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JP2005132828A - 外用組成物 - Google Patents

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JP2005132828A
JP2005132828A JP2004289970A JP2004289970A JP2005132828A JP 2005132828 A JP2005132828 A JP 2005132828A JP 2004289970 A JP2004289970 A JP 2004289970A JP 2004289970 A JP2004289970 A JP 2004289970A JP 2005132828 A JP2005132828 A JP 2005132828A
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JP
Japan
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ascorbic acid
acid
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derivative
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JP2004289970A
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Kozo Hiwatari
幸三 樋渡
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

【課題】 L−アスコルビン酸またはその誘導体を配合した場合にも、塩型薬剤特有のべたつきを抑制してみずみずしくさっぱりとした使用感を有する外用組成物を提供する。
【解決手段】 (a)ジェランガム、アルギン酸、ペクチン、およびカラギーナンから選ばれる1種または2種以上と、(b)L−アスコルビン酸またはその誘導体と、(c)アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、(d)油分とを配合する。
【選択図】 なし

Description

本発明は優れた使用性を有する外用組成物に関する。より詳細には、L−アスコルビン酸またはその誘導体を配合した場合にも、塩型薬剤特有のべたつきを抑制してみずみずしくさっぱりとした使用感を有する外用組成物に関する。
皮膚外用剤及び化粧料(以下これらを総称して「外用組成物」という)を評価する上での重要な要素として、肌に対する実効と使用感触とが挙げられる。L−アスコルビン酸およびその誘導体は、肌内部に浸透した際に高い美白効果が得られることが知られている反面、塩型の薬剤であるために、外用組成物に配合して使用した際にべたつきが感じられ、使用感触を悪化させてしまう短所を有している。多くの外用組成物は保湿剤や増粘剤が配合されており、それらのべたつきを抑制して使用感触を改善することが課題となっているため、L−アスコルビン酸およびその誘導体を配合することによりさらにべたつきが増してしまうことは、外用組成物にとって大きな欠点となる。
これまでにも、L−アルコルビン酸およびその誘導体を配合した際のべたつきを抑制するために検討が成されており、アスコルビン酸の配糖体を配合した乳化組成物に、(A)ポリシロキサン−ポリオキシアルキレン共重合体0.01〜5.0質量%と、(B)非イオン界面活性剤0.05〜1.0質量%または炭素原子数が12以上の高級脂肪酸0.05〜5.0質量%とを配合することで、アスコルビン酸の配糖体を配合しながらも、べたつきを抑制した乳化組成物を得ている(特許文献1参照)。
しかしながらこの公報に記載の乳化組成物では、外用組成物全量に対する界面活性剤の配合量が多いために、塗布後のべたつきを完全に除くことが達成されていない。また基剤特性上、高級アルコール等の油分を一定量以上配合せねばならず、これにより塗布時のみずみずしさが低減してしまうという問題があった。
また、ゲル化能を有する親水性化合物を用いて得られる増粘剤とL−アルコルビン酸等の美白成分とを含む美白用皮膚外用剤が開発され、べたつきがなく、また美白成分を多配合しても系の粘度低下を引き起こすことがないことが報告されている(特許文献2参照)。
しかし、上記の皮膚外用剤は、油分を配合しない時はよいが、油分を配合した場合にはべたつきを抑えることができず、使用感が悪くなるという欠点があった。
