした場合に相当するため、上記割り当ては十分な値であると考えられる。また、128ビットの埋め込みは2次元コードなどでは約2,000バイト可能であることから、複数の領域指定も容易に可能である。
このように、ドキュメント200に埋め込まれた識別情報206を、ドキュメント属性取得部111により読み取り、領域管理テーブルDB64で管理することで、ドキュメント200の各領域のドキュメント属性を取得し、そのドキュメント属性に従って領域毎に対する動作を制御することができる。
次に、ドキュメント属性取得部111によりドキュメントの各領域の属性を管理する場合について説明する。図4は、ドキュメント属性取得部の機能構成を示す図である。図4に示すドキュメント属性取得部111は、ドキュメント属性DB130と、ドキュメントに埋め込まれた識別情報を取得する識別情報取得手段131と、ドキュメント属性読み取り手段132とを有する。識別情報取得手段131は、ドキュメント200に埋め込まれた識別情報206を取得する。ドキュメント属性読み取り手段132は、取得した識別情報206に基づいて、ドキュメント属性DB130からドキュメントの各領域に対応するドキュメント属性を読み取る。ドキュメント属性DB130に格納されるテーブル131は、ドキュメントを識別するためのドキュメントID(識別情報)の項目と、領域の始点の項目と、領域の終点の項目と、カテゴリの項目と、レベルの項目と、取り扱い可能ゾーンを示す項目等で構成される。
このように、ドキュメントの属性の一部として領域の始点、終点と、領域に対する属性をドキュメント属性DB130に格納することにより、読み取ったドキュメントの識別情報から各領域に対応するドキュメント属性を取得することができる。
次に、予めドキュメントの領域の設定された領域設定テーブルDB63を設けた第2実施例について説明する。図5は、本発明の第2実施例に係る画像形成装置のシステム構成図である。尚、図5に示す第2実施例の画像形成装置101において、図2に示す第1実施例の画像形成装置100と同様の構成については同符号を付して説明を省略する。図5において、画像形成装置101は、ドキュメントの複数の領域を予め割り当てられた情報を格納した領域設定テーブルDB63と、ユーザーにより設定入力された領域を取得して領域設定テーブルDB63に格納する領域設定取得部85とを有する。
この領域設定テーブルDB63に領域のx軸方向、y軸方向のそれぞれの始点及び終点を設定しておくことにより、各領域内に識別子(図では一次元バーコード)を印字して読み取り、読み取った領域毎の識別情報に対応するドキュメント属性を取得し、そのドキュメント属性に従った動作を制御することができる。
次に、ドキュメントの各領域に埋め込まれた識別情報の読み取りについて説明する。図6は、ドキュメントの領域を識別する識別情報を示す図である。図6に示すドキュメント220には、ドキュメントの内容に対して複数の領域221〜225が設定され、各領域221〜225のそれぞれを識別するための識別情報226〜230が表示されている。識別情報226〜230には、ドキュメント220の各領域221〜225のそれぞれのx軸方向の始点、y軸方向の始点、及びx軸方向の終点、y軸方向の終点が格納されている(テーブル630に示す)。領域設定テーブルDB63に格納されたテーブル630には、予め設定された領域の始点、領域の終点が設定されている。
ドキュメント属性取得部111は、ドキュメント220から、各領域の識別情報226〜230を読み取り、領域設定テーブルDB63を参照する。動作要件選択部112は、設定された領域に対応するドキュメント属性を取得することができる。従って、動作制御部113によりドキュメント220の各領域のドキュメント属性に従って、動作が制御される。
次に、ドキュメントの各領域に埋め込まれた識別情報の変形例について説明する。図7は、ドキュメントの領域を識別する識別情報の変形例を示す図である。図7に示すドキュメント230の各領域231〜235には、識別情報としてそれぞれ異なる種類(ドットの模様(形態)や濃さなど)のドットパターンが表示される。また、同様のドットパターンで表示させる複数の領域がある場合、そのドットパターンが示す識別情報の対応する領域として領域と識別情報を取得するようにしてもよい。
このように、ドキュメントの各領域の識別情報をドットパターンで表示させることにより、ドキュメントに埋め込む識別情報の汎用性を向上させることができる。
