JP2005143907A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 遊技盤等を備えたパチンコ機の前枠と、前枠を前面側に配置させるようにした外枠10とを有し、制御基板や駆動部等の制御部品を前枠の背面側で外枠10の上下左右の枠部11〜14の内側に構成される配置空間Sに配置するようにしたパチンコ機であって、配置空間Sから外枠10の枠部内空を通って再び配置空間Sへ戻るようにした閉回路からなる通気路50を構成し、通気路50内を通る空気を途中の外枠10の枠部11〜14において放熱手段を介してパチンコ店の店内の空気と熱交換冷却する。
【選択図】 図3
Description
前記制御基板等においては、通電時に多数の電子部品から生じる熱によって基板自体及びその周囲の温度が上昇し易く、また不正防止のために各々専用の収納ボックス内に収容されているため、ほぼ密閉状態で放熱し難くなっている。しかも通常のパチンコ機では、前記制御基板以外の駆動部、例えば可変入賞装置を駆動するソレノイドや発射機構を駆動する発射用モータなど、遊技開始に伴って駆動されることにより発熱を生じる発熱部品が、前記制御基板と同様にパチンコ機の背面側に配置されている。
以上のように通常のパチンコ機では、特に前記制御基板及び収納ボックスや前記駆動部等の発熱部品が発熱するため、パチンコ機の背面側が高温に温度上昇し易く、このため各種電子部品の動作が不安定になる可能性が生じる。
また従来のパチンコ機では、制御基板収納ボックスに空気取入口と空気排出口と空気循環用電動ファンとを配設し、強制的に制御基板収納ボックス内の熱を放出させる構成が知られている(例えば特許文献2)。
また防塵用フィルタを介して送風するように構成しても、フィルタ通過時の抵抗により十分な空気が導入されずに換気能力が低下し、空気環境が様々な遊技店に応じて適切なフィルタを選定することが困難である。
また上記特許文献2のように、基板ボックスに設けた電動ファンによりボックス内の空気を強制循環させる従来の遊技機では、制御基板ボックス内へ送られる空気は当該ボックス内と比較して低温であるものの、例えば遊技店内の温度や未稼動時に比べて温度が高くなっている背面側(特に制御基板ボックス周囲)の空気を制御基板ボックス内に送るため、十分な冷却効果が得られない欠点がある。
前記において放熱手段とは、通気路を通る空気とパチンコ店の店内の空気との間に介在し、通気路内を通る空気の熱をパチンコ店内の冷やされた空気によって熱交換放熱させる手段であって、通気路を構成する外枠枠部そのものの一部である場合、通気路を構成する外枠枠部に付加される放熱部材を含む概念である。
また本発明のパチンコ機は、上記第1の特徴に加えて、放熱手段は、外枠の上下左右の枠部のうち、下枠部である幕板部に構成してあることを第2の特徴としている。
また本発明のパチンコ機は、上記第1又は2の特徴に加えて、配置空間内の空気を通気路を通して強制循環させる強制循環ファンを配置したことを第3の特徴としている。
また本発明のパチンコ機は、遊技盤等を備えたパチンコ機の前枠と、該前枠を前面側に配置させるようにした外枠とを有し、制御基板や駆動部等の制御部品を前記前枠の背面側で前記外枠の上下左右の枠部の内側に構成される配置空間に配置するようにしたパチンコ機であって、通気入口部と通気出口部とこれら通気入口部から通気出口部までの間を構成する通気管部とを有する通気管ユニットを用い、該通気管ユニットの前記通気入口部と通気出口部とを前記配置空間に臨ませると共に前記通気管ユニットの前記通気管部を前記外枠の枠部に設けた開口窓から外方へ臨ませ、これによって該通気管部の少なくとも一部をパチンコ店の店内の空気と接触させて該通気管部内を通る空気を熱交換冷却するようにしたことを第4の特徴としている。
また本発明のパチンコ機は、上記第4の特徴に加えて、配置空間内の空気を通気管部内を通して強制循環させる強制循環ファンを配置したことを第5の特徴としている。
通気路は閉回路とされているので、該通気路を介してパチンコ店の店内の汚れた空気が制御基板や駆動部等の制御部品が配置される配置空間内へ侵入してくることはない。
一方、パチンコ機の外枠はパチンコ店の店内側に面することができるので、その外枠の枠部内の通気路を通る加熱空気は、その途中において外枠の枠部に構成された放熱手段を介してパチンコ店内側の冷やされた空気と接触することができ、該パチンコ店内の空気によって十分に冷却されて、配置空間に循環することができる。熱交換冷却された空気は配置空間内に戻って該配置空間の温度を下げ、或いは制御部品に直接的に接触してその制御部品の温度上昇を効果的に抑制することができる。よってまた制御基板や駆動部等の制御部品の動作の安定性を確保することができる。
