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JP2005142076A - スペーサ構体の製造方法、およびスペーサ構体の製造装置 - Google Patents

スペーサ構体の製造方法、およびスペーサ構体の製造装置 Download PDF

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JP2005142076A JP2003378594A JP2003378594A JP2005142076A JP 2005142076 A JP2005142076 A JP 2005142076A JP 2003378594 A JP2003378594 A JP 2003378594A JP 2003378594 A JP2003378594 A JP 2003378594A JP 2005142076 A JP2005142076 A JP 2005142076A
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Koji Takatori
幸司 鷹取
Daiji Hirozawa
大二 廣澤
Yukinori Ueda
行紀 植田
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Abstract

【課題】この発明は、スペーサを破壊することなく成形型を離型できるスペーサ構体の製造方法、およびスペーサ構体の製造装置を提供することを課題とする。
【解決手段】離型装置は、グリッド24の両面に上型36aおよび下型36bを密着させた状態でスペーサを転写した組立体を載置する載置台71、および複数の吸着部材72を有する。下型36bを離型する場合、全ての吸着部材72の吸盤72aを下型の背面361に接触させた状態で複数の吸着部材72内部に順々に負圧を生じさせ、下型36bを弾性変形させつつグリッド24から徐々に離型させる。
【選択図】 図9

Description

この発明は、平面表示装置等の画像表示装置に組み込まれるスペーサ構体の製造方法、およびスペーサ構体の製造装置に関する。
近年、陰極線管に代わる次世代の軽量、薄型の表示装置として様々な平面型の画像表示装置が注目されている。例えば、平面表示装置として用いられるフィールド・エミッション・ディスプレイの一種として、表面伝導型電子放出装置(以下、SEDと称する)の開発が進められている。
このSEDは、所定の間隔をおいて対向配置された前面基板および背面基板を備え、これらの基板は矩形枠状の側壁を介して周辺部を互いに接合することにより真空外囲器を構成している。前面基板の内面には3色の蛍光体層が形成され、背面基板の内面には、蛍光体を励起発光させるための電子源として、各画素に対応する多数の電子放出素子が配列されている。各電子放出素子は、電子放出部、この電子放出部に電圧を印加する一対の電極等で構成されている。
上記のようなSEDにおいて、前面基板および背面基板間の空間、すなわち真空外囲器内は、高い真空度に維持されることが重要となる。真空度が低い場合、電子放出素子の寿命、ひいては、装置の寿命が低下してしまう。また、前面基板と背面基板間は真空であるため、前面基板、背面基板に対し大気圧が作用する。そこで、これらの基板に作用する大気圧荷重を支持し基板間の隙間を維持するため、両基板間には、多数の板状あるいは柱状のスペーサが配置される。
スペーサを前面基板および背面基板の全面に渡って配置するためには、前面基板の蛍光体、背面基板の電子放出素子に接触しないように、極めて薄い板状、あるいは極めて細い柱状のスペーサが必要となる。また、これらのスペーサは、電子放出素子の極めて近くに設置せざるを得ないため、スペーサとして絶縁体材料を使用しなければならない。同時に、前面基板および背面基板の薄板化を検討した場合、一層多くのスペーサが必要となり、更に製造が困難となる。
前面基板の蛍光体間、および背面基板の電子放出素子間に対するスペーサの位置合わせについては、蛍光体間あるいは電子放出素子間を狙って直接スペーサを取り付ける方法、あるいは、電子の通過する孔が予め形成された金属板の両面に多数のスペーサを高い位置精度で形成し、この金属板上に形成されたスペーサを前面基板または背面基板に位置合わせする方法が考えられる。