特開平2002−249665号公報 特開平2001−342125号公報
本発明は、L−アスコルビン酸またはその誘導体を配合して高い美白効果を有すると共に、べたつきがなくさっぱりとみずみずしい使用感の外用組成物を提供することを技術的課題とする。
本発明者らは前記従来の問題点を解決すべく鋭意研究をした結果、L−アスコルビン酸またはその誘導体に、ジェランガム、アルギン酸、ペクチン、およびカラギーナンから選ばれる1種または2種以上の増粘多糖類と、アルキル変性カルボキシビニルポリマーと、油分とを組み合わせて配合することにより、美白効果を有しながらべたつきのない外用組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分(a)〜(d):
(a)ジェランガム、アルギン酸、ペクチン、およびカラギーナンから選ばれる1種または2種以上の増粘多糖類
(b)L−アスコルビン酸またはその誘導体
(c)アルキル変性カルボキシビニルポリマー
(d)油分
を含有することを特徴とする外用組成物である。なお、本発明において「外用組成物」とは、広く外皮に適用可能な組成物のことを意味するものであり、具体的な製品の、化粧料、医薬品、医薬部外品等の薬事法上等による区別を問うものではない。
本発明によれば、高い美白効果を有するL−アスコルビン酸またはその誘導体を配合しつつも、べたつきを抑えたさっぱりとした使用感の外用組成物を提供することができる。
以下、本発明について詳述する。
本発明の外用組成物に含有される、成分(a)の増粘多糖類のうちジェランガムは、L−アスコルビン酸またはその誘導体によるべたつきを抑制する効果が高く、特に好ましく用いられる。これらの増粘多糖類は1種または2種以上を用いることができる。
これらの増粘多糖類である成分(a)は、水または水性成分に溶解させた後、静置冷却して固化させたものを粉砕するか、あるいは撹拌冷却して流動ゲルとすることで、外用組成物に配合することができる。
本発明外用組成物における増粘多糖類の配合量は、組成物全体に対して0.01〜10質量%が好ましく、特に同0.1〜1.5質量%が好ましい。組成物全体に対して0.01質量%未満の配合量であると、L−アスコルビン酸またはその誘導体によるべたつきを十分に抑制することができず、また、同10質量%を超えて配合すると、系に高分子特有の皮膜が形成され、かえって使用感触が損なわれることになり好ましくない。
本発明外用組成物に配合する成分(b)のL−アスコルビン酸またはその誘導体は、一般にビタミンC類といわれ、その強い還元作用により細胞呼吸作用、酵素賦活作用、膠原形成作用を有し、かつメラニン還元作用を有する。L−アスコルビン酸誘導体としては、例えばL−アスコルビン酸モノステアレート、L−アスコルビン酸モノパルミテート、L−アスコルビン酸モノオレート等のL−アスコルビン酸モノアルキルエステル類、L−アスコルビン酸モノリン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルなどのL−アスコルビン酸モノエステル類;L−アスコルビン酸ジステアレート、L−アスコルビン酸ジパルミテート、L−アスコルビン酸ジオレートなどのL−アスコルビン酸ジアルキルエステル類;L−アスコルビン酸ジリン酸エステルなどのL−アスコルビン酸ジエステル類;L−アスコルビン酸トリステアレート、L−アスコルビン酸トリパルミテート、L−アスコルビン酸トリオレートなどのL−アスコルビン酸トリアルキルエステル類;L−アスコルビン酸2−グルコシドなどのL−アスコルビン酸グルコシド類などがあげられる。L−アスコルビン酸およびその誘導体としては、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル、L−アスコルビン酸2−グルコシドまたはそれらの塩が好ましく用いられる。L−アスコルビン酸およびその誘導体は、1種または2種以上を用いることができる。
L−アスコルビン酸およびその誘導体の配合量は、外用組成物全量中に0.01〜10質量%が好ましく、特に0.1〜5質量%が好ましい。組成物全体に対して0.01質量%未満の配合量であると、十分な美白効果を得ることができず、また、同10質量%を超えて配合すると、過剰な薬剤が無駄になるばかりでなく、外用組成物の使用感触を著しく悪化させる恐れがある。
本発明外用組成物に配合する成分(c)のアルキル変性カルボキシビニルポリマーは、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体を主とするポリマーであり、市販のものを用いることができる。具体的には、例えばCARBOPOL 1324、PEMULEN TR-1、PEMULEN TR-2(BF Goodrich社製)等が挙げられる。