次に、画像形成装置101の領域管理テーブルDB64に格納されるテーブルについて説明する。図8は、領域管理テーブルDBに格納されるテーブルを示す図である。図8に示すテーブル642には、画像形成装置101の動作要件選択部112により領域毎のドキュメント属性(動作要件、以下要件と呼ぶ)が格納されている。テーブル642は、読み取りの対象となるドキュメントの領域の始点を示す項目と、領域の終点を示す項目と、各領域に対する処理の可否(許可、禁止)を示す項目と、その領域に対する複数の要件(要件1、要件2、要件3など)を示す項目とで構成されている。例えば、テーブル642のレコード643には、領域の始点(10、360)、領域の終点(249、799)の領域に対して印刷処理が「許可」されていることを示し、要件1「スタンプ表示」、要件2「信頼できる通信路の利用」の情報が格納されている。
尚、テーブル642に格納される要件は、画像形成装置101における各種ドキュメントのデータ処理及びそのデータ処理に関する情報のみを格納すればよい。従って、多くの記録領域を必要とすることなく、必要最小限のデータ処理に関する情報を管理してドキュメントの領域に対する動作を行うことができる。
次に、画像形成装置101による読み取り処理の際に、読み取り禁止の要件を有する領域に他の画像を作成する処理について説明する。図9は、ドキュメントの領域に読み取り禁止の要件を有する場合のデータ処理について説明するための図である。図9において、画像形成装置101は、読み取りの対象となるドキュメント238の各領域のデータを読み取る(ステップS1)。画像形成装置101のドキュメント属性取得部111は、ドキュメント238の各領域の要件を読み取り、動作要件選択部112に通知する。動作要件選択部112は、通知された領域と、その領域に対する要件を領域管理テーブルDB64に格納する。
また、動作処理部113は、読み取り部71によりドキュメント238のデータを読み取った後、領域管理テーブルDB64から各領域に対する要件を読み出し、動作を制御する。例えば、ドキュメント238の領域239に対して、読み込みを禁止する要件「禁止(スキャン禁止)」が規定されているため、ドキュメント238を読み取ったデータから領域239のデータを削除し、又は領域241に示すように、元のデータと無関係なグレーの画像を形成したドキュメントデータ238を蓄積データDB62へ格納する。
このように、領域管理テーブルDB64に格納された要件から、ドキュメント238内の所定の領域に禁止要件がある場合、その領域のデータのみを削除、又はその他の画像を形成したドキュメントデータの動作を制御することができる。
次に、画像形成装置101による読み取り処理の際に、所定の領域が読み取り禁止であることを示すための処理について説明する。図10は、ドキュメントの領域に読み取り禁止の要件を有する場合のデータ処理について説明するための図である。図10において、画像形成装置101は、読み取りの対象となるドキュメント238の各領域のデータを読み取る(ステップS1)。画像形成装置101のドキュメント属性取得部111は、ドキュメント238の各領域の要件を読み取り、動作要件選択部112に通知する。動作要件選択部112は、通知された領域と、その領域に対する要件を領域管理テーブルDB64に格納する。
また、動作処理部113は、読み取り部71によりドキュメント238のデータを読み取った後、領域管理テーブルDB64から各領域に対する要件を読み出し、動作を制御する。例えば、ドキュメント238の領域239に対して、読み込みを禁止する要件「禁止(スキャン禁止)」が規定されているため、読み取ったドキュメント238のデータから領域239のデータを削除し、領域243に示すように、所定の領域が読み取り禁止であることを示す情報を形成したドキュメントデータ242を蓄積データDB62へ格納する。
このように、領域管理テーブルDB64に格納された要件から、所定の領域に禁止要件がある場合、その領域のデータのみを削除し、該当領域の部分に読み取り禁止であることを示して、読み取ったドキュメントデータの動作を制御することができる。