後者の場合、それぞれスペーサ形状に対応する多数の孔が形成された2枚の成形型を金属板の表裏面に密着させ、これら金属板と2枚の成形型とによってスペーサ形成用の貫通孔を規定する。この状態で、各貫通孔にペースト状のスペーサ形成材料を充填する。続いて、充填されたスペーサ形成材料を金型内部で光硬化あるいは熱硬化させた後、金属板から2枚の成形型を取り外し、更に、スペーサ形成材料をガラス化する。これにより、金属板上に一体的に形成された柱状のスペーサを得ることが考えられる(例えば、特許文献1および2)。
しかし、上述したようにスペーサ形成材料を硬化させた後、金属板から2枚の成形型を取り外す際、金属板に転写されて硬化された複数のスペーサを壊すことのないように、成形型と金属板を互いに平行な状態を維持したまま一気に引き剥がすため、両者の間に大きな離型抵抗が生じる。このように、金属板と成形型との間の離型抵抗が大きいと、金属板に転写されたスペーサが破壊され或いは変形し、スペーサの転写不良が生じ易くなる。スペーサの転写不良が生じると、スペーサ構体の強度が低下して十分に満足のいく性能を発揮できなくなる問題が生じる。
特開2001−272926号公報 特開2001−272927号公報
この発明は、以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、スペーサを破壊することなく成形型を離型できるスペーサ構体の製造方法、およびスペーサ構体の製造装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のスペーサ構体の製造方法は、板状部材の表面から複数の柱状のスペーサを突設したスペーサ構体を製造する方法であって、上記板状部材の表面に面接する当接面、およびこの当接面に開口するように上記複数のスペーサに対応して設けられた複数のスペーサ形成穴を有し、弾性変形可能な材料により形成された成形型を用意する工程と、スペーサ形成材料を上記成形型の上記複数のスペーサ形成穴に充填する充填工程と、上記スペーサ形成材料を充填した成形型を、その当接面が上記板状部材の表面に面接するように密着させた状態で、スペーサ形成材料を硬化させて、板状部材の表面にスペーサを転写する硬化工程と、上記成形型を弾性変形させつつ上記板状部材の表面と成形型の当接面を徐々に引き離し、成形型の複数のスペーサ形成穴と対応する各スペーサとを順々に離型する離型工程と、を備えている。
また、本発明のスペーサ構体の製造装置は、板状部材の表面から複数の柱状のスペーサを突設したスペーサ構体を製造する装置であって、上記板状部材の表面に面接する当接面およびこの当接面に開口した複数のスペーサ形成穴を有し弾性変形可能な材料により形成された成形型の上記複数のスペーサ形成穴にスペーサ形成材料を充填し、板状部材の表面と成形型の当接面を位置合わせした状態で密着させ、複数のスペーサ形成穴に充填されたスペーサ形成材料を硬化させて板状部材に転写した組立体を、所定位置に位置決めして配置する配置部と、上記位置決め配置された組立体の上記成形型を弾性変形させつつ上記板状部材の表面と成形型の当接面を徐々に引き離し、成形型の上記複数のスペーサ形成穴と対応する各スペーサとを順々に離型する離型機構と、を備えている。
上記発明によると、スペーサを板状部材に転写した後、成形型を弾性変形させつつ板状部材から徐々に引き剥がすようにしたため、従来のように成形型を板状部材から一気に離間させる場合と比較して、板状部材と成形型との間の離型抵抗を小さくでき、板状部材に転写されたスペーサを破壊することなく成形型を離型できる。
この発明によると、板状部材にスペーサを突設したスペーサ構体を製造する際、スペーサを破壊することなく成形型を離型できる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について詳細に説明する。始めに、本発明の実施の形態に係るスペーサ構体の製造方法、および製造装置により製造されるスペーサ構体を備えた画像表示装置の一例として、SEDについて説明する。
図1ないし図3に示すように、SEDは、それぞれ矩形状のガラス板からなる前面基板10および背面基板12を備え、これらの基板は約1.0〜2.0mmの隙間をおいて対向配置されている。そして、前面基板10および背面基板12は、ガラスからなる矩形枠状の側壁14を介して周縁部同志が接合され、内部が真空の扁平な真空外囲器15を構成している。
前面基板10の内面には画像表示面として機能する蛍光体スクリーン16が形成されている。この蛍光体スクリーン16は、赤、青、緑の蛍光体層R、G、B、および遮光層11を並べて構成され、これらの蛍光体層はストライプ状あるいはドット状に形成されている。また、蛍光体スクリーン16上には、アルミニウム等からなるメタルバック17が形成されている。