アルキル変性カルボキシビニルポリマーの外用組成物への配合は、上述した増粘多糖類とともに、L−アスコルビン酸またはその誘導体による、塗布後のべたつきを抑制する効果をもたらす。また同時に、その乳化能によって各種油分を乳化する役割を担っている。
アルキル変性カルボキシビニルポリマーの配合量は、外用組成物全量中に0.005〜1質量%が好ましく、特に0.01〜0.1質量%が好ましい。組成物全体に対して0.005質量%未満の配合量であると、十分なべたつき抑制効果と乳化能を得ることができず、また、同1質量%を超えて配合すると、ぬるつきやべたつきを生じ、外用組成物の使用感触を著しく悪化させる恐れがある。アルキル変性カルボキシビニルポリマーの配合量は、L−アスコルビン酸またはその誘導体の配合量に対して、0.01〜1000(アルキル変性カルボキシビニルポリマー/L−アスコルビン酸またはその誘導体、質量比)が好ましい。
本発明外用組成物に配合する成分(d)の油分としては、例えば、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、水添ポリブテン等の炭化水素類; マカデミアナッツ油、オリーブ柚、ラノリン等の油脂類;ホホバ油、カルナバロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等のシリコーン類;カプリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、コレステロール、フィトステロール等の高級アルコール類;カプリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸、ラノリン脂肪酸、リノール酸、リノレン酸等の高級脂肪酸類;2−エチルヘキサン酸セチル、オレイルオレート等のエステル類が挙げられる。特に、シリコーン類は、L−アルコルビン酸およびその誘導体を高配合したときに発現してしまうべたつきを、少量でも緩和することができて好ましい。
本発明における油分の配合量は、外用組成物全量中に0.01〜30質量%が好ましく、特に0.5〜10質量%が好ましい。組成物全体に対して0.01質量%未満の配合量であると、L−アスコルビン酸およびその誘導体を配合したときに現れるべたつきを充分に抑制することができず、また同30質量%を超えて配合すると、本組成物の特長であるみずみずしさとさっぱり感が損なわれてしまい好ましくない。
本発明外用組成物において、前記の必須成分に加えて、通常、外用組成物に配合され得る他の成分を、本発明の所期の効果を損なわない限りにおいて配合することができる。例えば、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、エリスリトール、ジプロピレングリコール、ベタイン、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、ムコ多糖、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、キチン、キトサン等の保湿剤;エタノール等の低級アルコール;ブチルヒドロキシトルエン、トコフェロール、フィチン等の酸化防止剤;安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸アルキルエステル、ヘキサクロロフェン等の抗菌剤等を適宜配合することができる。
また、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン、タウリン、ヒスチジン等のアミノ酸及びこれらのアルカリ金属塩と塩酸塩;アシルサルコシン酸(例えばラウロイルサルコシンナトリウム)、グルタチオン;クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等の有機酸;ビタミンA及びその誘導体;ビタミンB6塩酸塩、ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2及びその誘導体、ビタミンB12 、ビタミンB15及びその誘導体等のビタミンB類;α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、ビタミンEアセテート等のビタミンE類;ビタミンD類;ビタミンH、パントテン酸、パンテチン等のビタミン類;ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル、γ−オリザノール、アラントイン、グリチルリチン酸(塩) 