次に、画像形成装置101による読み取り処理の際に、動作要件選択部112により選択された動作要件を満たすことができない場合の処理について説明する。図11は、ドキュメントの領域に信頼できる通信路を利用するという要件を有する場合のデータ処理について説明するための図である。図11において、画像形成装置101は、蓄積データDB62に格納されたドキュメントデータ245を読み出す。更に、動作制御部113は、領域管理テーブルDB64に格納された領域毎の要件を読み出し、その要件に従った動作を制御する情報をデータ送信部75へ通知する。
例えば、このドキュメントデータ245には、要件が「禁止」である領域247のデータが削除され、その他の画像が形成された状態で格納されており、また、領域246の要件に「信頼(信頼できる通信路を利用する)」が規定されている。信頼できる通信路を確保できない場合、即ち、選択された動作要件を満たすことができない場合、データ送信部75は、領域246のデータを削除し、又は領域250に示すように元のデータと無関係なグレーの画像を形成したドキュメントデータ249をその他の画像形成装置へ送信する(ステップS3)。
このように、領域管理テーブルDB63に格納された要件から、所定の領域に規定された要件を満たすことができない場合、その領域のデータを削除し、又は他の画像を形成したドキュメントデータを他の画像形成装置に送信することができ、情報漏洩を防ぐことができる。
次に、画像形成装置101による読み取り処理の際に、動作要件選択部112により選択された動作要件を満たすことができない場合の処理について説明する。図12は、ドキュメントの領域に信頼できる通信路を利用するという要件を有する場合のデータ処理について説明するための図である。図12において、画像形成装置101は、蓄積データDB62に格納されたドキュメントデータ602を読み出す。更に、動作制御部113は、領域管理テーブルDB64に格納された領域毎の要件を読み出し、その要件に従った動作を制御する情報をデータ送信部75へ通知する。
例えば、このドキュメントデータ245には、要件が「禁止」である領域247のデータが削除され、その他の画像が形成された状態で格納されており、また、領域246の要件に「信頼(信頼できる通信路を利用する)」が規定されている。信頼できる通信路を確保できない場合、即ち、選択された動作要件を満たすことができない場合、データ送信部75は、領域246のデータを消去して、代りに該当領域のデータが送信不可能であったことを示す情報を形成したドキュメントデータ252をその他の画像形成装置へ送信する(ステップS3)。例えば、領域251に示すように「信頼できる通信路が使用できないため送信できませんでした」を示す情報を、ドキュメントデータ252に書き込んで送信する。
このように、領域管理テーブルDB64に格納された要件から、所定の領域に規定された要件を満たすことができない場合、その領域のデータが送信不可能であったことを示す情報を書き込んで他の画像形成装置に送信することができ、情報漏洩を防ぐことができる。
以上のように画像形成装置101でドキュメントを読み取る際に、処理が禁止されたり、要件を満たすことができずに処理された場合は、ユーザーにその内容を通知することも可能である。この場合、ユーザーに通知するための動作情報通知部を備える必要があり、この動作情報通知部を設けた本発明の第3実施例について以下に説明する。
図13は、本発明の第3実施例に係る画像形成装置のシステム構成図である。尚、図13に示す第3実施例の画像形成装置110において、図2に示す第1実施例の画像形成装置100と同様の構成については同符号を付して説明を省略し、画像形成装置110が動作情報通知部76を備えた点で画像形成装置100と相異するため、以下に相違点を説明する。図13において、動作情報通知部76は、動作制御部113による処理結果を示す情報を生成し、ユーザーへ通知を行う。
例えば、処理結果を通知する方法として、画像形成装置110のオペレーションパネル36に「読み取りの禁止されている領域が含まれています」などの表示を行うものとする。
次に、画像形成装置110のオペレーションパネル36への表示例を説明する。図14は、ユーザーに処理結果を通知するための表示例を示す図である。図14において、画像形成装置110のオペレーションパネル36に表示され、ユーザーへ処理結果、例えば、所定の領域の要件と、その要件に対するドキュメントデータの処理を通知するための表示例を示している。図14(A)の表示域760には、「読み取りの禁止されている領域が含まれています 処理を取り止めました」というメッセージを表示している。図14(B)の表示域761には、「読み取りの禁止されている領域が含まれています 該当領域を空白にして読み取りを行いました」というメッセージを表示している。