背面基板12の内面には、蛍光体スクリーン16の蛍光体層を励起発光させるための電子源として、それぞれ電子ビームを放出する多数の表面伝導型の電子放出素子18が設けられている。これらの電子放出素子18は、画素毎に対応して複数列および複数行に配列されている。各電子放出素子18は、図示しない電子放出部、この電子放出部に電圧を印加する一対の素子電極等で構成されている。また、背面基板12の内面上には、電子放出素子18に電位を供給する多数本の配線21がマトリックス状に設けられ、その端部は真空外囲器15の外部に引き出されている。
接合部材として機能する側壁14は、例えば、低融点ガラス、低融点金属等の封着材20により、前面基板10の周縁部および背面基板12の周縁部に封着され、これらの基板同志を接合している。
図2ないし図4に示すように、SEDは、前面基板10および背面基板12の間に配設されたスペーサ構体22を備えている。本実施の形態において、スペーサ構体22は、矩形状の金属板からなるグリッド24(板状部材)と、グリッドの両面に一体的に立設された多数の柱状のスペーサ30a、30bと、で構成されている。
詳細に述べると、グリッド24は前面基板10の内面と対向した第1表面24aおよび背面基板12の内面と対向した第2表面24bを有し、これらの基板と平行に配置されている。そして、グリッド24には、エッチング等により多数の電子ビーム通過孔26が形成されている。電子ビーム通過孔26は、それぞれ電子放出素子18と対向して配列され、電子放出素子から放出された電子ビームを透過する。
グリッド24は、例えば鉄−ニッケル系の金属板により厚さ0.1〜0.25mmに形成されているとともに、その表面には、金属板を構成する元素からなる酸化膜、例えば、Fe3O4、NiFe2O4からなる酸化膜が形成されている。
グリッド24の第1表面24a上には、第1スペーサ30aが一体的に立設され、隣接する電子ビーム通過孔26間に位置している。第1スペーサ30aの延出端は、メタルバック17、および蛍光体スクリーン16の遮光層11を介して前面基板10の内面に当接している。また、グリッド24の第2表面24b上には第2スペーサ30bが一体的に立設され、隣接する電子ビーム通過孔26間に位置している。第2スペーサ30bの延出端は、背面基板12の内面に当接している。ここで、各第2スペーサ30bの延出端は、背面基板12の内面上に設けられた配線21上に位置している。
第1および第2スペーサ30a、30bは、それぞれ所定の間隔をおいて配列され、グリッド24の第1および第2表面24a、24bの全域に渡って設けられている。また、各第1および第2スペーサ30a、30bは、グリッド24を間に挟んで互いに整列して位置し、グリッド24と一体に形成されている。
第1および第2スペーサ30a、30bの各々は、グリッド24側から延出端に向かって径が小さくなったテーパ状に形成されている。例えば、各第1スペーサ30aはグリッド24側に位置した基端の径が約0.4mm、延出端の径が約0.3mm、高さが約0.6mmに形成されている。また、各第2スペーサ30bはグリッド24側に位置した基端の径が約0.4mm、延出端の径が約0.25mm、高さが約0.8mmに形成されている。
上記のように構成されたスペーサ構体22は前面基板10および背面基板12間に配設されている。そして、第1および第2スペーサ30a、30bは、前面基板10および背面基板12の内面に当接することにより、これらの基板に作用する大気圧荷重を支持し、基板間の間隔を所定値に維持している。
SEDは、グリッド24および前面基板10のメタルバック17に電圧を印加する図示しない電圧供給部を備え、例えば、グリッド24に12kV、メタルバック17に10kVの電圧が印加される。
そして、上記SEDにおいて、画像を表示する場合、配線21を介して電子放出素子18を駆動し、任意の電子放出素子から電子ビームを放出するとともに、蛍光体スクリーン16およびメタルバック17にアノード電圧を印加する。電子放出素子18から放出された電子ビームは、アノード電圧により加速され、グリッド24の電子ビーム通過孔26を通った後、蛍光体スクリーン16に衝突する。これにより、蛍光体スクリーン16の蛍光体層が励起されて発光し、画像を表示する。