、グリチルレチン酸及びその誘導体、ヒノキチオール、ビサボロール、ユーカリプトール、チモール、イノシトール、サイコサポニン、ニンジンサポニン、ヘチマサポニン、ムクロジサポニン等のサポニン類、パントテニルエチルエーテル、エチニルエストラジオール、トラネキサム酸、アルブチン、セファランチン、プラセンタエキス等の各種薬剤;ギシギシ、クララ、コウホネ、オレンジ、セージ、ノコギリソウ、ゼニアオイ、センブリ、タイム、トウキ、トウヒ、バーチ、スギナ、ヘチマ、マロニエ、ユキノシタ、アルニカ、ユリ、ヨモギ、シャクヤク、アロエ、クチナシ、サワラ等の各種の溶媒で抽出した天然エキス;中和剤、緩衝剤、紫外線吸収剤、防腐剤、界面活性剤、キレート剤、色素、香料、精製水等を適宜配合することができる。
本発明の外用組成物は、外皮に適用される化粧料、医薬品、医薬部外品等、特に好適には化粧料に広く適用することが可能であり、その使用形態も任意であり、例えば美容液、乳液、クリーム、パック等のフェーシャル化粧料やファンデーションの他、メーキャップ化粧料、芳香化粧料、浴用剤等に用いることができる。
なお、上記の剤型および使用形態に本発明の外用組成物がとり得る形態が限定されるものではない。
以下、本発明について実施例等を挙げてさらに具体的に説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲がこれらの実施例等により限定解釈されるべきものではない。
実施例1〜4、比較例1〜3
まず、各処方例の開示に先立ち、本発明外用組成物に関して採用した評価方法を示す。
以下の方法で製造した表1記載の外用組成物について、20名の専門パネルによる化粧料の使用テストを行い、塗布時のべたつきのなさ、塗布時のみずみずしさ、使用後のべたつきのなさ、使用後のさっぱり感について、下記の評価点基準に基づいて評価した。その結果を表1に示す。
(評価基準)
◎:非常に優れる(20名中、16名以上が、評価項目について優れると回答)
○:やや優れる(20名中、11〜15名が、評価項目について優れると回答)
△:やや劣る(20名中、6〜10名が、評価項目について優れると回答)
×:劣る(20名中、5名以下が、評価項目について優れると回答)
〔製法〕
(実施例1〜4)
A相(ゲル化パーツ)成分を85℃で混合して均一に溶解した後、室温まで静置冷却してゲル化(固化)させる。得られたゲルをホモミキサー等で十分に粉砕した後、予め調製したB相(乳化パーツ)と混合して、美白効果のある化粧料を得た。
(比較例1)
A相成分を混合して均一に溶解した後、予め調製したB相と混合して、美白効果のある化粧料を得た。
(比較例2〜4)
A相成分を85℃で混合して均一に溶解した後、室温まで静置冷却してゲル化(固化)させる。得られたゲルをホモミキサー等で十分に粉砕した後、B相と混合して美白効果のある化粧料を得た。
Figure 2005132828
表1からわかるように、特定の増粘多糖類と、L−アスコルビン酸誘導体とアルキル変性カルボキシビニルポリマーと油分とを配合した実施例1〜4については、塗布時及び塗布後のべたつきのなさや塗布後のさっぱりさに優れた美白化粧料を得ることができた。また、油分としてシリコーン油を用いた実施例1〜3の化粧料は、さらに塗布時のみずみずしさに優れていた。
(実施例5) 乳液
配合成分 配合量(質量%)
A.ゲルパーツ
(1) ジプロピレングリコール 5.0
(2) グリセリン 1.0
(3) ベタイン 1.0
(4) ジェランガム 0.3
(5) L−アスコルビン酸2−グルコシド 2.0
(6) メチルパラベン(防腐剤) 0.2
(7) エデト酸塩(キレート剤) 0.1
(8) 水酸化カリウム 0.38
(9) クエン酸(緩衝剤) 0.02
(10) クエン酸ナトリウム(緩衝剤) 0.18
(11)精製水 50.0
B.乳化パーツ
(12)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.1
(PEMULEN TR-2)
(13)スクワラン 1.0
(14)2−エチルヘキサン酸セチル 2.0
(15)デカメチルシクロペンタシロキサン 1.0
(16)精製水 残 余
〔製法〕
一部の精製水に保湿剤、ジェランガム、防腐剤およびキレート剤を加えて85℃に加熱した後、一部の精製水に溶かしたアスコルビン酸誘導体、水酸化カリウムおよび緩衝剤を加えた。これを静置冷却してゲル化させた後、ホモミキサーでこれを粉砕して、ジェル状組成物を得た。一方、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、油分および精製水を混合して乳化パーツとし、これを先のジェル状組成物とよく混合して、所望する乳液を得た。