また外枠の下枠部である幕板部はパチンコ機の最下部付近に位置するため、パチンコ機でいえば、パチンコ球を溜める下皿よりも更に下の位置となり、目立たない所で且つ遊技者の遊技操作等にも何ら影響を与えることなく、必要な放熱を行うことができる。
配置空間から通気管ユニットを通って配置空間に戻る循環路は閉回路であるので、パチンコ店の店内の汚れた空気が通気管ユニットを介して制御基板や駆動部等の制御部品が配置される配置空間内へ侵入してくることはない。
一方、パチンコ機の外枠はパチンコ店の店内側に面することができるので、その外枠の枠部に設けた開口窓から通気管ユニットの通気管部をパチンコ店内側の冷やされた空気と接触させることができ、該パチンコ店内の空気によって通気管部を介して通気管部内を流れる空気を熱交換冷却することができる。これによって熱交換冷却された空気は配置空間内に戻って該配置空間の温度を下げ、或いは制御部品に直接的に接触してその制御部品の温度上昇を効果的に抑制することができる。よってまた制御基板や駆動部等の制御部品の動作の安定性を確保することができる。
更に通気管ユニットは外枠とは別体に設けられるので、外枠そのものについては、従来ながらの木製の枠を用いることができるメリットがある。即ち、例えば熱伝導性のよい金属用材料で枠体を構成する場合に比べて、製造コストを安価にすることができる。また外枠が木製であると、木製の前枠を外枠に取り付ける場合等、パチンコ機の組み立てが容易に行える。勿論、現存のパチンコ機に追加構成する形で通気管ユニットを後から組み込むことも可能である。
図1〜図11を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は本発明の装置を搭載したパチンコ機の全体斜視図、図2は同パチンコ機の裏面側を示す図、図3はパチンコ機の要部を示す分解斜視図、図4は外枠の縦断面図、図5は外枠の一部断面図である。図6は放熱カバーを示し、(A)は全体斜視図、(B)は一部垂直断面斜視図である。図7は整流部材を示し、(A)は全体斜視図、(B)は一部垂直断面斜視図、(C)は一部水平断面斜視図である。図8は外枠に整流部材、放熱カバー、幕板カバーが取り付けられた状態を示す斜視図、図9は外枠に整流部材、放熱カバー、幕板カバーが取り付けられた状態を示す水平断面図、図10は外枠の通気路を示す背面図、図11は外枠の通気路に設けられる口蓋、強制循環ファンの取り付けを説明する背面斜視図である。
前記前枠20には、その前面の上半部に開閉可能なガラス扉で覆われた遊技盤21が設けられ、その遊技盤21の下方にパチンコ球を溜める上皿22が設けられ、更にその下方にパチンコ球を溜める下皿23が設けられ、下皿23の側方にパチンコ球を打つ操作グリップ24が設けられている。また下皿23の更に下方には幕板カバー25が設けられている。
前記幕板部14には、その前面側に凹部51が形成され、該凹部51に対して整流部材41、放熱手段としての放熱カバー42、及び幕板カバー25が取り付けられる。前記放熱カバー42は前記凹部51を密閉状態にカバーする役割も果たす。
即ち、前記放熱カバー42によって密閉状態にされた凹部51と左右の枠部12、13に設けられた内通路52、53とによって通気路50が構成される。これにより配置空間Sにある空気が一方の出入口52a、52b、52c(53a、53b、53c)から通気路50に入り、その途中である凹部51を通って他方の出入口53a、53b、53c(52a、52b、52c)から再び配置空間Sに循環することができる閉回路が完成される。
図10、図11の場合、強制循環ファン60は左枠部13の下の出入口53cに取り付けられており、これによって配置空間Sの空気を吸い込んで、該出入口53cから通気路50内に吹込み、前記密閉された凹部51を通して、右枠部12の出入口52a、52b、52cから再び配置空間Sに吹き出すようにしている。空気が吹き出す前記出入口52a、52b、52cは図柄制御基板35、主制御基板31及び電源基板32、発射制御基板33等の制御部品の近くで、直接それら制御部品に当たるようにすることができる。
前記強制循環ファン60が取り付けられた左枠部13の他の出入口53a、53bは封止出入口蓋54cが取り付けられて、空気の出入りがないようにしている。