次に、上記のように構成されたSEDの製造方法について説明する。始めに、スペーサ構体22を製造する方法について説明する。
図5(a)に示すように、まず、所定寸法のグリッド24、およびこのグリッドとほぼ同一の寸法を有した矩形板状の上型36a(成形型)および下型36b(成形型)を用意する。この場合、Fe−50%Niからなる板厚0.12mmの金属板を脱脂・洗浄・乾燥した後、エッチングにより電子ビーム通過孔26を形成しグリッド24とする。そして、グリッド24全体を酸化処理した後、電子ビーム通過孔26の内面を含めグリッド表面に絶縁膜を形成する。
上型36aおよび下型36bは、紫外線を透過する材料であるとともに弾性変形可能な材料、例えば、シリコン、透明ポリエチレンテレフタレート、テフロン、ナイロンなどの材料により形成する。上型36aは、第1スペーサ30aを成形するための多数の有底のスペーサ形成穴40aを有している。スペーサ形成穴40aはそれぞれ上型36aの一方の表面(当接面)に開口しているとともに、所定の間隔を置いて配列されている。同様に、下型36bは、第2スペーサ30bを成形するための多数の有底のスペーサ形成穴40bを有している。スペーサ形成穴40bはそれぞれ下型36bの一方の表面(当接面)に開口しているとともに、所定の間隔を置いて配列されている。
続いて、図5(b)に示すように、上型36aのスペーサ形成穴40aおよび下型36bのスペーサ形成穴40bにそれぞれスペーサ形成材料46を充填する。スペーサ形成材料46として、本実施の形態では、紫外光をある一定量照射することにより硬化する成分、およびある一定の熱を与えることにより硬化する成分を含むとともにガラスフィラーを含有したガラスペーストを用いた。
次に、スペーサ形成材料46の充填されたスペーサ形成穴40aが電子ビーム通過孔26間に位置するように上型36aをグリッド24に対して位置決めし、上型36aの当接面とグリッド24の第1表面24aを密着させる。同様に、下型36bを、各スペーサ形成穴40bが電子ビーム通過孔26間に位置するように位置決めし、グリッド24の第2表面24bに密着させる。これにより、グリッド24、上型36aおよび下型36bからなる組立体42を構成する。組立体42において、上型36aのスペーサ形成穴40aと下型36bのスペーサ形成穴40bとは、グリッド24を挟んで対向して配列されている。
その後、図6に示すように、組立体42を偏平な真空容器50内に配置し、大気圧を利用して上型36aおよび下型36bをグリッド24に密着させる。ここで真空容器50について詳細に説明する。
真空容器50は、それぞれ矩形板状に形成された第1主壁52および第2主壁54を有し、これらの第1および第2主壁は隙間をおいて対向配置されている。第1および第2主壁52、54の周縁部間には矩形枠状の側壁55が設けられている。側壁55は第1主壁52の内面周縁部に気密に固定され、第1主壁に対してほぼ垂直に立設されている。側壁55の自由端、ここでは、上端は、Oリング56を介して第2主壁54の内面周縁部に気密に当接している。このように構成された真空容器50内部は、第2主壁54の周縁部に設けられた排気バルブ57を介して、真空ポンプ58に接続されている。
第1および第2主壁52、54は、グリッド24よりも大きな平面寸法に形成されている。また、第1および第2主壁52、54は、弾性変形可能であるとともに紫外線を透過可能な材料、例えば、シリコン、透明ポリエチレンテレフタレート、ガラス等によって形成されている。後述するように、組立体42全体が均一に加圧されるように、第1および第2主壁52、54の内面には、ほぼ全面に渡って凹凸部が形成されている。
上記のように構成された真空容器50を用いて上型36aおよび下型36bをグリッド24に密着させる場合、まず、第2主壁54を取り外した状態で、第1主壁52の内面上に圧力拡散板60aを敷設する。この圧力拡散板60a上に組立体42を載置し、例えば、上型36aを第1主壁52と対向させる。
次に、組立体42の上に圧力拡散板60bを配置し、更に、第2主壁54を重ねて配置し、組立体42の下型36bと対向させるとともに周縁部をOリング56に重ね合わせる。なお、圧力拡散板60a、60bは紫外線透過材料により形成されている。
この状態で、真空ポンプ58を作動させ、真空容器50内を所定の真空度となるまで排気した後、排気バルブ57を閉じて真空容器内を真空に維持する。真空容器50内が真空になると、真空容器の第1および第2主壁52、54に対して外側から大気圧が作用する。そのため、第1および第2主壁52、54は、内部に配置された組立体42を両面側から押圧し、上型36aおよび下型36bをグリッド24に密着させる。