このように、画像形成装置110でのドキュメントの各領域の要件に従って処理された結果、例えば、ドキュメントの要件と、その要件に対応する処理をユーザーに通知することができる。
また、画像形成装置110で自動的に読み取りを行ったり、ドキュメントに対する動作を制御したり、停止したりしてもよいが、第3実施例における画像形成装置110の動作情報通知部76に加えて、ユーザーから確認情報を取得することも可能である。この場合、ユーザーから確認情報を取得するための確認情報取得部を備える必要があり、この確認情報取得部を設けた本発明の第4実施例について以下に説明する。
図15は、本発明の第4実施例に係る画像形成装置のシステム構成図である。尚、図15に示す第4実施例の画像形成装置120において、図13に示す第3実施例の画像形成装置110と同様の構成については同符号を付して説明を省略し、画像形成装置110が確認情報取得部77を備えた点で画像形成装置101と相異するため、以下に相違点を説明する。図15において、確認情報取得部77は、動作情報通知部76による通知と共に、ユーザーにより所定の処理が確認、入力された確認情報を取得する。
例えば、確認情報を入力する方法として、画像形成装置120のオペレーションパネル36に動作情報通知部76による通知に加え、複数の確認情報の入力域を表示させ、これらの入力域から所定の動作をユーザーに選択させるものとする。
次に、画像形成装置120のオペレーションパネル36への表示例を説明する。図16は、ユーザーに動作確認を促すための表示例を示す図である。図16において、画像形成装置120のオペレーションパネル36に、例えば、所定の領域の要件と、その要件に対するドキュメントデータの処理を確認、選択するため入力域とを表示した表示例を示している。図16(A)には表示域762と、入力域766、767とが表示されている。表示域762には、「読み取りの禁止されている領域が含まれています」というメッセージが表示され、入力域766には、「該当領域を空白にして読み取りを行う」という動作が表示され、入力域767には、「読み取りをやめる」という動作が表示されている。図16(B)には表示域763と、入力域768、769とが表示されている。表示域763には、「信頼できる通信路が使用できないため送信できない領域が含まれています」というメッセージが表示され、入力域768には、「該当領域を空白にして送信を行なう」という動作が表示され、入力域769には、「送信をやめる」という動作が表示されている。
このように、画像形成装置120のオペレーションパネル36に、ドキュメントの領域毎の要件をユーザーに通知すると共に、ドキュメントの各領域の要件に対する複数の動作を示す入力域を表示させることにより、ユーザーに動作の確認及び選択を促すことができる。
また、本発明の領域管理テーブルDB64を有し、ドキュメントの領域毎の要件に従って処理を行う複写装置としての画像形成装置を以下に説明する。
図17は、ドキュメントの領域毎の要件に従って処理を行う複写装置としての画像形成装置のシステム構成図である。尚、図17に示す画像形成装置140において、図2に示す第1実施例の画像形成装置100と同様の構成については同符号を付して説明を省略する。図17において、複写装置としての画像形成装置140は、画像形成装置100の読み取り条件取得部72とデータ送信先取得部73の代わりに複写条件取得部81と、画像形成装置100のデータ送信部75の代わりに印刷部82とを有する点で相違する。
ドキュメント属性取得部111は、読み取り対象となるDSPが記述された紙原稿60の各領域から、又は読み取り画像データDB61からドキュメントの属性を取得して、動作要件選択部112へ通知する。
ユーザ属性取得部121は、ユーザによって入力されたユーザ情報を取得すると、動作要件選択部112に通知する。動作要件選択部112は、紙原稿60のDSPに従って各領域に対する許可される場合の動作要件を選択し、その結果を領域管理テーブルDB64に格納する。また、動作要件選択部112は、直接、結果を動作制御部113に通知するようにしてもよい。動作制御部113は、領域管理テーブルDB64に格納された要件に基づいて、又は、動作要件選択部112から通知された要件に基づいて、読み取り部71により読み取った紙原稿60の画像データに対するデータ処理を指示する。