また前記右枠部12の上の出入口52aは、それ以上空気が通気路50の上方へ流れないようにL型の排気出入口蓋54aが取り付けられ、右枠部12の残る2つの出入口52b、52cは空気が通気路50の上方にも流れるようにI型の排気出入口蓋54bが取り付けられている。
整流部材41は凹部51内を通る空気を放熱カバー42側へ効率よく運び、放熱カバー42による前記空気の熱交換冷却を効果的に達成するために用いる。整流部材41は2枚の板状整流部41aの上下面に山形の案内凸部41bを形成した銅製部材で構成することができる。
前記幕板カバー25は、前記放熱カバー42を含めて、幕板部14の前面側を覆い、放熱カバー42の取り外し防止と装飾性向上にために取り付けられる。この幕板カバー25には、多数の空気穴25aを貫通して設け、パチンコ店内の冷やされた空気を前記空気穴25aを通して前記放熱カバー42に十分に流れるようにしている。幕板カバー25には弾性係合片25bが設けられ、これが外枠10に設けられた係合凹部10aに嵌り込むことで取り付けられる。
通気路50は閉回路とされているので、該通気路50を介してパチンコ店の店内の汚れた空気が制御基板や駆動部等の制御部品が配置される配置空間S内へ侵入してくることはない。
一方、パチンコ機の外枠10の幕板部14はパチンコ店の店内側に容易に面することができ、またパチンコ機の最下部付近の目立たない場所で且つ遊技者の遊技操作等にも何ら影響を与えないので、放熱、冷却には都合がよい。
勿論、前記放熱カバー42は放熱手段として、アルミダイキャスト製の他、例えばアルミ板や銅板を板金成形したもの、その他の熱伝導性のよい材料を使用することができる。また成形方法も限定されない。
前記外枠10の場合もアルミダイキャスト製の他、例えばアルミ板や銅板を板金成形したもの、その他の熱伝導性のよい材料を使用することができる。が、良熱伝導性が第1条件ではなく、通気路50の密閉度を良好にできれば、プラスチックやその他の成形性のよい材料を用いることができる。
配置空間Sから通気路50に導いた空気の熱交換冷却は、上記第1の実施形態では幕板部14で行っているが、他の外枠10の部分においても可能である。
なお、幕板部14の凹部51を流れる空気を放熱凸部42aへ案内するように整流部材41を設けたが、この整流部材41は省略可能である。
幕板部14の凹部51と放熱カバー42との間、外枠10の各出入口52a、52b、52c、53a、53b、53cとそれらの出入口蓋54a、54b、54cとの間等、通気路50の空気が漏れる可能性のある個所については、シール部材を用いて気密性を確保することができる。
例えば強制循環ファン60のファン取付部材61の内部空間や外枠10の左右枠部12、13の内通路52、53等、通気路50を構成する空間を曲面に形成して、空気の流れをより円滑になるようにすることができる。
第1の実施形態の場合、パチンコ機を正面から眺めた場合に、左下の強制循環ファン60から左周りに空気を循環させているが、逆に強制循環ファン60を右下に設けて、右回りに空気を循環させてもよい。この場合は熱交換冷却された空気が左枠部13の出入口53a、53b、53cから配置空間Sに循環導入されて、払出制御基板34や払出モータ36等をより直接的に送風、冷却する。勿論、配置空間Sの空気を通気路50の中央から左右に分流して循環させてもよい。
外枠10に形成した出入口52a、52b、52c、53a、53b、53cは、各制御基板や駆動部等の制御部品に対応した位置に形成する他、予め適当な位置に複数個形成しておき、これらから使用しない個所の出入口を封止して、必要な個所のみ選択するようにすることができる。
通気路50を通って冷却された空気を出入口から配置空間Sに循環導入する場合に、導入される空気を別途延長用の管を用いて、臨む位置まで空気を導いて吹き出すようにしてもよい。
出入口蓋54a、54b、54c、ファン取付部材61は、それぞれ専用の部材として成形し、後から外枠10の所定個所に取り付けているが、外枠10の成形時に一体成形することも可能である。
図12、図13を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。
図12はパチンコ機の要部を示す分解斜視図、図13は放熱カバーを取り付けた状態を示す外枠の幕板部の断面図である。