この際、前述した通り、真空容器50の第1および第2主壁52、54は弾性変形可能な材料で形成されているため、組立体42に沿って弾性変形し上型36aおよび下型36bに密着する。また、第1および第2主壁52、54の内面は凹凸に形成されている。そのため、大気圧はそれぞれ圧力拡散板60a、60bを介して上型36aおよび下型36bの全面に均一に作用する。従って、グリッド24、上型36aおよび下型36bは、極めて良好な密着状態に維持される。
そして、上記のように大気圧を利用してグリッド24、上型36aおよび下型36bを密着させた状態で、真空容器50の外側に配置された紫外線ランプ62a、62bから第1および第2主壁52、54に向けて紫外線(UV)を照射する。ここで、真空容器50の第1および第2主壁52、54、圧力拡散板60a、60b、および上型36aおよび下型36bは、それぞれ紫外線を透過可能な材料で形成されている。そのため、紫外線ランプ62a、62bから照射された紫外線は、真空容器50の第1および第2主壁52、54、圧力拡散板60a、60b、上型36aおよび下型36bを透過し、上型36aおよび下型36bのスペーサ形成穴40a、40bに充填されたスペーサ形成材料46に照射される。これにより、組立体42の極めて良好な密着を維持した状態で、スペーサ形成材料46を紫外線硬化させることができる。
続いて、真空容器50の真空を解除し、組立体42を真空容器から取り出す。この際、第2主壁54はOリングに接触しているのみであることから、真空を解除することにより真空容器50を容易に開放することができる。その後、図7に示すように、硬化してグリッド24に転写されたスペーサ形成材料46をグリッド24側に残すように、上型36aおよび下型36bをグリッド24から離型する。
さらに、スペーサ形成材料46が設けられたグリッド24を図示しない加熱炉内で熱処理し、スペーサ形成材料内からバインダを飛ばした後、約500〜550℃で30分〜1時間、スペーサ形成材料を本焼成する。これにより、グリッド24上に第1および第2スペーサ30a、30bが作り込まれたスペーサ構体22が得られる。
一方、SEDの製造においては、予め、蛍光体スクリーン16およびメタルバック17の設けられた前面基板10と、電子放出素子18および配線21が設けられているとともに側壁14が接合された背面基板12と、を用意しておく。
続いて、上記のようにして得られたスペーサ構体22を背面基板12上に位置決め配置する。この状態で、前面基板10、背面基板12、およびスペーサ構体22を図示しない真空チャンバ内に配置し、真空チャンバ内を真空排気した後、側壁14を介して前面基板を背面基板に接合する。これにより、スペーサ構体22を備えたSEDが製造される。
ところで、上述した実施の形態のように、第1および第2スペーサ30a、30bをグリッド24の両面に形成するため、複数の有底のスペーサ形成穴40a、40bを有する上型36aおよび下型36bを用いた場合、スペーサ形成穴40a、40b内に充填したスペーサ形成材料を紫外光により硬化させた後、上型36aおよび下型36bをグリッド24両面から離型する際、スペーサ形成穴40a、40b内に負圧を生じる。つまり、スペーサ形成穴40a、40bが有底の穴であるため、硬化したスペーサ30a、30bを引き抜く際に、穴とスペーサとの間に吸盤のような真空吸着力が発生し、大きな離型抵抗が生じる。この離型抵抗は、従来のように上型36aおよび下型36bをグリッド24両面から一気に引き離す場合、特に大きくなる。このため、上型36aおよび下型36bをグリッド24から離型する際、スペーサ形成穴40a、40b内で硬化させたスペーサ30a、30bに応力が作用し、スペーサ30a、30bが根元から破断したり変形したりする場合があった。
本実施の形態では、上述したスペーサ30a、30bの破断や変形の問題を解決するため、スペーサ形成材料46を硬化させた状態の組立体42を、真空容器50から取り出した後、図8に示すような離型装置70にセットし、上型36aおよび下型36bをグリッド24から徐々に離型するようにした。以下、この離型装置70を用いた上型36aおよび下型36bの離型動作について説明する。尚、ここでは、下型36bをグリッド24の第2表面24bから離型する場合について代表して説明するが、上型36aをグリッド24の第1表面24aから離型する場合も同様である。