複写条件取得部81は、ユーザーがオペレーションパネル36に入力した複写条件を取得して、読み取り部71とデータ処理部74へ複写条件を通知すると共に、印刷部82へも通知する。
印刷部82は、動作制御部113からの指示に応じて蓄積データDB62から紙原稿60の画像データを取得し、動作制御部113から通知された要件を満たすように複写条件取得部81から通知された複写条件に従って印刷処理を行い、用紙に画像データが形成された複写原稿(紙出力)65を出力する。
このように、画像形成装置140は、領域管理テーブルDB64で管理したドキュメントの領域毎の要件及び複写条件とにより、各領域に対する要件に従って読み取ったドキュメントのデータに対する印刷処理を制御することができる。
次に、画像形成装置140の領域管理テーブルDB64に格納されるテーブルについて説明する。図18は、領域管理テーブルDBに格納されるテーブルを示す図である。図18に示すテーブル644には、複写装置としての画像形成装置140における動作要件選択部112からの領域毎の要件が格納されている。テーブル644は、読み取りの対象となるドキュメントの領域の始点を示す項目と、領域の終点を示す項目と、各領域に対する処理の可否(許可、禁止)を示す項目と、その領域に対する複数の要件(要件1、要件2、要件3など)を示す項目とで構成されている。例えば、テーブル644のレコード645には、領域の始点(10、360)、領域の終点(249、799)の領域に対して印刷処理が「許可」されていることを示し、要件1「スタンプ表示」の情報が格納されている。
尚、テーブル644に格納される要件は、複写装置としての画像形成装置140における各種ドキュメントのデータ処理及びそのデータ処理に関する情報のみを格納すればよい。従って、多くの記録領域を必要とすることなく、必要最小限のデータ処理に関する情報を管理してドキュメントに対する動作を行うことができる。
次に、画像形成装置140による印刷処理の際に、複写禁止の要件を有する領域のデータに対する処理について説明する。図19は、複写禁止の要件を有するドキュメントデータの読み込み、印刷処理について説明するための図である。図19において、画像形成装置140は、読み取りの対象となるドキュメント250の各領域のデータを読み取る(ステップS1)。画像形成装置101のドキュメント属性取得部111は、ドキュメント250の各領域の要件を読み取り、動作要件選択部112に通知する。動作要件選択部112は、通知された領域と、その領域に対する要件を領域管理テーブルDB64に格納する。
また、動作処理部113は、読み取り部71によりドキュメント250のデータを読み取った後、領域管理テーブルDB64から各領域に対する要件を読み出し、その要件に従って、読み取り部71により読み取ったドキュメントデータ252のデータに対する印刷部82による印刷を制御する(ステップS2)。例えば、蓄積データDB62には、ドキュメント250の領域251に対して、読み込みを禁止する要件「禁止(スキャン禁止)」が規定されているため、読み取ったドキュメント250のデータから領域251のデータを削除し、領域253に示すように、元のデータと無関係なグレーの画像を形成したドキュメントデータ252が格納される。
このように、領域管理テーブルDB64に格納された要件から、所定の領域に禁止要件がある場合、その領域のデータのみを削除、又はその他の画像を形成したドキュメントデータの印刷を行なうことができる。
次に、画像形成装置140による印刷処理の際に、所定の領域が複写禁止であることを示すための処理について説明する。図20は、複写禁止の要件を有するドキュメントデータの読み込み、印刷処理について説明するための図である。図20において、画像形成装置140は、読み取りの対象となるドキュメント250の各領域のデータを読み取る(ステップS1)。画像形成装置101のドキュメント属性取得部111は、ドキュメント250の各領域の要件を読み取り、動作要件選択部112に通知する。動作要件選択部112は、通知された領域と、その領域に対する要件を領域管理テーブルDB64に格納する。