得られた乳液を前述の方法により評価したところ、塗布時のべたつきのなさは◎、塗布時のみずみずしさは◎、塗布後のべたつきのなさは◎、塗布後のさっぱりさは◎となった。
(実施例6) 美容液
配合成分 配合量(質量%)
A.ゲル化パーツ
(1) 1,3−ブチレングリコール 5.0
(2) ソルビトール 2.0
(3) ポリエチレングリコール1000 1.0
(4) サリチル酸 0.1
(5) エタノール 5.0
(6) アルギン酸 1.2
(7) L−アスコルビン酸リン酸マグネシウム 2.0
(8) メチルパラベン(防腐剤) 0.2
(9) エデト酸塩(キレート剤) 0.1
(10)水酸化カリウム 0.38
(11)クエン酸(緩衝剤) 0.02
(12)クエン酸ナトリウム(緩衝剤) 0.18
(13)精製水 50.0
B.乳化パーツ
(14)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.08
(PEMULEN TR-1)
(15)ホホバ油 2.0
(16)イソステアリン酸 0.01
(17)ジメチルポリシロキサン 3.0
(18)ビタミンAパルミテート 0.1
(19)香料 0.02
(20)精製水 残 余
〔製法〕
一部の精製水に保湿剤、アルギン酸、防腐剤およびキレート剤を加えて85℃に加熱した後、一部の精製水に溶かしたL−アスコルビン酸誘導体、水酸化カリウム、エタノール、サリチル酸および緩衝剤を加えた。これを静置冷却してゲル化させた後、ホモミキサーで粉砕して、ジェル状組成物を得た。一方、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、油分、油溶性薬剤、香料および精製水を混合して乳化パーツとし、これを先のジェル状組成物とよく混合して、所望する美容液を得た。
得られた美容液を前述の方法により評価したところ、塗布時のべたつきのなさは◎、塗布時のみずみずしさは○、塗布後のべたつきのなさは◎、塗布後のさっぱりさは○となった。
(実施例7) 乳液
配合成分 配合量(質量%)
A.ゲル化パーツ
(1) ジプロピレングリコール 5.0
(2) グリセリン 2.07
(3) キシリトール 3.0
(4) ジェランガム 0.1
(5) L−アスコルビン酸2−グルコシド 1.0
(6) メチルパラベン(防腐剤) 0.2
(7) エデト酸塩(キレート剤) 0.1
(8)水酸化ナトリウム 0.38
(9)クエン酸(緩衝剤) 0.02
(10)クエン酸ナトリウム(緩衝剤) 0.18
(11)精製水 50.0
B.乳化パーツ
(12)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.05
(PEMULEN TR-2)
(13)エタノール 5.0
(14)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
(15)カルボキシビニルポリマー 0.1
(16)水添ポリブテン 1.0
(17)流動パラフィン 1.0
(18)マカデミアナッツ油 0.5
(19)酢酸トコフェロール 0.1
(20)香料 0.02
(21)精製水 残 余
〔製法〕
一部の精製水に保湿剤、ジェランガム、防腐剤およびキレート剤を加えて85℃に加熱した後、一部の精製水に溶かしたL−アスコルビン酸誘導体、水酸化ナトリウム、および緩衝剤を加えた。これを静置冷却してゲル化させた後、ホモミキサーでこれを粉砕して、ジェル状組成物を得た。一方、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、水溶性薬剤、カルボキシビニルポリマー、油分、油溶性薬剤、香料、エタノールおよび精製水を混合して乳化パーツとし、これを先のジェル状組成物とよく混合して、所望する乳液を得た。
得られた乳液を前述の方法により評価したところ、塗布時のべたつきのなさは◎、塗布時のみずみずしさは◎、塗布後のべたつきのなさは◎、塗布後のさっぱりさは◎となった。
(実施例8) サンスクリーン剤
配合成分 配合量(質量%)
A.ゲル化パーツ
(1) 1, 3−ブチレングリコール 5.0
(2) グリセリン 1.0
(3) エリスリトール 1.0
(4) エタノール 5.0
(5) ペクチン 0.8
(6) L−アルコルビン酸2−グルコシド 1.0
(7) メチルパラベン(防腐剤) 0.2
(8) エデト酸塩(キレート剤) 0.1
(9) 水酸化カリウム 0.38
(10)クエン酸(緩衝剤) 0.02
(11)クエン酸ナトリウム(緩衝剤) 0.18
(12)精製水 50.0