離型装置70は、組立体42を載置する略水平な上面71aを有する載置台71(配置部)を有する。組立体42は、載置台71の上面71a上に位置決めされて配置される。ここでは、下型36bをグリッド24から離型する場合について説明するため、上型36aの当接面から離間した背面が上面71aに面接するように組立体42が載置台71上に位置決めされて載置される。
載置台71の上方には、組立体42の下型36bをグリッド24から離型させるための離型機構80が配設されている。離型機構80は、載置台71の上方に離間した位置でそれぞれ載置台71の上面71aと平行に延びた吸着板81および支持板82を一体にした支持部材83を有する。支持板82および吸着板81は、例えばボールネジ等を用いた周知の昇降機構85(離接機構)に接続され、それぞれ水平状態を維持したまま載置台71の上面71aに対して離接可能となっている。
支持板82は、複数の吸着部材72、および複数のストリッパ74(押さえ機構)を支持および固定している。本実施の形態では、吸着部材72とストリッパ74を1対1で同じ数ずつ支持板82に取り付けた。また、吸着板81は、吸着部材72およびストリッパ74を下型36bに作用させるため、それぞれ対応する位置に複数の貫通孔を有する。さらに、下型36b(および上型36a)には、複数のストリッパ83を挿通させるための複数の貫通孔(図9参照)が形成されている。
図9に拡大して示すように、吸着部材72は、載置台71の上面71a上に載置された組立体42の下型36bの当接面から離間した背面に吸着する吸盤72a、およびこの吸盤72aに気密な状態で連通した蛇腹状の伸縮部分72bを有する。伸縮部分72bの吸盤72aから離間した側の端部は、後述するバルブ装置103を介して後述する負圧発生部102に接続されている。このバルブ装置103は、全ての吸着部材72に独立して負圧を生じさせるとともに各吸着部材72に作用する負圧の大きさを独立して調整可能となっている。尚、全ての吸着部材72は、内部に負圧が生じていない状態(図8に示す状態)で、吸盤72aが水平に延びた同一平面に面一に揃うように支持板82によって支持固定されている。
ストリッパ74は、複数の吸着部材72を動作させて下型36bをグリッド24から離型する際に、グリッド24の第2表面24bを押さえてその場にとどまらせるように機能する。また、各ストリッパ74の近傍には、下型36bの背面361と吸着板81の下面81aとの間のギャップGを検出するための複数のギャップセンサ76がそれぞれ設けられている。ギャップセンサ76は、吸着板81の下面から突没可能に設けられたロッドを有し、ロッドが吸着板81に完全に埋没したことをもって下型36bの背面が吸着板81に密着したことを検出する。ロッドは、常時、バネ等の付勢部材によって突出した状態に付勢されている。また、ギャップセンサ76は、ロッドの埋没度合いに基づいてその位置におけるギャップGを検出する。
図10には、上記構造の離型装置70の動作を制御する制御系のブロック図を示してある。離型装置70の動作を制御する制御部100には、上述した複数のギャップセンサ76、支持部材73を昇降移動させるための昇降機構85、複数のストリッパ74を動作させる駆動部101、複数の吸着部材72の内部に負圧を生じさせる負圧発生部102、およびバルブ装置103が接続されている。
上記構造の離型装置70を用いて下型36bを離型する場合、まず、図8に示すように、載置台71上に組立体42をセットし、昇降機構85を動作させて全ての吸着部材72の吸盤72aが下型36bの背面361に接触するまで支持部材73を下降させる。このとき、吸着部材72とともに複数のストリッパ74も下降する。さらに、この状態から、制御部100は、各ギャップセンサ76の出力を監視して、吸着板81と下型36bとの間のギャップGが予め設定した値になるまで支持部材73を下降させ、全ての吸盤72aを下型36bの背面361に十分に接触させる。
この後、制御部100は、負圧発生部102により負圧を生じさせ、バルブ装置103によって複数の吸着部材72を順々に動作させ、図9に示すように、下型36bを弾性変形させつつグリッド24から徐々に離型させる。詳細には、各吸着部材72において、負圧により吸盤72aを下型36bの背面361に吸着させ、続いて伸縮部分72bを収縮させ、下型36bを弾性変形させつつグリッド24から離間させて離型する。グリッド24から離型された下型36bは、その背面361を吸着板81の下面に密着させて保持される。尚、吸着部材72を動作させる際、制御部100は、複数のストリッパ74を作動させてグリッド24の第2表面24b押さえる。