また、動作処理部113は、読み取り部71によりドキュメント250のデータを読み取った後、領域管理テーブルDB64から各領域に対する要件を読み出し、その要件に従って、読み取り部71により読み取ったドキュメントデータ252のデータに対する印刷部82による印刷を制御する(ステップS2)。例えば、蓄積データDB62には、ドキュメント250の領域251に対して、読み込みを禁止する要件「禁止(スキャン禁止)」が規定されているため、読み取ったドキュメント250のデータから領域251のデータを消去して、代りに領域256に示すように「複写禁止」であることを示す情報を形成したドキュメントデータ252が格納される。
このように、領域管理テーブルDB64に格納された要件から、所定の領域に複写禁止要件がある場合、その領域のデータのみを削除し、該当領域の部分に複写禁止を示す情報を形成したドキュメントデータを印刷することができる。
また、複写装置としての画像形成装置140では、ユーザーが望む処理がその都度異なる場合が多く、複写を行うドキュメントのセキュリティに関する情報や、そのドキュメントに対する処理内容をユーザーに通知し、ユーザーからの確認情報を取得する必要がある。そのため、図17に示す画像形成装置140に、ユーザーに通知するための動作情報通知部と、ユーザーから確認情報を取得するための確認情報取得部を備える必要があり、これらの処理部を設けた場合の変形例について以下に説明する。
図21は、ドキュメントの各領域の要件に従って処理を行う複写装置としての画像形成装置の変形例を示すシステム構成図である。尚、図21に示す複写装置としての画像形成装置141において、図17に示す画像形成装置140と同様の構成については同符号を付して説明を省略し、画像形成装置141が動作情報通知部76と、確認情報取得部77とを備えた点で画像形成装置140と相異するため、以下に相違点を説明する。図21において、動作情報通知部76は、動作制御部113による処理結果を示す情報を生成し、ユーザーへ通知を行う。確認情報取得部77は、動作情報通知部76により通知された処理結果を確認したユーザーから入力された確認情報を取得する。
例えば、処理結果を通知する方法、確認情報を入力する方法として、画像形成装置141のオペレーションパネル36に処理結果、確認情報を表示するものとする。このオペレーションパネル36には、処理結果として「複写禁止の領域が含まれています」などの通知が行われ、また、確認情報として「該当領域をスキップして複写する」、「複写を取り止める」などの入力域が表示される。ユーザーは、入力域に表示された複数の確認情報から所定の確認情報の選択入力を行う。
このように、複写装置としての画像形成装置141において、ドキュメントの領域毎の要件をユーザーに通知して確認を促すと共に、ドキュメントの各領域の要件に従った複数の動作から、ユーザーに所定の動作を選択させることができる。
従って、本発明の画像形成装置において、ドキュメントの各領域に許可及び禁止の要件が混在する場合でも、ドキュメントの領域毎の要件を管理し、各領域に対する要件に従って読み取ったドキュメントデータに対する動作を制御することができる。
尚、ドキュメントの各領域の許可及び禁止要件を一意に識別する埋め込み情報として、一次元バーコード、二次元コード、ドットパターンだけでなく、透かし情報、地紋情報のうち少なくとも一つの情報を用いるようにしてもよい。また、本発明の画像形成装置100、101、110、120、130、131は、プリンタ、FAX、コピー当の複数の異なる画像形成機能の少なくとも一つを有する装置である。
本発明の第1実施例に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施例に係る画像形成装置のシステム構成図である。 ドキュメントの領域を識別する識別情報を示す図である。 ドキュメント属性取得部の機能構成を示す図である。 本発明の第2実施例に係る画像形成装置のシステム構成図である。 ドキュメントの領域を識別する識別情報を示す図である。 ドキュメントの領域を識別する識別情報の変形例を示す図である。 領域管理テーブルDBに格納されるテーブルを示す図である。 ドキュメントの領域に読み取り禁止の要件を有する場合のデータ処理について説明するための図である。 ドキュメントの領域に読み取り禁止の要件を有する場合のデータ処理について説明するための図である。 ドキュメントの領域に信頼できる通信路を利用するという要件を有する場合のデータ処理について説明するための図である。 