図12、図13を参照して、本第2の実施形態では、外枠10の幕板部14の凹部51の中央付近正面に、両端の角部を滑らかな曲面状にした凸状整流部51aを一体成形している。一方、放熱カバー42には、前記凸状整流部51aよりも多少大きい略相似形の放熱凸部42bを設け、これによって前記凸状整流部51aと前記放熱凸部42bの内面との間に構成される隙間に空気が流れるようにしている。
配置空間Sから通気路50に入った空気は、幕板部14の凹部51を通る際に前記凸状整流部51aによってスムーズに放熱カバー42の放熱凸部42bとの隙間に導かれ、効率よく放熱して熱交換冷却される。
図14〜図16を参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。
図14はパチンコ機の要部を示す斜視図、図15はパチンコ機の要部を示す断面図、図16の(A)は放熱板を取り外した状態のパチンコ機の要部を示す断面図、図16の(B)は放熱板の断面図である。
前記放熱板70は、断面コ状に折り曲げた銅製薄板からなる第1放熱板71と、端部に引掛部を形成した断面略L字形状の銅製薄板からなる第2放熱板72とで構成することができる。各放熱板70は幕板部14の背面側で嵌合し、その先端が幕板部14の前面から突出するようになされており、幕板部14の前面側から放熱板70を引抜いたり、取り外したりすることができないようにされている。
配置空間Sから通気路50に入った空気は、幕板部14の内通路55を通る際に、パチンコ店内の冷えた空気にふれて冷たくなっている前記放熱板70によって熱が奪われ、効率よく熱交換冷却される。
なお、放熱板70は前記幕板カバー25によって保護される。
図17、図18を参照して、本発明の第4の実施形態を説明する。
図17はパチンコ機の要部を示す斜視図、図18の(A)、(B)、(C)、(D)はパチンコ機の要部の組み立てを説明する図である。
第4の実施形態においては、外枠10の幕板部14に通気路50の一部となる凹所56を形成している。そしてこの凹所56に組み付けられる部材として、放熱カバー42、整流部材41及び抜け止め棒蓋43が用いられる。前記放熱カバー42は、その上下端面にそれぞれ一対の係止片42c、42cを設けている点を除き、上記第1の実施形態における放熱カバー42と同じである。また整流部材41は上記第1の実施形態における整流部材41と同じである。
前記抜止め棒蓋43は、前記凹所56に組み付けられた放熱カバー42の上に載って、放熱カバー42が前面側に取り外されないようにする部材である。抜止め棒蓋43の両端部は抜止め端43aとされている。
前記幕板部14の凹所56には、その両端の上端付近に前記抜止め棒蓋43の抜止め端43aを受け入れる抜止め溝56aが設けられている。また凹所56の下面の奥に前記放熱カバー42の係止片42cを受け入れる一対の係止穴56b、56bを設けている。
前記抜止め棒蓋43に対しては、その上に前枠20が位置するために、組み立て後において抜止め棒蓋43を容易に取り外すことはできない。
図19〜図21を参照して、本発明の第5の実施形態を説明する。
図19はパチンコ機の外枠の斜視図、図20は外枠の要部の断面図、図21は外枠の一部断面斜視図である。
前記放熱フィン80は、幕板部14に一体に形成した上下一対の波型フィン81と、その上下の波形フィン81、81の間に設けられた菱形フィン82からなり、菱形フィン82は前記内通路57内から前面側へ貫通して設けられている。
他の構成は第1の実施形態と同様である。
配置空間Sから通気路50に入った空気は、幕板部14の内通路57を通る際に、パチンコ店内の冷えた空気にふれて冷たくなっている前記放熱フィン80(81、82)によって熱が奪われ、効率よく熱交換冷却され、再び配置空間Sに戻り、制御部品を冷却する。
なお、この実施形態では第1の実施形態における幕板カバー25は設けなくても、装飾性の前記放熱フィン80がその代わりも果たしている。
前記放熱フィン80は必ずしも設ける必要はないが、設けることによって、より効率よく放熱がなされる。
勿論、上記第2の実施形態における凸状整流部51aのような凸部を前記幕板部14の内通路57に設けて、これによって内通路57が前面側へ湾曲して突出するようにすることで、パチンコ店内の冷やされた空気とより熱交換され易いようにすることもできる。
図22〜図26を参照して、本発明の第6の実施形態を説明する。
図22はパチンコ機の外枠に通気管ユニットを取り付けた状態の斜視図、図23は通気管ユニットを説明する図で、(A)は通気管ユニットの全体斜視図、(B)は通気管ユニットの一部断面斜視図、(C)は通気管ユニットの水平断面斜視図である。図24は外枠の斜視図、図25は外枠の分解斜視図、図26は通気管ユニットの他の例を説明する図で、(A)は通気管ユニットの全体斜視図、(B)は一部断面斜視図、(C)は水平断面斜視図である。