また、制御部100は、このとき、ギャップセンサ76を介して吸着板81と下型36bとの間のギャップGを複数位置で検出し、この検出結果に基づいて各位置における下型36bの離型状態を判断し、昇降機構85を適宜動作させて吸着板81を僅かに下降させても良い。これにより、下型36bの弾性変形の度合いを調整し、離型したスペーサに隣接した他のスペーサ30bに応力が作用する不具合を防止でき、隣接したスペーサ30bの不所望な破壊を防止できる。また、制御部100は、この場合、ギャップセンサ76の出力に基づいて、バルブ装置103を制御して各吸着部材72に作用する負圧の大きさを調整し、吸着部材72毎に下型36bをグリッド24に対して離接させるようにしても良く、より細かな制御が可能となる。
尚、複数の吸着部材72を順々に動作させて下型36bを離型させる際、下型36bの端から順にグリッド24から引き剥がすようにしても良く、下型36bの中央から端に向けて順に引き剥がすようにしても良い。下型36bを端から引き剥がす場合、離型の始めと離型の終わりとなる下型36bの両端部では、ギャップセンサ76による制御もしくは、板状の部材で軽く押えることで、急激な離接によってスペーサ30bに不所望な破壊を生じることを防止する事ができる。また、下型36bを中央から引き剥がす場合、端から引き剥がす場合と同様に、両端部の急激な離接によってスペーサ30bに不所望な破壊を生じることを防止する必要がある。
以上のように、本実施の形態によると、組立体42から下型36bを引き剥がしてグリッド24から離型する際、下型36bを弾性変形させつつグリッド24から徐々に引き剥がすようにしたため、従来のように成形型をグリッドから一気に引き剥がす場合と比較して、離型抵抗を極めて小さくでき、グリッド24に転写したスペーサ30bを破壊してしまう不具合を防止できる。
また、上述した実施の形態によると、負圧発生部102で発生せしめた負圧をバルブ装置103によって複数の吸着部材72に独立して作用させるだけの簡単な構成により、所望する位置で、下型36bに対する吸着および離型動作を行なうことができ、且つ離型後に下型36bとグリッド24との間のギャップを任意の値に調整でき、より細かな離型動作が可能となり、グリッド24に転写されたスペーサ30bを破壊することをより確実に防止できる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。
例えば、上述した実施の形態では、組立体42の下型36bをグリッド24から離型する場合について代表して説明したが、上型36aを離型する場合に本発明を適用できることは言うまでもない。
また、上述した実施の形態では、各吸着部材72の伸縮部分72bの形状を1つの蛇腹として図示したが、伸縮部分72bの形状は、内部に生じる負圧によって収縮可能な形状であればいかなる形状であっても良く、蛇腹部分の数も任意に変更可能である。
さらに、本発明は、上述したSEDに限らず、他の画像表示装置に適用することも可能である。
この発明の実施の形態に係るスペーサ構体を備えたSEDを示す外観斜視図。 図1のSEDを線分II-IIに沿って切断した断面図。 図1のSEDを部分的に拡大して示す断面図。 図1のSEDに組み込まれたスペーサ構体を示す外観斜視図。 図4のスペーサ構体の製造方法を説明するための断面図。 図4のスペーサ構体を製造するための真空容器を示す断面図。 スペーサ構体のグリッドから成形型を離型した状態を示す断面図。 スペーサ構体のグリッドから成形型を離型するための離型装置を示す概略図。 図8の離型装置の要部の構造を部分的に拡大して示す部分拡大断面図。 図8の離型装置の動作を制御する制御系を示すブロック図。
符号の説明
10…前面基板、
12…背面基板、
14…側壁、
15…真空外囲器、
16…蛍光体スクリーン、
18…電子放出素子、
22…スペーサ構体、
24…グリッド、
30…スペーサ、
36a…上型、
36b…下型、
40…スペーサ形成穴、
42…組立体、
70…離型装置、
71…載置台、
72…吸着部材、
72a…吸盤、
72b…伸縮部分、
74…ストリッパ、
76…ギャップセンサ、
80…離型機構、
81…吸着板、
82…支持板、
83…支持部材、
85…昇降機構、
100…制御部、
101…駆動部、
102…負圧発生部、