ドキュメントの領域に信頼できる通信路を利用するという要件を有する場合のデータ処理について説明するための図である。 本発明の第3実施例に係る画像形成装置のシステム構成図である。 ユーザーに処理結果を通知するための表示例を示す図である。 本発明の第4実施例に係る画像形成装置のシステム構成図である。 ユーザーに処理結果を通知するための表示例を示す図である。 ドキュメントの各領域の要件に従って処理を行う複写装置としての画像形成装置のシステム構成図である。 領域管理テーブルDBに格納されるテーブルを示す図である。 複写禁止の要件を有するドキュメントデータの読み込み、印刷処理について説明するための図である。 複写禁止の要件を有するドキュメントデータの読み込み、印刷処理について説明するための図である。 ドキュメントの各領域の要件に従って処理を行う複写装置としての画像形成装置の変形例を示すシステム構成図である。
符号の説明
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 不揮発性RAM
15 リアルタイムクロック
21 イーサネット(登録商標)I/F
22 USB
23 IEEE1284
24 ハードディスクI/F
25 エンジンI/F
26 RS−232C I/F
27 ドライバ
37 記録媒体
60 紙原稿
61 画像データDB
62 蓄積データDB
63 領域設定テーブルDB
64 領域管理テーブルDB
65 紙出力
71 読み取り部
72 読み取り条件取得部
73 データ送信先取得部
74 データ処理部
75 データ送信部
76 動作情報通知部
81 複写条件取得部
82 印刷部
85 領域設定取得部
100、101、110、120、140、141 画像形成装置
111 ドキュメント属性取得部
112 動作要件選択部
113 動作制御部
121 ユーザ属性取得部
130 ドキュメント属性DB
131 識別情報取得手段
132 ドキュメント属性読み取り手段
B システムバス

Claims (17)

  1. ドキュメントの識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
    上記識別情報によって指定される動作要件を選択する動作要件選択手段と、
    上記動作要件選択手段によって選択された1つ以上の動作要件に従って所定動作の実行を制御する動作制御手段とを有する画像形成装置において、
    上記ドキュメントの領域情報毎の上記動作要件を格納する領域情報管理テーブルを有し、
    上記動作要件選択手段は、上記ドキュメントの各領域と対応する動作要件を上記領域情報管理テーブルに格納し、
    上記動作制御手段は、上記領域情報管理テーブルから上記動作要件を読み出し、該動作要件に従って所定動作の実行を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記動作要件は、上記ドキュメントに対するセキュリティに関する要件であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記所定動作は、電子データで画像を形成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 上記所定動作は、上記ドキュメントを用紙上に印刷することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 上記識別情報読取手段は、上記識別情報と上記ドキュメントの領域毎のドキュメント属性とを対応付けして管理するドキュメント属性管理テーブルを有し、
    上記ドキュメントの各領域に対応する識別情報を取得し、
    上記ドキュメント属性管理テーブルから上記識別情報に対応するドキュメント属性を取得することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の画像形成装置。
  6. 上記識別情報読取手段は、上記ドキュメント属性管理テーブルから各ドキュメントの識別情報に対応するドキュメント属性を取得することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 上記識別情報読取手段は、上記ドキュメントの領域が設定された領域設定テーブルを有し、