図22、図23を参照して、通気管ユニット90は、通気入口部91と、通気出口部92と、前記通気入口部91から通気出口部92までの間を構成する通気管部93とを有している。前記通気入口部91には強制循環ファン60を取り付けている。前記通気出口部92は、その開口を上向きに少し延長させた構成としている。前記通気入口部91と通気出口部92の位置は逆でもよい。
通気管部93は通気入口部91及び通気出口部92に対して少し前方に突出した状態に構成し、後述する開口窓14bから前方(店内側)へ多少突出することができるようにしている。
通気管ユニット90の両端部には係止用の鍔部94を設けている。
通気管ユニット90は熱伝導性のよい金属で構成するのがよい。
前記通気入口部91から通気管ユニット90に入った空気は通気管部93を通って通気出口部92から出ることができる。
前記幕板部14の開口窓14bが形成される部分は窓形成部材14cとして別部材に構成しており、この窓構成部材14cを外枠10に形成した嵌込凹部10bに嵌め込んで固定することで、開口窓14bのある幕板部14が構成される。
前記開口窓14bの両端部には前記通気管ユニット90の鍔部94を受け入れる嵌合受部14dが設けられている。
通気管ユニット90における通気入口部91や通気出口部92の位置や向きは、それらが配置空間Sに臨んでいることを前提にして、限定されない。
通気管ユニット90の通気出口部92からは、配置空間Sの遠い位置にある制御部品を直接的に冷やすため、空気通路の延長手段を設けるようにしてもよい。
また本実施形態では、通気管ユニット90の通気管部93は幕板部14からパチンコ店内に臨むように構成したが、外枠の他の枠部からパチンコ店内に臨むようにすることも可能である。
10 外枠
11 上枠部
12 右枠部
13 左枠部
14 幕板部(下枠部)
14b 開口窓
20 前枠
21 遊技盤
25 幕板カバー
31 主制御板
32 電源基板
33 発射制御板
34 払出制御板
35 図柄制御基板
36 払出モータ
41 整流部材
42 放熱カバー
43 抜止め棒蓋
50 通気路
51 凹部
52 内通路
53 内通路
55 内通路
56 凹所
57 内通路
60 強制循環ファン
70 放熱板
80 放熱フィン
90 通気管ユニット
91 通気入口部
92 通気出口部
93 通気管部
S 配置空間
Claims (5)
- 遊技盤等を備えたパチンコ機の前枠と、該前枠を前面側に配置させるようにした外枠とを有し、制御基板や駆動部等の制御部品を前記前枠の背面側で前記外枠の上下左右の枠部の内側に構成される配置空間に配置するようにしたパチンコ機であって、前記配置空間から前記外枠の枠部内空を通って再び配置空間へ戻るようにした閉回路からなる通気路を構成し、該通気路内を通る空気をその途中の外枠枠部において放熱手段を介してパチンコ店の店内の空気と熱交換冷却するようにしたことを特徴とするパチンコ機。
- 放熱手段は、外枠の上下左右の枠部のうち、下枠部である幕板部に構成してあることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
- 配置空間内の空気を通気路を通して強制循環させる強制循環ファンを配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機。
- 遊技盤等を備えたパチンコ機の前枠と、該前枠を前面側に配置させるようにした外枠とを有し、制御基板や駆動部等の制御部品を前記前枠の背面側で前記外枠の上下左右の枠部の内側に構成される配置空間に配置するようにしたパチンコ機であって、通気入口部と通気出口部とこれら通気入口部から通気出口部までの間を構成する通気管部とを有する通気管ユニットを用い、該通気管ユニットの前記通気入口部と通気出口部とを前記配置空間に臨ませると共に前記通気管ユニットの前記通気管部を前記外枠の枠部に設けた開口窓から外方へ臨ませ、これによって該通気管部の少なくとも一部をパチンコ店の店内の空気と接触させて該通気管部内を通る空気を熱交換冷却するようにしたことを特徴とするパチンコ機。
- 配置空間内の空気を通気管部内を通して強制循環させる強制循環ファンを配置したことを特徴とする請求項4に記載のパチンコ機。
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