103…バルブ装置、
361…背面。

Claims (10)

  1. 板状部材の表面から複数の柱状のスペーサを突設したスペーサ構体を製造する方法であって、
    上記板状部材の表面に面接する当接面、およびこの当接面に開口するように上記複数のスペーサに対応して設けられた複数のスペーサ形成穴を有し、弾性変形可能な材料により形成された成形型を用意する工程と、
    スペーサ形成材料を上記成形型の上記複数のスペーサ形成穴に充填する充填工程と、
    上記スペーサ形成材料を充填した成形型を、その当接面が上記板状部材の表面に面接するように密着させた状態で、スペーサ形成材料を硬化させて、板状部材の表面にスペーサを転写する硬化工程と、
    上記成形型を弾性変形させつつ上記板状部材の表面と成形型の当接面を徐々に引き離し、成形型の複数のスペーサ形成穴と対応する各スペーサとを順々に離型する離型工程と、
    を備えていることを特徴とするスペーサ構体の製造方法。
  2. 上記離型工程では、上記成形型の当接面から離間した背面に複数の吸着部材を吸着せしめて、各吸着部材を順々に動作させ、成形型を弾性変形させつつ離型することを特徴とする請求項1に記載のスペーサ構体の製造方法。
  3. 上記複数の吸着部材は、上記成形型の背面に吸着する吸盤、およびこの吸盤に連通した伸縮部分をそれぞれ有し、内部に負圧を生じせしめて上記吸盤を成形型の背面に吸着させた後上記伸縮部分を収縮させ、成形型を上記板状部材から離間させることを特徴とする請求項2に記載のスペーサ構体の製造方法。
  4. 上記離型工程では、上記成形型を端から順に引き剥がすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスペーサ構体の製造方法。
  5. 上記離型工程では、上記成形型を中央から端に向けて順に引き剥がすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のスペーサ構体の製造方法。
  6. 板状部材の表面から複数の柱状のスペーサを突設したスペーサ構体を製造する装置であって、
    上記板状部材の表面に面接する当接面およびこの当接面に開口した複数のスペーサ形成穴を有し弾性変形可能な材料により形成された成形型の上記複数のスペーサ形成穴にスペーサ形成材料を充填し、板状部材の表面と成形型の当接面を位置合わせした状態で密着させ、複数のスペーサ形成穴に充填されたスペーサ形成材料を硬化させて板状部材に転写した組立体を、所定位置に位置決めして配置する配置部と、
    上記位置決め配置された組立体の上記成形型を弾性変形させつつ上記板状部材の表面と成形型の当接面を徐々に引き離し、成形型の上記複数のスペーサ形成穴と対応する各スペーサとを順々に離型する離型機構と、
    を備えていることを特徴とするスペーサ構体の製造装置。
  7. 上記離型機構は、上記成形型の当接面から離間した背面に吸着する複数の吸着部材と、上記板状部材を押さえる押さえ機構と、を備え、上記複数の吸着部材を順々に動作させて上記押さえ機構によって押さえられた板状部材から成形型を弾性変形させつつ離型することを特徴とする請求項6に記載のスペーサ構体の製造装置。
  8. 上記複数の吸着部材は、上記成形型の背面に吸着する吸盤、およびこの吸盤に連通した伸縮部分をそれぞれ有し、内部に負圧を生じせしめて上記吸盤を成形型の背面に吸着させた後上記伸縮部分を収縮させ、成形型を上記板状部材から離間させることを特徴とする請求項7に記載のスペーサ構体の製造装置。
  9. 上記成形型の背面に上記吸盤が概ね接触するように上記複数の吸着部材を支持した支持部材と、
    この支持部材を上記背面に対して離接させることにより上記吸着部材を上記背面に対して離接させる離接機構と、
    上記支持部材と背面との間のギャップを複数位置で検出する複数のセンサと、
    これら複数のセンサによる検出結果に基づいて、各位置における上記成形型の離型状態を判断し、上記離接機構を制御する制御部と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項8に記載のスペーサ構体の製造装置。
  10. 上記制御部は、上記複数のセンサによる検出結果に基づいて、上記複数の吸着部材を動作させることを特徴とする請求項9に記載のスペーサ構体の製造装置。

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