B.乳化パーツ
(13)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.1
(PEMULEN TR−1)
(14)パラメトキシケイ皮酸オクチル 6.0
(15)ジパラメトキシケイ皮酸グリセリルオクチル 2.0
(16)4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン 2.0
(17)オキシベンゾン 3.0
(18)オレイルオレート 5.0
(19)セチルアルコール 1.0
(20)ワセリン 0.5
(21)ソルビタンセスキオレイン酸エステル 0.8
(22)ポリオキシエチレン(20)オレイルエーテル 1.2
(23)ジブチルヒドロキシトルエン(酸化防止剤) 0.01
(24)香料 0.03
(25)精製水 残 余
〔製法〕
一部の精製水に保湿剤、ペクチン、防腐剤およびキレート剤を加えて85℃に加熱した後、一部の精製水に溶かしたL−アスコルビン酸誘導体、水酸化カリウム、および緩衝剤を加えた。これを静置冷却してゲル化させた後、ホモミキサーでこれを粉砕して、ジェル状組成物を得た。一方、油分、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、紫外線吸収剤、界面活性剤、酸化防止剤および香料を混合、80℃に加熱し、80℃に加熱した精製水に加えてホモミキサーを用いて乳化した。この乳化物を熱交換器を用いて冷却した後、ジェル状組成物と混合して、所望するサンスクリーン剤を得た。
得られたサンスクリーン剤を前述の方法により評価したところ、塗布時のべたつきのなさは◎、塗布時のみずみずしさは○、塗布後のべたつきのなさは○、塗布後のさっぱりさは◎となった。
(実施例9) 皮膚外用剤
配合成分 配合量(質量%)
A.ゲル化パーツ
(1) 1,3−ブチレングリコール 1.0
(2) グリセリン 2.0
(3) ポリエチレングリコール4000 2.0
(4) エタノール 10.0
(5) ジェランガム 0.3
(6) L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル 2.0
(7) メチルパラベン(防腐剤) 0.2
(8) エデト酸塩(キレート剤) 0.1
(9) 水酸化カリウム 0.38
(10)クエン酸(緩衝剤) 0.02
(11)クエン酸ナトリウム(緩衝剤) 0.18
(12)精製水 50.0
B.乳化パーツ
(13)アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.1
(PEMULEN TR-2)
(14)ジメチルポリシロキサン 2.5
(15)ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 0.5
(16)酢酸トコフェロール 0.5
(17)香料 0.02
(18)精製水 残 余
〔製法〕
一部の精製水に保湿剤、ジェランガム、防腐剤およびキレート剤を加えて85℃に加熱した後、一部の精製水に溶かしたアスコルビン酸誘導体、水酸化カリウム、エタノールおよび緩衝剤を加えた。これを静置冷却してゲル化させた後、ホモミキサーでこれを粉砕して、ジェル状組成物を得た。一方、精製水、油分、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、油溶性薬剤および香料を混合して乳化パーツとし、これを先のジェル状組成物とよく混合して、所望する皮膚外用剤を得た。
得られた皮膚外用剤を前述の方法により評価したところ、塗布時のべたつきのなさは◎、塗布時のみずみずしさは◎、塗布後のべたつきのなさは◎、塗布後のさっぱりさは◎となった。

Claims (4)

  1. 次の成分(a)〜(d):
    (a)ジェランガム、アルギン酸、ペクチン、およびカラギーナンから選ばれる1種または2種以上の増粘多糖類
    (b)L−アスコルビン酸またはその誘導体
    (c)アルキル変性カルボキシビニルポリマー
    (d)油分
    を含有することを特徴とする外用組成物。
  2. 成分(d)が、シリコーン油であることを特徴とする請求項1に記載の外用組成物。
  3. 成分(b)が、L−アスコルビン酸2−グルコシドであることを特徴とする請求項1または2に記載の外用組成物。
  4. 成分(a)が、ジェランガムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の外用組成物。



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