    上記領域設定テーブルからドキュメントの領域に対応する識別情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の画像形成装置。
  8. 上記識別情報読取手段は、上記ドキュメントの背景のドットパターンを識別し、
    識別した上記ドットパターンと同じドットパターンを有する領域と対応する識別情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の画像形成装置。
  9. 上記動作制御手段は、上記ドキュメントにユーザーから要求された動作が許可されていない領域がある場合、或いは選択された要件を満たすことができない領域がある場合、上記領域に該領域の情報と無関係な画像を形成して所定動作を制御することを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の画像形成装置。
  10. 上記画像は上記領域に要求された動作が許可されていないこと、或いは選択された要件を満たすことができないことを示す画像であることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 上記動作制御手順は、上記ドキュメントにユーザーから要求された動作が許可されていない領域がある場合、或いは選択された要件を満たすことができない領域がある場合、上記所定動作を停止することを特徴とする請求項9又は10記載の画像形成装置。
  12. 上記ドキュメントにユーザーから要求された動作が許可されていない領域がある旨、或いは選択された要件を満たすことができない領域がある旨、上記領域に該領域の情報と無関係な画像を形成して所定動作を制御する旨、上記所定動作を停止する旨をそれぞれ上記ユーザーに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  13. 上記通知手段により通知された情報を上記ユーザが確認したことを示す確認情報を取得する確認情報取得手段を有することを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
  14. 上記動作制御手順は、上記領域に該領域の情報と無関係な画像を形成して所定動作を制御する動作、上記所定動作を停止する動作のいずれかを上記ユーザーに選択させることを特徴とする画像形成装置。
  15. ドキュメントの領域情報毎の上記動作要件を格納する領域情報管理テーブルを有する画像形成装置での処理をコンピュータに行なわせるための画像形成方法であって、
    上記ドキュメントの識別情報を読み取る識別情報読取手順と、
    上記識別情報によって指定される動作要件を選択すると共に、上記ドキュメントの各領域と対応する動作要件を上記領域情報管理テーブルに格納する動作要件選択手順と、
    上記領域情報管理テーブルから上記動作要件を読み出し、該動作要件に従って所定動作の実行を制御する動作制御手順とを有することを特徴とする画像形成方法。
  16. ドキュメントの領域情報毎の上記動作要件を格納する領域情報管理テーブルを有する画像形成装置での処理をコンピュータに行なわせるためのプログラムであって、
    上記ドキュメントの識別情報を読み取る識別情報読取手順と、
    上記識別情報によって指定される動作要件を選択すると共に、上記ドキュメントの各領域と対応する動作要件を上記領域情報管理テーブルに格納する動作要件選択手順と、
    上記領域情報管理テーブルから上記動作要件を読み出し、該動作要件に従って所定動作の実行を制御する動作制御手順とを有することを特徴とするプログラム。
  17. ドキュメントの領域情報毎の上記動作要件を格納する領域情報管理テーブルを有する画像形成装置での処理をコンピュータに行なわせるためのプログラムを格納した記録媒体であって、
    上記ドキュメントの識別情報を読み取る識別情報読取手順と、
    上記識別情報によって指定される動作要件を選択すると共に、上記ドキュメントの各領域と対応する動作要件を上記領域情報管理テーブルに格納する動作要件選択手順と、
    上記領域情報管理テーブルから上記動作要件を読み出し、該動作要件に従って所定動作の実行を制御する動作制御手順とを有することを特徴とする記録媒体。
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